JP3108914U - 磁気ヘッド装置 - Google Patents

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JP3108914U JP2004006842U JP2004006842U JP3108914U JP 3108914 U JP3108914 U JP 3108914U JP 2004006842 U JP2004006842 U JP 2004006842U JP 2004006842 U JP2004006842 U JP 2004006842U JP 3108914 U JP3108914 U JP 3108914U
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Abstract

【課題】 部品点数が少なくて能率的に取付作業を行うことができること。
【解決手段】 プリント基板1付き磁気ヘッド2,3を取り付けた台板11と、該台板1
1を弾性変位可能に支持するベース板12及び複数の調整ねじ8とを備えた磁気ヘッド装
置であって、前記台板11及びベース板12が合成樹脂材により成形され、弾性変位可能
な複数の合成樹脂製連結杆13の一端を前記台板11の外周縁に周方向所定間隔をおいて
一体連結すると共に、該各連結杆13の他端をベース板12に一体連結することにより、
前記台板11とベース板12とが各連結杆13を介して一体成形されており、前記各調整
ねじ8を台板11のねじ孔にねじ込むと共に、該各調整ねじ8の先端をシャーシ7に押し
付けることにより、各連結杆13を弾性変位させて磁気ヘッド2,3の高さ、アジマス調
整及びアオリ調整を行うようにした。
【選択図】 図1

Description

本考案は、例えば磁気テープ装置における音声消去及び音声・コントロール用の磁気ヘ
ッドを用いた磁気ヘッド装置に関する。
従来、磁気テープ装置における磁気ヘッド装置の技術として特許文献1などに記載した
ものがあり、その一例を図10及び図11に基づいて説明すると、これは、プリント基板
1付き音声消去及び音声・コントロール用磁気ヘッド2,3を金属製台板4にビス止めし
た状態で、該台板4をばね5を介して金属製ベース板6上に載置し、前記台板4に所定間
隔をおいて貫設した複数の貫通孔4aを通ってベース板6のねじ孔6aに複数の調整ねじ
8をねじ込むことにより、前記磁気ヘッド2,3が台板4及びばね5を介してベース板6
に仮組立状態で取り付けられ、該ベース板6には、位置決め用円形突起部6b、係止片6
c及び長孔6dが形成されている。なお、tは磁気ヘッド2,3に当接させた磁気テープ
である。
取付手順を説明すると、予め磁気ヘッド2,3を取り付けた台板4とベース板6とをば
ね5を挟んで調整ねじ8により一体的連結して仮組立した後、円形突起部6bをシャーシ
7の円形孔7aに嵌入させると共に、係止片6cをシャーシ7の係止孔7bに係合させ、
長孔6dを介してシャーシ7のねじ孔にビス9をねじ込むことにより、そのベース板6を
シャーシ7上の所定位置に固定する。次に、各調整ねじ8のねじ込み量を微調整すること
により、磁気ヘッド2,3の高さ、アジマス調整及びアオリ調整を行う。
特開平8−180347号公報
上記従来の構成では、磁気ヘッド2,3の支持機構(台板4、ベース板6及びばね5)
を各調整ねじ8で仮組立した後、該支持機構をシャーシ7上に固定し、最終的に各調整ね
じ8のねじ込み量を微調整するようになっており、その支持機構の部品点数が多くてコス
トアップになると共に、調整ねじ8による仮組立とシャーシ7に固定した後の微調整との
2段階の調整が必要で、その調整に時間と手間とがかかって、作業能率が低い。また、磁
気ヘッド2,3を台板4にビス止めするのにも手間がかかるという欠点がある。
本考案は、上記従来の欠点に鑑み、部品点数が少なくて能率的に取付作業を行うことが
でき、しかも、磁気ヘッドを台板に簡単に取り付けることができるようにした磁気ヘッド
装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案は、プリント基板付き音声・コントロ
ール用磁気ヘッドが取り付けられた金属製台板をばねを介して金属製ベース板上に載置し
、前記台板に所定間隔をおいて貫設した複数の貫通孔を通ってベース板のねじ孔に複数の
調整ねじをねじ込むことにより、前記磁気ヘッドが台板及びばねを介してベース板に取り
付けられ、該ベース板をシャシーに固定するようにした磁気ヘッド装置において、前記台
板及びベース板が合成樹脂材により成形され、前記台板の上面所定位置に載置台が一体突
設され、該載置台の上面から台板の下面に達するプリント基板用挿通孔が貫設され、該挿
通孔を間に挟んで載置台の上面両端に弾性変位可能な一対の弾性片が一体突設されると共
に、該各弾性片の先端にフック部が一体形成され、前記プリント基板の上部の横幅を挿通
孔の横幅よりも大きく設定すると共に、該プリント基板の下部の横幅を挿通孔の横幅と同
一または若干小さく設定することにより、そのプリント基板の両側面の上部と下部との境
界に一対の位置決め段部が形成され、前記プリント基板の両側面の上部に前記フック部に
対向して係合部が形成されており、両弾性片を押し分けてプリント基板の下部を挿通孔に
挿通することにより、各位置決め段部を載置台の上面に当接させると共に、各フック部を
各係合部に係合させることにより、そのプリント基板を介して磁気ヘッドが台板に固定さ
れ、前記ばねに代えて弾性変位可能な複数の合成樹脂製連結杆が用いられ、該各連結杆の
一端を台板の外周縁に周方向所定間隔をおいて一体連結すると共に、その各連結杆の他端
をベース板に一体連結することにより、前記台板とベース板とが各連結杆を介して一体成
形されており、前記各調整ねじを台板のねじ孔にねじ込むと共に、該各調整ねじの先端を
シャーシに押し付けることにより、各連結杆を弾性変位させて磁気ヘッドの高さ、アジマ
ス調整及びアオリ調整を行うようにしたことを特徴としている。
請求項2に記載の考案は、プリント基板付き音声・コントロール用磁気ヘッドが取り付
けられた金属製台板をばねを介して金属製ベース板上に載置し、前記台板に所定間隔をお
いて貫設した複数の貫通孔を通ってベース板のねじ孔に複数の調整ねじをねじ込むことに
より、前記磁気ヘッドが台板及びばねを介してベース板に取り付けられ、該ベース板をシ
ャシーに固定するようにした磁気ヘッド装置において、前記台板及びベース板が合成樹脂
材により成形され、前記台板の上面所定位置に載置台が一体突設され、該載置台の上面か
ら台板の下面に達するプリント基板用挿通孔が貫設され、該挿通孔の両内側面を下すぼま
りの傾斜面とし、該両傾斜面間の上側横幅がプリント基板の横幅と同一または若干大きく
設定されると共に、その両傾斜面間の下側横幅がプリント基板の横幅よりも若干小さく設
定され、前記挿通孔を間に挟んで載置台の上面両端に弾性変位可能な一対の弾性片が一体
突設されると共に、該各弾性片の先端にフック部が一体形成され、前記プリント基板の両
側面の上部に前記各フック部に対向して係合部が形成されており、両弾性片を押し分けて
プリント基板の両側面下部を挿通孔の両傾斜面に圧接させるようにして押し込み、各フッ
ク部を各係合部に係合させることにより、そのプリント基板を介して磁気ヘッドが台板に
固定され、前記ばねに代えて弾性変位可能な複数の合成樹脂製連結杆が用いられ、該各連
結杆の一端を台板の外周縁に周方向所定間隔をおいて一体連結すると共に、その各連結杆
の他端をベース板に一体連結することにより、前記台板とベース板とが各連結杆を介して
一体成形されており、前記各調整ねじを台板のねじ孔にねじ込むと共に、該各調整ねじの
先端をシャーシに押し付けることにより、各連結杆を弾性変位させて磁気ヘッドの高さ、
アジマス調整及びアオリ調整を行うようにしたことを特徴としている。
請求項3に記載の考案は、プリント基板付き磁気ヘッドを取り付けた台板と、該台板を
弾性変位可能に支持するベース板及び複数の調整ねじとを備えた磁気ヘッド装置であって
、前記台板及びベース板が合成樹脂材により成形され、弾性変位可能な複数の合成樹脂製
連結杆の一端を前記台板の外周縁に周方向所定間隔をおいて一体連結すると共に、該各連
結杆の他端をベース板に一体連結することにより、前記台板とベース板とが各連結杆を介
して一体成形されており、前記各調整ねじを台板のねじ孔にねじ込むと共に、該各調整ね
じの先端をシャーシに押し付けることにより、各連結杆を弾性変位させて磁気ヘッドの高
さ、アジマス調整及びアオリ調整を行うようにしたことを特徴としている。
請求項4に記載の考案は、請求項3に記載の考案において、前記台板の上面所定位置に
載置台が一体突設され、該載置台の上面から台板の下面に達するプリント基板用挿通孔が
貫設され、該挿通孔を間に挟んで載置台の上面両端に弾性変位可能な一対の弾性片が一体
突設されると共に、該各弾性片の先端にフック部が一体形成され、前記プリント基板の上
部の横幅を挿通孔の横幅よりも大きく設定すると共に、該プリント基板の下部の横幅を挿
通孔の横幅と同一または若干小さく設定することにより、そのプリント基板の両側面の上
部と下部との境界に一対の位置決め段部が形成され、前記プリント基板の両側面の上部に
前記各フック部に対向して係合部が形成されており、両弾性片を押し分けてプリント基板
の下部を挿通孔に挿通することにより、各位置決め段部を載置台の上面に当接させると共
に、各フック部を各係合部に係合させることにより、そのプリント基板を介して磁気ヘッ
ドが台板に固定されるようにしたことを特徴としている。
請求項5に記載の考案は、請求項3に記載の考案において、前記台板の上面所定位置に
載置台が一体突設され、該載置台の上面から台板の下面に達するプリント基板用挿通孔が
貫設され、該挿通孔の両内側面を下すぼまりの傾斜面とし、該両傾斜面間の上側横幅がプ
リント基板の横幅と同一または若干大きく設定されると共に、その両傾斜面間の下側横幅
がプリント基板の横幅よりも若干小さく設定され、前記挿通孔を間に挟んで載置台の上面
両端に弾性変位可能な一対の弾性片が一体突設されると共に、該各弾性片の先端にフック
部が一体形成され、前記プリント基板の両側面の上部に前記各フック部に対向して係合部
が形成されており、両弾性片を押し分けてプリント基板の両側面下部を挿通孔の両傾斜面
に圧接させるようにして押し込み、各フック部を各係合部に係合させることにより、その
プリント基板を介して磁気ヘッドが台板に固定されるようにしたことを特徴としている。
請求項1に記載の考案は第1の実施の形態(図1〜図8参照)に対応するものであって
、これによれば、磁気ヘッドの支持機構を形成する台板、ベース板及び各連結杆が合成樹
脂材により一体成形されており、その支持機構の部品点数が従来に比べて少なく、しかも
、それを量産することができるから、大幅にコストダウンを図ることができる。また、前
記支持機構の一体化により、従来の仮組立の工程が不要となり、ベース板をシャーシに固
定した後、各調整ねじの先端をシャーシに押し付けてねじ込み量を微調整するだけでよい
から、取付作業を能率的に行うことができる。
また、台板に載置台と一対のフック部付き弾性片とが設けられると共に、プリント基板
の両側面に位置決め段部と係合部とが形成されているから、両弾性片を押し分けてプリン
ト基板の下部を載置台の挿通孔に挿通し、各位置決め段部を載置台の上面に当接させると
共に、各フック部を各係合部に係合させるだけで、そのプリント基板を介して磁気ヘッド
を台板に簡単に固定することができる。
請求項2に記載の考案は第2の実施の形態(図9参照)に対応するものであって、これ
によれば、請求項1に記載の考案と同様の効果を得ることができ、特に、台板に載置台と
一対のフック部付き弾性片とが設けられると共に、載置台の挿通孔の両側面を下すぼまり
の傾斜面としているから、両弾性片を押し分けてプリント基板の両側面下部を挿通孔の両
傾斜面に圧接させるようにして押し込み、各フック部を各係合部に係合させるだけで、そ
のプリント基板を介して磁気ヘッドを台板に簡単に固定することができる。
請求項3に記載の考案は基本形態に対応するものであって、これによれば、磁気ヘッド
の支持機構を形成する台板、ベース板及び各連結杆が合成樹脂材により一体成形されてお
り、その部品点数が従来に比べて少なく、しかも、それを量産することができるから、大
幅にコストダウンを図ることができる。また、前記支持機構の一体化により、従来の仮組
立の工程が不要となり、ベース板をシャーシに固定した後、各調整ねじの先端をシャーシ
に押し付けてねじ込み量を微調整するだけでよいから、取付作業を能率的に行うことがで
きる。
請求項4に記載の考案によれば、台板に載置台と一対のフック部付き弾性片とが設けら
れると共に、プリント基板の両側面に位置決め段部と係合部とが形成されているから、両
弾性片を押し分けてプリント基板の下部を載置台の挿通孔に挿通し、各位置決め段部を載
置台の上面に当接させると共に、各フック部を各係合部に係合させるだけで、そのプリン
ト基板を介して磁気ヘッドを台板に簡単に固定することができる。
請求項5に記載の考案によれば、台板に載置台と一対のフック部付き弾性片とが設けら
れると共に、載置台の挿通孔の両側面を下すぼまりの傾斜面としているから、両弾性片を
押し分けてプリント基板の両側面下部を挿通孔の両傾斜面に圧接させるようにして押し込
み、各フック部を各係合部に係合させるだけで、そのプリント基板を介して磁気ヘッドを
台板に簡単に固定することができる。
図1〜図8は本考案の第1の実施の形態である磁気ヘッド装置を示すものであって、プ
リント基板1付き磁気ヘッド2,3を支持する台板11と、シャーシ7に固定されるベー
ス板12と、台板11及びベース板12を一体連結する複数(この実施の形態では3本)
の連結杆13とが合成樹脂材により一体成形されている。上記以外の構成で図10及び図
11に示す構成と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
前記台板11は、図1〜図3に示すように、平面視略直角三角形状に形成されており、
その上面中央位置に載置台15が一体突設され、該載置台15の上面15aから台板11
の下面に達するプリント基板用挿通孔16が貫設され、該挿通孔16を間に挟んで載置台
15の上面15aの両端に弾性変位可能な一対の弾性片17が一体突設されると共に、該
各弾性片17の先端内面に挿通孔16側に突出する略三角状のフック部18が一体形成さ
れている。
前記プリント基板1の上部の横幅h1を挿通孔16の横幅dよりも大きく設定すると共
に、該プリント基板1の下部の横幅h2を挿通孔16の横幅dと同一または若干小さく設
定することにより、そのプリント基板1の両側面1aの上部と下部との境界に一対の位置
決め段部19が形成され、前記プリント基板1の両側面1aの上部に前記フック部18に
対向して凹状係合部20が形成されている。
プリント基板1の取付手順を説明すると、図8(a)に示すように、プリント基板1を
載置台15の上方から下降させ、該プリント基板1の下端両角部を各フック部18の傾斜
状上面18aに押し付け、両弾性片17を押し分けてプリント基板1の下部を挿通孔16
に挿通することにより、図8(b)に示すように、各位置決め段部19を載置台15の上
面15aに当接させると共に、各フック部18を各係合部20に係合させる。
上記構成によれば、両弾性片17を押し分けてプリント基板1の下部を載置台15の挿
通孔16に挿通し、各位置決め段部19を載置台15の上面15aに当接させると共に、
各フック部18を各係合部20に係合させるだけで、そのプリント基板1を介して磁気ヘ
ッド2,3を台板11に簡単に固定することができる。
前記ベース板12は、図3に示すように、平面視略三角形に形成されており、その中央
部に台板11よりも大きな開口部21が開設され、該ベース板12の3つの角部のうち、
その2つの角部の下面に略L字状係止片12a,12bが一体突設されると共に、その残
り1つの角部に長孔12cが貫設されており、各係止片12a,12bをシャーシ7の係
止孔7bに係合させると共に、ビス8を長孔12cを介してシャーシ7のねじ孔7c(図
2参照)にねじ込むことにより、ベース板12をシャーシ7に固定する。
前記各連結杆13は、弾性変位可能であって、その一端を台板11の各角部外周縁に一
体連結すると共に、該各連結杆13の他端を開口部21の内周面に一体連結することによ
り、その各連結杆13を介して台板11とベース板12とを一体成形しており、台板11
の各角部付近に貫設したねじ孔22にねじ込んだ各調整ねじ8の先端をシャーシ7に押し
付けることにより、図6及び図7に仮想線で示すように、各連結杆13を弾性変位させて
台板11をわずかに持ち上げると共に、該台板11の水平度を調節することにより、磁気
ヘッド2,3の高さ、アジマス調整及びアオリ調整を行う。
上記構成によれば、磁気ヘッド2,3の支持機構を形成する台板11、ベース板12及
び各連結杆13が合成樹脂材により一体成形されており、その支持機構の部品点数が従来
に比べて少なく、しかも、それを量産することができるから、大幅にコストダウンを図る
ことができる。また、前記支持機構の一体化により、従来の仮組立の工程が不要となり、
ベース板12をシャーシ7に固定した後、各調整ねじ8の先端をシャーシ7に押し付けて
ねじ込み量を微調整するだけでよいから、取付作業を能率的に行うことができる。
図9(a)及び(b)は本考案の第2の実施の形態である磁気ヘッド装置の要部を示す
ものであって、挿通孔16の両内側面を小角度α(例えば1°〜5°)で下すぼまり状に
傾斜する傾斜面16aとし、該両傾斜面16a間の上側横幅d1がプリント基板1の横幅
hと同一または若干大きく設定されると共に、その両傾斜面16a間の下側横幅d2がプ
リント基板1の横幅hよりも若干小さく設定されている。上記以外の構成は図1〜図8に
示す第1の実施の形態とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省
略する。
プリント基板1の取付手順を説明すると、図9(a)に示すように、プリント基板1を
載置台15の上方から下降させ、該プリント基板1の下端両角部を各フック部18の傾斜
状上面18aに押し付け、両弾性片17を押し分けてプリント基板1の下部を挿通孔16
に挿通することにより、図9(b)に示すように、プリント基板1の両側面1aの下部を
挿通孔16の両傾斜面16aに圧接させるようにして押し込み、各フック部18を各係合
部20に係合させる。
上記構成によれば、両弾性片17を押し分けてプリント基板1の両側面1aの下部を挿
通孔16の両傾斜面16aに圧接させるようにして押し込み、各フック部18を各係合部
20に係合させるだけで、そのプリント基板1を介して磁気ヘッド2,3を台板11に簡
単に固定することができる。
第1、第2の実施の形態では、フック部18付き弾性片17などのによりプリント基板
1を介して磁気ヘッド2,3を台板11に着脱可能に取り付けたが、これに限定されるわ
けではなく、ビスなどの止着具により磁気ヘッド2,3またはプリント基板1を台板11
に止着するようにしてもよい。
本考案の第1の実施の形態である磁気ヘッド装置を示す斜視図である。 同分解斜視図である。 同平面図である。 図3のA−A矢視図である。 図3のB−B矢視図である。 図3のC−C矢視図である。 図3のD−D矢視図である。 (a)はプリント基板の取付手順の前半を示す要部の縦断面図、(b)は同手順の後半を示す要部の縦断面図である。 (a)は本考案の第2の実施の形態である磁気ヘッド装置におけるプリント基板の取付手順の前半を示す要部の縦断面図、(b)は同手順の後半を示す要部の縦断面図である。 従来例を示す平面図である。 同一部切欠き正面図である。
符号の説明
1 プリント基板
1a プリント基板の側面
2,3 磁気ヘッド
7 シャーシ
8 調整ねじ
11 台板
12 ベース板
13 連結杆
15 載置台
15a 載置台の上面
16 挿通孔
16a 挿通孔の傾斜面
17 弾性片
18 フック部
19 位置決め段部
20 係合部
22 ねじ孔
h プリント基板の横幅
h1 プリント基板の上部の横幅
h2 プリント基板の下部の横幅
d 挿通孔の横幅
d1 両傾斜面間の上側横幅
d2 両傾斜面間の下側横幅

Claims (5)

  1. プリント基板付き音声・コントロール用磁気ヘッドが取り付けられた金属製台板をばね
    を介して金属製ベース板上に載置し、前記台板に所定間隔をおいて貫設した複数の貫通孔
    を通ってベース板のねじ孔に複数の調整ねじをねじ込むことにより、前記磁気ヘッドが台
    板及びばねを介してベース板に取り付けられ、該ベース板をシャシーに固定するようにし
    た磁気ヘッド装置において、前記台板及びベース板が合成樹脂材により成形され、前記台
    板の上面所定位置に載置台が一体突設され、該載置台の上面から台板の下面に達するプリ
    ント基板用挿通孔が貫設され、該挿通孔を間に挟んで載置台の上面両端に弾性変位可能な
    一対の弾性片が一体突設されると共に、該各弾性片の先端にフック部が一体形成され、前
    記プリント基板の上部の横幅を挿通孔の横幅よりも大きく設定すると共に、該プリント基
    板の下部の横幅を挿通孔の横幅と同一または若干小さく設定することにより、そのプリン
    ト基板の両側面の上部と下部との境界に一対の位置決め段部が形成され、前記プリント基
    板の両側面の上部に前記フック部に対向して係合部が形成されており、両弾性片を押し分
    けてプリント基板の下部を挿通孔に挿通することにより、各位置決め段部を載置台の上面
    に当接させると共に、各フック部を各係合部に係合させることにより、そのプリント基板
    を介して磁気ヘッドが台板に固定され、前記ばねに代えて弾性変位可能な複数の合成樹脂
    製連結杆が用いられ、該各連結杆の一端を台板の外周縁に周方向所定間隔をおいて一体連
    結すると共に、その各連結杆の他端をベース板に一体連結することにより、前記台板とベ
    ース板とが各連結杆を介して一体成形されており、前記各調整ねじを台板のねじ孔にねじ
    込むと共に、該各調整ねじの先端をシャーシに押し付けることにより、各連結杆を弾性変
    位させて磁気ヘッドの高さ、アジマス調整及びアオリ調整を行うようにしたことを特徴と
    する磁気ヘッド装置。
  2. プリント基板付き音声・コントロール用磁気ヘッドが取り付けられた金属製台板をばね
    を介して金属製ベース板上に載置し、前記台板に所定間隔をおいて貫設した複数の貫通孔
    を通ってベース板のねじ孔に複数の調整ねじをねじ込むことにより、前記磁気ヘッドが台
    板及びばねを介してベース板に取り付けられ、該ベース板をシャシーに固定するようにし
    た磁気ヘッド装置において、前記台板及びベース板が合成樹脂材により成形され、前記台
    板の上面所定位置に載置台が一体突設され、該載置台の上面から台板の下面に達するプリ
    ント基板用挿通孔が貫設され、該挿通孔の両内側面を下すぼまりの傾斜面とし、該両傾斜
    面間の上側横幅がプリント基板の横幅と同一または若干大きく設定されると共に、その両
    傾斜面間の下側横幅がプリント基板の横幅よりも若干小さく設定され、前記挿通孔を間に
    挟んで載置台の上面両端に弾性変位可能な一対の弾性片が一体突設されると共に、該各弾
    性片の先端にフック部が一体形成され、前記プリント基板の両側面の上部に前記各フック
    部に対向して係合部が形成されており、両弾性片を押し分けてプリント基板の両側面下部
    を挿通孔の両傾斜面に圧接させるようにして押し込み、各フック部を各係合部に係合させ
    ることにより、そのプリント基板を介して磁気ヘッドが台板に固定され、前記ばねに代え
    て弾性変位可能な複数の合成樹脂製連結杆が用いられ、該各連結杆の一端を台板の外周縁
    に周方向所定間隔をおいて一体連結すると共に、その各連結杆の他端をベース板に一体連
    結することにより、前記台板とベース板とが各連結杆を介して一体成形されており、前記
    各調整ねじを台板のねじ孔にねじ込むと共に、該各調整ねじの先端をシャーシに押し付け
    ることにより、各連結杆を弾性変位させて磁気ヘッドの高さ、アジマス調整及びアオリ調
    整を行うようにしたことを特徴とする磁気ヘッド装置。
  3. プリント基板付き磁気ヘッドを取り付けた台板と、該台板を弾性変位可能に支持するベ
    ース板及び複数の調整ねじとを備えた磁気ヘッド装置であって、前記台板及びベース板が
    合成樹脂材により成形され、弾性変位可能な複数の合成樹脂製連結杆の一端を前記台板の
    外周縁に周方向所定間隔をおいて一体連結すると共に、該各連結杆の他端をベース板に一
    体連結することにより、前記台板とベース板とが各連結杆を介して一体成形されており、
    前記各調整ねじを台板のねじ孔にねじ込むと共に、該各調整ねじの先端をシャーシに押し
    付けることにより、各連結杆を弾性変位させて磁気ヘッドの高さ、アジマス調整及びアオ
    リ調整を行うようにしたことを特徴とする磁気ヘッド装置。
  4. 前記台板の上面所定位置に載置台が一体突設され、該載置台の上面から台板の下面に達
    するプリント基板用挿通孔が貫設され、該挿通孔を間に挟んで載置台の上面両端に弾性変
    位可能な一対の弾性片が一体突設されると共に、該各弾性片の先端にフック部が一体形成
    され、前記プリント基板の上部の横幅を挿通孔の横幅よりも大きく設定すると共に、該プ
    リント基板の下部の横幅を挿通孔の横幅と同一または若干小さく設定することにより、そ
    のプリント基板の両側面の上部と下部との境界に一対の位置決め段部が形成され、前記プ
    リント基板の両側面の上部に前記各フック部に対向して係合部が形成されており、両弾性
    片を押し分けてプリント基板の下部を挿通孔に挿通することにより、各位置決め段部を載
    置台の上面に当接させると共に、各フック部を各係合部に係合させることにより、そのプ
    リント基板を介して磁気ヘッドが台板に固定されるようにしたことを特徴とする請求項3
    に記載の磁気ヘッド装置。
  5. 前記台板の上面所定位置に載置台が一体突設され、該載置台の上面から台板の下面に達
    するプリント基板用挿通孔が貫設され、該挿通孔の両内側面を下すぼまりの傾斜面とし、
    該両傾斜面間の上側横幅がプリント基板の横幅と同一または若干大きく設定されると共に
    、その両傾斜面間の下側横幅がプリント基板の横幅よりも若干小さく設定され、前記挿通
    孔を間に挟んで載置台の上面両端に弾性変位可能な一対の弾性片が一体突設されると共に
    、該各弾性片の先端にフック部が一体形成され、前記プリント基板の両側面の上部に前記
    各フック部に対向して係合部が形成されており、両弾性片を押し分けてプリント基板の両
    側面下部を挿通孔の両傾斜面に圧接させるようにして押し込み、各フック部を各係合部に
    係合させることにより、そのプリント基板を介して磁気ヘッドが台板に固定されるように
    したことを特徴とする請求項3に記載の磁気ヘッド装置。
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