JP3108984B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

Info

Publication number
JP3108984B2
JP3108984B2 JP06336677A JP33667794A JP3108984B2 JP 3108984 B2 JP3108984 B2 JP 3108984B2 JP 06336677 A JP06336677 A JP 06336677A JP 33667794 A JP33667794 A JP 33667794A JP 3108984 B2 JP3108984 B2 JP 3108984B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
item
file
record
generation
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06336677A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08180123A (ja
Inventor
啓義 木内
利雄 東原
正明 福村
和海 土手
光史 岩館
栗原  隆
潤二 森
悟 平田
賢仁 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP06336677A priority Critical patent/JP3108984B2/ja
Priority to US08/567,599 priority patent/US5765167A/en
Priority to KR1019950056594A priority patent/KR100201299B1/ko
Priority to CN95119436A priority patent/CN1126055C/zh
Publication of JPH08180123A publication Critical patent/JPH08180123A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3108984B2 publication Critical patent/JP3108984B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99941Database schema or data structure
    • Y10S707/99943Generating database or data structure, e.g. via user interface

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オフィスコンピュー
タやパーソナルコンピュータ、ホストコンピュータ等に
おいて、各種の事務処理用ファイルに基づいてデータを
処理するデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィスコンピュータ等のように
事務処理を行うデータ処理装置においては、営業ファイ
ル、会計ファイル、振替ファイル、人事ファイル等、多
種多様のファイルを記憶管理しているが、各データファ
イルを構成するレコード構造は、データファイル毎に異
なっており、同一レコード形態(レコードを構成する各
項目が一致するレコード)毎にまとめて別ファイルとし
て記憶管理している。ところで、営業ファイルは、売上
伝票、仕入伝票等が入力されることによってレコード更
新、つまりレコード集計、レコード追加等が行われる
が、このような更新処理は、予めシステムエンジニア等
の専門家が個々の伝票の入力処理プログラムを設計する
ことにより所定のファイルに対する処理が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来におい
ては、個々の伝票の入力処理やファイル処理に対応させ
た個別の処理プログラムをエンドユーザの業務内容に合
わせてシステム設計しておく必要があるが、実際の業務
は時の経過につれて変化してゆくため、処理プログラム
が現実に適合しなくなり、そのままでは業務内容にマッ
チしたファイル処理を行うことができなくなる場合があ
る。このような場合、従来においては、処理プログラム
の一部を変更することによって対処するようにしている
が、その変更は極めて専門的で、プログラミング等の知
識を必要とするため、システムエンジニアにその変更を
依頼しなければならないのが現状であった。同様のこと
は、処理プログラムの一部変更のみならず、新規にプロ
グラムを設計する場合も生じていた。しかも、エンドユ
ーザである一般の業務担当者は、日常使っている伝票名
やその伝票項目名あるいは自己の業務体系等は熟知して
いるものの、オフィスコンピュータ等のデータ処理装置
に現在、どの様なデータファイルが記憶管理され、しか
も各データファイルのレコードはどの様に構成され、ど
のファイルのレコードにどの様な項目が存在しているか
は、日常的な業務の遂行によっても正確に把握すること
ができないのが現状であった。ところで、業務担当者は
売上管理や人事管理等の業務を遂行する場合、業務管理
毎に例えば売上管理には商品名称、商品番号、金額、個
数、単価等の情報(項目)が必要であり、また、人事管
理には従業員の名前、社員番号、年齢、家族構成等の項
目が必要であることを日ごろの業務の遂行によって経験
的に理解している。つまり、ファイルとして何を管理す
るのかおよび管理対象毎にどのような項目が管理項目と
して必要とするかは十分把握しているはずであり、この
ような知識を基にして体系的、組織的な業務管理を行っ
ているのが一般的である。
【0004】この発明の課題は、データファイルを処理
する処理プログラムの設計をプログラミング等の専門的
知識を有するシステムエンジニア等に依頼しなくても、
日常の業務の遂行によってファイルとしてどのような項
目を必要とするかを経験的に理解している一般的な業務
担当者が自己の業務内容に合うように、データファイル
と、このデータファイルのレコードを更新する際に処理
対象となる処理対象ファイルとの対応関係を所定の対応
票に記述しておくだけで、この対応票の記述内容にした
がって意図した通りにデータファイルの更新処理を実行
できるようにすると共に、処理対象ファイルを構成する
レコード内の任意の項目と、当該項目を条件項目として
生成される生成項目とを生成表に記述しておき、この生
成表を対応票に対応付けて登録しておくことにより条件
項目に基づいて必要項目のデータが生成され、この生成
項目のデータに基づいてもデータファイルの更新処理を
実行できるようにすることである。
【0005】他の発明の課題は、一般の業務担当者が自
己の業務内容に合うようにデータファイルと、このデー
タファイルのレコードを更新する際に処理対象となる処
理対象ファイルとの対応関係を対応票に記述しておくだ
けで、この対応票の記述内容にしたがって意図した通り
にデータファイルの更新処理を実行できると共に、この
対応票に複数の処理対象ファイルが設定されている場
合、全ての処理対象ファイルに基づいてファイル処理を
一括起動するか、任意に指定した処理対象ファイルに基
づいてファイル処理を起動するかを選択的に実行できる
ようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明(請求項
(1)記載の発明)の手段は次の通りである。 (1)、第1の入力手段はデータファイルのレコード構
成に対応してその各項目と、このデータファイルのレコ
ードを更新する際に処理対象となる処理対象ファイルの
項目とを対応付けて設定する対応票を入力する。 (2)、第2の入力手段は前記対応票に設定されている
処理対象ファイルを構成するレコード内の任意の項目
と、当該項目を条件項目として生成される生成項目とを
設定する生成表を入力する。 (3)、テーブル記憶手段は前記第1の入力手段から入
力された対応票と前記第2の入力手段から入力された生
成表を対応付けて記憶する。 (4)、項目データ生成手段はこのテーブル記憶手段内
の生成表に設定されている処理対象ファイルの項目に基
づいて、前記対応票に設定されているデータファイルの
レコード項目に相当する項目データを生成する。 (5)、レコード生成手段は前記テーブル記憶手段内の
対応票に設定されている処理対象ファイルの項目に対応
する項目データおよび前記項目データ生成手段によって
生成された項目データとに基づいて、当該対応票に設定
されているデータファイルのレコード構成に対応するレ
コードを生成する。 (6)、更新手段はこのレコード生成手段によって生成
されたレコードに基づいて、前記対応票に設定されてい
るデータファイルの更新処理を行う。 なお、前記生成表および項目データ生成手段は、以下の
ようなものであってもよい。ここで、参考のために、実
施例との対応関係も合わせて説明しておく。 (a)、前記テーブル記憶手段に種類の異なる複数の生
成表が記憶されている場合に、この生成表の種類に応じ
て、前記項目データ生成手段は当該生成表に設定されて
いる処理対象ファイルの1レコード内の任意の項目を条
件項目としてデータファイルの1レコード分若しくは複
数レコード分に相当する項目データを生成するようにし
てもよい。ここで、複数の生成表として本実施例におい
ては、仕訳表、展開表と称する2種類の生成表を例示
し、処理対象ファイルの1レコード内の任意の項目を条
件項目として、仕訳表は基本的にデータファイルの1レ
コード分に相当する項目データを生成する表であり、展
開表は複数レコード分に相当する項目データを生成する
表である。つまり、仕訳表と展開表の基本的な相違は項
目データ生成時のレコード数である。 (b)、前記生成表は処理対象ファイルを構成する1レ
コード内の各項目のうち、任意の項目を条件項目として
設定すると共に任意の項目を生成項目として入力条件に
対応付けて設定する生成表であり、前記項目データ生成
手段は処理対象ファイルから読み出したレコードから条
件項目を抽出し、この条件項目に対応する生成項目を当
該生成表から検索し、この生成項目に基づいて1レコー
ド分の項目データを生成するようにしてもよい。この生
成表として本実施例においては仕訳表を例示しており、
その基本的な仕訳方法に対応している。 (c)、前記生成表は複数のブロック毎に条件項目と生
成項目とを対応付けた生成表であり、当該項目データ生
成手段は処理対象ファイルから読み出したレコードから
条件項目をブロック毎に抽出し、このブロック毎の条件
項目に対応する生成項目を当該生成表からそれぞれ検索
し、この生成項目に基づいて項目データを生成すること
により、ブロック毎の条件項目にそれぞれ対応して生成
された項目データを1レコード内に組み込む項目データ
として生成するようにしてもよい。この生成表として本
実施例においては仕訳表を例示しており、複合仕訳と称
する仕訳方法に対応している。 (d)、前記生成表は同一の条件項目に対応して複数レ
コード分の生成項目を設定した生成表であり、前記項目
データ生成手段は処理対象ファイルから読み出したレコ
ードから条件項目を抽出し、この条件項目に対応する複
数レコード分の生成項目を当該生成表からそれぞれ検索
し、この生成項目に基づいて複数レコード分の項目デー
タを生成するようにしてもよい。 この生成表として本実施例においては仕訳表を例示して
おり、複数仕訳と称する仕訳方法に対応している。 (e)、前記生成表は処理対象ファイルを構成する1レ
コード内の各項目のうち、任意の項目を条件項目として
設定すると共にこの条件項目に対応付けて任意の項目を
生成項目として設定し、更に、ある生成項目を条件項目
として設定すると共にこの条件項目に対応付けて別の生
成項目を設定する生成表であり、前記項目データ生成手
段は処理対象ファイルから読み出したレコードから条件
項目を抽出し、この条件項目に対応する生成項目を当該
生成表から検索し、この生成項目に基づいて項目データ
を生成すると共に、当該生成項目が条件項目として設定
されている場合には、更に当該条件項目に対応する生成
項目に基づいて項目データを生成するようにしてもよ
い。この生成表として本実施例においては仕訳表を例示
しており、振替仕訳と称する仕訳方法に対応している。 (f)、前記生成表は処理対象ファイルを構成する1レ
コード内の任意の項目を条件項目として設定すると共
に、この条件項目に基づいて検索される参照ファイルの
レコード項目を生成項目として設定する生成表であり、
前記項目データ生成手段は処理対象ファイルから読み出
したレコードから条件項目を抽出し、この条件項目に基
づいて参照ファイルを検索することにより当該生成表に
設定されている生成項目に対応する項目データを複数レ
コード分それぞれ生成するようにしてもよい。この生成
表として本実施例においては展開表を例示しており、そ
の基本的な展開方法に対応している。 (g)、前記生成表は処理対象ファイルを構成する1レ
コード内の任意の項目を条件項目として設定すると共
に、この条件項目に基づいて検索される参照ファイルの
レコード項目を生成項目として設定する生成表であり、
当該参照ファイルを構成する各レコードは、親子関係を
表す階層構造を成し、前記項目データ生成手段は処理対
象ファイルから読み出したレコードから条件項目を抽出
し、この条件項目に基づいて参照ファイルを検索するこ
とにより親子関係にある複数レコード分の項目データを
当該生成表に設定されている生成項目に基づいてそれぞ
れ生成するようにしてもよい。この生成表として本実施
例においては展開表を例示しており、部品展開という特
殊な展開方法に対応している。 (h)、前記生成表は処理対象ファイルを構成する1レ
コード内の任意の項目を条件項目として設定すると共
に、この条件項目に基づいて検索される参照ファイルの
レコード項目を生成項目として設定する生成表であり、
この生成表に基づく更新処理の起動が指定されると、こ
の起動指示に応答し、前記項目データ生成手段は当該生
成表を参照して前記対応票に設定されている処理対象フ
ァイルを指定し、この指定ファイルの項目に基づいてデ
ータファイルのレコード項目に相当する項目データを生
成するようにしてもよい。この生成表として本実施例に
おいては展開表を例示しており、この展開表に基づく起
動方法に対応している。 第2の発明(請求項(10)記載の発明)の手段は次の
通りである。 (1)、入力手段はデータファイルのレコード構成に対
応してその各項目と、このデータファイルのレコードを
更新する際に処理対象となる処理対象ファイルの項目と
を対応付けて設定する対応票を入力する。 (2)、テーブル記憶手段はこの入力手段から入力され
た対応票を記憶する。 (3)、起動指定手段はこのテーブル記憶手段内の対応
票に複数の処理対象ファイルに対応してその項目が設定
されている場合に、複数の処理対象ファイルに基づいた
一括起動を指定する。 (4)、レコード生成手段はこの起動指定手段の指定に
応答し、前記テーブル記憶手段内の対応票に設定されて
いる処理対象ファイルの項目にそれぞれ対応する項目デ
ータに基づいて、当該対応票に設定されているデータフ
ァイルのレコード構成に対応するレコードを生成する動
作を、複数の処理対象ファイルに対してそれぞれ行う。 (5)、更新手段はこのレコード生成手段によって生成
されたレコードに基づいて、前記対応票に設定されてい
るデータファイルの更新処理を行う。 第3の発明(請求項(11)記載の発明)の手段は次の
通りである。 (1)、入力手段はデータファイルのレコード構成に対
応してその各項目と、このデータファイルのレコードを
更新する際に処理対象となる処理対象ファイルの項目と
を対応付けて設定する対応票を入力する。 (2)、テーブル記憶手段はこの入力手段から入力され
た対応票を記憶する。 (3)、起動指定手段はこのテーブル記憶手段内の対応
票に複数の処理対象ファイルに対応してその項目が設定
されている場合に、複数の処理対象ファイルのうち任意
のファイルに基づいた起動を指定する。 (4)、レコード生成手段はこの起動指定手段の指定に
応答し、前記テーブル記憶手段内の対応票に設定されて
いる複数の処理対象ファイルのうち起動指定された処理
対象ファイルの項目に対応する項目データに基づいて、
当該対応票に設定されているデータファイルのレコード
構成に対応するレコードを生成する。 (5)、更新手段はこのレコード生成手段によって生成
されたレコードに基づいて、前記対応票に設定されてい
るデータファイルの更新処理を行う。
【0007】
【作用】第1の発明の手段の作用は次の通りである。い
ま、一般の業務担当者が自己の業務内容に合うように、
対応票および生成表を入力してテーブル記憶手段に登録
した状態において、項目データ生成手段はこのテーブル
記憶手段内の生成表に設定されている処理対象ファイル
の項目に基づいて、前記対応票に設定されているデータ
ファイルのレコード項目に相当する項目データを生成す
る。すると、レコード生成手段は前記テーブル記憶手段
内の対応票に設定されている処理対象ファイルの項目に
対応する項目データおよび前記項目データ生成手段によ
って生成された項目データとに基づいて、当該対応票に
設定されているデータファイルのレコード構成に対応す
るレコードを生成すると共に、更新手段はこのレコード
生成手段によって生成されたレコードに基づいて前記対
応票に設定されているデータファイルの更新処理を行
う。したがって、データファイルを処理する処理プログ
ラムの設計をプログラミング等の専門的知識を有するシ
ステムエンジニア等に依頼しなくても、日常の業務の遂
行によってファイルとしてどのような項目を必要とする
かを経験的に理解している一般的な業務担当者が自己の
業務内容に合うように、データファイルと、このデータ
ファイルのレコードを更新する際に処理対象となる処理
対象ファイルとの対応関係を所定の対応票に記述してお
くだけで、この対応票の記述内容にしたがって意図した
通りにデータファイルの更新処理を実行することができ
ると共に、処理対象ファイルを構成するレコード内の任
意の項目と、当該項目を条件項目として生成される生成
項目とを生成表に記述しておき、この生成表を対応票に
対応付けて登録しておくことにより条件項目に基づいて
必要項目のデータが生成され、この生成項目のデータに
基づいてもデータファイルの更新処理を実行することが
できる。第2の発明および第3の発明の手段の作用は次
の通りである。対応票に複数の処理対象ファイルが設定
されている場合、起動指定手段によって複数の処理対象
ファイルに基づいた一括起動を指定するか、任意に指定
した処理対象ファイルに基づいた起動を指定するかによ
って、対応票に設定されているデータファイルへの更新
処理が制御される。したがって、一般の業務担当者が自
己の業務内容に合うようにデータファイルと、このデー
タファイルのレコードを更新する際に処理対象となる処
理対象ファイルとの対応関係を対応票に記述しておくだ
けで、この対応票の記述内容にしたがって意図した通り
にデータファイルの更新処理を実行できると共に、この
対応票に複数の処理対象ファイルが設定されている場
合、全ての処理対象ファイルに基づいてファイル処理を
一括起動するか、任意に指定した処理対象ファイルに基
づいてファイル処理を起動するかを選択的に実行するこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図22を参照して一実施例を説
明する。図1はオフィスコンピュータ等におけるデータ
処理装置の全体構成を示したブロック図である。入力部
1は各種のデータやコマンド等を入力するキー入力装置
やポインティングデバイスとしてのマウス等を有する構
成で、この入力部1から原簿登録票の入力が指示される
と、入力処理部2はこの指示にしたがって起動し、入力
部1から入力された原簿登録票の入力処理を実行する。
【0009】ここで、原簿登録票について説明してお
く。図2〜図4は原簿登録票の具体例を示したもので、
図2は振替明細ファイルについての原簿登録票、図3は
営業明細ファイルについての原簿登録票、図4は会計明
細ファイルについての原簿登録票を示している。つま
り、本実施例においては振替明細ファイル、営業明細フ
ァイル、会計明細ファイル等の各種のデータファイルと
してXファイル3、Yファイル4、Zファイル5等を有
し、これらの各種ファイルに対応付けて原簿登録票3−
1、4−1、5−1……を記憶管理するようにしてお
り、各登録票の票フォームは基本的に同様の構成となっ
ている。そして、図2、図3に示す原簿登録票の基本構
成は、データファイルのレコード構成に対応してその各
項目名と、このデータファイルのレコードを更新する際
の処理対象となる1または2以上の伝票の各項目名とを
対応付ける対応票を成している。また、図4に示す原簿
登録票の基本構成はデータファイルのレコード構成に対
応してその各項目名と、このデータファイルのレコード
を更新する際の処理対象となる1または2以上の処理対
象ファイルのレコード構成に対応してその各項目名とを
対応付ける対応票を成している。
【0010】先ず、図2において、原簿登録票の票枠外
の横方向に列記したアルファベット文字A、B、C、…
…は、行列の表形式から成る登録票の列項目位置を示
し、また、縦方向に列記した数字1、2、3……は行項
目位置を示している。そして、表枠やセル枠を構成する
罫線および見出し(例えば、原簿名称、項目名、属性、
……入力原簿名称、業務名……)は予め登録票入力処理
部2内に設定されている票フォームに含まれているもの
で、この票フォームが表示画面上に出力されている状態
において、入力部1から任意の項目位置を指定しながら
データを順次入力してゆく。
【0011】すなわち、票フォームの見出し「原簿名
称」に対応して振替明細ファイルのファイル名「振替明
細」を入力し、この振替明細ファイルのレコード構成に
対応して各項目名(取引年月度、伝票識別、伝票no、
取引年月日、発行事業所cd……)を1項目づつ入力し
てゆく。なお、図中「cd」はコードを示し、また「伝
票no」はシークシェンシャルの伝票番号を示してい
る。そして、各項目名に対応付けて「属性」、「桁
数」、「テーブル名」、「定義」の欄に所定事項を1項
目づつ入力してゆく。ここで、「属性」とは対応する項
目の項目属性を示し、例えば「R」は右寄せ、「N」は
数値を示している。また「桁数」は対応する項目の項目
桁数を示し、「テーブル名」は対応する項目のデータを
生成する際に参照すべき索引テーブルのテーブル名を示
し、例えば「借方銀行cd」は対応するテーブル名「銀
行td」で示される索引テーブルを参照することによっ
てコード/キャラクタ変換されてその項目データを生成
すべきことを示している。また、「定義」は必要に応じ
て索引テーブル等を参照しながら対応する項目のデータ
を生成させるための生成条件を示す定義で、例えば、
「登録年月日」に対応する定義「#当日」は、ファイル
を登録した現在日付を登録年月日とすべきことを示して
いる。なお、「属性」、「桁数」、「テーブル名」、
「定義」の記述内容は、この振替明細ファイルを帳票と
して出力させる際に参照されるもので、そのうち「定
義」の欄は後述する伝票項目の生成時にも参照される。
【0012】一方、図2に示す原簿登録票において見出
し「入力原簿名称」に対応して各種伝票の伝票名「振替
伝票」、「旅費精算書」を入力する。この伝票は、振替
明細ファイルのレコードを更新する際に処理対象となる
伝票で、同じ伝票名を持つ複数の伝票が存在する場合に
はそれらを区別するために見出し「業務名」に対応して
下位概念的な伝票名を伝票毎に入力する。すなわち、
「業務名」は下位概念的な伝票名を設定する欄で、「入
力原簿名称」と同様の名称を入力してもよい。また、
「機能名」は処理対象が伝票か、ファイルであれば特殊
処理(後述の仕訳処理や部品展開処理)を必要とするか
を設定するもので、処理対象が伝票であれば、「機能
名」の欄に「伝票」を入力し、特殊処理を必要とするも
のであれば「機能名」の欄に「仕訳」あるいは「部品展
開」を入力する。また、「更新種」は振替明細ファイル
のレコードを更新する際の更新種を示し、例えば、レコ
ード集計、レコード追加、レコード追加集計等の中から
任意の更新種を伝票毎に入力する。なお、図示の例では
「振替伝票」、「旅費精算書」の更新種としてそれぞれ
レコード追加を示す「追加」を入力した場合である。
【0013】また、伝票を構成する各伝票項目名をデー
タファイルのレコード項目名に対応付けて1項目づつ入
力する。すなわち、振替伝票の各項目名「#分割(年月
日、1、6)、“62”、伝票no、年月日、発行事業
所……」を振替明細ファイルのレコード項目名に対応付
けて入力する。同様に、旅費精算書の伝票に対応してそ
の項目名「#分割(年月日、1、6)、“63”、伝票
no、精算月日、所属事業所……」を振替明細ファイル
3のレコード項目名に対応付けて入力する。なお、伝票
項目名「#分割(年月日、1、6)」は8桁構成の年月
日データのうちその上位1桁目から6桁目までの年およ
び月のデータを分割抽出すべきことを示している。ま
た、伝票項目名“62”、“63”等は固定値(伝票種
別)を示している。なお、原簿登録票3−1のG列5行
目およびH列5行目には、同じ列の各行に入力したデー
タが伝票項目名であることを示すために、その見出しと
して“伝票項目”をそれぞれ入力しておく。また、伝票
項目名の欄においてそれが空欄で、かつ対応する項目位
置の「定義」の欄にレコード生成条件が記述されている
場合、つまり、伝票項目としては存在しないがデータフ
ァイルのレコード項目として存在する項目であり、特に
その項目データを生成する必要がある場合には、「定
義」の記述内容にしたがって伝票項目のデータを生成す
べきことを示している。
【0014】なお、図2の原簿登録票の行項目位置「2
8」以下の内容は振替明細ファイル3の内容を帳票出力
する際に必要とされる項目で、図中横方向の二重線を境
に、振替明細ファイルのレコード構成と区別されてお
り、「項目名」、「属性」、「テーブル名」、「定義」
の欄に必要事項を入力する。なお、「定義」の欄におい
て「#索引(発行事業所cd、事業所名)」の記述は、
「発行事業所コード」によって発行事業所テーブルを検
索し、このテーブルから事業所名を読み出して発行事業
所名を生成すべきことを示している。
【0015】次に、営業明細ファイルに対応する原簿登
録票において、図3に示す如く、この原簿登録票も図2
の原簿登録票と同様にデータファイルのレコード項目名
と各種伝票の項目名とを対応付けるものであるが、この
場合、データファイルとして営業明細ファイル、伝票と
して「売上伝票」、「仕入伝票」、「倉庫間移動票」、
「貸出伝票」を対象とすることを示し、これらの4種類
の伝票に基づいて営業明細ファイルのレコードを更新す
べきことを示している。
【0016】次に、会計明細ファイルに対応する原簿登
録票において、図4に示す如く、この原簿登録票は、デ
ータファイル同士のレコード項目名をそれぞれ対応付け
るもので、会計明細ファイルのレコードを更新する際の
処理対象となるデータファイルを振替明細ファイル、営
業明細ファイルとした場合を示している。この場合、会
計明細ファイルのレコード項目名に対応して振替明細フ
ァイルのレコード項目名および営業明細ファイルのレコ
ード項目名とが対応付けられるが、振替明細ファイル、
営業明細ファイルのレコードは「借方」、「貸方」のレ
コード別にその項目名がそれぞれ入力されている。
【0017】この場合、原簿登録票には営業明細ファイ
ルの「機能名」として「仕訳」が設定されている。この
仕訳は、原簿登録票に設定されている伝票項目名の「$
借方勘定」等のように「$」が記述されている項目ある
いは「@金額」等のように「@」が記述されている項目
については図5に示すような仕訳表を参照することによ
って項目データを生成すべきことを示している。つま
り、原簿登録票に入力原簿として設定されているデータ
ファイルに実在しない項目であっても、その項目名に
「$」や「@」を付加して原簿登録票に設定しておけ
ば、仕訳表に基づいて当該項目のデータが自動生成され
る。
【0018】ここで、図5を参照して仕訳表について具
体的に説明しておく。図5は売上伝票仕訳表を示し、図
4に示すように原簿登録票の機能名に「仕訳」が設定さ
れている場合に、この原簿登録票に対応して入力作成さ
れたものである。なお、図1の例ではZファイル5の原
簿登録票5−1に対応して生成表5−2を入力作成した
場合を示したが、この生成表としては仕訳表に限らず、
後述する展開表等であってもよい。
【0019】図5に示す仕訳表において、表枠外の横方
向に列記したアルファベット文字A、B、C……は、行
列形式の列項目位置を示し、また、縦方向に列記した数
字1、2、3……は表全体の行項目位置を示している。
そして、表枠やセル枠、太線、二重線を構成する罫線お
よび見出し(例えば、図中、太文字で表わした仕訳表名
称、入力原簿、出力原簿、入力条件、生成項目、連番)
は、仕訳表5−2の表フォームを構成するもので、この
表フォームが表示画面上に出力されている状態におい
て、入力部1から任意の項目位置を指定しながら所望す
るデータを順次入力してゆく。この場合、図5に示す仕
訳表は、太線、二重線を境に3つのブロックに区分され
ており、各ブロック毎に必要項目のデータを順次入力し
てゆく。なお、「連番」は各ブロックを構成するデータ
入力行をシークェンシャル番号で示したものである。ま
た、仕訳表の見出し「入力原簿」、「出力原簿」等は図
4の原簿登録票の内容を読み出して自動入力されたもの
である。
【0020】ここで、図5に示す仕訳表を構成する各ブ
ロック毎の記述内容を説明する。先ず、最初のブロッ
ク、つまり、連番「01」〜「10」に対応するブロッ
クの入力条件記入欄には、営業明細ファイルを構成する
レコード内の各項目、すなわち図3に示す原簿登録票に
列記されている各項目名のうち、任意に選択した「取引
種別」、「取引区分」、「取引先cd(コード)」の各
項目名が見出し「入力条件」に対応してそれぞれ設定さ
れている。また、図4に示す原簿登録票に入力原簿とし
て設定されている営業明細ファイルの各項目名のうち、
任意に選択した「$借方勘定cd」、「$貸方勘定c
d」、「@金額」の各項目名が見出し「生成項目」に対
応してそれぞれ設定されている。そして、連番「01」
〜「10」に対応する各行のデータ記入欄には、入力条
件項目に対応してその項目内容(条件値)がそれぞれ入
力されていると共に、生成項目に対応してその項目内容
が入力されている。ここで、図5に示す仕訳表に対応す
る図4の原簿登録票に入力原簿として設定されている営
業明細ファイルから1レコードが読み出された際に、こ
のレコード内の各項目のうち、仕訳表に「入力条件」と
して設定されている条件項目に対応するレコード項目値
が、仕訳表内に設定されている同一行の条件項目値の全
てに一致する場合、同一行に設定されている各生成項目
の設定内容にしたがった値が仕訳表から読み出されるこ
とにより、各生成項目に対応する項目データがそれぞれ
生成される。
【0021】なお、図中、生成項目「@金額」に対応す
る記述「取引金額*(−1)」は取引金額をマイナスの
値に変換すべきことを示す計算式である。その他の生成
項目についても、任意の計算式を記述するようにしても
よい。このように生成項目に対応付けて計算式を設定し
ておけば、この計算式の実行によって得られた項目デー
タが当該生成項目の項目データとなる。また、連番「0
9」、「10」の入力条件の欄はセル枠で区分されてお
らず、その条件項目値は連番「09」に対応する行のみ
に記述され、連番「10」の行には条件項目値の記述を
省略した形式をとっているが、これは、連番「10」の
条件項目値が連番「09」と同一条件であることを示し
ている。つまり、連番「09」、「10」には同一の入
力条件で2レコード分の生成項目が対応付けられてお
り、同一の入力条件で2レコード分の生成項目を生成す
べきことを示している。このように同一の入力条件で複
数レコード分の生成項目が生成される仕訳の仕方を以下
“複数仕訳”と称する。
【0022】次に、図5に示す仕訳表の2ブロック目、
つまり太線と二重線とで区分された中間ブロックにおい
ても、最初のブロックと同様に入力条件項目と生成項目
との対応関係が設定されているが、この場合、生成項目
の記述内容で「#索引(倉庫tb、倉庫cd、会計単
位)」は、「倉庫コード」の項目によって倉庫テーブル
を検索し、このテーブルから会計単位を読み出して会計
単位を生成項目として生成すべきことを示している。ま
た、営業明細ファイルから読み出された1レコード内の
項目データが最初のブロックに設定されている入力条件
と一致し、かつ次のブロックに設定されている入力条件
にも一致する場合、つまり、複数ブロック分の入力条件
をそれぞれ満足する項目を持ったレコードの場合、各ブ
ロック毎に入力条件に合致する生成項目に基づいても項
目データがそれぞれ生成される。このようにブロック毎
に異なる複数種の入力条件にそれぞれ対応して生成され
た各項目データは、1レコード内に組み込まれる項目デ
ータとなる。以下、このような仕訳の仕方を“複合仕
訳”と称する。
【0023】次に、図5に示す仕訳表の最終ブロック、
つまり、二重線以下のブロックにおける入力条件は、上
述した最初のブロックや中間ブロックの入力条件の様に
営業明細ファイルを構成するレコード内の項目データを
入力条件とするのではなく、中間ブロックの生成項目を
入力条件とするものである。つまり、最終ブロックの入
力条件は、中間ブロックの生成項目である「$借方会計
cd」と「$貸方会計cd」とが一致するか否かを示す
もので、図中、「!=$貸方会計cd」の記述は「$借
方会計cd」と「$貸方会計cd」との不一致を意味
し、また「$貸方会計cd」は一致を意味する。このよ
うにあるブロックで生成された生成項目を次のブロック
の入力条件とする仕訳の仕方を以下、“振替仕訳”と称
する。また、連番「15」、「16」において、連番
「15」には入力条件が記述されているが、連番「1
6」には入力条件が記述されていないため、この場合に
おいても上述した最初のブロックの連番「09」、「1
0」と同様の関係にあることを示し、同一の入力条件で
複数レコード分の生成項目が対応付けられた“複数仕
訳”を示している。
【0024】また、最終ブロックの生成項目として図5
の仕訳表には、その項目名として「$借方会計単位」、
「$貸方会計単位」、「$借方勘定」、「$貸方勘定」
が設定されており、この各項目名に対応して生成される
項目内容は、中間ブロックで生成された生成項目「$借
方会計cd」、「$貸方会計cd」、最初のブロックで
生成された生成項目「$借方勘定cd」、「$貸方勘定
cd」、固定値「4600」を示している。その他、仕
訳表に記述されている各種のコードは以下の意味を示し
ている。例えば、「取引種別」においては「10:振替
伝票」、「20:売上伝票」、「30:仕入伝票」、
「40:移動伝票」を意味し、「取引区分」においては
「1:売上」、「2:返品」、「3:値引き」、「6:
直送売上」、「7:不良返品」を意味し、「勘定科目」
においては「1161:売掛金」、「5111:製品売
上」、「5161:売上値引」、「5171:売上返
品」、「5222:サービス売上」を意味している。ま
た、入力条件の記述としての「*」は数値を特定しない
ことを意味している。なお、中間ブロック内に記した
「8*」は3桁目が「8」で1桁目、2桁目の値は特定
しないことを意味している。
【0025】次に、他の生成表である展開表について説
明する。図6はこの展開表の具体例を示し、図7に示す
原簿登録票の機能名に「部品展開」が設定されている場
合にこの原簿登録票に対応して登録されたものである。
ここで、図7において、原簿登録票のヘッダー領域には
原簿名称として「製品構成ファイル」、入力原簿名称と
して「製品ファイル」、業務名として展開表の名称「テ
ーブル」、機能名として「部品展開」、更新種として
「追加」が設定されている。そして、上述した各原簿登
録票と同様に、この図7に示す原簿登録票にも製品構成
ファイルのレコード構成に対応してその各項目と製品フ
ァイルの各項目名との対応関係が設定されている。な
お、上述した仕訳表と同様に、「@」、「$」を付した
項目名はそれぞれ生成項目であることを示している。
【0026】展開表の表フォームは上述した仕訳表と基
本的には同様である。すなわち、その見出しとして展開
表には「入力原簿」、「出力原簿」、「部品名称」、
「入力照合キー」、「入力条件」、「生成項目」がある
が、そのうち「入力条件」の記入欄は図6に示す展開表
では使用されない。ここで、「部品名称」の記入欄には
入力部1から任意に入力されたデータファイル名が設定
されるもので、図6の例では後述する「部品ファイル」
の名称をその記入欄に設定した場合を示している。「入
力照合キー」の記入欄には、入力原簿(製品ファイル)
を構成する1レコード内の任意の項目が条件項目として
設定されるもので、図6の例ではその項目として「親名
称」が設定されており、この条件項目をキーとして上述
の部品ファイルを検索すべきことを示している。
【0027】図8は入力原簿としての製品ファイルの構
成を示し、そのレコード内には項目名「親名称」、「所
要数」から成る項目データを有し、この製品ファイルは
2レコード分のファイル構成となっている。なお、製品
ファイルに対して「親名称」とはその製品名、また「所
要数」とはその所要生産数であり、親名称「A」の製品
に対して所要数は「1」、親名称「B」の製品に対して
所要数は「1」であることを示している。
【0028】図9は部品ファイルの構成を示し、この部
品ファイルは製品ファイルに対応する概念のファイルで
あり、この部品ファイルは製品ファイルに親名称として
定義されている各製品に対応して、どのような部品を何
個使用するか、その単価はいくらかを示すレコードを部
品毎に記憶するデータファイルである。この部品ファイ
ルを構成する各レコードは製品毎に、親子関係を示す階
層構造を成しており、この部品ファイルを構成するレコ
ードの各項目は、「親名称」、「子名称」、「使用
数」、「単価」からなっている。
【0029】図10はこの部品ファイルの親子関係を示
すツリー構造である。すなわち、ルートになる親Aに対
してa、b、cは第1階層の子を示し、ア、イ、ウ、
エ、オはルートとなる親Aに対する第2階層の子を示し
ている。また、ルートになる親Bに対してd、e、fは
第1階層の子、カ、キ、ク、ケ、コは第2階層の子を示
している。なお、図9に示す部品ファイルにおいて、例
えば、その1レコード目〜3レコード目は親を「A」と
する子「a」、「b」、「c」のレコードを示し、ま
た、4レコード目〜6レコード目は親を「a」とする子
「ア」、「イ」、「ウ」のレコードを示している。ま
た、子を持つ「a」、「c」等の単価はこの単価を合計
することによって求められるので、それ自身の単価は
「0」に設定されている。
【0030】一方、「生成項目」の記入欄は2段構成
で、その上段側には生成項目の項目名が設定され、下段
側には生成項目の項目内容が設定される。すなわち、
「生成項目」の記入欄の上段には図7に示す原簿登録票
に設定されている入力原簿の各項目名のうち、任意に選
択された項目名として「$親コード」、「$bコー
ド」、「@所要数」、「@単価」、「@金額」が設定さ
れており、また、「生成項目」の記入欄の下段には、生
成項目の項目内容として部品ファイルを構成するレコー
ド項目名等が設定されている。なお、図中、「:」付き
の名称が部品ファイルのレコード項目名を示している。
ここで、図6に示す展開表において、生成項目名「$親
コード」に対応する項目内容として「親名称」、「$子
コード」に対応する項目内容として「子名称」、「@単
価」に対応する項目内容として「単価」が設定されてい
る。これらの項目内容は部品ファイルのレコード項目名
をそのまま設定した場合であるが、その他の生成項目名
「@所要数」に対応する項目内容として「使用数*所要
数」が記述されており、これは部品ファイルの項目デー
タ「使用数」と製品ファイルの項目データ「所要数」と
を乗算すべきことを示す計算式であり、この計算式によ
って得られた値を生成項目「@所要数」とすべきことを
示している。また、生成項目名「@単価」に対応する項
目内容として「単価*所要数」が記述されており、これ
は生成項目「@単価」」と生成項目「所要数」とをそれ
ぞれ乗算すべきことを示す計算式であり、この計算式に
よって得られた値を生成項目「@金額」とすべきことを
示している。なお、図6に示す展開表において、その外
枠の上方に記した「テーブル」はその展開表に付けら
れた固有の名称を示している。
【0031】他方、入力部1から振替伝票や旅費精算書
等の伝票レコードが入力されると、伝票入力処理部6は
これを取り込んで処理し、伝票レコードメモリ7に書き
込む。伝票項目名メモリ8はこの伝票レコードメモリ7
内の伝票レコードに対応付けて予め伝票名の他、その伝
票項目名をその並び順にしたがって記憶するもので、伝
票入力処理部6は伝票レコードメモリ7の内容と共にそ
の伝票レコードに対応する伝票項目名を読み出しファイ
ル処理部9を構成するレコード処理部10に与える。
【0032】ファイル処理部9はレコード処理部10の
他に、原簿登録票解析部11、ファイル生成処理部1
2、仕訳処理部13、ワークファイル14、部品展開処
理部15を有している。原簿登録票解析部11はデータ
ファイルのレコードを更新する際、更新対象として指定
されたデータファイルに対応する原簿登録票を取り込ん
でその設定内容を解析するもので、その解析結果はレコ
ード処理部10に与えられる。この際、原簿登録票解析
部11は原簿登録票に設定されているデータファイルが
システム内に存在していない場合、それを条件にファイ
ル生成処理部12を起動させる。このファイル生成処理
部12は原簿登録票に設定されているデータファイルの
ファイル名、レコード項目名等に基づいてその項目名の
並び順にしたがったレコード構成のデータファイルを新
たに生成し、その原簿登録票に対応付けて設定する。
【0033】レコード処理部10は、振替明細ファイ
ル、営業明細ファイル、会計明細ファイル等のレコード
を更新する際に、原簿登録票解析部11の解析結果にし
たがってレコードを生成してワークファイル14に格納
する。ここで、レコード処理部10はデータファイルの
レコードを更新する際にその処理対象が伝票の場合に
は、原簿登録票に設定されている伝票項目名の並び順
に、伝票レコードメモリ7内のレコードの項目データを
並べ替えたレコードを生成する。このレコード項目の並
び替え時に、レコード処理部10は伝票項目名メモリ8
の内容を参照し、原簿登録票に設定されている伝票項目
名の項目位置を調べ、その項目データを抽出して並べ替
えを行う。またレコード処理部10は処理対象が振替明
細ファイル、営業明細ファイル等のファイルの場合に
は、原簿登録票に設定されている当該処理対象ファイル
のレコード項目のデータを抽出し、この項目名の並び順
に、振替明細ファイル、営業明細ファイル等の処理対象
ファイルを構成する各レコードの項目データを並べ替え
たレコードを生成してワークファイル14に格納する。
【0034】また、レコード処理部10は原簿登録票内
の「定義」の記述内容が例えば、図4のE列23行目
「#索引(取引先tb、取引先cd、取引先名)」のよ
うに、索引テーブルを参照して項目データを生成すべき
ことを示している場合、システム内に予め設定されてい
る各種の索引テーブルのうち、該当テーブルを参照して
項目データを生成し、ワークファイル14内の対応項目
位置にセットする。また、原簿登録票の定義欄に「#伝
票連番」、「#当日」が記述されている場合には、それ
に応じて伝票連番や年月日情報をワークファイル14内
の対応項目位置にセットする。
【0035】仕訳処理部13は原簿登録票の機能名の欄
に、「仕訳」が設定されている場合、生成表5−2内の
仕訳表を参照して必要項目(原簿登録票に「$」や
「@」が付されている項目)のデータを生成し、ワーク
ファイル14内の対応項目位置にセットする仕訳処理を
行う。この場合、仕訳処理部13は仕訳表の記述内容に
したがって上述した“複数仕訳”、“複合仕訳”、“振
替仕訳”処理を実行する。部品展開処理部15は原簿登
録票の機能名の欄に「部品展開」が設定されている場
合、原簿登録票5−2内の展開表を参照して必要項目
(原簿登録票に「$」や「@」が付されている項目)の
データを生成し、ワークファイル14内の対応項目位置
にセットする部品展開処理を行う。すなわち、仕訳処
理、部品展開処理は、原簿登録票に入力原簿として設定
されているデータファイルに実在しない項目であって
も、その項目名に「$」や「@」を付加して原簿登録票
に設定しておけば、この原簿登録票に対応する仕訳表や
展開表の記述内容にしたがって必要項目のデータを生成
する項目データ生成処理である。
【0036】ここで、ファイル処理部9はワークファイ
ル14の内容を取り込み、Xファイル3、Yファイル
4、Zファイル5等のデータファイルのうち、原簿登録
票に「原簿名称」として設定されているデータファイル
のレコードを更新するもので、その際、ファイル処理部
9は原簿登録票に設定されている「更新種」をチェック
し、この「更新種」に応じてデータファイルのレコード
を更新し、レコード集計、レコード追加等を行う。
【0037】帳票出力処理部16はXファイル3、Yフ
ァイル4、Zファイル5等に振替明細ファイル、営業明
細ファイル、会計明細ファイル等として登録されている
各種のデータファイルのうち、出力対象として任意に指
定されたデータファイルと、それに対応する原簿登録票
に基づいて帳票レコードを生成し、所定フォーマットの
帳票を印字部17あるいは表示部18から出力させる。
その際、原簿登録票内の「属性」、「桁数」、「テーブ
ル名」、「定義」に基づいて各種テーブルを参照してコ
ードに対応する名称を出力参照したり、必要に応じてレ
コード集計等を行う。
【0038】次に、本実施例の動作を図11〜図17に
示すフローチャートにしたがって説明する。図11は原
簿登録票を入力作成してデータ処理装置内に登録する際
の動作を示したフローチャートであり、この登録票の入
力時に必要に応じて生成表としての仕訳表や展開表の入
力処理も行われる。いま、入力部1から原簿登録票の作
成が指示されると、入力処理部2は予め設定されている
原簿登録票の票フォームを表示出力させる(ステップA
1)。この場合、エンドユーザは日常使っている伝票内
容やファイルとして何を管理するのか、どのような項目
を管理項目として必要とするかは日常の業務遂行によっ
て理解しており、自己の業務内容に合うように原簿登録
票の所定欄に必要事項を記述してゆく。すなわち、業務
担当者等はこの票フォームにしたがって見出し「原簿名
称」に対応付けてデータファイルのファイル名を入力す
ると共に(ステップA2)、「原簿名称」で設定される
データファイルの各項目名に対応付けて「属性」、「桁
数」、「テーブル名」、「定義」を入力する(ステップ
A3)。そして、図2〜図4に示すように横方向の二重
線の下側に、帳票出力時に必要とされる各項目に対応付
けて必要事項を入力しておく。
【0039】次に、「入力原簿名称」に対応付けて処理
対象となる伝票名若しくはファイル名を伝票毎、ファイ
ル毎に入力すると共に、見出し「業務名」、「機能
名」、「更新種」に対応付けてその記入欄に必要事項を
順次入力する(ステップA4)。ここで、「入力原簿名
称」が複数存在する場合にはその名称を全て入力してお
く。すると、入力処理部2は最初の入力原簿名称を指定
し(ステップA5)、それに対応する機能名として「仕
訳」、「展開」が設定されているかをチェツクし(ステ
ップA6)、このような特殊処理の実行を指示する設定
が行われていなければ、ステップA11に進み、この入
力原簿に対応してその伝票項目名若しくはファイルレコ
ードの各項目名を順次入力する。
【0040】このようにして1つの入力原簿に対する入
力が終ると、入力処理部2は原簿登録票の次の入力原簿
名称を指定し(ステップA12)、次の入力原簿が有る
かをチェックする(ステップA13)。ここで、他の入
力原簿が有れば、ステップA6に戻る。いま、図4に示
す原簿登録票には「仕訳」が設定されているので、ステ
ップA7に進み、図12に示すフローチャートにしたが
って後述する仕訳表入力処理が行われる。その後、入力
処理部2は原簿登録票に設定されている「業務名」と同
じ名前を仕訳表にそのタイトル名として付加し、仕訳表
を登録する(ステップA8)。このようにして仕訳表を
作成登録したのち、指定入力原簿に対応してその項目名
を順次入力してゆく(ステップA11)。
【0041】一方、図6に示す原簿登録票のようにその
機能名として「部品展開」が設定されている場合にはス
テップA6でそのことが検出されてステップA9に進
み、図13のフローチャートにしたがって後述する展開
表入力処理が行われる。その後、この原簿登録票に設定
されている「業務名」と同じ名称を展開表にそのタイト
ル名として付加し、展開表の登録を行う(ステップA1
0)。このようにして展開表を作成登録したのち、指定
入力原簿に対応してその項目名を順次入力してゆく(ス
テップA11)。以上の動作を繰り返すことによって全
ての入力原簿に対する処理が終ると、ステップA14に
進み、原簿名称と同じ名称を原簿登録票にそのタイトル
名として付加し、原簿登録票の登録を行う。
【0042】次に、上述した仕訳表入力処理を図12に
示すフローチャートにしたがって詳述する。いま、図4
に示す原簿登録票に基づいて図5の仕訳表を入力作成す
るものとする。先ず、仕訳表の表フォームが表示出力さ
れると共に(ステップB1)、図4の原簿登録票から原
簿名称、および入力原簿名称がそれぞれ読み出され、図
5に示す仕訳表に入力原簿として「営業明細ファイル」
のファイル名が自動入力され、また、出力原簿として
「会計明細ファイル」のファイル名が自動入力される
(ステップB2)。次に、仕訳表を構成する各ブロック
のうち最初のブロックが入力対象として指定される(ス
テップB3)。
【0043】このようなイニシャライズ処理が行われた
のち、最初のブロックの「入力条件」に対応してその項
目名を入力部1から順次入力してゆく(ステップB
4)。この場合、図3に示す原簿登録票に、原簿名称と
して設定されている営業明細ファイルの各項目名がウィ
ンドゥ画面にリスト表示され、その中から任意の項目名
「取引種別」、「取引区分」、「取引先cd」を入力条
件として選択すると、選択された各項目名は最初のブロ
ックの入力条件項目としてそれぞれ設定される。次に、
最初のブロックの生成項目を入力してゆくが(ステップ
B5)、この場合、図4に示す原簿登録票に入力原簿名
称として設定されている営業明細ファイルの各項目名が
ウィンドゥ画面にリスト表示され、その中から任意の項
目名「$借方勘定cd」、「$貸方勘定cd」、「@金
額」を生成項目として選択し、これによって選択された
各項目名は最初のブロックの生成項目としてそれぞれ設
定される。更に、入力条件の各項目に対応付けてその条
件値を入力すると共に(ステップB6)、この条件値に
対応付けてその同一行に各生成項目の値や生成条件式を
入力する(ステップB7)。この場合、入力条件の記述
の仕方によっては上述した“複数仕訳”を定義すること
ができる。つまり、図5の仕訳表の連番「09」、「1
0」の記述は、このような“複数仕訳”を示すもので、
同一の入力条件で複数レコード分の生成項目が対応付け
られた内容となっている。
【0044】これによって最初のブロックに対する入力
が終ると、次のステップB8に進み、入力部1から次ブ
ロックへの入力が指示されたかをチェックし、指示され
た場合には仕訳表を構成する次のブロックを指定し(ス
テップB9)、指定ブロックが存在していることを条件
に(ステップB10)、指定ブロックへの入力処理に移
る(ステップB4〜B7)。この場合、中間ブロックが
指定され、上述と同様に入力条件の各項目名が入力設定
される(ステップB4)、ここで、図5に示す仕訳表の
中間ブロックにおいて、その生成項目は当該ブロックの
入力条件に基づいて生成される生成項目であることを示
すと同時に、次の最終ブロックの入力条件を示す条件項
目として設定される項目であり、上述した“振替仕訳”
を表わす。このような項目については入力部1からその
項目名を直接入力してゆく(ステップB5)。そして、
入力条件項目および生成項目の内容を中間ブロックの各
行に対応付けて入力する(ステップB6、B7)。
【0045】次に、仕訳表の最終ブロックが指定される
(ステップB9)、最終ブロックへの入力処理が行われ
るが(ステップB4〜B7)、この場合、入力条件の項
目名としては、中間ブロックの生成項目の中から任意に
指定した項目名が入力条件の項目名として設定される
(ステップB4)。図5の例では「$借方会計cd」を
入力条件項目として設定した場合である。なお、生成項
目の入力は上述した最終のブロックと同様に、リスト表
示の中から所望する項目名を選択することによって行わ
れる。そして、入力条件項目および生成項目の内容を最
終ブロックの各行に対応付けて入力する(ステップB
6、B7)。この場合、仕訳表の連番「15」、「1
6」における入力条件も、“複数仕訳”を示している。
【0046】次に、上述した展開表入力処理を図13に
示すフローチャートにしたがって詳述する。いま、図7
に示す原簿登録票に基づいて図6の展開表を入力作成す
るものとする。先ず、展開表の表フォームが表示出力さ
れると共に(ステップC1)、図7の原簿登録票から原
簿名称、入力原簿名称がそれぞれ読み出され、図6に示
す展開表に入力原簿として「製品ファイル」のファイル
名が自動入力され、また、出力原簿として「製品構成フ
ァイル」のファイル名が自動入力される(ステップC
2)。次に、展開表のその他のヘッダー情報として「部
品名称」、「入力照合キー」を入力部1から入力する
(ステップC3)。ここで、図6に示すように部品名称
として「部品ファイル」の名称が入力設定され、また図
8に示す製品ファイルのレコードを構成する任意の項目
名「親名称」が入力照合キーとして入力設定された場合
を示している。
【0047】次に、生成項目に対応して各項目名を入力
すると共に(ステップC4)、各生成項目に対応してそ
の項目内容を入力する(ステップC5)。この場合、図
7に示す原簿登録票に、入力原簿として設定されている
製品ファイルの各項目名がウィンドゥ画面にリスト表示
され、その中から任意の項目名「$親コード」、「$子
コード」、「@所要数」、「@単価」、「@金額」を生
成項目として選択すると、選択された各項目名は、生成
項目名としてそれぞれ展開表内に設定される。また、図
9に示す部品ファイルを構成する各項目のうち任意の項
目名を入力部1から入力しながら各生成項目の内容を入
力してゆく。その際、生成項目名「@所要数」、「@金
額」に対応する項目内容は、各項目名で示される項目デ
ータを変数として乗算を行うべきことを示す計算式であ
り、このような計算式の記述によっても必要項目の内容
を設定することができる。
【0048】以上のようにして入力作成した原簿登録票
や生成表(仕訳表、展開表)は、図1に示すようにXフ
ァイル3、Yファイル4、Zファイル5等のデータファ
イルに対応付けられて登録されるが、この状態におい
て、ファイル処理部9は原簿登録票や生成表5−2の記
述内容にしたがったファイル処理を行う。図14はこの
ファイル処理の実行を示したフローチャートで、本実施
例においてはファイル処理の起動の仕方として3つの方
法「一括起動」、「一業務起動」、「展開表起動」があ
り、その中から任意の起動を指定する。すなわち、「一
括起動」は原簿登録票に複数の入力原簿名称が設定され
ている場合に、その全てを処理対象とする起動の仕方で
あり、例えば、図4に示す原簿登録票においては、「振
替明細ファイル」、「営業明細ファイル」のそれぞれが
処理対象となる。また、「一業務起動」は原簿登録票に
複数の入力原簿名称が設定されている場合に、任意に指
定した業務名に対応する入力原簿のみを処理対象とする
起動の仕方であり、例えば、図4に示す原簿登録票にお
いて、業務名として「振替明細転記」が指定された場合
には、それに対応する入力原簿である振替明細ファイル
のみが処理対象となる。「展開表起動」は図6に示すよ
うな展開表が登録されている状態において、その展開表
の名称(例えばテーブル)が原簿登録票に入力原簿の
業務名として設定されている場合(図7参照)、この業
務名に対応して原簿登録票に設定されている入力原簿名
称のファイルを処理対象とする起動の仕方であり、図7
に示す原簿登録票においては製品ファイルが処理対象と
なる。
【0049】いま、一括起動時に、原簿登録票に設定さ
れている「原簿名称」を入力部1から入力すると、それ
に対応する原簿登録票が指定され(ステップD1)、ま
た、一業務起動時に、「原簿名称」の他に「業務名」を
入力部1から入力すると、この原簿名称に対応する原簿
登録票が指定され(ステップD2)、更に展開表起動時
に展開表の名称を入力部1から入力すると、それに対応
する展開表が指定される(ステップD3)。この場合、
指定された展開表から出力原簿名称が読み出され、これ
を原簿名称とする原簿登録票が指定される(ステップD
4)。このようにして原簿登録票が指定されると、ファ
イル処理部9の原簿登録票解析部11は指定された原簿
登録票を解析する(ステップD5)。先ず、原簿登録票
解析部11は原簿登録票に基づいて「原簿名称」として
設定されているデータファイルがシステム内に実際に存
在しているかをチェックする(ステップD6)。ここ
で、ファイル無しが検出されると、原簿登録票解析部1
1はファイル生成処理部12を起動させる。
【0050】すると、ファイル生成処理部12は原簿登
録票解析部11の解析結果にしたがって原簿登録票から
「原簿名称」に対応するファイル名およびその各項目
名、属性、桁数をリードし、各項目の桁数で項目名順の
項目より成るレコード構成のデータファイルを生成し、
このデータファイルを原簿登録票に対応付けて登録する
(ステップD7)。このように本実施例においては原簿
登録票に基づいてそれに対応するデータファイルを新規
作成することができる。なお、既にデータファイルが実
在していれば、このようなファイル生成処理は行われな
い。
【0051】次に、ファイル処理部9はファイル実行時
に予め指定された起動方法をチェックする(ステップD
8)。いま、一括起動が指定された場合には、原簿登録
票に設定されている最初の「入力原簿名称」を指定する
(ステップD9)。一業務起動が指定された場合には当
該業務名に対応する原簿登録票内の「入力原簿名称」を
指定する(ステップD10)。更に、展開表起動が指定
された場合には展開表の名称と一致する名称が業務名と
して設定されている原簿登録票内の「入力原簿名称」を
指定する(ステップD11)。このようにして起動方法
に応じて処理対象となる入力原簿を特定したら、次のス
テップD12に進み、原簿登録票解析部11はこの原簿
登録票内の機能名として「部品展開」が設定されている
かをチェックする。いま、部品展開が設定されていなけ
れば、ファイル処理部9はレコード処理部10を起動さ
せる。
【0052】先ず、レコード処理部10は起動方法に応
じて処理対象として指定された入力原簿名称に基づいて
Xファイル3、Yファイル4、Zファイル5等の中から
対応するデータファイルを指定し、この指定ファイルか
ら1レコード分のデータを抽出する(ステップD1
3)。ここで、処理対象として指定された入力原簿名称
が伝票の場合、レコード処理部10は伝票レコードメモ
リ7および伝票項目名メモリ8の内容をリードし、この
伝票レコードメモリ7の内容を抽出レコードとして取り
込む。そして、レコード終了でないことを条件に(ステ
ップD14)、次のステップD15に進み、原簿登録票
解析部11は原簿登録票を解析し、その機能名に「仕
訳」が設定されているかをチェックするが、いま、仕訳
が設定されていないものとすると、レコード処理部10
は、原簿登録票に入力原簿名称に対応付けて設定されて
いる各項目名の並び順に、抽出レコードの項目データを
並び替えたレコードを出力レコードとして生成し、ワー
クファイル14にセットする(ステップD16)。この
場合、入力原簿が伝票のとき、レコード処理部10は伝
票項目名メモリ8の内容と原簿登録票に設定されている
伝票項目名とは、項目数、並び順、項目名が相違してい
るため、レコード処理部10は原簿登録票に設定されて
いる伝票項目名をその先頭から順次読み出し、伝票項目
名メモリ8の内容と照合することにより、該当する項目
データが抽出レコードのどの項目位置に存在しているか
を確認しながら項目データの並び替えを行う。
【0053】このようにしてレコード処理部10が入力
原簿の1レコード分のデータを原簿登録票の記述内容に
したがって並び替えたレコードを生成すると、原簿登録
票解析部11は原簿登録票の定義欄(図4に示す原簿登
録票においてはE列の各行)の内容を参照し、レコード
処理部10はその記述内容にしたがって必要項目のデー
タを生成し、ワークファイル14内にセットされている
出力レコード内の該当項目位置にセットする(ステップ
D17)。ここで、定義欄は原簿登録票内に原簿名称と
して設定されているデータファイルのレコード中には存
在するが、入力原簿には存在しないい項目データを生成
すべきことを定義する生成条件が記述されており、レコ
ード処理部10は必要に応じて索引テーブルを参照しな
がら項目データを生成する。
【0054】次に、原簿登録票解析部11は原簿登録票
に設定されている「更新種」を参照し、レコード処理部
10はこの「更新種」にしたがってデータファイルのレ
コードを更新するが、この場合、更新種として「追加」
が設定されているものとすると、レコード処理部10は
ワークファイル14内の出力レコードを原簿登録票に
「原簿名称」として設定されているデータファイルに追
加する(ステップD18)。また、更新種として「集
計」が設定されている場合には、ワークファイル14内
の出力レコードがデータファイルに集計される。
【0055】このようにして1レコード分の更新処理が
行われると、次のステップD19に進み、原簿登録票解
析部11は原簿登録票を解析し、同一業務名の次の列を
指定し、次の列に項目名が記述されているかをチェック
する(ステップD20)。いま、図4に示す原簿登録票
において、入力原簿「振替明細ファイル」が処理対象と
して指定されている場合に、最初の1列目「借方」の記
述内容にしたがった処理が終った時点で、次の列が指定
されると、この2列目「貸方」にも項目名が記述されて
いるので、ステップD20でそのことが検出されてステ
ップD16に戻り、以下、この指定列に対しても上述と
同様の処理(ステップD16〜D18)が実行される。
そして、次列無しが検出されると、ステップD13に戻
り、入力原簿より次の1レコード分のデータを抽出し、
以下、1レコード毎にステップD16〜D20の動作を
入力原簿の全レコードに対して繰り返す。
【0056】これによって全レコードについての処理が
終ると、ファイル処理部9は起動方法を再度チェックし
(ステップD21)、一括起動が指定されている場合、
原簿登録票解析部11は原簿登録票を解析し、次の入力
原簿名称が設定されているかをチェックする(ステップ
D22)。ここで、原簿登録票に次の入力原簿名称が設
定されていれば、原簿登録票解析部11は次の入力原簿
名称を指定し(ステップD23)、以下、この入力原簿
が処理対象となる。そしてステップD12に戻る。した
がって、一括起動が指定されている場合には、原簿登録
票に設定されている全ての入力原簿が処理対象となり、
ステップD22で全ての入力原簿に対する処理の終了が
検出されるまで上述の動作が繰り返される。
【0057】一方、原簿登録票解析部11が原簿登録票
の「機能名」を解析した結果、「仕訳」が設定されてい
ることを検出すると(ステップD15)、仕訳処理部1
3が起動され、図15に示すフローチャートにしたがっ
て後述する仕訳処理(ステップD24)が実行される。
この仕訳処理は入力原簿1レコード分を処理するもの
で、1レコード分の仕訳処理が終ると、ステップD13
に戻り、入力原簿から次のレコードが読み出され、以
下、1レコード毎に仕訳処理が繰り返される。また、原
簿登録票解析部11が原簿登録票の機能名に「部品展
開」が設定されていることを検出すると(ステップD1
2)、部品展開処理部15が起動され、図16、図17
にしたがって後述する部品展開処理が実行される(ステ
ップD25)。この部品展開処理は入力原簿を1単位と
して処理するもので、入力原簿を構成する全レコード分
を処理し終ると、原簿登録票解析部11は原簿登録票に
次の入力原簿名称が設定されているか否かをチェックす
る(ステップD26)。ここで、次の入力原簿名称が設
定されていれば、これを次の処理対象として指定する
(ステップD27)。そして、ステップD12に戻り、
次の入力原簿の機能名も「部品展開」であれば、部品展
開処理(ステップD25)が実行されるが、仕訳であれ
ば、仕訳処理(ステップD24)が実行される。
【0058】以下、図15に示すフローチャートにした
がって仕訳処理を説明する。ここで図18〜図20を参
照してこの仕訳処理を具体的に説明するものとする。い
ま、図4の原簿登録票に対応して図5に示すような仕訳
処理が登録されている場合において、図18は入力原簿
である営業明細ファイルの一部を示した図で、仕訳処理
に必要とされるレコード項目値のみを示している。また
図19は図18に示す入力原簿のレコード項目値と仕訳
表とに基づいて生成される各生成項目の内容を具体的に
示した図である。図20は仕訳表に出力原簿として設定
されているか会計明細ファイルにおいて、仕訳表に基づ
いて生成されたレコード項目値に基づいて会計明細ファ
イルが更新された際に、その生成項目に対応するレコー
ド内容を示している。この場合、図中左側には、入力原
簿のレコード番号と、仕訳表を構成する各ブロック毎に
入力条件が一致する条件行を示す連番と、ファイル更新
時に1レコード毎に生成出力されるレコードの出力タイ
ミングを示しており、会計明細ファイルを更新するレコ
ードがどのような条件で生成されたかを示している。
【0059】先ず、原簿登録票解析部11は仕訳表内に
おいて、それを構成する横罫線としての二重線、太線を
検出し、この二重線、太線で区切られた範囲を1ブロッ
クとしてブロック分けを行う(ステップE1)。次に、
レコード処理部10は仕訳表に設定されている全ての入
力条件に対応する各項目名「取引種別」……「相手倉庫
cd」を読み出し、これらの入力条件項目に該当する入
力レコード内の各項目データをそれぞれ抽出しておく
(ステップE2)。この場合、全ての入力条件に対応す
る項目として図18に示すようなレコード番号「1」の
各項目データがそれぞれ抽出されることになる。また、
仕訳表の最初のブロックを指定しておく(ステップE
3)。そして、入力レコードから抽出したレコード項目
値と、指定ブロック内の条件項目値とを比較する(ステ
ップE4)。いま、レコード項目値は取引種別「2
0」、取引区分「3」、取引先cd「7000214
5」であり、最初の条件行の値と一致しないため(ステ
ップE5)、条件行の更新が行われ、以下、一致が検出
されるまで(ステップE5)、あるいは指定ブロックの
範囲内で条件行の終了が検出されるまで(ステップE
6)、レコード項目値と条件項目値との比較を順次行う
(ステップE4)。
【0060】ここで、最初のブロックの連番「03」の
条件項目値はレコード項目値と一致するため、仕訳表の
同一行に設定されている生成項目値、すなわち、$借方
勘定cd「5221」、$貸方勘定cd「1161」が
仕訳表から読み出されると共に、@金額「−1200
0」が求められる(ステップE7)。いま、指定ブロッ
クは最後のブロックではないので(ステップE8)、次
のブロックが指定される(ステップE9)。この場合、
中間ブロックが指定されるため、二重線で区分されたブ
ロックでないことが検出され(ステップE10)、ステ
ップE4に戻り、以下、中間ブロックの条件項目値とレ
コード項目値との比較が行われる。ここで、中間ブロッ
クの連番「11」に対応する条件項目値がレコード項目
値の取引事業所cd「600」と一致するため(ステッ
プE4)、仕訳表の同一行に設定されている生成項目
値、すなわち、$借方会計cd「30」、$貸方会計c
d「30」が読み出されて生成項目値がそれぞれ求めら
れる。
【0061】そして、この場合、ステップE8で「N
O」と判断されるため、次のブロックが指定されるが
(ステップE9)、この指定ブロックは二重線で区分さ
れたブロックであるため(ステップE10)、今回の生
成項目を二重線で区分されたブロックの入力条件とする
(ステップE11)。そして、ステップE4に戻るが、
いま、中間ブロックの生成項目である$借方会計cdの
値と$貸方会計cdの値はそれぞれ「30」であり、こ
の生成項目値を入力条件として仕訳表の入力条件と比較
すると、最終ブロックの連番「17」の入力条件と一致
するようになる。これによってこのブロックの生成項目
である$借方会計単位として$借方会計cd「30」が
生成され、また$貸方会計単位として$貸方会計cd
「30」が生成され、更に$借方勘定として$借方勘定
cd「5221」、$貸方勘定として$貸方勘定cd
「1161」が生成される(ステップE7)。これによ
って図18に示すレコード番号「1」に対応して生成さ
れた生成項目は、図19に示す如くとなり、この時点で
当該レコードに必要とされる全ての生成項目が揃うこと
になる。
【0062】次に、ステップE8で最終ブロックである
ことが検出されるため、ステップE12に進み、出力レ
コードの生成が行われる。すなわち、図4の原簿登録票
に設定されている入力原簿(営業明細ファイル)の各項
目名のうち、「$」、「@」が付加されていない項目名
に対応する項目データを入力レコードから抽出すると共
に、この項目データと、ステップE7で生成された生成
項目、つまり原簿登録票に「$」、「@」が付加されて
いる項目名に対応して生成された項目データとに基づい
て出力レコードが生成される。この場合、原簿登録票の
設定されている営業明細ファイルの各項目名の並び順
に、各項目データを並べ替えた出力レコードが生成され
てワークファイル14にセットされる。ここで、図4に
示す原簿登録票には「借方」、「貸方」に対応して項目
名が記述されているため、最初の出力レコードは「借
方」のレコードとなる。そして、原簿登録票の定義欄の
記述内容にしたがって必要項目のデータが生成され、ワ
ークファイル14内の対応項目位置にセットされる(ス
テップE13)。この場合、図4に示す原簿登録票のE
列23行目および30行目には索引テーブルを参照する
ことによって項目データを生成すべきことが定義されて
いるため、これによって索引テーブルから読み出された
項目データ(取引先名)がワークファイル14にセット
される。
【0063】このようにして「借方」についての1レコ
ード分の出力レコードが生成されるが、この場合、仕訳
表に基づいて生成された出力レコード内の各生成項目
は、$貸方勘定cd「5221」、$貸方会計単位「3
0」、$借方会計単位「30」、$借方勘定「30」と
なる。ここで、「$貸方勘定cd」は1つのブロックの
入力条件によって生成された項目であるが、「$貸方会
計単位」、「$借方会計単位」、「$借方勘定」は複数
ブロックの入力条件による“複合仕訳”によって生成さ
れた項目であると共に、中間ブロックの生成項目を最終
ブロックの入力条件とする“振替仕訳”によって生成さ
れた項目である。
【0064】次に、レコード処理部10はワークファイ
ル14から出力レコードを読み出し、原簿登録票に設定
されている「更新種」にしたがって会計明細ファイルを
更新する(ステップE14)。この場合、図20に示す
「出力01」のレコード項目のうち仕訳表に基づいて生
成された生成項目値に基づいて会計明細ファイルが更新
されると、この生成項目に対応するその1レコード目の
内容は図示の如くとなる。そして、原簿登録票の同一業
務名の次の列を指定し(ステップE15)、次の列が有
るかをチェックするが(ステップE16)、いま、次の
列には「貸方」についての各項目名が設定されているた
めステップE12に戻り、以下、「貸方」の出力レコー
ドが生成される(ステップE12、E13)。この場
合、仕訳表に基づいて生成された出力レコード内の各生
成項目は、$借方勘定cd「5221」、$借方会計単
位「30」、$貸方会計単位「30」、$貸方勘定「1
161」となる。この出力レコード「出力02」に基づ
いて会計明細ファイルの更新が行われると(ステップE
14)、会計明細ファイルの2レコード目の内容は図2
0に示す如くとなる。
【0065】次に、ステップE15に進が、この場合、
次の列は存在しないため、ステップE17に進み、次の
条件行にデータが記述されているかあるいは条件行の終
了かをチェックする。いま、最終ブロックの最終行を指
定している状態にあるので、ステップE17で「YE
S」と判断され、1つ前のブロックを指定し(ステップ
E18)、ブロックが有るかを調べる(ステップE1
9)。ここで、中間ブロックが指定されるため、ステッ
プE17に戻り、中間ブロックの次の条件行、つまり、
連番「12」の条件行に着目するが、この場合、この条
件行には入力条件が記述されているので、更に1つの前
のブロックを指定する(ステップE18)。これによっ
て最初のブロックが指定され、この最初のブロックの次
の条件行、つまり、連番「04」の条件行に着目する
が、この行にも入力条件が記述されているので、ステッ
プE18に進む。この時点で前ブロック無しが検出され
るため、図15の仕訳処理から抜ける。なお、上述のよ
うにステップE17〜E19を繰り返しながら前ブロッ
クを順次指定してゆき、指定ブロック毎に次の条件行に
着目するのは、上述した“複数仕訳”の処理を必要とす
るか否かを調べるためである。
【0066】次に、入力原簿から2レコード目が読み出
され、再びこの図15の仕訳処理が開始される。これに
よって図19に示すレコード番号「2」に対応して生成
される生成項目は図19に示す如くとなり、この生成項
目にしたがって更新された会計明細ファイルの内容は図
20に示す如くとなる。すなわち、最初のブロックが指
定された際に(ステップE3)、入力レコードの項目値
は連番「09」の条件行の内容と一致するため、同一行
の生成項目にしたがって項目データがそれぞれ生成され
る(ステップE7)。次に、中間ブロックが指定される
が(ステップE9)、レコード項目値はこの中間ブロッ
クの連番「12」の条件行の内容と一致するため、同一
行の生成項目が生成される(ステップE7)。次に、最
終ブロックが指定されるが(ステップE9)、この場
合、中間ブロックの生成項目が入力条件となる(ステッ
プE11)。ここで、$借方会計cd≠$貸方会計cd
であれば最終ブロックの連番「15」の条件行に該当す
るため、同一行の生成項目が生成される(ステップE
7)。
【0067】そして、これらの生成項目を用いて「借
方」の出力レコード「出力03」を生成して会計明細フ
ァイルを更新し、次で、「貸方」の出力レコード「出力
04」を生成して会計明細ファイルを更新する(ステッ
プE12〜E16)。その後、ステップE17に進む
が、次の条件行(連番16)にはデータが記述されてい
ないので、ステップE20に進み、前行と同じ条件値を
この行の条件値としたのちステップE4に戻る。この場
合もステップE5で一致が検出されるので、連番「1
6」の条件行と同一の行に設定されている生成項目に対
応して項目データがそれぞれ生成される。そして、この
生成項目を用いて「借方」、「貸方」の出力レコード
「出力05」、「出力06」を順次生成し、会計明細フ
ァイルを更新する。そして、ステップE17で次の条件
行にデータ有りが検出されるので、1つ前の中間ブロッ
クが指定されるが(ステップE18)、この中間ブロッ
クの次の条件行(連番13)にもデータが有るので、更
に1つ前の最初のブロックが指定される。この場合、最
初のブロックの次の条件行(連番10)にはデータが記
述されていないので、再びステップE20に進み、前行
の条件値をこの行の条件値としたのちステップE4に戻
る。この場合もステップE5で一致が検出されるので、
連番「10」の条件行を同一の行に設定されている生成
項目に対応して項目データがそれぞれ生成される。そし
て、この生成項目を用いて「借方」、「貸方」の出力レ
コード「出力07」、「出力08」を順次生成し、会計
明細ファイルを更新する。
【0068】そして、ステップE17で条件行の終了が
検出されるので、1つ前のブロックが指定されるが、こ
の場合、前ブロックは存在しないので(ステップE1
9)、この時点で図15の仕訳処理から抜ける。したが
って、入力原簿「レコード番号2」に対応して「借
方」、「貸方」を合せ合計8レコード分のレコードが生
成されて会計明細ファイルへの更新が行われる。すなわ
ち、仕訳表の連番「10」、「16」の行は、前行に設
定した同一の入力条件で生成項目を生成すべき“複数仕
訳”を示すもので、同一の入力条件で、それぞれ2レコ
ード分の生成項目が生成されるため、「借方」のレコー
ドとして4レコード分、「貸方」のレコードとして4レ
コード分生成され、合計8レコード分のデータでファイ
ルの更新が行われる。
【0069】次に、図16、図17に示すフローチャー
トにしたがって部品展開処理を説明する。いま、図7に
示す原簿登録票に対応して図6の展開表が登録されてい
るものとする。先ず、展開表に設定されている生成項目
名「$親コード」……「@単価」に対応する各項目をワ
ークファイル14内の中間ファイルに割り当てることに
より中間ファイルを生成する(ステップF1)。ここ
で、図21は中間ファイルを示し、このファイルは部品
展開処理を行う過程において必要とされるファイルであ
り、図6に示す展開表に設定されている各生成項目毎に
その記述内容にしたがってそれぞれ生成された項目デー
タを記憶保持するために作成されたワーク用のファイル
である。なお、図6に示す展開表に定義されている生成
項目以外の項目として、中間ファイルには後述する「$
レベル」の項目が追加されている。
【0070】次に、入力原簿として原簿登録票に設定さ
れている製品ファイルをアクセスし、1レコード分のデ
ータを読み込み(ステップF2)、ファイル終了かをチ
ェツクするが(ステップF3)、最初は先頭レコードが
読み出されるのでステップF4に進む。ここで、先頭レ
コードは図8に示すように親名称が「A」、所要数が
「1」から成るもので、この親名称「A」を中間ファイ
ルの項目「$子コード」にセットすると共に、所要数
「1」を中間ファイルの項目「@所要数」にセットし、
更に、「$レベル」の項目にレベル「0」をセットして
おく(図21の1レコード目参照)。ここで、項目「$
レベル」は図10に示すような親子関係を示す階層構造
のレベルで、レベル「0」は最上位レベル(ルートとな
るレベル)を示している。
【0071】このようにしてルートとなる製品ファイル
のレコード項目を中間ファイルの先頭レコードにセット
したのち、展開表の生成項目欄を参照して必要項目のデ
ータを生成して中間ファイルに展開する処理に移る(ス
テップF5)。図17はこの展開処理を示したフローチ
ャートである。先ず、展開表に入力原簿として設定され
ている製品ファイルをアクセスし、そのレコード項目の
うち、展開表に入力照合キーとして設定されている項目
内容をキーとして部品ファイルを検索する(ステップG
1)。この場合、製品ファイルのレコード項目「親名
称」をキーとして親名称が一致するレコードを部品ファ
イルから検索する動作を1レコードづつ繰り返す(ステ
ップG1〜G3)。
【0072】この結果、親名称が一致する該当レコード
が検索されると(ステップG3)、図6に示す展開表の
生成項目記入欄を参照することによって必要項目のデー
タを生成する処理に移る(ステップG4)。すなわち、
この検索レコード内の「親名称」、「子名称」の項目内
容を中間ファイルの項目「$親コード」、「$子コー
ド」にセットすると共に、中間ファイルの他の項目「$
レベル」、「@所要数」、「@単価」、「@金額」に対
応する項目データを生成して対応項目位置にセットす
る。いま、部品ファイルの先頭レコードが検索されるの
で、中間ファイルの2レコード目には「$親コード」と
して「A」、「$子コード」として「a」がセットされ
る。また「$レベル」には、中間ファイルに設定されて
いる親のレベルに「1」を加算した値がセットされる。
ここで、第1階層の子「a」に対して親は「A」であ
り、このAのレベル「0」に「1」を加算することによ
り「a」のレベルは「1」となる。また、「@所要数」
には図6に示すその生成項目の記述内容にしたがって親
の「所要数」と検索レコード内の自身の「使用数」とを
乗算した値「1×1=1」がセットされる。また、「@
単価」には検索レコード内の自身の単価「0」がそのま
まセットされる。更に、「@金額」には、上述のように
して求めた自身の「@所要数」に自身の「@単価」を乗
算した値「1×0=0」がセットされる。このように展
開表に設定されている生成項目記入欄を参照することに
よって必要項目のデータを生成する。
【0073】そして、ステップG1に戻り、親名称
「A」で部品ファイルを検索するため、今度は、部品フ
ァイルの2レコード目、つまり、親をAとする子名称b
のレコードが検索されてステップG4の処理に移る。こ
のため、中間ファイルの3レコード目が生成される。こ
れによって、中間ファイルの3レコード目は$親コード
「A」、$子コード「b」、$レベル「1」、@所要数
「1」、a単価「10」、a金額「10」となる(図2
1参照)。続いて、部品ファイルの3レコード目(親を
Aとする子名称cのレコード)が検索されるため、図2
1に示すように中間ファイルの4レコード目が生成され
る(図21参照)。
【0074】このようにして部品ファイルから親名称
「A」に一致する全てのレコードを検索すると、ステッ
プG2でファイル終了が検出されるため、ステップG5
に進み、部品ファイル内に一致したものが存在していた
かをチェックするが、いま部品ファイルの1レコード目
〜3レコード目がそれぞれ一致していたので、ステップ
G6に進み、親名称に一致した子名称を新たな親名称と
して部品展開を実行する(再帰的プログラム)。すなわ
ち、このステップG6は上述のステップG1〜G4を再
帰的に実行させるもので、いま、親名称「A」に一致し
た子名称「a」を新たな親名称としてステップG1〜G
4を繰り返させる。これによって、部品ファイルの4レ
コード目〜6レコード目が1レコードづつ順次検索され
る結果、部品ファイルの5レコード目〜7レコード目の
内容は図21に示す如くとなる。次に親名称「A」に一
致する子名称として「a」のレコードの他に、「b」、
「c」のレコードが中間ファイルに存在するため、次の
ステップG7で次の子名称が有ることが検出されて再び
ステップG6の処理に移る。この場合、部品ファイルに
は「b」を親名称とするレコードは存在しないので、そ
のままこのステップG6の処理から抜ける。そして、次
の子名称として「c」が有るため、再びステップG6の
処理に移る。ここで、部品ファイルには「c」を親名称
とするレコードが存在するため、部品ファイルから7レ
コード目、8レコード目が順次検索される。この結果、
子「c」の検索レコードに基づいて中間ファイルへの展
開が行われるため、その8レコード目、9レコード目の
内容は図21に示す如くとなる。
【0075】このようにして「c」を新たな親名称とし
て中間ファイルへの展開が終ると、ルートとなる「A」
を親とする次の子名称のレコードは中間ファイルには存
在しないため、ステップG8に進む。先ず、中間ファイ
ルに展開された各レコードのうち、同一の親名称を持つ
子名称のレコードから「金額」のデータを抽出し、金額
の合計を求め、この合計金額を親の金額として中間ファ
イルにセットする。すなわち、子名称「エ」、「オ」の
レコードは「c」を親とするため、各レコード内の金額
「40.40」、「50.40」を合計した値「90.
80」が子名称「c」のレコードの金額としてセットさ
れる。また、子名称「ア」、「イ」、「ウ」のレコード
は「a」を親とするため、各レコード内の金額「1
0」、「20」、「30」を合計した値「60」が子名
称「a」のレコードの金額としてセットされる。更に、
子名称「a」、「b」、「c」のレコードは「A」を親
とするため、各レコード内の金額「60」、「10」、
「90.80」を合計した値「160.80」が、ルー
トとなる1レコード目の金額としてセットされる。次
に、親の金額を自身の所要数で割った値を自身の単価と
してセットする。この場合、図21に示す中間ファイル
の1レコード目、2レコード目、4レコード目が子を持
つ親となり、この親の金額を自身の所要数で割ることに
より自身の単価を求める。ここで、単価の計算で端数が
生じた場合には、小数点以下の切り捨てが行われる。
【0076】以上のようにして製品ファイルの1レコー
ド目に基づいて部品ファイルを検索し、展開表の生成項
目に対応する項目データを生成して中間ファイルに展開
する処理が終ると、図16のステップF6に進み、中間
ファイルの内容を図10(1)に示す親子関係の階層構
造に対応付けてソートする。図22はこのようにして並
べ替えたのちの中間ファイルの内容を示し、その1レコ
ード目〜9レコード目がこの場合におけるソート後の内
容である。
【0077】次に、入力原簿である製品ファイルの内容
(1レコード目)とこの中間ファイルの内容(図22の
1レコード目〜9レコード目)とに基づいて出力原簿で
ある製品構成ファイルへの更新を行う(ステップF
6)。すなわち図7に示す原簿登録票に入力原簿として
設定されている製品ファイルの各項目名の並び順に、対
応する項目データを製品ファイルおよび中間ファイルか
ら順次読み出して出力レコードを生成し、この出力レコ
ードに基づいて製品構成ファイルを更新する。この場
合、製品ファイルの1レコード目から親名称「A」が読
み出され、次で、中間ファイルの1レコード目の各項目
データが順次読み出されて出力レコードが生成される
が、その際、図7に示す原簿登録票において、その項目
名「@単価」、「@金額」の記入欄には、その値を四捨
五入すべきことが定義されているので、その演算処理も
合わせて行われる。そして、この出力レコードに基づい
てファイル更新を行うと、中間ファイルから2レコード
目が読み出され、以下、同様に中間ファイルの9レコー
ド目まで上述のファイル更新が行われる。
【0078】このようにして製品ファイルの1レコード
目に基づいた処理が終ると、図16のステップF2に戻
り、製品ファイルから2レコード目(親名称Bのレコー
ド)が読み出され、以下同様の処理が繰り返される。こ
こで、図22に示す中間ファイルにおいてその10レコ
ード目〜18レコード目は、製品ファイルの2レコード
目に基づいて生成されたソート後の内容であり、ルート
となる親Bに対応している。この親Bに対応する中間フ
ァイルの内容と製品ファイルの2レコード目とに基づい
て製品構成ファイルへの更新が行われる。その後、ステ
ップF3でファイルエンドが検出されるので、部品展開
処理はこの時点で終了する。
【0079】以上のように本実施例においては、一般の
業務担当者が自己の業務内容に合うように、原簿登録票
に所定事項を記入しておくだけで、この記述内容にした
がって意図した通りのファイル処理を実行することがで
きる。すなわち、データファイルのレコード構成に対応
してその各項目と、このデータファイルのレコードを更
新する際に処理対象となる処理対象ファイルの項目との
対応関係を予め原簿登録票に設定しておく。つまり、日
常の業務の遂行によってファイルとしてどのような項目
を必要とするかを経験的に理解している業務担当者であ
れば、自己の業務内容に合うように、データファイルと
処理対象ファイルとの対応関係を予め原簿登録票に記述
しておけば、その記述内容通りのファイル処理を実行す
ることができる。この場合、原簿登録票に対応付けて生
成表(仕訳表や展開表)を登録しておけば、この生成表
の記述内容にしたがって必要項目のデータが生成され
る。すなわち、処理対象ファイルを構成する任意の項目
と、当該項目を条件項目として生成される生成項目とを
仕訳表や展開表に設定しておけば、仕訳処理や部品展開
処理が実行され、これによって処理対象ファイルのレコ
ード内に存在しない項目のデータも生成することがで
き、この生成項目と処理対象ファイルのレコード項目と
に基づいてデータファイルのレコード構成に対応するレ
コードを生成し、この生成レコードに基づいてデータフ
ァイルを更新することが可能となる。
【0080】また、仕訳表において、その記述の仕方に
よって“複合仕訳”、“複数仕訳”、“振替仕訳”も可
能となる。すなわち、仕訳処理の基本は、処理対象ファ
イルから読み出した1レコードから仕訳表に設定されて
いる条件項目に対応する項目データを抽出し、この条件
項目に対応する生成項目を仕訳表から検索し、この生成
項目に基づいて1レコード分の項目データを生成する処
理である。ここで、仕訳表が複数のブロックに区分さ
れ、各ブロック毎に条件項目と生成項目とが対応付けら
れている場合には、処理対象ファイルから読み出したレ
コードから条件項目をブロック毎の条件項目に対応する
生成項目を仕訳表からそれぞれ検索し、これらの生成項
目を1レコード内に組み込む“複合仕訳”が行われる。
また、同一の条件項目に対応付けて複数レコード分の生
成項目が仕訳表に設定されている場合には、処理対象フ
ァイルから読み出された1レコードから複数レコード分
の項目データを生成する“複数仕訳”が行われる。更
に、あるブロックに生成項目として設定されている項目
が他のブロックの条件項目として設定されている場合に
は、生成項目を条件項目として仕訳表を検索して項目デ
ータを生成する“振替仕訳”が行われる。
【0081】また、展開表において、処理対象ファイル
を構成する1レコード内の任意の項目を条件項目とし、
この条件項目に基づいて検索される参照ファイルのレコ
ードを生成項目として展開表に設定しておくことによ
り、処理対象ファイルから読み出したレコードから条件
項目を抽出し、この条件項目に基づいて参照ファイルを
検索することにより生成項目に対応する項目データを複
数レコード分生成する処理が行われる。ここで、参照フ
ァイルの各レコードが親子関係を示す階層構造を成して
いれば、親子関係にある複数レコード分の項目データを
生成することができる。また、本実施例においては、デ
ータファイルを処理対象ファイルの内容に基づいて更新
する際に、上述した一括起動、一業務起動、展開表起動
を任意に選択して実行することができる。
【0082】なお、上記実施例においては仕訳表を3ブ
ロックに区分するようにしたが、そのブロック数は任意
であり、“複合仕訳”も3ブロック以上の生成項目に基
づいて生成された項目レコードを1レコード内に組み込
むようにしてもよい。また、“振替仕訳”も3ブロック
以上を対象とし、あるブロックで生成された生成項目を
次ブロックの条件項目として階層的に順次処理するよう
にしてもよい。更に、上記実施例においては、同一条件
項目に2レコード分の生成項目を対応付けたが、3レコ
ード分以上の生成項目に対応付けてもよい。また、上記
実施例は生成表として仕訳表、展開表を例に挙げたが、
その他の生成表であってもよく、ファイル起動の仕方も
一括起動、一業務起動、展開表起動に限らないことは勿
論である。また、原簿登録票または生成表としての仕訳
表や展開表のフォームは上記実施例に限らず、視読性や
一覧性が良いものであれば、、任意である。更に上記実
施例は原簿登録票に入力原簿名称として設定される伝票
名あるいはファイル名を別の原簿登録票に分けて記述す
るようにしたが、伝票名とファイル名とを1つの原簿登
録票に入力原簿名称として混在した形で設定してもよ
い。
【0083】
【発明の効果】この発明によれば、データファイルを処
理する処理プログラムの設計をプログラミング等の専門
的知識を有するシステムエンジニア等に依頼しなくて
も、日常の業務の遂行によってファイルとしてどのよう
な項目を必要とするかを経験的に理解している一般的な
業務担当者が自己の業務内容に合うように、データファ
イルと、このデータファイルのレコードを更新する際に
処理対象となる処理対象ファイルとの対応関係を所定の
対応票に記述しておくだけで、この対応票の記述内容に
したがって意図した通りにデータファイルの更新処理を
実行することができる。この場合、一般の業務担当者が
自己の業務内容にマッチしたファイル処理を設計する際
に、各種ファイルの対応関係を対応票に記入することに
より自己の業務内容を明確に記述でき、その処理内容を
正確に把握することが可能となる。また、処理対象ファ
イルを構成するレコード内の任意の項目と、当該項目を
条件項目として生成される生成項目とを生成表に記述し
ておき、この生成表を対応票に対応付けて登録しておく
ことにより条件項目に基づいて必要項目のデータが生成
され、この生成項目のデータに基づいてもデータファイ
ルの更新処理を実行することができる。更に、一般の業
務担当者が自己の業務内容に合うようにデータファイル
と、このデータファイルのレコードを更新する際に処理
対象となる処理対象ファイルとの対応関係を対応票に記
述しておくだけで、この対応票の記述内容にしたがって
意図した通りにデータファイルの更新処理を実行できる
と共に、この対応票に複数の処理対象ファイルが設定さ
れている場合、全ての処理対象ファイルに基づいてファ
イル処理を一括起動するか、任意に指定した処理対象フ
ァイルに基づいてファイル処理を起動するかを選択的に
実行する。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ処理装置の全体構成を示したブロック
図。
【図2】振替明細ファイルに対応する原簿登録票を示し
た図。
【図3】営業明細ファイルに対応する原簿登録票を示し
た図。
【図4】会計明細ファイルに対応する原簿登録票を示し
た図。
【図5】売上伝票仕訳表を示した図。
【図6】展開票の一例を示した図。
【図7】図6の展開票に対応して登録されている原簿登
録票を示した図。。
【図8】図6の展開票に「入力原簿」として定義されて
いる製品ファイルの構成を示した図。
【図9】図6に示す展開票に「部品名称」として定義さ
れている部品ファイルの構成を示した図。
【図10】図9に示す部品ファイルの各レコードが親子
関係を示す階層構造を成している場合にこの階層構造を
模式的に示したもので、(1)はルートとなる親Aにつ
いての階層構造、(2)はルートとなる親Bについての
階層構造を示した図。
【図11】原簿登録票を入力作成して登録する際の動作
を示したフローチャート。
【図12】図11のステップA7(仕訳表入力処理)を
示したフローチャート。
【図13】図11のステップA9(展開表入力処理)を
示したフローチャート。
【図14】原簿登録票に基づいてファイル更新処理を実
行する際の動作を示したフローチャート。
【図15】図14のステップD24(仕訳処理)を示し
たフローチャート。
【図16】図14のステップD25(部品展開処理)を
示したフローチャート。
【図17】図16のステップG5(中間ファイルへの展
開処理)を示したフローチャート。
【図18】仕訳処理を説明するために入力原簿の一部を
具体的に示した図。
【図19】仕訳処理時に生成される生成項目を具体的に
示した図。
【図20】仕訳処理によって生成されたレコードに基づ
いて出力原簿が更新された際に、この出力原簿の一部を
具体的に示した図。
【図21】部品展開処理時に生成項目のデータが貯えら
れる中間ファイルを示した図。
【図22】図21の中間ファイルの内容を階層構造に対
応してソートした後の中間ファイルの内容を示した図。
【符号の説明】
1 入力部 2 入力処理部 3 Xファイル 3−1、4−1、5−1 原簿登録票 4 Yファイル 5 Zファイル 6 伝票入力処理部 7 伝票レコードメモリ 8 伝票項目名メモリ 9 ファイル処理部 10 レコード処理部 11 原簿登録票解析部 12 ファイル生成処理部 13 仕訳処理部 14 ワークファイル 15 部品展開処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土手 和海 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシ オ計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 岩館 光史 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシ オ計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 栗原 隆 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシ オ計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 森 潤二 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシ オ計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 平田 悟 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシ オ計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 野崎 賢仁 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシ オ計算機株式会社羽村技術センター内 (56)参考文献 特開 平6−149781(JP,A) 特開 平7−282162(JP,A) 特開 平8−137679(JP,A) 特開 平6−301701(JP,A) 特開 平7−85175(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 19/00 G06F 9/06 G06F 12/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データファイルのレコード構成に対応して
    その各項目と、このデータファイルのレコードを更新す
    る際に処理対象となる処理対象ファイルの項目とを対応
    付けて設定する対応票を入力する第1の入力手段と、 前記対応票に設定されている処理対象ファイルを構成す
    るレコード内の任意の項目と、当該項目を条件項目とし
    て生成される生成項目とを設定する生成表を入力する第
    2の入力手段と、 前記第1の入力手段から入力された対応票と前記第2の
    入力手段から入力された生成表を対応付けて記憶するテ
    ーブル記憶手段と、 このテーブル記憶手段内の生成表に設定されている処理
    対象ファイルの項目に基づいて、前記対応票に設定され
    ているデータファイルのレコード項目に相当する項目デ
    ータを生成する項目データ生成手段と、 前記テーブル記憶手段内の対応票に設定されている処理
    対象ファイルの項目に対応する項目データおよび前記項
    目データ生成手段によって生成された項目データとに基
    づいて、当該対応票に設定されているデータファイルの
    レコード構成に対応するレコードを生成するレコード生
    成手段と、 このレコード生成手段によって生成されたレコードに基
    づいて、前記対応票に設定されているデータファイルの
    更新処理を行う更新手段とを具備したことを特徴とする
    データ処理装置。
  2. 【請求項2】前記テーブル記憶手段に種類の異なる複数
    の生成表が記憶されている場合に、この生成表の種類に
    応じて、前記項目データ生成手段は当該生成表に設定さ
    れている処理対象ファイルの1レコード内の任意の項目
    を条件項目としてデータファイルの1レコード分若しく
    は複数レコード分に相当する項目データを生成するよう
    にしたことを特徴とする請求項(1)記載のデータ処理
    装置。
  3. 【請求項3】前記生成表は処理対象ファイルを構成する
    1レコード内の各項目のうち、任意の項目を条件項目と
    して設定すると共に任意の項目を生成項目として入力条
    件に対応付けて設定する生成表であり、前記項目データ
    生成手段は処理対象ファイルから読み出したレコードか
    ら条件項目を抽出し、この条件項目に対応する生成項目
    を当該生成表から検索し、この生成項目に基づいて1レ
    コード分の項目データを生成するようにしたことを特徴
    とする請求項(1)記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】前記生成表は複数のブロック毎に条件項目
    と生成項目とを対応付けた生成表であり、当該項目デー
    タ生成手段は処理対象ファイルから読み出したレコード
    から条件項目をブロック毎に抽出し、このブロック毎の
    条件項目に対応する生成項目を当該生成表からそれぞれ
    検索し、この生成項目に基づいて項目データを生成する
    ことにより、ブロック毎の条件項目にそれぞれ対応して
    生成された項目データを1レコード内に組み込む項目デ
    ータとして生成するようにしたことを特徴とする請求項
    (1)および(3)記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】前記生成表は同一の条件項目に対応して複
    数レコード分の生成項目を設定した生成表であり、前記
    項目データ生成手段は処理対象ファイルから読み出した
    レコードから条件項目を抽出し、この条件項目に対応す
    る複数レコード分の生成項目を当該生成表からそれぞれ
    検索し、この生成項目に基づいて複数レコード分の項目
    データを生成するようにしたことを特徴とする請求項
    (1)および(3)記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】前記生成表は処理対象ファイルを構成する
    1レコード内の各項目のうち、任意の項目を条件項目と
    して設定すると共にこの条件項目に対応付けて任意の項
    目を生成項目として設定し、更に、ある生成項目を条件
    項目として設定すると共にこの条件項目に対応付けて別
    の生成項目を設定する生成表であり、前記項目データ生
    成手段は処理対象ファイルから読み出したレコードから
    条件項目を抽出し、この条件項目に対応する生成項目を
    当該生成表から検索し、この生成項目に基づいて項目デ
    ータを生成すると共に、当該生成項目が条件項目として
    設定されている場合には、更に当該条件項目に対応する
    生成項目に基づいて項目データを生成するようにしたこ
    とを特徴とする請求項(1)および(3)記載のデータ
    処理装置。
  7. 【請求項7】前記生成表は処理対象ファイルを構成する
    1レコード内の任意の項目を条件項目として設定すると
    共に、この条件項目に基づいて検索される参照ファイル
    のレコード項目を生成項目として設定する生成表であ
    り、前記項目データ生成手段は処理対象ファイルから読
    み出したレコードから条件項目を抽出し、この条件項目
    に基づいて参照ファイルを検索することにより当該生成
    表に設定されている生成項目に対応する項目データを複
    数レコード分それぞれ生成するようにしたことを特徴と
    する請求項(1)記載のデータ処理装置。
  8. 【請求項8】前記生成表は処理対象ファイルを構成する
    1レコード内の任意の項目を条件項目として設定すると
    共に、この条件項目に基づいて検索される参照ファイル
    のレコード項目を生成項目として設定する生成表であ
    り、当該参照ファイルを構成する各レコードは、親子関
    係を表す階層構造を成し、前記項目データ生成手段は処
    理対象ファイルから読み出したレコードから条件項目を
    抽出し、この条件項目に基づいて参照ファイルを検索す
    ることにより親子関係にある複数レコード分の項目デー
    タを当該生成表に設定されている生成項目に基づいてそ
    れぞれ生成するようにしたことを特徴とする請求項
    (1)記載のデータ処理装置。
  9. 【請求項9】前記生成表は処理対象ファイルを構成する
    1レコード内の任意の項目を条件項目として設定すると
    共に、この条件項目に基づいて検索される参照ファイル
    のレコード項目を生成項目として設定する生成表であ
    り、この生成表に基づく更新処理の起動が指定される
    と、この起動指示に応答し、前記項目データ生成手段は
    当該生成表を参照して前記対応票に設定されている処理
    対象ファイルを指定し、この指定ファイルの項目に基づ
    いてデータファイルのレコード項目に相当する項目デー
    タを生成するようにしたことを特徴とする請求項(1)
    記載のデータ処理装置。
  10. 【請求項10】データファイルのレコード構成に対応し
    てその各項目と、このデータファイルのレコードを更新
    する際に処理対象となる処理対象ファイルの項目とを対
    応付けて設定する対応票を入力する入力手段と、 この入力手段から入力された対応票を記憶するテーブル
    記憶手段と、 このテーブル記憶手段内の対応票に複数の処理対象ファ
    イルに対応してその項目が設定されている場合に、複数
    の処理対象ファイルに基づいた一括起動を指定する起動
    指定手段と、 この起動指定手段の指定に応答し、前記テーブル記憶手
    段内の対応票に設定されている処理対象ファイルの項目
    にそれぞれ対応する項目データに基づいて、当該対応票
    に設定されているデータファイルのレコード構成に対応
    するレコードを生成する動作を、複数の処理対象ファイ
    ルに対してそれぞれ行うレコード生成手段と、 このレコード生成手段によって生成されたレコードに基
    づいて、前記対応票に設定されているデータファイルの
    更新処理を行う更新手段とを具備したことを特徴とする
    データ処理装置。
  11. 【請求項11】データファイルのレコード構成に対応し
    てその各項目と、このデータファイルのレコードを更新
    する際に処理対象となる処理対象ファイルの項目とを対
    応付けて設定する対応票を入力する入力手段と、 この入力手段から入力された対応票を記憶するテーブル
    記憶手段と、 このテーブル記憶手段内の対応票に複数の処理対象ファ
    イルに対応してその項目が設定されている場合に、複数
    の処理対象ファイルのうち任意のファイルに基づいた起
    動を指定する起動指定手段と、 この起動指定手段の指定に応答し、前記テーブル記憶手
    段内の対応票に設定されている複数の処理対象ファイル
    のうち起動指定された処理対象ファイルの項目に対応す
    る項目データに基づいて、当該対応票に設定されている
    データファイルのレコード構成に対応するレコードを生
    成するレコード生成手段と、 このレコード生成手段によって生成されたレコードに基
    づいて、前記対応票に設定されているデータファイルの
    更新処理を行う更新手段とを具備したことを特徴とする
    データ処理装置。
JP06336677A 1994-12-26 1994-12-26 データ処理装置 Expired - Fee Related JP3108984B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06336677A JP3108984B2 (ja) 1994-12-26 1994-12-26 データ処理装置
US08/567,599 US5765167A (en) 1994-12-26 1995-12-05 Data file update processing apparatus
KR1019950056594A KR100201299B1 (ko) 1994-12-26 1995-12-26 데이터화일의 갱신처리 장치
CN95119436A CN1126055C (zh) 1994-12-26 1995-12-26 数据文件更新处理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06336677A JP3108984B2 (ja) 1994-12-26 1994-12-26 データ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08180123A JPH08180123A (ja) 1996-07-12
JP3108984B2 true JP3108984B2 (ja) 2000-11-13

Family

ID=18301661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06336677A Expired - Fee Related JP3108984B2 (ja) 1994-12-26 1994-12-26 データ処理装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5765167A (ja)
JP (1) JP3108984B2 (ja)
KR (1) KR100201299B1 (ja)
CN (1) CN1126055C (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3136928B2 (ja) * 1994-11-08 2001-02-19 カシオ計算機株式会社 データ処理装置
JPH09231280A (ja) * 1996-02-22 1997-09-05 Casio Comput Co Ltd データ処理方法及びその装置
JP3599563B2 (ja) * 1998-05-26 2004-12-08 富士通株式会社 ファイル処理制御方法、データ処理装置、コンピュータ読取可能な記録媒体
JP3828290B2 (ja) * 1998-07-24 2006-10-04 富士通株式会社 ドキュメント管理装置およびコンピュータをドキュメント管理装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US6411963B1 (en) * 1999-07-09 2002-06-25 Junot Systems, Inc. External system interface method and system
US6920443B1 (en) * 1999-09-21 2005-07-19 International Business Machines, Corporation Method, system, program, and data structure for transforming database tables
US6748389B1 (en) * 1999-09-21 2004-06-08 International Business Machines Corporation Method, system, and program for inverting columns in a database table
US7120638B1 (en) * 1999-09-21 2006-10-10 International Business Machines Corporation Method, system, program, and data structure for cleaning a database table
US20010044796A1 (en) * 2000-05-19 2001-11-22 Hiroyasu Fujiwara Totalization system and recording medium
US7222081B1 (en) 2000-10-05 2007-05-22 Fujitsu Limited System and method for continuous delivery schedule including automated customer notification
KR100417120B1 (ko) * 2000-11-03 2004-02-14 신진우 쇼핑몰 자동 갱신 방법 및 시스템
US6738769B2 (en) * 2001-01-11 2004-05-18 International Business Machines Corporation Sorting multiple-typed data
JP2002222102A (ja) * 2001-01-24 2002-08-09 N Ii C Tele Netsutowaakusu Kk データ転記処理方式
DE10111392A1 (de) * 2001-03-09 2002-09-12 Chromeon Gmbh Bioanalytisches Messverfahren unter Verwendung von Oxidasen
JP4295926B2 (ja) * 2001-03-29 2009-07-15 敕 中垣 汎用型原価計算システム及び汎用型原価計算プログラム
KR100748498B1 (ko) * 2001-05-23 2007-08-13 엘지전자 주식회사 임베디드 시스템의 파일 읽기 방법
JP4205350B2 (ja) * 2002-02-28 2009-01-07 富士通株式会社 差分データ生成方法、プログラム、記録媒体及び装置
WO2004017240A1 (ja) * 2002-08-13 2004-02-26 Grow Bright Fujihara Corp. 会計データの管理システム、管理方法、及び管理用プログラム
JP3996040B2 (ja) * 2002-11-06 2007-10-24 株式会社日立製作所 データベース乱れ解消処理方法及びその実施装置並びにその処理プログラム
JP2004272662A (ja) * 2003-03-10 2004-09-30 Ricoh Co Ltd コンテンツ管理装置、コンテンツ管理システム、コンテンツ管理方法、コンテンツ管理方法をコンピュータに実行させるプログラム、記録媒体、およびコンテンツデータ
JP2004302803A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Hitachi Systems & Services Ltd 自動仕訳処理方法及びその実施装置並びにその処理プログラムと記録媒体
JP2004310186A (ja) * 2003-04-02 2004-11-04 Hitachi Systems & Services Ltd 自動仕訳処理方法及びその実施装置並びにその処理プログラムと記録媒体
US20040215601A1 (en) * 2003-04-23 2004-10-28 Win-Harn Liu Method of file management using a computer
JP4911552B2 (ja) * 2004-04-12 2012-04-04 富士通株式会社 伝票多重処理方法、プログラム及び装置
JP4481856B2 (ja) * 2005-03-28 2010-06-16 日立建機ビジネスフロンティア株式会社 データベース作成システム
US7657454B2 (en) * 2005-08-09 2010-02-02 Microsoft Corporation Server-side project manager
US7882087B2 (en) * 2008-01-15 2011-02-01 At&T Intellectual Property I, L.P. Complex dependencies for efficient data warehouse updates
CN104537069B (zh) * 2014-12-26 2017-12-26 远光软件股份有限公司 一种单据配置及应用系统及其方法
JP2016167256A (ja) * 2015-03-06 2016-09-15 株式会社オービック 販売情報装置、税算出・仕訳作成方法、税算出・仕訳作成プログラム
CN107688648A (zh) * 2017-08-31 2018-02-13 江西博瑞彤芸科技有限公司 一种数据记录方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5202984A (en) * 1988-07-14 1993-04-13 Casio Computer Co., Ltd. Apparatus and method for updating transaction file
JPH06348728A (ja) * 1993-06-08 1994-12-22 Hitachi Ltd 伝票処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1130773A (zh) 1996-09-11
US5765167A (en) 1998-06-09
KR100201299B1 (ko) 1999-06-15
KR960025212A (ko) 1996-07-20
JPH08180123A (ja) 1996-07-12
CN1126055C (zh) 2003-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3108984B2 (ja) データ処理装置
US7925658B2 (en) Methods and apparatus for mapping a hierarchical data structure to a flat data structure for use in generating a report
JP4580518B2 (ja) データベース設計システム
US20060167771A1 (en) Financial event software engine
Alexander et al. Access 2013 Bible
JP6623754B2 (ja) 表形式データ処理プログラム、方法及び装置
US5526518A (en) Data processing apparatus
US6108677A (en) Data processing apparatus
WO2006098951A2 (en) Accounting method and system
JPH09167191A (ja) データ処理装置
JP4096319B2 (ja) 電子帳票管理システムおよび管理方法ならびにそのためのプログラム
JP2918735B2 (ja) 図面・部品表作成管理装置
JP2001005886A (ja) データ処理装置及び記憶媒体
JPH08185454A (ja) データ処理装置
JP3109330B2 (ja) 帳票出力装置
JP3109331B2 (ja) 帳票出力装置
JP2001167210A (ja) 会計システム
Guerrero et al. Presentation of Qualitative Data—Data Visualization
JP3337469B2 (ja) 情報処理装置
JPH0452866A (ja) 業務プログラム自動生成方式
JPH06149781A (ja) データ処理装置
JP2023159616A (ja) ダッシュボード作成システム、ダッシュボード作成方法、及びダッシュボード作成プログラム
JPH0554047A (ja) 情報処理装置
JPH08185455A (ja) データ処理装置
Diffenderfer et al. Creating a New Report

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070914

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080914

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130914

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees