JP2002347497A - 車両のシート - Google Patents

車両のシート

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの移動位置にかかわず、シート一端に
大きなシートベルト荷重が作用したときにシートの浮き
上がりが防止される車両のシートを実現する。 【解決手段】 シートスライド装置1とシート回転装置
2により移動かつ回転可能で、シート本体Sの幅方向一
端部にシートベルトアンカ73を備えた車両のシートに
おいて、シートスライド装置1は、左右一対のメインレ
ール10と、これらに沿ってシート回転装置2を移動可
能に支持するメインスライダ11を備え、シート本体S
の一端部S13の下方に、メインレール10と平行にサ
ブレール30を設置し、これに沿って移動可能なサブス
ライダ31を設けてメインスライダ11と連結し、サブ
スライダ31とシート本体Sの一端部S13にそれぞ
れ、シート本体S前向き時に上下に対峙し、シート本体
Sの一端部S13を引き上げる荷重がかかったときに上
下方向で互いに係合する係合部材4,6を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート本体をシー
トスライド装置およびシート回転装置に支持せしめ、ス
ライド移動かつ方向転換可能な車両のシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図15(A)に示すように、ワゴ
ン車等のリヤシートには、車室前後方向にスライド移動
可能で、かつ方向転換可能な二人掛けのベンチシートが
ある。この種のベンチシートは車室の出入口付近で出入
口の反対側の車室側壁寄りの位置に設置され、車室フロ
アFに設置した前後方向に延びる平行な一対のスライド
レール10とこれらに沿ってスライド移動自在のスライ
ダ11とからなるシートスライド装置1の両スライダ1
1に、ほぼリング状のターンロア21とターンロア21
に対して回転自在のターンアッパ22とで構成したシー
ト回転装置2を設置し、シート回転装置2のターンアッ
パ22の後端に車幅方向に延びる閉断面構造のリインフ
ォースメントRFを固着するとともに、リインフォース
メントRFを介してターンアッパ22上にシートクッシ
ョンS1を載置する一方、リインフォースメントRFの
左右両側端に一対のリクライニング装置Rを介してシー
トバックS2を前後方向傾動自在に支持せしめている。
【0003】一般に、ベンチシートの車室側壁側の座面
に着座した乗員は3点式のシートベルトB1を装着し、
シートの車室出入口側の座面に着座した乗員は2点式の
シートベルトB2を装着するようにしている。シートベ
ルトB1は車室の側壁内に設けた巻取り装置B11に巻
取られたベルトをショルダーアンカー部B12を介して
ベルト先端を車室フロアFに固着してフロアアンカー部
B13に連結し、ショルダアンカー部B12とフロアア
ンカー部B13との間のベルトの中間をリインフォース
メントRFの左右中央位置に固着したアンカー部71に
着脱可能に連結して乗員を拘束する。一方、シートベル
トB2は、基端をリインフォースメントRFの車室出入
口側の側端部に固着したアンカー部73に連結し、ベル
ト先端をリインフォースメントRFの中央位置に固着し
たアンカー部72に着脱可能に連結して乗員を拘束す
る。
【0004】この場合、リインフォースメントRFの中
央部には車両の急減速時にシートベルトB1,B2から
大きな荷重が作用し、リインフォースメントRFを支持
するターンアッパ22の後端にこれをターンロア21か
ら上方へ引き離すような作用力がかかる。そこで、図1
5(B)に示すように、ターンロア21とターンアッパ
22との相対向する後端外周にそれぞれ上下方向に対峙
する一対のフック部材23,24を設けて、ターンアッ
パ22に上記作用力がかかると両フック部材23,24
が互いに係合し、上記作用力に抗してターンアッパ22
の変形を防止している(実開平11−198692
号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シートの車
室出入口側に着座した乗員を、腰部および上半身を一連
に拘束する拘束力の高い3点式のシートベルトで拘束す
ることが考えられている。この場合、シートの車室出入
口側の側方には、車室出入口または別のシートが配置さ
れているため、シートベルトを車室の側壁に連結するこ
とはできない。従って、図16に示すように、シートベ
ルトB3は、巻取り装置B31をシートバックS2の背
面中央に固定し、ベルト先端をリインフォースメントR
F中央のアンカー部72に連結するとともに、ベルト中
間をリインフォースメントRFの車室出入口側の側端に
設けたアンカー部73に着脱自在に連結する構造とな
る。
【0006】しかしながら、上記構造の3点式のシート
ベルトB3を設けた場合、リインフォースメントRFの
車室出入口側の側端は、車両が衝突した場合などの急加
減速時にシートベルトB3の腰部B3aの荷重に加えて
巻取り装置B31からの荷重もシートバックS2および
リクライニング装置Rを伝って作用するので、2点式の
シートベルトB2に比べてリインフォースメントRFの
車室出入口側の側端にかかる負荷が増大し、リインフォ
ースメントRFの変形量が大きくなるおそれがある。そ
こで本発明は、車両の急加減速時のシートの変形を小さ
くできる車両のシートを実現することを課題としてなさ
れたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート本体
と、シート本体の幅方向略中央部に配設され、シート本
体を方向転換可能に支持するシート回転装置と、該シー
ト回転装置を上記シート本体と一体に前後位置調整可能
に支持するシートスライド装置と、上記シート本体の幅
方向一端部に固着されたシートベルトアンカとを備えた
車両のシートにおいて、上記シートスライド装置は、上
記シート回転装置の左右両端部の下方位置で車室フロア
に設置した左右一対のメインレールと、メインレールに
沿ってスライド移動可能で上記シート回転装置を支持せ
しめるメインスライダとで構成し、上記シート本体の一
端部の下方の車室フロアに上記メインレールに沿って延
在するサブレールを設置するとともに、該サブレールに
スライド移動可能で上記メインスライダに連結部を介し
て連結したサブスライダを設け、サブスライダ、または
連結部と上記シート本体の一端部にそれぞれ、シート本
体が所定の向きのときに上下方向で互いに対峙し、シー
ト本体に上方への荷重がかかったとき互いの上下方向の
係合によりシート本体がサブスライダに対し上方へ変位
するのを抑制する係合部材を設けた(請求項1)。車両
が衝突した場合などの急加減速時、シート本体の一端に
上方への荷重がかかっても、シート側の係合部材と車室
フロア側の係合部材との互いの係合により、上記荷重に
抗してシート本体の一端の変位を効果的に抑制し、シー
ト本体の変形を小さくすることができる。また、車室フ
ロア側の係合部材はサブスライダによってシート本体の
前後移動に追従してスライド移動するので、シート本体
を前後どの位置に移動調整しても上記荷重に対抗するこ
とができる。尚、係合部材が互いに対峙するとは、係合
部材どうしが上下方向で当接した状態、および上下方向
で若干隙間を空けた状態を含む。また連結部はメインス
ライダまたはサブスライダと一体でも、両者と別体でも
よい。
【0008】上記メインスライダはそのスライド移動を
所定の位置で規制および規制解除可能なメインスライド
ロック機構を備え、上記サブスライダはそのスライド移
動を所定の位置で規制および規制解除可能なサブスライ
ドロック機構を設け、上記メインスライドロック機構と
上記サブスライドロック機構とは連動手段により連動し
て規制および規制解除せしめる(請求項2)。メインス
ライダとサブスライダとは連動しスライド移動の規制お
よび規制解除ができるので、シート本体の前後位置調整
の操作性が良好である。
【0009】上記両係合部材のうち一方の係合部材を、
上記シート本体が所定の向きのとき他方の係合部材と上
記シート本体の上下方向で対峙する進出位置と、対峙し
ない位置に退去しかつ上記シート本体の回転を許容する
待機位置とに転換可能な作動機構を設けた(請求項
3)。両係合部材が固定されている場合は、シートの回
転を許容しつつ両係合部材を対峙させるために、両係合
部材の位置関係に高い精度が必要であるが、一方の係合
部材を作動機構により進出位置と待機位置とに転換可能
としたので、両係合部材の位置関係に高い精度を必要と
しない。
【0010】上記シート回転装置はシート本体の回転を
規制および規制解除可能な回転ロック機構を備え、上記
回転ロック機構と上記一方の係合部材の上記作動機構と
を連動手段で連結し、上記係合部材は回転ロック機構の
規制および規制解除に連動して進出位置と待機位置とに
転換されるようにする(請求項4)。シート回転装置の
回転規制および規制解除と連動して一方の係合部材を進
出位置と待機位置とに転換できるので、シート本体の回
転操作が良好である。
【0011】上記シート本体は前傾位置および起立位置
とに転換可能なシートバックを備え、上記シートバック
と上記一方の係合部材の作動機構とを連動手段で連結
し、上記係合部材は上記シートバックの前傾位置への転
換に連動して待機位置へ転換され、上記シートバックの
起立位置への転換に連動して進出位置へ転換されるよう
にする(請求項5)。シート本体を回転させる際に、シ
ートバックが車室内の構造物等に干渉しないように、シ
ートバックを前傾位置へ転換させなければならない車両
があるが、シートバックの前傾位置への転換により一方
の係合部材が待機位置に転換されるので、シート本体の
シート回転の操作性が良好である。
【0012】
【発明の実施の形態】車両のシートはワゴン車等の後部
車室の出入口付近の反対側の車室側壁寄りに設置する二
人掛けのベンチシートで、図1および図2に示すよう
に、シート本体S(図はフレーム構造を示す)はシート
スライド装置1およびシート回転装置2により前後に移
動可能で、かつ前向き、後向きに方向転換可能としてあ
る。シートスライド装置1は、車室フロアFに前後方向
に延びる左右平行なメインレール10を設け、各メイン
レール10上をこれに沿って移動自在な左右のメインス
ライダ11が設けてある。
【0013】図1ないし図3に示すように、シート回転
装置2は、ほぼリング状のターンロア21と、ターンロ
ア21上を回転自在なターンアッパ22と、リング状の
セットプレート26とで構成してある。これらターンロ
ア21とターンアッパ22およびセットプレート26
は、図3(B)に示すように、ターンロア21上にター
ンアッパ22をセットし、ターンアッパ22の内周部を
ターンロア21とその上面に固着したセットプレート2
6とで、ボール部材27を介して上下に挟み込むこと
で、ターンアッパ22を回転自在に保持する。
【0014】シート回転装置2は、図3(A)に示す回
転ロック機構20によりシートの前向きまたは後向きの
回転を規制する。回転ロック機構20は、ターンアッパ
22に固着したストッパ201と、ターンアッパ22に
回動可能に軸着したロックプレート202とで構成して
ある。回転ロック機構20は、シートの前向きまたは後
向き時に、ストッパ201がセットプレート26の舌片
状の突起203に当接してターンアッパ22の回転を規
制し、ロックプレート202の一端をセットプレート2
6の貫通穴204に挿入してロックする。ロックプレー
ト202は、通常、バネ部材205により上記挿入方向
へ付勢され、他端に連結したワイヤ部材90の作動によ
り貫通穴204から退出する。
【0015】また、回転ロック機構20には、ストッパ
201の上面に回転可能な連動プレート206が軸着し
てある。連動プレート206は、シートを前向きとして
ストッパ201がセットプレート26の突起203に当
接したとき、連動プレート206の一端が突起203に
押されて回転し、他端と後述のフックプレート6とを連
結するワイヤ部材94を作動させる。連結プレート20
6は、シートを後向きへと回転し突起203から離れる
と、バネ部材207の付勢力により原位置に復帰してワ
イヤ部材94の作動を解除する。
【0016】図1および図2に示すように、シート回転
装置2は、ターンロア21の左右の両側端を各メインス
ライダ11上に固着して両メインスライダ11間にまた
がるように載置してある。そして、シート回転装置2は
シート本体Sが回転可能に載置してある。
【0017】シート本体Sは、シートクッションフレー
ムS11とシートバックフレームS21とでフレーム構
造を構成している。シートクッションフレームS11
は、横方向に長い長方形の外枠フレームが形成してあ
り、外枠フレーム内に、外枠フレームの左右の側枠部S
12,S13間に架設した中間フレームS14と、外枠
フレームの中央で前後方向に中間フレームS14と後枠
部S15間に架設したセンタフレームS16とを備えて
いる。図は省略したが、シートクッションフレームS1
1は上部にパッド材を載置し、パッド材と一体に表皮で
被覆してシートクッションを構成する。シートバックフ
レームS21は、複数の縦枠S22と、各縦枠S22の
上端間および中間に架設した横枠S23,S24とで形
成してある。シートバックフレームS21は、各縦枠S
22の下端をシートクッションフレームS11の左右の
側枠部S12,S13の後端およびセンタフレームS1
6の後端にリクライニング装置R,R1を介して前後方
向に傾動可能に連結してある。図は省略したが、シート
バックフレームS21は、前面にパッド材を付設し、パ
ッド材と一体に表皮で被覆してシートバックを構成す
る。
【0018】シート本体Sはシート回転装置2のターン
アッパ22にシートクッションフレームS11が直接固
着してある。シート本体Sは、シートクッションフレー
ムS11の中央をターンアッパ22に載置し、中間フレ
ームS14の左右両側と、後枠部S15の左右両端とを
それぞれ、ブラケットS17を介してターンアッパ22
の前後左右の四隅に固着するとともに、センタフレーム
S16の後端をターンアッパ22の後端に固着してあ
る。
【0019】シートクッションフレームS11には、セ
ンタフレームS16後端とターンアッパ22との結合部
にシートベルトアンカ71,72が固定してあり、ま
た、車室出入口側の側枠部S13の後端外面にシートベ
ルトアンカ72と対をなすシートベルトアンカ73が固
定してある。尚、図は省略したが、シート本体Sには、
従来構造(図16)と同様に3点式のシートベルトを設
定する。該シートベルトはシートバックフレームS21
の背面中央に巻取り装置を固定し、巻取り装置から延び
るベルト先端を上記シートベルトアンカー72に連結す
るとともに、ベルト中間を上記シートベルトアンカー7
3に着脱自在に連結する。
【0020】車両の急加減速時にシートベルトアンカ7
1,72を介してターンアッパ22後端にかかる上方へ
の荷重に抗するために、図2および図3(B)に示すよ
うに、シート回転装置2は、ターンアッパ22およびタ
ーンロア21それぞれの外周後縁に、互いに上下方向に
対峙する第1および第2のフック部材23,24を固着
し、ターンアッパ22に上記荷重がかかったときに両フ
ック部材23,24が互いに係合するようにしてある。
図3の25はターンアッパ22の後端にセンタフレーム
S16の後端とシートベルトアンカ72を一体に固定す
るスタッドボルトである。
【0021】図1、図2および図4に示すように、シー
トベルトアンカ73を設けた側枠部S13の下方位置に
は、車室フロアFに、メインレール10と平行でその外
側に前後方向に延びるサブレール30が設置してある。
サブレール30は断面ほぼ四角形状で上面中央に前後に
延びる溝を備えている。サブレール30にはこれに沿っ
てスライド移動自在なサブスライダ31が設けてある。
サブスライダ31は、断面ほぼ逆T字形の下端部をサブ
レール30内に挿入して上方へ抜けないように立設する
とともに、下端部をサブレール30内に転動自在に設け
た複数のローラー32に載せて移動可能としてある(図
7)。
【0022】サブスライダ31はその後端のメインスラ
イダ11側へ突出する連結部33をメインスライダ11
の後端に連結して、メインスライダ11と一体に移動可
能としてある。そして、サブスライダ31の連結部33
には金属棒材からなるほぼハット形の係合部材たるスト
ライカ4が、その左右両端を連結部33上面に溶接して
立設してある。
【0023】図4および図6に示すように、サブスライ
ダ31にはそのスライド移動の規制または規制解除をす
るスライドロック機構5Bが設けてあり、メインスライ
ダ11のスライド移動の規制または規制解除をするスラ
イドロック機構5Aと連動するようにしてある。両スラ
イドロック機構5A,5Bはほぼ同一で、各スライダ1
1,31に沿って昇降可能なロックプレート51と、ほ
ぼL字形で屈曲部を各スライダ11,31に上下回動可
能に軸着したレバー52とを備え、レバー52の一端が
ロックプレート51に連結してある。ロックプレート5
1は通常、下降方向に付勢され、下端を各レール10,
30の底面の所定位置に形成したロック穴53に嵌入し
てスライド移動を規制する。
【0024】メインスライダ11のスライドロック機構
5Aは、そのレバー52の他端にワイヤ部材91の一端
が連結され、ワイヤ部材91によりレバー52を矢印U
方向へ回動するとロックプレート51が上昇し、その下
端がロック穴53から退出してスライド移動の規制を解
除する。一方、サブスライダ31のスライドロック機構
5Bはそのレバー52の他端が連結手段たるワイヤ部材
92によりメインスライダ11のレバー52の他端と、
その矢印U方向への回動に伴ってサブスライダ31のレ
バー52が矢印U’方向へ回動するように連結してあ
る。スライドロック機構5Bは、レバー52が矢印U’
方向へ回動するとロックプレート51が上昇し、その下
端がロック穴53から退出してスライド移動の規制が解
除される。
【0025】図1、図2に示すように、サブスライダ3
1のストライカ4に対向してシートクッションフレーム
S11の後枠部S15には、側枠部S13寄りの位置に
係合部材たるフックプレート6が設置してある。図5お
よび図6に示すように、フックプレート6はケース61
の下部に上下方向回動可能に軸着してあり、ケース61
は後枠部S15の下方にクランプ金具S18により吊り
下げるように固定してある。これによりフックプレート
6は、一端のフック62がケース61下方に突出してス
トライカ4と下方かつ後方から対峙する進出位置と、フ
ック62がケース61後方でストライカ4よりも高い位
置に移動してストライカ4との対峙を解除する待機位置
とに転換可能としてある。通常、フックプレート6は進
出位置でシート本体S前向き時にストライカ4と対峙す
る。
【0026】図6に示すように、フックプレート6の進
出位置および待機位置との転換は作動機構たるラッチ機
構60により行なう。ラッチ機構60は、ケース61に
回動可能に軸着した爪部材63と、これと同軸に軸着し
て回動可能なレバー64を備えている。フックプレート
6は進出位置のとき他端の突起65が爪部材63の係止
部66に当接して待機位置への回動が規制され、フック
プレート6の他端と爪部材63の先端とをスプリング6
7により連結して、突起65と係止部66とが互いに当
接する方向に付勢してある。また、フックプレート6の
上端には、上記回転ロック機構20の連動プレート20
6から延びるワイヤ部材94の端末を、スプリング67
の付勢力の反対方向に連結してある。
【0027】ラッチ機構60の爪部材63とレバー64
とは一体に回動し、レバー64の先端には連結手段たる
ワイヤ部材93の一端が連結してある。ラッチ機構60
はワイヤ部材93の作用によりレバー64が矢印V方向
に回動し、爪部材63も矢印V’方向に回動して突起6
5と係止部66との当接を解除する。これによりスプリ
ング67の付勢力が作用してフックプレート6が待機位
置(矢印W方向)に回動し、ストライカ4との対峙を解
除する。フックプレート6は、待機状態でシート本体S
の回転が終了し、シート本体Sが前向きとなって、回転
ロック機構20の連動プレート206がセットプレート
26側の突起203に当接し、連動プレート206が回
動すると、これに伴うワイヤ部材94の作動で進出位置
に復帰する。
【0028】図8に示すように、シート本体Sのリクラ
イニング装置Rには、シートバックフレームS21の前
傾(白矢印Y方向)作動に伴って矢印Y’方向へ回動す
る連動レバー9が付設してあり、連動レバー9の矢印
Y’方向への回動により、メインおよびサブスライダ1
1,31のロック機構5A,5Bの移動規制解除、フッ
クプレート6の待機位置への転換、およびシート回転装
置2の回転規制の解除を連動して行なうようにしてあ
る。即ち、連動レバー9の下端側には、ロック機構5A
のレバー52に連結したワイヤ部材91の他端と、フッ
クプレート6のラッチ機構60のレバー64に連結した
ワイヤ部材93の他端と、シート回転装置2の回転ロッ
クレバー202に連結したワイヤ部材90の他端とを並
設して連結してある。
【0029】本実施形態によれば、シート本体Sのシー
トベルトアンカ73を固着した一端(側枠部S13の後
端)側に付設したフックプレート6と、車室フロアF側
に設置したストライカ4とを上下かつ前後方向に対峙せ
しめたので、車両急加減速時、巻取り装置およびリクラ
イニング装置Rを介してシート本体Sの側枠部S13後
端に荷重がかかり、側枠部S13後端が前斜め上方へ引
き上げられようとしても、シート側のフックプレート6
と車室フロア側のストライカ4とが互いに係合し、スト
ライカ4を支持するサブスライダ31は上方へ浮き上が
らず、かつスライドロック機構5Bにより前方へ移動し
ないので、フックプレート6とストライカ4との係合力
が上記荷重に抗してシート本体Sの側枠部S13後端の
変位を防止することができる。
【0030】シート本体Sをシートスライド装置1によ
って前後に移動してシート位置を調整しても、フックプ
レート6はシートスライド装置1によってシート本体S
とともに前後に移動するのに対応して、ストライカ4
も、これを支持するサブスライダ31がシートスライド
装置1のメインスライダ11と一体に移動するので、フ
ックプレート6とストライカ4とは、シート本体S設置
位置を前後どの位置に調整しても、常に対峙しており、
車両急加減速時には互いに係合する。
【0031】また、シート本体Sをシート回転装置2に
より回転して前後に方向転換する場合、フックプレート
6をラッチ機構60により待機位置に転換せしめれば、
フック62がストライカ4より高い位置に移動して、ス
トライカ4との対峙を解除するのでシート本体Sの方向
転換に支障はない。
【0032】更にシート本体Sは、シートバックを前傾
姿勢に転換することにより、連動レバー9が作動し、こ
れに連動して、シートスライド装置1のスライドロック
機構5Aの規制解除、サブスライダ31のスライドロッ
ク機構5Bの規制解除、シート回転装置2の回転ロック
レバー202の規制解除、およびフックプレート6のラ
ッチ機構60による待機位置への転換を行うのでシート
操作性が良好である。
【0033】シート本体Sは、ストライカ4とフックプ
レート6との係合により側枠部S13の変位を抑制させ
るため変形が小さい。従って、シート本体Sは必要最小
限の強度ですみ、シート回転装置2に設置する際、従来
構造のように、大型のリインフォースメントが不要で軽
量化がはかれる。
【0034】図9および図10は本発明の第2の実施形
態を示し、第2の実施形態の基本構造は先に説明した第
1の実施形態のそれとほぼ同一構造で相違点を中心に説
明する。サブレール30にスライド移動自在に設けたサ
ブスライダ31Aは、サブレール30内に挿入する下端
の前後両端にそれぞれ、車軸34により左右一対のロー
ラー35が装着してあり、両ローラー35の転動により
サブレール30に沿って移動自在に設置してある。
【0035】そして、サブスライダ31Aは、その上端
を連結部4Aによりメインスライダ11の後部上端に連
結してある。連結部4Aは、サブスライダ31とメイン
スライダ11の間で左右方向に延びるとともに前後方向
で間隔をあけて配置された横辺部42,43とこの横辺
部42,43のサブスライダ31側の端部を連結する縦
辺部41とを備えるほぼコ字形の金属棒材で、縦辺部4
1をサブスライダ31上縁に溶接し、前後の横辺部4
2,43のメインスライダ11側の端部をそれぞれメイ
ンスライダ11にボルト締めしてある。尚、連結部4A
は後側の横辺部43をシート本体前向き時にシート本体
側のフックプレートと上下かつ前後方向に対峙せしめ
る。
【0036】第2の実施形態によれば、車両の急加減速
時に第1の実施形態とほぼ同様な作用効果が得られる。
尚、第2の実施形態では第1の実施形態のようにサブス
ライダ31のスライド移動を規制するスライドロック機
構は設けられていないが、フックプレートと連結部4A
とが係合したとき、サブスライダ31は上方への荷重を
抑え、十分にシート本体Sの側端の変位を防止すること
ができる。
【0037】本発明は、図11に示す第3の実施形態の
ように、シート本体のシートクッションフレームの後枠
部S15にほぼU字形で下方に突出するストライカ4B
を溶接しておくとともに、サブスライダ31Bに、上方
へ突出して上端のフック62がシート本体前向き時にス
トライカ4Bの下辺に上方かつ前方から対峙し、ラッチ
機構60Aにより前倒しの待機位置へ回動してストライ
カ4Bとの対峙を解除するフックプレート6Bを設けた
構造としてもよい。サブスライダ31Bはスライドロッ
ク機構5Bが設けてある。これによれば、車両の急加減
速時に第1の実施形態と同様な作用効果が得られる。
【0038】図12ないし図14は本発明の第4の実施
形態を示す。本実施形態はシート本体の係合部材および
サブスライダ31側の係合部材を固定フック8A,8B
としたものである。図12に示すように、シート本体の
シートクッションフレームの側枠部S13後端と後枠部
S15との結合部に、下方へ突出する縦壁状で、下縁に
後方かつ上方へ折り返したフック部81を備えた第1の
固定フック8Aが固着してある。第1の固定フック8A
は縦壁部およびフック部81がシート本体の回転時の回
転軌跡に沿う円弧状に湾曲してある。
【0039】一方、サブスライダ31には、上面後端か
らメインスライダ11に連結する連結部33上面にかけ
て、上方へ突出する縦壁状で、上縁に前方かつ下方へ折
り返したフック部82を備えた第2の固定フック8Bが
固着してある。第2の固定フック8Bは縦壁部およびフ
ック部82がシート本体の回転時の回転軌跡に沿う円弧
状に湾曲してある。尚、サブスライダ31はスライドロ
ック機構5Bを備えている。
【0040】そして、第1および第2の固定フック8
A,8Bは、シート本体前向き時に、第1の固定フック
8Aを前側として、シート本体側のフック部81がサブ
スライダ31側のフック部82の下側に位置するように
両者のフック部81,82を上下方向に対峙せしめる。
これによれば、車両の急加減速時に両フック部81,8
2が係合して第1の実施形態と同様な作用効果が得られ
る。第1および第2の固定フック8A,8Bは、フック
部81,82がシート本体回転時の回転軌跡に沿う円弧
状に対峙しているのでシート本体回転に支障はない。従
って、第1の実施形態のように、一方の係合部材にこれ
を進出位置および待機位置に転換せしめる作動機構が必
要ないので構造の簡素化がはかれる。
【0041】尚、各実施形態において、リクライニング
装置は必ずしも必要ではなく、シートバックの両端をシ
ートクッションに対し固定的に連結してもよい。この場
合、サブスライダのスライドロック機構、シート回転装
置の回転ロックレバー、フックプレートのラッチ機構は
シートバックの前傾には連動させないが、少なくとも、
シート回転装置の回転ロックレバーとフックプレートの
ラッチ機構は連動させるようにしておくことが望まし
い。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、シート本体の一端とそ
の下方の車室フロア側に上下方向に対峙する一対の係合
部材を設け、かつ、車室フロア側の係合部材はスライド
機構によりシート本体の前後移動に追従して移動するよ
うにしたので、シート本体の前後の移動位置にかかわ
ず、車両の急加減速時にシート本体の一端にこれを上方
へ引き上げようとする荷重が作用しても、シート本体側
の係合部材と、車室フロア側の係合部材とが互いに係合
し、上記荷重に抗してシート本体の一端の変位を阻止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両のシートの第1の実施形態を示す
斜視図である。
【図2】第1の実施形態の車両のシートの背面図であ
る。
【図3】上記車両のシートのシート回転装置を示し、図
3(A)は回転ロック機構の斜視図、図3(B)は図2
のIII −III 線に沿う断面図である。
【図4】第1の実施形態の車室フロア側の係合部材を示
す要部斜視図である。
【図5】第1の実施形態のシート本体側の係合部材を示
す要部斜視図である。
【図6】第1の実施形態の車室フロア側の係合部材とシ
ート本体側の係合部材との対峙状態を示す要部側面図で
ある。
【図7】図6のVII −VII 線に沿う断面図である。
【図8】本発明の車両のシートの連動手段を示す要部側
面図である。
【図9】本発明の第2の実施形態の車室フロア側の係合
部材を示す要部斜視図である。
【図10】図9のX−X線に沿う断面図である。
【図11】本発明の第3の実施形態の車室フロア側の係
合部材とシート本体側の係合部材との対峙状態を示す要
部斜視図である。
【図12】本発明の第4の実施形態のシート本体側の係
合部材を示す要部斜視図である。
【図13】第4の実施形態の車室フロア側の係合部材を
示す要部斜視図である。
【図14】第4の実施形態の車室フロア側の係合部材と
シート本体側の係合部材との対峙状態を示す縦断面図で
ある。
【図15】図15(A)は従来の車両のシートの斜視
図、図15(B)は図15(A)のXVB−XVB線に沿う
断面図である。
【図16】従来の他の車両のシートの斜視図である。
【符号の説明】
S シート本体 S13 一端部(側枠部) 1 シートスライド装置 10 メインレール 11 メインスライダ 2 シート回転装置 20 回転ロック機構(回転ロックプレート) 30 サブレール 31,31A,31B サブスライダ 4,4A 係合部材(ストライカ) 5A,5B スライドロック機構 6,6A 係合部材(フックプレート) 60,60A 作動機構(ラッチ機構) 73 シートベルトアンカ 8A,8B 係合部材(固定フック) 9 連動手段(連動プレート) 90,91,92,93,94 連動手段(ワイヤ部
材) F 車室フロア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅間 隆博 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内 Fターム(参考) 3B087 BA02 BA07 BB02 BC01 BC18 BC22 BD01 DE08 DE10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート本体と、シート本体の幅方向略中
    央部に配設され、シート本体を方向転換可能に支持する
    シート回転装置と、該シート回転装置を上記シート本体
    と一体に前後位置調整可能に支持するシートスライド装
    置と、上記シート本体の幅方向一端部に固着されたシー
    トベルトアンカとを備えた車両のシートにおいて、 上記シートスライド装置は、上記シート回転装置の左右
    両端部の下方位置で車室フロアに設置した左右一対のメ
    インレールと、メインレールに沿ってスライド移動可能
    で上記シート回転装置を支持せしめるメインスライダと
    で構成し、 上記シート本体の一端部の下方の車室フロアに上記メイ
    ンレールに沿って延在するサブレールを設置するととも
    に、該サブレールにスライド移動可能で上記メインスラ
    イダに連結部を介して連結したサブスライダを設け、サ
    ブスライダ、または連結部と上記シート本体の一端部に
    それぞれ、シート本体が所定の向きのときに上下方向で
    互いに対峙し、シート本体に上方への荷重がかかったと
    き互いの上下方向の係合によりシート本体がサブスライ
    ダに対し上方へ変位するのを抑制する係合部材を設けた
    ことを特徴とする車両のシート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両のシートにおい
    て、 上記メインスライダにはそのスライド移動を所定の位置
    で規制および規制解除可能なメインスライドロック機構
    を備え、 上記サブスライダはそのスライド移動を所定の位置で規
    制および規制解除可能なサブスライドロック機構を設
    け、上記メインスライドロック機構と上記サブスライド
    ロック機構とは連動手段により連動して規制および規制
    解除することを特徴とする車両のシート。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の車両の
    シートにおいて、 上記両係合部材のうち一方の係合部材を、上記シート本
    体が所定の向きのとき他方の係合部材と上記シート本体
    の上下方向で対峙する進出位置と、対峙しない位置に退
    去しかつ上記シート本体の回転を許容する待機位置とに
    転換可能な作動機構を設けたことを特徴とする車両のシ
    ート。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の車両のシートにおい
    て、 上記シート回転装置はシート本体の回転を規制および規
    制解除可能な回転ロック機構を備え、 上記回転ロック機構と上記一方の係合部材の上記作動機
    構とを連動手段で連結し、上記係合部材は回転ロック機
    構の規制および規制解除に連動して進出位置と待機位置
    とに転換されることを特徴とする車両のシート。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載の車両の
    シートにおいて、 上記シート本体は前傾位置および起立位置とに転換可能
    なシートバックを備え、上記シートバックと上記一方の
    係合部材の作動機構とを連動手段で連結し、上記係合部
    材は上記シートバックの前傾位置への転換に連動して待
    機位置へ転換され、上記シートバックの起立位置への転
    換に連動して進出位置へ転換されることを特徴とする車
    両のシート。
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