JP3110051B2 - 硬質ゲルの化粧品における使用、及びそれを用いた化粧品又は皮膚科学的組成物 - Google Patents

硬質ゲルの化粧品における使用、及びそれを用いた化粧品又は皮膚科学的組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は押し出し(extrusion)によって得ることが
できる硬質ゲル(rigid gels)の化粧品としての使用、
同じくそれを用いる化粧品及び皮膚科学的(dermatolog
ical)組成物に関する。
固型の製品の各種形態は、化粧品業界において、特に
メークアップ、例えばリップスティック、ファンデーシ
ョンスティック又はアイシャドウスティックの分野にお
いて;リップ−リペアー(lip−repairing)ペンシルと
脱色用(depigmenting)、メークアップリムービング
(make−up−removing)又は保水性スティックのような
スキンケア又はリップケアの分野において;例えばデオ
ドラントスティックとフォーミングケーキ又はシェービ
ング用又は皮膚洗浄用スティックのような分野において
知られている。それはEP412865によって、身体に適用し
た時に溶ける非親水性の固型脂質物質の球体を、懸濁物
において含んだ水性ゲルが知られる。
本出願人は、驚くべきことに、押し出し(extrusio
n)プロセスによって得ることができる硬質ゲルの形態
における化粧品又は皮膚科学的使用のための新規な組成
物を発見した。
本開示を通じて、硬質ゲルの表現は、室温で、5ミリ
の厚さに該ゲルマトリックス内へ1mm/sの速度で0.8cmの
直径を有する円柱状プローブによる進入後、15秒間該ゲ
ルマトリックス内へ上記プローブを維持し、次いで1mm/
sの速度で該ゲルマトリックスから上記プローブを除去
する、での50グラムより大きいか又は等しい圧縮強度、
その圧縮強度は、Rheo社によって販売されるタイプTAXT
2のテクスチャー分析機によって測定される、を有する
いずれかのゲルに関するものと解される。
本発明に従う組成物は、スティック状、ペンシル状又
はケーキ状の形態とすることができ、またリップスティ
ック、ファンデーション、アイシャドーのようなメーク
アップ製品の新規のタイプ;スタイリングゲルのような
毛髪用のケア及び/又はコンディショニングの新規のタ
イプ;顔用又は身体用のケア又は衛生用のスティック形
態の製品の新規のタイプをそれ自身で構成することがで
きる。
本発明に従う組成物は水性として且つ水性ゲル化ネッ
トワーク(aqueous gelled network)から成るマトリッ
クスを有して良い。それらは脱水されたゲルのネットワ
ーク(dehydrated gelled network)から成るマトリッ
クスを持つ無水の形態とすることもできる。
本発明に従う水性の組成物は、使用の時に水分と接触
し、表面で部分的に再水化(rehydratable)することが
でき、それによって処理すべきケラチン物質上に化粧学
的に活性な生成物を良好に放出させ、且つ乾燥の後、何
らかの不利な変更を生じること無しに、それらの最初の
固型形態を速やかに再生する。それは、かくして、表面
で単純な部分的水和化によって続いて再使用することが
できる。休息状態において、それらは保存に関して安定
であり、べたつき感を感ずることがない。
本発明の水性組成物は、驚くべきことに、着色効果を
与え、それが大量の脂質物質を合併する必要が無く、着
色効果、新鮮さと滑り感の感触を与える、特にメークア
ップスティックの形態における組成物を構成できる。加
えて、着色効果と滑り感を得る目的のために高濃度の脂
質物質(油分又はロウ)を含む従来のメークアップステ
ィックに対して、それらが適用される時にべたつき効果
又は粘着感、又は顔のシワの内部に又はまぶたの縁での
移りの現象が無く製作される。それらは、その上、従来
の一般的な無水のメークアップスティック中に合併する
ことができない水溶性の化粧品又は皮膚科学的活性剤を
含めることができる。
本発明に従う組成物は、満足できる崩壊性の柔らかさ
の程度を与えるために十分な無機フィラー及び/又は有
機フィラーを含めることができる。
水性のゲルのネットワークから成り、充分に高い硬さ
のマトリックスであるスティックの製造は、高い濃度
の、通常は20重量%よりも多い、少なくとも1種の水溶
性ゲル化剤の存在が望まれる。これまでのところ、それ
はキャスティングによる製法のような通常の技法による
固型水性ゲルとして製造することは不可能である。
本出願人は、驚くべきことに、20重量%より多い水溶
性ゲル化剤と大量のフィラーとを含むゲル化されたマト
リックスが、後述するであろう押し出しプロセスによっ
て製造できることを発見している。
本発明に従う組成物、特に、脱水されたゲル化ネット
ワークからなるマトリックスを有する無水の組成物は、
良好な皮膜強度、滑り感及びマット効果(matt−effec
t)特性が得られる大量のロウを含んで良いメークアッ
プパウダーの生産を可能にする。この事実は、通常の圧
縮されたメークアップパウダーが一般にロウのような脂
質物質を大量に(10重量%より多くの)含むことができ
ないことからして、より驚くべきことである。パウダー
中へのそれの添加はロウと崩壊することのできない生産
物に至る。
該組成物はまた、無水相内と水性相内に同時に均一に
合同することが一般に困難であるシリコーンゴムを含有
させることもできる。
本発明に従う組成物、特に脱水されたゲルのネットワ
ークから成るマトリックスを有する無水の組成物は、そ
の上に、容易に圧縮化されない大きな量のフィラーを含
有でき、それによって非常にソフトでべたつきのない
(non−greasy)感触を与える。容易に圧縮されないフ
ィラー、との表現は、問題の材料に基づくであろう上述
した一定のパーセンテージで、機械的な圧縮の手段によ
って圧縮することがえきない出発材料を意味すると解さ
れる。
これらのタイプのフィラーは、圧縮された粉末の形態
でメークアップ用製品中に高い濃度で使用することがで
きない。その上、それらを少ない量で一様に含むメーク
アップ用製品は、保存における良好な完全性、良好な衝
撃強度又は好適な平滑面を示すものではない。
本発明に従う組成物、特に脱水されたゲルのネットワ
ークから成るマトリックスを有する無水の組成物は、上
述した欠点の存在しない、例えば通常のメークアップパ
ウダーのような圧縮粉末スティックの形態で使用するこ
とができる。これら無水の組成物は、粉末とされてもよ
いし、且つ上述した欠点の存在しないメークアップパウ
ダーとして通常的に使用することができる。
本発明に従う組成物は、化粧学的に許容される媒体中
に、少なくとも1種の水溶性又は親水性のゲル化剤の少
なくとも20重量%と少なくとも1種の化粧品又は皮膚科
学的物質とを含む硬質ゲルである。これらの硬質ゲル
は、水の存在中で、混合、混練、圧縮、及びツインスク
リューエクストルーダー中での押し出しによって上記ゲ
ル化剤から得ることが可能である。
これら硬質ゲルは、水性の形態において、水性のゲル
化ネットワークから成るマトリックスを有するか又は脱
水されたゲル化ネットワークから成るマトリックスを持
つ無水形態のいずれか一方であり、且つ通常の乾燥プロ
セスによってゲル化ネットワークを脱水することによっ
て得ることができる。
本発明に従う硬質ゲルは、室温で、5ミリの厚さに該
ゲルマトリックス内へ1mm/sの速度で0.8cmの直径を有す
る円柱状プローブを進入後、15秒間該ゲルマトリックス
内へ上記プローブを維持し、次いで1mm/sの速度で該ゲ
ルマトリックスから上記プローブを除去する、での50グ
ラムより大きいか又は等しい圧縮強度、該圧縮強度は、
Rheo社によって販売されるタイプTAXT2のテクスチャー
分析機によって測定される、を一般に有する。
本発明に従う硬質ゲルのために、ゲルの硬さと、上述
した条件の下で好適に観察される時間の作用としてプロ
ーブ上の位置(deposition)との相関曲線、この曲線は
プローブの貫入後のゲルの圧縮力に一致するポジティブ
なピークを有するがそれが除去された後に該プローブ上
のゲルの沈着に一致するネガティブなピークを有さな
い。
本発明に従う組成物は、1種又はそれ以上の水溶性又
は親水性のゲル化剤を含む。
本発明の組成物中に存在する水溶性又は親水性のゲル
化剤は: − 寒天、カラギーナン及びアルギン酸塩のような海藻
抽出物; − キャロブガム(carob gum)、グアーガムのような
シード抽出物; − アラビアガム、カラヤガム、トラガカントガム及び
ガッチガム(ghatti gum)のような植物浸出物; − キサンタンガム、セルロース又はその誘導体、例え
ばカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース又はヒドロキシエチルセルロース、及び特
にアルキル基のグラフト化によって変性されたセルロー
スのような微生物浸出物; − ペクチンのような果実抽出物; − ゼラチンとカゼイン塩などの動物由来のゲル化剤; − グッドリッチ(Goodrich)社からの“Carbopol"又
は“Pemulen"のような架橋ポリアクリル酸のような水溶
性ゲル化合成ポリマー; − 合成ヘクトライト(hectorites)、例えばWaverly
社によって販売される製品“Laponite RD and RDS"、ア
ルミニウムマグネシウムシリケート、例えばVanderbilt
社によって販売される製品“Veegum"のようなシリコン
誘導体; により形成される群から好ましくは選択される。
該水溶性又は親水性ゲル化剤は本発明に従う組成物中
に、好ましくは、該組成物の全重量に比して20から80重
量%までの範囲の濃度で存在させる。
本発明に従う組成物は、無機フィラー及び/又は有機
フィラーを含むこともできる。
本発明の組成物中に使用されるフィラーは、澱粉質
(starchy)マトリックスによって形成される媒体中に
不溶とされる。
該フィラーは、適用の選択に基づいて、該組成物の全
重量に比して80重量%までの範囲の濃度で本発明の組成
物中に存在させる。
該フィラーが非常に低密度、特に0.1g・cm-3により小
さい密度を有する時、それらは好ましくは最終的な組成
物の全重量に比して40重量%までの範囲の濃度で存在さ
せる。
該フィラーが高い密度、特に0.5g・cm-3より大きい密
度を有する時、それらは好ましくは最終的な組成物の全
重量に比して2−80重量%の比率で存在させる。
本発明に従い使用されるフィラーは、好ましくはラメ
ラまたは球状構造の無機又は有機フィラー、又はそれら
の混合物から選択される。それらは圧縮可能かまたは容
易に圧縮不可能とされて良い。
フィラーのそれぞれは特異的であり且つ本発明の組成
物に与える品質を異ならせる。かくして、例えば無機の
ラメラタイプのフィラーは一般にソフトで且つ滑り感
(slippery feel)を与え;無機の球状タイプのフィラ
ーは一般に良好な崩壊性を与え、且つ有機の球状フィラ
ーは一般に構造的役割を有すると共に柔らかさを与え
る。
無機のラメラタイプのフィラーとしては: − タルク又は水和化マグネシウムシリケート、一般に
40μmよりも小さい球状の形態において; − マイカまたは修正された組成物のアルミノシリケー
ト、サイズが2から200μm、好ましくは5−70μm、
及び0.1から5μm、好ましくは0.2−3μmの厚みのフ
レークの形態であり、それは天然由来の(例えばムスコ
バイト、マルガライト、ロスコエライト、リピドライ
ト、ビオタイト)又は合成由来のそれらのマイカ類とす
ることができる。それらは一般に透明であり、皮膚に与
えるためのサテンのような外観にさせる; − セリサイト(sericites)のような粘土、ムスコバ
イトと同じ化学的及び結晶学的な分類に属するが、タル
クと類似した有機物類似特性である; − カオリン又は水和化アルミニウムシリケート、一般
にサイズが30μmより小さいアイソトロピック形態の粒
子の形態である、これらの粒子は脂質物質の吸着の良好
な特性を所有する; − 窒化ホウ素、 を挙げることができる。
これらのフィラーは一般に圧縮可能である。
しかしながら、これらの無機ラメラタイプのフィラー
のうちの幾つかは、容易に圧縮できない。そうしたもの
としては: − Nippon社からの“Talk K1"又はLuzenac社からの“T
alc Extra Stemic"のようなある種のタルク; − それらが高いパーセンテージで使用される場合多く
のチタニウムマイカ(titanium micas)、それらの中で
Ikeda社からのナノチタニウムマイカ“Coverleaf PC 20
55M"が挙げられる; 圧縮可能な有機ラメラタイプのフィラーの中ではMont
efluos社からの“Fluon"又はHoechst社からの“Hostafl
onq"のようなテトラフルオロエチレンポリマー粉末を挙
げることができる。
容易に圧縮できない有機ラメラタイプのフィラーの中
では、味の素社からの“Aminhope LL−11"ラウロイル−
リジンを挙げることができる。
圧縮可能な無機球状のフィラーの中では: − 亜鉛及びチタンの酸化物、サイズが数マイクロメー
ターより大きくない(又はチタン酸化物の場合において
は1μmより一様に小さい)粒子の形態で一般に使用さ
れ、特にIkeda社からの“Spherititan"のような球状二
酸化チタン;これらの酸化物は、クリーミーな感触、良
好な隠蔽力及びかなりの不透明性(opacity)を有す
る; − サイズが1μmより大きい粒子の形態での沈降性炭
酸カルシウム、クリーミーな感触を有すると共に、マッ
ト(matt)の外観を得るようにさせる; − 炭酸及び炭酸水素マグネシウム、特に香料−結合特
性を所有する; − 非ポーラスな球状シリカ、及び − ヒドロキシアパタイト を挙げることができる。
容易に圧縮されない無機の球状タイプのフィラーの中
では: − 開孔又は、好ましくはMaprecos社からの“Silica B
eads"のような閉孔シリカ微細球体(hollow silica mic
rospheres)、これら微細球体は有利には化粧品の活性
剤を浸透させる; − 3M社からのガラス又はセラミックの微細カプセル
(microcapsules)“Macrolite"、 を挙げることができる。
圧縮可能な有機の球状タイプのフィラーの中では: − ステアリン酸亜鉛、マグネシウム又はリチウム、ラ
ウリン酸亜鉛、及びミリスチン酸マグネシウムなどの8
から22の炭素原子を有する有機カルボン酸から誘導され
る金属石鹸;これらの石鹸は一般にサイズが10μmより
小さい粒子の形態で提供され、クリーミーな感触を有す
ると共に、皮膚への粉末の付着を促進する; − ポリエチレン、ポリエステル(例えばポリエチレン
イソフタレート又はテレフタレート)及びポリアミド
(例えばナイロン)のような非膨張性合成ポリマー粉、
サイズが50μmより小さい粒子の形態において、吸着特
性を所有するとともに皮膚にビロードのような外見を与
えさせる; − 球状化された、架橋又は非架橋合成ポリマー、例え
ばジビニルベンゼンと架橋されたポリスチレン及びシリ
コーン樹脂粉末、及び − 天然物由来の有機材料の粉末、例えば、Amylum社に
よってDry Flow Plusの名称の下で販売される澱粉オク
テニルサクシネート、 を挙げることができる。
容易に圧縮されない有機の球状タイプのフィラーの中
では: − スポンジのような構造を有するミクロポーラスポリ
マーのミクロ球体;それは一般に少なくとも0.5m2/g、
特に少なくとも1m2/gの比表面積を有し、該比表面積
は、非常に高い孔度のミクロ球体の作製が現実的に可能
であることから上限を有さない:その比表面積は、例え
ば1000m2/g又はそれ以上に達しても良い。Dow Corning
社からの架橋アクリレートコポリマーで作られた“Poly
trap"、及びSeppic社からのポリメチルメタクリレート
で作られた“Micropearl M"又は“Micropearl M 100"の
ようなアクリル酸ポリマーで作られたミクロ球体が挙げ
られる;これらのミクロポーラスミクロ球体は、有利に
は特に美容活性剤(cosmetic active agents)がしみ込
まれる:これに関しては、エモリエント美容活性剤であ
るスクワランをしみ込ませた、Toshiki社によって“Pla
stic Powder FPSQ"の商名の下に販売されるスチレン−
ジベンジルベンゼンコポリマーのミクロ球体を挙げるこ
とができる; − 単純閉塞キャビティーを含み、液体、特に美容活性
剤を含んで良い保持体を形成するポリマーのミクロカプ
セル;それらは特許US−A−3,615,972とEP−A−056,2
19中に開示されたような周知のプロセスによって調製さ
れる。それらはまた、例えばモノメリック酸のポリマー
又はコポリマー、エチレン性不飽和を含むアミン又はエ
ステルとして、尿素−ホルムアルデヒドポリマーとし
て、塩化ビニリデンポリマー又はコポリマーとして調製
されて良く;実施例のためにはメチルアクリレート又は
メチルメタクリレートポリマー又はコポリマー、又は塩
化ビニリデンとアクリロニトリルの代替的なコポリマー
で作られたミクロカプセルが挙げられる;後者の中で塩
化ビニリデンから誘導されたユニットの20−60重量%、
アクリロニトリルから誘導されたユニットの20−60重量
%及びアクリル酸及び/又はスチレンモノマーから誘導
されたユニットのような別のユニットの1−40重量%を
含むそれらが特に示されるだろう;それはまた、例えば
架橋剤として作用するジオール類と共に、カルボキシル
基を含むポリマーの場合において、架橋されたアクリル
酸ポリマー又はコポリマーを使用することもできる;実
施例のために、Casco Nobel社からの塩化ビニリデン/
アクリロニトリルコポリマー“Expancel"で作られたミ
クロカプセル、Q−Max社からのミクロカプセル“Q−M
ax"及び3M社からのミクロカプセル“3M"を挙げることが
できる。
本発明に従う組成物は脂質相を含めることもできる。
この脂質相は、動物、植物、無機又は合成由来の油及び
/又はロウを単独又は混合物として含んで良い。
使用できる油の中では、ミンク油、カメ油、大豆油、
グレープシード油、ゴマ油、ナタネ油、ヒマワリ油、綿
実油、アボカド油、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、
グラウンドナッツ油、液体パラフィンのような炭化水素
油、スクワラン、石油;ミリスチル酸イソプロピル、パ
ルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリ
ン酸ヘキシル、イソノニル酸イソノニル、2−エチルヘ
キシルパルミテート、2−ヘキシルデシルラウレート、
2−オクチルデシルパルミテート、2−オクチルドデシ
ルミリステート又はラクテート、2−ジエチルヘキシル
サクシネート、ジイソステアリルマレート、グリセリル
トリイソステアレート又はジグリセリルトリイソステア
レートのような脂肪エステル;ポリメチルシロキサン、
ポリメチルフェニルシロキサン、脂肪酸変性ポリシロキ
サンのようなシリコーン油、脂肪アルコール又はポリオ
キシアルキレン、フッ素化シリコーン、パーフルオロ
油;ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘ
ニル酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸又はイソ
ステアリン酸のような高級脂肪酸;セタノール、ステア
リルアルコール又はオレイルアルコールのような高級ア
ルコール、で作られるものが挙げられる。
使用できるロウの中では、ミツロウ、ラノリンワック
スとチャイニーズワックス;カルナウバロウ、キャンデ
リラワックス、オウリキュリーワックス、コルク繊維ワ
ックス、シュガーコーンワックス、木ロウ、水素化ホホ
バワックス及び水素添加ヒマワリ油、水素添加ヒマシ
油、水素添加ココナッツ油及び水素添加ラノリンのよう
な水素添加油;パラフィン、ミクロクリスタリンワック
ス、モンタンロウ及びオゾケライト;ポリエチレンワッ
クス、フィッシャートロプシュ合成により得られるロ
ウ、ロウ状コポリマーとそれらのエステル類、ポリアル
コキシ及びポリアルキルシロキサンのようなシリコーン
ワックスで作られたものが挙げられる。
その脂質相は、適用の選択に基づいて、組成物の全重
量に比して20重量%まで、より好ましくは15重量%まで
の範囲の比率で存在させる。
該脂質相は親油性の美容活性剤及び/又は化粧品にお
いて使用される脂溶性成分、例えば香料のような添加物
を含めることもできる。好ましくは、これらの添加物
は、脂質相の全重量に比して20重量%までの範囲の量で
存在させて良い。
本発明に従う組成物は、最終的な組成物に柔らかさと
滑り感の性質を与えるための、無水相内と水性相内とに
同時に均質に合併することが一般に困難な1種又はそれ
以上のシリコーンゴムを付加的に含んで良い。
ポリジメチルシロキサン、ポリフェニルシロキサン又
はポリヒドロキシシロキサンのような、1500000よりも
小さい分子量を有するシリコーンゴムが、単独で又は混
合物として好適に使用される。
特に、次式に相当するシリコーンゴムで作られたもの
を使用して良い: 式中: R1、R2、R5及びR6は、共に又は別々に、1から6の炭素
原子を有するアルキル基、 R3とR4は、共に又は別々に、1から6の炭素原子を有す
るアルキル基又はアリール基、 Xは1から6の炭素原子を有するアルキル基、ヒドロキ
シル基又はビニル基、 nとpは、該シリコーンゴムに、100000mPa・sより大
きい、好ましくは500000mPa・sより大きい粘度を与え
るように選択されている。
nとpは一般に、0から5000、好ましくは0から3000
の値をとることができる。
シリコーンゴムは、そのままで又はPDMS(ポリジメチ
ルシロキサン)のようなシリコーン油中に希釈して組成
物中に導入される。本発明で使用することのできるシリ
コーンゴムとしては: ・置換基R1からR6とXがメチル基で表され、p=0及び
n=2700、ゼネラルエレクトリック社によってSE30の名
称の下で販売されているようなもの、 ・置換基R1からR6とXがメチル基で表され、p=0及び
n=2300、Wacker社によってAK50000の名称の下で販売
されるようなもの、 ・置換基R1からR6がメチル基で表され、置換基Xが水酸
基で表され、シクロペンタシロキサン中の13%溶液とし
てp=0及びn=2700、ダウコーニング社によってQ2−
1401の名称の下に販売されるようなもの、 ・置換基R1からR6がメチル基で表され、置換基Xが水酸
基で表され、シクロペンタシロキサン中の13%溶液とし
てp=0及びn=2700、ダウコーニング社によってQ2−
1403の名称の下に販売されるようなもの、 ・置換基R1、R2、R5、R6及びXがメチル基で表され、置
換基R3とR4が化合物の分子量が600000となるようにアリ
ール基で表される、Rhone−Poulenc社によって761の名
称の下に販売されるようなもの、 のそれらから作られたものが挙げられる。
シリコーンゴムは、適当の選択に基づいて、組成物全
重量に比して好ましくは40重量%まで、より好ましくは
5から10重量%の範囲の濃度で存在させる。
本発明に従う組成物は、別のフィラー、顔料を、最終
的な組成物の全重量に比して50重量%までの量で含める
ことができる。これらの顔料は無機顔料、有機顔料及び
真珠光沢(pearlescent)顔料から選択することができ
る。
無機顔料の中では、例えば二酸化チタン(ルチル又は
アナターゼ)、任意に表面処理される;黒、黄色、赤及
びブラウンの鉄酸化物、マンガンのバイオレット;ウル
トラマリーンブルー;クロム酸化物、任意に水和化され
た;フェリックブルーが挙げられる。
有機色素の中では、例えば、ピグメントD&Cレッ
ド、D&Cオレンジ、D&Cイエロー、カーボンブラッ
クとレーキベースのコチニールカーミンが挙げられる。
真珠光沢顔料は、チタン酸化物又はビスマスオキシク
ロライドを被覆したマイカのような白色真珠光沢顔料;
鉄酸化物を持つチタニウムマイカ、フェリックブルー又
は酸化クロムを持つチタニウムマイカ、上述したタイプ
の有機顔料を持つチタニウムマイカ、及びビスマスオキ
シクロライドをベースとする顔料のような着色真珠光沢
顔料が特に選択される。
本発明に従う組成物はまた、化粧品において通例使用
される1種又はそれ以上の非イオン性、アニオン性、カ
チオン性、両性界面活性剤を含めても良い。使用される
界面活性剤の量は、好ましくは組成物の全重量に比して
2から30重量%までとされる。
本発明に従う水性の組成物はまた、水溶性の美容活性
剤をも付加的に含めることができる。
その美容活性剤の中では、抗酸化剤又は抗フリーラジ
カル剤;グリセリンとコラーゲンのような保水又は保湿
剤;ベンゾフェノンのようなUVスクリーニング剤、が挙
げられる。これらの水溶性の美容活性剤は最終的な組成
物中に、20重量%まで、好ましくは5から15重量%まで
の範囲の量を存在させて良い。
本発明はまた、上述した通りの組成物の調製のための
方法にも関し、該組成物は、上述した通りの1種又はそ
れ以上の水溶性又は親水性ゲル化剤、皮膚科学的又は化
粧品の物質及び先に挙げた通りの任意の他の成分から、
水の存在中で混合、混練、圧縮、及びツインスクリュー
エクストルーダー中での押し出しによって得られること
を特徴とする。
本発明の製造方法のために使用されるエクストルーダ
ーは、フランス出願FR94−00756中に記載されたような
ツインスクリューエクストルーダーから選択される。
その出発材料は、ツインスクリューエクストルーダー
の入口に、室温、好ましくは約20℃にて供給ゾーン内に
導入され、次いで好ましくは約50℃の温度で転移ゾーン
に搬送され、それらが混合され且つ好ましくは60から10
0℃の範囲の温度に維持されたエクストルーダーの各種
のゾーンに圧送された後;得られた塊がエクストルーダ
ー出口に移送され且つダイを通して押し出される。
混練と圧縮の相の間、該水溶性ゲル化剤は水と接触
し、押し出しの後、最終製品のマトリックスを構成する
水性ゲルネットワークを形成する。押し出された塊は、
使用されるダイに基づいた直径を与える押し出し物の形
態においてダイを通過し、それは、これら押し出し物を
次いで裁断し且つスティック状、水性のリードペン(aq
ueous−leaded pencils)状又は固型ケーキの形状にす
ることが可能である。勿論、他の形態、適当なダイの選
択と望ましい形状に適合した最終製品の成形用の装置に
よって製造することもできる。
かくして得られた組成物は、水性のゲル化したネット
ワークからなるマトリックスを有する。それらは、パウ
ダリースティックのようなパウダリーコンパクト製品を
与えるための適当な標準乾燥プロセスによるゲル化ネッ
トワーク脱水化によって無水とされて良い。かくして得
られた無水の固型組成物は、粉末とされて良く、上述し
た欠点を呈することのない、メークアップ用パウダーと
して通常的に使用される。
本発明に従う固型組成物は、適用の選択に基づいて各
種の形態として良い。最も普通に使用される形態は、ス
ティック状、ペンシル状及びケーキ状である。
本発明に従う水性又は無水の組成物は、リップスティ
ック、ファンデーション、水性ゲル化スティック形態又
は代替的なブラッシャー(blushers)におけるアイシャ
ドー、パウダリースティック形態におけるアイシャドー
又はコンセアラー(concealers)のようなメークアップ
製品として良い。それらは顔に直接適用することができ
る。
本発明の水性メークアップ用組成物は、その使用にお
いて、メークアップ用の活性物質を誘導するために水と
接触することによって表面で部分的に再水和化され、次
いで乾燥の後、何らかの望ましくない変化を生じること
なくそれらが最初の形態に再生され、同じ条件の下で別
な使用の準備ができる。
本発明の他の主題はかくして、唇、顔、目の回り、頬
又はまぶたをメークアップするための方法であり、上述
した通りの部分的に再水和化可能な水性の固型組成物が
使用され、該組成物は水と共に表面で湿り気を作り、且
つ上記部分的に再水和化される組成物が唇、顔、目の回
り、頬又はまぶたに適用されることを特徴とする。
本発明に従う水性の組成物はまた、皮膚、粘膜、頭皮
又は毛髪用のケア及び/又はコンディショニング及び/
又は衛生製品である。それらは一般に、スティック状、
ペンシル状又はケーキ状の形態とされる。それらは特
に、ケラチン物質に適用され、その使用において、活性
物質を誘導するために水と接触することによって表面で
部分的に単純に部分的水和され、次いで乾燥の後、何ら
かの望ましくない変化を生じることなくそれらが最初の
形態に再生され、同じ条件の下で別な使用の準備ができ
る。
予想することのできるケア、コンディショニング又は
衛生用製品の中では、例えば、ヘアケアにおいての:ス
ティック状形態の固型スタイリングゲル;スキンケアに
おいての:メークアップ除去製品、保湿用の製品又はス
ティック状又はペンシル形態におけるスリム化製品及び
スティック又はケーキ形態におけるリップケア製品;衛
生においての:シャンプー、シェービング、入浴又はシ
ャワー用製品、及びスティック又はケーキ形態における
デオドライザー、を挙げることができる。
本発明の別な主題は、皮膚、毛髪、頭皮又は粘膜用の
ケア及び/又はコンディショニング及び/又は衛生のた
めの美容処理方法からなり、上述した通りの水性の固型
組成物が使用され、該組成物は水と共に表面で湿り気を
作り、且つ上記部分的に再水和化される組成物が皮膚、
毛髪、頭皮又は粘膜に適用されることを特徴とする。
本発明の別の主題は、上述した通りの無水の固型組成
物を、メークアップパウダーとして使用することに関す
る。
自明なこととして、当業者であれば、添加物によって
又は予想される添加物によって悪影響がでないように又
は実質的にないように本発明に従う組成物に本質的に有
利な特性を関連付けるため、可能性のある補足的な化合
物を選択すること及び/又はそれらの量を選択すること
に注意を払うであろう。
以下の実施例は本発明を説明するものであるが、しか
しながらそれの範囲に限定されるものではない。
実施例 部分的に再水和化されるリップスティック 最終的な製品は次の組成を有する: −キャロブガム(水溶性ゲル化剤) 30.0重量% −水溶性顔料 10.0重量% −Casco Nobel社によって Expancel 550DEの名称の下に販売される塩化ビニリデン
/アクリロニトリル/メチルメタクリレートコポリマー
の膨張した粒子 1.0重量% −Maprecos社によってSB700の名称の下で販売されるシ
リカ 10.0重量% −保存料 0.5重量% −水qs 100.0重量% 手順 スティックはツインスクリューエクストルーダー中で
の押し出し(extrusion)によって得られる。出発材料
は、30℃の温度でエクストルーダーの入口に導入され
る。それは次いで50℃の温度で転移ゾーンに搬送され、
それらが100℃に維持されたエクストルーダーの各種の
ゾーンで混練と圧縮される。かくして混練と圧縮された
塊は、エクストルーダー出口に移送され且つ直径1cmの
ダイを通して押し出される。そのスクリューのスピン速
度は500回転/分である。ダイの出口から得られた押し
出し物は、エクストルーダーの出口でカッティング装置
を用いて長さ3cmのスティック状とされる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドービージュ,テレーゼ フランス国 77480 ブレイ−スュル− セーヌ リュ ユジェーヌ−ペナンシエ ール 288 (72)発明者 ホルツ,カトリン スイス国 1012 ローザンヌ アヴェニ ュ ドゥ シャイリ 58 (56)参考文献 特開 平3−48604(JP,A) 特開 平4−261664(JP,A) 特開 昭61−192750(JP,A) 特開 昭54−106598(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50 CA(STN)

Claims (34)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化粧品又は皮膚科学的に使用するための組
    成物であり、室温で50グラムよりも大きいか又は等しい
    圧縮強度を有し、該組成物の全重量に比し少なくとも20
    重量%の、少なくとも1種の水溶性又は親水性ゲル化剤
    と、化粧又は皮膚科学的物質の少なくとも1種とを含む
    硬質ゲルからなり、且つ上記ゲルは水の存在する上記化
    粧又は皮膚科学的物質から、混合、混練、圧縮、及びツ
    インスクリューエクストルーダー中での押し出しによっ
    て上記ゲル化剤から得ることができることを特徴とする
    組成物。
  2. 【請求項2】上記硬質ゲルは、上記ゲル化剤、上記化粧
    又は皮膚科学的物質及び上記水がエクストルーダーの入
    口に、室温にて導入され、次いで約50℃の温度で転移ゾ
    ーンに搬送され、それらが混合され且つ60から100℃の
    範囲の温度に維持されたエクストルーダーの各種のゾー
    ンに圧送された後;得られた塊がエクストルーダー出口
    に移送され且つダイを通して押し出されるプロセスによ
    って得ることができることを特徴とする請求項1記載の
    組成物。
  3. 【請求項3】上記硬質ゲルは、標準的な乾燥プロセスに
    よって水性ゲル化ネットワークの脱水化によって無水物
    とされることができることを特徴とする請求項1又は2
    記載の組成物。
  4. 【請求項4】上記水溶性又は親水性ゲル化剤が: − 海藻抽出物; − シード抽出物; − 植物浸出物; − 微生物浸出物; − 果実抽出物; − 動物由来のゲル化剤; − 水溶性ゲル化合成ポリマー; − シリコーン誘導体 により形成される群から選択されることを特徴とする請
    求項1から3のいずれか1項記載の組成物。
  5. 【請求項5】上記水溶性又は親水性ゲル化剤が、寒天、
    カラギーナン、アルギン酸塩、キャロブガム、グアーガ
    ム、アラビアゴム、カラヤガム、トラガカントガム、ガ
    ッチガム、キサンタンガム、セルロース又はそれの誘導
    体、変性セルロース、ペクチン;ゼラチン、カゼイン
    塩、架橋ポリアクリル酸、合成ヘクトライト及びアルミ
    ニウムマグネシウムシリケートにより形成される群から
    選択されることを特徴とする請求項4記載の組成物。
  6. 【請求項6】上記水溶性又は親水性ゲル化剤が、組成物
    の全重量に比して20から80重量%の範囲の濃度で存在す
    ることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載
    の組成物。
  7. 【請求項7】少なくとも1種の無機のフィラー及び/又
    は有機のフィラーを含むことを特徴とする請求項1から
    6のいずれか1項記載の組成物。
  8. 【請求項8】組成物全重量に比し80重量%までのフィラ
    ーを含むことを特徴とする請求項7記載の組成物。
  9. 【請求項9】1種又は2種以上の該フィラーが0.1g・cm
    -3より小さい密度を有する時、それらを該組成物の全重
    量に比して40重量%まで存在せしめ、且つ該フィラーが
    0.5g・cm-3より大きい密度を有する時、それらを該組成
    物の全重量に比して2から80重量%の比率で存在せしめ
    ることを特徴とする請求項7又は8記載の組成物。
  10. 【請求項10】1種又は2種以上の該フィラーが、固化
    可能な又は容易に固化されない、ラメラ又は球状構造の
    無機又は有機のフィラー、及びそれらの混合物から選択
    されることを特徴とする請求項7から9のいずれか1項
    記載の組成物。
  11. 【請求項11】無機ラメラ型のフィラーが、タルク又は
    マグネシウムシリケート水和物、マイカ又はアルミノシ
    リケート、セリサイト、カオリン又は水和アルミニウム
    シリケートのような粘土類、窒化ホウ素及びチタニウム
    マイカから選択されることを特徴とする請求項10記載の
    組成物。
  12. 【請求項12】無機球状型のフィラーが、亜鉛及びチタ
    ンの酸化物、沈降炭酸カルシウム、炭酸及び炭酸水素マ
    グネシウム、非ポーラス球状シリカ、ヒドロキシアパタ
    イト、化粧用活性剤を浸透させて良い開口又は中空の有
    孔性シリカ微細球、及びガラス又はセラミックのミクロ
    カプセルから選択されることを特徴とする請求項10記載
    の組成物。
  13. 【請求項13】有機球状型のフィラーが、ステアリン酸
    亜鉛、マグネシウム又はリチウム、ラウリン酸亜鉛、及
    びミリスチン酸マグネシウムなどの8から22の炭素原子
    を有する有機カルボン酸から誘導される金属石鹸;非膨
    張性合成ポリマー粉;球状化された、架橋又は非架橋合
    成ポリマー粉;天然物由来の有機材料の粉末、化粧用活
    性剤を浸透させて良いミクロポーラスポリマー粉末;任
    意に架橋されるポリマーのミクロカプセルから選択され
    ることを特徴とする請求項10記載の組成物。
  14. 【請求項14】脂質相をも含むことを特徴とする請求項
    1から13のいずれか1項記載の組成物。
  15. 【請求項15】組成物の全重量に比して20重量%までの
    脂質相を備えることを特徴とする請求項14記載の組成
    物。
  16. 【請求項16】上記脂質相が、動物、植物、無機又は合
    成由来の油分及び/又はロウを単独又は混合物として含
    むことを特徴とする請求項14又は15記載の組成物。
  17. 【請求項17】顔料、界面活性剤、脂溶性活性剤、化粧
    品中に通例使用される脂溶性添加物、抗酸化剤、抗フリ
    ーラジカル剤、保水剤、保湿剤及びサンスクリーンから
    選択されるアジュバントを含むことを特徴とする請求項
    1から16のいずれか1項記載の組成物。
  18. 【請求項18】少なくとも1種のシリコーンゴムを含む
    ことを特徴とする請求項1から17のいずれか1項記載の
    組成物。
  19. 【請求項19】上記シリコーンゴムが、最終的な組成物
    の全重量に比し、40重量%までの範囲の量で存在せしめ
    ることを特徴とする請求項18記載の組成物。
  20. 【請求項20】上記シリコーンゴムが、ポリジメチルシ
    ロキサン、ポリフェニルシロキサン又はポリヒドロキシ
    シロキサンのような1500000より小さい分子量を有する
    シリコーンゴムから、及び/又は式: 式中: R1、R2、R5及びR6は、共に又は別々に、1から6の炭素
    原子を有するアルキル基、 R3とR4は、共に又は別々に、1から6の炭素原子を有す
    るアルキル基又はアリール基、 Xは1から6の炭素原子を有するアルキル基、ヒドロキ
    シル基又はビニル基、 nとpは、該シリコーンゴムに、100000mPa・sより大
    きい、好ましくは500000mPa・sより大きい粘度を与え
    るように選択されている、 に相当するゴムから選択されることを特徴とする請求項
    18又は19記載の組成物。
  21. 【請求項21】スティック状、ペンシル状又はケーキ状
    の形態とされたことを特徴とする請求項1から20のいず
    れか1項記載の組成物。
  22. 【請求項22】皮膚、粘膜、頭皮又は毛髪のためのケア
    及び/又はコンディショニング及び/又は衛生用製品と
    されたことを特徴とする請求項1,2及び4から21のいず
    れか1項記載の組成物。
  23. 【請求項23】メークアップ用製品とされたことを特徴
    とする請求項1から21のいずれか1項記載の組成物。
  24. 【請求項24】請求項3から21のいずれか1項によって
    示される通りの、脱水されたゲルのネットワークからな
    るマトリックスを持つ無水の組成物からなることを特徴
    とするメークアップパウダー。
  25. 【請求項25】室温で50グラムよりも大きいか又は等し
    い圧縮強度を有し、水溶性又は親水性ゲル化剤、それは
    水の存在中で、混合、混練、圧縮、及びツインスクリュ
    ーエクストルーダー中での押し出しによって上記ゲル化
    剤からゲルを得ることが可能である、の少なくとも1種
    の少なくとも20重量%を含む硬質ゲルの、化粧品として
    の使用。
  26. 【請求項26】上記硬質ゲルは、ゲル化剤と水がエクス
    トルーダーの入口に、室温にて導入され、次いで約50℃
    の温度で転移ゾーンに搬送され、それらが混合され且つ
    60から100℃の範囲の温度に維持されたエクストルーダ
    ーの各種のゾーンに圧送された後;得られた塊がエクス
    トルーダー出口に移送され且つダイを通して押し出され
    るプロセスによって得ることができることを特徴とする
    請求項25記載の使用。
  27. 【請求項27】上記硬質ゲルは、標準的な乾燥プロセス
    によって水性ゲル化ネットワークの脱水化によって無水
    物とされることができることを特徴とする請求項25又は
    26記載の使用。
  28. 【請求項28】上記水溶性又は親水性ゲル化剤が: − 海藻抽出物; − シード抽出物; − 植物浸出物; − 微生物浸出物; − 果実抽出物; − 動物由来のゲル化剤; − 水溶性ゲル化合成ポリマー; − シリコーン誘導体 により形成される群から選択されることを特徴とする請
    求項25から27のいずれか1項記載の使用。
  29. 【請求項29】上記水溶性又は親水性ゲル化剤が、寒
    天、カラギーナン、アルギン酸塩、キャロブガム、グア
    ーガム、アラビアゴム、カラヤガム、トラガカントガ
    ム、ガッチガム、キサンタンガム、セルロース又はそれ
    の誘導体、変性セルロース、ペクチン;ゼラチン、カゼ
    イン塩、架橋ポリアクリル酸、合成ヘクトライト及びア
    ルミニウムマグネシウムシリケートにより形成される群
    から選択されることを特徴とする請求項28記載の使用。
  30. 【請求項30】上記水溶性又は親水性ゲル化剤が、組成
    物の全重量に比して20から80重量%の範囲の濃度で存在
    することを特徴とする請求項25から29のいずれか1項記
    載の使用。
  31. 【請求項31】請求項1から24のいずれか1項中に示さ
    れた、硬質ゲル形態における組成物の調製のための方法
    であり、少なくとも1種の水溶性又は親水性ゲル化剤か
    ら、皮膚科学的又は化粧品の物質から及び任意に上記各
    請求項のいずれかに記載された他の成分から、水の存在
    中で混合、混練、圧縮、及びツインスクリューエクスト
    ルーダー中での押し出しによって得られ、その後該硬質
    ゲルは標準的な乾燥プロセスによって任意に脱水される
    ことを特徴とする方法。
  32. 【請求項32】出発材料が、エクストルーダーの入口
    に、室温にて導入され、次いで約50℃の温度で転移ゾー
    ンに搬送され、それらが混合され且つ60から100℃の範
    囲の温度に維持されたエクストルーダーの各種のゾーン
    に圧送された後;得られた塊がエクストルーダー出口に
    移送され且つダイを通して押し出されることを特徴とす
    る請求項31記載の方法。
  33. 【請求項33】皮膚、毛髪、頭皮又は粘膜のケア及び/
    又はコンディショニング及び/又は衛生のための美容処
    理方法であり、請求項1,2及び4から21のいずれか1項
    による水性の固形組成物が、この組成物が水と共に表面
    で湿り気を形成すること、及び上記部分的に再水化され
    た組成物が皮膚、毛髪、頭皮又は粘膜に適用されるもの
    として使用されることを特徴とする方法。
  34. 【請求項34】唇、顔又はまぶたのメークアップ方法で
    あり、請求項1,2及び4から21のいずれか1項による水
    性の固形組成物が、この組成物が水と共に表面で湿り気
    を形成すること、及び上記部分的に再水化された組成物
    が唇、顔又はまぶたに適用されるものとして使用される
    ことを特徴とする方法。
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