JP2009042839A - 健康管理支援サーバ装置及び健康管理支援システム - Google Patents

健康管理支援サーバ装置及び健康管理支援システム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者が摂取しようとする食品が健康状態に適しているか否かを提示する健康管理支援サーバ装置及び健康管理支援システムを提供する。
【解決手段】
利用者が摂取しようとする食品の商品情報を携帯端末33から取得し、データベース11に登録された商品成分データのうち当該商品情報に該当するもの特定する商品成分データ特定手段24と、食品に関する成分値であって一般人の摂取可能な量である一般摂取可能量と食品に関する成分値であって利用者の自覚症状データ及び健診内容データに基づいて定まる摂取可能な量である固有摂取可能量とを算出する摂取可能量算出手段25と、利用者についての一般摂取可能量及び固有摂取可能量と、商品成分データとから、当該利用者の健康状態が正常であるか否かを判断し、当該食品についての摂取可能情報又は摂取不可情報を携帯端末33に提示する摂取可否情報提示手段26とを具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は健康管理支援サーバ装置及び健康管理支援システムに関し、特に、利用者が外食等において自己の健康状態に適した食品を選択する場合に適用して有用なものである。
一般的な会社員の多くは、昼食を外食で済ませているが、近年増加するメタボリック症候群や既往症、加療中の症状など、食に関して配慮しなければならない要因が多い。このような事情から、食品に関する成分が表示されるようになり、会社員等は成分表示を見て、自己の健康状態に適した食品を選択している。
しかしながら、特に外食においては、自己の健康状態に鑑みて食品の成分、例えば塩分や糖分の摂取量を考慮してメニュー中の食品を選択することは煩わしいものである。
また、利用者の健康状態に適した食品に関する情報を食品製造業者に提供するシステムがある(例えば、特許文献1参照)。このようなシステムでは、利用者の健康状態に適合した食品が製造・提供されることになる。しかし、外食時においては、利用者は、限られた食品群からいずれかを選択しなければならず、前記のごとくシステムでは、このような利用者の需要に十分に応えることはできなかった。
特開2004−329066号公報
本発明は、かかる事情に鑑み、利用者が摂取しようとする食品が健康状態に適しているか否かを提示する健康管理支援サーバ装置及び健康管理支援システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の態様は、管理者により管理される管理端末と、利用者により管理される利用者端末と、前記管理端末、及び前記利用者端末と通信手段を介してデータの送受信が可能な健康管理支援サーバ装置とを備え、前記利用者にとって摂取に適している食品を提示する健康管理支援システムにおける健康管理支援サーバ装置であって、前記健康管理支援サーバ装置は、前記管理者、又は前記利用者を特定するユーザ特定手段と、食品に関する成分値の集合である商品成分データを前記管理端末から取得し、当該商品成分データを一意に識別する商品情報に関連付けて当該商品成分データを記憶装置に登録する商品成分データ登録手段と、利用者の自覚症状を表す自覚症状データを当該利用者の管理する前記利用者端末から取得し、当該利用者に関連付けて前記記憶装置に登録する自覚症状データ登録手段と、利用者の健康状態を表す健診内容データを当該利用者の管理する前記利用者端末から取得し、当該利用者に関連付けて前記記憶装置に登録する健診内容データ登録手段と、利用者が摂取しようとする食品についての商品情報を前記利用者端末から取得し、前記記憶装置に登録された商品成分データのうち当該商品情報に該当するものを特定する商品成分データ特定手段と、食品に関する成分値であって一般人の摂取可能な量である一般摂取可能量と食品に関する成分値であって利用者の自覚症状データ及び健診内容データに基づいて定まる摂取可能な量である固有摂取可能量とを算出する摂取可能量算出手段と、利用者についての一般摂取可能量及び固有摂取可能量から、当該利用者の健康状態が正常であるか否かを判断し、正常ではないならば、当該食品を摂取すべきでない旨の摂取不可情報を前記利用者端末に提示する一方、正常であるならば、利用者が摂取しようとした食品の商品成分データ及び固有摂取可能量から摂取不可情報又は当該食品を摂取してもよい旨を表す摂取可能情報を前記利用者端末に提示する摂取可否情報提示手段とを具備することを特徴とする健康管理支援サーバ装置にある。
かかる第1の態様では、利用者が食品を摂取しようとする際に、当該食品に関する商品情報を健康管理支援サーバ装置に送信すると、利用者の自覚症状データ・健診内容データに基づいて、当該食品を摂取すべきか否かの情報が提示される。これにより、利用者は、自己の健康状態に応じて摂取すべき食品、又は摂取すべきでない食品であるかを即座に判断することができ、健康促進に適した食品を購買することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載する健康管理支援サーバ装置において、前記摂取可否情報提示手段が正常でないと判断したとき、前記記憶装置に登録された商品成分データのうち、前記固有摂取可能量以下の成分であるものを検索し、該当した商品成分データを推奨商品として前記利用者端末に提示する推奨商品提示手段を具備することを特徴とする健康管理支援サーバ装置にある。
かかる第2の態様では、推奨商品に関する情報が利用者に提示される。利用者が当初に摂取しようとした食品が非推奨であっても、他の推奨商品が提示されるので、不健康な食品を選択してしまうようなことはない。
本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様に記載する健康管理支援サーバ装置において、前記摂取可否情報提示手段が正常でないと判断したとき、前記記憶装置に登録された商品成分データのうち、前記固有摂取可能量以上の成分であるものを検索し、該当した商品成分データを非推奨商品として前記利用者端末に提示する非推奨商品提示手段を具備することを特徴とする健康管理支援サーバ装置にある。
かかる第3の態様では、利用者には、摂取すべきでない食品が網羅的に提示されるので、利用者は不健康な食品を選択してしまうようなことは無い。
本発明の第4の態様は、第1〜第3の何れか一つの態様に記載する健康管理支援サーバ装置において、利用者が実際に摂取した食品に関する商品情報及び摂取した日時を前記利用者端末から取得し、購買履歴データとして当該利用者に関連付けて前記記憶装置に登録する購買履歴データ登録手段を具備することを特徴とする健康管理支援サーバ装置にある。
かかる第4の態様では、推奨商品を提示する際に、購買履歴データを参照して、直近に摂取されていないものを優先的に提示するようにすることができる。
本発明の第5の態様は、管理者により管理される管理端末と、利用者により管理される利用者端末と、前記管理端末、及び前記利用者端末と通信手段を介してデータの送受信が可能な健康管理支援サーバ装置とを備え、前記利用者にとって摂取に適している食品を提示する健康管理支援システムであって、前記健康管理支援サーバ装置は、前記管理者、又は前記利用者を特定するユーザ特定手段と、食品に関する成分値の集合である商品成分データを前記管理端末から取得し、当該商品成分データを一意に識別する商品情報に関連付けて当該商品成分データを記憶装置に登録する商品成分データ登録手段と、利用者の自覚症状を表す自覚症状データを当該利用者の管理する前記利用者端末から取得し、当該利用者に関連付けて記憶装置に登録する自覚症状データ登録手段と、利用者の健康状態を表す健診内容データを当該利用者の管理する前記利用者端末から取得し、当該利用者に関連付けて記憶装置に登録する健診内容データ登録手段と、利用者が摂取しようとする食品についての商品情報を前記利用者端末から取得し、記憶装置に登録された商品成分データのうち当該商品情報に該当するものを特定する商品成分データ特定手段と、食品に関する成分値であって一般人の摂取可能な量である一般摂取可能量と食品に関する成分値であって利用者の自覚症状データ及び健診内容データに基づいて定まる摂取可能な量である固有摂取可能量とを算出する摂取可能量算出手段と、利用者についての一般摂取可能量及び固有摂取可能量から、当該利用者の健康状態が正常であるか否かを判断し、正常ではないならば、当該食品を摂取すべきでない旨の摂取不可情報を前記利用者端末に提示する一方、正常であるならば、利用者が摂取しようとした食品の商品成分データ及び固有摂取可能量から摂取不可情報又は当該食品を摂取してもよい旨を表す摂取可能情報を前記利用者端末に提示する摂取可否情報提示手段と前記摂取可否情報提示手段が正常でないと判断したとき、前記記憶装置に登録された商品成分データのうち、前記固有摂取可能量以下の成分であるものを検索し、該当した商品成分データを推奨商品として前記利用者端末に提示する推奨商品提示手段と、前記摂取可否情報提示手段が正常でないと判断したとき、前記記憶装置に登録された商品成分データのうち、前記固有摂取可能量以上の成分であるものを検索し、該当した商品成分データを非推奨商品として前記利用者端末に提示する非推奨商品提示手段と、利用者が実際に摂取した食品に関する商品情報及び摂取した日時を前記利用者端末から取得し、購買履歴データとして当該利用者に関連付けて前記記憶装置に登録する購買履歴データ登録手段とを具備することを特徴とする健康管理支援システムにある。
かかる第5の態様では、利用者は、自己の健康状態に応じて摂取に適した食品を簡易に選択することができる。
本発明によれば、利用者は、自己の健康状態に応じて摂取に適した食品を簡易に選択することができる。特に、携帯端末を介して食品の摂取の適否を判断できるので、外食において多数の食品から選ぶ際に適用して有用なものである。また、利用者が当初に摂取しようとした食品が非推奨であっても、他の推奨商品が提示されるので、不健康な食品を選択してしまうことはなく、利用者の健康を促進できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、本実施形態の説明は例示であり、本発明は以下の説明に限定されない。
本実施形態の健康管理支援システムは、次の行為(1)〜(3)を実現又は支援するためのものである。
(1)管理者が、商品として販売されている食品の成分に関するデータを登録すること。
(2)利用者が、自己の体調等に基づく自覚症状に関するデータや、定期健康診断に関するデータを登録すること。
(3)利用者が、外食において食品を選択するに際し、当該食品を摂取すべきか否かを判断すること。
図1は、本実施形態に係る健康管理支援システムの概略構成図である。図示するように、健康管理支援サーバ装置10は、通信手段であるインターネット(図示せず)を介して管理端末31、固定端末32、及び携帯端末33に所定のデータを送受信可能にそれぞれ接続されている。
健康管理支援サーバ装置10は、CPU、記憶装置(RAM・ハードディスク等)、入力装置(キーボード・マウス等)、出力装置(ディスプレイ等)、通信手段等を備える一般的な情報処理装置である。管理端末31・固定端末32は、健康管理支援サーバ装置10と同様の一般的な情報処理装置である。携帯端末33は、携帯電話やPDA等の携帯型端末であり、固定端末32と同様の機能を有する他、無線通信手段、撮像手段、及びQRコードを認識する機能を備えている。
管理端末31は、所定のデータを健康管理支援サーバ装置10に登録するために管理者により用いられる。固定端末32は、所定のデータを健康管理支援サーバ装置10に登録するために利用者により用いられる。携帯端末33は、利用者が摂取しようとする食品を実際に摂取すべきか否かを判断するための情報を得るために、利用者により用いられる。固定端末32及び携帯端末33は利用者端末の一例であり、利用者は、後述するように用途に応じてそれぞれ使い分ける。なお、図1では、管理端末31・固定端末32・携帯端末33はそれぞれ1台ずつ示されているが、管理者・利用者の数に応じてそれぞれ複数台存在する。
図2は、本実施形態に係る健康管理支援システムの機能ブロック図である。図示するように、健康管理支援サーバ装置10は、ユーザ特定手段20と、商品成分データ登録手段21と、自覚症状データ登録手段22と、健診内容データ登録手段23と、商品成分データ特定手段24と、摂取可能量算出手段25と、摂取可否情報提示手段26と、推奨商品提示手段27と、非推奨商品提示手段28と、購買履歴データ登録手段29とを備えている。これらの各手段20〜29は、健康管理支援サーバ装置10で実行されるプログラムとして実装されている。ただし、これらの各手段20〜29は、一つのプログラムとして実行される場合に限定されない。例えば、各手段20〜29は、情報処理装置でそれぞれ実行される個別のプログラムであってもよいし、電子回路等のハードウェアで構成されていてもよい。
また、健康管理支援サーバ装置10はウェブサーバ機能を有し、管理端末31・固定端末32・携帯端末33はウェブブラウザがインストールされている。健康管理支援サーバ装置10の各手段20〜29から各端末31〜33に対する情報は、HTMLで記述されて送信される。一方、各端末31〜33から健康管理支援サーバ装置10の各手段20〜29に対する情報は、ウェブブラウザにより、ウェブサーバで解釈可能な形式で記述されて送信される。
ユーザ特定手段20は、健康管理支援システムの管理者、又は利用者を特定する。具体的には、管理者・利用者のそれぞれについてのユーザID・パスワードを含むユーザデータをデータベース11に予め記憶しておく。そして管理者・利用者が健康管理支援システムを用いる際に、ユーザ特定手段20は、各端末31〜33を介してユーザID・パスワードを取得し、取得したユーザID・パスワードとデータベース11に記憶されたユーザID・パスワードとを照合する。一致した場合には、管理者・利用者は健康管理支援システムを使用できる者とする。
また、ユーザデータには、利用者の氏名、年齢、性別も含まれている。ユーザ特定手段20により利用者が特定されると、後述する各処理において、当該利用者についての氏名、年齢、性別等を利用することが可能となる。
商品成分データ登録手段21は、商品成分データを管理端末31から取得し、データベース11に登録する。ここで、商品成分データとは、商品として販売されている食品に関する成分値の集合をいう。例えば、食品に関する成分値としては、その食品のエネルギー(kcal)、塩分含有量(g)、糖分含有量(g)等の数値が挙げられる。これらの一組の数値がその食品の商品成分データとなる。
また、商品成分データは、商品成分データを一意に特定する商品情報に関連付けられている。すなわち、或る商品情報をキーとすれば、当該商品情報に対応する商品成分データをデータベース11から取得できるようになっている。
自覚症状データ登録手段22は、自覚症状データを固定端末32から取得し、データベース11に登録する。ここで自覚症状データとは、利用者の自覚症状を表すデータであって、当該利用者についてのユーザデータに関連付けられたものである。例えば、利用者の自覚症状としては、「頭痛」「耳鳴り」「めまい」「疲れ易い、だるい」等が挙げられる。なお、自覚症状データは、前記したように固定端末32から取得することを想定しているが、携帯端末33から取得してもよい。
健診内容データ登録手段23は、健診内容データを固定端末32から取得し、データベース11に登録する。ここで健診内容データとは、利用者の健康状態を表すデータであって、当該利用者についてのユーザデータに関連付けられたものである。例えば、利用者の健康状態としては、健康診断での検査結果などから得られる「血圧値」「血糖値」等の診断値が挙げられる。なお、健康診断データは、前記したように固定端末32から取得することを想定しているが、携帯端末33から取得してもよい。
商品成分データ特定手段24は、携帯端末33から商品情報を取得し、当該商品情報に該当する商品成分データをデータベース11から特定する。携帯端末33から取得した商品情報は、当該携帯端末33の利用者が、摂取しようとする食品についての商品情報である。
商品成分データ特定手段24が、携帯端末33から商品情報を取得する態様は様々なものが考えられるが、QRコードを用いることが最も望ましい。例えば、飲食店等で提供されるメニューには、食品の名称等のほかに、当該食品の商品情報を表すQRコードも記載しておく。そして、利用者は携帯端末33のカメラを用いてQRコードを撮像し、携帯端末33がQRコードを復号して商品成分データ特定手段24に送信するようにする。
摂取可能量算出手段25は、ユーザ特定手段20で特定された利用者について、当該利用者に対応する一般摂取可能量と、当該利用者に対応する固有摂取可能量とを算出する。
一般摂取可能量とは、性別、年齢別ごとに定められ、食品に関する成分値であって一般人の摂取可能な量をいう。一般摂取可能量は食品の成分値ごとに定められる。一般摂取可能量の具体的な数値としては、例えば栄養士が算定したり、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2005年版)」を用い、その数値をデータベース11に予め登録しておく。
また、「利用者に対応する一般摂取可能量」とは、利用者についてのユーザデータの性別、年齢に対応する一般摂取可能量である。「利用者に対応する一般摂取可能量」によれば、例えば、利用者が20歳の男性である場合、当該利用者はナトリウム(塩分)を1.5(g/食)摂取できる、ということが特定される。なお、「1.5(g/食)」とは一食分につき1.5g摂取できるという意味である。
固有摂取可能量とは、食品に関する成分値であって利用者の自覚症状データ及び健診内容データに基づいて定まる摂取可能な量をいう。固有摂取可能量は食品の成分値ごとに定められる。例えば、利用者の自覚症状データが「めまい」であって、健診内容データが「最低血圧90〜最高血圧140(mmHg)(やや高い血圧)」の場合、当該利用者には高血圧の虞があることが推認されるので、「めまい」且つ「やや高い血圧」であれば「塩分」についての低めの量が算出される。
固有摂取可能量は、自覚症状データと健診内容データとの組合せから、その自覚症状データと健診内容データに適した固有摂取可能量が導かれるようなデータ(以下、「固有摂取可能量算出表」と称する。)に基づいて算出する。
表1に、「塩分」に関する固有摂取可能量算出表を例示する(下記固有摂取可能量は、例示であって、高血圧を防止するために適正であることを意味するものではない。)。
例えば、自覚症状データが「自覚症状なし」であり、健診内容データが「重症高血圧」であるならば、固有摂取可能量は0.7(g/食)になる。同様に、自覚症状データが「自覚症状なし」であり、健診内容データが「正常血圧」であるならば、固有摂取可能量は2.0(g/食)になる。
摂取可否情報提示手段26は、利用者についての一般摂取可能量及び固有摂取可能量とから、当該利用者の健康状態が正常であるか否かを判断する。正常であるならば、利用者が摂取しようとした食品の商品成分データと、固有摂取可能量とから当該食品を摂取すべきか否かを表す情報を携帯端末33に提示する。正常ではないならば、当該食品を摂取すべきでない旨の情報を携帯端末33に提示する。
利用者の健康状態が正常であるか否かの判断については、当該利用者の固有摂取可能量が一般摂取可能量よりも大きいか否かにより判断する。固有摂取可能量のほうが大きいならば、正常であると判断し、固有摂取可能量のほうが小さいならば、何らかの症状があるとして異常であると判断する。
正常である場合、利用者が摂取しようとする食品の各成分値をデータベース11の商品成分データから取得し、当該成分値が固有摂取可能量の成分値よりを下回るならば、当該食品を摂取してもよい旨を表す摂取可情報を携帯端末33に提示し、上回るならば、当該食品は摂取すべきでない旨を表す摂取不可情報を携帯端末33に提示する。また、異常である場合も、摂取不可情報を携帯端末33に提示する。
推奨商品提示手段27は、摂取可否情報提示手段26により異常と判断されたとき、固有摂取可能量以下の成分である食品をデータベース11の商品成分データから検索し、該当したものを推奨商品として携帯端末33に提示する。
非推奨商品提示手段28は、摂取可否情報提示手段26により異常と判断されたとき、固有摂取可能量以上の成分である食品をデータベース11の商品成分データから検索し、該当したものを非推奨商品として携帯端末33に提示する。
購買履歴データ登録手段29は、利用者が実際に摂取した食品に関する商品情報を携帯端末33から取得し、購買履歴データとしてデータベース11に登録する。購買履歴データとは、利用者が実際に摂取した食品に関する商品情報、及び摂取した日時が当該利用者のユーザデータに関連付けられたものである。これにより、利用者の嗜好にあわせて摂取すべき食品の提示を行うことができる。例えば、推奨商品提示手段27が推奨商品を提示する際に、購買履歴データを参照して、直近に摂取されていないものを優先的に提示するようにすることができる。
図3は、本実施形態に係る健康管理支援システムの処理のフローである。図示するように、健康管理支援サーバ装置10では7つの処理が同時並列的に実行される。以下、各処理について詳細に説明する。
[ユーザ特定処理]
ユーザ特定処理は、ユーザ特定手段20により実行されるものであり、健康管理支援システムの管理者、及び利用者を特定する処理である。いわゆるログイン処理である。
健康管理支援サーバ装置10のデータベース11には、ユーザデータが記憶されている。表2にユーザデータを例示する。
表2に示すように、ユーザIDが「ID1」である管理者Aと、ユーザIDが「ID2」である利用者Bとに関する計2つのユーザデータがデータベース11に登録されている。もちろん、ユーザデータには前記した以外の情報、例えば住所や連絡先等が含まれていてもよい。
ユーザ特定処理はユーザデータに基づいて次のように実行される。
図4は、ユーザ特定処理の処理フローである。管理者Aを特定する場合について説明すると、図示するように、健康管理支援サーバ装置10は、管理端末31に対し、ユーザデータの入力フォームの提示をする(ステップS10)。ユーザデータの入力フォームとは、管理端末31にユーザデータのうちユーザID・パスワードの入力を促すための情報である。次に、管理端末31のユーザである管理者Aは、入力フォームに対応して、自己のユーザデータのユーザID「ID1」及びパスワード「pass1」を入力し、健康管理支援サーバ装置10に送信する(ステップS11)。そして、健康管理支援サーバ装置10は、受信したユーザID及びパスワードを、データベース11に格納されたもの(表2参照)と照合し、一致したならば、当該管理者Aを特定する(ステップS12)。
利用者Bを特定する場合についても同様であり、健康管理支援サーバ装置10は、固定端末32又は携帯端末33に対し、ユーザデータの入力フォームの提示をする(ステップS10)。次に、固定端末32又は携帯端末33のユーザである利用者Bは、入力フォームに対応して、自己のユーザデータのユーザID「ID2」及びパスワード「pass2」を入力し、健康管理支援サーバ装置10に送信する(ステップS12)。そして、健康管理支援サーバ装置10は、受信したユーザID及びパスワードを、データベース11に格納されたもの(表2参照)と照合し、一致したならば、当該利用者Bを特定する(ステップS12)。
このようなユーザ特定処理の結果、複数存在する管理者・利用者を特定することができる。
[商品成分データ登録処理]
商品成分データ登録処理は、商品成分データ登録手段21により実行されるものであり、利用者に提供され得る食品についての商品成分データを管理端末31から取得し、データベース11に登録する処理である。「利用者に提供され得る食品についての商品成分データ」とは、飲食店等において提供される食品に関する商品成分データであり、飲食店舗等と協力して予め収集したものである。
商品成分データ登録処理を行う前に、管理者に対してユーザ特定処理が行われ、管理者のユーザデータは特定されているものとする。
図5は、商品成分データ登録処理の処理フローである。図示するように、健康管理支援サーバ装置10は、管理端末31に対して商品成分データ入力用フォームの提示を行う(ステップS20)。商品成分データ入力用フォームとは、管理端末31に商品成分データの入力を促すための情報である。管理端末31は、商品成分データ入力用フォームに対応して管理者より入力された商品成分データの送信を行う(ステップS21)。そして、健康管理支援サーバ装置10は、受信した商品成分データの登録を行う(ステップS22)。表3に、商品成分データを例示する。
表3には、商品情報「幕の内弁当」、「天丼」、「冷し中華」によりそれぞれ特定される計3つの商品成分データが例示されている。この例では、食品に関する成分値としては「エネルギー」、「蛋白質」、「脂質」、「塩分含有量」、「糖分含有量」が登録されている。なお、食品に関する成分値としてはこれらのものに限定されず、利用者の健康を判断する際に必要とする種々の成分値を用いることができる。
[自覚症状データ登録処理]
自覚症状データ登録処理は、自覚症状データ登録手段22により実行されるものであり、利用者の自覚症状データを固定端末32から取得し、データベース11に登録する処理である。
自覚症状データ登録処理を行う前に、利用者に対してユーザ特定処理が行われ、利用者のユーザデータは特定されているものとする。
図6は、自覚症状データ登録処理の処理フローである。図示するように、健康管理支援サーバ装置10は、固定端末32に対して自覚症状データ入力用フォームの提示を行う(ステップS30)。自覚症状データ入力用フォームとは、固定端末32に自覚症状データの入力を促すための情報である。固定端末32は、自覚症状データ入力用フォームに対応して利用者により入力された自覚症状データの送信を行う(ステップS31)。そして、健康管理支援サーバ装置10は、受信した自覚症状データの登録を行う(ステップS32)。データベース11に自覚症状データは利用者のユーザデータに関連付けられている。
表4に、自覚症状データを例示する。
表4には、「利用者B」及び「利用者C」に関する計2つの自覚症状データが例示されている。「利用者B」については自覚症状は無く、「利用者C」については自覚症状として「めまい」があることが表されている。自覚症状データがデータベース11に登録されることにより、利用者のユーザデータを特定すると、当該利用者の自覚症状を特定できるようになっている。
[健診内容データ登録処理]
健診内容データ登録処理は、健診内容データ登録手段23により実行されるものであり、利用者の健診内容データを固定端末32から取得し、データベース11に登録する処理である。
健診内容データ登録処理を行う前に、利用者に対してユーザ特定処理が行われ、利用者のユーザデータは特定されているものとする。
図7は、健診内容データ登録処理の処理フローである。図示するように、健康管理支援サーバ装置10は、固定端末32に対して健診内容データ入力用フォームの提示を行う(ステップS40)。健診内容データ入力用フォームとは、固定端末32に健診内容データの入力を促すための情報である。固定端末32は、健診内容データ入力用フォームに対応して利用者により入力された健診内容データの送信を行う(ステップS41)。そして、健康管理支援サーバ装置10は、受信した健診内容データの登録を行う(ステップS42)。データベース11に健診内容データは利用者のユーザデータに関連付けられている。 表5に、健診内容データを例示する。
表5には、「利用者B」及び「利用者C」に関する計2つの健診内容データが例示されている。「利用者B」については血圧値が「85〜120」であり、「利用者C」については血圧値が「110〜140」があることが表されている。健診内容データがデータベース11に登録されることにより、利用者のユーザデータを特定すると、当該利用者の健康状態を特定できるようになっている。なお、健診内容データに含まれる健康状態として「血圧値」が登録されているが、健康診断などで測定され得る「血糖値」や「γ−GPT」などを用いることができる。
[摂取可否情報提示処理]
摂取可否情報提示処理は、摂取可能量算出手段25及び摂取可否情報提示手段26により実行されるものであり、利用者が摂取しようとする食品に関する商品成分データを携帯端末33から取得し、利用者にとって当該食品は摂取すべきか否かについての情報を携帯端末33に提示する処理である。
摂取可否情報提示処理を行う前に、利用者に対してユーザ特定処理が行われ、利用者のユーザデータは特定されているものとする。
図8は、摂取可否情報提示処理の処理フローである。図示するように、携帯端末33は、商品情報の入力・送信を行う(ステップS50)。具体的には、利用者は摂取しようとする食品に関する商品成分データを表すQRコードを、携帯端末33のカメラで撮像する。そして、QRコードで表された商品成分データを健康管理支援サーバ装置10に送信する。
健康管理支援サーバ装置10は、一般摂取可能量の特定を行う(ステップS51)。前記したように、利用者のユーザデータは特定されているので、データベース11に登録されている一般摂取可能量のうち、当該利用者の年齢・性別に対応するものを特定する。
健康管理支援サーバ装置10は、固有摂取可能量の算出を行う(ステップS52)。固有摂取可能量は、利用者の自覚症状データと健診内容データと固有摂取可能量算出表とから算出される。
例えば、ユーザ特定処理の結果、ユーザID「ID2」、氏名「利用者B」(表2参照)というユーザデータが特定されたとすると、当該利用者の自覚症状データは自覚症状「なし」(表4参照)であり、健診内容データは血圧値「85〜120」(表5参照)である。これらの自覚症状データ及び健診内容データに該当する固有摂取可能量を固有摂取可能量算出表(表1参照)より算出する。この利用者の場合、塩分についての固有摂取可能量は「2.0(g/食)」となる。
次に、健康管理支援サーバ装置10は、固有摂取可能量が一般摂取可能量よりも大きいか否かを比較する(ステップS53)。固有摂取可能量が一般摂取可能量よりも大きくない場合(ステップS53:No)、利用者は何らかの疾患等を有していると判断して、利用者がステップS50で送信した商品情報に関する食品は摂取すべきでない旨を表す摂取不可情報を携帯端末33に送信する(ステップS54)。
固有摂取可能量が一般摂取可能量よりも大きい場合(ステップS53:Yes)、利用者が摂取しようとする食品に関する商品成分データが固有摂取可能量よりも大きいか否かを比較する(ステップS55)。比較対象の商品成分データは、ステップS50で受信した商品情報により特定される商品成分データである。商品成分データが固有摂取可能量よりも大きいならば(ステップS55:Yes)、摂取不可情報を携帯端末33に送信する(ステップS54)。
商品成分データが固有摂取可能量よりも大きくない場合には(ステップS55:No)、利用者がステップS50で送信した商品情報に関する食品は摂取してもよい旨を表す摂取可能情報を携帯端末33に送信する(ステップS56)。
上記の処理を、例えば、塩分について行うと、次のようになる。
(1)商品成分データ:1.8(g) (ステップS50、幕の内弁当(表3参照))
(2)一般摂取可能量:1.5(g/食)(ステップS51)
(3)固有摂取可能量:2.0(g/食)(ステップS52)
(4)2.0(固有摂取可能量)>1.5(一般摂取可能量)(ステップS53:Yes)
(5)1.8(商品成分データ)<2.0(固有摂取可能量)(ステップS56:No)
(6)摂取可能情報の送信
すなわち、利用者が幕の内弁当を摂取しようとすると、幕の内弁当に含まれる塩分は1.8(g)であるが、これは利用者の固有摂取可能量を下回っているので摂取してもよい、ということになる。
上記の説明では、塩分について摂取可否情報提示処理を例示したが、他の食品の成分を考慮した複数成分についても同様に摂取可否を判断することができる。
すなわち、一般摂取可能量を成分ごとに特定し(ステップS51に相当)、固有摂取可能量を成分ごとに算出する(ステップS52に相当)。そして、成分ごとに固有摂取可能量が一般摂取可能量よりも大きいか否かを比較する(ステップS53に相当)。
固有摂取可能量が一般摂取可能量よりも大きくない成分が一つでもあるならば(ステップS53:Noに相当)、摂取不可情報の送信をする(ステップS54)。一方、全ての成分について固有摂取可能量が一般摂取可能量よりも大きいならば(ステップS53:Yesに相当)、成分ごとに商品成分データが一般摂取可能量よりも大きいか否かを比較する(ステップS55に相当)。
商品成分データが固有摂取可能量よりも大きい成分がひとつでもあるならば(ステップS55:Yesに相当)、摂取不可情報の送信をする(ステップS54)。一方、全ての成分について商品成分データが固有摂取可能量よりも大きくないならば摂取可能情報の送信をする(ステップS55:Noに相当)。
[推奨・非推奨商品提示処理]
推奨・非推奨商品提示処理は、推奨商品提示手段27及び非推奨商品提示手段28により実行されるものであり、摂取可否情報提示処理において摂取不可情報を提示した際に、利用者にとって摂取したほうがよい食品、又は摂取しないほうがよい食品に係る情報を提示する処理である。
推奨・非推奨商品提示処理を行う前に、摂取可否情報提示処理が行われているものとする。
図9は、推奨・非推奨商品提示処理の処理フローである。図示するように、健康管理支援サーバ装置10は、推薦モードか否かを判断する(ステップS60)。ここで推薦モードとは、推奨商品を検索・送信するか、非推奨商品を検索・送信するかを決定するフラグである。推薦モードは、利用者により携帯端末33を介して予め設定されている。
推薦モードであるならば(ステップS60:Yes)、健康管理支援サーバ装置10は、推奨商品の検索・送信を行う(ステップS61)。推奨商品とは、利用者の固有摂取可能量よりも低い成分のみから構成される商品成分データをいう。
例えば、利用者の固有摂取可能量が、エネルギーは「700(kcal/食)」、蛋白質は「20(g/食)」、脂質は「20(g/食)」、塩分は「1.5(g/食)」、糖分は「4.0(g/食)」であるとすると、表1の食品成分データからは、これらの値を全て下回る成分からなる冷やし中華のみが推奨商品として選ばれる。
推薦モードでないならば(ステップS60:No)、健康管理支援サーバ装置10は、非推奨商品の検索・送信を行う(ステップS62)。非推奨商品とは、利用者の固有摂取可能量よりも高い成分を一つでも含む商品成分データをいう。
例えば、前述した利用者の固有摂取可能量である場合、表1の食品成分データからは、幕の内弁当と天丼とが非推奨商品として選ばれる。
携帯端末33は、健康管理支援サーバ装置10から推奨商品又は非推奨商品を受信し、携帯端末33のディスプレイ等の出力装置に表示する(ステップS63)。
[購買履歴データ登録処理]
購買履歴データ登録処理は、購買履歴データ登録手段29により実行されるものであり、利用者が実際に摂取した食品に関する購買履歴データを携帯端末33から取得し、データベース11に登録する処理である。
購買履歴データ登録処理を行う前に、利用者に対してユーザ特定処理が行われ、利用者のユーザデータは特定されているものとする。
図10は、購買履歴データ登録処理の処理フローである。図示するように、健康管理支援サーバ装置10は、携帯端末33に対して購買履歴データ入力用フォームの提示を行う(ステップS70)。購買履歴データ入力用フォームとは、携帯端末33に購買履歴データの入力を促すための情報である。携帯端末33は、購買履歴データ入力用フォームに対応して利用者より入力された購買履歴データの送信を行う(ステップS71)。そして、健康管理支援サーバ装置10は、受信した購買履歴データの登録を行う(ステップS72)。表6に、購買履歴データを例示する。
表6には、ユーザデータ・商品情報・摂取日時により特定される計3つの購買履歴データが例示されている。表中の一例では、ユーザID「ID2」の「利用者B」が「2007年7月7日」に「幕の内弁当」を摂取したことが表されている。購買履歴データは、例えば、推奨・非推奨商品提示処理において、購買履歴データを参照し、最近摂取されたものではないものを優先的に推奨商品として提示するようにするなどに用いることができる。
上記構成の健康管理支援サーバ装置10を備える健康管理支援システムでは、利用者が食品を摂取しようとする際に、当該食品に関する商品情報を健康管理支援サーバ装置10に送信すると、利用者の自覚症状データ・健診内容データに基づいて、当該食品を摂取すべきか否かの情報と、推奨商品又は非推奨商品に関する情報とが提示される。
これにより、利用者は、自己の健康状態に応じて摂取すべき食品、又は摂取すべきでない食品であるかを即座に判断することができ、健康促進に適した食品を購買することができる。また、当初に摂取しようとした食品が非推奨であっても、他の推奨商品が提示されるので、不健康な食品を選択してしまうようなことはない。
特に、外食時においては、利用者が摂取しようとする食品は、自己の健康状態を鑑みて必要な成分又は抑制すべき成分を含むか否かを計算・判断する煩わしさを伴うが、健康管理支援システムでは、携帯端末33でQRコードを撮像するだけで、摂取すべき食品が分かる。
また、推奨商品提示処理においては、最初に摂取しようとした食品が摂取に不適であっても、他の推奨商品を提示するので、利用者が特に摂取したい食品は無いが、健康によいものを提示させたいときにも有用である。
なお、利用者は摂取しようとする食品を1つ選んで健康管理支援システムに送信したが、これに限られず、まとめて複数の食品に関する商品情報を送信し、健康管理支援サーバ装置10は、複数の食品のそれぞれについて摂取の適否を提示するようにしてもよい。さらに、本実施形態では、利用者端末として固定端末32と携帯端末33とを用いたが、固定端末32の機能・用途を携帯端末33で実現してもよい。
本実施形態に係る健康管理支援システムの概略構成図である。 本実施形態に係る健康管理支援システムの機能ブロック図である。 本実施形態に係る健康管理支援システムの処理フローである。 ユーザ特定処理の処理フローである。 商品成分データ登録処理の処理フローである。 自覚症状データ登録処理の処理フローである。 健診内容データ登録処理の処理フローである。 摂取可否情報提示処理の処理フローである。 推奨・非推奨商品提示処理の処理フローである。 購買履歴データ登録処理の処理フローである。
符号の説明
10 健康管理支援サーバ装置
11 データベース
20 ユーザ特定手段
21 商品成分データ登録手段
22 自覚症状データ登録手段
23 健診内容データ登録手段
24 商品成分データ特定手段
25 摂取可能量算出手段
26 摂取可否情報提示手段
27 推奨商品提示手段
28 非推奨商品提示手段
29 購買履歴データ登録手段
31 管理端末
32 固定端末
33 携帯端末

Claims (5)

  1. 管理者により管理される管理端末と、
    利用者により管理される利用者端末と、
    前記管理端末、及び前記利用者端末と通信手段を介してデータの送受信が可能な健康管理支援サーバ装置とを備え、
    前記利用者にとって摂取に適している食品を提示する健康管理支援システムにおける健康管理支援サーバ装置であって、
    前記健康管理支援サーバ装置は、
    前記管理者、又は前記利用者を特定するユーザ特定手段と、
    食品に関する成分値の集合である商品成分データを前記管理端末から取得し、当該商品成分データを一意に識別する商品情報に関連付けて当該商品成分データを記憶装置に登録する商品成分データ登録手段と、
    利用者の自覚症状を表す自覚症状データを当該利用者の管理する前記利用者端末から取得し、当該利用者に関連付けて前記記憶装置に登録する自覚症状データ登録手段と、
    利用者の健康状態を表す健診内容データを当該利用者の管理する前記利用者端末から取得し、当該利用者に関連付けて前記記憶装置に登録する健診内容データ登録手段と、
    利用者が摂取しようとする食品についての商品情報を前記利用者端末から取得し、前記記憶装置に登録された商品成分データのうち当該商品情報に該当するものを特定する商品成分データ特定手段と、
    食品に関する成分値であって一般人の摂取可能な量である一般摂取可能量と食品に関する成分値であって利用者の自覚症状データ及び健診内容データに基づいて定まる摂取可能な量である固有摂取可能量とを算出する摂取可能量算出手段と、
    利用者についての一般摂取可能量及び固有摂取可能量から、当該利用者の健康状態が正常であるか否かを判断し、正常ではないならば、当該食品を摂取すべきでない旨の摂取不可情報を前記利用者端末に提示する一方、正常であるならば、利用者が摂取しようとした食品の商品成分データ及び固有摂取可能量から摂取不可情報又は当該食品を摂取してもよい旨を表す摂取可能情報を前記利用者端末に提示する摂取可否情報提示手段と
    を具備することを特徴とする健康管理支援サーバ装置。
  2. 請求項1に記載する健康管理支援サーバ装置において、
    前記摂取可否情報提示手段が正常でないと判断したとき、前記記憶装置に登録された商品成分データのうち、前記固有摂取可能量以下の成分であるものを検索し、該当した商品成分データを推奨商品として前記利用者端末に提示する推奨商品提示手段を具備することを特徴とする健康管理支援サーバ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する健康管理支援サーバ装置において、
    前記摂取可否情報提示手段が正常でないと判断したとき、前記記憶装置に登録された商品成分データのうち、前記固有摂取可能量以上の成分であるものを検索し、該当した商品成分データを非推奨商品として前記利用者端末に提示する非推奨商品提示手段を具備することを特徴とする健康管理支援サーバ装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載する健康管理支援サーバ装置において、
    利用者が実際に摂取した食品に関する商品情報及び摂取した日時を前記利用者端末から取得し、購買履歴データとして当該利用者に関連付けて前記記憶装置に登録する購買履歴データ登録手段を具備することを特徴とする健康管理支援サーバ装置。
  5. 管理者により管理される管理端末と、
    利用者により管理される利用者端末と、
    前記管理端末、及び前記利用者端末と通信手段を介してデータの送受信が可能な健康管理支援サーバ装置とを備え、
    前記利用者にとって摂取に適している食品を提示する健康管理支援システムであって、
    前記健康管理支援サーバ装置は、
    前記管理者、又は前記利用者を特定するユーザ特定手段と、
    食品に関する成分値の集合である商品成分データを前記管理端末から取得し、当該商品成分データを一意に識別する商品情報に関連付けて当該商品成分データを記憶装置に登録する商品成分データ登録手段と、
    利用者の自覚症状を表す自覚症状データを当該利用者の管理する前記利用者端末から取得し、当該利用者に関連付けて記憶装置に登録する自覚症状データ登録手段と、
    利用者の健康状態を表す健診内容データを当該利用者の管理する前記利用者端末から取得し、当該利用者に関連付けて記憶装置に登録する健診内容データ登録手段と、
    利用者が摂取しようとする食品についての商品情報を前記利用者端末から取得し、記憶装置に登録された商品成分データのうち当該商品情報に該当するものを特定する商品成分データ特定手段と、
    食品に関する成分値であって一般人の摂取可能な量である一般摂取可能量と食品に関する成分値であって利用者の自覚症状データ及び健診内容データに基づいて定まる摂取可能な量である固有摂取可能量とを算出する摂取可能量算出手段と、
    利用者についての一般摂取可能量及び固有摂取可能量から、当該利用者の健康状態が正常であるか否かを判断し、正常ではないならば、当該食品を摂取すべきでない旨の摂取不可情報を前記利用者端末に提示する一方、正常であるならば、利用者が摂取しようとした食品の商品成分データ及び固有摂取可能量から摂取不可情報又は当該食品を摂取してもよい旨を表す摂取可能情報を前記利用者端末に提示する摂取可否情報提示手段と
    前記摂取可否情報提示手段が正常でないと判断したとき、前記記憶装置に登録された商品成分データのうち、前記固有摂取可能量以下の成分であるものを検索し、該当した商品成分データを推奨商品として前記利用者端末に提示する推奨商品提示手段と、
    前記摂取可否情報提示手段が正常でないと判断したとき、前記記憶装置に登録された商品成分データのうち、前記固有摂取可能量以上の成分であるものを検索し、該当した商品成分データを非推奨商品として前記利用者端末に提示する非推奨商品提示手段と、
    利用者が実際に摂取した食品に関する商品情報及び摂取した日時を前記利用者端末から取得し、購買履歴データとして当該利用者に関連付けて前記記憶装置に登録する購買履歴データ登録手段とを具備することを特徴とする健康管理支援システム。
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