JP3109087B2 - 符号化装置及び復号化装置 - Google Patents

符号化装置及び復号化装置

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JP3109087B2
JP3109087B2 JP02222825A JP22282590A JP3109087B2 JP 3109087 B2 JP3109087 B2 JP 3109087B2 JP 02222825 A JP02222825 A JP 02222825A JP 22282590 A JP22282590 A JP 22282590A JP 3109087 B2 JP3109087 B2 JP 3109087B2
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    • G11B20/10Digital recording or reproducing
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    • G11B20/1806Pulse code modulation systems for audio signals
    • G11B20/1809Pulse code modulation systems for audio signals by interleaving

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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、光ディスクなどの記録・再生系に適用され
るエラー訂正用の符号化装置及び復号化装置装置に関す
る。
B.従来の技術 光ディスクを記録媒体として用いるディスク装置、例
えばディジタルオーディオデータがピット列として記録
された同心円状のトラックを有するコンパクトディスク
(CD)を再生するCDプレーヤでは、ディスクをスピンド
ルモータで線速度一定(CLV:Constant Linear Velocit
y)に回転駆動しながら、上記ディスク上のトラックに
沿ってレーザビームを照射し、上記ピットの有無による
反射光の強度変化を検出することにより、上記ディジタ
ルオーディオデータを再生するようになされている。
また、CDプレーヤでは、データ再生の際のエラーレー
トが例えば10-5程度になる場合があるが、高いランダム
エラー訂正能力をもつ誤り訂正符号であるリード・ソロ
モン符号と、バーストエラーをインターリーブによりラ
ンダムエラーに変換する手段を組み合わせたいわゆるCI
RC(Cross Interleave Reed Solomon Code)を採用した
エラー訂正処理によって、通常の使用環境においては支
障がないようになされている。
上記CIRCを採用したディジタルオーディオデータの記
録系では、第9図に示すような構成の符号化装置(11
0)が用いられる。この符号化装置(110)において、デ
ィジタルオーディオのデータは、L,R各チャンネル6サ
ンプル分つまり16ビット×2×6で192ビット分(24バ
イト)が一つの単位となって並列に入力される。この入
力データは、スクランブル回路(111)により偶数サン
プルのデータがCIRCの2単位分遅延されてからデータの
並べ換えが行われる。上記スクランブル回路(111)に
より並べ換えが行われた入力データは、第1の誤り訂正
符号生成器(112)により第1の誤り訂正符号C2のエン
コードが行われ、m=8,n=28,k=24,d=5のリード・
ソロモン符号のパリティQが付加されてから、インター
リーブ回路(113)に供給される。このインターリーブ
回路(113)は、各データに互いに異なる遅延量を与
え、D=4で最大遅延量が108フレームに及ぶインター
リーブをかける。そして、このインターリーブ回路(11
3)によりインターリーブのかけられたデータ系列に対
して、第2の誤り訂正符号生成器(114)により第2の
誤り訂正符号C1のエンコードが行われ、m=8,n=32,k
=28,d=5のリード・ソロモン符号のパリティPが付加
される。このようにして、各パリティQ,Pが付加された
データは、奇数遅延回路(115)により奇数シンボルの
みさらに1フレーム分遅延され、さらにパリティQ,Pの
極性が反転され、記録すべき32バイト長のCIRCのエンコ
ード出力となる。
また、上記CIRCを採用したディジタルオーディオデー
タの再生系では、第10図に示すような構成の復号化装置
(120)が用いられる。この復号化装置では、上述の符
号化装置(110)により符号化されたデータの再生デー
タが偶数遅延回路(121)により偶数シンボルを1フレ
ーム分遅延され、さらにパリティQ,Pの極性が反転され
る。そして、第1のエラー訂正処理回路(122)によ
り、上記パリティPに基づいて第2の誤り訂正符号C1
よるエラー訂正処理を行う。この第1のエラー訂正処理
回路(122)によるエラー訂正処理の施された再生デー
タは、上述の符号化装置(110)におけるインターリー
ブ回路(113)と逆の遅延量を与えるデインターリーブ
回路(123)によりインターリーブが解かれて、第2の
エラー訂正処理回路(124)に供給される。この第2の
エラー訂正処理回路(124)は、上記パリティQに基づ
いて第1の誤り訂正符号C2によるエラー訂正処理を行
う。そして、このようにして上記第1の誤り訂正符号C2
及び第2の誤り訂正符号C1によるエラー訂正処理の施さ
れた再生データは、上述の符号化装置(110)における
スクランブル回路(111)に対応するデータの並べ換え
処理がデスクランブル回路(125)により施されて、ス
クランブルが解かれる。
ここで、上述の如き符号化装置及び復号化装置は、従
来より集積回路化されてCIRC処理用のエンコーダ及びデ
コーダとして広く提供されている。
なお、上記コンパクトディスク(CD)では、1シンボ
ル8ビットの信号を各々141チャンネルビットのデータ
に変換したEFM(Eight to Fourteen Modulation)デー
タとして与えられる24チャンネルビットの同期信号、14
チャンネルビット(1シンボル)のサブコードと14×32
ビット(32シンボル)の演奏情報などのデータおよびパ
リティと、各シンボルの間に設けたそれぞれ3チャンネ
ルビットのマージンビットから成る588チャンネルビッ
トを1フレームとし、98フレームをサブコードブロック
とするデータフォーマットが規格化されている。
また、従来より、コンパクトディスク(CD)に、オー
ディオ情報のほかに、画像データ、文字データ等を同時
に記録する所謂CD−I(CD−Interactive)方式では、
例えばオーディオ情報として第11図に示すようにCD−DA
モード以外に6つのモードが規格化されている。
音質のレベルが現行の16ビットPCM相当のCD−DAモー
ドでは、サンプリング周波数44.1kHz、量子化数16ビッ
トの直線PCM(Pulse Code Modulation)が用いられ、LP
レコード相当の音質を有するAレベル・ステレオモード
及びAレベル・モノラルモードでは、サンプリング周波
数37.8kHz、量子化数8ビットのADPCM(Adaptive Diffe
rential Pulse Code Modulation)が用いられ、FM放送
相当の音質を有するBレベル・ステレオモード及びBレ
ベル・モノラルモードでは、サンプリング周波数37.8kH
z、量子化数4ビットのADPCMが用いられ、AM放送相当の
音質を有するCレベル・ステレオモード及びCレベル・
モノラルモードでは、サンプリング周波数18.9kHz、量
子化数4ビットのADPCMが用いられる。
すなわち、第11図に示すように、CD−DAモードに比し
て、Aレベル・ステレオモードでは、ビット節減率が1/
2となり、所謂2セクタおきにデータが記録され(■が
データが記録されているセクタを示す)、ディスク1枚
の再生時間は約2時間となり、Aレベル・モノラルモー
ドでは、ビット節減率が1/4となり、4セクタおきにデ
ータが記録され、再生時間は約4時間となり、Bレベル
・ステレオモードでは、ビット節減率が1/4となり、4
セクタおきにデータが記録され、再生時間は約4時間と
なり、Bレベル・モノラルモードでは、ビット節減率が
1/8となり、8セクタおきにデータが記録され、再生時
間は約8時間となり、Cレベル・ステレオモードでは、
ビット節減率が1/8となり、8セクタおきにデータが記
録され、再生時間は約8時間となり、Cレベル・モノラ
ルモードでは、ビット節減率が1/16となり、16セクタお
きにデータが記録され、再生時間は約16時間となる。
C.発明が解決しようとする課題 ところで、上述のようにCIRCを採用したディジタルオ
ーディオデータの再生系では、再生データに訂正能力以
上のバーストエラーが発生した場合に、そのエラーがイ
ンターリーブ長内に均等に分散され、エラーが目立たな
いようになり、しかも、連続したPCMオーディオデータ
を取り扱うCDプレーヤでは、その周辺のデータにより補
間することができるので、異音を発生することがない。
しかし、隣接したデータに相関のないデータを取り扱う
場合や、上述のCD−I方式による圧縮オーディオデータ
を取り扱う場合には、再生データに生じたエラーを隣接
データで補間することができないので、再生データに訂
正能力以上のバーストエラーが発生した場合に、そのエ
ラーがインタリーブ長内に均等に分散されてしまうと、
たとえ、数ms程度のバーストエラーであったとしても、
インターリーブ長、すなわちCD−DAモードで14.7ms以上
の時間に亘ってエラーが離散的に生じるため、本来のエ
ラー以上の多くのデータが使用不能となってしまう。
そこで、本発明は、上述の如き従来の実情に鑑み、従
来のCIRCによる訂正能力を確保するとともに、再生デー
タに訂正能力以上のバーストエラーが発生した場合に、
そのエラーがインタリーブ長内に分散されることのない
符号化装置及び復号化装置を提供するものである。
D.課題を解決するための手段 本発明に係る符号化装置は、データブロックを構成す
る各ビットのデータに互いに異なる遅延量を与える第1
の遅延手段と、この第1の遅延手段を介して得られる各
ビットのデータについて、第1のエラー訂正符号による
第1の検査ワードを生成する第1の検査ワード生成手段
と、上記第1の遅延手段を介して得られる各ビットのデ
ータに互いに異なる遅延量を与える第2の遅延手段と、
この第2の遅延手段を介して得られる各ビットのデータ
について、第2のエラー訂正符号による第2の検査ワー
ドを生成する第2の検査ワード生成手段とを備え、上記
データブロックを構成する各ビットのデータに対して、
上記第1及び第2の遅延手段により互いに等しい遅延量
を与えるとともに、上記第1及び第2の検査ワード生成
手段により生成される第1及び第2の検査ワードを付加
することを特徴とするものである。
また、本発明に係る復号化装置は、上記符号化装置に
より符号化されたデータブロックを構成する各ビットの
データについて、前記第2の検査ワードを用いて第2の
エラー訂正符号によるエラー訂正処理を行う第1のエラ
ー訂正処理手段と、この第1のエラー訂正処理手段によ
りエラー訂正処理の施された各ビットのデータに上記符
号化装置の第1の遅延手段と同じ遅延量を与える第1の
遅延手段と、この第1の遅延手段を介して得られる各ビ
ットのデータについて、前記第1の検査ワードを用いて
第1のエラー訂正符号によるエラー訂正処理を行う第2
のエラー訂正処理手段と、この第1のエラー訂正処理手
段によりエラー訂正処理の施された各ビットのデータに
上記符号化装置の第2の遅延手段と同じ遅延量を与える
第2の遅延手段とからなることを特徴とするものであ
る。
E.作 用 本発明に係る符号化装置において、第1の遅延回路
は、データブロックを構成する各ビットのデータに互い
に異なる遅延量を与え、また、第2の遅延回路は、上記
第1の遅延手段を介して得られる各ビットのデータに互
いに異なる遅延量を与え、上記第1及び第2の遅延手段
によりトータルでは各ビットのデータに対して互いに等
しい遅延量を与える。
そして、第1の検査ワード生成手段は、上記第1の遅
延手段により互いに異なる遅延量を与えられたデータに
ついて、第1のエラー訂正符号による第1の検査ワード
を生成し、また、第2の検査ワード生成手段は、第1の
遅延手段を介して得られる互いに遅延量の等しいデータ
について、上記第2のエラー訂正符号による第2の検査
ワードを生成する。
また、本発明に係る復号化装置において、第1のエラ
ー訂正処理手段は、上記符号化装置により符号化された
データブロックを構成する各ビットのデータについて、
前記第2の検査ワードを用いて第2のエラー訂正符号に
よるエラー訂正処理を行う。また、第2のエラー訂正処
理手段は、上記第1のエラー訂正処理手段によりエラー
訂正処理の施された各ビットのデータに上記符号化装置
の第1の遅延手段と同じ遅延量を与え第1の遅延手段を
介して得られる各ビットのデータについて、前記第1の
検査ワードを用いて第1のエラー訂正符号によるエラー
訂正処理を行う。そして、第2の遅延手段は、エラー訂
正処理手段によりエラー訂正処理の施された各ビットの
データに上記符号化装置の第2の遅延手段と同じ遅延量
を与える。すなわち、この復号化装置においても、第1
の遅延回路は、データブロックを構成する各ビットのデ
ータに互いに異なる遅延量を与え、また、第2の遅延回
路は、上記第1の遅延手段を介して得られる各ビットの
データに互いに異なる遅延量を与え、上記第1及び第2
の遅延手段によりトータルでは各ビットのデータに対し
て互いに等しい遅延量を与える。
F.実施例 以下、本発明に係る符号化装置及び復号化装置の実施
例について、図面に従い詳細に説明する。
例えばディジタルオーディオデータの記録再生を行う
第5図に示すような構成の光ディスク記録再生装置にお
ける記録系のエンコーダ(15)に本発明による符号化装
置が適用され、また、再生系のデコーダ(21)に本発明
による復号化装置が適用される。
本発明に係る符号化装置は、例えば第1図に示すよう
に、データブロックを構成する各ビットのデータに互い
に異なる遅延量を与える第1の遅延回路(32)と、この
第1の遅延回路(32)を介して得られる各ビットのデー
タについて、第1のエラー訂正符号による第1の検査ワ
ードを生成する第1の検査ワード生成回路(33)と、上
記第1の遅延回路(32)を介して得られる各ビットのデ
ータに互いに異なる遅延量を与える第2の遅延回路(3
4)と、この第2の遅延回路(34)を介して得られる各
ビットのデータについて、第2のエラー訂正符号による
第2の検査ワードを生成する第2の検査ワード生成回路
(35)とを備えてなる。
この第1図に示す符号化装置(30)は、CDの規格に適
合したディジタルオーディオデータについて上述のCIRC
と同等の符号化を行うもので、ディジタルオーディオの
データが、L,R各チャンネル6サンプル分つまり16ビッ
ト×2×6で192ビット分(24バイト)が一つの単位と
なって並列に入力される。この入力データは、偶数シン
ボルの1フレーム分遅延される偶数遅延回路(31)を介
して、上記第1の遅延回路(32)に供給される。
この第1の遅延回路(32)は、入力データに互いに異
なる遅延量を与え、D=4で最大遅延量が108フレーム
に及ぶインターリーブをかける。
また、上記第1の検査ワード生成回路(33)は、上記
第1の遅延回路(32)によりインターリーブのかけられ
た入力データについて、第1の誤り訂正符号C2のエンコ
ードを行い、m=8,n=28,k=24,d=5のリード・ソロ
モン符号のパリティQを付加する。
そして、上記第2の遅延回路(34)は、上記第1の遅
延回路(32)によりインターリーブのかけられた入力デ
ータについて、各データの遅延量がトータルで互いに等
しいなるように、互いに異なる遅延量を与える。すなわ
ち、この第2の遅延回路(34)は、上記第1の遅延回路
(32)によるインターリーブを解く。
また、上記第2の検査ワード生成回路(35)は、上記
第2の遅延回路(34)によりインターリーブの解かれた
データ系列に対して、第2の誤り訂正符号C1のエンコー
ドを行い、m=8,n=32,k=28,d=5のリード・ソロモ
ン符号のパリティPを付加する。このようにして、各パ
リティQ,Pが付加されたデータは、奇数遅延回路(36)
により奇数シンボルのみさらに1フレーム分遅延される
ことにより全てのデータの遅延量が揃えられ、さらにパ
リティQ,Pの極性が反転されて、記録すべき32バイト長
のCIRCのエンコード出力となる。
このような構成の符号装置(30)により得られるエン
コード出力は、上記第1の遅延回路(32)によりインタ
ーリーブのかけられた入力データについて上記第1の検
査ワード生成回路(33)により生成されるパリティQ
と、上記第2の遅延回路(34)によりインターリーブの
解かれたデータ系列に対して上記第2の検査ワード生成
回路(35)により生成されるパリティPとが付加されて
いるので、従来のCIRCと同等の訂正能力を有するものと
なっている。また、この符号化装置により得られるエン
コード出力は、上記第1及び第2の遅延回路(32),
(34)によりトータルで互いに等しい遅延量が与えら
れ、インターリーブされていないので、記録再生系で訂
正能力以上のバーストエラーが発生した場合に、そのエ
ラーが分散されることがない。
また、上記符号化装置(30)により得られるエンコー
ド出力をデコードするための本発明に係る復号化装置
は、例えば第2図に示すように構成される。
この第2図に示す復号化装置(40)では、上述の符号
化装置(30)により符号化されたデータの再生データが
偶数遅延回路(41)により偶数シンボルが1フレーム分
遅延され、さらにパリティQ,Pの極性が反転される。そ
して、第1のエラー訂正処理回路(42)により、上記パ
リティPに基づいて第2の誤り訂正符号C1によるエラー
訂正処理を行う。この第1のエラー訂正処理回路(42)
によるエラー訂正処理の施された再生データは、上述の
復号化装置(30)における第1の遅延回路(32)と同じ
遅延量を与える第1の遅延回路(43)によりインターリ
ーブされて、第2のエラー訂正処理回路(44)に供給さ
れる。この第2のエラー訂正処理回路(44)は、上記パ
リティQに基づいて第1の誤り訂正符号C2によるエラー
訂正処理を行う。そして、このようにして上記第1の誤
り訂正符号C2及び第2の誤り訂正符号C1によるエラー訂
正処理の施された再生データは、上述の符号化装置(3
0)における第2の遅延回路(34)と同じ遅延量を与え
る第2の遅延回路(45)により、上記第1の遅延回路
(43)によるインターリーブが解かれ、さらに、奇数遅
延回路(46)により奇数シンボルが1フレーム分遅延さ
れて、全てのデータの遅延量を一致させた状態で出力さ
れる。
ここで、上述の第1図に示した符号化装置(30)と同
じ機能の符号化装置は、従来よりCIRC処理用に提供され
ている集積回路化されたエンコーダ及びデコーダの機能
の一部を組み合わせて構成することもでき、上述の第9
図に示した符号化装置(110)の入力側に第10図に示し
た復号化装置(120)を接続して、第3図に示すように
構成することができる。この場合、上記復号化装置(12
0)は、第10図における第1及び第2のエラー訂正処理
回路(122),(124)をジャンプするようにして用いら
れる。また、上記符号化装置(110)に内蔵されている
スクランブル回路(111)の機能は、入力段に接続した
上記復号化装置(120)のデスクランブル回路(125)に
よって解除される。
そして、この第3図に指示符号を括弧書きして示すよ
うに、本発明に係る符号化装置(50)における第1の遅
延回路(52)には、上述の第10図に示した復号化装置
(120)のデインターリーブ回路(123)が用いられ、ま
た、本発明に係る符号化装置(50)における第2の遅延
回路(54)には、上述の第9図に示した符号化装置(11
0)のインターリーブ回路(113)が用いられ、さらに、
本発明に係る符号化装置(50)における第1及び第2の
検査ワード生成回路(53),(55)には、上述の第9図
に示した符号化装置(110)の第1及び第2の訂正符号
生成器(112),(115)が用いられる。
また、上述の第2図に示した復号化装置(40)と同じ
機能の複合化装置も、従来よりCIRC処理用に提供されて
いる集積回路化されたエンコーダ及びデコーダの機能の
一部を組み合わせて構成することができ、上述の第9図
に示した符号化装置(110)の出力側に第10図に示した
復号化装置(120)を接続することにより、第4図に示
すように構成することができる。この場合にも、上述の
第10図に示した復号化装置(120)に内蔵されているデ
スクランブル回路(125)の機能は、出力段に接続した
上記符号化装置(110)のスクランブル回路(111)によ
って解除される。
そして、この第4図に指示符号を括弧書きして示すよ
うに、本発明に係る復号化装置(60)における第1及び
第2のエラー訂正処理回路(62),(64)には、上述の
復号化装置(120)の第1及び第2のエラー訂正処理回
路(122),(124)が用いられる。また、本発明に係る
復号化装置(60)における第1の遅延回路(63)には、
上述の復号化装置(120)のデインターリーブ回路(12
3)が用いられ、さらに、本発明に係る復号化装置(6
0)における第2の遅延回路(65)には、上述の符号化
装置(110)のインターリーブ回路(113)が用いられ
る。
次に、上述の如き本発明に係る符号化装置及び復号化
装置が適用されるディスク記録再生装置について説明す
る。
このディスク記録再生装置は、第5図に示すように、
スピンドルモータ(1)により回転駆動される光磁気デ
ィスク(2)を記録媒体として備え、この光磁気ディス
ク(2)に光学ヘッド(3)によりレーザ光を照射した
状態で記録データに応じた変調磁界を磁気ヘッド(4)
により印加することによって、上記光磁気ディスク
(2)の記録トラックに沿ってデータの記録を行い、ま
た、上記光磁気ディスク(2)の記録トラックを上記光
学ヘッド(3)によりレーザ光でトレースすることによ
ってデータの再生を行うものである。
上記光学ヘッド(3)は、例えばレーザダイオード等
のレーザ光源やコリメータレンズ,対物レンズ、偏光ビ
ームスプリッタ,シリンドリカルレンズ等の光学部品及
び所定の配置に分割されたフォトディテクタ等から構成
されており、上記光磁気ディスク(2)を間にして上記
磁気ヘッド(4)と対向する位置に設けられている。こ
の光学ヘッド(3)は、上記光磁気ディスク(2)にデ
ータを記録するときに、後述する記録系のヘッド駆動回
路(16)により上記磁気ヘッド(4)が駆動されて記録
データに応じた変調磁界が印加される上記光磁気ディス
ク(2)の目的トラックに照射することによって、熱磁
気記録によりデータ記録を行う。また、この光学ヘッド
(3)は、目的トラックに照射したレーザ光の反射光を
検出することにより、例えば所謂非点収差法によりフォ
ーカスエラーを検出し、また例えば所謂プシュプル法に
よりトラッキングエラーを検出するとともに、上記光磁
気ディスク(2)からデータを再生するときに、レーザ
光の目的トラックからの反射光の偏光角(カー回転角)
の違いを検出して再生信号を生成する。
上記光学ヘッド(3)の出力は、RF回路(5)に供給
される。このRF回路(5)は、上記光学ヘッド(3)の
出力からフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信
号を抽出してサーボ制御回路(6)に供給するととも
に、再生信号を2値化して後述する再生系のデコーダ
(21)に供給する。
上記サーボ制御回路(6)は、例えばフォーカスサー
ボ制御回路やトラッキングサーボ制御回路,スピンドル
モータサーボ制御回路,スレッドサーボ制御回路などか
ら構成される。上記フォーカスサーボ制御回路は、上記
フォーカスエラー信号が零になるように、上記光学ヘッ
ド(3)の光学系のフォーカス制御を行う。また、上記
トラッキングサーボ制御回路は、上記トラッキングエラ
ー信号が零になるように上記光学ヘッド(3)の光学系
のトラッキング制御を行う。さらに、上記スピンドルモ
ータサーボ制御回路は、上記光磁気ディスク(2)を所
定の回転速度で回転駆動するように上記スピンドルモー
タ(1)を制御する。また、上記スレッドサーボ制御回
路は、システムコントローラ(7)により指定される上
記光磁気ディスク(2)の目的トラック位置に上記光学
ヘッド(3)及び磁気ヘッド(4)を移動させる。この
ような各種制御動作を行う上記サーボ制御回路(6)
は、該サーボ制御回路(6)により制御される各部の動
作状態を示す情報を上記システムコントローラ(7)に
供給している。
また、上記システムコントローラ(7)は、キー入力
操作部(8)や表示部(9)が接続されている。このシ
ステムコントローラ(7)は、上記キー入力操作部
(8)にる操作入力情報により指定される動作モードで
記録系及び再生系の制御を行う。また、このシステムコ
ントローラ(7)は、上記光磁気ディスク(2)の記録
トラックからヘッダータイムやサブQデータ等により再
生されるセクタ単位のアドレス情報に基づいて、上記光
学ヘッド(3)及び磁気ヘッド(4)がトレースしてい
る上記記録トラック上の記録位置や再生位置を管理す
る。
そして、このディスク記録再生装置の記録系は、入力
端子(10)からローパスフィルタ(11)を介してアナロ
グのオーディオ信号AINが供給されるA/D変換器(12)を
備えている。
上記A/D変換器(12)は、上記オーディオ信号AINを量
子化して、上述のCD−I方式におけるCD−DAモードに対
応する所定転送速度(75セクタ/秒)のディジタルオー
ディオデータを形成する。このA/D変換器(12)により
得られるディジタルオーディオデータは、ADPCMエンコ
ーダ(13)に供給される。
上記ADPCMエンコーダ(13)は、上記オーディオ信号A
INを上記A/D変換器(12)により量子化した所定転送速
度のディジタルオーディオデータについて、上述のCD−
I方式における各種モードに対応するデータ圧縮処理を
行うもので、上記システムコントローラ(7)により動
作モードが指定されるようになっている。このディスク
記録再生装置では、例えば第6図に示すように上記CD−
DAモードのディジタルオーディオデータが上記ADPCMエ
ンコーダ(13)により1/4にデータ圧縮されて転送速度
が18.75(75/4)セクタ/秒のBレベル・ステレオモー
ドのADPCMオーディオデータに変換されるものとする。
このADPCMエンコーダ(13)から18.75セクタ/秒の転送
速度で連続的に出力されるBレベル・ステレオモードの
ADPCMオーディオデータは、メモリ(14)に供給され
る。
上記メモリ(14)は、データの書き込み及び読み出し
が上記システムコントローラ(7)により制御され、上
記ADPCMエンコーダ(13)から供給されるBレベル・ス
テレオモードのADPCMオーディオデータがその18.75セク
タ/秒の転送速度で連続的に書き込まれる。また、この
メモリ(14)は、上記18.75セクタ/秒の転送速度で連
続的に書き込まれたBレベル・ステレオモードのADPCM
オーディオデータが記録データとして上記75セクタ/秒
の転送速度でバースト的に読み出される。
上記システムコントローラ(7)は、第4図に示すよ
うに、上記メモリ(14)のライトポインタ(W)を18.7
5セクタ/秒の転送速度で連続的にインクリメントする
ことにより、ADPCMオーディオデータを上記メモリ(1
4)に18.75セクタ/秒の転送速度で連続的に書き込み、
上記メモリ(14)内に記憶されている上記ADPCMオーデ
ィオデータのデータ量が所定量K以上になると、上記メ
モリ(14)のリードポインタ(R)を75セクタ/秒の転
送速度でバースト的にインクリメントして、上記メモリ
(14)から上記ADPCMオーディオデータを記録データと
して所定量Kだけ上記75セクタ/秒の転送速度でバース
ト的に読み出すようにメモリ制御を行う。
上記メモリ(14)から上記75セクタ/秒の転送速度で
バースト的に読み出されたADPCMオーディオデータすな
わち記録データは、エンコーダ(15)に供給される。
上記エンコーダ(15)は、上記メモリ(14)からバー
スト的に供給される記録データについて、本発明に係る
符号化装置によりエラー訂正のための上述の如き符号化
処理やEFM符号化処理などを施す。このエンコーダ(1
5)による符号化処理の施された記録データが、上記磁
気ヘッド駆動回路(16)に供給される。
この磁気ヘッド駆動回路(16)は、上記磁気ヘッド
(4)が接続されており、上記記録データに応じた変調
磁界を上記光磁気ディスク(2)に印加するように上記
磁気ヘッド(4)を駆動する。
また、上記システムコントローラ(7)は、上記メモ
リ(14)に対する上述の如きメモリ制御を行うととも
に、このメモリ制御により上記メモリ(14)からバース
ト的に読み出される上記記録データを第6図に示してあ
るように上記光磁気ディスク(2)の記録トラックに連
続的に記録するように記録位置の制御を行う。この記録
位置の制御は、上記メモリ(14)からバースト的に読み
出される上記記録データの上記光磁気ディスク(2)の
記録トラック上の記録位置を上記システムコントローラ
(7)により管理して、上記記録位置を指定する制御信
号を上記サーボ制御回路(6)に供給することによって
行われる。
このディスク記録再生装置における記録系では、上記
システムコントローラ(7)による上記メモリ制御によ
って、上記ADPCMエンコーダ(13)から18.75セクタ/秒
の転送速度で連続して出力されるADPCMオーディオデー
タを上記18.75セクタ/秒の転送速度で上記メモリ(1
4)に書き込み、このメモリ(14)内に記憶されている
上記ADPCMオーディオデータのデータ量が所定量K以上
になると、上記メモリ(14)から上記ADPCMオーディオ
データを記録データとして所定量Kだけ75セクタ/秒の
転送速度でバースト的に読み出すようにしたので、上記
メモリ(14)内に常に所定量以上の空き領域を確保しな
がら、入力データを上記メモリ(14)に連続的に書き込
むことができる。また、上記メモリ(14)からバースト
的に読み出される記録データは、上記システムコントロ
ーラ(7)により上記光磁気ディスク(2)の記録トラ
ック上の記録位置を制御することによって、上記光磁気
ディスク(2)の記録トラック上で連続する状態に記録
することができる。しかも、上述のように上記メモリ
(14)には常に所定量以上の空き領域が確保されている
ので、外乱等によりトラックジャンプ等が発生したこと
を上記システムコントローラ(7)が検出して上記光磁
気ディスク(2)に対する記録動作を中断した場合に
も、上記所定量以上の空き領域に入力データを書き込み
続け、その間に復帰処理動作を行うことができ、上記光
磁気ディスク(2)の記録トラック上には、入力データ
を連続した状態に記録することができる。
なお、上記光磁気ディスク(2)には、上記セクタの
物理アドレスに対応するヘッダタイムデータが上記ADPC
Mオーディオデータにセクタ毎に付加されて記録され
る。また、その記録領域と記録モードを示す目録データ
が目録領域に記録される。
次に、このディスク記録再生装置における再生系につ
いて説明する。
この再生系は、上述の如き記録系により上記光磁気デ
ィスク(2)の記録トラック上に連続的に記録された記
録データを再生するためのものであり、上記光学ヘッド
(3)によって上記光磁気ディスク(2)の記録トラッ
クをレーザ光でトレースすることにより得られる再生出
力が上記RF回路(5)により2値化されて供給されるデ
コーダ(21)を備える。
上記デコーダ(21)は、上述の記録系における上記エ
ンコーダ(15)に対応するものであって、上記RF回路
(5)により2値化された再生出力について、本発明に
係る復号化装置によりエラー訂正のための上述の如き復
号化装置やEFM復号化処理などの処理を行い上述のBレ
ベル・ステレオモードのADPCMオーディオデータを上記
Bレベル・ステレオモードにおける正規の転送速度より
も早い75セクタ/秒の転送速度で再生する。このデコー
ダ(21)により得られる再生データは、メモリ(22)に
供給される。
上記メモリ(22)は、データの書き込み及び読み出し
が上記システムコントローラ(7)により制御され、上
記デコーダ(21)から75セクタ/秒の転送速度で供給さ
れる再生データがその75セクタ/秒の転送速度でバース
ト的に書き込まれる。また、このメモリ(22)は、上記
75セクタ/秒の転送速度でバースト的に書き込まれた上
記再生データがBレベル・ステレオモードの正規の18.7
5セクタ/秒の転送速度で連続的に読み出される。
上記システムコントローラ(7)は、第5図に示すよ
うに、上記メモリ(22)のライトポインタ(W)を75セ
クタ/秒の転送速度でインクリメントして、上記再生デ
ータを上記メモリ(22)に75セクタ/秒の転送速度で書
き込むとともに、上記メモリ(22)のリードポインタ
(R)を18.75セクタ/秒の転送速度で連続的にインク
リメントして、上記メモリ(22)から上記再生データを
上記18.75セクタ/秒の転送速度で連続的に読み出し、
上記ライトポインタ(W)が上記リードポインタ(R)
に追い付いたら書き込みを停止し、上記メモリ(22)内
に記憶されている上記再生データのデータ量が所定量L
以下になると書き込みを行うように上記メモリ(22)の
ライトポインタ(W)を75セクタ/秒の転送速度でバー
スト的にインクリメントしてメモリ制御を行う。
また、上記システムコントローラ(7)は、上記メモ
リ(22)に対する上述の如きメモリ制御を行うととも
に、このメモリ制御により上記メモリ(22)からバース
ト的に書き込まれる上記再生データを上記光磁気ディス
ク(2)の記録トラックから連続的に再生するように再
生位置の制御を行う。この再正位置の制御は、上記メモ
リ(22)からバースト的に読み出される上記再生データ
の上記光磁気ディスク(2)の記録トラック上の再生位
置を上記システムコントローラ(7)により管理して、
上記再生位置を指定する制御信号を上記サーボ制御回路
(6)に供給することによって行われる。
上記メモリ(22)から18.75セクタ/秒の転送速度で
連続的に読み出された再生データとして得られるBレベ
ル・ステレオモードのADPCMオーディオデータは、ADPCM
デコーダ(23)に供給される。
このADPCMデコーダ(23)は、上記記録系のADPCMデコ
ーダ(13)に対応するもので、上記システムコントロー
ラ(7)により動作モードが指定されて、このディスク
記録再生装置ではBレベル・ステレオモードのADPCMオ
ーディオデータを4倍にデータ伸長してCD−DAモードの
ディジタルオーディオデータを再生する。このADPCMデ
コーダ(23)によりディジタルオーディオデータは、D/
A変換器(24)に供給される。
上記D/A変換器(24)は、上記ADPCMデコーダ(23)か
ら供給されるディジタルオーディオデータをアナログ化
して、アナログのオーディオ信号AOUTを形成する。この
D/A変換器(24)により得られるアナログのオーディオ
信号AOUTは、ローパスフィルタ(25)を介して出力端子
(26)から出力される。
なお、この実施例のディスク記録再生装置の再生系で
は、ディジタル出力機能も備えており、上記ADPCMデコ
ーダ(23)によりディジタルオーディオデータがディジ
タル出力エンコーダ(27)を介してオーディオ信号DOUT
としてディジタル出力端子(28)から出力されるように
なっている。
このディスク記録再生装置における再生系では、上記
システムコントローラ(7)による上記メモリ制御によ
って、上記光磁気ディスク(2)の記録トラックから再
生されるBレベル・ステレオモードのADPCMオーディオ
データを75セクタ/秒の転送速度でバースト的に上記メ
モリ(22)に書き込み、上記メモリ(22)から上記ADPC
Mオーディオデータを再生データとして18.75セクタ/秒
の転送速度で連続的に読み出すようにしたので、上記メ
モリ(22)内に常に所定量L以上のデータを確保しなが
ら、再生データを上記メモリ(22)から連続的に読み出
すことができる。また、上記メモリ(22)からバースト
的に読み出される再生データは、上記システムコントロ
ーラ(7)により上記光磁気ディスク(2)の記録トラ
ック上の再生位置を制御することによって、上記光磁気
ディスク(2)の記録トラックから連続する状態で再生
することができる。しかも、上述のように上記メモリ
(22)には常に所定量L以上のデータが確保されている
ので、外乱等によりトラックジャンプ等が発生したこと
を上記システムコントローラ(7)が検出して上記光磁
気ディスク(2)に対する再生動作を中断した場合に
も、上記メモリ(22)に蓄えられている再生データを読
み出しでアナログオーディオ信号の出力を継続すること
ができ、その間に復帰処理動作を行うことができる。
ここで、このディスク記録再生装置では、Bレベル・
ステレオモードのADPCMオーディオデータの記録・再生
について説明したが、他のCD−I方式における他のモー
ドのADPCMオーディオデータについても同様に記録・再
生を行うことができる。なお、CD−DAモードのPCMオー
ディオデータについては、上記記録系では、上記メモリ
(14)において時間軸圧縮処理を行い、この時間軸圧縮
処理の圧縮比に応じた速度で上記光磁気ディスク(2)
を高速回転駆動しながら記録データの記録を行い、ま
た、上記再生系では、上記メモリ(22)において時間軸
伸長処理を行うようにすれば良い。また、データ圧縮方
式はADPCM方式以外の方式を用いても何ら問題はない。
G.発明の効果 上述のように本発明に係る本発明に係る符号化装置で
は、第1の遅延手段により互いに異なる遅延量を与えら
れたデータについて、第1の検査ワードの生成手段で第
1のエラー訂正符号による第1の検査ワードを生成し、
また、第2の遅延手段を介して得られる互いに遅延量の
等しいデータについて、第2の検査ワード生成手段で第
2のエラー訂正符号による第2の検査ワードを生成する
ので、従来のCIRCと同等の訂正能力を有する。また、上
記第1の遅延回路は、データブロックを構成する各ビッ
トのデータに互いに異なる遅延量を与え、また、上記第
2の遅延回路は、上記第1の遅延手段を介して得られる
各ビットのデータに互いに異なる遅延量を与え、上記第
1及び第2の遅延手段によりトータルでは各ビットのデ
ータに対して互いに等しい遅延量を与えるので、符号化
されたデータがインターリーブされないので、伝送系系
で訂正能力以上のバーストエラーが発生した場合に、そ
のエラーが分散されることがない。
また、本発明に係る復号化装置では、上記符号化装置
により符号化されたデータブロックを構成する各ビット
のデータについて、第1のエラー訂正処理手段で上記第
2の検査ワードを用いて第2のエラー訂正符号によるエ
ラー訂正処理を行い、また、上記第1のエラー訂正処理
手段によりエラー訂正処理の施された各ビットのデータ
に上記符号化装置の第1の遅延手段と同じ遅延量を与え
第1の遅延手段を介して得られる各ビットのデータにつ
いて、第2のエラー訂正処理手段で上記第1の検査ワー
ドを用いて第1のエラー訂正符号によるエラー訂正処理
を行うので、従来のCIRCと同等の訂正能力を有する。そ
して、第2の遅延手段で、上記第1及び第2のエラー訂
正処理手段によりエラー訂正処理の施された各ビットの
データに上記符号化装置の第2の遅延手段と同じ遅延量
を与えて出力するので、伝送系で訂正能力以上のバース
トエラーが発生した場合にも、そのエラーが分散される
ことがなく、データの欠損を最小限にとどめることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る符号化装置の構成を示すブロック
図、第2図は本発明に係る復号化装置の構成を示すブロ
ック図、第3図は本発明に係る符号化装置の他の構成例
を示すブロック図、第4図は本発明に係る復号化装置の
他の構成例を示すブロック図、第5図は本発明に係る符
号化装置及び復号化装置を適用したディスク記録再生装
置の構成を示すブロック図、第6図は上記ディスク記録
再生装置に用いたデータフォーマットを示す図であり、
第7図は上記ディスク記録再生装置の記録系においてメ
モリ制御されたメモリの状態を示す図、第8図は上記デ
ィスク記録再生装置の再生系においてメモリ制御された
メモリの状態を示す図、第9図はCDプレーヤに用いられ
ている従来の符号化装置の構成を示すブロック図、第10
図はCDプレーヤに用いられている従来の復号化装置の構
成を示すブロック図、第11図はCD−Iのデータフォーマ
ットを示す図である。 (30),(50)……符号化装置 (32),(52)……第1の遅延回路 (33),(53)……第1の検査ワード生成回路 (34),(54)……第2の遅延回路 (35),(55)……第2の検査ワード生成回路 (40),(60)……復号化装置 (42),(62)……第1のエラー訂正処理回路 (43),(63)……第1の遅延回路 (44),(64)……第2のエラー訂正処理回路 (45),(65)……第2の遅延回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−159874(JP,A) 特開 平1−24533(JP,A) 特開 昭63−274222(JP,A) 特開 昭63−45924(JP,A) 特開 昭60−224153(JP,A) 特開 昭60−201575(JP,A) 特開 昭59−167810(JP,A) 特開 昭58−29237(JP,A) 特開 昭57−10559(JP,A) 特開 昭57−24143(JP,A) 特開 昭57−10560(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 13/00 - 13/53

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データブロックを構成する各ビットのデー
    タに互いに異なる遅延量を与える第1の遅延手段と、 この第1の遅延手段を介して得られる各ビットのデータ
    について、第1のエラー訂正符号による第1の検査ワー
    ドを生成する第1の検査ワード生成手段と、 上記第1の遅延手段を介して得られる各ビットのデータ
    に互いに異なる遅延量を与える第2の遅延手段と、 この第2の遅延手段を介して得られる各ビットのデータ
    について、第2のエラー訂正符号による第2の検査ワー
    ドを生成する第2の検査ワード生成手段とを備え、 上記データブロックを構成する各ビットのデータに対し
    て、上記第1及び第2の遅延手段により互いに等しい遅
    延量を与えるとともに、上記第1及び第2の検査ワード
    生成手段により生成される第1及び第2の検査ワードを
    付加することを特徴とする符号化装置。
  2. 【請求項2】請求項第1項に記載の符号化装置により符
    号化されたデータブロックを構成する各ビットのデータ
    について、前記第2の検査ワードを用いて第2のエラー
    訂正符号によるエラー訂正処理を行う第1のエラー訂正
    処理手段と、 この第1のエラー訂正処理手段によりエラー訂正処理の
    施された各ビットのデータに上記符号化装置の第1の遅
    延手段と同じ遅延量を与える第1の遅延手段と、 この第1の遅延手段を介して得られる各ビットのデータ
    について、前記第1の検査ワードを用いて第1のエラー
    訂正符号によるエラー訂正処理を行う第2のエラー訂正
    処理手段と、 この第1のエラー訂正処理手段によりエラー訂正処理の
    施された各ビットのデータに上記符号化装置の第2の遅
    延手段と同じ遅延量を与える第2の遅延手段とからなる
    復号化装置。
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