JP2001236428A - 商品陳列用の棚割方法および記録媒体 - Google Patents

商品陳列用の棚割方法および記録媒体

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JP2001236428A
JP2001236428A JP2000048485A JP2000048485A JP2001236428A JP 2001236428 A JP2001236428 A JP 2001236428A JP 2000048485 A JP2000048485 A JP 2000048485A JP 2000048485 A JP2000048485 A JP 2000048485A JP 2001236428 A JP2001236428 A JP 2001236428A
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恒夫 大久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各小売業者等が自分自身で商品マスタを持っ
ていなくても棚割図を作成できるようにする。 【解決手段】 インターネットの如きコンピュータ・ネ
ットワークまたはコンピュータ読取り可能な記録媒体を
用いて商品陳列用の棚割を作成する方法であって、商品
陳列情報および陳列什器情報ならびに商品マスタ情報等
を棚割データとして格納・保存した棚割ファイルよりな
る棚割ソフト、およびメーカ卸推奨棚割ファイルを用意
し、前記棚割ソフトおよびメーカ卸推奨棚割ファイルに
基づいて所望の棚割を新規に作成するか、希望の修正、
変更を加えて所望の棚割を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品陳列用の棚割
方法およびコンピュータ読取り可能な記録媒体に関し、
特にコンピュータ・ネットワークまたはコンピュータ読
取り可能な記録媒体を利用して小売業等の売場における
商品陳列用の棚割を行う技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、小売業における棚割に用いられ
る棚割システムにおいては、店舗情報、什器情報、商品
情報を格納した棚割ソフトを利用してパソコン上で棚割
を作成している。
【0003】従来の棚割システムにおいて作成された棚
割を棚割(情報)ファイルとして保存する際には、陳列
什器情報、陳列情報、ファイル管理データ等をデータベ
ースの中に保存している。
【0004】言い換えれば、棚割に必要な商品マスタ、
商品画像はデータベースを使って棚割を表示するのであ
り、個々のファイルとしては保存されない。その理由と
しては、通常の棚割システムは閉じた環境の中だけで使
用されるので、商品マスタ、商品画像はデータベースに
あれば、個々の棚割のために別途保存する必要がないか
らである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の棚割
システムでは、棚割を行うためには、まず棚割ソフト自
体を起動させ、店舗情報、陳列情報、商品情報等の数々
の関連情報を参照することにより目的の売場についての
棚割を表示する必要がある。
【0006】このため、従来は、各小売業者の個々の売
場を指定して受け渡すには、数々の関連情報ファイルも
同様に抽出し、プログラムを介して相手側の同種の関連
ファイルに格納するか、相手側の関連ファイルに同じ情
報があることを期待しなくてはならない。
【0007】すなわち、従来は、各小売業者で同じ商品
マスタを用意しておかないと、棚割図を作成することが
できず、また紙で提案されたものではパソコン上でその
修正を行うことができないので非常に不便であった。
【0008】本発明の目的は、各小売業者等が自分自身
で商品マスタを持っていなくても棚割図を作成すること
のできる商品陳列用の棚割方法および記録媒体を提供す
ることにある。
【0009】本発明の他の目的は、棚割図の作成に加え
て、その修正・変更も任意に行うことのできる商品陳列
用の棚割方法および記録媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による1つの商品
陳列用の棚割方法は、コンピュータ・ネットワークを利
用して商品陳列用の棚割を行う棚割方法であって、商品
陳列情報および陳列什器情報ならびに商品マスタ情報等
を棚割データとして格納・保存した棚割ファイルよりな
る棚割ソフトを用意し、前記棚割ファイルをコンピュー
タ・ネットワークを利用してダウンロードし、メーカ卸
の推奨棚割ファイルの中から希望のものを選択し、選択
された前記推奨棚割ファイルをコンピュータ・ネットワ
ークを利用してダウンロードし、前記推奨棚割ファイル
を読み込み、前記棚割ソフトおよび前記推奨棚割ファイ
ルから所望の棚割を作成するものである。
【0011】また、本発明による他の商品陳列用の棚割
方法は、コンピュータ読取り可能な記録媒体を用いて商
品陳列用の棚割を行う棚割方法であって、商品陳列情報
および陳列什器情報ならびに商品マスタ情報等を棚割デ
ータとして格納・保存した棚割ソフトを有する記録媒体
を用意し、前記棚割ソフトをコンピュータにセットアッ
プし、別の記録媒体に格納されたメーカ卸の推奨棚割フ
ァイルの中から希望のものを選択し、選択された前記推
奨棚割ファイルを前記コンピュータにセットアップし、
前記棚割ソフトを起動して前記推奨棚割ファイルを読み
込み、前記棚割ソフトおよび前記推奨棚割ファイルから
所望の棚割を作成するものである。
【0012】本発明においては、棚割システムで作成さ
れた棚割を棚割(情報)ファイルに保存する場合、陳列
情報および陳列什器情報だけでなく、商品マスタの商品
名や幅、高さ、奥行きのサイズ情報と商品画像を一緒に
保存することにより、商品マスタ、商品画像がなくて
も、棚割を表示することができるようになっている。陳
列什器情報とは、たとえば陳列什器の幅、奥行き、棚段
数などのことであり、陳列情報とは、たとえば下から何
段目の左から何番目にどの商品を、何フェース、何段積
んで陳列するかという情報である。本発明の棚割システ
ムはオープンな環境で、棚割ファイルをやり取りするこ
とを想定してシステムが構成されている。
【0013】したがって、メーカや卸等が、本システム
で作成した棚割ファイルをインターネット等のコンピュ
ータ・ネットワークを通じて配信したり、フロッピー
(登録商標)やCD−ROMに保存したものを小売業者
等に配布したりすれば、小売業者は商品マスタがなくて
も棚割をパソコン上に表示することができるし、修正す
ることもできる。
【0014】同様に、小売業者や卸、メーカ等の本部が
本棚割システムで作成した棚割をコンピュータ・ネット
ワークを通じて配信したり、店舗、営業マンに配布した
りすれば、店舗や営業マンに商品マスタがなくても棚割
をパソコン上に表示することができるし、修正すること
もできる。
【0015】また、本棚割システムで作成した棚割ファ
イルを、インターネットのホームページに貼り付けれ
ば、インターネット利用者は商品マスタがなくても棚割
をパソコン上に表示することができるし、修正すること
もできる。
【0016】以下、本発明を図面に示す実施の形態にし
たがって詳細に説明する。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
実施の形態1による商品陳列用の棚割方法を実施するた
めのシステム概念図、図2はその棚割ファイルの構成を
示す説明図、図3は商品マスタの構成を示す説明図、図
4はマスタデータの読み込みを示す説明図、図5は本発
明による棚割方法のステップを示すフロー図、図6は本
発明によって作成される棚割図の基本画面を示す図、図
7は棚割図の新規作成のための画面を示す図、図8は棚
段情報の入力・更新のための画面を示す図、図9は棚段
情報の入力・更新の次のステップの画面を示す図、図1
0は棚段情報の入力・更新のさらに次のステップの画面
を示す図、図11は棚割編集エリアの画面を示す図であ
る。
【0018】本実施の形態においては、図1に示すよう
に、コンピュータ・ネットワークの一例として、インタ
ーネット1を利用して商品陳列用の棚割を行うものであ
る。
【0019】すなわち、棚割ソフト2と、メーカ卸推奨
棚割ファイル3と、小売業者4とがインターネット1を
介して互いにコンピュータ・ネットワークで接続されて
いるシステム構成となっている。
【0020】棚割ソフト2は、本システムを動かすため
のコンピュータ・ソフトウェアであって棚割データ等よ
りなり、本例では、たとえばソフト提供者のインターネ
ットのホームページに小売業者4等がアクセスしてダウ
ンロードすることにより容易に入手することができる。
ソフト提供者のホームページには、棚割ソフト2の他
に、本システムへの参加を希望する企業等の広告を有料
または無料で掲載することができる。
【0021】棚割ソフト2の棚割ファイルには、陳列什
器情報および陳列情報、商品マスタ情報等が格納、保存
されている。本実施の形態の棚割システムはオープンな
環境で、棚割ファイルをやり取りすることを想定してシ
ステムが構成されている。陳列什器情報とは、たとえば
陳列什器の幅、奥行き、棚段数などのことである。陳列
情報とは、たとえば下から何段目の左から何番目にどの
商品を、何フェース、何段積んで陳列するかという情報
である。また、商品マスタ情報とは、商品マスタの商品
名や幅、高さ、奥行きのサイズ情報であり、これらの商
品名およびサイズ情報と商品画像を一緒に保存すること
により、商品マスタ、商品画像がなくても、棚割を表示
することができるようになっている。
【0022】一方、メーカ卸推奨棚割ファイル3は、商
品のメーカあるいは卸等が小売業者等のユーザに対して
自ら推奨する棚割を各々の棚割ファイルとして有料また
は無料で棚割ソフト1の中に格納・保存されているもの
である。このメーカ卸推奨棚割ファイル3は小売業者4
等からインターネット1を介してソフト提供者のホーム
ページにアクセスすることにより、メーカ卸の推奨棚割
を容易にダウンロードすることができる。
【0023】本実施の形態における棚割ソフト2におけ
る各種のマスタファイルの構成は図2および図3に示さ
れている通りである。すなわち、棚割ソフト2における
マスタファイル6には、商品マスタ7、メーカマスタ
8、細分類マスタ9、商品属性マスタ10、属性名称マ
スタ11、水準名称マスタ12、パネルマスタ13が含
まれる。図3に示すようにPOPマスタ14を含んでい
る。
【0024】また、棚割ソフト2には、画像フォルダ名
や画像ファイル名等よりなる画像データ15が格納され
ている。
【0025】さらに、棚割ソフト2には、売場ファイル
等よりなる売場データ16も格納されている。
【0026】マスタデータの登録、書き出し、読み込み
等については図4に示す通りである。
【0027】次に、本実施の形態により小売業者が棚割
を作成、修正、変更する手順について説明する。
【0028】まず、図5に示すように、小売業者4はソ
フト提供業者のホームページにアクセスすることにより
棚割ソフト2にアクセスすることができる(ステップ2
0)。
【0029】次に、小売業者4は棚割ソフト2を自己の
パソコンにダウンロードする(ステップ21)。
【0030】一方、小売業者4は同じくソフト提供業者
のホームページにアクセスすることによりメーカ卸推奨
棚割ファイル3の中から、自ら最適と思う推奨棚割を選
択する(ステップ22)。
【0031】そして、小売業者4はその選択した推奨棚
割を自己のパソコンにダウンロードする(ステップ2
3)。
【0032】次いで、小売業者4は棚割ソフト2を起動
させる(ステップ24)。
【0033】そして、小売業者4はパソコン上で前記推
奨棚割ファイルを読み込む(ステップ25)。
【0034】さらに、小売業者4は前記推奨棚割をベー
スとして自己の店舗の条件、たとえば店舗の規模や客
層、立地等の条件に応じて、新規の棚割を作成し、ある
いは前記推奨棚割に対し希望の修正、変更を自己のパソ
コン上で行うことにより棚割を完成させる(ステップ2
6)。
【0035】そして、必要に応じて、前記の如く新規に
作成され、あるいは修正、変更された棚割図をディスプ
レイのみならず、プリンタ等でアウトプットする(ステ
ップ27)。
【0036】次に、本発明において実際に棚割の新規売
場作成および棚段情報の入力・更新等を行う例を図6〜
図11に基づいて説明する。
【0037】まず、本実施の形態における基本画面は図
6に示す通りである。この基本画面においては、画面の
下左側に棚割図30が表されているが、この例示の状態
は所定の棚割が修了した状態を表している。なお、この
基本画面の上段には、ユーザ名を表示する部分31、シ
ミュレーション基準を示す部分32、売場を示す部分3
3、属性を示す部分34の他に、期間を表す部分35、
販売数量、販売金額、アイテム数の現状値、予測値、改
善率をそれぞれ表示するデータ数値表示部分36等が設
けられている。
【0038】本実施の形態において、新規売場および棚
割図を作成する場合、まず、スタートボタンをクリック
して、プログラムメニューの中から本棚割ソフトを選択
し、本棚割ソフトを起動させる。そして、メニューバー
の[ファイル]またはツールバーの所定ボタンのクリッ
クにより、図7に示すように商品が何も陳列されていな
いゴンドラ37(陳列什器)が表示される。この例で
は、ゴンドラ37はたとえば3尺1本4段のものであ
る。
【0039】ゴンドラ37の横幅、底板の高さ、底板の
色、全体の高さ等についてはゴンドラ情報の入力および
変更としてゴンドラ37の下部の着色部分をクリックす
ることにより、入力および変更を行うことができるが、
ここではその詳細は省略する。
【0040】次いで、棚段情報の入力および変更を行う
場合について説明する。
【0041】その場合、まず、各棚段の商品が置かれて
いない部分を右クリックすることにより表示されるメニ
ュー(図8の上側の画面)の中から棚段情報を選択する
か、あるいは、各棚段の商品の置かれていない部分をダ
ブルクリックすることにより棚段情報入力のダイアログ
ボックスが表示される。
【0042】図8の上側の画面に表示されたメニューの
中から棚段情報を選択すると、図8の下側の画面の如く
棚段情報が表示される。この棚段情報としては、図8の
如く、高さ(3)(選択した棚段1段分の高さで、単位
は全てmm)、奥行き(4)(選択した棚段の奥行きス
ペース)、板の厚み(5)(選択した棚段の棚板の厚
み)、占有率(6)(選択した棚段に商品を陳列した
時、その棚段の全商品の横幅の合計値が棚段の横幅の何
パーセント増しになった時に、棚段に商品が納まりきれ
ないとするかの割合で、単位は%)が挙げられる。な
お、占有率(6)が次の条件式を満たす場合には、棚段
内に商品が納まりきれないことになるので、その警告と
して棚段の色が赤くなるようになっている。
【0043】 棚段内の全商品の横幅の合計値×占有率<棚段の横幅 また、占有率(6)については、商品の種類や仕切板の
有無等に合わせて、棚段毎に陳列の状況に合わせた値を
設定できる。
【0044】次に、選択した棚段の背景色を変更した
り、棚板の色を変更する場合には、図9に示す画面にお
けるそれぞれのボタンをクリックすることにより、変更
を行うことができる。
【0045】さらに、図10の画面に示されるように、
選択した棚段の横の空きスペースの幅は残り横スペース
(9)として、また選択した棚段の中で一番高さの高い
商品(積み上げられた場合にはその積み上げ高さの一番
高い商品)の上方の空きスペースは残り縦スペース(1
0)として表示される。
【0046】したがって、上記残り横スペース(9)お
よび残り縦スペース(10)を見ながら空きスペースに
所望の商品を割り付けて棚割図を作成することができ
る。
【0047】なお、[平台]のボタンをクリックする
と、上記の如く正面から見ていた棚が上面から見た図に
変わるので、それを見ながら奥行きに別の商品を陳列す
ることもできる。
【0048】以上により、選択した棚段情報の入力が終
了したならば、その内容で良ければ、[OK]をクリッ
クすればよい。仮に入力内容を変更したければ、変更し
て終了させることができる。
【0049】このようにして、所定の段数の棚段につい
ての棚段情報の入力、変更および所望の変更等を行うこ
とにより、たとえば図6に例示したような棚割図を作成
することができる。
【0050】なお、本棚割システムにおいては、以上の
操作の他に、モデル情報の入力・変更、棚段の追加およ
び削除、ゴンドラの複写、削除、商品の陳列(商品の追
加、絞り込み、メーカの絞り込み、JANコードによる
商品の選択、商品の登録等)、フェース数の増減、積段
数の増減、陳列面の変更、商品の移動・複写・変更、商
品のつるし・下置き、商品の配置、商品の奥行きの増減
等を行うことができる。
【0051】また、本棚割システムで作成された棚割の
陳列台帳を印刷したり、POSデータの分析から金額、
数量毎にランク付けを行って、出力するという場合には
棚割を所定の場所に読み込んで、必要な項目を指定して
行くだけで各帳票を出力することができる。
【0052】その場合、メイン画面は図11に示す如く
であり、棚割編集エリアに棚割画像が貼り付くことにな
る。そして、棚割編集エリアに画像が貼り付いていれ
ば、[編集…]ボタンをクリックしてその棚割を編集す
る。一方、棚割編集エリアに画像が貼り付いていなけれ
ば、たとえば上記の如き手順で棚割を新規作成する。
【0053】(実施の形態2)図12は本発明の実施の
形態2による商品陳列用の棚割方法を実施するためのシ
ステム概念図、図13はその棚割方法のステップを示す
フロー図である。
【0054】本実施の形態2の場合、棚割ソフト2およ
びメーカ卸推奨ファイル3は記録媒体40の中に格納さ
れている。
【0055】記録媒体40の例としては、CD−RO
M、フロッピーディスク等の可搬型のコンピュータ読取
り可能な記録媒体が挙げられるが、これらに限定される
ものではない。この記録媒体40はたとえばCD−RO
Mやフロッピーディスクに本棚割ソフトで作成した棚割
(情報)ファイルを格納・保存したものをメーカ卸等が
小売業者4に直接配布したり、雑誌等の付録として添付
したりすることができる。したがって、小売業者4はそ
の記録媒体40を利用して容易に棚割図を作成、変更で
きる。
【0056】次に、本実施の形態2による棚割作成方法
を図13に基づいて説明する。
【0057】まず、小売業者4は上記の如き直接配布あ
るいは付録添付等により、たとえばCD−ROM形式の
記録媒体40に格納・保存された棚割ソフト2を入手す
る(ステップ41)。
【0058】そして、小売業者4はその棚割ソフト2を
自己のパソコンにセットアップする(ステップ42)。
【0059】一方、小売業者は前記CD−ROM形式の
記録媒体40に格納・保存されたメーカ卸推奨棚割ファ
イルないしソフトの中から希望のものを選択する(ステ
ップ43)。
【0060】そして、小売業者はその選択した推奨棚割
ソフトをパソコンにセットアップする(ステップ4
4)。
【0061】次に、小売業者4は前記棚割ソフトを起動
させる(ステップ45)。
【0062】そして、小売業者4はパソコンで前記推奨
棚割ファイルを読み込む(ステップ46)。
【0063】次いで、小売業者4は前記棚割ソフトおよ
び前記推奨棚割ファイルに基づいて棚割を新規に作成
し、必要であれば希望の修正・変更を行って棚割を完成
させる(ステップ47)。
【0064】そして、必要であれば、作成された棚割図
を表示や印刷等でアウトプットする(ステップ48)。
【0065】本実施の形態2においても、棚割ソフト2
の棚割ファイルには、陳列什器情報および陳列情報、商
品マスタ情報等が格納、保存されている。本実施の形態
の棚割システムはオープンな環境で、棚割ファイルをや
り取りすることを想定してシステムが構成されている。
陳列什器情報とは、たとえば陳列什器の幅、奥行き、棚
段数などのことであり、陳列情報とは、たとえば下から
何段目の左から何番目にどの商品を、何フェース、何段
積んで陳列するかという情報であり、商品マスタ情報と
は、商品マスタの商品名や幅、高さ、奥行きのサイズ情
報であり、これらの商品名およびサイズ情報と商品画像
を一緒に保存することにより、商品マスタ、商品画像が
なくても、棚割を表示することができるようになってい
る。
【0066】したがって、本実施の形態2においても、
メーカや卸等が、本棚割システムで作成した棚割(情
報)ファイルを、フロッピーやCD−ROMに保存した
ものを小売業者等に配布したり、雑誌の付録にしたりす
れば、小売業者は商品マスタがなくても棚割をパソコン
上に表示することができるし、修正することもできる。
同様に、小売業者や卸、メーカ等の本部が本棚割システ
ムで作成した棚割を店舗、営業マンに配布したりすれ
ば、店舗や営業マンに商品マスタがなくても棚割をパソ
コン上に表示することができるし、修正することもでき
る。
【0067】以上本発明を実施の形態に基づいて説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の様
々な変形が可能である。
【0068】たとえば、棚割ファイルに格納、保存され
る情報は前記以外のものも含むこともできる。
【0069】
【発明の効果】本発明においては、棚割システムで作成
された棚割を棚割(情報)ファイルに保存する場合、陳
列情報および陳列什器情報だけでなく、商品マスタの商
品名や幅、高さ、奥行きのサイズ情報と商品画像を一緒
に保存することにより、商品マスタ、商品画像がなくて
も、棚割を表示することができるようになっている。
【0070】したがって、メーカや卸等が、本システム
で作成した棚割ファイルをインターネット等のコンピュ
ータ・ネットワークを通じて配信したり、フロッピーや
CD−ROMに保存したものを小売業者等に配布したり
すれば、小売業者は商品マスタがなくても棚割をパソコ
ン上に表示することができるし、修正することもでき
る。
【0071】同様に、小売業者や卸、メーカ等の本部が
本棚割システムで作成した棚割をコンピュータ・ネット
ワークを通じて配信したり、店舗、営業マンに配布した
りすれば、店舗や営業マンに商品マスタがなくても棚割
をパソコン上に表示することができるし、修正すること
もできる。
【0072】また、本棚割システムで作成した棚割ファ
イルを、インターネットのホームページに貼り付けれ
ば、インターネット利用者は商品マスタがなくても棚割
をパソコン上に表示することができるし、修正すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による商品陳列用の棚割
方法を実施するためのシステム概念図である。
【図2】図1の棚割ファイルの構成を示す説明図であ
る。
【図3】商品マスタの構成を示す説明図である。
【図4】マスタデータの読み込みを示す説明図である。
【図5】本発明による棚割方法のステップを示すフロー
図である。
【図6】本発明によって作成される棚割図の基本画面を
示す図である。
【図7】棚割図の新規作成のための画面を示す図であ
る。
【図8】棚段情報の入力・更新のための画面を示す図で
ある。
【図9】棚段情報の入力・更新の次のステップの画面を
示す図である。
【図10】棚段情報の入力・更新のさらに次のステップ
の画面を示す図である。
【図11】棚割編集エリアの画面を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態2による商品陳列用の棚
割方法を実施するためのシステム概念図である。
【図13】図12の棚割方法のステップを示すフロー図
である。
【符号の説明】
1 インターネット 2 棚割ソフト 3 メーカ卸推奨棚割ファイル 4 小売業者 6 マスタファイル 7 商品マスタ 15 画像データ 16 売場データ 30 棚割図 40 記録媒体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ・ネットワークを利用して
    商品陳列用の棚割を行う棚割方法であって、 商品陳列情報および陳列什器情報ならびに商品マスタ情
    報等を棚割データとして格納・保存した棚割ファイルよ
    りなる棚割ソフトを用意し、 前記棚割ファイルをコンピュータ・ネットワークを利用
    してダウンロードし、 メーカ卸の推奨棚割ファイルの中から希望のものを選択
    し、 選択された前記推奨棚割ファイルをコンピュータ・ネッ
    トワークを利用してダウンロードし、 前記推奨棚割ファイルを読み込み、 前記棚割ソフトおよび前記推奨棚割ファイルから所望の
    棚割を作成することを特徴とする商品陳列用の棚割方
    法。
  2. 【請求項2】 コンピュータ読取り可能な記録媒体を用
    いて商品陳列用の棚割を行う棚割方法であって、 商品陳列情報および陳列什器情報ならびに商品マスタ情
    報等を棚割データとして格納・保存した棚割ソフトを有
    する記録媒体を用意し、 前記棚割ソフトをコンピュータにセットアップし、 前記記録媒体に格納されたメーカ卸の推奨棚割ファイル
    の中から希望のものを選択し、 選択された前記推奨棚割ファイルを前記コンピュータに
    セットアップし、 前記棚割ソフトを起動して前記推奨棚割ファイルを読み
    込み、 前記棚割ソフトおよび前記推奨棚割ファイルから所望の
    棚割を作成することを特徴とする商品陳列用の棚割方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の商品陳列用の棚割方法を
    実施するための棚割ソフトおよびメーカ卸推奨棚割ファ
    イルを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の商品陳列用の棚
    割方法において、 前記棚割の作成に際して、前記棚割ソフトおよび前記推
    奨棚割ファイルに基づいて希望の修正・変更を行うこと
    により所望の棚割を作成することを特徴とする商品陳列
    用の棚割方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016164754A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 日本総合システム株式会社 棚割パターン自動作成方法、棚割パターン自動作成プログラム及び棚割パターン自動作成装置
CN113763002A (zh) * 2020-09-01 2021-12-07 北京沃东天骏信息技术有限公司 数据处理的方法、装置、设备及计算机可读存储介质
JP7262549B1 (ja) 2021-10-27 2023-04-21 楽天グループ株式会社 情報処理システム、占有率算出方法、及びプログラム

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