JP3109381B2 - 住宅プランニングシステム - Google Patents
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Description
用いて好適な住宅プランニングシステムに関する。
工務店や設計士(施工側)に各種希望を述べ、この後に
施工側は依頼者の希望に沿った設計を行う。この場合、
施工側は、各部屋の床材や壁材、あるいは屋根、外壁、
その他の部材などを間取りや予算に応じて決め、これを
依頼主に提案して了解を求める。
頼主に提案する方法は、各部屋の床や壁などの部材を、
個別のカタログ集などを提示して逐一示す方法が一般的
である。また、間取りを示す図を中央に配置し、各部屋
のイメージ写真をその周囲に配置した図面(図34参
照)を作成し、これを依頼主に示す方法もある。
どの部材が個々に提示されるため全体のイメージがつか
み難いという問題があった。また、後者の方法では、間
取り図とともに各部屋の写真が提示されるため、全体的
なイメージがつかみ易いという利点があるものの、膨大
なカタログ集の中から条件に合うものを探し出し、しか
も、その写真を切り貼りするという作業が必要なため、
極めて手数や時間がかかるとともに、切り貼りに使用し
たカタログは以後使用できなくなるため、補充が必要に
なるという問題があった。したがって、この方法は、比
較的規模の大きな営業所において、限られた顧客に対し
て行われる程度であり、多くの顧客に提供できるサービ
スではなかった。
たもので、顧客の希望や条件に応じた住宅プランを素早
く的確に提示することができる住宅プランニングシステ
ムを提供することを目的としている。
に、請求項1に記載の発明においては、予算を含む基本
情報を入力する基本情報入力手段と、間取りに関する情
報を入力する間取り情報入力手段と、部屋に用いられる
商品の商品情報を記憶する商品情報記憶手段と、前記基
本情報入力手段から入力された基本情報および前記間取
り情報入力手段から入力された間取り情報に対応する商
品情報を前記商品情報記憶手段から選択する商品選択手
段とを具備することを特徴とする。
部屋のイメージ情報を記憶する部屋イメージ情報記憶手
段と、商品のイメージ情報を記憶する商品イメージ情報
記憶手段と、前記間取り情報入力手段から入力された間
取り情報および前記商品選択手段によって選択された商
品情報に対応するイメージ情報を、前記部屋イメージ情
報記憶手段および商品イメージ情報記憶手段から各々読
み出すイメージ情報読出手段と、前記イメージ情報読出
手段が読み出したイメージ情報に基づき、間取りを構成
する各部屋について部屋のイメージ情報および当該部屋
に関連する商品のイメージ情報を対応させて印刷する部
屋イメージ印刷手段とを具備することを特徴とする。
部屋のイメージ情報を記憶する部屋イメージ情報記憶手
段と、前記間取り情報入力手段から入力された間取り情
報に基づいて間取り図を作成する間取り図作成手段と、
前記間取り情報に対応する部屋のイメージ情報を前記部
屋イメージ情報記憶手段から読み出すイメージ情報読出
手段と、前記間取り図作成手段が作成した間取り図を印
刷するとともに、前記イメージ情報読出手段が読み出し
たイメージ情報を、該当する部屋に関連付けて 当該間取
り図の周囲に印刷する間取り図印刷手段とを具備するこ
とを特徴とする。
2記載の住宅プランニングシステムにおいて、前記間取
り情報に基づいて間取り図を作成する間取り図作成手段
と、前記間取り図作成手段が作成した間取り図を印刷す
るとともに、前記イメージ読出手段が読み出したイメー
ジ情報を、該当する部屋に関連付けて当該間取り図の周
囲に印刷する間取り図印刷手段とを具備することを特徴
とする。
1記載の発明において、部屋のイメージ情報を記憶する
部屋イメージ情報記憶手段と、商品のイメージ情報を記
憶する商品イメージ情報記憶手段と、部屋および商品の
案内情報を記憶する案内情報記憶手段と、前記間取り情
報入力手段から入力された間取り情報および前記商品選
択手段によって選択された商品情報に対応する部屋のイ
メージ情報、案内情報および商品のイメージ情報を、前
記部屋イメージ情報記憶手段、案内情報記憶手段および
商品イメージ情報記憶手段から読み出し、これらを組み
合わせて当該部屋のカタログ情報を作成するパーソナル
カタログ作成手段とを具備することを特徴とする。
び商品の案内情報を記憶する案内情報記憶手段と、前記
間取り情報入力手段から入力された間取り情報および前
記商品選択手段によって選択された商品情報に対応する
部屋のイメージ情報、案内情報および商品のイメージ情
報を、前記部屋イメージ情報記憶手段、案内情報記憶手
段および商品イメージ情報記憶手段から読み出し、これ
らを組み合わせて当該部屋のカタログ情報を作成するパ
ーソナルカタログ作成手段とを具備することを特徴とす
る。
または3に記載の住宅プランニングシステムにおいて、
前記間取り情報入力手段によって入力された間取り情報
およ び前記商品選択手段によって選択された商品情報を
転送する送信手段を有し、前記イメージ情報読出手段
は、前記送信手段が転送した間取り情報および商品情報
に基づいて読出処理を行うことを特徴とする。
れた予算と間取りに応じて各部屋に応じた商品が選択さ
れる。 さらに、請求項2に記載の発明においては、入力
された間取り情報に対応した部屋のイメージおよび選択
された商品に対応した商品イメージが部屋イメージ印刷
手段によって印刷される。
は、間取り図の回りに部屋や商品のイメージが印刷され
る。さらに、請求項5,6に記載の発明においては、部
屋や商品のイメージ情報を用いてパーソナルカタログが
作成される。 また、請求項7に記載の発明においては、
間取り情報入力手段および商品選択手段が送信手段を介
してイメージ情報読出手段に接続される。
る。図1は、この発明の一実施例の構成を示すブロック
図である。図において、1はマルチメディアプレーヤで
あり、図2に示すような構成になっている。図2におい
て、2は各部を制御するCPU、3はワークエリア等が
設定されているRAM、4は基本的なプログラムが記憶
されているROMである。5は画像処理部であり、ビデ
オRAMやグラフィックス用のプロセッサを有し、各種
画像信号を作成する。この画像処理部5が作成したビデ
オ信号は、テレビ20(図1参照)に出力されるように
なっている。6はCD−ROMドライバであり、CD−
ROM7から画像データやプログラムデータ(アプリケ
ーション)の読み取りを行う。本発明に関するプログラ
ムおよび各種データ(後述するテーブルや画像データ
等)は、CD−ROM7に記憶されている。次に、8は
操作部であり、その出力信号は、インターフェイス9を
介してCPU2に供給されるようになっている。また、
11は外部機器と通信を行う際に用いられる送信部であ
る。
面図である。この図に示すA、B、Cは各々ボタンであ
り、データの確定や選択などの指示を行う際に使用され
る。また、方向キーCSWは、カーソルやアクティブ表
示部分などを上下左右に動かす際に用いられる。
は、複数の媒体との間でデータの授受が行えるように構
成されたパーソナルコンピュータや家庭用ゲームコンピ
ュータを用いることができる。家庭用ゲームコンピュー
タとしては、例えば、松下電器産業株式会社製の3次元
表示が可能なゲームコンピュータ「R・E・A・L(リ
アル)」(登録商標)などを用いることができる。
あり、マルチメディアプレーヤ1が出力するビデオ信号
をVHSビデオテープ22に録画する。なお、テレビ2
0にビデオ信号のアウトプット端子がある場合には、こ
こから出力されるビデオ信号を録画してもよい。
線を介して供給されるマルチメディアプレーヤ1の出力
データに基づいて文字画像データベース31内のデータ
を読出し、これをカラープリンタ32に印刷する。ま
た、40はワークステーションであり、ワークステーシ
ョン30の出力データに基づいて文字画像データベース
41内のデータを読出し、これをカラープリンタ42に
印刷する。カラープリンタ32、42の各々の出力形態
については後述する。
理別に説明する。 基本情報入力処理 マルチメディアプレーヤ1に電源を投入し、CD−RO
M7を挿入すると、テレビ20には図4(a)に示す画
面が表示される。この画面を構成する画像データは、C
D−ROM7から読み出されたものである。以下におけ
る画面についても同様である。
「1、基本情報入力に進む」「2、間取り図を作ってみ
る」「3、最新インテリア集を見る」の項目が示されて
おり、これらのいずれかかがアクティブ表示(反転表
示、背景色表示等他の項目と区別するための表示、ある
いはポインタ表示、以後、ポインタと記すこともある)
になっている。ここで、操作部8の方向キーCSWを操
作することにより、アクティブ表示になる項目が順次切
り替わる。そして、「1、基本情報入力に進む」が選択
された状態で、ボタンBを押すと、基本情報入力処理が
開始され、同図(b)に示す画面が表示される。
「電話番号」の各欄に該当する文字またはアルファベッ
トの入力が促される。また、画面の下部には、アルファ
ベット、数字および「取消」の文字等が表示されてお
り、顧客は、方向キーCSWを操作してポインタを移動
させ、該当する文字のところで所定のボタン(例えば、
ボタンA)を押すと、その文字が入力される。このと
き、CD−ROM7から読み出された音声データに基づ
く案内音声、例えば、「まず、お名前からお教え下さ
い。」等が発音される。
Bを押す。このボタンBが押されると、入力された名
前、年齢、電話番号の各データがRAM3内に格納され
るとともに、CD−ROM7から新たな画像データが読
み出され、テレビ20には図4(c)に示す表示がなさ
れる。この画面では、家族構成の入力が促される。顧客
は、「大人」、「お年寄り」、「お子様」の各欄におけ
る「男性」、「女性」の部分にポインタを移動させ、所
定のボタン(例えば、ボタンA)を押す。この結果、該
当する家族を示すイラストアイコンが対応する欄に表示
される。図示の例では、「大人」の男女が各1名、「お
年寄り」の男女が各1名、「お子様」の男が1名、女が
2名、それぞれ入力された状態を示している。また、画
面表示とともに、「お客様の家族構成をお教え下さ
い。」等の案内メッセージが発音される。
場合と同様にしてボタンBを押す。これにより、家族構
成に関するデータがRAM3内に格納されるとともに、
次の画面データがCD−ROM7から読み出され、図5
(a)に示すように表示される。
れる。そして、「ご計画中の建物のご予算を概算でお教
え下さい。」等の案内音声が発音される。また、画面に
は、1000万円、500万円、100万円の札束を示
すアイコンが表示されており、ポインタを所望のアイコ
ンに移動させてスイッチAを押すと、同じアイコンが対
応する表示欄に表示される。図示の例では、それぞれの
表示欄に、1000万円のアイコンが2個、500万円
のアイコンが1個、100万円のアイコンが2個表示さ
れ、画面中央部の「ご予算」の欄には、その合計金額で
ある2700万円が数字によって表示されている。この
場合、予算の入力が数字ではなくアイコンの選択によっ
て行われるので、抵抗感がなく操作が行える。
操作を検出して行い、その結果が画像処理部5に送られ
ることにより、図5(a)に示すような数値の表示がな
されれる。この画面における入力が終了してボタンBを
押すと、「ご予算」の額がRAM3に記憶されるととも
に、CD−ROM7から次の画面の画像データが読み出
され、図5(b)のように表示される。ここで、「ご予
算」、「お名前」、「年齢」、「電話番号」、「家族構
成」の各欄の表示は、RAM3に格納されたデータに基
づいて行われる。この画面が表示されると、「ご確認下
さい。よろしければ確認ボタンをどうぞ。ボタンBで前
の画面に戻ります。」の音声が発音される。
面に戻ることができるので、表示内容に誤りがあれば、
該当する画面に戻って訂正を行うことができる。一方、
表示内容に誤りがなければ、画面右上部に表示されてい
る「確認」の部分にポインタを移動させてAボタンを押
す。この結果、CD−ROM7から次の画面の画像デー
タが読み出され、図5(c)に示す画面が表示される。
この画面においては、画面右側に和のイメージを感じさ
せる木目調のドアが表示され、左側に洋のイメージを感
じさせるオフホワイト調のドアが表示されている。そし
て、「最適なインテリアコーディネートをご提案する為
にお客様のライフスタイルイメージをお教え下さい。ご
覧の写真のうちお好みの生活シーンに近いものはどれす
か。」という音声が発せられる。顧客は、いずれかにポ
インタを移し、ボタンAを押す。この選択情報は、RA
M3に蓄えられる。
ダン調の食器と柄のあるクラシック調の食器の写真が表
示される。この場合、「食器のデザインなら、どちらの
イメージがお好みに近いですか?」という音声が発音さ
れる。上述の場合と同様にしていずれか一方を選択する
と、その選択情報がRAM3に記憶され、次に、図6
(b)に示す表示がなされる。
椅子が4個表示される。そして、「椅子のデザインを選
ぶとするとこの写真のうちのどのタイプですか?」とい
う音声が発せられ、その選択が促される。顧客がいずれ
かを選択すると、その選択情報はRAM3に記憶され
る。ここで、図5(c)、図6(a)、図6(b)にお
ける選択データは、顧客の嗜好を示す情報になる。特
に、部屋、家具、食器等は統一されたイメージによるシ
リーズとして製造されることが多いので、これらの嗜好
情報は、後述する部屋のデザインや家具の選択において
重要な情報となる。
に示す表示が行われ、さらに、「お客様がご計画中の建
物の間取りは決定しておられますか?ご検討中の場合は
「NO」を選択し、延床面積を入力して下さい。サンプ
ル間取りをご提案します。」なる音声が発せられる。
床面積の入力が可能な状態になり、画面下部に表示され
ている数値をポインタによって選択して床面積の入力を
行う。図示の例では、「250Hm」と表示されてい
る。この場合、数値入力ではなく、2DKや4LDKの
ような部屋構成を入力するようにしてもよい。そして、
この入力がなされると、サンプル間取りが表示される
(後述する変形例の)。
されると、テレビ20には図7に示すようなグリッドが
表示される。このグリッドは、詳細には図8に示すよう
に十字の形状をしており、一定間隔でマトリックス状に
配置されている。また、4つのグリッドで囲まれる範囲
(図のC参照)を以下においてセルという。この実施例
の場合は、各セルの大きさ畳半畳分に対応している。
において、ボタンAを押すと図9(b)に示す部屋パレ
ットが表示され、再びボタンAを押すと図9(c)に示
す壁パレットが表示され、もう一度ボタンAを押すと図
9(a)に示すフロアパレットが表示される。そして、
この状態で再度ボタンAを押すとグリッドだけの表示に
なる。このように、ボタンAを押す毎に、部屋パレット
→壁パレット→フロアパレット→グリッドのみ、という
順序で切り換えが行われる。部屋パレットは、間取りを
行う際の部屋の種類を指定するためのパレット、壁パレ
ットは壁の種類を指定するためのパレットであり、フロ
アパレットは間取り設計を行う階を指定するパレットで
ある。
該当するものが画面上部から降下し、所定の位置に表示
されるようになっている。一例として、図10(b)に
床パレットの表示位置を示すが、他のパレットもほぼ同
様の位置に表示される。また、図10(b)は、後述す
る間取り図に、床パレットが重ねて表示された状態を示
している。
る。はじめに、フロアパレットを表示させ、間取りを作
成する階を指定する。ここで、図10(a)は、フロア
パレットにおいて「3F」が選択された場合の画面を示
しており、図示のように画面左上に「Layout P
lan」の文字が表示され、画面右下に「Floor
3」の文字が表示される。図10(a)の中央部に表示
されているのはポインタであり、人の手が筆記具を持っ
ている形状になっている。また、このポインタは、各モ
ード(床面、壁面、取消など)によって形状を異ならせ
てもよい。
ルを選択すると図11に示すようにセル単位で塗りつぶ
しが行われる。この場合のセルの選択は、例えば、ボタ
ンAを押すことによって行われ、また、塗りつぶしは仮
塗りを示す所定の模様によって行われる。なお、仮塗り
を先に行い、その後にフロアを指定することもできる。
表示させ、いずれかの部屋名を選択する。選択は、ポイ
ンタを所望の部屋名に移動させた後に、例えば、ボタン
Aを押すことによって行われる。この結果、仮塗りが行
われた部分は、選択された部屋名として認識され、その
部屋に応じた表示に切り替わる。また、部屋パレットに
ある部屋名は、図9(b)に示すように、リビング、ダ
イニング、キッチン、和室、洋室、洗面所、トイレ、廊
下、寝室書斎、バスなどがあり、各部屋名毎に色や模様
が異なったボタンとして表示される。
段、玄関、あるいはトイレなどの位置と大きさを仮塗り
によって設定し、その後に部屋パレットを表示させて、
所望の部屋名を選択すると、仮塗りした部分がその部屋
として表示される。すなわち、部屋の名称が表示される
とともに、その部屋に応じた模様や色による表示がなさ
れる。ここで、図12に部屋名の選択がいくつか行われ
た場合の表示例を示す。この図に示す状態では、間取り
の左端部分に仮塗りが行われている。以上の部屋名設定
処理がなされた状態では、各部屋はその周囲が全て壁で
囲まれ、壁は黒い線によって表示されている。
ついて説明する。この場合は、方向キーCSWを操作し
て、取り消そうと思う部屋をポインタで指定し、次に、
部屋パレットを表示させて「取り消し」を選択する。こ
の結果、当該部屋については仮塗り状態に戻り、再び、
いずれかの部屋名を設定可能な状態になる。また、ポイ
ンタで指定した部屋が仮塗り状態にあった場合に、部屋
パレットの「取り消し」を選択すると、その部屋全部が
消去される。また、仮塗り状態にあった場合、ボタンA
を押すとポインタが示すセルのみが消去される。
窓、周囲の壁について、ドア、ふすま、ガラス戸、開口
部(壁のない部分)を設定する。この設定は、壁パレッ
トを表示し、窓、ドア等を選択して行う。すなわち、図
9(c)に示す壁パレットを表示させ、「窓」、「ド
ア」、「ふすま」、「壁」、「ガラス戸」、「壁をと
る」のいずれかを選択する。いずれかの態様が選択され
ると、ポインタは各グリッドを結ぶ線分を移動するよう
になる(図11の破線参照)。この時、画面の左下に
は、選択した態様、例えば、「窓」の文字が表示される
(図示略)。
インタはこの線分を指示しながら移動するので、所望の
位置にきたときに、ボタンAを押す。これにより、その
部分の壁が選択した態様に置き換えられる。すなわち、
窓を選択していれば窓に置き換えられ、窓の表示(例え
ば、線分の色を水色にする)が行われる。また、設定し
た窓等を取り消す場合は、壁パレット内の「壁」を選択
し、該当する線分を壁に戻せばよい。
図が作成される。他の階についても同様の操作によって
間取り図を作成することができる。ここで、図13は、
2階部分の間取りを設定した場合の表示例である。ま
た、壁パレットにおける「床」を選択すると、部屋名の
設定画面に戻る。以上のようにして、間取り図が完成し
た場合は、フロアパレットを表示させ、「完成」を選択
する。この結果、間取り図の構成に必要なデータがRA
M3に記憶される。すなわち、部屋の位置、形状(大き
さ)、名称および壁の状態を示すデータが記憶される。
ここで、図15,図16は、以上の処理内容を示すフロ
ーチャートである。
いて説明する。図17は、部屋名の指定が行われた場合
の各セルに対応するコードを示す概念図である。図示の
細い実線で囲まれた部分がセルに対応する記憶エリア
(RAM3内に設定されている)を示し、太い実線が部
屋の枠を示している。また、部屋枠内の数値は、部屋名
を示すコードである。図17に示すコードは、単純化の
ために、一桁の数値で表している。この例の場合は、
「1」がキッチン、「2」がダイニング、「3」が廊下
を示している。
する記憶エリアには、そのコードが書き込まれる。次
に、図18は各部屋の床面のイラスト(模様や色)をセ
ル単位で記憶している素材イラストデータ記憶部IMで
あり、CD−ROM7内に設定されている。この素材イ
ラストデータ記憶部IMには、例えば、廊下のイラスト
P1,P2やキッチンのイラストP3、ダイニングのイ
ラストP4などが記憶され、また、壁のイラストP6,
P7なども記憶されている。
方向に沿っており、P2は板目が縦方向に沿っている。
また、壁のイラストP6は縦方向の壁を示し、P7は横
方向の壁を示す。
合は、例えば、ダイニングの部屋を構成する各セルには
イラストP4のデータを割り当て、キッチンを構成する
各セルにはイラストP3のデータを割り当てる。このよ
うにして、図12に示すような表示がなされる。
方向性がある場合は、部屋の形状を矩形の集合に分割し
てから各イラストデータを割り当てる。分割の仕方は、
まず、部屋に内接する最大の矩形を選択する。次いで、
部屋の残りの部分について、内接する最大の矩形を選択
する。以後、同様にして残りの部分について矩形を選択
していき、最後に一つの矩形となったところで終了す
る。したがって、各部屋の形状が長方形や正方形であれ
ば、分割されずそのままの形状に対してイラストデータ
の割り当てが行われる。
形の形状に従ってイラストデータの割り当てが行われ
る。例えば、廊下の場合には、イラストデータの板目が
矩形の長手方向沿うものが選択される。一例として、図
17に示す廊下の部分(「3」の部分)は、そもそも横
方向に長い矩形であるため、この方向に板目があるデー
タ、すなわち、図18に示すイラストデータP1が選択
され、このデータが各セルに割り当てられる。
ラストデータの割り当てが行われる。まず、図18に示
すイラストデータP10、P11、P12、P13は各
々階段の曲がり部分のイラストデータであり、これらの
イラストデータを適宜用いることにより、どのような曲
がり部分でも描画することができる。また、イラストデ
ータP14、P15は各々階段の直進部分のイラストデ
ータであり、直進部分が続く場合は、これらが交互に組
み合わされる。
ある。階段を描画する場合は、階段として指定されたセ
ルに隣接するセル(図では星印が付けられているセル)
の種類を調べる。そして、隣接するセルが廊下の場合に
は、そこが階段の出入口となるように、イラストデータ
P14またはP15を配置する。そして、曲がり部分の
セルには、セルP10〜P13から曲がり方に応じたセ
ルを選択して配置する。このようにして、図19に示す
ような階段の描画が行われる。
状の大きさに基づいて、次のような処理を行う。まず、
イラストデータ記憶部IMに、予め図20に示す畳のイ
ラストを記憶させておく。ここで、図20(a)は半畳
の1セル分のイラストデータであり、(b)は1畳の2
セル分のイラストである。同様にして、図20(c)、
(d)、(e)、(f)、(g)は、各々3畳、4畳
半、6畳、8畳のイラストデータである。
示すパターンの中からその和室に入る最も大きいものを
選ぶ。次いで、残りのスペースに入る最も大きなパター
ンを選択し、順次同様の手法によってパターンの選択を
行う。
ように方向のあるものは、縦向き、横向きの双方のイラ
ストデータを記憶させておき、残りスペースの向きに対
応するものを選択するようにしてもよい。また、一般
に、和室は6畳、8畳等の矩形であるため、和室自体の
形状に直接、図20に示すイラストデータが割り当てら
れる場合も多い。
横)に応じて、図18に示すイラストパターンP6、P
7のいずれかを選択して割り当てることによって行われ
る。これについては、前述した廊下の場合と同様の処理
内容になる。
が、この実施例においては、バス、トイレ、寝室書斎の
表示については、次のような特殊な処理をしている。す
なわち、バス、トイレ、寝室書斎の3種の部屋について
は、所定値以上の広さであれば、各々浴槽a1、便器a
2、ベッドa3を描画するようにしている。より詳細に
言えば、バスについては、部屋が2×2セル以上の大き
さであれば、浴槽a1のイラストデータをバス内に表示
する(図14参照)。また、トイレについては、その広
さが1×2セル以上であれば便器a2のイラストを表示
し、寝室書斎については、その広さが2×3セル以上で
あればベッドa3を表示する。
データは、予めイラストデータ記憶部IMに記憶されて
おり、バス、トイレ、寝室書斎の広さが上記のようにな
っていれば、イラストデータ記憶部IMから読み出され
て当該部屋のセル内に重畳して表示される。この場合、
浴槽、便器、ベッドの表示向きは、縦方向と横方向の2
つの向きが記憶されており、表示するセルの形状に応じ
ていずれかが選択されるようになっている。なお、常に
同一方向の向きで表示するように、処理を簡略化させて
もよい。
いて3次元表示を行う。この処理は、セル毎に所定の情
報を算出し、これに基づいて立体表示を行う。ここで、
所定情報の算出について説明する。
ものであり、図示のように、床、リビング、キッチン等
を示す床面情報D1、セルの座標を示す位置情報D2、
上側の壁の種類を示す上壁情報D3および左側の壁の種
類を示す左壁情報D4の各情報を持つ。
を単純化して示した図である。この図において、セル
、、の各々における情報D1〜D4は、次のよう
になる。 (セル) 床面情報D1:ダイニング 位置情報D2:(3,3) 上壁情報D3:壁 左壁情報D4:ドアー (セル) 床面情報D1:キッチン 位置情報D2:(3,2) 上壁情報D3:壁なし 左壁情報D4:壁 (セル) 床面情報D1:リビング 位置情報D2:(2,3) 上壁情報D3:壁なし 左壁情報D4:壁なし
情報を求める。この場合、全てのセルが持つ情報を組み
合わせることにより、設定した間取り図を完全に復元す
ることができる。
)を例にとって説明する。図23に示すように、(セ
ル)を立体化するには、(セル)の4辺から垂直に
立つ4つの面についての情報が必要になる。ところで、
図23に示す立体の8つの頂点の座標は、XY座標につ
いては(セル)の座標、すなわち、位置情報D2とセ
ル自体の大きさから求めることができ、また、Z座標に
ついては予め一定値を決めてある。したがって、以上の
条件により全ての頂点の座標が求められることが判る。
色、すなわち、この場合はダイニングの色とする。そし
て、(セル)との境界に立つ面を−面、(セル
)との境界に立つ面を−面とした場合に、−
面の外面は(セル)の床情報の色、すなわち、この場
合はキッチンの色とし、−面の外面は(セル)の
床情報の色、すなわち、この場合はリビングの色とす
る。ただし、壁の部分に窓、「ドア」、「ふすま」、
「ガラス戸」、「壁をとる」等が設定されている場合
は、当該壁については、その設定状況に合わせた、色や
形にする。
と、間取り図を立体化するための情報が揃う。そして、
これらの情報をモデリング手段に供給することにより、
仮想空間に立体が組み立てられる。モデリング手段は、
図2に示す画像処理部5内に設けられている。なお、モ
デリング自体は、周知の手法を用いればよいので説明は
省略する。
立体化された間取りを基にして、所定の視点から見た場
合の2次元情報をレンダリング手段により算出し、その
結果をテレビ20に表示する。レンダリング手段は、モ
デリング手段と同様に画像処理部5内に設けられてい
る。また、このレンダリング手段についても周知技術を
用いればよいので、説明は省略する。
る処理結果の表示例であり、1階部分の立体図である。
なお、この図は、初期視点から見た場合の立体図であ
る。そして、視点を移動させる場合は、操作部8の方向
キーCSWを操作する。この結果、方向キーの操作情報
がCPU2に検出され、これに応じた視点情報がCPU
2から画像処理部5に転送される。これにより、レンダ
リング手段が新たな視点に対応した2次元情報の算出を
行い、テレビ20に表示する。したがって、顧客は、間
取りの立体図を任意の視点から見ることができる。以上
の表示は、2階、3階部分いついても同様に行われる。
モデリングを行っているので、処理が単純化され、総合
的な処理速度が極めて早くなる。
ドア、窓などの部屋を構成するための商品や、椅子、テ
ーブルなどの商品を具体的に決定する処理に移行する。
る。図に示す50は、予算分配用情報テーブルであり、
CD−ROM7に記憶されている。この予算分配用情報
テーブル50は、間取りを水回り、パブリックゾーン、
プライベートゾーン等に分けた場合に、全体の費用に対
する各ゾーンの費用分配を記憶しているテーブルであ
り、統計的な資料に基づいて作成されている。ここで、
水回りにはバス、トイレ等の各部屋があり、パブリック
ゾーンにはリビング、ダイニング等の部屋があり、ま
た、プライベートゾーンには寝室などがある。
用情報テーブル50と図5(a)の画面で入力された予
算の概算とから各ゾーンの分配額を算出し、さらに、同
図に示す部屋別情報テーブル51の各ゾーンの予算額を
自動決定する。部屋別情報テーブル51は、RAM3
(図2参照)内に設定される。なお、分配額の書き込み
に際し、顧客から予算配分についての指示があれば、手
動にてその修正を行う。
(c)の画面で入力したライフスタイル(嗜好情報)お
よび間取り図から求められる各部屋の広さを部屋別情報
テーブル51の所定欄に自動書き込みする。さらに、ス
タイルおよび各部屋の広さから部屋別の予算を算出して
書き込む。この場合、部屋別の予算の算出は、統計的な
データから得られるテーブル、あるいは数式に基づいて
行われる。図25に示す例では、水まわりのゾーンに対
して400万円が割り当てられ、そのうちのバスには2
00万円、トイレには50万円が割り当てられている。
する処理について説明する。ここで、図26に示す52
−1,52−2,52−3……は、各部屋についてのス
タイルが記録されている部屋別スタイルテーブルであ
る。これら部屋別スタイルテーブル52−1,52−
2,52−3……は、横軸が部屋の広さ、縦軸は価格
(グレード)になっている。また、図に示す部屋別スタ
イルテーブル52−1は、リビングについてのスタイル
が設定されているテーブルであり、例えば、12畳でグ
レード2のときは、「洋風3」と「洋風4」の2つのス
タイルが選択でき、同じ広さでグレード3のときは「洋
風2」「洋風3」および「和風」が選択できることが判
る。他の部屋別スタイルテーブルも同様に構成されてい
る。
53−3……は、商品テーブルであり、部屋、広さ、ス
タイルおよび価格(グレード)に応じた商品群を記録し
ている。例えば、図27に示す商品テーブル53−1
は、広さ12畳のリビングで価格(グレード)が80〜
100万、スタイルが洋風3の場合の商品群を示してい
る。商品群は、間口部材(ドア、窓など)、内装(天井
材、壁材、床材など)、照明、家具などに分類され、ま
た、各分類について商品候補1、商品候補2……(図で
は候補2までを示す)のようにグループ分されている。
そして、各商品については、商品番号が記憶されるよう
になっている。
ように、部屋別情報テーブルと、部屋別スタイルテーブ
ルとを用いて予算、間取りに応じたスタイルを選択し、
これに対応した商品テーブルを検索すれば、その部屋を
構成するための商品や、椅子、テーブルなどの家具を決
定することができる。
る。この操作は、例えば、玄関、リビング、ダイニング
……のように、予め決められた部屋順で行われる。今、
リビングについて商品選択操作が行われるとすると、ま
ず、図28に示すように、部屋別スタイルテーブルに示
されるスタイルに応じたリビングの写真データが読み出
される。この場合、広さ12畳でグレードが2とする
と、部屋別スタイルテーブル52−1に示されるよう
に、洋風3と洋風4のスタイルが選択可能であるが、こ
の実施例においては、例えば、はじめに洋風3を自動選
択する。そして、このスタイルに適合した写真データ
(CD−ROM7内に予め記録されている)を読み出し
てテレビ20に表示する。図28は、洋風3のリビング
の写真データが表示された例である。そして、画面上部
に部屋名「リビング」が表示されるとともに、スタイル
「洋風3」の写真データが表示される。また、画面下部
に「決定」および「変更」のボタン表示がなされる。す
なわち、方向キーCSWを用いてポインタを移動させ、
「変更」を選択すると、洋風4のリビングの写真データ
が表示される。ここで、候補となるスタイルがあれば、
「変更」を選択する毎に次の候補に対応する写真データ
が読み出されて表示される。一方、「決定」を選択する
と、そのスタイルが決定されるとともに、図29に示す
表示に移行する。この場合、図29の表示は、当該リビ
ングの写真のまま(図示略)、画面下部に「提案変更」
「商品1」「商品2」および「次の部屋へ」というボタ
ン表示がなされる。ここで、「提案変更」を選択する
と、図28に示す表示に戻る。また、「商品1」「商品
2」は、リビングに配置される家具に対応している。そ
して、例えば、「商品1」がリビングボードに対応し、
「商品2」がソファーに対応している場合に、仮に「商
品1」が選択されると、図30に示す表示になる。この
表示では、画面上部に商品名「リビングボード」および
スタイル「モダン」が表示され、画面下部に品番、価格
が表示される。また、画面中央部には、その商品の写真
(図示略)が表示される。また、画面下部右側には、
「決定」および「変更」のボタン表示がなされ、「決
定」が選択されると表示中の商品が決定されて図29の
表示に戻り、また、「変更」が選択されると次の候補の
リビングボードが表示される。この場合、各商品の選択
は、図27に示す商品テーブル53−1に従って行わ
れ、このテーブルから読み出された商品番号に対応した
写真データが表示されるようになっている。
の部屋を構成する部材あるいはその部屋におかれる家具
などが決定される。そして、この操作を各部屋について
行うことにより、設計した間取りに対応する各部屋の材
料や家具が決定される。なお、廊下などではセットにし
た家具がないこともあるが、このような場合には、図2
9、図30の表示はなされなず、図28の全体的な表示
だけが行われる。
ざいました。それでは、お客様の総合提案を部屋順にご
紹介していまいりましょう。」という案内音声がなさ
れ、いままで決定した部屋や家具についての写真表示が
上映される。このとき、ビデオプレーヤ21(図1参
照)は、その上映内容を記録する。そして、上映が終了
した際には、図31に示す表示が行われる。なお、録画
したビデオテープ22は、顧客に渡す。
つのボタンが表示され、さらに、提案コードを表示する
窓が表示される。ここで、「保存しない」を選択する
と、いままでRAM3内に記録された間取りデータや商
品データが消去される。
な番号が付与されるようになっており、「保存」が選択
されると、フロッピーディスク、EP−ROM等の外部
媒体(図示略)にRAM3内のデータが提案コードとと
もに記録される。また、通信を選択すると、RAM3内
のデータが識別コードともに、送信部11を介して図1
に示すワークステーション30に転送される。ワークス
テーション30では、転送されたデータをもとにして図
32、図33に示すようなカタログ作成を行う。
グの一部である。図32に示す表紙には、左側に各部屋
についての簡単なコメントがあり、右側には間取り図を
中心に、図28に示す画面で選択した各部屋のスタイル
を示すイメージ写真が配置されている。間取り図の各部
屋には番号が付けられており、また、イメージ写真とコ
メントにも対応する番号が付けられている。
ルームの例であり、同様のカタログが原則として1部屋
あたり1頁で作成されている。図33に示す部分aは、
間取り図であり、リビングルームに該当する部分が色別
表示されている。また、部分bは図29、図30に示す
画面で選択した家具のイメージ写真が表示され、部分c
にはそのバリエーションとなる家具が表示されている。
また、部分dはオプションの家具である。
は、商品テーブル53−1のデータに基づく天井材、床
材、ドア、照明などの部材のイメージ写真と解説が表示
されている。これらは、商品テーブル53−1のデータ
に基づいて選択された部材である。なお、商品テーブル
53−1は、前述したように、予算、広さおよび図28
の画面で決定した部屋のスタイルによって選択されたテ
ーブルである。
々部分eと同様の部材を示すが、バリエーションとして
の表示である。これらのバリエーションは、ワークステ
ーション30内に記憶されているデータに基づいて選択
されている。
われる。すなわち、ワークステーション30では、文字
画像データベース31内記憶されている画像データや文
字データを、マルチメディアプレーヤ1から転送された
データに従って読み出し、これらのデータを図32、図
33に示すように配置し、カラープリンタ32に出力す
ることによって行う。
ィスカッションに供され、そのプランをさらに煮詰めて
いく。このとき、種々の修正が出されることが多いが、
その修正データはワークステーション30またはマルチ
メディアプレーヤ1において入力され、最終決定された
各部屋のスタイルや部材が選定される。
れた各部屋のスタイルや部材のデータをワークステーシ
ョン30から受け取り、これに基づいて図34に示す全
体イメージカタログを作成する。すなわち、ワークステ
ーション30から間取り、各部屋の予算、スタイル、部
材等を示すデータを受け取り、これに基づいて文字画像
データベース41をアクセスし、該当するイメージ写真
のデータおよび文字を読み出す。そして、間取り図を中
央に配置し、その周囲を各部屋の写真が囲うように自動
配置する。この自動配置にあたっては、次のような手法
が用いられる。
領域を検出し、ここにイメージ写真を表示するパターン
枠が設定される。空き領域の検出は、間取りを囲う上下
左右の領域について行われる。次に、空き領域が検出さ
れた後は、各空き領域についてイメージ写真の画像が収
納可能であるか否かが判断される。この判断は、イメー
ジ写真の画像寸法は既知であるから、各画像と空き領域
とを比較して、どの空き領域にどの画像が収納されるか
を設定する。ただし、各部屋の画像は、対応する間取り
の位置に近くなるように優先配置される。そして、以上
のようにして、空き領域に配置された画像の中点と、間
取り図の各部屋内に予め設定された指示ポイント(図中
黒丸参照)とを実線で結ぶ。この処理は、指示ポイント
の中心座標を(X1,Y1)とし、これに対応する画像の
中心座標を(X2,Y2)としたとき、座標(X1,Y2)
から座標(X2,Y2)までの線分L1と、座標(X1,Y
1)から座標(X1,Y2)までの線分L2とを描くことに
よって行われる。同様の処理が各指示ポイントとこれら
に対応する画像との間で行われる。線分が描画された後
は、以下の点が評価される。 (i)他の画像と重なっていないか? (ii)他の線分と重なっていないか? (iii)他の線分との距離はどれだけあるか? 次に、上記評価点が最低である線分の組が適宜移動され
る。例えば、上下左右に種々移動した場合の評価点を算
出し、その中で最高点となる線分を検出してその線分の
組に置き換える。この置き換えの後に、再び評価点が最
低である線分を検出する。ここで、「評価点が最低であ
る線分」は、一般的には最初に選択されたものとは異な
っている。すなわち、最初に評価点が最低である線分
は、上述の処理が行われたことにより評価点が向上する
可能性が高く、ここで処理の対象となるものは、一般的
には、別の線分である。
して、その値を向上させる処理が繰り返され、全体の評
価点は徐々に向上する。そして、このような処理が所定
回数(例えば、30回)行われると、他の画像や線分と
重ならない線分を描くことができる。なお、このような
自動処理によっても修正の必要が生じることがあるが、
このような場合にはマニュアルによる修正処理が行われ
る。
写真の画像、間取り図および線分の印刷データをカラー
プリンタ42に供給する。これにより、カラープリンタ
42からは、図34に示す全体イメージカタログが出力
される。このように、従来、切り貼り等の手作業で行っ
ていた全体イメージカタログの作成を、ワークステーシ
ョン30から転送されるデータに基づいて自動的に行う
ことができる。
30に行わせ、構成を簡略化してもよい。
から書くようにしたが、プランが決まっていない場合
は、いくつかの間取りのパターンを予め用意しておき、
これを修正するようにしてもよい。
見る」を選択すると、CD−ROM7に予め記録された
インテリア写真が順次表示される。
ば、顧客の希望や条件に応じた住宅プランを部屋のイメ
ージや関連商品も含めて、素早く的確に提示することが
できる。また、イメージデータプリント手段により、部
屋のイメージと間取り図とを所定位置にプリントし、さ
らに、当該部屋に関連のある商品を併せてプリントする
ことにより、個々の顧客に対応した部屋別の提案カタロ
グを作成することができ、より的確な住宅プランを提示
することができ、また、イメージデータ配置手段により
間取り図を中心にして部屋のイメージデータを配置し、
かつ、線分描画手段により間取り図の対応する部分とイ
メージデータとを線で結び、このようにして描かれた図
をプリント手段によってアウトプットすれば、全体のイ
メージが極めて掴み易い、住宅プランを提示することが
できる。
ある。
成を示すブロック図である。
である。
ボタンを示す正面図である。
る。
る。
る。
概念図である。
タを示す概念図である。
ある。
図である。
る。
図である。
示す図である。
図である。
した全体イメージカタログを示す図である。
報記憶手段:商品イメー ジ情報記憶手段:説明文情報記憶手段 ) 8 操作部(基本情報入力手段:間取り情報入力手段:
商品選択手段) 11 送信部(送信手段) 21 ビデオプレーヤ(記録手段) 30 ワークステーション(イメージ情報読出手段:部
屋イメージ印刷手段) 31 文字画像データベース(商品イメージ情報記憶手
段:部屋イメージ情報記憶手段) 32 カラープリンタ(部屋イメージ印刷手段) 40 ワークステーション(間取り図作成手段:イメー
ジ情報読出手段:間取り図印刷手段) 41 文字画像データベース(商品イメージ情報記憶手
段:部屋イメージ情報記憶手段) 42 カラープリンタ(間取り図印刷手段)
Claims (7)
- 【請求項1】 予算を含む基本情報を入力する基本情報
入力手段と、 間取りに関する情報を入力する間取り情報入力手段と、 部屋に用いられる商品の商品情報を記憶する商品情報記
憶手段と、 前記基本情報入力手段から入力された基本情報および前
記間取り情報入力手段から入力された間取り情報に対応
する商品情報を前記商品情報記憶手段から選択する商品
選択手段と を具備することを特徴とする住宅プランニン
グシステム。 - 【請求項2】 部屋のイメージ情報を記憶する部屋イメ
ージ情報記憶手段と、 商品のイメージ情報を記憶する商品イメージ情報記憶手
段と、 前記間取り情報入力手段から入力された間取り情報およ
び前記商品選択手段によって選択された商品情報に対応
するイメージ情報を、前記部屋イメージ情報記憶手段お
よび商品イメージ情報記憶手段から各々読み出すイメー
ジ情報読出手段と、 前記イメージ情報読出手段が読み出したイメージ情報に
基づき、間取りを構成する各部屋について部屋のイメー
ジ情報および当該部屋に関連する商品のイメージ情報を
対応させて印刷する部屋イメージ印刷手段と を具備する
ことを特徴とする請求項1記載の住宅プランニングシス
テム。 - 【請求項3】 部屋のイメージ情報を記憶する部屋イメ
ージ情報記憶手段と、 前記間取り情報入力手段から入力された間取り情報に基
づいて間取り図を作成する間取り図作成手段と、 前記間取り情報に対応する部屋のイメージ情報を前記部
屋イメージ情報記憶手段から読み出すイメージ情報読出
手段と、 前記間取り図作成手段が作成した間取り図を印刷すると
ともに、前記イメージ情報読出手段が読み出したイメー
ジ情報を、該当する部屋に関連付けて当該間取 り図の周
囲に印刷する間取り図印刷手段と を具備することを特徴
とする請求項1記載の住宅プランニングシステム。 - 【請求項4】 前記間取り情報に基づいて間取り図を作
成する間取り図作成手段と、 前記間取り図作成手段が作成した間取り図を印刷すると
ともに、前記イメージ読出手段が読み出したイメージ情
報を、該当する部屋に関連付けて当該間取り図の周囲に
印刷する間取り図印刷手段と を具備することを特徴とす
る請求項2記載の住宅プランニングシステム。 - 【請求項5】 部屋のイメージ情報を記憶する部屋イメ
ージ情報記憶手段と、 商品のイメージ情報を記憶する商品イメージ情報記憶手
段と、 部屋および商品の説明文情報を記憶する説明文情報記憶
手段と、 前記間取り情報入力手段から入力された間取り情報およ
び前記商品選択手段によって選択された商品情報に対応
する部屋のイメージ情報、説明文情報および商品のイメ
ージ情報を、前記部屋イメージ情報記憶手段、説明文情
報記憶手段および商品イメージ情報記憶手段から読み出
し、これらを組み合わせて記録する記録手段とを具備す
ることを特徴とする請求項1記載の住宅プランニングシ
ステム。 - 【請求項6】 部屋および商品の説明文情報を記憶する
説明文情報記憶手段と、 前記間取り情報入力手段から入力された間取り情報およ
び前記商品選択手段によって選択された商品情報に対応
する部屋のイメージ情報、説明文情報および商品のイメ
ージ情報を、前記部屋イメージ情報記憶手段、説明文情
報記憶手段および商品イメージ情報記憶手段から読み出
し、これらを組み合わせて記録する記録手段とを具備す
ることを特徴とする請求項2〜4いずれかに記載の住宅
プランニングシステム。 - 【請求項7】 前記間取り情報入力手段によって入力さ
れた間取り情報および前記商品選択手段によって選択さ
れた商品情報を転送する送信手段を有し、前記イメージ
情報読出手段は、前記送信手段が転送した間取り情報お
よび商品情報に基づいて読出処理を行うことを特徴とす
る請求項2または3に記載の住宅プラ ンニングシステ
ム。
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