JP3110278B2 - コンクリートブロック及びコンクリート構築物の構築方法 - Google Patents

コンクリートブロック及びコンクリート構築物の構築方法

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JP3110278B2
JP3110278B2 JP07081732A JP8173295A JP3110278B2 JP 3110278 B2 JP3110278 B2 JP 3110278B2 JP 07081732 A JP07081732 A JP 07081732A JP 8173295 A JP8173295 A JP 8173295A JP 3110278 B2 JP3110278 B2 JP 3110278B2
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重吉 松岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンクリート構築物
を構築するためのコンクリートブロック及びそのコンク
リート構築物の構築方法に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】従来、コ
ンクリートブロックを積み上げて、例えば、擁壁等のコ
ンクリート構築物を構築する方法としては、工場で予め
製造された基礎コンクリートブロックを現場で設置し、
この基礎コンクリートブロック上に、擁壁用のコンクリ
ートブロックを積み上げる方法があった。
【0003】しかし、工場で予め基礎コンクリートブロ
ックを製造するとなると、ある程度の個数を一度に製造
するため、その保管場所の確保、管理等が必要であって
費用と手間を要し、更に、重量の大きな基礎コンクリー
トブロックを設置現場に搬送するため、費用が嵩むとい
う問題があった。
【0004】また、工場で予め製造された基礎コンクリ
ートブロックを、現場に設置する際、その設置面が、傾
斜面からなる場合、その傾斜面に基礎コンクリートブロ
ックを並べ、それらの上に前記擁壁用のコンクリートブ
ロックを積み上げると、擁壁用のコンクリートブロック
が傾いてしまい、コンクリート構築物を構築することが
できない。従って、基礎コンクリートブロックを設置す
る設置面を水平にするため、前記傾斜面を整地し、高さ
が異なる水平面が段々に連続する階段状の現場に整地す
る作業をしなければならず、煩雑な作業が必要であっ
た。
【0005】また、これとは別に、基礎コンクリートと
して、現場打ちコンクリートを設置現場で打設して硬化
させた後、この上に、例えば、間知ブロックを積み上げ
る方法があった。この方法の場合、現場打ちコンクリー
トが完全に硬化するまでに待つ必要があって時間を要
し、更にその硬化後に、そこに積み上げられた、間知ブ
ロックの転倒あるいは位置ずれを防止する、転倒あるい
は位置ずれの防止手段を施す必要があるため、コンクリ
ート構築物を早期に構築することは困難であった。
【0006】この発明は、上記した従来の欠陥を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、工場生産される基礎コンクリートブロックに代え
て、基礎用の現場打ちコンクリートを打設することによ
り、その基礎用の現場打ちコンクリートと容易に一体化
されて、その設置現場に確実に立設され、コンクリート
構築物の早期構築を可能とする、作業性に優れたコンク
リートブロック及びコンクリート構築物の構築方法を提
供することにある。
【0007】また、この発明の他の目的とするところ
は、設置現場が、傾斜面からなる場合であっても、その
傾斜面を均すなどの特別の整地作業を要することなく、
その設置現場に立設できて、コンクリート構築物を早期
に構築できる、作業性に優れたコンクリートブロック及
びコンクリート構築物の構築方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコンクリ
ートブロックは、前記目的を達成するために、次の構成
からなる。すなわち、立壁部と、この立壁部の内面側に
連設される控え部とを備えており、前記立壁部を設置現
場に立てた状態で、この設置現場に打設する基礎用の現
場打ちコンクリートと一体化されるコンクリートブロッ
クであって、前記立壁部の外面側もしくは内面側に打設
された、基礎用の現場打ちコンクリートが、この立壁部
によって分断されずに、その内面側及び外面側の両方に
行き渡るように、連通用の切欠部、凹部、もしくは、貫
通部等を、その立壁部の下方側に備えている。
【0009】また、立壁部の底面部には、その立壁部の
幅方向に、設置現場の傾斜面の傾きに沿う勾配が形成さ
れているのが好ましい。
【0010】また、前記立壁部の底面部には、凹凸部が
設けられているのが望ましい。
【0011】更に、この発明に係るコンクリート構築物
の構築方法は、前記目的を達成するために、次の構成か
らなる。すなわち、前記コンクリートブロックの立壁部
を設置現場で立て、この立壁部の少なくとも外方側及び
内方側に、基礎コンクリートブロック成形用の型枠を設
けて、これら外方側及び内方側の型枠の相互間に、基礎
用の現場打ちコンクリートを打設し、この打設された基
礎用の現場打ちコンクリートと前記コンクリートブロッ
クとを一体化することにより、コンクリート構築物を構
築する。
【0012】
【作用】コンクリートブロックの立壁部の下方側には、
連通用の切欠部とか凹部とか、あるいは貫通部等が設け
られているため、基礎用の現場打ちコンクリートを、例
えば、立壁部の外面側もしくは内面側のいずれか一方に
打設しても、基礎用の現場打ちコンクリートは、前記切
欠部とか凹部、あるいは貫通部等を介して相互に連通し
て、立壁部の内面側及び外面側の両方に位置し、この打
設された基礎用の現場打ちコンクリートが硬化した場
合、基礎コンクリートブロックが完成するとともに、立
壁部の内面側及び外面側の両方に位置する基礎コンクリ
ートブロックは、立壁部によって分断されずに、コンク
リートブロックと一体化する。
【0013】また、立壁部の底面部には、その立壁部の
幅方向に、設置現場の傾斜面の傾きに沿う勾配が形成さ
れているので、設置現場が、傾斜面からなっていても、
その傾斜面を均すなどの特別の整地作業をすることな
く、その傾斜面の傾きに沿うように立壁部の底面部の傾
きを合わせて、その傾斜面にコンクリートブロックを立
設することができる。
【0014】また、立壁部の底面部には、凹凸部が設け
られているので、その凹凸部に基礎用の現場打ちコンク
リートが付着して、基礎用の現場打ちコンクリートは、
立壁部と強固に一体化する。また、設置現場が、傾斜面
からなっていても、前記凹凸部が滑り止め機能を発揮し
て、コンクリートブロックの滑り落ちを防止する。
【0015】更に、コンクリートブロックの立壁部を設
置現場に立て、その立壁部の少なくとも外方側及び内方
側に、基礎コンクリートブロック成形用の型枠を設け
て、これら外方側及び内方側の型枠の相互間に、基礎用
の現場打ちコンクリートを打設すると、打設された基礎
用の現場打ちコンクリートは、例えば、立壁部の外方側
もしくは内方側のいずれか一方に最初位置しても、暫く
すると、前記切欠部とか凹部、あるいは貫通部等を介し
て、相互に連通して、立壁部の内面側及び外面側の両方
に位置するようになる。そして、この打設された基礎用
の現場打ちコンクリートが硬化すると、基礎コンクリー
トブロックが完成するとともに、立壁部の内面側及び外
面側の両側に位置する基礎コンクリートブロックは、立
壁部によって分断されずに、コンクリートブロックと一
体化する。
【0016】
【実施例】以下、この発明にかかるコンクリートブロッ
クの一実施例を図面に基づいて説明する。
【0017】コンクリートブロック10は、図1乃至図
5に示されるように、立壁部12と、この立壁部12の
内面12a側に連設される控え部14とを備えており、
前記立壁部12を設置現場Z1に立てた状態で、この設
置現場Z1に打設する基礎用の現場打ちコンクリートP
1と一体化される。そして、前記立壁部12の外面12
b側もしくは内面12a側に打設された、基礎用の現場
打ちコンクリートP1が、この立壁部12によって分断
されずに、その内面12a側及び外面12b側の両方に
行き渡るように、コンクリートブロック10は、連通用
の切欠部15(15a、15b)を、その立壁部12の
下方側に備えている。
【0018】具体的には、立壁部12の底面部12c側
には、1個もしくは複数個(図示実施例は計2個)の大
きな前記切欠部15aが、例えば、底面部12c側から
上端面12d側に向かって、幅狭となる台形形状となる
ように、立壁部12の幅方向Y1に設けられているとと
もに、立壁部12の両側端部には、1個もしくは複数個
(図示実施例は計2個)の小さな前記切欠部15bが、
底面部12c側から上端面12d側に向かって、幅狭と
なるように設けられている。
【0019】このようにコンクリートブロック10の立
壁部12の下方側に、連通用の切欠部15(15a、1
5b)を設ける理由は、基礎用の現場打ちコンクリート
P1を、図3に明示されるように、例えば、立壁部12
の外面12b側もしくは内面12a側のいずれか一方に
打設しても、基礎用の現場打ちコンクリートP1は、前
記切欠部15を介して相互に連通して、立壁部12の内
面12a側及び外面12b側の両方に位置し、この打設
された基礎用の現場打ちコンクリートP1が硬化した場
合、基礎コンクリートブロックL1が完成するととも
に、立壁部12の内面12a側及び外面12b側の両方
に位置する基礎コンクリートブロックL1は、立壁部1
2によって分断されずに、コンクリートブロック10と
一体化するからである。
【0020】もっとも、コンクリートブロック10の立
壁部12の下方側には、前記切欠部15ではなく、例え
ば、連通用の凹部、もしくは、立壁部12の内外面12
a及び12bを貫通する、連通用の貫通部を設けてもよ
い。また、切欠部15の個数は、必ずしも上記実施例に
限定される必要はなく、それ以外の個数(例えば、1個
乃至3個もしくは5個以上)からなっていてもよいし、
また、切欠部15の形状も、図示実施例に限定されず
に、種々の形状であっても良い。
【0021】また、前記立壁部12の底面部12cに
は、前記基礎用の現場打ちコンクリートP1との接触面
積を増加させるため、複数の凹凸部D1が設けられてい
るのが望ましい。このように、立壁部12の底面部12
cに、複数の凹凸部D1を設ける理由は、これら凹凸部
D1に基礎用の現場打ちコンクリートP1が付着して、
基礎用の現場打ちコンクリートP1は、立壁部12と強
固に一体化するからである。もっとも、凹凸部D1の個
数及び形状は、必ずしも図示実施例に限定される必要は
なく、それ以外の個数及び形状からなっていてもよく、
また、それら凹凸部D1がなくても、設置現場Z1に立
てられたコンクリートブロック10の立壁部12と、そ
こに打設された現場打ちコンクリートP1とが強固に一
体化するのであれば、凹凸部D1はなくてもよい。
【0022】また、前記控え部14は、図1に明示され
るように、立壁部12の幅方向Y1に相互に離間されて
いる、2個の控え部14からなっており、幅方向Y1の
控え部14の長さW1が、前記立壁部12の幅方向Y1
の長さW0に比べて短くなっている。そして、図示実施
例においては、控え部14は、立壁部12の高さ方向に
おいて、その中央部よりも上方に位置するとともに(図
2参照)、前記立壁部12の内面12a側方向に所定の
長さW3を有している。また、控え部14の前方部分1
4aは、その後方部分14bに比べて低い位置にあり、
この控え部14の後方部分14bの上面は、控え部14
の前方部分14aの上面及び立壁部12の上端面12d
よりも高い位置にある。
【0023】また、前記控え部14は、その上方の立壁
部12側に、上方側嵌合凹部16を備えており、この上
方側嵌合凹部16は、図4及び図5に示されるように、
コンクリートブロック10の上方側に積み上げられる、
例えば、擁壁用のコンクリートブロック20(次述)の
控え部21の下方に設けられている、下方側嵌合凸部1
8に嵌まり合うようになっている。
【0024】すなわち、擁壁用のコンクリートブロック
20は、立壁部22と、この立壁部22の内面側に連設
されるとともに、前方部分21aよりも後方部分21b
が高い位置にある控え部21とを備えている。この控え
部21は、その上方側の立壁部22側に、上方側嵌合凹
部23を備えている他に、その下方側の立壁部22側
に、コンクリートブロック10の前記上方側嵌合凹部1
6、もしくは、他の擁壁用のコンクリートブロック20
の前記上方側嵌合凹部23と嵌り合う、下方側嵌合凸部
18を備えている。
【0025】尚、擁壁用のコンクリートブロック20の
控え部21は、コンクリートブロック10の控え部14
と同様、立壁部22の幅方向に相互に離間されている、
例えば、2個の控え部21からなっている。そして、ブ
ロック20の控え部21の幅方向の長さは、前記ブロッ
ク10の控え部14の幅方向Y1の長さW1と一致し、
同様に、立壁部22の幅方向の長さは、前記立壁部12
の幅方向Y1の長さW0と一致し、更に、ブロック20
の控え部21の内面側方向の長さは、ブロック10の控
え部14の内面側方向の長さW3と一致している。
【0026】そして、コンクリートブロック10の前記
上方側嵌合凹部16、及び、擁壁用のコンクリートブロ
ック20の前記下方側嵌合凸部18は、それらを相互に
嵌め合わすことにより、コンクリート構築物C1を構築
することができ、この場合、コンクリートブロック10
の立壁部12の外面12bと、擁壁用のコンクリートブ
ロック20の立壁部22の外面22bとを面一にするこ
とができる。
【0027】これら上方側嵌合凹部16及び下方側嵌合
凸部18は、コンクリートブロック10上に積み上げら
れる擁壁用のコンクリートブロック20が自立して、転
倒を防止するように、相互に当接することができる当接
面16a及び18aをそれぞれ備えている(図5参
照)。この当接面16aは、前記コンクリートブロック
10の上方側嵌合凹部16の前方側に位置するととも
に、前記当接面18aは、前記擁壁用のコンクリートブ
ロック20の下方側嵌合凸部18の前方側に位置する。
【0028】そして、コンクリート構築物C1を構築す
る場合に、コンクリートブロック10上に積み上げられ
る擁壁用のコンクリートブロック20は、その控え部2
1の後端部下端R1(図4及び図5参照)を中心とし
て、後方へ回転して倒れようとするが、前記下方側嵌合
凸部18の前方側の当接面18aが、前記上方側嵌合凹
部16の前方側の当接面16aに当接して、コンクリー
トブロック10に対して、擁壁用のコンクリートブロッ
ク20が後方へ転倒するのを防止する。
【0029】また、コンクリートブロック10の前記上
方側嵌合凹部16の後面16bは、擁壁用のコンクリー
トブロック20の前記下方側嵌合凸部18の後面18b
に当接して、コンクリートブロック10に対して、擁壁
用のコンクリートブロック20が後方へ位置ずれするの
を防止する。
【0030】尚、嵌め合わされた嵌合凹部16と嵌合凸
部18との間には、空隙Sが形成されるようになってお
り、この空隙Sには、必要に応じて、横方向に延ばされ
る鉄筋等の補強部材が通され、擁壁用のコンクリートブ
ロック20の内面側に打設される胴込めコンクリートが
侵入して、コンクリート構築物C1を補強することがで
きるようになっている。
【0031】また、この立壁部12は、その上端面12
dの控え部14側に、嵌合凸部17を備えており、この
嵌合凸部17は、擁壁用のコンクリートブロック20の
立壁部22の下方側に設けられている、嵌合凹部24に
嵌り合うようになっている。そして、これら嵌合凸部1
7及び嵌合凹部24は、それらを相互に嵌め合わすこと
により、コンクリートブロック10に対して、擁壁用の
コンクリートブロック20が、転倒もしくは位置ずれす
るのを防止する。
【0032】また、図示実施例のコンクリートブロック
10の控え部14の後方部分14b上方には、上方側に
突き出る凸部26が設けられているとともに、擁壁用の
コンクリートブロック20の控え部21の後方部分21
b下方には、コンクリートブロック10の前記凸部26
と嵌り合うような、凹部28が設けられている。
【0033】それにより、コンクリートブロック10の
前記凸部26は、擁壁用のコンクリートブロック20の
控え部21の後方部分21bの下方に設けられた凹部2
8と嵌り合って、この擁壁用のコンクリートブロック2
0を支持するため、コンクリートブロック10上に積み
上げられる擁壁用のコンクリートブロック20が、後方
へ転倒するのを、より一層確実に防止できる。
【0034】また、ブロック20の控え部21の後方部
分21bの上方には、他のブロック20の控え部21の
後方部分21bの下方に設けられた凹部28と嵌り合う
ような、凸部30が設けられている。そして、ブロック
20の後方部分21bの上方の凸部30は、他のブロッ
ク20の控え部21の前記凹部28と嵌り合って、ブロ
ック20を支持するため、擁壁用のコンクリートブロッ
ク20上に積み上げられる他のブロック20が、後方へ
転倒するのを、より一層確実に防止できる。
【0035】次に、上述したコンクリートブロック10
及び擁壁用のコンクリートブロック20を用いて形成す
る、例えば、所定の前面勾配を備える擁壁等のコンクリ
ート構築物C1の構築方法について説明する。
【0036】設置現場Z1を整備した後、図3に明示さ
れるように、コンクリートブロック10の立壁部12
を、例えば、クレーン車等(図示せず)で吊り上げなが
ら、パイプサポートP2を用いて法面Z2に支持させ、
設置現場Z1に立てた状態で、その立壁部12の少なく
とも外方側及び内方側に、基礎コンクリートブロックL
1成形用の型枠K1、K2を立てる。この状態で、これ
ら外方側及び内方側の型枠K1、K2の相互間に、コン
クリート投入機T1を用いて、基礎用の現場打ちコンク
リートP1を打設すると、打設された基礎用の現場打ち
コンクリートP1は、例えば、立壁部12の外方側もし
くは内方側のいずれか一方に最初位置しても、暫くする
と、前記切欠部15を介して、相互に連通して、立壁部
12の内面12a側及び外面12b側の両方に位置する
ようになる。基礎用の現場打ちコンクリートP1は、前
記切欠部15が覆い隠れる程度の高さまで打設する。
【0037】そして、この打設された基礎用の現場打ち
コンクリートP1が硬化すると、基礎コンクリートブロ
ックL1が完成するとともに、立壁部12の内面12a
側及び外面12b側の両側に位置する基礎コンクリート
ブロックL1は、立壁部12によって分断されずに、コ
ンクリートブロック10と一体化する。それにより、コ
ンクリートブロック10は、基礎コンクリートブロック
L1によって支持されるので、コンクリートブロック1
0の転倒あるいは位置ずれ防止手段がなくても、転倒あ
るいは位置ずれすることはなく、また、基礎コンクリー
トブロックL1が完成した際には、所定の高さのコンク
リートブロック10が、設置現場Z1に立設されること
になる。
【0038】基礎コンクリートブロックL1の上面は、
コテ仕上げにより、平にするのが望ましいが、基礎コン
クリートブロックL1の上面における、立壁部12の外
面12b側を、水平面とする一方、その反対側の内面1
2a側を、内方側の型枠K2に向かって下る、下り勾配
の斜面にする。そして、その斜面の勾配は、立壁部12
の内面12aとなす角度Qが、ほぼ90度となるよう
に、調整設定するのが好ましい。
【0039】そして、基礎コンクリートブロック成形用
の型枠K1、K2を取り除いた後、隣の位置に、これら
型枠K1、K2を立て、同様の作業を行って、コンクリ
ートブロック10を、図6に示されるように、その幅方
向Y1に連続的に並設する。その際、コンクリートブロ
ック10の立壁部12の一側端部には、凸部M1が設け
られており(図1及び図2参照)、その反対側の側部に
は、その凸部M1を嵌め合わすことができる、凹部(図
示せず)が設けられているので、これら凸部M1と凹部
とを嵌め合わすことにより、コンクリートブロック10
を、その立壁部12の厚さ方向に、位置ずれすること無
く並設することができる。
【0040】この後、図7に示されるように、基礎コン
クリートブロックL1の後端部L2上に、所定の高さ
の、せき板等からなる型枠K3を設置現場Z1上に立て
る。そして、この型枠K3と前記法面Z2との間に、裏
込め材F1を打設し、その後、この裏込め材F1によっ
て、前記型枠K3を法面Z2側から支持した状態で、こ
の型枠K3とコンクリートブロック10との間に、胴込
め及び裏込めコンクリートG1を所定高さH1(図10
参照)まで打設して、養生硬化させる。
【0041】もっとも、図8に示されるように、完成し
た基礎コンクリートブロックL1上に現場打ちコンクリ
ートを追加打設するのではなく、予め前記型枠K1、K
2、K3を、設置現場Z1に立てた状態で、所定高さH
1まで、現場打ちコンクリートG1を一度に打設する方
法を採用してもよい。
【0042】そして、胴込め及び裏込めコンクリートG
1が硬化したところで、コンクリートブロック10上
に、上方側の擁壁用のコンクリートブロック20を、両
方の立壁部12、22の外面12b、22bが面一とな
るように、クレーン車等(図示せず)を用いて吊り上げ
ながら積み、上方側の擁壁用のコンクリートブロック2
0を、コンクリートブロック10上に自立させる。
【0043】このようにして、第1段の擁壁用のコンク
リートブロック20を、幅方向Y1に連続的に並設する
ように、コンクリートブロック10上に積み上げた状態
で、せき板等からなる型枠K3を、上方側へ引き上げ、
第1段の擁壁用のコンクリートブロック20と法面Z2
との間に位置させた状態で、型枠K3と法面Z2との間
に、裏込め材F1を打設し、この裏込め材F1によっ
て、前記型枠K3を法面Z2側から支持した状態で、こ
の型枠K3とコンクリートブロック20との間に、胴込
め及び裏込めコンクリートG1を打設して、養生硬化さ
せる。
【0044】その後、前記第1段のコンクリートブロッ
ク20上に、第2段のコンクリートブロック20を、両
方の立壁部22の外面22bが面一となるように積み上
げて(図6参照)、同様の作業を繰り返して、最上段に
天端コンクリート(図示せず)を打設することにより、
擁壁等のコンクリート構築物C1が構築される。
【0045】次に、他の実施例として、図9乃至図11
に示されるコンクリートブロック10を説明する。尚、
この実施例において、前述の実施例と同じ部材について
は、同じ符号を付けて、詳細な説明を省略する。
【0046】この実施例のコンクリートブロック10の
立壁部12の底面部12cには、その立壁部12の幅方
向Y1に、設置現場Z3の傾斜面の傾きに沿う勾配Y2
が形成されている。このように、立壁部12の底面部1
2cに、勾配Y2を形成する理由は、次の通りである。
すなわち、設置現場Z3が傾斜面からなっていても、そ
の設置現場Z3を、高さの異なる水平面が段々に連続す
る階段状の現場に均すなどの、特別な整地作業をするこ
となく、その傾斜面の傾きに沿うように、立壁部12の
底面部12cの傾きを合わせるのみで、コンクリートブ
ロック10をその傾斜面に立設することができるからで
ある。
【0047】そして、前記立壁部12の底面部12c
に、その幅方向Y1に傾く勾配Y2を形成することによ
り、コンクリートブロック10の立壁部12は、その一
方(左方)側及び他方(右方)側の両側端部において、
異なる高さX1、X2を有するとともに、その立壁部1
2の両側端部の間においては、前記勾配Y2によって定
められる高さとなる。
【0048】そのため、コンクリートブロック10の立
壁部12が、図11に明示されるように、一方(左方)
及び他方(右方)側の側端部に、高さX1、X2をそれ
ぞれ有する場合、一方(左方)側に隣合うコンクリート
ブロック10の立壁部12の他方(右方)側の側端部
は、前記高さX1にならなければならないのに対し、他
方(右方)側に隣合うコンクリートブロック10の立壁
部12の一方(左方)側の側端部は、前記高さX2にな
らなければならない。
【0049】従って、立壁部12の底面部12cに、そ
の幅方向Y1に傾く勾配Y2を形成する結果、隣合うコ
ンクリートブロック10、10においては、それらの立
壁部12は、種々の高さを有することが必要となる。し
かし、コンクリートブロック10の上に、その擁壁用の
コンクリートブロック20を積み上げる際に、擁壁用の
コンクリートブロック20を、コンクリートブロック1
0上に水平に積み上げることができる。
【0050】そして、このコンクリートブロック10を
用いて、傾斜面からなる設置現場Z3に、コンクリート
構築物C1を構築する場合には、設置現場Z3の傾斜面
の傾きに合った、勾配が形成された底面部12cを有す
るコンクリートブロック10を、工場で予め生産して使
用する。そのため、このコンクリートブロック10は、
設置現場Z3毎に、その傾斜面の傾きに対応した、勾配
が形成された底面部12cを有するように生産される必
要がある。
【0051】そして、既述のコンクリート構築物C1を
構築する場合と同様、コンクリートブロック10の立壁
部12を設置現場Z3に立てるとともに、この立壁部1
2の少なくとも外方側及び内方側に、基礎コンクリート
ブロック成形用の型枠K1、K2を設けて、これら外方
側及び内方側の型枠K1、K2の相互間に、基礎用の現
場打ちコンクリートP1を打設すればよい。すると、こ
の打設された基礎用の現場打ちコンクリートP1と、前
記コンクリートブロック10とが一体化する。その後、
このコンクリートブロック10の上に、擁壁用のコンク
リートブロック20を複数段積み上げれば、コンクリー
ト構築物C1が、図11に明示されるように、傾斜面か
らなる設置現場Z3上に構築されることになる。
【0052】尚、この実施例においても、立壁部12の
底面部12cに、複数の凹凸部D1を設ける例が示され
ているが、これら凹凸部D1は、基礎用の現場打ちコン
クリートP1と、立壁部12とを強固に一体化するのみ
ならず、傾斜面からなる設置現場Z3に設置されたコン
クリートブロック10が滑ってずり落ちるのを防ぐため
の、滑り止め機能をも発揮する。
【0053】この発明にかかるコンクリートブロック
は、以上の実施例に限定されるものでなく、その趣旨を
逸脱しない範囲で種々変更することができる。例えば、
図示実施例においては、控え部14は、立壁部12の高
さ方向において、その中央部より上方に位置するように
設けられているが、立壁部12の下方側に連通用の切欠
部15、凹部、貫通部等を形成したり、あるいは、立壁
部12の底面部12cに勾配Y2を形成したりするに際
して障害とならない限りにおいて、どのようにまたどの
位置に設けられても構わない。また、図示実施例におい
ては、控え部14には、上方側嵌合凹部16が設けられ
ており、擁壁用のコンクリートブロック20の控え部2
1に設けられている下方側嵌合凸部18と嵌まり合っ
て、その下方側嵌合凸部18の当接面18aが、前記上
方側嵌合凹部16の当接面16aに当接することによ
り、コンクリートブロック10に対して、擁壁用のコン
クリートブロック20が後方へ転倒するのを防止する構
造となっているが、このような嵌め合いによる転倒防止
のための構造を必ずしも設ける必要はない。
【0054】さらに、本発明にかかるコンクリート構築
物は、例えば、海、河川等の護岸、道路の側壁面の保護
等のために使用されてもよい。
【0055】また、これらコンクリートブロックの立壁
部の前面には、凹凸部による装飾とか石材の付着による
装飾が施されていても良いし、あるいは、幾何学模様
等、その他の模様からなる装飾面になっていても良い。
また、本発明にかかるコンクリートブロックは、実施例
で示したような大きさ、あるいは、それ以上の大きさか
らなる大型のコンクリートブロックに限らず、それ以下
の大きさからなるコンクリートブロック、更には、小型
のコンクリートブロックにも実施可能である。
【0056】
【発明の効果】以上、詳述したところから明らかなよう
に、この発明にかかるコンクリートブロックによれば、
次の効果がある。
【0057】請求項1に記載されたコンクリートブロッ
クによれば、コンクリートブロックの立壁部の下方側に
は、連通用の切欠部とか凹部、あるいは貫通部等が設け
られているため、基礎用の現場打ちコンクリートを、例
えば、立壁部の外面側もしくは内面側のいずれか一方に
打設しても、基礎用の現場打ちコンクリートは、前記切
欠部とか凹部とか、あるいは貫通部等を介して相互に連
通して、立壁部の内面側及び外面側の両方に位置し、こ
の打設された基礎用の現場打ちコンクリートが硬化した
場合、基礎コンクリートが完成するとともに、立壁部の
内面側及び外面側の両方に位置する基礎コンクリート
は、立壁部によって分断されずに、コンクリートブロッ
クと一体化する。
【0058】このように、請求項1に記載されたコンク
リートブロックによれば、予め工場生産された基礎コン
クリートブロックの上に積み上げるのではなく、基礎用
の現場打ちコンクリートと一体化することにより、コン
クリート構築物を構築することができるため、基礎コン
クリートブロックの保管場所の確保、管理、搬送等の問
題が解消される。また、コンクリートブロックと、基礎
用の現場打ちコンクリートとを一体化することにより、
そのコンクリートブロックの転倒あるいは位置ずれ防止
手段がなくても、転倒あるいは位置ずれがなくなり、基
礎用の現場打ちコンクリートが硬化した際には、コンク
リートブロックは、設置現場に確実に立設される。従っ
て、現場打ちコンクリートの硬化後に、その上に間知ブ
ロックを積み上げる手法を採用する従来技術とは異な
り、コンクリート構築物の構築に要する時間が短くて済
む。
【0059】また、請求項2に記載されたコンクリート
ブロックによれば、立壁部の底面部には、その立壁部の
幅方向に、設置現場の傾斜面の傾きに沿う勾配が形成さ
れているので、設置現場が、傾斜面からなっていても、
その傾斜面の傾きに沿うように立壁部の底面部の傾きを
合わせて、その傾斜面にコンクリートブロックを立設す
ることができる。それにより、設置現場が、傾斜面から
なる場合であっても、その傾斜面を均すなどの特別の整
地作業を要することなく、その設置現場にコンクリート
ブロックを立設できて、コンクリート構築物を早期に構
築できる。
【0060】また、請求項3に記載されたコンクリート
ブロックによれば、立壁部の底面部には、凹凸部が設け
られているので、これら凹凸部に基礎用の現場打ちコン
クリートが付着して、基礎用の現場打ちコンクリート
は、立壁部と強固に一体化する。従って、コンクリート
ブロックは、設置現場に打設された基礎用の現場打ちコ
ンクリートによって強固に支持されて、設置現場に立設
されることになる。また、設置現場が、傾斜面からなっ
ている場合には、前記凹凸部が滑り止め機能を発揮し
て、コンクリートブロックの滑り落ちを防止することが
できる。
【0061】また、請求項4に記載されたコンクリート
構築物の構築方法によれば、コンクリートブロックの立
壁部を設置現場に立てた状態で、その立壁部の少なくと
も外方側及び内方側に、基礎コンクリートブロック成形
用の型枠を設けて、これら外方側及び内方側の型枠の相
互間に、基礎用の現場打ちコンクリートを打設すると、
打設された基礎用の現場打ちコンクリートは、例えば、
立壁部の外方側もしくは内方側のいずれか一方に最初位
置しても、暫くすると、前記切欠部とか凹部、あるいは
貫通部等を介して、相互に連通して、立壁部の内面側及
び外面側の両方に位置するようになる。
【0062】そして、この打設された基礎用の現場打ち
コンクリートが硬化すると、基礎コンクリートブロック
が完成するとともに、立壁部の内面側及び外面側の両側
に位置する基礎コンクリートブロックは、立壁部によっ
て分断されずに、コンクリートブロックと一体化するの
で、そのコンクリートブロックの転倒あるいは位置ずれ
防止手段がなくても、転倒あるいは位置ずれがなくな
り、基礎用の現場打ちコンクリートが硬化した際には、
コンクリートブロックは、設置現場に確実に立設され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るコンクリートブロックの一実施
例の正面図である。
【図2】おなじく側面図である。
【図3】この実施例のコンクリートブロックと、基礎用
の現場打ちコンクリートとを一体化する方法を説明する
図である。
【図4】この実施例のコンクリートブロックの上に、擁
壁用のコンクリートブロックを複数段積み上げて構築し
たコンクリート構築物の断面図である。
【図5】この実施例のコンクリートブロックの上に、擁
壁用のコンクリートブロックを積み上げた状態を拡大し
て示す要部断面図である。
【図6】この実施例のコンクリートブロックの上に、擁
壁用のコンクリートブロックを複数段積み上げて構築し
たコンクリート構築物の正面図である。
【図7】この実施例のコンクリートブロックを用いて、
コンクリート構築物を構築する方法を説明する図であ
る。
【図8】この実施例のコンクリートブロックを用いて、
コンクリート構築物を構築する他の方法を説明する図で
ある。
【図9】他の実施例のコンクリートブロックの図1相当
図である。
【図10】おなじく側面図である。
【図11】他の実施例のコンクリートブロックの上に、
擁壁用のコンクリートブロックを複数段積み上げて構築
したコンクリート構築物の正面図である。
【符号の説明】
10 コンクリートブロック 12 立壁部 12a 立壁部の内面 12b 立壁部の
外面 12c 立壁部の底面部 14 控え部 15、15a、15b 切欠部 Z1、Z3 設置
現場 C1 コンクリート構築物 D1 凹凸部 Y1 立壁部の幅方向 Y2 勾配 K1、K2 基礎コンクリートブロック成形用の型枠 P1 基礎用の現場打ちコンクリート

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立壁部と、この立壁部の内面側に連設さ
    れる控え部とを備えており、前記立壁部を設置現場に立
    てた状態で、この設置現場に打設する基礎用の現場打ち
    コンクリートと一体化されるコンクリートブロックであ
    って、 前記立壁部の外面側もしくは内面側に打設された、基礎
    用の現場打ちコンクリートが、この立壁部によって分断
    されずに、その内面側及び外面側の両方に行き渡るよう
    に、連通用の切欠部、凹部、もしくは、貫通部等を、そ
    の立壁部の下方側に備えているコンクリートブロック。
  2. 【請求項2】 前記立壁部の底面部には、その立壁部の
    幅方向に、設置現場の傾斜面の傾きに沿う勾配が形成さ
    れている請求項1に記載のコンクリートブロック。
  3. 【請求項3】 前記立壁部の底面部には、凹凸部が設け
    られている請求項1または2に記載のコンクリートブロ
    ック。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のコン
    クリートブロックの立壁部を設置現場で立て、この立壁
    部の少なくとも外方側及び内方側に、基礎コンクリート
    ブロック成形用の型枠を設けて、これら外方側及び内方
    側の型枠の相互間に、基礎用の現場打ちコンクリートを
    打設し、この打設された基礎用の現場打ちコンクリート
    と前記コンクリートブロックとを一体化することによ
    り、コンクリート構築物を構築する、コンクリート構築
    物の構築方法。
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