JP2002288350A - 食品ショッピングシステム - Google Patents

食品ショッピングシステム

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JP2002288350A
JP2002288350A JP2001092425A JP2001092425A JP2002288350A JP 2002288350 A JP2002288350 A JP 2002288350A JP 2001092425 A JP2001092425 A JP 2001092425A JP 2001092425 A JP2001092425 A JP 2001092425A JP 2002288350 A JP2002288350 A JP 2002288350A
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nutrition
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Taku Wakushima
卓 涌島
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NIICHISU KK
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NIICHISU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々の消費者の体や健康状態を考慮した栄養
面でのアドバイスや指針を提示することができる食品シ
ョッピングシステムを提供する。 【解決手段】 パーソナル栄養情報生成部23fは、一
時記憶部23cに格納されているショッピング情報(購
入予定食品及び購入済み食品)を参照し、それら食品の
栄養成分を食品マスタ26から読み出し、合計したり、
既に算出されている必要栄養量との差(過不足栄養量)
や比(ヒストグラム)を算出し、その結果をパーソナル
栄養情報52aとして数値及び記号で表示する。推奨食
品決定部23eは、パーソナル栄養情報生成部23fに
よって算出された過不足栄養量において不足している栄
養成分があるか否か判断し、不足している栄養成分があ
る場合には、推奨食品マスタ28等を参照することで、
不足している栄養成分を補充するのに適した食品を「お
奨め食品」52bとして列挙して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を介した食品の購入を支援するシステムに関し、特に食
品の栄養成分に関する情報やその情報に基づくアドバイ
スを提供するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データ通信を利用したオンライン
による食品等のショッピングを支援する技術として、商
品を購入する際にバスケットにドラッグアンドドロップ
することによって商品に付随する情報(金額や個数等)
については複数店舗での購入分を一本化するという方法
や、個人の嗜好と求人求職情報とを対応づけてマッチン
グさせることで個人の嗜好に合ったショッピングを支援
する等の技術が提案されている。
【0003】一方、健康管理に関する従来の技術とし
て、健康管理端末機を所持する携帯者自身が実際に飲食
して摂取したエネルギー量をその端末機に入力し、デー
タベースを有する管理装置に情報送信することにより健
康管理を行うという技術が提案されている(例えば、特
開2000−322404号公報に記載された「健康管
理支援システム」等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来のショッピング支援技術は、単なる商品に対する価
格といった一元情報のみの合計を算出したり、あるいは
それぞれのデータベースからマッチングした情報を抽出
するのみである。また、上述の従来の健康管理支援シス
テムは、大掛かりである上に、携帯端末を所持して飲食
するごとにエネルギー量等を入力し、情報を蓄積して個
人の健康管理に役立てるに止まる。
【0005】つまり、これらの従来技術では、情報通信
を用いた情報検索収集によっては自分にとって何がどれ
だけ必要かといったパーソナライズされた情報源を見つ
けることができない。例えば、消費者がコンビニ等の店
舗で弁当をはじめとする加工食品等を購入する際に、そ
の価格は分かっていても、その食品に含まれる各種栄養
成分がどれくらい含まれているのか、あるいは、それら
の中から自分にとって何を購入するのが健康面や栄養の
バランス面から好ましいのか、といったことを知ること
はできない。
【0006】そのために、オンラインでの食品ショッピ
ングにおいては、そのときの単なる嗜好か、あるいは、
なんとなくといった漠然としたイメージでしか食品を選
ばざるを得ない。
【0007】一方、フランチャイズチェーンのように、
各地域に散在した多数の店舗を持つ食品会社等では、各
店舗は、その地域性等を生かして独自の販売を展開した
いと考えているが、オンラインでのショッピングシステ
ムにおいて、そのような店舗ごとの独自性を反映させる
ことは容易ではない。例えば、端末画面に表示されるお
奨め商品の選択順序を店舗ごとに変更しておくといった
ことはシステムの構築上極めて手間のかかる作業であ
る。
【0008】そこで、本発明は、このような状況に鑑み
てなされたものであり、通信ネットワークを介した食品
の購入を支援するシステム等であって、個々の消費者の
体や健康状態を考慮した栄養面でのアドバイスや指針
(お奨め食品等)を提示することができる食品ショッピ
ングシステム等を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、複数の店舗で販売される
食品の購入を支援するシステム等であって、それら店舗
ごとの独自の販売方針等を容易に反映させることができ
る食品ショッピングシステム等を提供することをも目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記前者の目的を達成す
るために、本発明に係る食品ショッピングシステムは、
通信ネットワークを介した食品の購入を支援する食品シ
ョッピングシステムであって、端末装置とサーバ装置と
を含み、前記サーバ装置は、食品の購入を希望する消費
者から、前記端末装置を介して、当該消費者の体に関す
る物理的な情報であるプロフィール情報及び当該消費者
の体に関する要望を示すニーズ情報を含む個人情報を取
得する個人情報取得手段と、取得された前記個人情報に
基づいて、前記消費者に必要とされる栄養成分ごとの量
を示す必要栄養量及び当該必要栄養量を満たすのに適し
た食品を当該消費者に提示する栄養情報提示手段とを備
えることを特徴とする。
【0011】また、上記後者の目的を達成するために、
本発明に係る食品ショッピングシステムは、上記食品シ
ョッピングシステムにおいて、さらに、前記食品を販売
する複数の店舗それぞれに設置された通信装置を含み、
前記サーバ装置は、さらに、前記店舗からの前記通信装
置を介した通知に基づいて、各店舗で販売したいお奨め
食品を登録した推奨食品データベースを作成し保持する
推奨食品登録手段を備え、前記栄養情報提示手段は、前
記推奨食品データベースに登録されたお奨め食品の中か
ら、前記必要栄養量を満たすのに適した食品を決定し提
示する。
【0012】さらに、本発明は、上記のような特徴的な
手段をコンピュータに機能させるプログラムとして実現
したり、それら手段をステップとする食品購入支援方法
として実現することもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態における食品
ショッピングシステム10の全体構成図である。この食
品ショッピングシステム10は、消費者(ここでは、会
員)それぞれの個性を勘案して算出した必要栄養量に基
づき、必要な栄養を得るために購入したらよいと考えら
れる食品を提案することが可能な食品のオンラインショ
ッピングシステム(受発注システム)であり、フランチ
ャイズチェーンを持つ食品会社本店に設置されたサーバ
装置20と、会員が利用する会員用クライアント装置3
0及び携帯端末装置31と、フランチャイズの加盟店
(店舗)に設置される店舗用クライアント装置40及び
店内端末装置41と、それら装置を接続する通信ネット
ワーク11等から構成される。
【0015】サーバ装置20は、このフランチャイズチ
ェーンが扱っている食品に対するオンラインショッピン
グを支援するWebサイトが構築されたコンピュータ装
置であり、ここに置かれたWebページ、スクリプト、
データベース等に従って、会員によるショッピングをナ
ビゲーションしたり、会員に対して栄養面でのアドバイ
スをしたり、会員からの注文を受けたり、注文品の手配
をしたりする。
【0016】会員用クライアント装置30は、この食品
ショッピングシステム10を利用して食品を購入しよう
とする会員(又は、会員になろうする消費者)が使用す
るコンピュータ装置であり、サーバ装置20にアクセス
するためのWebブラウザ等を備えている。
【0017】携帯端末装置31は、会員用クライアント
装置30と同様の機能を有する携帯型のコンピュータ装
置である。
【0018】店舗用クライアント装置40は、各店舗の
経営者等が使用するコンピュータ装置であり、各店舗独
自の情報(お奨め食品等)をサーバ装置20にアップロ
ードしたり、サーバ装置20からの電子メールによる注
文を受けたりする。
【0019】店内端末装置41は、その店舗を訪れた会
員(又は、会員になろうする消費者)が利用する通信装
置であり、会員用クライアント装置30や携帯端末装置
31と同様の機能を果たす。
【0020】図2は、サーバ装置20の機能ブロック図
である。このサーバ装置20は、Webサイトとしての
機能及びアクセスの窓口としての機能を果たすWWWサ
ーバ部21と、電子メールの送受信をするメールサーバ
部22と、5種類のデータベース(会員情報マスタ2
4、栄養所要量マスタ25、食品マスタ26、店舗マス
タ27及び推奨食品マスタ28)と、それらのデータベ
ースに基づいて会員それぞれの特質に応じたショッピン
グを支援するシステム管理部23とから構成される。
【0021】会員情報マスタ24は、図3に示されるよ
うに、会員(「会員ID」)ごとのプロフィールを集め
たデータベースであり、「個人プロフィール情報」
(「性別」、「生年月日」、「身長」、「体重」、「居
住地域」、「利用店舗」、「メールアドレス」)、「現
在状況」、「目標」等の項目からなる。
【0022】ここで、「個人プロフィール情報」には、
会員の性別や体格等の体に関する物理的な情報だけでな
く、居住地域等の地理的な情報等も含まれる。また、
「現在状況」とは、その会員の現在の生活状態を示すパ
ラメータの集まりであり、「日常の活動状態(生活活動
強度)」や「定期的にスポーツをしているか」等の各パ
ラメータについて3段階で評価した値が設定される。ま
た、「目標」とは、その会員が望む体型や健康に関する
事項を示すパラメータの集まりであり、「ダイエットし
たい」や「元気をつけたい」等の各パラメータについて
目標としているか否かを示す値(Yes/No)が設定
される。
【0023】栄養所要量マスタ25は、図4に示される
ように、生活活動強度と性別との組み合わせで特定され
る個人の年齢階層別・身長別栄養所要量を示すテーブル
が予め記録されたデータベースであり、各テーブルに
は、「エネルギー」や「たんぱく質」等の主要な栄養成
分それぞれについて、年齢と身長との組み合わせによっ
て特定される個人が1日の必要栄養量を満たすのに十分
な摂取量が記録されている。つまり、この栄養所要量マ
スタ25は、生活活動強度、性別、年齢及び身長の4つ
のパラメータによって特定される個人の必要な栄養成分
の量を予め保持している。
【0024】食品マスタ26は、図5に示されるよう
に、このフランチャイズチェーンで販売されている全て
の食品についての食品固有の情報を集めたデータベース
であり、「食品番号」、「品名」、「価格」、「製造日
時」、「賞味期限」、「画像ファイル(名)」、「その
食品に含まれる各栄養成分の量」等の項目からなる。こ
こで、「食品番号」は、個々の食品を識別する番号であ
り、その食品が属するジャンルや分類を特定する桁(数
値)も含まれている。
【0025】店舗マスタ27は、図6に示されるよう
に、このフランチャイズチェーンを構成する全ての店舗
についての店舗固有の情報を集めたデータベースであ
り、「店舗番号」、「郵便番号」、「住所」、「メール
アドレス」等の項目からなる。ここで、「店舗番号」
は、個々の店舗を識別する番号である。
【0026】推奨食品マスタ28は、図7に示されるよ
うに、店舗ごとのお奨め食品等を登録しておくためのデ
ータベースであり、「店舗番号」、「推奨食品番号」、
「優先度」、「備考」等の項目からなる。ここで、「優
先度」とは、「お奨め」の強さを示す数値(小さい値ほ
ど強い)であり、「備考」とは、会員に伝えたいメッセ
ージであり、「耳より情報」等の食品の選定に役立つ情
報等が記録される。
【0027】システム管理部23は、会員と対話しなが
らショッピングをナビゲーションする処理部であり、会
員管理部23a、ショッピング誘導部23b、一時記憶
部23c、マスタデータ編集部23d、推奨食品決定部
23e及びパーソナル栄養情報生成部23fとから構成
される。
【0028】会員管理部23aは、会員情報マスタ24
を参照することで、このサーバ装置20にアクセスして
きたユーザについて会員か非会員かを判断したり、新規
ユーザからプロフィール情報等を得て会員情報マスタ2
4に記録することで、会員として登録したり、会員情報
マスタ24内の情報を変更したりする。
【0029】ショッピング誘導部23bは、会員による
食品のショッピングを支援するGUI(Graphical User
Interface)であり、食品マスタ26に登録された食品
の一覧を表示したり、その中から選択された1つの食品
について、その画像や栄養成分等の詳細な情報を表示し
たり、一時記憶部23cを使用することで、会員が選択
した購入予定食品を管理したり(バーチャルなバスケッ
トに入れたり)、最終的に購入した食品(購入済み食
品)を管理すると共に、対応する店舗に電子メールで発
注したりする。
【0030】マスタデータ編集部23dは、このサーバ
装置20の管理者や各店舗の経営者からの指示に基づい
て、5つのデータベース(会員情報マスタ24、栄養所
要量マスタ25、食品マスタ26、店舗マスタ27及び
推奨食品マスタ28)に対する保守を行う。例えば、あ
る店舗の店舗用クライアント装置40から最新の情報
(「お奨め食品」や「耳より情報」等)がアップロード
されてきたときには、推奨食品マスタ28の該当個所
(その店舗に対応する記録内容)を更新する。
【0031】パーソナル栄養情報生成部23fは、ショ
ッピングしている会員についてのパーソナル栄養情報を
生成し、その会員に提供することで、各栄養成分の必要
量をバランスよく満たすような適切な食品を購入できる
ように会員を支援する。ここで、パーソナル栄養情報と
は、その会員に固有の栄養情報(栄養成分ごとの栄養
量)であり、ショッピングに依存しない情報(その会員
固有の必要栄養量)と、ショッピングに依存する情報
(購入済み食品の栄養量、購入予定食品の栄養量、それ
ら栄養量と必要栄養量との差(過不足栄養量))等を1
食当たり又は1日当たりの数値又はグラフで示したもの
である。
【0032】なお、会員固有の必要栄養量(1食当たり
又は1日当たり)については、このパーソナル栄養情報
生成部23fは、会員情報マスタ24に登録された会員
情報をフィルタや重みづけとして、栄養所要量マスタ2
5内のレコードを特定し、修正を加えることによって、
算出する。例えば、会員情報マスタ24の「性別」、
「生年月日」、「身長」及び「日常の活動状態」に基づ
いて栄養所要量マスタ25に格納された1つのテーブル
内の1つのレコード(行データ)を特定し、そのレコー
ドを構成する栄養成分のうち、体重換算で格納されてい
る栄養量(例えば、ナトリウム)については、会員情報
マスタ24の「体重」を用いて栄養量を特定する。
【0033】続いて、そのようにして得られた各栄養量
に対して、会員情報マスタ24の「現在状況」及び「目
標」の各パラメータの値に応じた修正を加える。例え
ば、パラメータ「定期的にスポーツをしているか」に対
する3段階の評価値に応じて、栄養所要量マスタ25か
ら読み出した「エネルギー」の量に、それぞれ、−20
0、+0、+200(kcal/日)だけ加算した値を
最終的な必要栄養量としたり、パラメータ「ダイエット
したい」に対する設定値(Yes/No)に応じて、栄
養所要量マスタ25から読み出した「脂肪エネルギー比
率」に、それぞれ、−5、+0(%)だけ加算した値を
最終的な必要栄養量としたりする。
【0034】推奨食品決定部23eは、パーソナル栄養
情報生成部23fで算出された過不足栄養量における不
足栄養量を補うのに適切な食品を決定し、その会員に提
示する。
【0035】具体的には、会員情報マスタ24を参照す
ることで、その会員の「地域」と「利用店舗」とを特定
し、続いて店舗マスタ27の「郵便番号」等を参照する
ことで、その「地域」に存在する店舗を特定し、最後に
推奨食品マスタ28を参照することで、それら「利用店
舗」及び「地域」に存する店舗それぞれの「推奨食
品」、「優先度」及び「備考」を読み出す。そして、食
品マスタ26を参照することで、各「推奨食品」の栄養
成分を読み出し、不足栄養量に対する補充割合(不足栄
養量に対する「推奨食品」に含まれる栄養成分の比)を
算出し、その補充割合が1に近いものを優先させて(補
充割合が一定範囲内で略等しい場合には、「優先度」の
高い食品を優先させて)会員に表示して提示すると共
に、「耳より情報」等の「備考」も表示する。
【0036】なお、「優先させて表示する」とは、同一
画面における上方の位置に表示させたり、表示領域の制
約から全ての「推奨食品」を表示することができない場
合において、表示対象として選択すること等をいう。
【0037】一時記憶部23cは、ショッピング中の会
員それぞれのショッピング情報(購入予定食品や購入済
み食品の情報等)やパーソナル栄養情報等を一時的に保
持する記憶部である。
【0038】次に、以上のように構成されたサーバ装置
20と会員との対話画面について説明する。図8は、サ
ーバ装置20にアクセスした会員用クライアント装置3
0、携帯端末装置31及び店内端末装置41のCRT等
に表示される主な画面(表示内容)及びその遷移を示す
画面遷移図である。ここでは、1つの楕円は、1種類の
表示画面を示し、矢印は、会員の操作による画面遷移を
示し、矢印の横に記されたイベントは、その遷移を引き
起こす原因(メニューボタンを押す等の一般的な原因は
省略されている)を示す。
【0039】本図には、代表的な7つの表示画面、即
ち、ログオン画面29a、会員情報編集画面29b、パ
ーソナル栄養情報表示画面29c、食品リスト表示画面
29d、食品栄養情報表示画面29e及びバスケット表
示画面29fが示され、その表示例が、それぞれ、図9
〜図14に示されている。なお、各表示画面において、
他の表示画面に遷移するためのメニューボタン等が画面
上部や下部の位置に表示されるが、これらの図面では、
そのメニューボタンは図示されず、省略されている。
【0040】ログオン画面29aは、図9に示されるよ
うに、このサーバ装置20にアクセスしてきたユーザが
会員か否かを判断するエントリー画面であり、システム
管理部23の会員管理部23aによって表示される。
【0041】会員情報編集画面29bは、図10に示さ
れるように、ログオン画面29aにおいて非会員と判断
されたユーザを会員として登録するための会員情報
(「個人プロフィール情報」51a、「現在状況」51
b、「目標」51c)を取得したり、会員による会員情
報の修正をするための画面(入力フォーム)であり、シ
ステム管理部23の会員管理部23aによって表示され
る。
【0042】パーソナル栄養情報表示画面29cは、図
11に示されるように、その会員の「パーソナル栄養情
報」52aと、その時点での不足栄養量を補うのに適し
た「お奨め食品」52bと、ショッピングに役立つ「耳
より情報」52cとを表示した画面であり、システム管
理部23のパーソナル栄養情報生成部23f及び推奨食
品決定部23eにより表示される。
【0043】図11に示されるように、パーソナル栄養
情報52aとして、その会員に固有の必要栄養量(「1
日当たり必要量」)、その時点における購入済み食品の
合計栄養量(「取得済み栄養量」)、購入予定食品の合
計栄養量(「バスケット内栄養量」)、それら取得済み
栄養量とバスケット内栄養量との合計値と必要栄養量と
の差(「過不足量」)、及び、必要栄養量を100パー
セントとした場合の「取得済み栄養量」(●印)と「バ
スケット内栄養量」(★印)それぞれの割合を示すヒス
トグラムが栄養成分ごとに表示される。
【0044】なお、このヒストグラム表示は、会員の選
択操作により、「1日当たり」及び「1食当たり」のい
ずれかの表示に切り替えられる。つまり、システム管理
部23のパーソナル栄養情報生成部23fは、「1日当
たり」の表示が選択されている場合には、「1日当たり
の必要量」を100パーセントとし、一方、「1食当た
り」の表示が選択されている場合には、1食当たりの必
要量(例えば、「1日当たりの必要量」の3分の1)を
100パーセントとし、その時点での「取得済み栄養
量」及び「バスケット内栄養量」それぞれが占める割合
を●印及び★印で表示する。
【0045】このパーソナル栄養情報表示画面29cを
見ることによって、会員は、自分の生活状況や健康目標
等を考慮して算出された自分に固有の必要栄養量を把握
しつつ、それら栄養量を適切に摂取するような食品のシ
ョッピングができているか否かをリアルタイムに確認す
ることができると共に、不足した栄養成分がある場合に
は、その不足栄養成分を補うのに適した食品を即座に知
ることができる。
【0046】食品リスト表示画面29dは、図12に示
されるように、このフランチャイズチェーンが販売して
いる全ての食品の一覧を示す画面であり、システム管理
部23のショッピング誘導部23bにより表示される。
具体的には、ショッピング誘導部23bは、食品マスタ
26に登録されている全ての食品について、食品番号か
ら、その食品が属する(置かれる)ジャンルやコーナー
を判別し(例えば、食品番号の最上位桁からジャンルを
特定し、次の桁からコーナーを特定する等)、ジャンル
及びコーナーごとに、食品の品名、価格、バスケットに
入れるためのボタン及び詳細を見るためのボタン等を表
示していく。
【0047】会員は、この食品リスト表示画面29dを
スクロール等しながら見ていくことによって、一定の分
類分けに沿って配列された食品群の中から購入したいも
のを探し出し、その食品をバスケットの中に入れたり、
さらに詳細な情報を見て確認したりすることができる。
【0048】食品栄養情報表示画面29eは、図13に
示されるように、1つの食品についての詳細な情報を示
す画面であり、パーソナル栄養情報表示画面29cに示
された「お奨め食品」の1つが押されたとき、又は、食
品リスト表示画面29dに示された「詳細を見る」ボタ
ンが押されたときに、システム管理部23のショッピン
グ誘導部23bによって表示される。具体的には、ショ
ッピング誘導部23bは、会員が指示した食品につい
て、食品マスタ26から「品名」、「価格」、「製造日
時」、「賞味期限」、「画像ファイル」及び「栄養成
分」を読み出し、図13に示されるように、表示出力す
る。
【0049】バスケット表示画面29fは、図14に示
されるように、その時点における購入予定食品(バスケ
ット内の食品)の一覧55aと購入済み食品の一覧55
bを表示したり、購入予定食品の購入を確定させたり
(バスケット内の食品を購入するためのボタン55cを
押したり)するための画面であり、システム管理部23
のショッピング誘導部23bによって表示される。具体
的には、ショッピング誘導部23bは、会員からの指示
に従って一時記憶部23cに格納されているショッピン
グ情報(購入予定食品や購入済み食品の情報等)に基づ
いて、購入予定食品及び購入済み食品それぞれの「品
名」、「数量」、「価格」、「金額」及び「合計金額」
等を表示出力する。
【0050】次に、以上のような画面表示機能を有する
本食品ショッピングシステム10の全体的な動作の流れ
について説明する。図15は、この食品ショッピングシ
ステム10におけるサーバ装置20の動作手順を示すフ
ローチャートであり、サーバ装置20にアクセスしたユ
ーザの典型的な操作(食品のショッピング)に対するサ
ーバ装置20の処理手順を示す。
【0051】会員管理部23aは、このサーバ装置20
にアクセスしてきたユーザに対して、図9に示されたロ
グオン画面29aを表示すること等により、会員か非会
員かを判断した後に、非会員のユーザが入会手続をした
い旨の指示をしたか否か、あるいは、会員のユーザが会
員情報を修正したい旨の指示をしたか否かを判断する
(S60)。
【0052】入会又は修正の指示があった場合には、会
員管理部23aは、図10に示された会員情報編集画面
29bを入力フォームとして表示し、これによって、そ
のユーザから「個人プロフィール情報」を取得したり
(S61)、健康や生活に関する「現在状況」や「目
標」を取得し(S62)、会員情報マスタ24に登録・
修正する。
【0053】このような入会手続等を終えた会員に対し
ては、パーソナル栄養情報生成部23fは、会員情報マ
スタ24及び栄養所要量マスタ25を参照することで、
その会員の「個人プロフィール情報」、「現在状況」及
び「目標」を考慮した必要栄養量を算出し一時記憶部2
3cに格納しておくと共に、その結果を図11に示され
たパーソナル栄養情報表示画面29c(又は、この画面
の「必要量」の欄)として表示する(S63)。これに
よって、会員は、これから始める食品ショッピングの指
針(いかなる栄養成分をどれくらい摂取すべきか)を知
ることができる。
【0054】このような必要栄養量の確認を終えてショ
ッピングを開始した会員から、食品リストを見たい旨の
指示がなされると、ショッピング誘導部23bは、図1
2に示された食品リスト表示画面29dを表示する(S
64)。
【0055】その表示に対して、ある食品の詳細を見た
い旨の指示がなされた場合には、ショッピング誘導部2
3bは、食品マスタ26の対応する食品のレコードを読
み出し、その内容及び画像を図13に示された食品栄養
情報表示画面29eとして表示する(S65)。
【0056】また、それら食品リスト表示画面29d又
は食品栄養情報表示画面29eにおいて、ある食品をバ
スケットに入れたい旨の指示がなされた場合には、ショ
ッピング誘導部23bは、その食品を購入予定食品(シ
ョッピング情報)として一時記憶部23cに追加して記
録する(S66)。なお、バスケットの中を見たい旨の
指示がなされた場合には、ショッピング誘導部23b
は、一時記憶部23cのショッピング情報を読み出し、
その結果を図14に示されたバスケット表示画面29f
として表示する。
【0057】このようなショッピングにおいて、その時
点でのパーソナル栄養情報を見たい旨の指示がなされた
場合には、パーソナル栄養情報生成部23fは、一時記
憶部23cに格納されているショッピング情報(購入予
定食品及び購入済み食品)を参照し、それら食品の栄養
成分を食品マスタ26から読み出し、それらを合計した
り、既に算出されている必要栄養量との差(過不足栄養
量)や比(ヒストグラム)を算出したりすることで、そ
の結果を図11に示されたパーソナル栄養情報52aと
して数値及び記号で表示する(S68)。
【0058】続いて、推奨食品決定部23eは、パーソ
ナル栄養情報生成部23fによって算出された過不足栄
養量を参照することで、不足している栄養成分があるか
否か判断し(S69)、不足している栄養成分がある場
合には、推奨食品マスタ28等を参照することで、不足
している栄養成分を補充するのに適した食品を図11に
示された「お奨め食品」52bとして列挙して表示する
(S70)と共に、その右横に、対応する「耳より情
報」52cを表示する。
【0059】このようなパーソナル栄養情報表示画面2
9cを見ることで、会員は、ショッピング中のいかなる
段階であっても、自分の必要栄養量を満たす適切なショ
ッピングができているか否かを確認し、不足している栄
養を補給するのに適した食品を即座に知ることができ
る。つまり、ショッピングを終了しない限り(S71で
No)、いつでも、食品リストを見たり(S64)、食
品の詳細を確認したり(S65)、パーソナル栄養情報
を確認したりすることができる(S67〜S70)。
【0060】一方、このような確認を経て、図14に示
されたバスケット表示画面29fにおいて、バスケット
中の全ての食品について購入するか、又は、返品する
(元に戻す)か等の決定がなされ、ショッピングを終了
する旨の指示がなされた場合には(S71でYes)、
システム管理部23は、その時点で一時記憶部23cの
ショッピング情報(購入済み食品)として記録された全
ての食品について、メールサーバ部22を介して発注処
理をする(S72)。つまり、会員が選択した「お奨め
食品」については、推奨食品マスタ28に記録された対
応する店舗の店舗用クライアント装置40に電子メール
で注文メッセージを送信し、それ以外の通常の食品につ
いては、会員情報マスタ24に登録されている「地域」
に存在する店舗(又は、「利用店舗」等)の店舗用クラ
イアント装置40に電子メールで注文メッセージを送信
する。これによって、会員が選択した食品に対する受発
注処理が完了する。
【0061】以上のように、本食品ショッピングシステ
ム10により、会員は、オンラインで食品のショッピン
グをしながら、どのような栄養をどれくらい補給すれば
よいのか、あるいは、その補給ために購入したよいと考
えられる食品は何であるか等のアドバイスや指針をリア
ルタイムに知ることができる。そして、そのアドバイス
や指針は、その会員固有の情報(体格、生活状態及び健
康目標等)に基づいて決定されたものであり、パーソナ
ライズされた情報である。よって、会員は、自分に適し
た健康管理をしながら、食品のショッピングを楽しむこ
とができる。
【0062】また、不足した栄養を補うのに適した「お
奨め食品」は、各店舗から送られてきた情報に基づいて
決定されたものであり、各店舗独自の販売方針等が反映
される。
【0063】以上、本発明に係る食品ショッピングシス
テムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発
明は、この実施の形態に限られるものではない。例え
ば、本実施の形態では、ログオンした会員が自分の必要
栄養量を確認するための画面と、ショッピング中におけ
る購入予定食品の栄養量を確認するための画面とは、図
11に示されたパーソナル栄養情報表示画面29cとし
て共通していたが、本発明は、このような画面構成に限
られず、例えば、会員が自分の必要栄養量を確認するた
めの画面として、図16に示されるような専用の表示画
面を採用し、一方、ショッピング中における購入予定食
品の栄養量を確認するための画面として、図17に示さ
れるような専用の表示画面を採用してもよい。
【0064】また、本実施の形態では、会員情報のう
ち、「性別」、「生年月日(生年月日から特定される年
齢)」、「身長」及び「日常の活動状態」が検索のフィ
ルタリング条件となって栄養所要量マスタ25の1つの
レコード(栄養成分量のデータ行)が特定され、その量
に対して「現在状況」及び「目標」に基づく修正が加え
られ、必要栄養量が算出されたが、必要栄養量を決定す
る手法としては、この方法に限られず、例えば、「現在
状況」や「目標」を構成する各パラメータの値に依存さ
せて、栄養所要量マスタ25から読み出すときのレコー
ド位置をシフトさせる方法であってもよい。つまり、
「性別」、「生年月日」、「身長」、「日常の活動状
態」、「現在状況」及び「目標」等の全ての項目を検索
のフィルタリング条件として栄養所要量マスタ25の1
つのレコードを特定し、その値を必要栄養量としてもよ
い。
【0065】また、本実施の形態では、不足している栄
養を補給するのに適した食品が「お奨め食品」として表
示されたが、このような表示に加えて、例えば、「現時
点のショッピングにおいて、最も不足している栄養成分
はビタミンCです。喫煙者は、より多くのビタミンCを
摂取するのが望ましいです。」等のメッセージによる栄
養面でのアドバイスを表示してもよい。
【0066】また、本実施の形態では、サービスの対象
が会員に限られたが、本発明は、このような会員・非会
員の区別に限定されるものではなく、例えば、非会員に
対しては、図11に示されるようなパーソナル栄養情報
表示画面29cだけを表示しないこととし、通常のショ
ッピング等については、会員と同様に許可することとし
てもよい。
【0067】また、本実施の形態では、サーバ装置20
によるオンラインによる受発注処理が行われたが、会員
が使用する端末装置のプリンタ等に最終結果等を出力す
ることで、オフライン処理を含めてもよい。例えば、コ
ンビニ等の店舗を訪れた消費者が、店内に設置された店
内端末装置41を用いて食品のショッピングを終える
と、最終的な購入食品のリストを店内端末装置41が備
えるプリンタに印字出力する。そして、消費者は、その
印字用紙を切り取り、店舗のカウンターに持って行って
店員に提示することで、注文した食品を受け取ることが
できる、というようなオフライン処理を一部に含む受発
注システムとしてもよい。
【0068】また、利用者の利用店舗情報を特定する手
段として、携帯端末による位置情報発信機能を用いるこ
とにより、例えば、すぐに現時点で携帯端末の所在地近
辺に存在する店舗のお奨め食品情報や耳寄り情報を取得
することが可能となる。
【0069】また、ショッピング情報やパーソナル栄養
情報については、一時記憶部に格納するだけでなく、ハ
ードディスク等の不揮発な記憶装置に格納してもよい。
これによって、過去の購入済み食品等を考慮した蓄積型
のパーソナル栄養情報を生成することができ、異なるロ
グオンセッションや異なる日にまたがるショッピングに
ついても、継続した一連のショッピングとして支援する
ことが可能となる。
【0070】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る食品ショッピングシステムは、通信ネットワーク
を介した食品の購入を支援する食品ショッピングシステ
ムであって、端末装置とサーバ装置とを含み、前記サー
バ装置は、食品の購入を希望する消費者から、前記端末
装置を介して、当該消費者の体に関する物理的な情報で
あるプロフィール情報及び当該消費者の体に関する要望
を示すニーズ情報を含む個人情報を取得する個人情報取
得手段と、取得された前記個人情報に基づいて、前記消
費者に必要とされる栄養成分ごとの量を示す必要栄養量
及び当該必要栄養量を満たすのに適した食品を当該消費
者に提示する栄養情報提示手段とを備えることを特徴と
する。
【0071】これによって、消費者固有の情報に基づく
消費者の必要栄養量及びその必要栄養量を満たすのに適
した食品が提示されるので、消費者は、健康面及び栄養
のバランスを考慮した最適な食品のオンラインショッピ
ングを楽しむことができる。
【0072】ここで、前記栄養情報提示手段は、多くの
プロフィール情報それぞれに対応した標準的な必要栄養
量である栄養所要量を予め記憶している栄養所要量デー
タベース部と、前記個人情報取得手段で取得されたプロ
フィール情報と対応する栄養所要量を前記栄養所要量デ
ータベース部から検索して読み出し、前記個人情報取得
手段で取得されたニーズ情報に従った修正を加えること
によって前記消費者の必要栄養量を特定する必要栄養量
特定部とを有してもよい。
【0073】これによって、標準的な人の必要栄養量を
データベースとして構築しておくだけで、個々の消費者
の特性にマッチした独自の必要栄養量を特定することが
でき、簡易な構成で、かつ、精度の高い個人栄養情報を
提供することが可能となる。
【0074】また、前記サーバ装置は、さらに、購入の
対象となる全ての食品それぞれの栄養成分の量を予め記
憶している食品栄養成分データベース手段と、前記消費
者から、前記端末装置を介して、購入対象となる食品の
指定を取得すると、前記食品栄養データベース手段を参
照しながらそれら購入対象となった食品の栄養成分の量
を栄養成分ごとに合計し、前記必要栄養量特定部によっ
て特定された必要栄養量と比較することによって、栄養
成分ごとの過不足量を特定し、当該消費者に提示するシ
ョッピング誘導手段とを備え、前記栄養情報提示手段
は、前記ショッピング誘導手段により特定された過不足
量における不足に関する情報に基づいて、前記必要栄養
量を満たすのに適した食品を決定し提示してもよい。
【0075】これによって、消費者は、ショッピングし
ながら、いかなる食品を追加購入すれば自分の必要栄養
量が満たされるかをいつでも知ることができる。
【0076】また、当該食品ショッピングシステムは、
さらに、前記食品を販売する複数の店舗それぞれに設置
された通信装置を含み、前記サーバ装置は、さらに、前
記店舗からの前記通信装置を介した通知に基づいて、各
店舗で販売したいお奨め食品を登録した推奨食品データ
ベースを作成し保持する推奨食品登録手段を備え、前記
栄養情報提示手段は、前記推奨食品データベースに登録
されたお奨め食品の中から、前記必要栄養量を満たすの
に適した食品を決定し提示してもよい。
【0077】これによって、不足した栄養成分を補う食
品として、各店舗が販売したいと考えるお奨め食品が提
示されるので、各店舗独自の販売方針を容易に反映する
ことが可能な食品ショッピングシステムが実現される。
【0078】また、前記推奨食品登録手段は、前記店舗
からの通知に基づいて、前記推奨食品データベースに、
「お奨め」の度合いを示す優先度と共に前記お奨め食品
を登録し、前記栄養情報提示手段は、前記過不足量にお
ける不足に関する情報に加えて、前記推奨食品データベ
ースに登録された優先度を考慮し、お奨め食品の中から
前記必要栄養量を満たすのに適した食品を決定すると共
に、それらお奨め食品の表示順序を決定し、その結果に
従ってお奨め食品を表示出力してもよい。
【0079】これによって、各店舗が販売したいと考え
る程度の強弱や緊急性等が優先度として「お奨め食品」
に反映されるので、各店舗の独自性がよりきめ細かく反
映される。
【0080】また、前記個人情報には、消費者が利用す
る店舗を特定する情報が含まれ、前記推奨食品データベ
ースには、店舗ごとに、前記優先度と前記お奨め食品と
が登録され、前記栄養情報提示手段は、前記消費者の個
人情報及び前記推奨食品データベースを参照すること
で、当該消費者の利用する店舗のお奨め食品を特定し、
それらお奨め食品の中から決定した食品を提示し、前記
サーバ装置は、さらに、前記栄養情報提示手段が提示し
た食品の中から購入したい食品の指定を前記消費者から
取得した場合に、その食品をお奨め食品として通知して
きた店舗の通信装置に対して、その食品を発注する旨の
通知をする発注手段を備えてもよい。
【0081】これによって、消費者が利用する店舗を優
先して「お奨め食品」が決定され、その店舗に発注され
るので、店舗についても消費者の好みが反映されるとと
もに、配達の利便性等も考慮された食品ショッピングシ
ステムが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における食品ショッピング
システムの全体構成図である。
【図2】同システムのサーバ装置の機能ブロック図であ
る。
【図3】同サーバ装置の会員情報マスタのデータ構造図
である。
【図4】同サーバ装置の栄養所要量マスタのデータ構造
図である。
【図5】同サーバ装置の食品マスタのデータ構造図であ
る。
【図6】同サーバ装置の店舗マスタのデータ構造図であ
る。
【図7】同サーバ装置の推奨食品マスタのデータ構造図
である。
【図8】同サーバ装置が提示する表示画面の種類及びそ
れらの遷移を示す画面遷移図である。
【図9】ログオン画面の表示例を示す。
【図10】会員情報編集画面の表示例を示す。
【図11】パーソナル栄養情報表示画面の表示例を示
す。
【図12】食品リスト表示画面の表示例を示す。
【図13】食品栄養情報表示画面の表示例を示す。
【図14】バスケット表示画面の表示例を示す。
【図15】同サーバ装置の動作手順を示すフローチャー
トである。
【図16】パーソナル栄養情報表示画面の変形例を示
す。
【図17】パーソナル栄養情報表示画面の他の変形例を
示す。
【符号の説明】
10 食品ショッピングシステム 11 通信ネットワーク 20 サーバ装置 21 WWWサーバ部 22 メールサーバ部 23 システム管理部 23a 会員管理部 23b ショッピング誘導部 23c 一時記憶部 23d マスタデータ編集部 23e 推奨食品決定部 23f パーソナル栄養情報生成部 24 会員情報マスタ 25 栄養所要量マスタ 26 食品マスタ 27 店舗マスタ 28 推奨食品マスタ 29a ログオン画面 29b 会員情報編集画面 29c パーソナル栄養情報表示画面 29d 食品リスト表示画面 29e 食品栄養情報表示画面 29f バスケット表示画面 30 会員用クライアント装置 31 携帯端末装置 40 店舗用クライアント装置 41 店内端末装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークを介した食品の購入を
    支援する食品ショッピングシステムであって、端末装置
    とサーバ装置とを含み、 前記サーバ装置は、 食品の購入を希望する消費者から、前記端末装置を介し
    て、当該消費者の体に関する物理的な情報であるプロフ
    ィール情報及び当該消費者の体に関する要望を示すニー
    ズ情報を含む個人情報を取得する個人情報取得手段と、 取得された前記個人情報に基づいて、前記消費者に必要
    とされる栄養成分ごとの量を示す必要栄養量及び当該必
    要栄養量を満たすのに適した食品を当該消費者に提示す
    る栄養情報提示手段とを備えることを特徴とする食品シ
    ョッピングシステム。
  2. 【請求項2】 前記栄養情報提示手段は、 多くのプロフィール情報それぞれに対応した標準的な必
    要栄養量である栄養所要量を予め記憶している栄養所要
    量データベース部と、 前記個人情報取得手段で取得されたプロフィール情報と
    対応する栄養所要量を前記栄養所要量データベース部か
    ら検索して読み出し、前記個人情報取得手段で取得され
    たニーズ情報に従った修正を加えることによって前記消
    費者の必要栄養量を特定する必要栄養量特定部とを有す
    ることを特徴とする請求項1記載の食品ショッピングシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記サーバ装置は、さらに、 購入の対象となる全ての食品それぞれの栄養成分の量を
    予め記憶している食品栄養成分データベース手段と、 前記消費者から、前記端末装置を介して、購入対象とな
    る食品の指定を取得すると、前記食品栄養データベース
    手段を参照しながらそれら購入対象となった食品の栄養
    成分の量を栄養成分ごとに合計し、前記必要栄養量特定
    部によって特定された必要栄養量と比較することによっ
    て、栄養成分ごとの過不足量を特定し、当該消費者に提
    示するショッピング誘導手段とを備え、 前記栄養情報提示手段は、前記ショッピング誘導手段に
    より特定された過不足量における不足に関する情報に基
    づいて、前記必要栄養量を満たすのに適した食品を決定
    し提示することを特徴とする請求項2記載の食品ショッ
    ピングシステム。
  4. 【請求項4】 当該食品ショッピングシステムは、さら
    に、前記食品を販売する複数の店舗それぞれに設置され
    た通信装置を含み、 前記サーバ装置は、さらに、前記店舗からの前記通信装
    置を介した通知に基づいて、各店舗で販売したいお奨め
    食品を登録した推奨食品データベースを作成し保持する
    推奨食品登録手段を備え、 前記栄養情報提示手段は、前記推奨食品データベースに
    登録されたお奨め食品の中から、前記必要栄養量を満た
    すのに適した食品を決定し提示することを特徴とする請
    求項3記載の食品ショッピングシステム。
  5. 【請求項5】 前記推奨食品登録手段は、前記店舗から
    の通知に基づいて、前記推奨食品データベースに、「お
    奨め」の度合いを示す優先度と共に前記お奨め食品を登
    録し、 前記栄養情報提示手段は、前記過不足量における不足に
    関する情報に加えて、前記推奨食品データベースに登録
    された優先度を考慮し、お奨め食品の中から前記必要栄
    養量を満たすのに適した食品を決定すると共に、それら
    お奨め食品の表示順序を決定し、その結果に従ってお奨
    め食品を表示出力することを特徴とする請求項4記載の
    食品ショッピングシステム。
  6. 【請求項6】 前記個人情報には、消費者が利用する店
    舗を特定する情報が含まれ、 前記推奨食品データベースには、店舗ごとに、前記優先
    度と前記お奨め食品とが登録され、 前記栄養情報提示手段は、前記消費者の個人情報及び前
    記推奨食品データベースを参照することで、当該消費者
    の利用する店舗のお奨め食品を特定し、それらお奨め食
    品の中から決定した食品を提示することを特徴とする請
    求項5記載の食品ショッピングシステム。
  7. 【請求項7】 前記サーバ装置は、さらに、 前記栄養情報提示手段が提示した食品の中から購入した
    い食品の指定を前記消費者から取得した場合に、その食
    品をお奨め食品として通知してきた店舗の通信装置に対
    して、その食品を発注する旨の通知をする発注手段を備
    えることを特徴とする請求項6記載の食品ショッピング
    システム。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載され
    たサーバ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれか1項に記載され
    たサーバ装置のためのプログラムであって、 コンピュータを前記いずれか1項の請求項に記載された
    手段として機能させるプログラム。
  10. 【請求項10】 通信ネットワークを介した食品の購入
    を支援する方法であって、 端末装置とサーバ装置とを含む食品ショッピングシステ
    ムにおいて、前記サーバ装置が、食品の購入を希望する
    消費者から、前記端末装置を介して、当該消費者の体に
    関する物理的な情報であるプロフィール情報及び当該消
    費者の体に関する要望を示すニーズ情報を含む個人情報
    を取得する個人情報取得ステップと、 取得された前記個人情報に基づいて、前記消費者に必要
    とされる栄養成分ごとの量を示す必要栄養量及び当該必
    要栄養量を満たすのに適した食品を当該消費者に提示す
    る栄養情報提示ステップとを含むことを特徴とする食品
    購入支援方法。
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