JP3112332U - つぼ型釜 - Google Patents

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Abstract

【課題】未熟練者であっても容易に大量のご飯を均等においしく炊くことが可能なつぼ型釜を提供する。
【解決手段】練りこねられた土を成形し焼成してなるものであって、底部14が側壁より厚く形成され、本体上部12の内側に二重壁12aが形成され、上端開口部が狭く形成され、前記本体上部12と二重壁12aとの間に保温空間13が形成された釜本体10と、前記釜本体10の上端を覆い、上面に取っ手21が設けられた蓋20とを含んでなる。
【選択図】図3

Description

本考案は炊事のために使用される釜に係り、より詳しくは、練りこねられた土をつぼ状に成形し焼成して釜本体を作り、釜本体上部の内部に二重壁を設けて保温効果および蒸らし効果を高めることで、炊事に未熟練者であっても大量のご飯を容易においしく炊事できるようにするつぼ型釜に関するものである。
一般に、大量のご飯を炊く釜は鉄を素材として作られたものである。通常の釜は鉄から製造されるため、下部から火で加熱すると、釜本体が急速に加熱される一方で、炊事が終了して火を消すか除去すると、急速に冷却される。
したがって、従来、釜は火の強度を高めることができなく、炊事の終了ごろに火の強度を徐々に低めながらご飯を蒸らさなければならないため、高度に熟練した者でなければ、ご飯の煮が足りないかまたは焦げやすく、かつ全体的に均等にご飯がおいしく煮えなくなる問題点があった。
陶器製の従来の炊飯釜としては,次の特許文献1に記載されているものが知られている。
特開2000−23828号公報
したがって、本考案は前記のような従来の問題点を解決するためのなされたもので、その目的は,未熟練者であっても容易に大量のご飯を均等においしく炊くことが可能なつぼ型釜を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案は、練りこねられた土を成形し焼成してなるものであって、底部が側壁より厚く形成され、本体上部の内側に二重壁が形成され、上端開口部が狭く形成され、前記本体上部と二重壁との間に保温空間が形成された釜本体と、前記釜本体の上端を覆い、上面に取っ手が設けられた蓋とを含んでなることを特徴とする、つぼ型釜を提供する。
前記釜本体の二重壁の下端には多数の孔が形成されていることが好ましい。
前記蓋の下面には、前記釜本体の上端開口部に挿合される中央部が形成されていることが好ましい。
前記釜本体の外面の中間高さには支持フランジが形成され、前記蓋の中央部の下端角部は断面ラウンド状に面取りされていることが好ましい。
以上のように、本考案によるつぼ型釜は、未熟練者であっても容易に大量のご飯を均等においしく炊くことが可能である。
以下、添付図面を参照しながら本考案の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は本考案によるつぼ型釜の側面図、図2は本考案によるつぼ型釜の分解斜視図、図3は本考案によるつぼ型釜の断面図である。
これら図に示すように、本考案によるつぼ型釜は、つぼ状に形成された釜本体10と蓋20からなる。釜本体10は練りこねられた土で成形し焼成してなったもので、底部14が側壁より厚くなっており、釜本体の上部12の内側に二重壁12aを形成し、この二重壁12aの上端開口部が狭くなり、外壁との間に保温空間13が形成されている。
また、二重壁12aの下端には多数の孔12bが形成されている。この孔12bは、釜内で沸く水が二重壁12aの上端を越えて溢れる場合、その水が二重壁の内部空間に流入してから釜の内部空間に入るようにするためのものである。
釜本体10を製造する方法は、従来の一般の大型つぼを製造する方法と同様に土から製造するが、脈斑石粉のように遠赤外線を発散する物質を含有させて製造することもできる。そして、釜本体10の外表面の中間高さには、かまどにかけるための支持フランジ11が円周方向に形成されている。
釜本体10の底部14はほかの部分より厚くして、熱気が急に飯に伝達されないようになっている。そして、壁体の厚さは上方に行くほど薄くして、釜本体10の内部空間に均等な熱気が伝達されるようにする。
二重壁12aは、釜本体10の上端開口部を狭くして、内部空間の熱気が外部へ発散することを防止するとともに、内部空間の熱気を反射させてご飯の上面に向ける機能をする。そして、本体上部12と二重壁12aとの間に保温空間13が内部空間の上部を保温することにより、釜全体が均等に加温されるようにしてご飯をおいしくする。
蓋20は釜本体10と同様に土で製造されるが、ほかの材料で製造してもかまわない。蓋20の中央上面には、取っ手21が形成され、下面には、釜本体10の上端開口部に挿合される中央部22が形成されている。中央部22の下端角部は断面ラウンド状に面取りされることが、蓋20を釜本体10に載せるとき、中央部22が自然に釜本体10の開口部に入る点で好ましい。
このように構成された本考案のつぼ型釜の作用を説明する。
通常の釜でご飯を炊く場合と同様に、釜本体10をかまどに掛け、釜の内部空間に適量の米および水を入れる。そして、蓋20で釜本体10を覆い、かまどに火をつけると、熱気が釜本体10の底部14に伝達されて内部空間が加温される。底部14は比較的厚いため、火の熱気が緩やかにご飯に伝達されてご飯が焦げなくなる。したがって、火力の強度を多少強くしてもかまわない。一方、釜本体内で沸いて二重壁12aを越えて溢れる水は保温空間13に流入され、その水は釜本体の内部空間にさらに入る。すなわち、沸く水が釜本体10の本体上部12を越えて溢れる現象は発生しない。
熱気は釜本体10の壁体に沿って本体上部12まで伝達されるが、上方に行くほど壁体が薄く形成されているので、釜の内部空間が全体的に均等に加温される。特に、釜本体10の上部は二重壁12aおよび保温空間13からなっており、内部空間で上昇する熱気が二重壁12aおよび蓋20の中央部22で反射されるので、ご飯の上部も均等に加温される。したがって、ご飯全体が均等に煮えることになる。
また、炊事がほぼ完了して、火を除去しご飯蒸らしをするとき、火を急に除去しても、釜本体10が土でなっているばかりでなく底部14が相対的に厚くなっているので、長時間加温状態を維持し、内部空間の上部も二重壁12aおよび保温空間13により加温状態を維持するので、蒸らしが均等になされる。
したがって、本考案の釜でご飯を炊くと、ご飯全体が均等においしくなる。そして、ご飯全体が均等に加熱および加温されるので、未熟練者であっても水量のみをよく測ると容易にご飯を炊くことができる。
本考案の釜本体10の製作の際、遠赤外線放出物質を含有させた場合は、釜本体から発散される遠赤外線がご飯に照射されてご飯の味を一層おいしくする。
以上、添付図面を参照しながら本考案の好適な実施形態について説明したが、本考案はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本考案の技術的範囲に属するものと了解される。
本考案は、未熟練者であっても容易に大量のご飯を均等においしく炊くことが可能なつぼ型釜に適用可能である。
本考案によるつぼ型釜の側面図である。 本考案によるつぼ型釜の分解斜視図である。 本考案によるつぼ型釜の断面図である。
符号の説明
10 釜本体
11 支持フランジ
12 本体上部
12a 二重壁
12b 孔
13 内部空間
14 底部
20 蓋
21 取っ手
22 中央部

Claims (4)

  1. 練りこねられた土を成形し焼成してなるものであって、底部(14)が側壁より厚く形成され、本体上部(12)の内側に二重壁(12a)が形成され、上端開口部が狭く形成され、前記本体上部(12)と二重壁(12a)との間に保温空間(13)が形成された釜本体(10)と、
    前記釜本体10の上端を覆い、上面に取っ手(21)が設けられた蓋(20)とを含んでなることを特徴とする、つぼ型釜。
  2. 前記釜本体(10)の二重壁(12)の下端には多数の孔(12b)が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のつぼ型釜。
  3. 前記蓋(20)の下面には、前記釜本体(10)の上端開口部に挿合される中央部(22)が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のつぼ型釜。
  4. 前記釜本体(10)の外面の中間高さには支持フランジ(11)が形成され、前記蓋(20)の中央部(22)の下端角部は断面ラウンド状に面取りされていることを特徴とする、請求項1に記載のつぼ型釜。
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