JP2000222465A - 販売支援装置及び該装置用記録媒体 - Google Patents

販売支援装置及び該装置用記録媒体

Info

Publication number
JP2000222465A
JP2000222465A JP2519199A JP2519199A JP2000222465A JP 2000222465 A JP2000222465 A JP 2000222465A JP 2519199 A JP2519199 A JP 2519199A JP 2519199 A JP2519199 A JP 2519199A JP 2000222465 A JP2000222465 A JP 2000222465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
product
data
place
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2519199A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Habata
昌伸 幅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SARA KK
Original Assignee
SARA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SARA KK filed Critical SARA KK
Priority to JP2519199A priority Critical patent/JP2000222465A/ja
Publication of JP2000222465A publication Critical patent/JP2000222465A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーテン等のインテリア商品の販売に必要と
なる情報を顧客に提示するためのツールとして有用な販
売支援装置を提供する。 【解決手段】 コンピュータの表示装置の画面に表示さ
れたメイン画面30の作業領域34において、部屋検索
ウィンドウ60に表示された部屋画像及び生地検索ウィ
ンドウ40に表示されたカーテンの生地画像からその部
屋でカーテンを吊った状態を示す合成画像を作成し、そ
の合成画像を、品名、色番、価格、対応スタイルといっ
た生地の属性データと関連づけて、完成候補パレットに
保存する。こうして保存された合成画像及び生地の属性
データは、プライスカードの作成や見積書の作成といっ
た処理で簡単に再利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の販売を支援
するための販売支援装置およびそれに使用されるデータ
および/またはプログラムが記録されたコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】商品の販売においては、商品そのものを
顧客に提示するだけでなく、販売促進のために、その商
品に関する様々な情報(例えば、サイズ、色、デザイ
ン、価格、品質、機能、性能、保証、製造日、製造元等
の情報)をわかりやすい形で顧客に提供することが必要
である。商品情報は、文字、画像(イラストや写真
等)、映像、音声等の多様な形態で提供することが可能
であるが、その中でも、文字及び画像の形で提供される
情報は極めて重要なものである。
【0003】文字や画像の情報伝達においては、従来よ
り、紙等の平面媒体に文字や画像を印刷して成る印刷物
が広く利用されている。このような印刷物の例として、
プライスカード、チラシ、ポスター、パンフレット等が
挙げられる。これらの印刷物は、不特定多数の消費者に
広く情報を提供するために用いることが多い。また、販
売員が個別の顧客を相手にして商品に関する詳細な説明
を行う際に用いられる印刷物もある。このような種類の
印刷物の例としては、説明書(マニュアル)、仕様書、
価格表等が挙げられる。また、商品によっては、販売員
が顧客毎に提案書、見積書等の文書を作成し、これを顧
客に提示しながら商談を進めることもある。
【0004】商品の一例としてカーテンを取り上げてみ
る。カーテンの販売においては、各種印刷物を用いて不
特定多数の消費者に商品情報を提供するだけでなく、販
売員が、個別の顧客に対し、見本帳(サンプルブック)
や価格帳を使用しながら商品に関する詳しい説明を行う
機会が多い。また、上記のような既成の印刷物を用いる
だけでなく、販売員が顧客の要望に応じて提案書や見積
書を作成する機会も多い。
【0005】見本帳と価格帳はカーテンの販売において
特に重要な情報媒体である。すなわち、見本帳には、多
数のカーテンのそれぞれについて、生地のサンプルが添
付されるとともに、施工写真などのいくつかの写真、対
応スタイル(そのカーテンが対応可能なスタイル)の一
覧などが掲載されている。また、価格帳には、多数のカ
ーテンの価格表が掲載されている。カーテンの価格はそ
のサイズ(長さ及び巾)により変わってくるため、価格
表は、通常、縦方向がカーテンの長さ(窓の高さ)に応
じて区切られ、横方向がカーテンの巾(窓の巾)に応じ
て区切られた表形式のものが用いられる。更に、カーテ
ンの価格はそのスタイルや仕立てのランク等のオプショ
ンによっても変わってくるため、同一の生地に対して、
それぞれ異なるオプションに対応する複数の価格表が用
意されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、カーテ
ンの販売において、販売員は、見本帳や価格帳を含む様
々な情報媒体を効率よく用いて顧客に商品情報を提供し
なければならず、そのためには相当の知識と熟練が必要
とされる。また、一般顧客を対象とした販売促進用の印
刷物や個別の顧客を対象とした提案書又は見積書の作成
には、商品そのものに関する知識だけでなく、情報提示
用の媒体又は文書の作成に関する知識及び技術も必要と
される。このように、カーテンの販売においては、顧客
への商品情報の提供のために販売員が多くの労力と時間
を費やしていた。更に、情報提示用の媒体の中には、販
売員が自ら製作することが困難なものもある(例えば、
見本帳や価格帳)が、このような媒体の製作は専門の業
者に依頼せざるを得ず、そのために更に時間と費用がか
かっていた。ところで、印刷媒体の製作を専門業者に依
頼する場合、1000枚単位といった大きな部数で発注
するのが通常であるが、その印刷媒体が店頭配布用のチ
ラシや店頭掲出用のポスターである場合、1000枚単
位といった大部数は必要なく、数枚からせいぜい100
枚程度で済むことも多い。このように必要部数の少ない
印刷媒体の製作を専門業者に依頼することは、費用面か
ら問題が多いだけでなく、紙資源の無駄にもつながる。
従って、必要部数の少ないチラシやポスター等の製作
は、そのような仕事に不慣れな販売員が担当せざるを得
ない場合も多く、販促用媒体としての出来映えもあまり
良くならないことが多かった。
【0007】また、見本帳及び価格帳には膨大な量の文
字情報及び/又は画像を掲載する必要があるが、これら
はどうしても厚くて重いものとなってしまうため、販売
の現場において取り扱いやすいものとは言い難かった。
【0008】また、上述のように、見本帳には各カーテ
ン毎にその施工写真(そのカーテンを部屋に吊った状態
を示す写真)が掲載されているが、もし顧客がカーテン
を使用しようとする部屋の構造や雰囲気が施工写真に写
った部屋と異なる場合、顧客は、そのカーテンが本当に
自分の部屋に適したものであるかどうかを想像して購入
の可否を決定しなければならず、イメージに合わないカ
ーテンを選んでしまう恐れがあった。
【0009】上述したような問題は、カーテンの販売に
限らず、例えば家具や絨毯といった他のインテリア商品
の販売にも共通するものである。本発明はこのような課
題を解決するために成されたものであり、その目的とす
るところは、商品の販売に必要となる情報をもれなく、
わかりやすく、顧客に提示するためのツールとして有用
な販売支援装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係る販売支援装置は、情報を入力す
るための入力手段、情報を表示するための表示手段及び
情報処理手段を含む販売支援装置において、複数の商品
の画像データを記憶した商品画像記憶部、前記商品を使
用する複数の場所の画像データを記憶した場所画像記憶
部及び各商品の属性データを記憶した商品データ記憶部
を有する基本データ記憶手段と、一又は複数の商品の画
像データを前記基本データ記憶手段の商品画像記憶部か
ら読み出し、前記表示手段に該商品の画像を所定の形式
で表示する商品画像表示手段と、一又は複数の場所の画
像データを前記基本データ記憶手段の場所画像記憶部か
ら読み出し、前記表示手段に該場所の画像を所定の形式
で表示する場所画像表示手段と、前記表示手段に表示さ
れた商品及び場所の中から選択された商品及び場所の画
像データを所定の方法で処理することにより該場所にお
ける該商品の使用状態を示す合成画像を生成する画像合
成手段と、前記画像合成手段により生成された一又は複
数の合成画像を候補画像として表示する候補画像表示画
面を前記表示手段に表示し、前記候補表示画面に表示さ
れた合成画像の中から選択された少なくとも1つの合成
画像の画像データ及び/又は該合成画像に写った商品の
属性データを所定の方法で処理する選択データ処理手段
と、を備えることを特徴とする。
【0011】また、本発明は、既存のコンピュータを用
いて上記販売支援装置を構成するためのコンピュータ読
み取り可能な記録媒体をも提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る販売支援装置の各構
成要素について以下に説明する。まず、入力手段は、コ
ンピュータの入出力装置として通常に使用されるキーボ
ードやポインティングデバイス(マウス等)を利用して
構成される。同様に、表示手段は、ブラウン管(CR
T)や液晶ディスプレイ(LCD)等を利用して構成さ
れる。
【0013】基本データ記憶手段は、コンピュータを用
いた情報処理の分野で一般に使用されるハードディス
ク、CD−ROM等の記憶装置を利用して構成する。基
本データ記憶手段には、商品の画像データ、該商品を使
用する複数の場所の画像データ及び各商品の属性データ
が記憶される。
【0014】商品がカーテンである場合について考え
る。この場合、商品の画像データはカーテンの画像デー
タであり、場所の画像データはカーテンを吊る場所(窓
等)を有する様々なタイプの部屋の画像データである。
カーテンの画像データについては、生地を詳細に示す生
地画像データ、場所での使用状態を示す画像データとい
った複数の画像データを各カーテン毎に用意してもよい
し、生地を示す基本画像データのみを用意して、そのデ
ータを適宜処理することにより生地の画像や場所での使
用状態を示す画像を生成してもよい。場所の画像データ
は複数用意されているから、カーテンの使用状態を示す
画像データもそれに応じて複数用意(又は生成)する。
1つの場所に窓が複数備えられている場合は、各窓毎に
カーテンの使用状態を示す画像データを用意(又は生
成)する。カーテンの属性データとしては、品名、色
番、用途、色系統、見本帳区分、価格、機能、生地巾、
対応スタイル等が挙げられる。
【0015】商品画像表示手段は、商品の画像データを
基本データ記憶手段の商品画像記憶部から読み出し、表
示手段にその商品の画像を所定の形式(例えば一覧形
式)で表示する。更に、本発明のより好ましい形態にお
いては、商品画像表示手段は以下のような商品検索機能
を備える構成とする。すなわち、使用者が入力手段を操
作して商品画像表示手段を動作させる命令を入力する
と、商品画像表示手段は、商品に関する検索条件を入力
するための商品検索条件設定画面を表示手段に表示す
る。例えば、商品がカーテンである場合、商品検索条件
設定画面には、カーテンの属性データ(色、柄、価格帯
等)に関する検索条件を設定する欄を設けるようにす
る。次に、使用者が前記入力手段を操作して商品検索の
実行を指示する命令を入力すると、商品画像表示手段
は、検索条件設定画面で設定された検索条件に適合する
商品の画像データを基本データ記憶手段の商品画像記憶
部から読み出し、表示手段にその商品の画像を所定の形
式で表示する。
【0016】場所画像表示手段は、場所の画像データを
基本データ記憶手段の場所画像記憶部から読み出し、表
示手段にその場所の画像を所定の形式(例えば一覧形
式)で表示する。更に、本発明のより好ましい形態にお
いては、場所画像表示手段は以下のような場所検索機能
を備える構成とする。すなわち、使用者が入力手段を操
作して場所画像表示手段を動作させる命令を入力する
と、場所画像表示手段は、商品を使用する場所に関する
検索条件を入力するための場所検索条件設定画面を表示
手段に表示する。例えば、商品を使用する場所がカーテ
ンを使用する部屋である場合、場所検索条件設定画面に
は、部屋のタイプ(和室、洋室、キッチン、リビング
等)を選択する欄を設ける。次に、使用者が前記入力手
段を操作して場所検索の実行を指示する命令を入力する
と、場所画像表示手段は、場所検索条件設定画面で設定
された検索条件に適合する場所の画像データを基本デー
タ記憶手段の場所画像記憶部から読み出し、表示手段に
その場所の画像を所定の形式で表示する。
【0017】画像合成手段は、表示手段に表示された商
品及び場所の中から選択された商品の画像データ及び場
所の画像データを所定の方法で処理することにより該場
所における該商品の使用状態を示す合成画像を生成す
る。このような手段は、例えば、大きなコンテナ画像
(場所の画像)中の所定の部分領域に小さな部品画像
(商品の画像)を埋め込む一般的な画像データ処理方法
(例えば、特開平9−106411号公報に記載の方
法)を応用して構成することができる。
【0018】選択データ処理手段は、画像合成手段によ
り生成された一又は複数の合成画像を候補画像として表
示する候補表示画面を表示手段に表示し、使用者が入力
手段を操作することによって候補表示画面に表示された
合成画像の中から選択した少なくとも1つの合成画像の
画像データ及び/又はその合成画像に写った商品の属性
データを所定の方法で処理する。
【0019】本発明の一形態においては、前記選択デー
タ処理手段は、前記候補表示画面に表示された合成画像
の中から少なくとも1つの合成画像が選択されて所定の
命令が入力されたときに、選択された合成画像及び/又
は該合成画像に写った商品の属性情報を前記命令に対応
する形式で表示する情報表示画面を前記表示手段に表示
するように構成される。この選択データ処理手段により
実行される処理としては、例えば、選択された合成画像
(選択画像)に写った商品の販売促進に用いられる提案
書やプライスカードの作成に必要なデータ(文字、数
値、画像等)を抽出して表示手段に表示する処理(販促
用媒体作成処理)、選択された商品の画像データや属性
データを表示手段に表示する処理(商品情報表示処
理)、選択画像に写った商品の販売促進に用いられる見
積書の作成に必要なデータ(文字、数値等)を抽出して
表示手段に表示する処理(見積書作成処理)等が挙げら
れる。
【0020】上記形態の販売支援装置において、選択デ
ータ処理手段は、一又は複数の合成画像を候補画像とし
て表示する候補表示画面を表示手段に表示する。そし
て、使用者が入力手段を操作して、候補表示画面に表示
された合成画像の中から少なくとも1つの合成画像を選
択し、所定の命令を入力すると、選択データ処理手段
は、選択された合成画像及び/又はその合成画像に写っ
た商品の属性情報を前記命令に対応する形式で表示する
情報表示画面を表示手段に表示する。
【0021】例えば、商品がカーテンである場合を考え
る。この場合、上記命令が生地情報の表示を指示する命
令であれば、選択データ処理手段は、生地の画像、価
格、対応スタイル、機能性等の情報を表示する画面を表
示手段に表示する。また、上記命令が見積書の作成を指
示する命令であれば、選択データ処理手段は、見積もり
に必要とされる品名、色番、価格、数量、サイズといっ
たデータを入力するためのフィールドを有する計算表を
含む画面を表示手段に表示する。このとき、選択データ
処理手段は、選択された合成画像に写ったカーテンの品
名、色番、価格といった基本データが各データに対応す
るフィールドに予め入力された状態の計算表を表示手段
に表示する。
【0022】また、上記形態の販売支援装置において、
紙等の被印刷媒体に文字や画像等の印刷イメージを印刷
するための印刷手段を更に備え、前記選択データ処理手
段は、所定の印刷開始命令が入力されたときに、前記情
報表示画面に表示された合成画像及び/又はその合成画
像に写った商品の属性データを所定の形式で前記印刷手
段から出力する印刷処理を行うようにしてもよい。この
ような構成によれば、例えばチラシ、ポスター、プライ
スカードといった販促用印刷媒体を必要な部数だけ簡単
に製作することができる。このような装置は、従来なら
費用の無駄を承知で専門業者に製作を依頼するか、不慣
れな販売員が製作を担当せざるを得ないような少部数の
印刷媒体の製作に有効活用できる。また、この装置にお
いて、更に、使用者が予め用意された印刷形式の雛形
(テンプレート)の中から所望の形式を選択し、必要に
応じて画面上で修正を施した後に印刷するようにすれ
ば、その使用者が販促用印刷媒体の製作に関する専門的
な知識や技術を持っていなくても、見栄えのよい販促用
印刷媒体を簡単に作成することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る販売支援装置によれば、商
品の画像及び場所の画像を簡単に合成して表示すること
ができるから、顧客の要望に応じて、同じ商品を複数の
異なるタイプの場所で使用した状態を比較したり、同じ
場所で複数の異なるタイプの商品を使用した状態を比較
することが容易に行える。また、選択データ処理手段
に、販促用媒体の作成、商品情報の表示、見積書の作成
といった様々な機能を付与すれば、使用者が入力手段を
操作して、表示手段上での合成画像の選択や情報処理手
段への命令の入力といった簡単な作業を行うのみで、販
促用媒体や見積書の作成のためのデータの抽出及び表
示、商品の価格表の表示、といった処理が自動的に実行
される。また、本発明に係る販売支援装置は、CD−R
OM等の小型且つ軽量の記録媒体を利用して構成するこ
とができるため、例えばカーテンの販売において用いら
れる見本帳や価格帳といった重くて厚い情報媒体が不要
となるだけでなく、所望のデータを効率よく抽出するこ
ともできるようになり、販売促進活動の効率化につなが
る。
【0024】
【実施例】本発明に係る販売支援装置の一実施例につい
て図面を参照しながら説明する。なお、本実施例におい
ては、商品はカーテンであり、商品を使用する場所はカ
ーテンを使用する部屋であるものとする。
【0025】図1は本実施例の販売支援装置の概略的構
成を示すブロック図である。本実施例では、中央制御装
置10、表示装置(陰極線管(CRT)や液晶ディスプ
レイ(LCD)等)11、印刷装置12、キーボード1
3及びマウス14(以下、この2つの総称を入力装置1
6とする)を備えるパーソナルコンピュータシステム
(以下、パソコンとする)1を利用して販売支援装置を
構成する。中央制御装置10は、制御の中枢部として機
能するプロセッサ(CPU)101を備えている。CP
U101には、読み取り専用メモリ(ROM)102、
読み書き可能メモリ(RAM)103、ハードディスク
(HD)104、CD−ROMドライブ105及びフロ
ッピーディスクドライブ(FDD)106といった記憶
手段が接続されており、CPU101はこれら記憶手段
からのプログラムやデータの読み出しや、それらへのデ
ータの書き込みを行う。
【0026】本実施例においては、パソコン1で市販の
オペレーティングシステム(OS)を動作させ、CPU
101上で所定のプログラムを実行することにより、パ
ソコン1を本発明に係る販売支援装置として機能させ
る。このプログラムは、予めHD104にインストール
しておいたものを呼び出してもよいし、そのプログラム
を記録したCD−ROM15から呼び出すようにしても
よい。また、そのプログラムで用いられる基本データに
ついても、予めこれをCD−ROM15からHD104
に複写しておいてもよいし、これをCD−ROM15か
ら必要に応じて直接読み出すようにしてもよい。以下の
例では、プログラム及び基本データの両方がCD−RO
M15に記録されており、HD104へのインストール
無しでも上記プログラムをパソコン1上で実行できるも
のとする。また、OSとしては、Windows(米国
マイクロソフト社の登録商標)の名で広く知られている
オペレーティングシステムを用いるものとする。
【0027】図2はCD−ROM15の構成を示す概念
図である。CD−ROM15は、上記プログラムを記憶
したプログラム記憶部15aと、上記基本データを記憶
した基本データ記憶部15bを有する。更に、基本デー
タ記憶部15bは、様々な生地及びカーテンの画像を記
憶した商品画像記憶部15c、各生地及びカーテンの属
性データを記憶した商品データ記憶部15d、様々な部
屋の画像を記憶した場所画像記憶部15e、及び、各部
屋の属性データを記憶した場所データ記憶部15fを有
する。カーテンの属性データは、例えば色系統、柄イメ
ージ、機能性、価格帯、スタイル、品名及び色番等を含
む。部屋の属性データは、例えば和室又は洋室のいずれ
か、一戸建て用又はマンション用のいずれか、部屋の用
途は何か(リビング、ダイニング、寝室等)といった情
報を含む。
【0028】CD−ROM15をCD−ROMドライブ
105に入れ、入力装置16で所定の操作を行うと、C
PU101がプログラム記憶部15aからプログラムを
読み出してそれを実行する。
【0029】図3はパソコン1上で上記プログラムを起
動したときに表示装置11に表示されるメイン画面を示
す図である。メイン画面30は、タイトルバー31、メ
ニューバー32、ツールバー33及び作業領域34から
主として構成されている。ツールバー33には10個の
コマンドボタン(新規ボタン331、生地検索ボタン3
32、部屋検索ボタン333、生地候補ボタン334、
完成候補ボタン335、全パレット表示ボタン336、
生地データ表示ボタン337、提案ボード作成ボタン3
38、プライスカード作成ボタン339及び見積書作成
ボタン340)が配置されている。
【0030】図4はメイン画面30の生地検索ボタン3
32をクリックしたときに表示装置11に表示される生
地検索ウィンドウを示す図である。生地検索ウィンドウ
40には、カーテンの生地の色系統を指定するための色
指定リストボックス401、カーテンの生地の柄イメー
ジを指定するための柄指定リストボックス402、カー
テンの生地の機能性を指定するための機能指定リストボ
ックス403、価格種別を切り替えるための価格種別指
定ラジオボタン404、カーテンの価格帯を指定するた
めの価格指定ドロップダウンリスト405、カーテンの
スタイルを指定するためのスタイル指定ドロップダウン
リスト406、カーテンの品名を指定するための品名指
定ドロップダウンリスト407、カーテンの生地の色番
を指定するための色番指定ドロップダウンリスト40
8、検索でヒットした生地の件数を表示する件数表示テ
キストボックス409、全ての検索条件をリセットする
ためのクリアボタン410、検索を実行するための検索
ボタン411、検索条件に適合する生地の画像を一覧形
式で表示するための生地表示ボックス412、及び、生
地表示ボックス内で選択された生地に対して用意されて
いる色を一覧形式で表示するための色表示ボックス41
3が配置されている。
【0031】色指定リストボックス401では、例えば
レッド系、グリーン系、ブルー系等の選択項目から複数
の項目を指定できるようにする。柄指定リストボックス
402では、例えばフローラル、幾何模様、草葉等の選
択項目から複数の項目を指定できるようにする。機能指
定リストボックス403では、例えばウォッシャブル、
防火性、遮光性等の選択項目から複数の項目を指定でき
るようにする。
【0032】価格帯、スタイル、品名及び色番を指定す
るための上記4つのドロップダウンリスト405〜40
8では、使用者は、各リスト毎にデフォルトで設定され
た選択項目から1つを選択できる他、入力装置を適宜操
作してリストにフォーカスを移し、直接そこへ文字列を
入力することもできる。なお、価格指定ドロップダウン
リスト405の選択項目は、価格種別指定ラジオボタン
404で「生地価格」がチェックされているときには1
平方メートルあたりの価格を示し、「1間腰高窓」がチ
ェックされているときには200×140cmあたりの
価格を示す。
【0033】生地検索ウィンドウ40で生地を検索する
手順は次の通りである。まず、使用者が入力装置を操作
して、色系統、柄イメージ、機能性、価格帯、スタイ
ル、品名及び色番に関する検索条件を上記各リストボッ
クス及びドロップダウンリストで設定し、検索ボタン4
11をクリックする。すると、CD−ROM15の商品
データ記憶部15dのデータに基づいて、検索条件を満
たす生地が検索され、その生地の画像が商品画像記憶部
15cから読み出され、生地表示ボックス412に一覧
形式で表示される。
【0034】生地検索の結果は、次のようにして一時保
存することができる。まず、メイン画面30の生地候補
ボタン334をクリックする。すると、図5に示したよ
うな生地候補パレット50が表示装置11に表示され
る。生地候補パレット50には、生地の画像を一覧形式
で表示するための画像表示ボックス501が備えられて
いる。この生地候補パレット50を表示させた状態で、
生地検索ウィンドウ40の生地表示ボックス412に表
示された一又は複数の生地の画像を、マウス14の操作
により選択し、生地候補パレット50の画像表示ボック
ス501へドラッグアンドドロップで貼り付ける。こう
して気に入った生地の画像を生地候補パレット50に保
存しておけば、検索条件をリセット又は変更した後で
も、生地候補ボタン334をクリックすることにより、
保存された画像をいつでも呼び出すことができる。
【0035】図6はメイン画面30の部屋検索ボタン3
33をクリックしたときに表示装置11に表示される部
屋検索ウインドウを示す図である。部屋検索ウィンドウ
60には、部屋の用途やタイプを指定するための部屋タ
イプ指定リストボックス601、検索条件をクリアする
ためのクリアボタン602、検索を実行するための検索
ボタン603、及び、検索条件に適合する部屋の画像を
一覧形式で表示するための部屋表示ボックス604が配
置されている。部屋タイプ指定リストボックス601で
は、例えば和室、洋室、リビング、ダイニング、寝室、
ホテル、マンションといった選択項目から複数の項目を
指定できるようにする。
【0036】部屋の画像と生地又はカーテンの画像を合
成する手順は以下の通りである。まず、メイン画面30
の生地検索ボタン332及び部屋検索ボタン333をク
リックして生地検索ウィンドウ40及び部屋検索ウィン
ドウ60を図7のように表示させ、先に述べたような手
順で生地検索及び部屋検索を行う。次に、部屋検索ウィ
ンドウ60の部屋表示ボックス604に表示された部屋
の画像の中から所望の画像をマウス14の操作により選
択し、メイン画面30の作業領域34にドラッグアンド
ドロップで貼り付ける。すると、その部屋の画像が作業
領域34に拡大表示される(図中の符号341)。更
に、生地検索ウィンドウ40の生地表示ボックス412
に表示された生地の画像の中から所望の画像をマウス1
4の操作により選択し、作業領域34に表示された画像
341の上にドラッグアンドドロップで貼り付ける。す
ると、画像341の、カーテンに対応する部分領域(図
中で斜線を施した領域342)が、選択された生地から
成るカーテンの画像に置き換わる。このようにして、所
望の部屋に所望のカーテンを吊った状態を示す合成画像
を簡単に作成することができる。
【0037】上述のようにして作成された合成画像は、
次のようにして一時保存することができる。まず、メイ
ン画面30の完成候補ボタン335をクリックする。す
ると、図8に示したような完成候補パレット80が表示
装置11に表示される。完成候補パレット80には、部
屋の合成画像を一覧形式で表示するための画像表示ボッ
クス81が備えられている。この完成候補パレット80
を表示させた状態で、メイン画面30の作業領域34に
表示された合成画像341をダブルクリックすると、そ
の画像が完成候補パレット80に複写される。こうして
気に入った合成画像を完成候補パレット80に保存して
おけば、完成候補ボタン335をクリックするだけでい
つでもその画像を呼び出すことができる。
【0038】上述のように完成候補パレット80に合成
画像を保存する処理において、合成画像のデータは、そ
の中に写ったカーテンの生地の属性データと関連づけら
れて保存される。このようなデータの関連づけは、例え
ば次のようにして行う。まず、プログラムの起動時に、
RAM103に完成候補パレット用のデータ領域を予め
確保しておく。合成画像のファイル名及び生地の識別デ
ータ(例えば品名と色番の組み合わせ)を含む構造体デ
ータを有するものとする。次に、メイン画面30の作業
領域34に表示された合成画像341が上述のようにダ
ブルクリックされたら、その画像データをハードディス
ク104に保存するとともに、その合成画像のファイル
名、その画像に写ったカーテンの生地の識別データ及び
完成候補パレット内での位置を示すインデックス(数
値)をメンバーデータとして含む構造体データを生成
し、上記データ領域に保存する。完成候補パレット80
は、画像表示ボックス81で合成画像が選択されたとき
に、その画像のインデックスを返す。
【0039】なお、上述した処理において、構造体デー
タは部屋検索条件のデータ及び生地検索条件のデータを
メンバーデータとして含み、合成画像の保存時には、そ
のときに部屋検索ウィンドウ及び生地検索ウィンドウで
設定されている部屋検索条件及び生地検索条件のデータ
をも構造体データに保存されるようにすると、より好ま
しい。このようにすれば、例えば、完成候補パレット8
0に表示された画像に対して所定の操作を行うことによ
りその画像を合成したときの検索条件を再び呼び出して
利用する、といった処理が可能となる。以下の説明で
は、上記構造体データが上述のような構造を有するもの
とする。
【0040】以上の説明においては、メイン画面30に
作業領域を1面だけ作成してそこで合成画像を作成する
ものとしたが、メイン画面30に複数の作業領域を作成
して、各作業領域毎に異なる合成画像を作成することも
可能である。新たな作業領域は、メイン画面30の新規
ボタン331をクリックすることにより追加作成され
る。
【0041】本実施例の販売支援装置には、上述のよう
にして作成された合成画像を様々な形で利用するための
機能が備えられている。これらの機能について以下に説
明する。
【0042】まず、提案ボード作成機能について説明す
る。図9はメイン画面の提案ボードボタンをクリックし
たときに表示装置11に表示される提案ボード作成ウィ
ンドウを示す図である。提案ボード作成ウィンドウ90
は、画像、文字、図形等を組み合わせてイメージを作成
するためのイメージ編集ウィンドウである。このウィン
ドウには、入出力ツールバー91、編集ツールバー92
及び画面切換ツールバー93が備えられている。これら
ツールバーの下には作業領域94が設けられており、そ
の中には描画領域95が表示されている。
【0043】入出力ツールバー91には、ファイルの入
出力に関する一般的なボタン(イメージを新規作成する
ためのボタン、既存のファイルを開くためのボタン及び
編集中のイメージをファイルに保存するためのボタン、
編集中のイメージを印刷するためのボタン)の他に、完
成候補パレット80を表示するための完成候補ボタン9
11、後述する画像リストウィンドウ100を表示する
ための画像リストボタン912、及び、画像リストに新
規画像を登録するための画像登録ボタン913が備えら
れている。編集ツールバー92には、直線、四角形及び
楕円の描画、文字の入力、文字の色や装飾の変更、図形
の塗りつぶしといった機能を利用するためのボタンが備
えられている。画面切換ツールバー93には、後述する
見積書作成画面を表示するための見積書ボタン931、
メイン画面30を表示するためのメイン画面ボタン93
2及びイメージの表示倍率を設定/変更するための倍率
設定ボックス933が備えられている。
【0044】画像リストボタン912をクリックする
と、図10に示したような画像リストウィンドウ100
が表示装置11に表示される。画像リストウィンドウ1
00には、ドライブ指定ドロップダウンリスト101、
フォルダ指定ボックス102及び画像表示ボックス10
3が配置されている。このウィンドウにおいては、フォ
ルダ指定ボックス102で指定されたフォルダに保存さ
れている画像が、画像表示ボックス103に一覧形式で
表示される。
【0045】提案ボード作成ウィンドウ90では、編集
ツールバー92に備えられたボタンをクリックし、描画
領域95内に図形を描いたり文字を書き込むことができ
るだけでなく、上述のようにして作成された合成画像や
予め画像リストに登録された画像を描画領域95に貼り
付けて利用することができる。すなわち、合成画像を利
用したいときは、完成候補ボタン911をクリックして
完成候補パレット80を表示させ、そこに表示された画
像をマウス14の操作により選択し、ドラッグアンドド
ロップで描画領域95に貼り付ける。すると、描画領域
95には、その合成画像951だけでなく、その中に写
ったカーテンの生地の拡大画像952及びその生地の属
性データラベル953が貼り付けられる。登録画像を利
用したいときには、画像リストボタン912をクリック
して画像リストウィンドウ100を表示させ、そこに表
示された画像をマウス14の操作により選択し、ドラッ
グアンドドロップで描画領域95に貼り付ける。画像リ
ストウィンドウ100には、例えば店のロゴマークや、
住宅の間取り図等を予め登録しておくとよい。なお、こ
のようにして描画領域95に貼り付けられた画像は、マ
ウス14の操作により自由にサイズを変更することがで
きる。
【0046】上述したような提案ボード作成ウィンドウ
90を用いれば、生地の拡大画像、生地のデータ、及び
その生地から成るカーテンの使用状態を示す画像を含む
イメージを簡単に作成できるため、顧客へ商品を提案す
るためのボード、販売促進用平面媒体(POP用看板、
チラシ、サンプルシート等)を効率よく作成することが
できる。
【0047】次に、プライスカード作成機能について説
明する。メイン画面30のプライスカード作成ボタン3
39をクリックすると、図11に示したようなプライス
カード作成ウィンドウ110が表示装置11に表示され
る。次に、完成候補ボタン335をクリックして完成候
補パレット80を表示させ、そこに表示された合成画像
のうちいずれかをマウス14の操作により選択し、ドラ
ッグアンドドロップでプライスカード作成ウィンドウ1
10の表示領域111に貼り付ける。すると、選択され
た合成画像及びその中に写ったカーテンの生地の属性デ
ータが自動的に表示される。この状態で、印刷ボタン1
12をクリックすると、印刷装置12から所定の様式の
プライスカードが出力される。このようにして、プライ
スカードを簡単に作成することができるのである。
【0048】次に、見積書作成機能について説明する。
メイン画面30の見積書作成ボタン340をクリックす
ると、図12に示したような見積書作成ウィンドウ12
0が表示装置11に表示される。見積書作成ウィンドウ
120には、各種コマンドボタンを備えるツールバー1
21、顧客の氏名(名称)等の情報を表示するための顧
客情報表示欄122、見積もりに必要なデータを入力す
るための計算表123、計算表123でのデータ表示を
制御するためのナビゲーションバー124等が備えられ
ている。
【0049】計算表123は、見積もりに必要とされる
様々なデータを各生地毎に入力するための複数のフィー
ルドを備えている。図12では、F1からF14までの
計14のフィールドが図示されているが、フィールド数
が14に限られないことは言うまでもなく、必要に応じ
て適宜フィールドの数を変更してもよいだけでなく、フ
ィールドの構成や順序を変更してもよい。図12に示し
た14個のフィールドのうち、商品を使用する部屋のタ
イプ(リビング、ダイニング等)を入力する部屋名フィ
ールドF1、商品の形態(カーテン、上飾り、レース
等)を入力する種類フィールドF2、縫製スタイル(標
準、高級等)を入力する縫製スタイルフィールドF5、
その他のオプション設定(機能性等)を入力するオプシ
ョンフィールドF6及びヒダ巾(2倍、1.5倍等)を
入力するヒダ巾フィールドF7は、所定の選択項目を有
するドロップダウンリストから1つの項目を選ぶことに
よってセルにデータが入力されるように構成されてい
る。
【0050】見積書作成ウィンドウ120で見積書を作
成する手順は以下の通りである。まず、予め上述したよ
うに完成候補パレット80に合成画像を保存しておく。
そして、メイン画面30の見積書作成ボタン340をク
リックして見積書作成ウィンドウ120を表示画面11
に表示させる。なお、この時点で完成候補パレット80
が表示されていなければ、ツールバー121の完成候補
ボタン121aをクリックして、完成候補パレット80
を表示させる。このようにした後、完成候補パレット8
0に表示された画像をマウス14の操作により選択し、
ドラッグアンドドロップで計算表123に貼り付ける。
すると、計算表123の各フィールドにデータが自動的
に入力されるか、又はフィールドのドロップダウンリス
トの選択項目が自動的に設定される。
【0051】各フィールドでのデータの自動入力又は選
択項目の自動設定は、例えば次のように行われる。ま
ず、生地が決まれば品名及び色番も一意的に定まるか
ら、品名フィールドF3及び色番フィールドF4には選
択画像の貼り付けと同時に該当するデータが自動的に入
力される。部屋名フィールドF1、種類フィールドF
2、縫製スタイルフィールドF5、オプションフィール
ドF6及びヒダ巾フィールドF7の各フィールドのドロ
ップダウンリストには、予め各フィールド毎に設定され
ている選択項目を全てそのまま用いてもよいが、選択画
像の貼り付けと同時に、その画像に写った生地が対応可
能な項目のみに選択項目を絞り込むようにしてもよい。
更に、先に生地検索ウィンドウ40や部屋検索ウィンド
ウ60で設定された検索条件のうち、機能性条件の設定
値をオプションフィールドF6の初期値として、またス
タイルの設定値を縫製スタイルフィールドF5の初期値
として、自動設定するようにしてもよい。サイズ、値引
率、数量(購入数)は、見積もりの段階で設定するデー
タであるから、サイズフィールドF8及びF9、値引率
フィールドF11及び数量フィールドF13は、選択画
像の貼り付け時にはデータ入力を行わない。上代フィー
ルドF10、ご提供価格フィールドF12及び価格フィ
ールドF14には、それら以外のフィールドに入力され
たデータを適宜用いて価格を自動計算するための計算式
を入力しておく。
【0052】なお、複数の生地を見積もりの対象とした
い場合には、それらの生地が写った画像を計算表123
に次々と貼り付ければ、それらの生地のデータを計算表
123に次々と入力される。なお、完成候補パレット8
0で一度に複数の画像が選択されて計算表123に貼り
付けられた場合に、それらの画像に写った全ての生地の
データが自動的に計算表123に入力されるようにする
と、より好ましい。
【0053】次に、顧客情報管理機能について説明す
る。見積書作成ウィンドウ120では、顧客情報データ
ベースから顧客情報(顧客名、顧客番号、住所等)を取
り出して見積書作成に利用することができる。例えば、
見積もりの依頼者が既にデータベースに登録済みの顧客
である場合を考える。この場合、ツールバー121の既
存顧客ボタン121cをクリックする。すると、パスワ
ードの入力を求めるダイアログボックス(図示せず)が
表示される。ここで入力されたパスワードが所定のパス
ワードと同じであれば、顧客情報表示欄122のお客様
名フィールド122aのドロップダウンリストが利用可
能となる。なお、上記パスワードの設定は、パスワード
設定ボタン121dをクリックしたときに表示される画
面(図示せず)で予め行っておく。上記リストで目的の
顧客名を選択すると、データベースからその顧客に関す
る情報が読み出されて、各フィールドに表示される。こ
のようにした後、顧客情報表示欄122の下の検索ボタ
ン122bをクリックすると、それまでにその顧客用に
作成した全ての見積書の計算表がそれぞれ別のシートに
呼び出される。また、その既存顧客に対して新たな見積
書を作成するには、新規作成ボタン122cをクリック
し、新たな計算表を作成する。また、新規顧客に対して
見積書を作成するには、ツールバー121の新規顧客ボ
タン121eボタンをクリックしたときに表示される画
面(図示せず)に所定のデータを入力する。
【0054】顧客情報表示欄122及び計算表123へ
のデータ入力が完了したら、ツールバー121の印刷ボ
タン121bをクリックする。すると、印刷装置12か
ら所定の様式の見積書が自動的に出力される。このよう
に、見積書作成ウィンドウ120では、僅かなデータ入
力の手間のみで簡単に見積書を作成することができるの
である。
【0055】以上、本発明の一実施例について図面を参
照しながら詳細に説明したが、本発明の実施例は上記に
限られることはない。例えば、上記実施例では商品とし
てカーテンを取り上げたが、カーテン以外のインテリア
商品の販売にも本発明にかかる装置は応用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の販売支援装置の概略的構
成を示すブロック図。
【図2】 上記販売支援装置で用いられるCD−ROM
の構成を示す概念図。
【図3】 メイン画面を示す図。
【図4】 生地検索ウィンドウを示す図。
【図5】 生地候補パレットを示す図。
【図6】 部屋検索ウインドウを示す図。
【図7】 メイン画面上に生地検索ウィンドウ及び部屋
検索ウィンドウを表示させたところを示す図。
【図8】 完成候補パレットを示す図。
【図9】 提案ボード作成ウィンドウを示す図。
【図10】 画像リストウィンドウを示す図。
【図11】 プライスカード作成ウィンドウを示す図。
【図12】 見積書作成ウィンドウを示す図。
【符号の説明】
1…販売支援装置(パソコン) 10…中央制御装置 11…表示装置 12…印刷装置 13…キーボード 14…マウス 15…CD−ROM 30…メイン画面 34…作業領域 341…合成画像 40…生地検索ウィンドウ 50…生地候補パレット 60…部屋検索ウィンドウ 80…完成候補パレット 90…提案ボード作成ウィンドウ 110…プライスカード作成ウィンドウ 120…見積書作成ウィンドウ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を入力するための入力手段、情報を
    表示するための表示手段及び情報処理手段を含む販売支
    援装置において、 複数の商品の画像データを記憶した商品画像記憶部、前
    記商品を使用する複数の場所の画像データを記憶した場
    所画像記憶部及び各商品の属性データを記憶した商品デ
    ータ記憶部を有する基本データ記憶手段と、 一又は複数の商品の画像データを前記基本データ記憶手
    段の商品画像記憶部から読み出し、前記表示手段に該商
    品の画像を所定の形式で表示する商品画像表示手段と、 一又は複数の場所の画像データを前記基本データ記憶手
    段の場所画像記憶部から読み出し、前記表示手段に該場
    所の画像を所定の形式で表示する場所画像表示手段と、 前記表示手段に表示された商品及び場所の中から選択さ
    れた商品及び場所の画像データを所定の方法で処理する
    ことにより該場所における該商品の使用状態を示す合成
    画像を生成する画像合成手段と、 前記画像合成手段により生成された一又は複数の合成画
    像を候補画像として表示する候補画像表示画面を前記表
    示手段に表示し、前記候補表示画面に表示された合成画
    像の中から選択された少なくとも1つの合成画像の画像
    データ及び/又は該合成画像に写った商品の属性データ
    を所定の方法で処理する選択データ処理手段と、を備え
    ることを特徴とする販売支援装置。
  2. 【請求項2】 前記選択データ処理手段は、前記候補表
    示画面に表示された合成画像の中から少なくとも1つの
    合成画像が選択されて所定の命令が入力されたときに、
    選択された合成画像及び/又は該合成画像に写った商品
    の属性データを前記命令に対応する形式で表示する情報
    表示画面を前記表示手段に表示することを特徴とする請
    求項1に記載の販売支援装置。
  3. 【請求項3】 被印刷媒体に印刷イメージを印刷するた
    めの印刷手段を更に備え、前記選択データ処理手段は、
    所定の印刷開始命令が入力されたときに、前記情報表示
    画面に表示された合成画像及び/又はその合成画像に写
    った商品の属性データを所定の形式で前記印刷手段から
    出力する印刷処理を行うことを特徴とする請求項2に記
    載の販売支援装置。
  4. 【請求項4】 前記商品画像表示手段は、商品に関する
    検索条件を入力するための商品検索条件設定画面を表示
    手段に表示し、前記入力手段を通じて商品検索の実行を
    指示する命令が入力されたときに、前記検索条件設定画
    面で設定された検索条件に適合する商品の画像データを
    前記基本データ記憶手段の商品画像記憶部から読み出
    し、前記表示手段にその商品の画像を所定の形式で表示
    することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    販売支援装置。
  5. 【請求項5】 前記場所画像表示手段は、商品を使用す
    る場所に関する検索条件を入力するための場所検索条件
    設定画面を表示手段に表示し、前記入力手段を通じて場
    所検索の実行を指示する命令が入力されたときに、前記
    場所検索条件設定画面で設定された検索条件に適合する
    場所の画像データを前記基本データ記憶手段の場所画像
    記憶部から読み出し、前記表示手段にその場所の画像を
    所定の形式で表示することを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載の販売支援装置。
  6. 【請求項6】 複数の商品の画像データを記憶した商品
    画像記憶部、 前記商品を使用する複数の場所の画像データを記憶した
    場所画像記憶部、各商品の属性データを記憶した商品デ
    ータ記憶部、及び、 前記3つの記憶部に記憶されたデータを用いた所定の処
    理を、入力手段、表示手段及び記憶手段を備えるコンピ
    ュータに実行させるためのプログラムを記憶したプログ
    ラム記憶部、を備える記録媒体であって、前記所定の処
    理は、 一又は複数の商品の画像データを前記基本データ記憶手
    段の商品画像記憶部から読み出し、前記表示手段に該商
    品の画像を所定の形式で表示するルーチンと、 一又は複数の場所の画像データを前記基本データ記憶手
    段の場所画像記憶部から読み出し、前記表示手段に該場
    所の画像を所定の形式で表示するルーチンと、 前記表示手段に表示された商品及び場所の中から選択さ
    れた商品及び場所の画像データを所定の方法で処理する
    ことにより該場所における該商品の使用状態を示す合成
    画像を生成するルーチンと、 前記画像合成手段により生成された一又は複数の合成画
    像を候補画像として表示する候補画像表示画面を前記表
    示手段に表示し、前記候補表示画面に表示された合成画
    像の中から選択された少なくとも1つの合成画像の画像
    データ及び/又は該合成画像に写った商品の属性データ
    を所定の方法で処理するルーチンと、を含むことを特徴
    とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 複数の商品の画像データを記憶した商品
    画像記憶部、前記商品を使用する複数の場所の画像デー
    タを記憶した場所画像記憶部及び各商品の属性データを
    記憶した商品データ記憶部を備える記憶手段と、入力手
    段と、表示手段とを備えるコンピュータに、前記3つの
    記憶部に記憶されたデータを用いた所定の処理を実行さ
    せるためのプログラムを記憶した記録媒体であって、前
    記所定の処理は、 一又は複数の商品の画像データを前記基本データ記憶手
    段の商品画像記憶部から読み出し、前記表示手段に該商
    品の画像を所定の形式で表示するルーチンと、 一又は複数の場所の画像データを前記基本データ記憶手
    段の場所画像記憶部から読み出し、前記表示手段に該場
    所の画像を所定の形式で表示するルーチンと、 前記表示手段に表示された商品及び場所の中から選択さ
    れた商品及び場所の画像データを所定の方法で処理する
    ことにより該場所における該商品の使用状態を示す合成
    画像を生成するルーチンと、 前記画像合成手段により生成された一又は複数の合成画
    像を候補画像として表示する候補画像表示画面を前記表
    示手段に表示し、前記候補表示画面に表示された合成画
    像の中から選択された少なくとも1つの合成画像の画像
    データ及び/又は該合成画像に写った商品の属性データ
    を所定の方法で処理するルーチンと、を含むことを特徴
    とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2519199A 1999-02-02 1999-02-02 販売支援装置及び該装置用記録媒体 Pending JP2000222465A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2519199A JP2000222465A (ja) 1999-02-02 1999-02-02 販売支援装置及び該装置用記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2519199A JP2000222465A (ja) 1999-02-02 1999-02-02 販売支援装置及び該装置用記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000222465A true JP2000222465A (ja) 2000-08-11

Family

ID=12159086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2519199A Pending JP2000222465A (ja) 1999-02-02 1999-02-02 販売支援装置及び該装置用記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000222465A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010183354A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Nikon Corp 画像処理プログラムおよびデジタルカメラ
JP2011146034A (ja) * 2009-11-27 2011-07-28 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンテキスト・アウェアな入力データを提供するための方法及び装置
JP2016149022A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 株式会社キヌガワ京都 販売支援プログラム及び販売支援装置
WO2023067788A1 (ja) * 2021-10-22 2023-04-27 株式会社Fuji マーケットシステムおよび見積依頼対応方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07296047A (ja) * 1994-04-22 1995-11-10 Toppan Printing Co Ltd 住宅プランニングシステム
JPH10340298A (ja) * 1997-04-11 1998-12-22 Toray Ind Inc 価格の計算表示装置および価格の計算表示方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07296047A (ja) * 1994-04-22 1995-11-10 Toppan Printing Co Ltd 住宅プランニングシステム
JPH10340298A (ja) * 1997-04-11 1998-12-22 Toray Ind Inc 価格の計算表示装置および価格の計算表示方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010183354A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Nikon Corp 画像処理プログラムおよびデジタルカメラ
US8537235B2 (en) 2009-02-05 2013-09-17 Nikon Corporation Computer-readable computer program product containing image processing program and digital camera
JP2011146034A (ja) * 2009-11-27 2011-07-28 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンテキスト・アウェアな入力データを提供するための方法及び装置
JP2016149022A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 株式会社キヌガワ京都 販売支援プログラム及び販売支援装置
WO2023067788A1 (ja) * 2021-10-22 2023-04-27 株式会社Fuji マーケットシステムおよび見積依頼対応方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8494912B2 (en) Method of wholesale product display and ordering
US8595627B2 (en) Electronic document modification
US7339598B2 (en) System and method for automated product design
JP2014182826A (ja) 製品のカスタマイズオプションの仕様および表示
US20100100214A1 (en) Custom-designed printed office products and related method
JP5724013B2 (ja) 住宅仕様確定支援システム
US9336337B2 (en) Online frame layout tool
JP2000250798A (ja) データ管理システム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2007264891A (ja) チラシ・カタログ類の作成作業支援装置
JP2000222465A (ja) 販売支援装置及び該装置用記録媒体
JP6959091B2 (ja) 業務マニュアルの管理システム、管理プログラム、管理装置および管理方法
US20100100834A1 (en) System and method of online custom design of printed office products
JP4587582B2 (ja) インテリアプラン作成支援システム
JP2010026750A (ja) 電子帳票システムにおけるデータ検索項目情報の自動定義システム
JPH11191130A (ja) 販売支援装置および記録媒体
JP5875715B2 (ja) 住宅仕様確定支援システム
JP2006113888A (ja) 電子パンフレットデータ作成支援システム
Fretwell The tools of tailoring as technologies-in-use in twentieth century Benin, West Africa
JP5696034B2 (ja) 住宅仕様確定支援システム
JP2002175291A (ja) 文書処理装置、方法および記録媒体
JP2002251544A (ja) 商品提案書作成方法およびシステム
JP2001236428A (ja) 商品陳列用の棚割方法および記録媒体
KR20090104346A (ko) 쇼카드 및 피오피 광고 운영 시스템과 그 방법
Monsey et al. Tableau for Dummies
JP2002109324A (ja) 商品選定方法およびシステム