JP3111578B2 - 車両用シートレール装置 - Google Patents
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- Seats For Vehicles (AREA)
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Description
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用シートレール装
置に関するもので、特に、シートベルト装置が一体に組
込まれたシートに採用される車両用シートレール装置に
関するものである。
置に関するもので、特に、シートベルト装置が一体に組
込まれたシートに採用される車両用シートレール装置に
関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のシートレール装置として
は、実開昭63−189934号公報に示されるものが
知られている。これは、車両フロアに固定された断面略
U字形状のロアレールと、ロアレールに摺動自在に支持
されシートが固定された断面略逆U字状のアツパレール
とから構成されており、アツパレールはロアレールを収
容するように配設され、夫々の両端に形成された対向す
るフランジ部によつてボールを介して係合されていた。
は、実開昭63−189934号公報に示されるものが
知られている。これは、車両フロアに固定された断面略
U字形状のロアレールと、ロアレールに摺動自在に支持
されシートが固定された断面略逆U字状のアツパレール
とから構成されており、アツパレールはロアレールを収
容するように配設され、夫々の両端に形成された対向す
るフランジ部によつてボールを介して係合されていた。
【0004】しかし、上記したシートレール装置である
と、アッパレールは、ロアレールへの支持を成すために
一部分が開口されており、それ自体の強度が弱く、シー
トベルト装置が一体に組込まれたシートを採用した場
合、車両衝突時等、シートベルト及びシートバックから
入力される荷重を支えきれず、アッパレールに曲げが発
生したりする等の恐れがあった。又、アッパレールはロ
アレールにボールを介して係合しているため、前述の荷
重が入力されると、ボールとの接触点に応力集中が発生
し、アッパレールの強度を著しく低下させるものであっ
た。
と、アッパレールは、ロアレールへの支持を成すために
一部分が開口されており、それ自体の強度が弱く、シー
トベルト装置が一体に組込まれたシートを採用した場
合、車両衝突時等、シートベルト及びシートバックから
入力される荷重を支えきれず、アッパレールに曲げが発
生したりする等の恐れがあった。又、アッパレールはロ
アレールにボールを介して係合しているため、前述の荷
重が入力されると、ボールとの接触点に応力集中が発生
し、アッパレールの強度を著しく低下させるものであっ
た。
【0005】故に、本発明は、入力される荷重に耐え得
る高強度のシートレール装置を提供することを、その技
術的課題とするものである。
る高強度のシートレール装置を提供することを、その技
術的課題とするものである。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、シートに
固定される矩形閉断面形状のアッパレール本体部、該ア
ッパレール本体部の下部に位置し前記矩形断面形状と一
辺を共有する三角形閉断面形状の連結部、該連結部の側
壁に形成された上下一対の延在部及び該延在部に夫々形
成された第1のフック部を一体に有するアッパレール
と、車両フロアに固定され前記アッパレールを摺動自在
に支持し前記延在部をボール部材を介して支持する断面
C形状のロアレール本体部及び該ロアレール本体部に形
成され前記アッパレールの前記第1のフック部と係合す
る第2のフック部を一体に有するロアレールとを有した
ことである。
るために本発明において講じた技術的手段は、シートに
固定される矩形閉断面形状のアッパレール本体部、該ア
ッパレール本体部の下部に位置し前記矩形断面形状と一
辺を共有する三角形閉断面形状の連結部、該連結部の側
壁に形成された上下一対の延在部及び該延在部に夫々形
成された第1のフック部を一体に有するアッパレール
と、車両フロアに固定され前記アッパレールを摺動自在
に支持し前記延在部をボール部材を介して支持する断面
C形状のロアレール本体部及び該ロアレール本体部に形
成され前記アッパレールの前記第1のフック部と係合す
る第2のフック部を一体に有するロアレールとを有した
ことである。
【0008】上記技術的手段は次のように作用する。ア
ッパレールの強度は矩形閉断面形状のアッパレール本体
部によってそれ自体の強度が向上され得る。又、入力さ
れた荷重は三角形閉断面形状の連結部及びアッパレール
とロアレールの第1及び第2のフック部による係合を介
してロアレールへと伝達されるため、入力される荷重に
よって応力集中が発生せず、強度の低下も免れない。
ッパレールの強度は矩形閉断面形状のアッパレール本体
部によってそれ自体の強度が向上され得る。又、入力さ
れた荷重は三角形閉断面形状の連結部及びアッパレール
とロアレールの第1及び第2のフック部による係合を介
してロアレールへと伝達されるため、入力される荷重に
よって応力集中が発生せず、強度の低下も免れない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0010】図1に示されるように、シート1は、夫々
フレーム2,3及びフレーム2,3上に載置されるクツ
シヨン体4,5から構成されるシートクツシヨン6及び
シートバツク7とから構成されている。シートクツシヨ
ン6は後述するレール機構8を介して車両フロア(図示
せず)上に支持され、シートバツク7は、レール機構8
に保持されたリクライニング機構9を介してシートクツ
シヨン6の後方に支持されている。又、シート1にはシ
ートベルト装置10が一体に組込まれており、シートバ
ツク7内のフレーム3に固定されたリトラクタ機構1
1,フレーム3の上部に支持されたシヨルダーアンカー
12,レール機構8に支持されたウエストアンカー13
及びリトラクタ機構11により巻取り又は引き出しされ
シヨルダーアンカー12及びウエストアンカー13によ
つて案内されるシートベルト14とから構成されてい
る。このシートベルト装置10は、シートベルト14に
よつてシート1に着座した乗員の肩部及び腰部を拘束す
る。
フレーム2,3及びフレーム2,3上に載置されるクツ
シヨン体4,5から構成されるシートクツシヨン6及び
シートバツク7とから構成されている。シートクツシヨ
ン6は後述するレール機構8を介して車両フロア(図示
せず)上に支持され、シートバツク7は、レール機構8
に保持されたリクライニング機構9を介してシートクツ
シヨン6の後方に支持されている。又、シート1にはシ
ートベルト装置10が一体に組込まれており、シートバ
ツク7内のフレーム3に固定されたリトラクタ機構1
1,フレーム3の上部に支持されたシヨルダーアンカー
12,レール機構8に支持されたウエストアンカー13
及びリトラクタ機構11により巻取り又は引き出しされ
シヨルダーアンカー12及びウエストアンカー13によ
つて案内されるシートベルト14とから構成されてい
る。このシートベルト装置10は、シートベルト14に
よつてシート1に着座した乗員の肩部及び腰部を拘束す
る。
【0011】図2ないし図3に示されるように、レール
機構8は、シートクツシヨン6の両側に支持された一対
のアツパレール15,車両フロアに固定されアツパレー
ル15をレール長手方向に沿つて摺動自在に支持するロ
アレール16及びアツパレール15のロアレール16に
対する摺動を規制するロツク機構17とから構成されて
いる。
機構8は、シートクツシヨン6の両側に支持された一対
のアツパレール15,車両フロアに固定されアツパレー
ル15をレール長手方向に沿つて摺動自在に支持するロ
アレール16及びアツパレール15のロアレール16に
対する摺動を規制するロツク機構17とから構成されて
いる。
【0012】アツパレール15は、本体部18,連結部
19及び一対の延在部20,21及びフツク部22,2
3とから構成されており、これらは、アルミ材等の押し
出し成形により一体に形成され、レール長手方向に沿つ
て同一形状となつている。本体部18は上壁18a,下
壁18b,外側壁18c及び内側壁18dとから成り、
上下方向に長い矩形閉断面形状を呈している。連結部1
9は本体部18の下壁18b,連結部19の外側壁18
cから平行に下方に延在する側壁19a及び下壁18b
と内側壁18dとの隅部と側壁19aの下端とを連結す
る斜壁19bとから成り、三角形閉断面形状を呈してい
る。延在部20は連結部19の側壁19aの上部に外方
に延在するように形成されている。この延在部20の上
面には円弧状の溝20aがレール長手方向に沿つて形成
されている。フツク部22は延在部20の上面に一体形
成されており、上方内側へ屈曲したカギ形状を呈してい
る。又、延在部21は連結部19の側壁19aの下部に
延在部20と対向して外方に延在するように形成されて
いる。この延在部21の下面には円弧状の溝21aがレ
ール長手方向に沿つて形成されている。フツク部23は
延在部21の先端に一体形成されており、上方に屈曲し
たカギ形状を呈している。
19及び一対の延在部20,21及びフツク部22,2
3とから構成されており、これらは、アルミ材等の押し
出し成形により一体に形成され、レール長手方向に沿つ
て同一形状となつている。本体部18は上壁18a,下
壁18b,外側壁18c及び内側壁18dとから成り、
上下方向に長い矩形閉断面形状を呈している。連結部1
9は本体部18の下壁18b,連結部19の外側壁18
cから平行に下方に延在する側壁19a及び下壁18b
と内側壁18dとの隅部と側壁19aの下端とを連結す
る斜壁19bとから成り、三角形閉断面形状を呈してい
る。延在部20は連結部19の側壁19aの上部に外方
に延在するように形成されている。この延在部20の上
面には円弧状の溝20aがレール長手方向に沿つて形成
されている。フツク部22は延在部20の上面に一体形
成されており、上方内側へ屈曲したカギ形状を呈してい
る。又、延在部21は連結部19の側壁19aの下部に
延在部20と対向して外方に延在するように形成されて
いる。この延在部21の下面には円弧状の溝21aがレ
ール長手方向に沿つて形成されている。フツク部23は
延在部21の先端に一体形成されており、上方に屈曲し
たカギ形状を呈している。
【0013】ロアレール16は、本体部24及びフツク
部25,26とから構成されており、これらは、アルミ
材等の押し出し成形により一体に形成され、レール長手
方向に沿つて同一形状となつている。本体部24は、ア
ツパレール15の延在部20と対向する上壁24a,延
在部21と対向する下壁24b及び上壁24aと下壁2
4bとを連結する側壁24cとから成る断面略C字状を
呈している。この本体部24の上壁24aの下面には延
在部20の溝20aと対向する円弧状の溝24dがレー
ル長手方向に沿つて形成されており、下壁24bの上面
には延在部21の溝21aと対向する円弧状の溝24e
がレール長手方向に沿つて形成されている。フツク部2
5は本体部24の上壁24aの先端に一体形成されてお
り、フツク部22と係合する下方外側へ屈曲したカギ形
状を呈している。又、フツク部26は本体部24の側壁
24cに一体形成されており、フツク部23と係合する
内方下側に屈曲したカギ形状を呈している。
部25,26とから構成されており、これらは、アルミ
材等の押し出し成形により一体に形成され、レール長手
方向に沿つて同一形状となつている。本体部24は、ア
ツパレール15の延在部20と対向する上壁24a,延
在部21と対向する下壁24b及び上壁24aと下壁2
4bとを連結する側壁24cとから成る断面略C字状を
呈している。この本体部24の上壁24aの下面には延
在部20の溝20aと対向する円弧状の溝24dがレー
ル長手方向に沿つて形成されており、下壁24bの上面
には延在部21の溝21aと対向する円弧状の溝24e
がレール長手方向に沿つて形成されている。フツク部2
5は本体部24の上壁24aの先端に一体形成されてお
り、フツク部22と係合する下方外側へ屈曲したカギ形
状を呈している。又、フツク部26は本体部24の側壁
24cに一体形成されており、フツク部23と係合する
内方下側に屈曲したカギ形状を呈している。
【0014】このようにして構成されたロアレール16
はアツパレール15の延在部20,21を外方から覆う
ようにして配置され、フツク部22,23とフツク部2
5,26との係合によつてアツパレール15を摺動自在
に支持している。又、溝20aと溝24dとの間及び溝
24dと溝24eとの間には夫々ボール32,33が配
設されており、アツパレール15のロアレール16に対
する摺動を補助している。尚、フツク部22とフツク部
25との間及びフツク部23とフツク部26との間には
アツパレール15のロアレール16に対する摺動を妨げ
ないように所定のスキが設定されている。
はアツパレール15の延在部20,21を外方から覆う
ようにして配置され、フツク部22,23とフツク部2
5,26との係合によつてアツパレール15を摺動自在
に支持している。又、溝20aと溝24dとの間及び溝
24dと溝24eとの間には夫々ボール32,33が配
設されており、アツパレール15のロアレール16に対
する摺動を補助している。尚、フツク部22とフツク部
25との間及びフツク部23とフツク部26との間には
アツパレール15のロアレール16に対する摺動を妨げ
ないように所定のスキが設定されている。
【0015】ロツク機構17は、操作レバー27,ロツ
クプレート28及びスプリング29とから構成されてい
る。
クプレート28及びスプリング29とから構成されてい
る。
【0016】操作レバー27は、シート1の前方に位置
する操作部27a及び軸部27bを有し、軸部27bに
よりアツパレール15の本体部18の内側壁18dに固
定されたブラケツト34に回動自在に支持されており、
アツパレール15の連結部19の下部に存在する斜壁1
9bによつて形成されるデツドスペースに配置されてい
る。ロアレール16の本体部24の下壁24bには下方
に延在するフランジ部24fが形成されており、このフ
ランジ部24fにはアツパレール15の連結部19の斜
壁19bと平行な係止プレート30が固定されている。
この係止プレート30及び連結部19の斜壁19bには
両者を貫通する係止穴31がレール長手方向に沿つて複
数個形成されている。ロツクプレート28は操作レバー
27の軸部27bに固定されており、操作レバー27の
回動操作によつて係止穴31と係脱する。又、スプリン
グ29は、操作レバー27の軸部27bに配設され一端
が連結部19の斜壁19bに係止され且つ他端が軸部2
7bに係止されており、操作レバー27をロツクプレー
ト28が係止穴31と係合する方向に常時回動付勢して
いる。このロツクプレート28と係止穴31との係合に
よつてアツパレール15のロアレール16に対する摺動
が規制されている。
する操作部27a及び軸部27bを有し、軸部27bに
よりアツパレール15の本体部18の内側壁18dに固
定されたブラケツト34に回動自在に支持されており、
アツパレール15の連結部19の下部に存在する斜壁1
9bによつて形成されるデツドスペースに配置されてい
る。ロアレール16の本体部24の下壁24bには下方
に延在するフランジ部24fが形成されており、このフ
ランジ部24fにはアツパレール15の連結部19の斜
壁19bと平行な係止プレート30が固定されている。
この係止プレート30及び連結部19の斜壁19bには
両者を貫通する係止穴31がレール長手方向に沿つて複
数個形成されている。ロツクプレート28は操作レバー
27の軸部27bに固定されており、操作レバー27の
回動操作によつて係止穴31と係脱する。又、スプリン
グ29は、操作レバー27の軸部27bに配設され一端
が連結部19の斜壁19bに係止され且つ他端が軸部2
7bに係止されており、操作レバー27をロツクプレー
ト28が係止穴31と係合する方向に常時回動付勢して
いる。このロツクプレート28と係止穴31との係合に
よつてアツパレール15のロアレール16に対する摺動
が規制されている。
【0017】図2及び図4に示されるように、アツパレ
ール15の本体部18はレール長手方向後方において、
上壁18a及び内外側壁18c,18dの上部一部分が
削除されて開口しており、開口した部分の本体部18に
は平行な対のロアブラケツト35,36が内外側壁18
c,18dの内面にて固定されている。リクライニング
機構9はこのロアブラケツト35,36間にスペーサ3
7を介してピン38により支持されている。又、ウエス
トアンカー13はこのロアブラケツト35に支持されて
いる。尚、ロアブラケツト35,36はリクライニング
機構9の作動範囲外で上部において連結されている。
ール15の本体部18はレール長手方向後方において、
上壁18a及び内外側壁18c,18dの上部一部分が
削除されて開口しており、開口した部分の本体部18に
は平行な対のロアブラケツト35,36が内外側壁18
c,18dの内面にて固定されている。リクライニング
機構9はこのロアブラケツト35,36間にスペーサ3
7を介してピン38により支持されている。又、ウエス
トアンカー13はこのロアブラケツト35に支持されて
いる。尚、ロアブラケツト35,36はリクライニング
機構9の作動範囲外で上部において連結されている。
【0018】次に作動について説明する。
【0019】操作レバー27をスプリング29の付勢力
に抗して回動操作し、ロツクプレート28と係止穴31
との係合を解除する。これにより、アツパレール15が
ロアレール16に対して摺動可能な状態となり、この状
態において、シート1をスライドさせ、所望位置で操作
レバー27の回動操作を解除することにより、スプリン
グ29の付勢力によつてロツクプレート28と係止穴3
1とが再び係合状態となる。この結果、シート1の前後
位置調整がなされる。
に抗して回動操作し、ロツクプレート28と係止穴31
との係合を解除する。これにより、アツパレール15が
ロアレール16に対して摺動可能な状態となり、この状
態において、シート1をスライドさせ、所望位置で操作
レバー27の回動操作を解除することにより、スプリン
グ29の付勢力によつてロツクプレート28と係止穴3
1とが再び係合状態となる。この結果、シート1の前後
位置調整がなされる。
【0020】シートベルト装置10の使用時において、
車両衝突時等、シート1に着座している乗員の移動によ
つてシートベルト14に加わつた荷重は、シヨルダーア
ンカー12,フレーム3及びリクライニング機構9を介
して且つウエストアンカー13を介して夫々アツパレー
ル15に入力される。アツパレール15に入力された荷
重はフツク部22とフツク部25との係合及びフツク部
23とフツク部26との係合を介してロアレール16に
伝わり、車両フロアにて支えられる。この際、アツパレ
ール15は矩形閉断面形状の本体部18を有しているの
で、入力された様々な方向の荷重に対して十分に耐え得
る。フツク部22,23が形成される延在部20,21
は、連結部19を構成する側壁19aの上下部つまり本
体部18のロアブラケツト35が固定される外側壁18
c,下壁18b及び連結部19の側壁19aとの連結部
分、連結部19のロアブラケツト36が固定される本体
部18の内側壁18dから延長される斜壁19b及び側
壁19aの連結部分に夫々形成されているため、入力さ
れた荷重をフツク部22,23に略均等に且つ有効に伝
達される。
車両衝突時等、シート1に着座している乗員の移動によ
つてシートベルト14に加わつた荷重は、シヨルダーア
ンカー12,フレーム3及びリクライニング機構9を介
して且つウエストアンカー13を介して夫々アツパレー
ル15に入力される。アツパレール15に入力された荷
重はフツク部22とフツク部25との係合及びフツク部
23とフツク部26との係合を介してロアレール16に
伝わり、車両フロアにて支えられる。この際、アツパレ
ール15は矩形閉断面形状の本体部18を有しているの
で、入力された様々な方向の荷重に対して十分に耐え得
る。フツク部22,23が形成される延在部20,21
は、連結部19を構成する側壁19aの上下部つまり本
体部18のロアブラケツト35が固定される外側壁18
c,下壁18b及び連結部19の側壁19aとの連結部
分、連結部19のロアブラケツト36が固定される本体
部18の内側壁18dから延長される斜壁19b及び側
壁19aの連結部分に夫々形成されているため、入力さ
れた荷重をフツク部22,23に略均等に且つ有効に伝
達される。
【0021】上記したように、アッパレール15は矩形
閉断面形状の本体部18を有しているので、大幅な重量
増を伴うことなくその強度を大幅に向上させることがで
きる。又、フック部22とフック部25とのレール長手
方向全域に渡る係合及びフック部23とフック部26と
のレール長手方向全域に渡る係合によってアッパレール
15に入力した荷重がロアレール24へと伝達されるの
で、その荷重が局部的(ボール32、33を配した部
位)に集中することがなく、応力集中による強度の低下
を防止することができる。更に、矩形閉断面形状の本体
部18には、その下の一辺18bを共有して、三角閉断
面形状をした連結部19が形成されており、入力された
荷重を側壁19a側に有効に伝達できるので、アッパレ
ール15とロアレール16を外側のみで係合状態とした
片側配置が可能となる。これにより、レール機構8とし
ての幅を小さくすることができる。更に、連結部19に
よってその下方にデッドスペースが形成され、このスペ
ース内にロック機構17が配置されるので、レール機構
8の幅をより小さくすることができる。このレール機構
8の幅の縮小は、規定された車室内でのシート1の幅の
大型化に寄与できる。その上、アッパレール15及びロ
アレール16は押し出し成形により一体に形成されるの
で、安価であると共に強度を必要とするところ(例え
ば、係止穴31付近やロアブラケット35、36の支持
部分等)の肉厚を厚くする等自由に変更することができ
る。
閉断面形状の本体部18を有しているので、大幅な重量
増を伴うことなくその強度を大幅に向上させることがで
きる。又、フック部22とフック部25とのレール長手
方向全域に渡る係合及びフック部23とフック部26と
のレール長手方向全域に渡る係合によってアッパレール
15に入力した荷重がロアレール24へと伝達されるの
で、その荷重が局部的(ボール32、33を配した部
位)に集中することがなく、応力集中による強度の低下
を防止することができる。更に、矩形閉断面形状の本体
部18には、その下の一辺18bを共有して、三角閉断
面形状をした連結部19が形成されており、入力された
荷重を側壁19a側に有効に伝達できるので、アッパレ
ール15とロアレール16を外側のみで係合状態とした
片側配置が可能となる。これにより、レール機構8とし
ての幅を小さくすることができる。更に、連結部19に
よってその下方にデッドスペースが形成され、このスペ
ース内にロック機構17が配置されるので、レール機構
8の幅をより小さくすることができる。このレール機構
8の幅の縮小は、規定された車室内でのシート1の幅の
大型化に寄与できる。その上、アッパレール15及びロ
アレール16は押し出し成形により一体に形成されるの
で、安価であると共に強度を必要とするところ(例え
ば、係止穴31付近やロアブラケット35、36の支持
部分等)の肉厚を厚くする等自由に変更することができ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明は、シートに固定され矩形閉断面
形状のアツパレール本体部,該アツパレール本体部の下
部に位置する三角形閉断面形状の連結部,該連結部の側
壁に形成された上下一対の延在部及び該延在部に夫々形
成された第1のフツク部を一体に有するアツパレール
と、車両フロアに固定され前記アツパレールを摺動自在
に支持し前記延在部をボール部材を介して支持する断面
C形状のロアレール本体部及び該ロアレール本体部に形
成され前記アツパレールの前記第1のフツク部と係合す
る第2のフツク部を一体に有するロアレールとを有して
車両用シートレール装置を構成したので、以下の如く効
果を有する。
形状のアツパレール本体部,該アツパレール本体部の下
部に位置する三角形閉断面形状の連結部,該連結部の側
壁に形成された上下一対の延在部及び該延在部に夫々形
成された第1のフツク部を一体に有するアツパレール
と、車両フロアに固定され前記アツパレールを摺動自在
に支持し前記延在部をボール部材を介して支持する断面
C形状のロアレール本体部及び該ロアレール本体部に形
成され前記アツパレールの前記第1のフツク部と係合す
る第2のフツク部を一体に有するロアレールとを有して
車両用シートレール装置を構成したので、以下の如く効
果を有する。
【0023】大幅な重量増を伴うことなくアツパレール
の強度を大幅に向上させることができ、曲げ変形等を起
こすことなく、入力された荷重に対して十分に耐えるこ
とができる。
の強度を大幅に向上させることができ、曲げ変形等を起
こすことなく、入力された荷重に対して十分に耐えるこ
とができる。
【0024】入力された荷重が局部的に集中することが
なく、応力集中による強度の低下を防止することができ
る。アツパレールに対してロアレールを外側のみで係合
状態とした片側配置とすることができ、これにより、シ
ートレール装置自体の幅を小さくすることができる。
なく、応力集中による強度の低下を防止することができ
る。アツパレールに対してロアレールを外側のみで係合
状態とした片側配置とすることができ、これにより、シ
ートレール装置自体の幅を小さくすることができる。
【図1】本発明に係るシートレール装置を採用したシー
トベルト装置が組込まれたシートの斜視図である。
トベルト装置が組込まれたシートの斜視図である。
【図2】本発明に係るシートレール装置の側面図であ
る。
る。
【図3】シートレール装置の前方から見た正面図であ
る。
る。
【図4】シートレール装置の後方部分の断面図ある。
1 シート 15 アツパレール 16 ロアレール 18 矩形閉断面形状の本体部(アツパレール本体部) 19 連結部 20,21 延在部 22,23 フツク部(第1のフツク部) 24 断面C形状の本体部(ロアレール本体部) 25,26 フツク部(第2のフツク部) 32 ボール(ボール部材) 33 ボール(ボール部材)
Claims (1)
- 【請求項1】 シートに固定される矩形閉断面形状のア
ッパレール本体部、該アッパレール本体部の下部に位置
し前記矩形断面形状と一辺を共有する三角形閉断面形状
の連結部、該連結部の側壁に形成された上下一対の延在
部及び該延在部に夫々形成された第1のフック部を一体
に有するアッパレールと、車両フロアに固定され前記ア
ッパレールを摺動自在に支持し前記延在部をボール部材
を介して支持する断面C形状のロアレール本体部及び該
ロアレール本体部に形成され前記アッパレールの前記第
1のフック部と係合する第2のフック部を一体に有する
ロアレールとを有する車両用シートレール装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04002348A JP3111578B2 (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | 車両用シートレール装置 |
DE19934300370 DE4300370C2 (de) | 1992-01-09 | 1993-01-08 | Sitzschienenpaar für Fahrzeuge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04002348A JP3111578B2 (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | 車両用シートレール装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05185868A JPH05185868A (ja) | 1993-07-27 |
JP3111578B2 true JP3111578B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=11526776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04002348A Expired - Fee Related JP3111578B2 (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | 車両用シートレール装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3111578B2 (ja) |
DE (1) | DE4300370C2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012201274A1 (de) | 2012-01-30 | 2013-08-01 | Lear Corporation | Sitzschienenmechanismus |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3641294C1 (de) * | 1986-12-03 | 1988-06-23 | Daimler Benz Ag | In aus Fuehrungs- und Laufschiene bestehenden Gleitschienen laengsverschiebbarer Kraftwagensitz |
JPS63189934U (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-07 |
-
1992
- 1992-01-09 JP JP04002348A patent/JP3111578B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-01-08 DE DE19934300370 patent/DE4300370C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4300370A1 (en) | 1993-07-15 |
DE4300370C2 (de) | 1996-09-19 |
JPH05185868A (ja) | 1993-07-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |