JP3112263U - 足の趾の接地力を改善する、履物の内底の形状 - Google Patents

Abstract

【課題】足の趾の接地力を改善する履物の内底の形状は、浮き趾を改善して足裏の形を整える構造である。足裏の形が形成される幼児時代から、疲れやすい大人の足裏の改善に利用できる。
【解決手段】靴の内底や中敷き及び草履に於いて、足のゆびの第二趾、第三趾、第四趾、第五趾の接する面は、足の裏の接する面より１〜４ミリメートル低くする。
【選択図】図１

Description

考案の詳略名説明

産業上の利用分野

この考案は、靴や草履を履いて歩くたび、足のゆびの運動で趾の接地力を高める、浮き趾を改善する靴の内底や靴の中敷きシート（インソール）の形状および草履の上面形状である。

靴の内底の形や靴の中敷きシートはゆびの接地面と足の裏の接地面が同じ高さ、又は趾の接地力を体に伝えるため、ゆびを持ち上げた。草履は鼻緒でゆびを平面上に固定している。

考案が解決しようとする課題

窮屈な靴の利用や運動不足から足のゆびが大地にしっかりと着かない、そして浮き趾が原因で長時間立っていられなかったり腰痛が多く、走ったときに転ぶ子供や大人が多くなっていると言われている。履物で趾の接地力を高めて浮き趾を改善する。

課題を解決する手段

本考案は、これまで８年間にわたり子供と大人合計約６，０００人の足の裏の接地状況を観察しました。比較的健康な足形に於いても大地にしっかり着いていない浮き趾が多い。運動や草履ばきで足長、足幅、偏平足、外反が改善されているが、浮き趾の改善が少ない、履物がゆびを固定している為である。ゆびは自由に動き、歩く度にゆびは段差の縁を握り締める運動を繰り返すことのできる履物の内底面と足の裏が接する草履の上面の形状である。

作用

従来の履物の足裏接面に於いて、第一趾を除き足のゆびの接地面を低く段差をつくることにより歩く度、ゆびは段差の縁を握り締めようと低い面を押し付ける動作を繰り返す。

なお、実施にあたっては、次のことが考えられる。
（イ） ゆびは動く、運動になる。
（ロ） 趾の接地力が高められる。
（ハ） 浮き趾が改善される。

考案の効果

足の趾の接地力が高められる、浮き趾が改善される。

本考案の斜視図である、靴の内底の形状（イ）及び靴の中底シート（ロ）及び草履（ハ）に於いて足の裏の接地面（１）より第一趾を除き、第二趾、第三趾、第四趾、第五趾のゆびが底面に接する面（２）を１〜４ミリメートル低くする。 靴の中底、中敷きシート、草履の上面図と側面図である。 履物を履いたとき足のゆびが位置する上面図である。

符号の説明

１ 足の裏に接する内底の面
２ 足のゆびの第一趾を除く第二趾、趾第三趾、第四、第五趾の接する面

産業上の利用分野

この考案は、靴や草履を履いて歩くたび、足のゆびの運動で趾の接地力を高める、浮き趾を改善する靴の内底や靴の中敷きシート（インソール）の形状および草履の上面形状である。

考案が解決しようとする課題

窮屈な靴の利用や運動不足から足のゆびが大地にしっかりと着かない、そして浮き趾が原因で長時間立っていられなかったり腰痛や膝通が多く、走ったときに転ぶ子供や大人が多くなっていると言われている。第一趾（親指）を除く他の４本の趾の接する面を１ミリメートルから４ミリメートル低くした履物を履いて歩く度、趾の運動で趾に筋力を付け、接地力を高めて浮き趾を改善させる。

考案の効果

足の趾の接地力が高められる、浮き趾が改善される。

本考案の斜視図である、靴の内底の形状（イ）及び靴の中底シート（ロ）及び草履（ハ）に於いて足の裏の接地面（１）より第一趾を除き、第二趾、第三趾、第四趾、第五趾のゆびが底面に接する面（２）を１〜４ミリメートル低くする。 靴の中底、中敷きシート、草履の上面図と側面図である。 履物を履いたとき足のゆびが位置する上面図である。

符号の説明

１ 足の裏に接する内底の面
２ 足のゆびの第一趾を除く第二趾、趾第三趾、第四、第五趾の接する面

Claims (1)

1. 履物の足の裏に接する面に於いて、（１）靴の左右の内底の面は足のゆびの第一趾（親指）を除く、第二趾、第三趾、第四趾、第五趾の接地面を足の裏が接する面より１から４ミリメートル低くする。（２）靴の内底に敷く左右の中敷きシート（インソール）の面は、足のゆびの第一趾（親指）を除く、第二趾、第三趾、第四趾、第五趾の接地面を足の裏が接する面より１から４ミリメートル低くする。草履の左右の上面は、足のゆびの第一趾（親指）を除く、第二趾、第三趾、第四趾、第五趾の接地面を足の裏が接する面より１から４ミリメートル低くする。

Images