JP3111633U - 箸 - Google Patents

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Abstract

【課題】手指の感覚が正常ではない身体障害者等でも、微妙な力加減ができ使い勝手のよい箸を提供する。
【解決手段】箸本体3は竹材により形成する。竹材の表皮5側からの厚さが所定厚さになるように茎肉6を削るとともに、厚さ及び幅が基端部4から先端部7に向って、漸減するように形成する。基端部4の近傍に、前記茎肉6を抉り取って表皮5を残した弾性変形部8a,8bを、箸本体3の先端部7に向って併設する。一対の箸本体3,3は、表皮5側を外側に向け茎肉6側を内側に向けて、2箇所の弾性変形部8a,8bどうしを対向させるとともに、基端部4,4それぞれスペーサ2に固定して箸本体3,3間を所定間隔に保持する。2箇所の弾性変形部8a,8bのうち先端側の弾性変形部8bは、該箸本体3を挟む親指と人差し指により押圧される部位に略合致する位置に形成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、容易にかつ確実に食物を掴み取ることができる箸に関するものである。
実開平6−36465号公報、登録実用新案第3017337号公報、特開平11−332720号公報等により、一対の箸本体間を捩りバネやU字形のバネ部材により連結して、箸本体を親指と人差し指で押圧すると先端が閉じて食物を掴み、押圧力を解除するとバネ弾力により先端が開拡するようにした箸が開示されている。
しかしながら、上記公報等により開示された箸は、概ね捩りバネやU字形のバネ部材により連結された部分を支点にして開閉するものである。従って、箸本体は、食物に対して斜めに傾いた状態で接触して挟むから、特に固形物の場合には食物との接触面積が小さく確実に保持することが容易ではない場合がある。特に、手指の感覚が正常ではない身体障害者等では、微妙な力加減ができないため使い勝手がよくなかった。
実開平6−36465号公報 登録実用新案第3017337号公報 特開平11−332720号公報
本考案は上記に鑑みてなされたもので、手指の感覚が正常ではない身体障害者等でも、微妙な力加減ができ使い勝手のよい箸を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するための請求項1に記載の箸は、竹材の表皮側を外側に向け茎肉側を内側に向けた一対の箸本体の基端部を、スペーサに固定して箸本体間を所定間隔に保持するとともに、該基端部の近傍に前記茎肉を抉り取って表皮の弾性により変形する弾性変形部を、前記箸本体の先端に向って2箇所併設し、該弾性変形部どうしを互いに対向させたことを特徴とする。
請求項2に記載の箸は、請求項1に記載の構成において、前記弾性変形部のうちの箸本体の先端側のものの位置は、該箸本体を挟む親指と人差し指により押圧される部位に略合致させたことを特徴とする。
請求項3に記載の箸は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記スペーサに、親指と人差し指間の付け根部分に掛けて、前記箸を保持する保持部を形成したことを特徴とする。
請求項4に記載の箸は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記スペーサに、親指と人差し指間の付け根部分に跨って、前記箸を保持する保持部を形成したことを特徴とする。
請求項1に記載した箸によれば、スペーサを介して固定した箸本体の基端部の近傍に、茎肉を抉り取って表皮の弾性により変形する弾性変形部を、箸本体の先端に向って2箇所併設し、該弾性変形部どうしを互いに対向させたから、食物を挟んだ後でさらに押圧力を強めると、2箇所で対向させた弾性変形部で撓んで、挟んだ食物の幅で一対の箸本体が略平行になる。このため、食物に対する箸本体の接触面積が増加して確実に保持することができる。また、併設した2箇所の弾性変形部どうしを対向させたから、手指の感覚が正常ではない身体障害者等でも、微妙な力加減が可能となり使い勝手がよくなる。
請求項2に記載の箸によれば、弾性変形部の箸本体の先端側のものの位置は、該箸本体を挟む親指と人差し指により押圧される部位に略合致させたから、微妙な力加減ができ使い勝手がよくなる。
請求項3に記載の箸によれば、スペーサに、親指と人差し指間の付け根部分に掛けて、箸を保持する保持部を形成したから、手指の感覚が正常ではない身体障害者等でも、箸本体を取り落としてしまうことがなく使い勝手がよくなる。
本考案の実施例を図1を参照して説明する。図1は係る箸1の斜視図である。箸1は、スペーサ2と一対の箸本体3,3とからなる。スペーサ2は、木製、合成樹脂製等のブロック状小片であり、箸本体3,3の基端部4,4を固定して該箸本体3,3間を所定間隔に保持するものである。
箸本体3は竹材により形成する。竹材の表皮5側からの厚さが所定厚さになるように茎肉6を削るとともに、厚さ及び幅が基端部4から先端部7に向って、漸減するように形成する。基端部4の近傍に、前記茎肉6を抉り取って、表皮5の弾力により変形する弾性変形部8a,8bを、箸本体3の先端部7に向って併設する。
そして、一対の箸本体3,3は、表皮5側を外側に向け茎肉6側を内側に向けて、2箇所の弾性変形部8a,8bどうしを対向させるとともに、基端部4,4それぞれスペーサ2に固定して箸本体3,3間を所定間隔に保持する。2箇所の弾性変形部8a,8bのうち先端側の弾性変形部8bは、該箸本体3を挟む親指と人差し指により押圧される部位に略合致する位置に形成する。また、箸本体3の先端部7の茎肉6には、複数の浅い溝9を刻設して食物を掴み易いようにする。
上記箸1は、箸本体3,3を親指と人差し指で挟んで押圧すると、先ず基端部4,4側の弾性変形部8a,8aが撓んで食物fを掴む。食物fを挟んだ後でさらに押圧力を強めると、先端部7側の弾性変形部8b,8bも撓んで、図2に示すように挟んだ食物fの幅で一対の箸本体が略平行になる。従って、食物fに対する箸本体3,3の接触面積が増加して確実に保持することができる。
また、併設した2箇所の弾性変形部8a,8bどうしを対向させ、先端部7側の弾性変形部8b,8bが親指と人差し指で押圧されるようにしたから、手指の感覚が正常ではない身体障害者等でも、微妙な力加減が可能となり使い勝手がよくなる。
図3は変形実施例を示したもので、上記構成の箸1のスペーサ2に、親指と人差し指間の付け根部分に掛けて、箸1を保持する保持部10を一体形成したものである。保持部10は、スペーサ2に別体の部品を取り付けてもよい。
さらに、図4に示すようにスペーサ2に形成する保持部は、親指と人差し指間の付け根部分に跨がる形状の保持部11であってもよい。この変形実施例の箸1は、スペーサ2に保持部10又は11を形成したから、手指の感覚が正常ではない身体障害者等でも、箸本体を取り落としてしまうことがなく使い勝手がよくなる。
その他、保持部は親指と人差し指間の付け根部分に跨がって、バネ弾力により挟持して箸を保持する形式のものであってもよい。
箸の斜視図である。 同、使用状態を示した箸の平面図である。 変形実施例を示した斜視図である。 別の変形実施例を示した要部の側面図である。
符号の説明
1 箸
2 スペーサ
3,3 箸本体
4,4 基端部
5 表皮
6 茎肉
7 先端部
8a,8b 弾性変形部
10,11 保持部

Claims (4)

  1. 竹材の表皮側を外側に向け茎肉側を内側に向けた一対の箸本体の基端部を、スペーサに固定して箸本体間を所定間隔に保持するとともに、該基端部の近傍に前記茎肉を抉り取って表皮の弾性により変形する弾性変形部を、前記箸本体の先端に向って2箇所併設し、該弾性変形部どうしを互いに対向させたことを特徴とする箸。
  2. 前記弾性変形部のうちの箸本体の先端側のものの位置は、該箸本体を挟む親指と人差し指により押圧される部位に略合致させたことを特徴とする請求項1に記載の箸。
  3. 前記スペーサに、親指と人差し指間の付け根部分に掛けて、前記箸を保持する保持部を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の箸。
  4. 前記スペーサに、親指と人差し指間の付け根部分に跨って、前記箸を保持する保持部を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の箸。
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