JP2002309596A - 擁壁用ブロック群と擁壁の形成方法と道路の形成方法 - Google Patents

擁壁用ブロック群と擁壁の形成方法と道路の形成方法

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JP2002309596A
JP2002309596A JP2001114227A JP2001114227A JP2002309596A JP 2002309596 A JP2002309596 A JP 2002309596A JP 2001114227 A JP2001114227 A JP 2001114227A JP 2001114227 A JP2001114227 A JP 2001114227A JP 2002309596 A JP2002309596 A JP 2002309596A
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Hideo Matsubara
英雄 松原
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既成コンクリートブロックなどを使用したコ
ンクリート擁壁を山の斜面の崩壊防止または盛土部分の
隣地との境界等に使用しているが、道路に面した斜面等
の擁壁工事では片側交互交通を行わなければならず交通
障害になるなどの問題がある。 【解決手段】 中間用ブロック2と端部用ブロック3か
ら構成されている擁壁用ブロック群を積上げ、ブロック
をそのまま仮枠としてコンクリートを打設し擁壁を得よ
うとするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な構成を有す
る擁壁用ブロック群と、擁壁用ブロック群を用いた擁壁
の形成方法と、擁壁を利用した道路の形成方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、既成コンクリートブロックまたは
成型ブロックを使用したコンクリート擁壁を、山の斜面
の崩壊防止または盛土部分の隣地との境界等に使用す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。特
に、道路に面した斜面等の擁壁工事では、片側交互交通
を長期間に亘って行わなければならず交通障害になって
いる。また、コンクリート擁壁のため斜面に鉄筋、仮枠
用資材等を上げなければならず作業性も非常に悪い。コ
ンクリート注入後も仮枠を外し、仮枠用資材等を下げな
ければならず、また、危険な作業になるため安全面でも
問題は大きい。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、下記のようにすることができるものを提供しよう
とするものである。すなわち、工場で製作したコンクリ
ート製品又は成型材を使用し、1/3程度の期間で擁壁
を形成するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
第1発明は、中間用ブロック2と端部用ブロック3から
構成され、中間用ブロック2は、正面横長の方形に構成
された前後板2A、2Aと、これら前後板間に当該前後
板の左右端部分2A1、2A1を残した内方位置をもっ
て張設された左右の連結板2B、2Bから構成され、端
部用ブロック3は、正面横長の方形に構成された前後板
3A、3Aと、これら前後板間に当該前後板の左端に張
設された左の連結板3Bと、前後板の右端部分3A1を
残した内方位置をもって張設された右の連結板3Bから
構成されている擁壁用ブロック群である。
【0006】第2発明は、中間用ブロック2と端部用ブ
ロック3と基礎用ブロック4から構成され、中間用ブロ
ック2と端部用ブロック3は、請求項1記載の発明の擁
壁用ブロック群における中間用ブロック2と端部用ブロ
ック3の構成と同一に構成され、基礎用ブロック4は、
所定寸法に構成されたブロック体4Aと、ブロック体4
Aの上面前方辺に所定間隔をもって植設された縦鉄筋4
B、4B..から構成されている擁壁用ブロック群であ
る。
【0007】第1発明あるいは第2発明は、下記のよう
に構成することができる。第1.中間用ブロック2にお
ける左右端部分2A1、2A1の内側に平面略三角形の
膨大部を形成すると共に、端部用ブロック3における右
端部分3A1の内側に平面略三角形の膨大部を形成す
る。第2.中間用ブロック2と端部用ブロック3にはそ
れぞれずれ止め6が設けられている。
【0008】第3発明は、第1発明の擁壁用ブロック群
1あるいは第2発明の擁壁用ブロック群11を用いた下
記の各工程から構成されている擁壁の形成方法である。 第1工程 A.第1発明の擁壁用ブロック群1を使用する場合、既
に根掘の完了した施工箇所に、現場施工により所定寸法
に構成されたブロック体41Aと、ブロック体41Aの
上面前方辺に所定間隔をもって植設された縦鉄筋41
B、41B..からなる基礎41を構成する。 B.第2発明の擁壁用ブロック群11を使用する場合、
既に根掘の完了した施工箇所に、適数個の擁壁用ブロッ
ク群11を並べて設置する。 第2工程 基礎用ブロック4あるいは基礎41の上面に、1段目と
して適数個の中間用ブロック2と両端に位置する端部用
ブロック3を、基礎用ブロック4の縦鉄筋4B、4
B..あるいは基礎41の縦鉄筋41B、41B..に
貫通させ設置し、横列設置された中間用ブロック2と端
部用ブロック3により形成された縦筒状の空洞にコンク
リート7を打設し、1段目の中間用ブロック2と端部用
ブロック3の上面に、2段目の中間用ブロック2と端部
用ブロック3を積層し縦筒状の空洞にコンクリート7を
打設し、以下順に3段目、4段目と積上げ横一列に配置
し、状況により1段又は数段毎にコンクリート7の注入
を繰り返し擁壁12を得る。
【0009】第4発明は、第3発明の擁壁を用いた下記
の各工程から構成されている道路の形成方法である。 第1工程 A.第1発明の擁壁用ブロック群1を使用する場合、傾
斜面8における擁壁の形成を所望する箇所に、現場施工
により所定寸法に構成されたブロック体41Aと、ブロ
ック体41Aの上面前方辺に所定間隔をもって植設され
た縦鉄筋41B、41B..からなる基礎41を構成す
る。 B.第2発明の擁壁用ブロック群11を使用する場合、
傾斜面8における擁壁の形成を所望する箇所に、適数個
の擁壁用ブロック群11を並べて設置する。 第2工程 基礎用ブロック4あるいは基礎41の上面に、1段目と
して適数個の中間用ブロック2と両端に位置する端部用
ブロック3を、基礎用ブロック4の縦鉄筋4B、4
B..あるいは基礎41の縦鉄筋41B、41B..に
貫通させ設置し、横列設置された中間用ブロック2と端
部用ブロック3により形成された縦筒状の空洞にコンク
リート7を打設し、1段目の中間用ブロック2と端部用
ブロック3の上面に、2段目の中間用ブロック2と端部
用ブロック3を積層し縦筒状の空洞にコンクリート7を
打設し、以下順に3段目、4段目と積上げ擁壁12を得
る。 第3工程 第2工程を経て得た擁壁12における山側くぼみ8Aに
土砂を打設して上方の道路13を形成する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。1は第1発明の
擁壁用ブロック群で、中間用ブロック2と端部用ブロッ
ク3から構成されている。 A.中間用ブロック2は、正面横長の方形に構成された
前後板2A、2Aと、これら前後板間に当該前後板の左
右端部分2A1、2A1を残した内方位置をもって張設
された左右の連結板2B、2Bから構成されている。2
Cは中間用ブロック2の上面の四隅に埋込まれた吊り環
用受金物で、吊り環5が装着自在にねじ込まれている。
【0011】B.端部用ブロック3は、正面横長の方形
に構成された前後板3A、3Aと、これら前後板間に当
該前後板の左端に張設された左の連結板3Bと、前後板
の右端部分3A1を残した内方位置をもって張設された
右の連結板3Bから構成されている。3Cは端部用ブロ
ック3の上面の四隅に埋込まれた吊り環用受金物で、吊
り環5が装着自在にねじ込まれている。なお、当然のこ
とながら図示は省略するが、下記のように構成してもよ
い。正面横長の方形に構成された前後板と、これら前後
板間に当該前後板の右端に張設された右の連結板と、前
後板の左端部分を残した内方位置をもって張設された左
の連結板から構成されている。もっとも、実際には端部
用ブロック3は、左方端に使用する時はそのまま使用
し、右方端に使用する時は反転して使用すれば足りる。
【0012】C.図4ないし図6を参照して、中間用ブ
ロック2における左右端部分2A1、2A1の内側に平
面略三角形の膨大部を形成すると共に、端部用ブロック
3における右端部分3A1の内側に平面略三角形の膨大
部を形成することができる。このようにすると、図6の
ように左右の連結後コンクリート7を充填した場合、両
者の連結をより確実にすることができる。 D.さらに、中間用ブロック2と端部用ブロック3に
は、それぞれずれ止め6を設けることができる。すなわ
ち、ずれ止め6は、これら各ブロックを上下に積層した
場合、下方に位置するブロックの上面に突設した略台形
状あるいは略半円状の突起6Aと、上方に位置するブロ
ックの下面に刻設した略台形状あるいは略半円状のくぼ
み6Bから構成されている。なお、突起6Aとくぼみ6
Bは、前後板2A、3Aと左右の連結板2B、3Bにそ
れぞれ配設されている。
【0013】11は第2発明の擁壁用ブロック群で、中
間用ブロック2と端部用ブロック3と基礎用ブロック4
から構成されている。 A.中間用ブロック2と端部用ブロック3は、第1発明
の擁壁用ブロック群における中間用ブロック2と端部用
ブロック3の構成と同一に構成されている。そこで、こ
こに再述する。 B.中間用ブロック2は、正面横長の方形に構成された
前後板2A、2Aと、これら前後板間に当該前後板の左
右端部分2A1、2A1を残した内方位置をもって張設
された左右の連結板2B、2Bから構成されている。2
Cは中間用ブロック2の上面の四隅に埋込まれた吊り環
用受金物で、吊り環5が装着自在にねじ込まれている。
【0014】C.端部用ブロック3は、正面横長の方形
に構成された前後板3A、3Aと、これら前後板間に当
該前後板の左端に張設された左の連結板3Bと、前後板
の右端部分3A1を残した内方位置をもって張設された
右の連結板3Bから構成されている。3Cは端部用ブロ
ック3の上面の四隅に埋込まれた吊り環用受金物で、吊
り環5が装着自在にねじ込まれている。 D.図4ないし図6を参照して、中間用ブロック2にお
ける左右端部分2A1、2A1の内側に平面略三角形の
膨大部を形成すると共に、端部用ブロック3における右
端部分3A1の内側に平面略三角形の膨大部を形成する
ことができる。このようにすると、図6のように左右の
連結後コンクリート7を充填した場合、両者の連結をよ
り確実にすることができる。
【0015】E.さらに、中間用ブロック2と端部用ブ
ロック3には、それぞれずれ止め6を設けるこができ
る。すなわち、ずれ止め6は、これら各ブロックを上下
に積層した場合、下方に位置するブロックの上面に突設
した略台形状あるいは略半円状の突起6Aと、上方に位
置するブロックの下面に刻設した略台形状あるいは略半
円状のくぼみ6Bから構成されている。なお、突起6A
とくぼみ6Bは、前後板2A、3Aと左右の連結板2
B、3Bにそれぞれ配設されている。 F.基礎用ブロック4は、所定寸法に構成されたブロッ
ク体4Aと、ブロック体4Aの上面前方辺に所定間隔を
もって植設された縦鉄筋4B、4B..から構成されて
いる。4Cはブロック体4Aの上面の四隅に埋込まれた
吊り環用受金物で、吊り環5が装着自在にねじ込まれて
いる。
【0016】12は第1発明の擁壁用ブロック群1ある
いは第2発明の擁壁用ブロック群11を用いた擁壁の形
成方法で得た擁壁である。この擁壁用ブロック群を用い
た擁壁の形成方法は、下記の各工程から構成されてい
る。 第1工程 A.第1発明の擁壁用ブロック群1を使用する場合 既に根掘の完了した施工箇所に、現場施工により所定寸
法に構成されたブロック体41Aと、ブロック体41A
の上面前方辺に所定間隔をもって植設された縦鉄筋41
B、41B..からなる基礎41を構成する。 B.第2発明の擁壁用ブロック群11を使用する場合 既に根掘の完了した施工箇所に、適数個の擁壁用ブロッ
ク群11を並べて設置する。この場合、基礎用ブロック
4を吊り環5を利用して吊下げながら設置するとよい。
なお、基礎41、基礎用ブロック4については、当然の
ことながら土圧に応じて計算して構成されている。
【0017】第2工程 基礎用ブロック4あるいは基礎41の上面に、1段目と
して適数個の中間用ブロック2と両端に位置する端部用
ブロック3を、基礎用ブロック4の縦鉄筋4B、4
B..あるいは基礎41の縦鉄筋41B、41B..に
貫通させ設置し、横列設置された中間用ブロック2と端
部用ブロック3により形成された縦筒状の空洞にコンク
リート7を打設し、1段目の中間用ブロック2と端部用
ブロック3の上面に、2段目の中間用ブロック2と端部
用ブロック3を積層し縦筒状の空洞にコンクリート7を
打設し、以下順に3段目、4段目と積上げ横一列に配置
し、状況により1段又は数段毎にコンクリート7の注入
を繰り返し擁壁12を得る。
【0018】この場合、 A.中間用ブロック2と端部用ブロック3には、それぞ
れずれ止め6が付いているのでコンクリート注入時のず
れを防止することができる。 B.積上げ作業には基礎用ブロック4、中間用ブロック
2、端部用ブロック3を吊り環を利用してレッカー等で
吊下げながら設置するとよい。 C.縦鉄筋は土圧計算によって本数を決め継いでいく
が、計算上不要の場合は入れない。 D.中間用ブロック2、2を左右に並べた場合、互いに
隣接する左右端部分2A1、2A1で形成された空洞に
打設されたコンクリート7により、隣接するブロック同
志をつなぐ役目と目違いをなくすることができる。 E.端部用ブロック3と中間用ブロック2を左右に並べ
た場合、互いに隣接する端部用ブロック3の右端部分3
A1と中間用ブロック2の左端部分2A1とで形成され
た空洞に打設されたコンクリート7により、隣接するブ
ロック同志をつなぐ役目と目違いをなくすることができ
る。
【0019】13は第3発明の擁壁を用いた道路の形成
方法で得た道路である。(図15、図16参照) この擁壁を利用した道路の形成方法は、下記の各工程か
ら構成されている。 第1工程 A.第1発明の擁壁用ブロック群1を使用する場合 傾斜面8における擁壁の形成を所望する箇所に、現場施
工により所定寸法に構成されたブロック体41Aと、ブ
ロック体41Aの上面前方辺に所定間隔をもって植設さ
れた縦鉄筋41B、41B..からなる基礎41を構成
する。 B.第2発明の擁壁用ブロック群11を使用する場合 傾斜面8における擁壁の形成を所望する箇所に、適数個
の擁壁用ブロック群11を並べて設置する。この場合、
基礎用ブロック4を吊り環5を利用して吊下げながら設
置するとよい。
【0020】第2工程 基礎用ブロック4あるいは基礎41の上面に、1段目と
して適数個の中間用ブロック2と両端に位置する端部用
ブロック3を、基礎用ブロック4の縦鉄筋4B、4
B..あるいは基礎41の縦鉄筋41B、41B..に
貫通させ設置し、横列設置された中間用ブロック2と端
部用ブロック3により形成された縦筒状の空洞にコンク
リート7を打設し、1段目の中間用ブロック2と端部用
ブロック3の上面に、2段目の中間用ブロック2と端部
用ブロック3を積層し縦筒状の空洞にコンクリート7を
打設し、以下順に3段目、4段目と積上げ擁壁12を得
る。この場合、ずれ止め6を利用して確実な設置状態を
保持する。また、積上げ作業には基礎用ブロック4、中
間用ブロック2、端部用ブロック3を吊り環5を利用し
て吊下げながら設置するとよい。 第3工程 第2工程を経て得た擁壁12における山側くぼみ8Aに
土砂を打設して上方の道路13を形成するか、第2工程
を経て得た擁壁12における谷側の斜面8Bを平坦状態
にして下方道路14を形成する。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.工程が非常に早く工期が1/3程度で済み、その分
危険が少なくなる。 2.ブロックがそのまま仮枠となるため、在来工法の仮
枠材の運搬及び取付作業がなくなる。 3.人力による作業が極力少なくなる。 4.ブロックがそのまま仕上げになるから、コンクリー
ト表面の出来不出来がなくなる。 5.工期が少ない分道路に接している現場では片側交互
交通の期間が短くなり、交通安全上有効である。 6.工期が短い分現場における経費が削減でき、全体の
コストダウンになる。 7.ブロックが工場生産なので地上、地中のコンクリー
トの面が良質となり、水の侵入及び亀裂を防ぐことがで
きる。 8.このほか、安価に製造できる、部品点数が少ないの
で組立が容易である、経済的である、などの効果をも有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明を構成する中間用ブロックの斜視図で
ある。
【図2】端部用ブロックの斜視図である。
【図3】吊り環用受金物を説明する要部拡大斜視図であ
る。
【図4】中間用ブロックの他の実施例の斜視図である。
【図5】端部用ブロックの他の実施例の斜視図である。
【図6】付設状態を説明する横断面図である。
【図7】中間用ブロックの他の実施例の斜視図である。
【図8】端部用ブロックの他の実施例の斜視図である。
【図9】中間用ブロックの他の実施例の斜視図である。
【図10】端部用ブロックの他の実施例の斜視図であ
る。
【図11】第2発明を構成する基礎用ブロックの斜視図
である。
【図12】第3発明を説明する要部分解斜視図である。
【図13】第3発明を説明する要部分解斜視図である。
【図14】A−A線拡大断面図である。
【図15】第4発明を説明する略図的縦断面図である。
【図16】第4発明を説明する縦断面図である。
【符号の説明】
1 第1発明の擁壁用ブロック群 2 中間用ブロック 3 端部用ブロック 11 第2発明の擁壁用ブロック群 4 基礎用ブロック 12 擁壁 13 道路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間用ブロック(2)と端部用ブロック
    (3)から構成され、中間用ブロック(2)は、正面横
    長の方形に構成された前後板(2A、2A)と、これら
    前後板間に当該前後板の左右端部分(2A1、2A1)
    を残した内方位置をもって張設された左右の連結板(2
    B、2B)から構成され、端部用ブロック(3)は、正
    面横長の方形に構成された前後板(3A、3A)と、こ
    れら前後板間に当該前後板の左端に張設された左の連結
    板(3B)と、前後板の右端部分(3A1)を残した内
    方位置をもって張設された右の連結板(3B)から構成
    されていることを特徴とする擁壁用ブロック群。
  2. 【請求項2】 中間用ブロック(2)と端部用ブロック
    (3)と基礎用ブロック(4)から構成され、中間用ブ
    ロック(2)と端部用ブロック(3)は、請求項1記載
    の擁壁用ブロック群における中間用ブロック(2)と端
    部用ブロック(3)の構成と同一に構成され、基礎用ブ
    ロック(4)は、所定寸法に構成されたブロック体(4
    A)と、ブロック体(4A)の上面前方辺に所定間隔を
    もって植設された縦鉄筋(4B、4B..)から構成さ
    れていることを特徴とする擁壁用ブロック群。
  3. 【請求項3】 中間用ブロック(2)における左右端部
    分(2A1、2A1)の内側に平面略三角形の膨大部を
    形成すると共に、端部用ブロック(3)における右端部
    分(3A1)の内側に平面略三角形の膨大部を形成した
    請求項1あるいは請求項2記載の擁壁用ブロック群。
  4. 【請求項4】 中間用ブロック(2)と端部用ブロック
    (3)にはそれぞれずれ止め(6)が設けられている請
    求項1あるいは請求項2記載の擁壁用ブロック群。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項3、請求項4のいずれ
    かに記載の擁壁用ブロック群(1)あるいは請求項2、
    請求項3、請求項4のいずれかに記載の擁壁用ブロック
    群(11)を用いた下記の各工程から構成されているこ
    とを特徴とする擁壁の形成方法。 第1工程 A.請求項1、請求項3、請求項4のいずれかに記載の
    擁壁用ブロック群(1)を使用する場合、既に根掘の完
    了した施工箇所に、現場施工により所定寸法に構成され
    たブロック体(41A)と、ブロック体(41A)の上
    面前方辺に所定間隔をもって植設された縦鉄筋(41
    B、41B..)からなる基礎(41)を構成する。 B.請求項2、請求項3、請求項4のいずれかに記載の
    擁壁用ブロック群(11)を使用する場合、既に根掘の
    完了した施工箇所に、適数個の擁壁用ブロック群(1
    1)を並べて設置する。 第2工程 基礎用ブロック(4)あるいは基礎(41)の上面に、
    1段目として適数個の中間用ブロック(2)と両端に位
    置する端部用ブロック(3)を、基礎用ブロック(4)
    の縦鉄筋(4B、4B..)あるいは基礎(41)の縦
    鉄筋(41B、41B..)に貫通させ設置し、横列設
    置された中間用ブロック(2)と端部用ブロック(3)
    により形成された縦筒状の空洞にコンクリート(7)を
    打設し、1段目の中間用ブロック(2)と端部用ブロッ
    ク(3)の上面に、2段目の中間用ブロック(2)と端
    部用ブロック(3)を積層し縦筒状の空洞にコンクリー
    ト(7)を打設し、以下順に3段目、4段目と積上げ横
    一列に配置し、状況により1段又は数段毎にコンクリー
    ト(7)の注入を繰り返し擁壁(12)を得る。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の擁壁を用いた下記の各工
    程から構成されていることを特徴とする道路の形成方
    法。 第1工程 A.請求項1、請求項3、請求項4のいずれかに記載の
    擁壁用ブロック群(1)を使用する場合、傾斜面(8)
    における擁壁の形成を所望する箇所に、現場施工により
    所定寸法に構成されたブロック体(41A)と、ブロッ
    ク体(41A)の上面前方辺に所定間隔をもって植設さ
    れた縦鉄筋(41B、41B..)からなる基礎(4
    1)を構成する。 B.請求項2、請求項3、請求項4のいずれかに記載の
    擁壁用ブロック群(11)を使用する場合、傾斜面
    (8)における擁壁の形成を所望する箇所に、適数個の
    擁壁用ブロック群(11)を並べて設置する。 第2工程 基礎用ブロック(4)あるいは基礎(41)の上面に、
    1段目として適数個の中間用ブロック(2)と両端に位
    置する端部用ブロック(3)を、基礎用ブロック(4)
    の縦鉄筋(4B、4B..)あるいは基礎(41)の縦
    鉄筋(41B、41B..)に貫通させ設置し、横列設
    置された中間用ブロック(2)と端部用ブロック(3)
    により形成された縦筒状の空洞にコンクリート(7)を
    打設し、1段目の中間用ブロック(2)と端部用ブロッ
    ク(3)の上面に、2段目の中間用ブロック(2)と端
    部用ブロック(3)を積層し縦筒状の空洞にコンクリー
    ト(7)を打設し、以下順に3段目、4段目と積上げ擁
    壁(12)を得る。 第3工程 第2工程を経て得た擁壁(12)における山側くぼみ
    (8A)に土砂を打設して上方の道路(13)を形成す
    る。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106193108A (zh) * 2016-07-06 2016-12-07 巩莉 一种混凝土公路专用挡土墙施工设备
CN106193110A (zh) * 2016-07-06 2016-12-07 巩莉 一种岩土防滑坡挡土墙专用施工设备
CN106193109A (zh) * 2016-07-06 2016-12-07 巩莉 一种用于沥青混凝土公路的挡土墙成型设备
CN108005107A (zh) * 2016-07-06 2018-05-08 詹晨 一种具有锁紧功能的城市公路挡土墙智能成型一体机
CN108060680A (zh) * 2016-07-06 2018-05-22 詹晨 一种岩土工程用并联型挡土墙自动化砌筑机

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