JP3599563B2 - ファイル処理制御方法、データ処理装置、コンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータ等のコンピュータにおけるファイル処理制御方法に関する。
パーソナルコンピュータ(以下、パソコンとも称す)内に蓄積される文書データ、画像データ、音声データ等の種々の情報データは、通常、ファイルという単位で保存される。これらのファイルにはそれぞれ固有の名称、すなわちファイル名が付与される。ユーザは自己が欲する情報データが保存されているファイルを、そのファイル名によって検索し、パソコンのディスプレイ上にその情報データを表示させる。
【0002】
本発明は、上述のように、ファイル名を検索し、当該ファイルの内容をディスプレイ上に表示する、またはその他の処理のための方法、すなわちファイルの処理制御方法について述べる。
【0003】
【従来の技術】
パソコンにおいて、ファイルをオープンする場合、一般に、ファイル管理ソフトを起動する。このファイル管理ソフトが起動されると、ディスプレイには、パソコン内に保存されている多数のファイルの各ファイル名が、階層構造の形で表示される。ユーザは、表示された各種のファイル名の中から、自己が欲する1つのファイル名を検索し、そのファイル名を見付けたならば、次に“オープン”と称されるコマンドを実行する。このコマンド“オープン”の実行によって、ユーザは、目的とするファイルの中身をディスプレイ上で見ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
パソコンの利用形態はきわめて多岐に亘るが、その中で、次のような2つの利用形態(i)および(ii)がしばしば発生する。
(i)入力ファイルAに対して所定のプログラムが実行された後、出力ファイルBが展開される、という利用形態である。この利用形態においては、出力ファイルBが展開されたことをユーザに通知するためのメッセージがパソコンのディスプレイ上に表示される。
【0005】
(ii)1つまたはそれ以上のファイル名を包含する文章からなるテキストをパソコンのディスプレイ上に表示させ、ユーザはそのテキストの内容を読み取る、という利用形態である。
上記の利用形態(i)においては、ユーザが、通知された上記メッセージを見てその中に記述されている上記の展開された出力ファイルBの中身を確認したい、という要求がしばしば生ずる。
【0006】
また上記の利用形態(ii)においても、ユーザが、テキストの中に記述されている、上記ファイル名を有するファイルの中身を確認したい、という要求がしばしば生ずる。
上述したような要求が生ずると、ユーザは、当該ファイルの中身を確認するためのファイルオープン操作を新たに開始する。このファイルオープン操作の開始に当ってユーザはまず当該ファイル名を記憶する。そして、ユーザは既に述べたように
(1)ファイル管理ソフトを起動し、
(2)階層構造で表示された各種のファイル名の中から、記憶しているファイル名と一致するものを検索し、
(3)一致するファイル名が見付かったならば、上記のコマンド“オープン”を実行し、
(4)そのコマンドの実行によってオープンされた所望のファイルの中身を見る、
という一連のファイルオープン操作を行う。
【0007】
上述のとおり、上記の通知されたメッセージの中にファイル名が記述されている場合、あるいは読み取り中のテキストの中にファイル名が記述されている場合のいずれの場合においても、ユーザはそのファイル名を有するファイルの中身を即座にディスプレイ上にオープンさせることができない。すなわち、そのファイル名を有するファイルの中身をオープンさせるには、ユーザは上述したファイルオープン操作を改めて開始し、上記の一連の操作(1),(2),(3)および(4)を行わなければならない。この一連の操作には例えば10数秒を要するため、ユーザに対し煩わしいパソコン操作と不快な待ち時間とを強いるという問題がある。
【0008】
したがって本発明は、上記問題点に鑑み、煩わしいコンピュータ操作と不快な待ち時間をユーザに強いることなく、ディスプレイ上のファイル名から簡便にファイルの操作ができる、コンピュータにおけるファイル処理制御方法、データ処理装置、プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明に係る使用形態を示すフローチャートである。ただし第1および第2の使用形態を一緒に示している。
第1の使用形態は、ファイルの識別情報を含み、処理結果を通知するメッセージを表示し、前記表示されたメッセージ内の前記ファイル識別情報に対する指示を検出し、前記指示の検出に応じて、前記ファイルに対する所定の処理を実行するものである。
【0010】
また第2の使用形態は、処理対象テキスト内のファイル識別情報を検出し、該処理対象テキストから該ファイル識別情報を認識するための特定情報を含む出力テキストを作成し、前記作成された出力テキストの内容を表示し、前記特定情報により前記表示された出力テキスト内容における前記ファイル識別情報に対する指示を検出し、前記指示の検出に応じて前記ファイルに対する所定の処理を実行するものである。
【0011】
上述した指示のための手段としては、マウス、カーソル移動キー、ライトペン等種々の周知のタイプがある。本発明においては、代表的なマウスを例にとって説明する。
図1を参照すると、第1ステップ(S1)において、コンピュータ(例えば、パソコン)のディスプレイ上に前述のメッセージあるいは出力テキストが表示される。その表示されるメッセージ内のファイルの識別情報(例えば、ファイル名)の部分には、該ファイル識別情報が指示されたことを検出するための特定情報(例えば、タグ情報)が含まれる。また、上記出力テキストを作成する際に処理対象となったテキスト内のファイル識別情報を検出し、該出力テキスト内のファイル識別情報の部分には、該ファイル識別情報が指示されたことを検出するための特定情報が含まれる。
【0012】
このように、メッセージまたは出力テキストの作成の際に、本発明の装置やプログラムによりファイル識別情報の指示を検出するための特定情報を挿入するようにしている。
このように作成され、ディスプレイ上に表示されたメッセージあるいは出力テキストの内容をユーザは読み取る。これは通常のパソコン操作の一態様である。この場合、ユーザがそのファイル名を見て、当該ファイルの中身をすぐに確認したい、または他の処理を実行したいと欲することがしばしば生じる。そこで次のステップが開始する。
【0013】
第2ステップ(S2)において、ユーザは、上記のメッセージ中に記述されたファイルのファイル名または上記の出力テキスト中に記述されたファイル名を、パソコンのディスプレイ上でマウスにより直接クリックする。
第3ステップ(S3)において、上記のクリックの直後にパソコンのディスプレイ上にオープンされた当該ファイルの中身をユーザが確認する。さらに必要ならば、その中身にデータ加工を行うこともできる。これは上記の第1ステップと同様に通常のパソコン操作の一態様である。
【0014】
図1において本発明に係る特徴的なステップは第2ステップ(S2)である。この第2ステップに相当する従来の処理は、既に述べたとおり、
(1)ファイル管理ソフトを起動し、(2)階層構造で表示された各種のファイル名の中から、ユーザが記憶しているファイル名と一致するものを検索し、(3)一致するファイル名が見付かったならば、コマンド“オープン”を実行する、という一連の処理である。
【0015】
この一連の処理は、早くファイルの中身を見たい、または他の処理を実行したいユーザに対し、煩わしいパソコン操作と不快な待ち時間とを強いるものである。
これに対し本発明によれば、上記第2ステップに示すとおり、早く見たいファイルのファイル名を、パソコンのディスプレイ上で、単に直接クリックするだけで済む。
【0016】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の使用形態の第1例を示す図である。本図において、1はコンピュータ(パソコン)、2はパソコン1の一部をなすディスプレイ、3はディスプレイ2上に現れた各種のキャラクタのうち所望のものを指定するためのポインティングデバイス(マウス)、4はパソコンの動作に不可欠なプログラム等の記録媒体収容部である。この収容部4の意味は、これと連係するパソコン本体内のメモリも含むものとする。
【0017】
このパソコンは公知のものと同様の構成をとり、CD−ROMやフロッピーディスクなどの記録媒体に記録されたプログラムをハードディスクにインストールし、インストールされたプログラムを起動することで種々の機能を実現できる。本発明のプログラムも記録媒体から読み取ってハードディスクに格納され、起動指示によりハードディスクからメモリにロードされて、このパソコンを請求項に記述の構成要件の各部となすように機能させる。
【0018】
パソコンの使用例の1つとして、翻訳ソフトにおける一括翻訳処理があり、図2はその処理の一部についての表示例を示している。
日本語で書かれたテキストファイルAを英語に一括翻訳させるものとする。この一括翻訳が終了すると、テキストA(入力ファイル)をテキストB(出力ファイル)に翻訳したことをユーザに通知するためのメッセージがディスプレイに表示される。図2の実際の例ではそのメッセージが、
“入力ファイルa.txtを対訳形式でC:¥tmp¥a.trcに保存しました。”
と表示される。ここでユーザが、マウス3により、ディスプレイ2上のa.txtやC:¥tmp¥a.trc(アンダーラインを付して示す)のファイル名を見て、これらのファイルの中身を見たいと思ったときは、これらのファイル名の部分を直接マウス3でクリックする。その直後に、ディスプレイ2上には当該ファイルの中身が表示される。
【0019】
図3は本発明の使用形態の第2例を示す図である。この第2例は、前述した、ファイル名を包含するテキストの一部を示している。
“このようなLogoマークを使用して下さい。
LogoMark. bmp”
のうちLogoMark.bmp(アンダーラインを付して示す)のファイル名を見て、このファイルの中身を見たいと思ったユーザは、そのファイル名の部分を、ディスプレイ2上でマウス3により直接クリックする。その直後に、ディスプレイ2上には当該ファイルの中身が表示される。
【0020】
上記の説明は、マウス3によりクリックされたファイル名を有するファイルが文字データを格納している場合を例にとって行ったが、そのファイルが非文字データを格納していても本発明は適用可能である。すなわち、ファイル名を包含するテキストが、パソコン1のディスプレイ2上に表示されユーザにより読み取られているとき、そのテキスト内に記述されたファイル名を有するファイルが、音声データまたは画像データからなる非文字データを格納している場合、これらのファイル名をマウス3により直接クリックして、当該ファイルに含まれる当該音声または画像を出力させるようにすることもできる。
【0021】
図4は本発明ファイル処理制御方法を実施するためのフローチャートを示す図である。
第1ステップ(S11)は本発明を実施する上で最も基本的なステップとなる。図4においては、前述したメッセージの場合とテキストの場合を一緒にして該第1ステップ(S11)を表現しているが、これらを独立に表現すると次のようになる。
【0022】
前述の一括翻訳を例として説明する。
(i)メッセージの場合
例えば、前述の一括翻訳の場合、処理対象ファイルのテキスト内容を一括翻訳して翻訳結果テキストを内容とする新たな出力ファイルが作成される。その一括翻訳処理が終了すると、その旨をユーザに通知するためのメッセージをディスプレイ上に表示するものであり、そのメッセージには処理対象ファイルおよび翻訳結果として出力されたファイルの各ファイル名が含まれる。
【0023】
そのメッセージの作成の際に、処理対象ファイルおよび出力ファイルの各ファイル名の前後に特定情報(タグ)を配置する。
(ii)テキストの場合
前述の通り、一括翻訳処理では、処理対象のテキストから一括翻訳して翻訳結果テキストを作成する。
【0024】
その翻訳処理において、処理対象テキスト内に記述されたファイル名を検出し、該ファイル名の前後に特定情報(タグ)を配置して他の翻訳結果と共に翻訳結果テキストを作成する。
この処理において、ファイル名はそれを特徴付ける情報を元にして検出する。すなわち、格納ドライブを示すためのドライブ情報(例えば、ドライブaであれば“a:”)、格納ディレクトリを示すためのディレクトリ情報(例えば“¥”)、拡張子を示すための情報(例えば、“.”と英字3文字など)が含まれる記述をファイル名を示す情報として用いる。
【0025】
ここで上記のタグについてさらに詳しく説明する。このタグは所定のコードである。そしてこの所定のコードはパソコン1内で定義されたコードであるがこのパソコン1のディスプレイ2上ではユーザから認識できないコードである。このようなコードの一例としては制御コード(キャリッジリターン等)があげられる。
【0026】
図5は本発明において用いられるタグを図解的に示す図である。本図の例は、図3に示すファイル名に対してタグを埋め込んだ場合を示す。タグ(前記の所定のコード)は、ファイル名Fの前後にそれぞれ、先頭タグThおよび末尾タグTtとして埋め込まれ、ファイルオープンプログラムはその前後にそれぞれ埋め込まれた2つのタグThおよびTtによって挟まれた文字データをファイル名Fとして認識する。上記ファイルオープンプログラムもまた本発明において重要なプログラムであり、後に詳しく説明する。なお図5において先頭タグThおよび末尾タグTtを点線で示したのは、ディスプレイ2上でユーザから認識できないことを表すためである。
【0027】
再び図4に戻ると、第2ステップ(S12)において、ユーザがそのファイル名Fの部分をマウス3にてクリックする。この第2ステップ(S12)は、図1のフローチャートにおいて示した第2ステップ(S2)に相当する。
図4の第3ステップ(S13)においては、マウス3によりクリックされたファイル名に付加された拡張子により関連づけられたアプリケーションを起動し、第4ステップ(S14)においては、その起動されたアプリケーションによって、上述のクリックされたファイル名に相当するファイルを、ディスプレイ2上に、オープンする。これら第3ステップ(S13)および第4ステップ(S14)については、図6および図7のフローチャートの中で具体的に説明する。
【0028】
図6は本発明の方法を実施するための具体的なフローチャートを示す図(その1)、
図7は同図(その2)である。
これら図6および図7のうち、本発明の特徴を特に表すのは図6のフローチャートである。
【0029】
図6の第1ステップS21において、前述したテキストやメッセージ内の、ファイル名Fが表示される部分に、前述したタグThおよびTtを埋め込む。この第1ステップ(S21)は図4の第1ステップ(S11)に相当する。
図6の第2ステップ(S22)は、ユーザがパソコン1の使用を開始してから後のステップであり、パソコン1はディスプレイ2上に、テキストやメッセージを表示する。
【0030】
第3ステップ(S23)では、ディスプレイ2上に現れる種々の画面の所要部分がユーザによってクリックされる。
第4ステップ(S24)では、ユーザによる上記の画面のクリックが、タグ(Th,Tt)またはそれらタグにより挟まれたファイル名に対するクリックか否か判断する。
【0031】
第5ステップ(S25)において、ユーザによる前述の画面のクリックが、タグ(Th,Tt)に対するクリックであるものと判断されると、ファイルオープンプログラムが起動される。すなわち、ファイル名Fに埋め込まれたタグ(Th,Tt)をマウス3によりクリックすることにより起動される該ファイルオープンプログラムをパソコン1内に予めインストールし、このタグにより特定される当該ファイル名をパラメータとしてファイルオープンプログラムを実行するようにする。このパラメータとしてのファイル名はタグThとタグTtの間から該プログラムにより抜き取られ、判別される。このファイルオープンプログラムとしては、例えばオペレーティングシステム(OS)としての“shell.exe”を利用することができる。この“shell.exe”が呼び出されると、図7に示すフローチャートに沿って通常のOSの動作が開始される。
【0032】
図7の第6ステップ(S26)においては、上述のファイルオープンプログラム(shell.exe)を実行して、当該ファイル名Fに予め付加された拡張子が、パソコン1内にファイルタイプとして登録されていると判断したときは、その拡張子によって関連づけられたアプリケーションをさらに起動する。この拡張子は、図2において、“txt”や“trc”として一例が示されており、図3においては“bmp”として一例が示されている。上記“txt”が拡張子として付加されているときは、テキストを編集可能な状態にすることができ、ワープロ機能あるいはメモ帳機能(ウインドウズ)が働く。
【0033】
図7の第7ステップ(S27)では、ファイルタイプに登録されているアプリケーションを起動する。
次の第8ステップ(S28)においては、マウス3によりクリックされたファイルをオープンし、上記のワープロ機能等によってそのファイルの内容を編集可能な状態にする。
【0034】
なお上記の第6ステップ(S26)の結果が「NO」であれば、第9およびステップ(S29)および第10ステップ(S30)が実行される。
本発明においては、第5ステップ(S25)に連動して、ファイルオープン機能にさらに付加した機能を実現できる。これは拡張子を適当に設定する、または拡張子に関連付けるアプリケーションを変更することにより可能である。その付加機能の態様を以下に示す。
【0035】
(i)マウス3を操作して、メッセージ中の出力ファイルの内容を外部に送信することまたは印刷することができる。
(ii)マウス3を操作して、テキスト中のファイルの内容を外部に送信することまたは印刷することができる。
(iii)マウス3を操作して、音声データまたは画像データを含むファイルの内容を外部に送信すること、またはその画像データを含むファイルの内容を印刷することができる。
【0036】
本発明を実施するに当り、図2に示す、プログラム等の記録媒体収容部4には、下記のプログラム記録媒体がセットされる。
パソコン1によってそのディスプレイ2上に表示されたファイル名に相当するファイルを対象として所定の処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体である。
【0037】
(i)そのプログラムは、処理結果を通知するファイルの識別情報(ファイル名)を含むメッセージを表示させるものであり、該メッセージ内のファイル識別情報の部分にそれを特定するための特定情報(タグ)を埋め込むものである。
(ii)また、そのプログラムは、処理対象テキスト内のファイル識別情報(ファイル名)を検出し、該処理対象テキストから該ファイル識別情報を認識するための特定情報(タグ)を含む出力テキストを作成するものである。
【0038】
(iii)上述した記録媒体に記録されたプログラムは、ファイル識別情報がマウス3によりクリックされたことを特定情報により検出し、特定される当該ファイル識別情報をパラメータとしてファイルに対する処理を実行させるようにする。例えば、該ファイルの内容を表示、印刷、外部に送信するいずれかの処理を実行させる。
【0039】
(iv)上述した記録媒体に記録されたプログラムは、特定された当該ファイル識別情報に付加された属性(拡張子)とアプリケーションプログラムが関連付けられていれば、当該ファイルを処理対象として当該ファイルの属性に関連付けられたアプリケーションプログラムを起動させるようにする。
最後に本発明における各部の実際の例を示しておく。
【0040】
図8は出力ファイルが展開されたことを通知するためのメッセージの一例を示す図であり、実際にパソコン1のディスプレイ2上に表示されたものである。本図中のファイル名“¥atlas V5¥利用者辞書01.TXT”(TXTは拡張子)をマウス3で直接クリックすれば、そのファイルの中身がオープンされる。
【0041】
図9はテキストの一例を示す図であり、実際にパソコン1のディスプレイ2上に表示されたものである。本図中のファイル名“CENTALRT.TXT”や“AUTOEXEC.BAT”(BATは拡張子)をマウス3で直接クリックすれば、そのファイルの中身がオープンされる。
図10は出力ファイルが展開されたことを通知するためのメッセージの一例を示す図であり、日英/英日翻訳ソフトを実行したときの例である。各ファイル名には既述したタグが埋め込んであり、アンダーラインが引かれて見える。
【0042】
図11は図10に示すメッセージ中のファイル名をマウスによりクリックした様子を示す図である。本図中のファイル名Fで示されるファイルをオープンしてこれを編集したいというユーザの要求があったとき、ユーザは単にマウス3によりその部分にカーソルCを合わせ、左ボタンをダブルクリックする。
図12は図11におけるファイル名Fをクリックしたことによりオープンされたファイルの例を示す図である。図11に示すファイル名Fをクリックすると、このファイルに該当するアプリケーションが起動され、図12に示すようにオープンされる。
【0043】
図12に示したファイルは、さらに外部にメール送信したり、プリンタで印刷することもできる。フロッピーに保存することも、コピーすることもできる。この場合、ファイルを表示させることなく、メール送信したり、印刷するようにしても良い。このメール送信、プリンタでの印刷処理、保存、コピー処理は、本発明のプログラムの機能としても実現できるし、予めパソコンにインストールされている他のアプリケーションを起動させ実行させることで実現できる。
【0044】
図13はオープンの対象となるファイルに対しさらに別の処理を行う例を示す図である。同図の(A)は、図11におけるファイル名Fにマウス3のカーソルCを合わせた後、右ボタンをクリックして処理のメニューが表示された画面を示す。
ここでユーザが、オープンの対象となったファイルをプリンタにて印刷したいときは、図13の(B)に示すようにメニューの中の“印刷”にカーソルCを合わせてダブルクリックすると、図13の(C)に示すようにプリンタでの印刷が実行される。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、メッセージやテキスト中にファイル名が記述されているとき、従来のように面倒な操作を介在させることなく、単にマウスでそのファイル名を直接クリックするだけで、該当するファイルを迅速にオープンすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使用形態を示すフローチャートである。
【図2】本発明の使用形態の第1例を示す図である。
【図3】本発明の使用形態の第2例を示す図である。
【図4】本発明のファイル処理制御方法を実施するためのフローチャートを示す図である。
【図5】本発明において用いられるタグを図解的に示す図である。
【図6】本発明の方法を実施するための具体的なフローチャートを示す図(その1)である。
【図7】本発明の方法を実施するための具体的なフローチャートを示す図(その2)である。
【図8】出力ファイルが展開されたことを通知するためのメッセージの一例を示す図である。
【図9】テキストの一例を示す図であり、実際にパソコン1のディスプレイ2上に表示されたものである。
【図10】出力ファイルが展開されたことを通知するためのメッセージの一例を示す図であり、日英/英日翻訳ソフトを実行したときの例である。
【図11】図10に示すメッセージ中のファイル名をマウスによりクリックした様子を示す図である。
【図12】図11におけるファイル名Fをクリックしたことによりオープンされたファイルの例を示す図である。
【図13】オープンの対象となるファイルに対しさらに別の処理を行う例を示す図である。
【符号の説明】
1…コンピュータ(パソコン)
2…ディスプレイ
3…ポインティングデバイス(マウス)
4…プログラム等の記憶媒体収容部
Th,Tt…タグ
F…ファイル名
Claims (18)
- 所定のプログラムの実行により作成されたファイルの識別情報を含み、該ファイルを作成したことを通知するメッセージを表示し、
前記表示されたメッセージ内の前記ファイル識別情報に対する指示を検出し、前記指示の検出に応じて、前記ファイルに対する所定の処理を実行する、ことを特徴とするファイル処理制御方法。 - 前記ファイルに対する所定の処理は、該ファイル内容の表示、再生、印刷、外部への送信のいずれかであることを特徴とする請求項1記載のファイル処理制御方法。
- 前記メッセージは前記識別情報に対する指示を検出するための特定情報を含み、
該特定情報により前記識別情報に対する指示を検出することを特徴とする請求項1記載のファイル処理制御方法。 - 前記ファイルの属性を判断し、
前記ファイルに対する所定の処理は、該ファイルを処理対象として前記属性に関連付けられたアプリケーションプログラムを起動させることを特徴とする請求項1記載のファイル処理制御方法。 - 前記特定情報はメッセージが表示される際に不可視となるものであることを特徴とする請求項4記載のファイル処理制御方法。
- 前記特定情報は前記ファイルの識別情報の前後に配置し、
前記特定情報により挟まれる文字データを前記ファイルの識別情報として認識することを特徴とする請求項4記載のファイル処理制御方法。 - 前記ファイル識別情報に対する指示は、ポインティングデバイスの操作による指示であることを特徴とする請求項1記載のファイル処理制御方法。
- 前記ファイル識別情報はファイル名であることを特徴とする請求項1記載のファイル処理制御方法。
- 所定のプログラムの実行によりファイルを作成するファイル作成部と、
前記作成されたファイルの識別情報を含み、該ファイルを作成したことを通知するメッセージを作成するメッセージ作成部と、
前記メッセージを表示させる表示制御部と、
前記メッセージ内の前記ファイル識別情報に対する指示を検出する検出部と、前記指示の検出に応じて、前記ファイルに対する所定の処理を実行する実行部と、
を備えることを特徴とするデータ処理装置。 - 前記実行部は、ファイルに対する所定の処理として、該ファイル内容の表示、再生、印刷、外部への送信のいずれかを実行させるものであることを特徴とする請求項9記載のデータ処理装置。
- 前記メッセージ作成部は、前記ファイルの識別情報に対する指示を検出するための特定情報をさらに含む前記メッセージを作成し、
前記検出部は、該特定情報により前記識別情報に対する指示を検出することを特徴とする請求項9記載のデータ処理装置。 - ファイルの属性を判断する判断部を備え、
前記実行部は、前記ファイルに対する所定の処理として、該ファイルを処理対象として前記属性に関連付けられたアプリケーションプログラムを起動させるものであることを特徴とする請求項9記載のデータ処理装置。 - 前記特定情報はメッセージが表示される際に不可視となるものであることを特徴とする請求項11記載のデータ処理装置。
- 前記メッセージ作成部は、前記特定情報を前記ファイルの識別情報の前後に配置し、
前記実行部は、前記特定情報により挟まれる文字データを前記ファイルの識別情報として認識することを特徴とする請求項11記載のデータ処理装置。 - 前記ファイル識別情報に対する指示は、ポインティングデバイスの操作による指示であることを特徴とする請求項9記載のデータ処理装置。
- 前記ファイル識別情報はファイル名であることを特徴とする請求項9記載のデータ処理装置。
- コンピュータに、
所定のプログラムの実行により作成されたファイルの識別情報を含み、該ファイルを作成したことを通知するメッセージを表示させ、
前記表示されたメッセージ内の前記ファイル識別情報に対する指示を検出させ、
前記指示の検出に応じて、前記ファイルに対する所定の処理を実行させるプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。 - 前記ファイルに対する所定の処理は、前記ファイルを処理対象として該ファイルの属性に関連付けられたアプリケーションプログラムを起動させることである前記プログラムを記録した請求項17記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
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