JP3108353B2 - バタフライバルブ - Google Patents

バタフライバルブ

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K1/00Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
    • F16K1/16Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members
    • F16K1/18Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps
    • F16K1/22Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps with axis of rotation crossing the valve member, e.g. butterfly valves
    • F16K1/222Shaping of the valve member

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lift Valve (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体をパイプラインで
取り扱う施設における、高圧で流れる流体の流路を開閉
するバタフライバルブに関するものである。さらに詳し
くは、可撓性を有するシートリングが、弁体の閉鎖直前
や開放直後に発生する高圧、高速流体の流動による過大
負荷時に損傷せず、また、流量が最大流量(全開のとき)
の30%以下、特に10パーセント以下のときの微量制
御を可能としたバタフライバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にバタフライバルブは、図11に示
すように、1次側(上流側)から2次側(下流側)へ向かっ
て流体が流動する短い円筒状の弁本体1に、2重偏心構
造の場合、中心を弁本体1の中心線Cからややずらして
垂直な軸2を設ける。この軸2に円板状の弁体3を固着
し、この弁体3を、軸2を中心に回動させて弁本体1の
流路4を開閉するものである。この弁体3の密閉性をよ
くするため、前記流路4の内周部にシートリング5が嵌
め込まれている。
【0003】弁体3を回動させてバタフライバルブを開
放する場合、図11(b)に示すように、弁体3の一方側
3aは流体の流動方向に逆らうように上流側に回動し、
他方側3bは流体の流動方向に従うように下流側に回動
する。そして、2重偏芯構造の場合、弁体3の一方側3
aから隙間ができて開放が始まり、この隙間が次第に弁
体3の他方側3bに向かって広がってゆき、最後に他方
側3bの側端が離れる。バタフライバルブを閉鎖する場
合は逆の順序で閉鎖してゆく。このバタフライバルブの
開放または閉鎖過程において、流路4を流れる流体の速
度は、弁体3が全開(約90度)のときが最も遅く、図1
1(b)に示す開放開始直後または閉鎖直前が最も速くな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のバタフライバル
ブは、図7に一点鎖線で示す特性曲線のように、弁開度
全般において弁開度の変化に対する流量の変化が大き
く、さらに、弁開度が5〜10%の間で流量が0になっ
てしまうため、流量にして10%以下では流量の微量制
御が難しく、5%以下の流量ではほとんど制御不能であ
るという問題点があった。
【0005】これは、弁開度が20%以下の状態では流
体の流速が極度に速くなることと、流体が狭窄部からジ
ェット噴流となって衝突する負荷によってシートリング
5が変形して流路4の有効な通過面積を変化させるため
である。シートリング5にかかる負荷は算術的概算で
〔シートリング5に当たる流体の量〕×〔流速〕2に比
例する。弁開度がある程度以上あれば流速も遅く、した
がってシートリング5の変形もきわめて少ないのでシー
トリング5の変形による流路の有効な通過面積の変化が
あったとしても無視できる程度のものであるる。しか
し、弁開度が極度に小さくなるとこの有効な通過面積の
変化は無視できなくなる。しかも、弁開度が小さくなる
と、流体の流速が速くなり、シートリング5の変形に拍
車をかける。具体的には、一般に弁開度が15%付近の
ときにシートリング5にかかる負荷が最大になる。
【0006】ところが、弁体3の閉鎖の度合いがある限
界を越えると、〔シートリング5に衝突する流体の量〕
が減り始め、〔流速〕が速くなってもシートリング5に
かかる負荷が大きくならなくなり、さらに、〔シートリ
ング5に当たる流体の量〕が減ると負荷が小さくなり始
める。すると、シートリング5の変形が小さくなって流
路が狭くなり加速的に有効な通過面積が減少して閉鎖す
る。このために弁開度が10%以下のあるところから急
激に流量が減少し、しかもこの臨界点はその時の状況
(弁体3の閉鎖速度、温度、流体の比重や粘度、振動の
有無など)で変化するため、弁開度で流量を制御するこ
とは不可能となる。また、従来のバタフライバルブは上
述のように、弁体3の一方側3aの側端が開放開始した
直後や閉鎖する直前となる弁開度15%付近のときに流
速が最も速くなり、シートリング5にかかる負荷もこの
ときが最大となる。しかも流体は狭窄した部分からジェ
ット噴流や乱流となって弁体3aの開口部の下流側に位
置するシートリング5の先端をめくり上げるように衝突
するため、弁体3の一方側3aに位置するシートリング
5の側端が破損しやすいという問題点があった。
【0007】本発明は、第1に、全体流量の10%以下
の流量を微量制御できる特性をもち、第2に、シートリ
ングが破損しにくいバタフライバルブを得ることを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のような課
題を解決するためになされたもので、上流側から下流側
へ向かって流体が流れる筒状の弁本体と、この弁本体の
内周辺に嵌め込まれたシートリングと、弁本体の内部に
設けられ前記シートリングの内周辺に外周のシール面を
密着させてバルブを閉鎖し、回動してバルブを開放する
円盤状の弁体と、この弁体に固着され、前記弁本体を貫
通し、前記流体の流動方向に対して直角な回転自在な軸
とを具備するバタフライバルブにおいて、弁体3の厚み
を下流側に向かって厚くすることにより、前記軸ととも
に弁体を回動させてバルブを開放するときに、弁体の下
流側に回動する側端側から、シートリングと弁体のシー
ル面との間に隙間を生じて開放を始め、弁体が開放して
ゆくに従って弁体の上流側に回動する側端側に向かって
前記シートリングと弁体のシール面との隙間が広がって
ゆくようにしたものである。弁体3の厚みは、バルブを
開放するときに上流に回動する側のみを下流側に向かっ
て厚くしても良いし、全体に下流側に向かって厚くして
も良い。
【0009】
【作用】バルブが閉鎖した状態から弁体を開放方向へ回
動させてゆくと、弁体の上流側に回動する側端側から開
放が始まり、弁体の回動に従って開放した隙間が広がっ
てゆく。バルブを閉鎖するときは逆である。このバルブ
の開放または閉鎖過程において、シートリングにかかる
流体の流動による負荷は、バルブの開放開始の直後や閉
鎖の直前となる弁開度15%付近のときが最も大きくな
るが、シートリングは流路が最も狭窄する場所より上流
側に位置するため、流路の狭窄により発生するジェット
噴流や乱流の影響を受けることがない。さらに、バルブ
の開放開始直後や閉鎖直前に発生する高速の流体による
シートリングの変形がきわめて少なく、10%以下の流
量を容易に制御できるようになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1に基いて説
明する。図1において、1は太矢印で示すように1次側
(上流側)から2次側(下流側)へ向かって流路4を流体が
流れる円筒状の弁本体であり、この弁本体1はフランジ
7をボルトとナット(図示せず)によって配管6に固着す
るようになっている。この弁本体1には、内周面のシー
ル基準位置Bに、弾性を有する素材製のシートリング5
が、保持リング8によって脱落しないように嵌め込まれ
ている。また、弁本体1を貫通した回動自在な軸2がシ
ール基準位置Bから下流側へずらした位置(1次偏芯)で
あって流路4の中心線Cから一方側へややずらした位置
(2次偏芯)に設けられており、バルブを開閉するハンド
ルや駆動装置(図示せず)が弁本体1の外部に取り付けら
れるようになっている。
【0011】前記軸2には、シール基準位置Bに臨ませ
て、前記シートリング5の内周辺にシール面3cを密着
させることによりバルブを密閉する円盤状の弁体3が固
着されている。この弁体3は外部から駆動される軸2と
ともに、一方側3aは上流側へ、他方側3bは下流側へ
向かって回動してバルブを開放する。この弁体3は図1
に示すように、他方側3bより一方側3aの厚みを下流
側に向かって厚く形成されており、外周のシール面3c
は1次偏芯位置の中央を中心とした球面に形成されてい
る。
【0012】以上の第1実施例において、バルブの開放
と閉鎖の作用について説明する。図1(a)に示す閉鎖し
た状態から外部のハンドルや駆動装置によって軸2を駆
動して弁体3を回動させてゆくと、図1(b)に示すよう
に、まず弁体3の他方側3bの端部のシール面3cがシ
ートリング5から離れ、隙間ができてバルブの開放が始
まる。さらに弁体3を回動させてゆくと隙間は一方側3
aへ向かって次第に広がってゆき、最後に一方側3aの
端部のシール面3cがシートリング5から離れる。そし
てさらに弁体3を回動させてゆくと有効な通過面積が増
大してゆき、約90度で全開となる。バルブを閉鎖する
ときは、上述の開放と逆の順序で閉鎖してゆく。
【0013】このバルブの開放、閉鎖過程において、シ
ートリング5にかかる流体の流動による負荷は、図1
(b)に示すバルブの開放開始直後や閉鎖直前となる弁開
度15%付近のときが最も大きくなるが、シートリング
5は流路4が最も狭窄する場所より上流に位置するた
め、流路4の狭窄によるジェット噴流や乱流の影響を受
けることはない。この第1実施例の構成による2重偏芯
構造のバタフライバルブの流量特性曲線の一例を図7に
実線で示す。この流量特性曲線で示されるとおり、バル
ブの全開近くでは流量の飽和による変曲点が存在する
が、弁開度90%以下では略直線と緩やかな曲線を描い
て流量0%に達し、大きな変曲点はない。すなわち、従
来では不可能または難しかった10%以下の流量をも制
御することができるということである。
【0014】以上の第1実施例は、流体の流動方向が弁
体3の平面側から軸2側(図面上では右方向:以下順方
向と呼ぶ)に向う場合に使用されるバタフライバルブの
例である。流体の流動方向が弁体3の軸2側から平面側
(図面上では左方向:以下逆方向と呼ぶ)に向う場合に使
用されるバタフライバルブは、図2(a)(b)に示す第2
実施例のように、弁体3の厚みの関係を一方側3aと他
方側3cとで第1実施例とは逆にすることにより、バル
ブの開放時に弁体3の一方側3aの端部のシール面3c
がシートリング5から離れるように構成する。
【0015】この第2実施例の構成では、図2(a)に示
す閉鎖した状態から弁体3を開放方向へ回動させてゆく
と、図2(b)に示すように、まず弁体3の一方側3aの
端部のシール面3cがシートリング5から離れて隙間が
でき、この隙間が次第に他方側3bへと広がってゆき、
最後に他方側3bの端部のシール面3cがシートリング
5から離れる。このバルブの開放過程において、シート
リング5にかかる流体の流動による負荷は、図2(b)に
示すバルブの開放開始直後のときが最も大きくなるが、
第1実施例と同様にシートリング5が流路4の狭窄によ
るジェット噴流や乱流の影響を受けることはない。
【0016】以上の第1または第2実施例では、弁体3
の一方側3aまたは他方側3bの厚みを厚くするように
構成したが、図3および図4に示すように、弁体3を全
体に流体の流動方向に向かって厚く形成してもよい。す
なわち、流体の流動方向が順方向の場合に使用するバタ
フライバルブは、図3の第3実施例に示すように、弁体
3の厚みを軸2側(図面上右側)に向かって厚く形成す
る。また、流体の流動方向が逆方向の場合に使用するバ
タフライバルブは、図4の第4実施例に示すように、弁
体3の厚みを軸2の反対側(図面上左側)に向かって厚く
形成する。これらの第3、第4実施例は、前記第1、第
2実施例においてバルブの閉鎖時にも開放時にもシート
リング5に接触しない部分の弁体3の厚みを増している
だけなので、流量特性が多少相違する可能性がある以外
はバルブの開放、閉鎖の作用はまったく同様である。し
かし、第1、第2実施例に比して、弁体3の厚みをいわ
ゆるテーパー状にする必要がないので製作が簡単にな
る。
【0017】以上の第1ないし第4実施例では、バルブ
の開放時に、弁体3が流体の流動方向に対して逆らわな
い方向に回動する側が最初にシートリング5から離れる
ように構成したものであるが、図5および図6に示すよ
うに、弁体3が流体の流動方向に対して逆らう方向に回
動する側をバルブの全開状態でもシートリング5から離
れないように構成してもよい。このように構成すると、
利用法、用途に応じ、微開時のみの微流量制御だけでな
く、前範囲の微流量制御を安定して行うことができる。
【0018】以上の実施例では、弁体3の厚みなどによ
って、弁体3の先に開放する側を決定していたが、本発
明はこれに限られるものではなく、図8や図9に示すよ
うに、流体の流動方向に沿って弁体に溝9を形成し、バ
ルブの開放時には、この溝9から開放が始まるようにし
てもよいし、前記各実施例に加えて弁体3の先に開放す
る側に溝9を形成するようにしてもよい。この溝9の形
状や数、配置を変えることにより、10%以下の微小流
量における流量特性を制御して所望の特性にすることが
でき、また、微小流量における小さな乱流の発生を抑制
して流れを整流するようにすることができる。さらに、
図10に示すように、弁体3の両面を流線型に形成し、
大きな乱流の発生を抑制するようにすることもできる。
但し、この場合、全開時の最大流量が減少する可能性は
ある。
【0019】以上の各実施例は、弁体3の軸2をシール
基準面Bからずらした位置であって流路4の中心線Cか
らもややずらした位置に設定した2重偏芯構造のバタフ
ライバルブについて示したが、本発明はこれに限られる
ものではなく、軸2を流路4の中心線上であってシール
基準面Bからずらした偏芯構造のバタフライバルブ、軸
2をシール基準面B上であって流路4の中心線Cからず
らした偏芯構造のバタフライバルブ、また、偏芯構造を
持たないバタフライバルブにも適用できるもので、これ
らのバタフライバルブに適用する場合でも、偏芯構造の
違い以外は基本的な構造上の違いはない。
【0020】また、以上の実施例では、弁体3の厚みを
厚くした分だけ材料が多く必要になり、重量もその分重
くなる。そこで、多少製作上の難度が増すが、弁体3の
内部を中空にしてもよい。また、簡易的には流動方向の
下流側の面をえぐるように形成してもよく、この場合に
は乱流が発生しやすくなるが、シートリング5に影響を
与えて破損させるような乱流ではない。一般に、弁体3
は鋳物で製作されるため、片方の面をえぐるように形成
することはきわめて容易に行うことができる。
【0021】さらに、以上の実施例では、弁体3の外周
のシール面3cは1次偏芯位置の中央を中心とした球面
に形成されているとしたが、本発明はこれに限られるも
のではなく、類似球面や円錐面でもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上のように、バルブの開放
時に、弁体が流体の流動方向に対して逆らわない方向に
回動する側から開放してゆくように構成したので、バル
ブの開放開始直後や閉鎖直前に発生する高速の流体によ
るジェット噴流や乱流がシートリングに当たることがな
く、シートリングの破損を防止することができる。ま
た、バルブの開放開始直後や閉鎖直前に発生する高速の
流体によるシートリングの変形がきわめて少なく、10
%以下の流量を制御することができるという効果を有す
る。
【0023】さらに、流体の流動方向に沿って弁体に溝
を形成し、バルブの開放時には、この溝から開放が始ま
るようにすれば、10%以下の微小流量における流量特
性を制御して所望の特性にすることができ、また、微小
流量における小さな乱流の発生を抑制して流れを整流す
ることができる。さらに、弁体の両面を流線型に形成す
れば、大きな乱流の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバルブの第1実施例の断面図であ
る。
【図2】本発明によるバルブの第2実施例の断面図であ
る。
【図3】本発明によるバルブの第3実施例の断面図であ
る。
【図4】本発明によるバルブの第4実施例の断面図であ
る。
【図5】本発明によるバルブの第5実施例の断面図であ
る。
【図6】本発明によるバルブの第6実施例の断面図であ
る。
【図7】本発明による第1実施例のバルブと、従来のバ
ルブの流量特性を示す特性図である。
【図8】流体の流動方向に沿って溝を形成した弁体の例
を示す平面図である。
【図9】流体の流動方向に沿って溝を形成した弁体の他
の例を示す平面図である。
【図10】流線型に形成した弁体の例を示す平面図であ
る。
【図11】従来のバルブの断面図である。
【符号の説明】
1…弁本体、2…弁体の軸、3…弁体、4…流路、5…
シートリング、6…配管、7…フランジ、8…保持リン
グ、9…溝、B…シール基準位置、C…流路の中心。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上流側から下流側へ向かって流体が流れる
    筒状の弁本体1と、この弁本体1の内周辺に嵌め込まれ
    たシートリング5と、弁本体1の内部に設けられ前記シ
    ートリング5の内周辺に外周のシール面3cを密着させ
    てバルブを閉鎖し、回動してバルブを開放する円盤状の
    弁体3と、この弁体3に固着され、前記弁本体1を貫通
    し、前記流体の流動方向に対して直角な回転自在な軸2
    とを具備するバタフライバルブにおいて、弁体3の厚みを下流側に向かって厚くすることにより、
    前記軸2とともに弁体3を回動させてバルブを開放する
    ときに、弁体3の下流側に回動する側端側から、シート
    リング5と弁体3のシール面3cとの間に隙間を生じて
    開放を始め、弁体3が開放してゆくに従って弁体3の上
    流側に回動する側端側に向かって前記シートリング5と
    弁体3のシール面3cとの隙間が広がってゆくようにし
    たことを特徴とするバタフライバルブ。
  2. 【請求項2】弁体3の厚みを、バルブを開放するときに
    上流に回動する側の厚みを下流側に向かって厚くするこ
    とにより、バルブを開放するときに、弁体3の下流側に
    回動する側端側から、シートリング5と弁体3のシール
    面3cとの間に隙間を生じて開放を始め、弁体3が開放
    してゆくに従って弁体3の上流側に回動する側端側に向
    かって前記シートリング5と弁体3のシール面3cとの
    隙間が広がってゆくようにしたことを特徴とする請求項
    1記載のバタフライバルブ。
  3. 【請求項3】弁体3の厚みを、下流側に向かって全体に
    厚くすることにより、バルブを開放するときに、弁体3
    の下流側に回動する側端側から、シートリング5と弁体
    3のシール面3cとの間に隙間を生じて開放を始め、弁
    体3が開放してゆくに従って弁体3の上流側に回動する
    側端側に向かって前記シートリング5と弁体3のシール
    面3cとの隙間が広がってゆくようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のバタフライバルブ。
  4. 【請求項4】バルブを開放するときに弁体3の下流に回
    動する側のシール面3cに、上流側から弁体の厚みの途
    中まで流体が通過できる溝9を形成することにより、バ
    ルブを開放するときに下流側に回動する弁体3の側端の
    シール面3cから開放させてゆくようにしたことを特徴
    とする請求項1、2または3記載のバタフライバルブ。
  5. 【請求項5】弁体3の両面を流線型に形成したことを特
    徴とする請求項1、2、3、4または5記載のバタフラ
    イバルブ。
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