JP3109369B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3109369B2 JP05355153A JP35515393A JP3109369B2 JP 3109369 B2 JP3109369 B2 JP 3109369B2 JP 05355153 A JP05355153 A JP 05355153A JP 35515393 A JP35515393 A JP 35515393A JP 3109369 B2 JP3109369 B2 JP 3109369B2
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隆幸 松本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は圧縮能力可変な圧縮機
を有する室外ユニットに複数の室内ユニットを接続し、
インバータの周波数を可変させて圧縮機を駆動制御する
ようにした空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に4台の室内ユニットを備えたマル
チ型式の空気調和機の冷媒回路図を示す(例えば、特公
平4−14252号公報)。同図において、Xは室外ユ
ニットを、A〜Dは第1〜第4室内ユニットをそれぞれ
示している。上記室外ユニットXは圧縮機1を有してい
るが、この圧縮機1はインバータ2によって能力制御さ
れるものであって、その吐出配管3と吸込配管4とは、
四路切換弁5に接続されている。上記四路切換弁5に
は、第1ガス管6と第2ガス管7とがそれぞれ接続さ
れ、第2ガス管7には室外熱交換器8が接続されてい
る。なお上記室外熱交換器8には、室外ファン9が付設
されている。また上記室外熱交換器8には、第1液管1
0、受液器11、第2液管12が順次接続されており、
上記第1液管10には第1電動膨張弁13が介設されて
いる。上記第2液管12はヘッダー14に接続されてい
るが、このヘッダー14からは4本の液側支管15・・
15が分岐しており、各液側支管15・・15にはそれ
ぞれ第2電動膨張弁16・・16が介設されている。一
方、上記第1ガス管6からも上記に対応して4本のガス
側支管17・・17が分岐しており、上記各支管15、
17間には、室内熱交換器18・・18が接続されてい
る。なお各室内熱交換器18には室内ファン19が付設
され、両者18、19によって室内ユニットA〜Dが構
成されている。
【0003】また上記受液器11と、上記圧縮機1の吸
込配管4との間は、配管20によって接続され、この配
管20にはキャピラリーチューブ21が介設されてい
る。なお同図において、22はガス閉鎖弁、23は液閉
鎖弁、24はヘッダー、25はマフラー、26はアキュ
ームレータをそれぞれ示している。
【0004】上記空気調和機においては、図中実線矢印
で示すように、圧縮機1から吐出された冷媒を、凝縮器
となる室外熱交換器8から蒸発器となる室内熱交換器1
8・・18へと回流させることによって冷房運転を行
う。また上記とは逆に圧縮機1から吐出された冷媒を、
凝縮器となる室内熱交換器18から蒸発器となる室外熱
交換器8へと回流させることによって暖房運転を行う
(図中破線矢印)。
【0005】そしてこの従来例においては、圧縮機1の
圧縮能力、すなわちインバータ2の周波数を可変して能
力制御を行っているものである。つまり室内ユニットに
おける室温と希望設定温度との差に対応したΔT信号を
室外ユニットXに送り、室外ユニットXでは上記ΔT信
号をΔT値に変換し、複数の室内ユニットからのΔT信
号のΔT値を総和したΣΔTを演算している。
【0006】インバータ2の初期設定周波数は、上記Δ
T値の最大値からこのΔT値に予め設定しておいた周波
数に対応した周波数で初期運転していき、その後はΣΔ
Tに対応した運転周波数に可変していく。そしてインバ
ータ周波数は、検出した空調負荷(ΣΔTの絶対値)が
増加した場合には増加量に応じて増加し、また減少した
場合にはそれに応じて減少させている。
【0007】このように室温と設定温度との差の絶対値
の総和ΣΔTの変化に応じてインバータ周波数を可変さ
せているが、室温が設定温度に近づいてきた場合には、
室温安定させるためにΣΔTのある値からインバータ周
波数を変化させない無変化域を設定している。すなわち
ΣΔTが、ΣΔT<ΣΔT<ΣΔTの範囲になれ
ば、インバータ周波数を変化させない(無変化)ように
している。
【0008】例えば、6室接続の場合、各室において
0.5<ΔT<1.0℃を保とうとすると、3.0<Σ
ΔT<6.0℃となる。したがってこの場合には、ΣΔ
Tが3.0から6.0℃の間になった場合には無変化域
に入ったとしてインバータ周波数を可変制御しない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように従来におい
ては、N室(例えば6室)の場合には、予めN室(例え
ば6室)として接続部屋数から無変化域(上記の場合に
は、3.0<ΣΔT<6.0℃)を予め設定している。
ところが6室接続された空気調和機において、1室しか
運転しない場合でも、無変化域は6室用の範囲(上記
3.0<ΣΔT<6.0℃)となってしまい、1室運転
の場合には室温が設定値(設定温度)を離れたところで
安定してしまうという問題があった。
【0010】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、運転部屋数に関
係なく、室温を設定温度付近で安定させることが可能な
空気調和機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明の空気調
和機は、インバータ2の周波数を変化させて圧縮能力を
変更可能な圧縮機1を有する室外ユニットXに、複数の
室内ユニットA、B・・Nを接続した空気調和機であっ
て、複数の室内ユニットA、B・・Nの室温と設定温度
との差に対応した信号ΔTの総和値ΣΔTによりインバ
ータ2を制御し、室温と設定温度とが近づいてきた場合
には上記インバータ2周波数を変化させない無変化域を
持たせた空気調和機において、上記室内ユニットA、B
・・Nの運転部屋数を検知しその運転部屋数に応じて上
記無変化域を設定する制御手段45を備えていることを
特徴としている。
【0012】
【作用】上記空気調和機では、運転部屋数に応じて上記
無変化域を設定しているので、運転部屋数に関係なく室
温が設定温度付近で安定する。
【0013】
【実施例】次にこの発明の空気調和機の具体的な実施例
について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお部材
の構成や冷媒回路は従来の図3の場合と同様なので、こ
の発明の要旨である制御について詳述する。
【0014】図1はこの発明のブロック図を示し、1台
の室外ユニットXに対して複数台(N台)の室内ユニッ
トA〜Nが接続されるようになっている。室内ユニット
Aと他の室内ユニットB〜Nとは略同じ構成なので、室
内ユニットAの場合について説明するが、この室内ユニ
ットAは、リモコン31、室内制御装置33、室温検出
部34等から構成され、リモコン31には室内ユニット
Aの運転を行うための運転スイッチ(図示せず)と、希
望温度を設定するための温度設定部32とが設けられて
いる。
【0015】一方、室外ユニットXは、室外制御装置4
1を有しており、この室外制御装置41にインバータ2
が接続され、このインバータ2には圧縮機1の駆動モー
タ40が接続してある。
【0016】上記室内制御装置33と室外制御装置41
とは信号線50により接続されており、室内制御装置3
3からは室外制御装置41に対して、室内ユニットのO
N要求信号、室温検出部34に検出される室温と温度設
定部32にて設定した設定温度との差に対応したΔT信
号等がそれぞれ出力されるようになっている。
【0017】室外制御装置41側においては、ΔT信号
がΔT値検出回路43に入力されて、このΔT値検出回
路43において上記ΔT信号に基づいて幾段階かのΔT
値を求めている。室温と設定温度との差から求められる
ΔT値の絶対値の最大のものから予め設定したテーブル
から運転開始時のインバータ2の初期設定周波数が決定
される。また運転要求のある室内ユニットA・・のΔT
値の総和値ΣΔTを総温度検出回路44により求め、初
期設定周波数が設定された後の状態において、上記ΣΔ
Tに基づいてインバータ周波数を制御すべく、上記ΣΔ
Tが周波数制御回路42に入力される。上記総和ΣΔT
の値に応じて予め設定している手順によりインバータ周
波数を変化させて制御を行うものである。
【0018】そして室温が設定温度に近づいてきた場合
には、インバータ周波数を変化させないある範囲内で無
変化域を持たせている。ここで従来では、運転要求のあ
る部屋数に関係なく室内ユニットの数が例えば6室の場
合には、運転部屋数に関係なく6室に固定して無変化域
を設定していた(従来例の項参照)。しかし本願では運
転部屋数に応じて無変化域を設定するようにしたのが特
徴であり、そのため演算部45を設けている。すなわち
演算部45によりON要求信号(運転要求信号)を受信
して実際の運転部屋数を検知する。そして上記演算部4
5により検知した運転部屋数に応じて無変化域を設定す
るのである。
【0019】この制御動作を図2により説明すると、ま
ずステップS1において1室の最適無変化域を設定し、
次いで運転部屋数を算出する。例えば1室の室温と設定
温度の差を1℃以内に保つ場合に、1室では、 0.5<ΣΔT<1.0℃・・・ とした場合、2室では、 1.0<ΣΔT<2.0℃ 3室では、 1.5<ΣΔT<3.0℃ と無変化域を設定する。つまり運転部屋数を算出して、
上記式に部屋数nをかけて無変化域を設定するもので
ある。このように運転部屋数に応じて無変化域を設定す
ることで、運転部屋数に関係なく室温が設定温度付近で
安定する。
【0020】
【発明の効果】以上のようにこの発明の空気調和機で
は、運転部屋数が少ない場合にも無変化域を変化させな
かった従来とは異なり、運転部屋数に応じて無変化域を
設定しているので、運転部屋数に関係なく室温が設定温
度付近で安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のブロック図である。
【図2】この発明の実施例のフローチャートを示す図で
ある。
【図3】空気調和機の冷媒回路図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 インバータ 32 温度設定部 33 室内制御装置 34 室温検出部 41 室外制御装置 42 周波数制御回路 43 ΔT値検出回路 44 総温度検出回路 45 演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102 F25B 5/00 301 F25B 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータ(2)の周波数を変化させて
    圧縮能力を変更可能な圧縮機(1)を有する室外ユニッ
    ト(X)に、複数の室内ユニット(A)(B)・・
    (N)を接続した空気調和機であって、複数の室内ユニ
    ット(A)(B)・・(N)の室温と設定温度との差に
    対応した信号(ΔT)の総和値(ΣΔT)によりインバ
    ータ(2)を制御し、室温と設定温度とが近づいてきた
    場合には上記インバータ(2)周波数を変化させない無
    変化域を持たせた空気調和機において、上記室内ユニッ
    ト(A)(B)・・(N)の運転部屋数を検知しその運
    転部屋数に応じて上記無変化域を設定する制御手段(4
    5)を備えていることを特徴とする空気調和機。
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