JP3106999B2 - 無線選択呼出受信装置 - Google Patents
無線選択呼出受信装置Info
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- H04L7/02—Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
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- Signal Processing (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、POCSAG方式
の無線選択呼出受信装置に関し、特に、複数種の伝送速
度を自動的に切り替えて設定する無線選択呼出受信装置
に関する。
の無線選択呼出受信装置に関し、特に、複数種の伝送速
度を自動的に切り替えて設定する無線選択呼出受信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のPOCSAG方式では、
その伝送速度(以下、ボーレートと記載する)が512
bps,1200bps,2400bps(以下、Ab
ps,Bbps,Cbpsと略称する)のいずれかであ
り、この伝送速度はサービスエリアやネットワーク管理
会社によって異なっている。したがって、POCSAG
方式の無線選択呼出受信装置では、一つのボーレート
(Abps,Bbps,Cbpsのいずれか、以下、括
弧内は、その一つを示す)に予め設定されている。具体
的には、ボーレート(Abps,Bbps,Cbps)
に対応するクロック信号の設定及びローパスフィルタ
(LPF)の帯域の切り換えを行い、又は、その帯域専
用のローパスフィルタを装着している。
その伝送速度(以下、ボーレートと記載する)が512
bps,1200bps,2400bps(以下、Ab
ps,Bbps,Cbpsと略称する)のいずれかであ
り、この伝送速度はサービスエリアやネットワーク管理
会社によって異なっている。したがって、POCSAG
方式の無線選択呼出受信装置では、一つのボーレート
(Abps,Bbps,Cbpsのいずれか、以下、括
弧内は、その一つを示す)に予め設定されている。具体
的には、ボーレート(Abps,Bbps,Cbps)
に対応するクロック信号の設定及びローパスフィルタ
(LPF)の帯域の切り換えを行い、又は、その帯域専
用のローパスフィルタを装着している。
【0003】このようなPOCSAG方式の無線選択呼
出受信装置にあっては、無線部における復調検波用の集
積回路(IC)は、ビットレートローパスフィルタを内
蔵しており、ボーレートAbps,Bbps,Cbps
にそれぞれ対応できるようになっている。しかし、PO
CSAG方式の無線選択呼出受信装置におけるデコーダ
が、予め設定した一つのボーレートAbps,Bbp
s,Cbpsのいずれかのみに対応するように設定され
ている。したがって、従来のPOCSAG方式の無線選
択呼出受信装置では、一つのボーレート(Abps,B
bps,Cbps)にのみ対応して使用されている。
出受信装置にあっては、無線部における復調検波用の集
積回路(IC)は、ビットレートローパスフィルタを内
蔵しており、ボーレートAbps,Bbps,Cbps
にそれぞれ対応できるようになっている。しかし、PO
CSAG方式の無線選択呼出受信装置におけるデコーダ
が、予め設定した一つのボーレートAbps,Bbp
s,Cbpsのいずれかのみに対応するように設定され
ている。したがって、従来のPOCSAG方式の無線選
択呼出受信装置では、一つのボーレート(Abps,B
bps,Cbps)にのみ対応して使用されている。
【0004】このような無線選択呼出受信装置は、アン
テナが受信した一斉呼び出し電波の受信信号を無線部が
増幅し、混合して周波数変換し、更に帯域制限を行った
中間周波(IF)信号を出力する。この信号を復調部で
復調したべースバンド信号をローパスフィルタ(LP
F)を通じてノイズ成分を除去して出力し、かつ、例え
ば、このLPFをPOCSAG方式におけるボーレート
Abps,Bbps,Cbpsのいずれかに対応したカ
ットオフ周波数に設定して帯域制限を行っている。更
に、波形成形部でべースバンド信号をデジタル信号し
て、予め記憶している選択呼出番号(信号)と照合し、
その報知をCPU及びデコーダの処理で行っている。
テナが受信した一斉呼び出し電波の受信信号を無線部が
増幅し、混合して周波数変換し、更に帯域制限を行った
中間周波(IF)信号を出力する。この信号を復調部で
復調したべースバンド信号をローパスフィルタ(LP
F)を通じてノイズ成分を除去して出力し、かつ、例え
ば、このLPFをPOCSAG方式におけるボーレート
Abps,Bbps,Cbpsのいずれかに対応したカ
ットオフ周波数に設定して帯域制限を行っている。更
に、波形成形部でべースバンド信号をデジタル信号し
て、予め記憶している選択呼出番号(信号)と照合し、
その報知をCPU及びデコーダの処理で行っている。
【0005】図11は従来のデコーダの構成を示すブロ
ック図である。図11に示すデコーダは、水晶発振子X
talを備える基準信号発生器1が発生するクロック信
号及びデジタルべースバンド信号がビット同期部2へ入
力される。ビット同期部2はPOCSAG方式における
一つのボーレート(Abps,Bbps,Cbps)に
分周したボーレート表示(ボーレートクロック)信号を
生成して、信号処理部3へ出力する。信号処理部3がボ
ーレート表示信号に基づいて、デジタルべースバンド信
号(受信信号)に対する処理を行う。すなわち、受信に
おける選択呼出番号(信号)と予めROMに記憶してい
る選択呼出番号との照合、報知部の起動等の処理を行っ
ている。
ック図である。図11に示すデコーダは、水晶発振子X
talを備える基準信号発生器1が発生するクロック信
号及びデジタルべースバンド信号がビット同期部2へ入
力される。ビット同期部2はPOCSAG方式における
一つのボーレート(Abps,Bbps,Cbps)に
分周したボーレート表示(ボーレートクロック)信号を
生成して、信号処理部3へ出力する。信号処理部3がボ
ーレート表示信号に基づいて、デジタルべースバンド信
号(受信信号)に対する処理を行う。すなわち、受信に
おける選択呼出番号(信号)と予めROMに記憶してい
る選択呼出番号との照合、報知部の起動等の処理を行っ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来例の
無線選択呼出受信装置では、サービスエリア又はネット
ワーク管理会社ごとに対応したボーレートの自動選択が
出来ない。換言すれば、そのボーレートごとに設定した
無線選択呼出受信装置を製造する必要があり、生産性が
低下するという欠点がある。また、サービスエリア又は
同一のサービスエリアにおけるネットワーク管理会社を
変更した場合や、時間帯でボーレートが変更される際
に、それぞに対応したボーレートへの設定し直しが必要
になり、使用上の不便があった。
無線選択呼出受信装置では、サービスエリア又はネット
ワーク管理会社ごとに対応したボーレートの自動選択が
出来ない。換言すれば、そのボーレートごとに設定した
無線選択呼出受信装置を製造する必要があり、生産性が
低下するという欠点がある。また、サービスエリア又は
同一のサービスエリアにおけるネットワーク管理会社を
変更した場合や、時間帯でボーレートが変更される際
に、それぞに対応したボーレートへの設定し直しが必要
になり、使用上の不便があった。
【0007】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、サービスエリア又はネット
ワーク管理会社ごとに異なる複数種の伝送速度から自動
選択できるようになり、この伝送速度ごとに設定した無
線選択呼出受信装置を製造する必要がなくなって、生産
性が向上するとともに、サービスエリア又は同一のサー
ビスエリアにおけるネットワーク管理会社を変更した際
に、それぞに対応した伝送速度への設定し直しが不要に
なって、使用の利便性が向上する無線選択呼出受信装置
の提供を目的としている。
課題を解決するものであり、サービスエリア又はネット
ワーク管理会社ごとに異なる複数種の伝送速度から自動
選択できるようになり、この伝送速度ごとに設定した無
線選択呼出受信装置を製造する必要がなくなって、生産
性が向上するとともに、サービスエリア又は同一のサー
ビスエリアにおけるネットワーク管理会社を変更した際
に、それぞに対応した伝送速度への設定し直しが不要に
なって、使用の利便性が向上する無線選択呼出受信装置
の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1記載の発明は、複数種の伝送速度のいずれ
かで送信される一斉呼び出し電波を受信して復調信号を
出力する受信処理手段と、前記受信処理手段が出力する
復調信号を受信し、受信した伝送速度で動作するように
自動設定し、かつ、受信した選択呼出番号と予め記憶し
ている選択呼出番号とが一致した際に呼び出し動作を行
うための自動呼出動作設定手段とを備えた無線選択呼出
受信装置において、前記受信処理手段及び自動呼出動作
設定手段が、一斉呼び出し電波を受信した受信信号を増
幅し、かつ、中間周波信号に変換して出力する無線部
と、前記無線部からの中間周波信号を復調する復調部
と、前記復調部からの復調べースバンド信号が入力さ
れ、かつ、切替信号によって複数種の伝送速度に対応し
たカットオフ周波数に設定されるローパスフィルタと、
前記ローパスフィルタからのべースバンド信号をデジタ
ル信号に変換する波形成形部と、受信報知を行うための
報知部と、前記波形成形部からのデジタルべースバンド
信号が入力され、かつ、受信した選択呼出番号と予め記
憶している選択呼出番号との照合、前記報知部の起動及
びローパスフィルタのカットオフ周波数の切り替えを行
う切替信号を送出するデコーダと、自己無線選択呼出受
信装置固有の選択呼出番号を予め記憶した記憶部とを有
し、さらに、前記デコーダが、基準となるクロック信号
を発生する基準信号発生器と、複数種の伝送速度のそれ
ぞれに対応したボーレート表示信号を出力するビット同
期部と、復調信号と前記ビット同期部からのボーレート
表示信号との位相比較を行って今回受信した伝送速度に
対応する出力電圧を送出する位相比較部と、前記位相比
較部からの出力電圧をデジタル信号に変換するA/Dコ
ンバータと、前記A/Dコンバータからのデジタル信号
化した出力電圧を予め設定した判定電圧と比較して今回
受信した伝送速度 に対応した設定信号を出力する判定回
路と、前記判定回路からの伝送速度に対応した設定信号
に応じて前記ビット同期部のボーレート表示信号を選択
して出力するセレクタと、前記セレクタからのボーレー
ト表示信号に基づいて、受信した選択呼出番号と予め記
憶している選択呼出番号との照合、報知部の起動及びロ
ーパスフィルタのカットオフ周波数の切り替えを行う切
替信号を送出する信号処理部とを備える構成としてあ
る。
に、請求項1記載の発明は、複数種の伝送速度のいずれ
かで送信される一斉呼び出し電波を受信して復調信号を
出力する受信処理手段と、前記受信処理手段が出力する
復調信号を受信し、受信した伝送速度で動作するように
自動設定し、かつ、受信した選択呼出番号と予め記憶し
ている選択呼出番号とが一致した際に呼び出し動作を行
うための自動呼出動作設定手段とを備えた無線選択呼出
受信装置において、前記受信処理手段及び自動呼出動作
設定手段が、一斉呼び出し電波を受信した受信信号を増
幅し、かつ、中間周波信号に変換して出力する無線部
と、前記無線部からの中間周波信号を復調する復調部
と、前記復調部からの復調べースバンド信号が入力さ
れ、かつ、切替信号によって複数種の伝送速度に対応し
たカットオフ周波数に設定されるローパスフィルタと、
前記ローパスフィルタからのべースバンド信号をデジタ
ル信号に変換する波形成形部と、受信報知を行うための
報知部と、前記波形成形部からのデジタルべースバンド
信号が入力され、かつ、受信した選択呼出番号と予め記
憶している選択呼出番号との照合、前記報知部の起動及
びローパスフィルタのカットオフ周波数の切り替えを行
う切替信号を送出するデコーダと、自己無線選択呼出受
信装置固有の選択呼出番号を予め記憶した記憶部とを有
し、さらに、前記デコーダが、基準となるクロック信号
を発生する基準信号発生器と、複数種の伝送速度のそれ
ぞれに対応したボーレート表示信号を出力するビット同
期部と、復調信号と前記ビット同期部からのボーレート
表示信号との位相比較を行って今回受信した伝送速度に
対応する出力電圧を送出する位相比較部と、前記位相比
較部からの出力電圧をデジタル信号に変換するA/Dコ
ンバータと、前記A/Dコンバータからのデジタル信号
化した出力電圧を予め設定した判定電圧と比較して今回
受信した伝送速度 に対応した設定信号を出力する判定回
路と、前記判定回路からの伝送速度に対応した設定信号
に応じて前記ビット同期部のボーレート表示信号を選択
して出力するセレクタと、前記セレクタからのボーレー
ト表示信号に基づいて、受信した選択呼出番号と予め記
憶している選択呼出番号との照合、報知部の起動及びロ
ーパスフィルタのカットオフ周波数の切り替えを行う切
替信号を送出する信号処理部とを備える構成としてあ
る。
【0009】請求項2記載の無線選択呼出受信装置は、
複数種の伝送速度のいずれかで送信される一斉呼び出し
電波を受信して復調信号を出力する受信処理手段と、前
記受信処理手段が出力する復調信号を受信し、受信した
伝送速度で動作するように自動設定し、かつ、受信した
選択呼出番号と予め記憶している選択呼出番号とが一致
した際に呼び出し動作を行うための自動呼出動作設定手
段とを備えた無線選択呼出受信装置において、前記受信
処理手段及び自動呼出動作設定手段が、一斉呼び出し電
波を受信した受信信号を増幅し、かつ、中間周波信号に
変換して出力する無線部と、前記無線部からの中間周波
信号を復調する復調部と、前記復調部からの復調べース
バンド信号が入力され、かつ、切替信号によって複数種
の伝送速度に対応したカットオフ周波数に設定されるロ
ーパスフィルタと、前記ローパスフィルタからのべース
バンド信号をデジタル信号に変換する波形成形部と、受
信報知を行うための報知部と、前記波形成形部からのデ
ジタルべースバンド信号が入力され、かつ、受信した選
択呼出番号と予め記憶している選択呼出番号との照合、
前記報知部の起動及びローパスフィルタのカットオフ周
波数の切り替えを行う切替信号を送出するデコーダと、
自己無線選択呼出受信装置固有の選択呼出番号を予め記
憶した記憶部とを有し、さらに、前記デコーダが、復調
信号を送信側が設定した伝送速度に対応した出力電圧と
して送出する周波数弁別器と、前記周波数弁別器からの
出力電圧を判定電圧と比較して、送信側が設定した伝送
速度に対応する設定信号を出力する比較器と、前記比較
器からの伝送速度に対応した設定信号に応じて前記ビッ
ト同期部のボーレート表示信号を選択して出力するセレ
クタと、前記セレクタからのボーレート表示信号に基づ
いて、受信した選択呼出番号と予め記憶している選択呼
出番号との照合、報知部の起動及びローパスフィルタの
カットオフ周波数を切り替えるための切替信号を送出す
る信号処理部とを備える構成としてある。
複数種の伝送速度のいずれかで送信される一斉呼び出し
電波を受信して復調信号を出力する受信処理手段と、前
記受信処理手段が出力する復調信号を受信し、受信した
伝送速度で動作するように自動設定し、かつ、受信した
選択呼出番号と予め記憶している選択呼出番号とが一致
した際に呼び出し動作を行うための自動呼出動作設定手
段とを備えた無線選択呼出受信装置において、前記受信
処理手段及び自動呼出動作設定手段が、一斉呼び出し電
波を受信した受信信号を増幅し、かつ、中間周波信号に
変換して出力する無線部と、前記無線部からの中間周波
信号を復調する復調部と、前記復調部からの復調べース
バンド信号が入力され、かつ、切替信号によって複数種
の伝送速度に対応したカットオフ周波数に設定されるロ
ーパスフィルタと、前記ローパスフィルタからのべース
バンド信号をデジタル信号に変換する波形成形部と、受
信報知を行うための報知部と、前記波形成形部からのデ
ジタルべースバンド信号が入力され、かつ、受信した選
択呼出番号と予め記憶している選択呼出番号との照合、
前記報知部の起動及びローパスフィルタのカットオフ周
波数の切り替えを行う切替信号を送出するデコーダと、
自己無線選択呼出受信装置固有の選択呼出番号を予め記
憶した記憶部とを有し、さらに、前記デコーダが、復調
信号を送信側が設定した伝送速度に対応した出力電圧と
して送出する周波数弁別器と、前記周波数弁別器からの
出力電圧を判定電圧と比較して、送信側が設定した伝送
速度に対応する設定信号を出力する比較器と、前記比較
器からの伝送速度に対応した設定信号に応じて前記ビッ
ト同期部のボーレート表示信号を選択して出力するセレ
クタと、前記セレクタからのボーレート表示信号に基づ
いて、受信した選択呼出番号と予め記憶している選択呼
出番号との照合、報知部の起動及びローパスフィルタの
カットオフ周波数を切り替えるための切替信号を送出す
る信号処理部とを備える構成としてある。
【0010】 請求項3記載の無線選択呼出受信装置は、
前記位相比較部として、復調信号とボーレート表示信号
との位相比較を行った伝送速度に対応する出力電圧を送
出する位相比較器と、相比較器からの今回の伝送速度に
対応する出力電圧を保持して送出するチャージポンプ
と、チャージポンプからの出力電圧におけるノイズ成分
を除去して出力するループフィルタとを備える構成とし
てある。
前記位相比較部として、復調信号とボーレート表示信号
との位相比較を行った伝送速度に対応する出力電圧を送
出する位相比較器と、相比較器からの今回の伝送速度に
対応する出力電圧を保持して送出するチャージポンプ
と、チャージポンプからの出力電圧におけるノイズ成分
を除去して出力するループフィルタとを備える構成とし
てある。
【0011】 請求項4記載の無線選択呼出受信装置は、
前記ローパスフィルタとして、抵抗器との組み合わせに
よって第1の伝送速度に対応する第1のカットオフ周波
数に設定するためのコンデンサを、切替信号に基づいて
接地する第1のトランジスタスイッチング回路と、抵抗
器との組み合わせによって第2の伝送速度に対応する第
2のカットオフ周波数に設定するためのコンデンサを、
切替信号に基づいて接地する第2のトランジスタスイッ
チング回路と、抵抗器との組み合わせによって第3の伝
送速度に対応する第3のカットオフ周波数に設定するた
めのコンデンサを、切替信号に基づいて接地する第3の
トランジスタスイッチング回路とを備える構成としてあ
る。
前記ローパスフィルタとして、抵抗器との組み合わせに
よって第1の伝送速度に対応する第1のカットオフ周波
数に設定するためのコンデンサを、切替信号に基づいて
接地する第1のトランジスタスイッチング回路と、抵抗
器との組み合わせによって第2の伝送速度に対応する第
2のカットオフ周波数に設定するためのコンデンサを、
切替信号に基づいて接地する第2のトランジスタスイッ
チング回路と、抵抗器との組み合わせによって第3の伝
送速度に対応する第3のカットオフ周波数に設定するた
めのコンデンサを、切替信号に基づいて接地する第3の
トランジスタスイッチング回路とを備える構成としてあ
る。
【0012】 請求項5記載の無線選択呼出受信装置は、
この装置をPOCSAG方式に適用する構成としてあ
る。
この装置をPOCSAG方式に適用する構成としてあ
る。
【0013】 このような構成からなる本発明の無線選択
呼出受信装置は、複数種の伝送速度のいずれかで送信さ
れる一斉呼び出し電波を受信し、この受信した伝送速度
に選択呼び出し動作が自動設定される。この結果、サー
ビスエリア又はネットワーク管理会社ごとに異なる複数
種の伝送速度から自動選択できるようになり、この伝送
速度ごとに設定した無線選択呼出受信装置を製造する必
要がなくなって、生産性が向上する。更に、サービスエ
リア又は同一のサービスエリアにおけるネットワーク管
理会社を変更した際に、それぞに対応した伝送速度への
設定し直しが不要になって、使用の利便性が向上する。
呼出受信装置は、複数種の伝送速度のいずれかで送信さ
れる一斉呼び出し電波を受信し、この受信した伝送速度
に選択呼び出し動作が自動設定される。この結果、サー
ビスエリア又はネットワーク管理会社ごとに異なる複数
種の伝送速度から自動選択できるようになり、この伝送
速度ごとに設定した無線選択呼出受信装置を製造する必
要がなくなって、生産性が向上する。更に、サービスエ
リア又は同一のサービスエリアにおけるネットワーク管
理会社を変更した際に、それぞに対応した伝送速度への
設定し直しが不要になって、使用の利便性が向上する。
【0014】 特に、請求項2記載の無線選択呼出受信装
置は、復調信号から、送信側が設定した伝送速度に対応
した出力電圧を周波数弁別(生成)して出力し、更に、
ここからの出力電圧を判定電圧と比較して、送信側が設
定した伝送速度に対応する設定信号を出力している。し
たがって、例えば、その構成がデジタル信号処理よりも
簡素化できるようになる。
置は、復調信号から、送信側が設定した伝送速度に対応
した出力電圧を周波数弁別(生成)して出力し、更に、
ここからの出力電圧を判定電圧と比較して、送信側が設
定した伝送速度に対応する設定信号を出力している。し
たがって、例えば、その構成がデジタル信号処理よりも
簡素化できるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の無線選択呼出受信
装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図
1は本発明の無線選択呼出受信装置の第1実施形態にお
ける全体構成を示すブロック図である。この無線選択呼
出受信装置は、アンテナ11が一斉呼び出し電波を受信
した際の受信信号Saを増幅し、かつ、混合して周波数
変換し、更に帯域制限した中間周波(IF)信号を出力
する無線部12を有し、かつ、無線部12からの中間周
波信号を復調したべースバンド信号Sbを出力する復調
部13を有している。
装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図
1は本発明の無線選択呼出受信装置の第1実施形態にお
ける全体構成を示すブロック図である。この無線選択呼
出受信装置は、アンテナ11が一斉呼び出し電波を受信
した際の受信信号Saを増幅し、かつ、混合して周波数
変換し、更に帯域制限した中間周波(IF)信号を出力
する無線部12を有し、かつ、無線部12からの中間周
波信号を復調したべースバンド信号Sbを出力する復調
部13を有している。
【0016】 更に、この無線選択呼出受信装置は、復調
部13からのべースバンド信号Sbが入力され、切替信
号SW1,SW2,SW3によって、例えば、POCS
AG方式におけるボーレート512bps,1200b
ps又は2400bps(Abps,Bbps,Cbp
s)にそれぞれ対応した複数種のカットオフ周波数に設
定されるローパスフィルタ(LPF)14を有し、か
つ、LPF14からのべースバンド信号をデジタル信号
に変換する波形成形部15と、受信した選択呼出番号
(信号)と予めROM19に記憶している選択呼出番号
との照合、報知部18の起動、及び、LPF14の切り
替えを制御を行うためのデコーダ16と、このデコーダ
16と連動して各種の制御を行うCPU17とを有して
いる。
部13からのべースバンド信号Sbが入力され、切替信
号SW1,SW2,SW3によって、例えば、POCS
AG方式におけるボーレート512bps,1200b
ps又は2400bps(Abps,Bbps,Cbp
s)にそれぞれ対応した複数種のカットオフ周波数に設
定されるローパスフィルタ(LPF)14を有し、か
つ、LPF14からのべースバンド信号をデジタル信号
に変換する波形成形部15と、受信した選択呼出番号
(信号)と予めROM19に記憶している選択呼出番号
との照合、報知部18の起動、及び、LPF14の切り
替えを制御を行うためのデコーダ16と、このデコーダ
16と連動して各種の制御を行うCPU17とを有して
いる。
【0017】 また、この無線選択呼出受信装置は、使用
者への呼び出し、例えば、断続音や振動による受信報知
を行うための報知部18と、自己装置固有の選択呼出番
号を記憶したROM19と、各種の設定情報などを一時
的に記憶するRAM20と、デコーダ16からの制御信
号によってボーレート、例えば、POCSAG方式にお
けるボーレート(Abps,Bbps,Cbps)に対
応してLPF14のカットオフ周波数を設定(切替)す
るための切替信号SW1〜SW3を送出する切替回路2
1とを有している。
者への呼び出し、例えば、断続音や振動による受信報知
を行うための報知部18と、自己装置固有の選択呼出番
号を記憶したROM19と、各種の設定情報などを一時
的に記憶するRAM20と、デコーダ16からの制御信
号によってボーレート、例えば、POCSAG方式にお
けるボーレート(Abps,Bbps,Cbps)に対
応してLPF14のカットオフ周波数を設定(切替)す
るための切替信号SW1〜SW3を送出する切替回路2
1とを有している。
【0018】 図2は図1中のデコーダ16の詳細な構成
を示すブロック図である。このデコーダ16は、水晶発
信子Xtalを備えて基準となるクロック信号を発生す
る基準信号発生器601を有し、かつ、POCSAG方
式におけるボーレート512bps,1200bps,
2400bps(Abps,Bbps,Cbps)のそ
れぞれに対応したボーレート表示(ボーレートクロッ
ク)信号1,2,3を出力するビット同期部602を有
している。
を示すブロック図である。このデコーダ16は、水晶発
信子Xtalを備えて基準となるクロック信号を発生す
る基準信号発生器601を有し、かつ、POCSAG方
式におけるボーレート512bps,1200bps,
2400bps(Abps,Bbps,Cbps)のそ
れぞれに対応したボーレート表示(ボーレートクロッ
ク)信号1,2,3を出力するビット同期部602を有
している。
【0019】 また、このデコーダ16は、復調信号Sd
とビット同期部602からのボーレート表示信号(1〜
3)の位相比較を行って、今回受信したボーレート(A
bps,Bbps,Cbps)に対応した出力電圧(V
1〜V3)を送出する位相比較部603を有し、かつ、
位相比較部603からの出力電圧(V1〜V3)をデジ
タル信号に変換するA/Dコンバータ605と、このA
/Dコンバータ605からのデジタル信号化した出力電
圧を判定電圧と比較して今回の受信におけるボーレート
(Abps,Bbps,Cbps)に対応した設定信号
Stを出力する判定回路606とを有している。
とビット同期部602からのボーレート表示信号(1〜
3)の位相比較を行って、今回受信したボーレート(A
bps,Bbps,Cbps)に対応した出力電圧(V
1〜V3)を送出する位相比較部603を有し、かつ、
位相比較部603からの出力電圧(V1〜V3)をデジ
タル信号に変換するA/Dコンバータ605と、このA
/Dコンバータ605からのデジタル信号化した出力電
圧を判定電圧と比較して今回の受信におけるボーレート
(Abps,Bbps,Cbps)に対応した設定信号
Stを出力する判定回路606とを有している。
【0020】 また、このデコーダ16は、判定回路60
6からのボーレート(Abps,Bbps,Cbps)
に対応した設定信号Stに対応してビット同期部602
のボーレート表示信号1〜3の一つを選択して出力する
セレクタ604と、このセレクタ604からのボーレー
ト表示信号(1〜3)に基づいて、受信における選択呼
出番号(信号)と予めROM19に記憶している選択呼
出番号との照合、報知部18の起動及びLPF14の切
り替えの制御を行うための信号処理部607とを有して
いる。
6からのボーレート(Abps,Bbps,Cbps)
に対応した設定信号Stに対応してビット同期部602
のボーレート表示信号1〜3の一つを選択して出力する
セレクタ604と、このセレクタ604からのボーレー
ト表示信号(1〜3)に基づいて、受信における選択呼
出番号(信号)と予めROM19に記憶している選択呼
出番号との照合、報知部18の起動及びLPF14の切
り替えの制御を行うための信号処理部607とを有して
いる。
【0021】 図3は図2中の位相比較部603の詳細な
構成を示すブロック図である。この位相比較部603
は、復調信号Sdとボーレート表示信号1〜3(基準信
号)との位相比較を行ったボーレート512bps,1
200bps,2400bps(Abps,Bbps,
Cbps)にそれぞれ対応する出力電圧V1,V2,V
3を送出する位相比較器801を有している。更に、位
相比較器801からの出力電圧(V1〜V3)を保持し
て出力するチャージポンプ802と、このチャージポン
プ802からの出力電圧(V1〜V3)における高域ノ
イズ成分を除去して出力するループフィルタ803とを
有している。
構成を示すブロック図である。この位相比較部603
は、復調信号Sdとボーレート表示信号1〜3(基準信
号)との位相比較を行ったボーレート512bps,1
200bps,2400bps(Abps,Bbps,
Cbps)にそれぞれ対応する出力電圧V1,V2,V
3を送出する位相比較器801を有している。更に、位
相比較器801からの出力電圧(V1〜V3)を保持し
て出力するチャージポンプ802と、このチャージポン
プ802からの出力電圧(V1〜V3)における高域ノ
イズ成分を除去して出力するループフィルタ803とを
有している。
【0022】 図4は図2中のLPF14の詳細な構成を
示すブロック図である。このLPF14は、抵抗入力型
のローパスフィルタであり、抵抗器Rとの組み合わせに
よってボーレート512bps(Abps)のカットオ
フ周波数に設定するためのコンデンサC1を切替信号S
W1に基づいて接地するトランジスタスイッチング回路
TR1を有している。更に、ボーレート1200bps
(Bbps)に設定するためのコンデンサC2を、切替
信号SW2に基づいて接地するトランジスタスイッチン
グ回路TR2と、同様にボーレート2400bps(C
bps)に設定するためのコンデンサC3を、切替信号
SW3に基づいて接地するトランジスタスイッチング回
路TR3とを有している。
示すブロック図である。このLPF14は、抵抗入力型
のローパスフィルタであり、抵抗器Rとの組み合わせに
よってボーレート512bps(Abps)のカットオ
フ周波数に設定するためのコンデンサC1を切替信号S
W1に基づいて接地するトランジスタスイッチング回路
TR1を有している。更に、ボーレート1200bps
(Bbps)に設定するためのコンデンサC2を、切替
信号SW2に基づいて接地するトランジスタスイッチン
グ回路TR2と、同様にボーレート2400bps(C
bps)に設定するためのコンデンサC3を、切替信号
SW3に基づいて接地するトランジスタスイッチング回
路TR3とを有している。
【0023】 次に、この第1実施形態の動作について説
明する。アンテナ11が、送信側で設定されたボーレー
ト、例えば、POCSAG方式におけるボーレート51
2bps,1200bps,2400bps(Abp
s,Bbps,Cbps)の一斉呼び出し電波を受信す
る。このアンテナ11からの受信信号Saが無線部12
に入力され、ここで増幅し、混合して周波数変換し、更
に帯域制限を行った中間周波(IF)信号を出力する。
この無線部2からの中間周波信号を復調部13で復調し
たべースバンド信号Sbを出力する。このべースバンド
信号SbがLPF14に入力される。
明する。アンテナ11が、送信側で設定されたボーレー
ト、例えば、POCSAG方式におけるボーレート51
2bps,1200bps,2400bps(Abp
s,Bbps,Cbps)の一斉呼び出し電波を受信す
る。このアンテナ11からの受信信号Saが無線部12
に入力され、ここで増幅し、混合して周波数変換し、更
に帯域制限を行った中間周波(IF)信号を出力する。
この無線部2からの中間周波信号を復調部13で復調し
たべースバンド信号Sbを出力する。このべースバンド
信号SbがLPF14に入力される。
【0024】 LPF14は、切替信号SW1〜SW3に
対応するPOCSAG方式におけるボーレート512b
ps,1200bps,2400bps(Abps,B
bps,Cbps)ごとに対応したカットオフ周波数に
帯域設定(制限)され、かつ、デコードに支障がないよ
うに高域ノイズ成分を除去して信号/雑音(S/N比)
が向上したべースバンド信号Scを波形成形部15へ出
力する。波形成形部15ではべースバンド信号Scをデ
ジタル信号化し、この復調信号Sdがデコーダ16に入
力される。デコーダ16では、復調信号Sdにおける選
択呼出番号と予めROM19に記憶している選択呼出番
号とを比較して一致した際にCPU17の制御によって
報知部18を起動して断続音や振動による受信報知を使
用者に対して行う。
対応するPOCSAG方式におけるボーレート512b
ps,1200bps,2400bps(Abps,B
bps,Cbps)ごとに対応したカットオフ周波数に
帯域設定(制限)され、かつ、デコードに支障がないよ
うに高域ノイズ成分を除去して信号/雑音(S/N比)
が向上したべースバンド信号Scを波形成形部15へ出
力する。波形成形部15ではべースバンド信号Scをデ
ジタル信号化し、この復調信号Sdがデコーダ16に入
力される。デコーダ16では、復調信号Sdにおける選
択呼出番号と予めROM19に記憶している選択呼出番
号とを比較して一致した際にCPU17の制御によって
報知部18を起動して断続音や振動による受信報知を使
用者に対して行う。
【0025】 この動作では、デコーダ16が今回の一斉
呼び出し電波を受信した際の受信信号Saにおけるボー
レート(Abps,Bbps,Cbps)を自動検出し
てLPF14のカットオフ周波数を切り換え、かつ、デ
コーダ16でのボーレート(Abps,Bbps,Cb
ps)を、送信側での設定による一つのボーレート(A
bps,Bbps,Cbps)に対応して自動設定し
て、その呼び出し報知を行っている。以下、この動作を
詳細に説明する。
呼び出し電波を受信した際の受信信号Saにおけるボー
レート(Abps,Bbps,Cbps)を自動検出し
てLPF14のカットオフ周波数を切り換え、かつ、デ
コーダ16でのボーレート(Abps,Bbps,Cb
ps)を、送信側での設定による一つのボーレート(A
bps,Bbps,Cbps)に対応して自動設定し
て、その呼び出し報知を行っている。以下、この動作を
詳細に説明する。
【0026】 図5はデコーダ16の動作を説明するため
の図であり、図6は位相比較部603の動作を説明する
ための図である。図2に示すデコーダ16では、基準信
号発生器601がクロック信号を発生してビット同期部
602に出力する。ビット同期部602、位相比較部6
03及び信号処理部607には、図5(a)(b)
(c)に示す波形成形部15から送信側が設定している
POCSAG方式における一つのボーレート(Abp
s,Bbps,Cbps)に対応する復調信号Sdが入
力される。ここで、ビット同期部602は、POCSA
G方式におけるボーレート(Abps,Bbps,Cb
ps)のそれぞれを対応して示すボーレート表示信号
1,2,3をセレクタ604に出力し、同時にボーレー
ト表示信号2である基準信号rを位相比較部603へ出
力する。
の図であり、図6は位相比較部603の動作を説明する
ための図である。図2に示すデコーダ16では、基準信
号発生器601がクロック信号を発生してビット同期部
602に出力する。ビット同期部602、位相比較部6
03及び信号処理部607には、図5(a)(b)
(c)に示す波形成形部15から送信側が設定している
POCSAG方式における一つのボーレート(Abp
s,Bbps,Cbps)に対応する復調信号Sdが入
力される。ここで、ビット同期部602は、POCSA
G方式におけるボーレート(Abps,Bbps,Cb
ps)のそれぞれを対応して示すボーレート表示信号
1,2,3をセレクタ604に出力し、同時にボーレー
ト表示信号2である基準信号rを位相比較部603へ出
力する。
【0027】 図3に示す位相比較部603では、図5
(a)(b)(c)及び図6に示すように位相比較器8
01で復調信号Sdと基準信号rとの位相比較を行う。
この位相比較器801は、ボーレート(Abps,Bb
ps,Cbps)に対応する出力電圧(V1〜V3)を
チャージポンプ802へ送出し、更に、ループフィルタ
803を通じてノイズ成分を除去して図2に示すA/D
コンバータ605に送出する。このA/Dコンバータ6
05で出力電圧(V1〜V3)をデジタル信号に変換し
て判定回路606に出力する。この場合の出力電圧は、
V1<V2<V3の関係になる。
(a)(b)(c)及び図6に示すように位相比較器8
01で復調信号Sdと基準信号rとの位相比較を行う。
この位相比較器801は、ボーレート(Abps,Bb
ps,Cbps)に対応する出力電圧(V1〜V3)を
チャージポンプ802へ送出し、更に、ループフィルタ
803を通じてノイズ成分を除去して図2に示すA/D
コンバータ605に送出する。このA/Dコンバータ6
05で出力電圧(V1〜V3)をデジタル信号に変換し
て判定回路606に出力する。この場合の出力電圧は、
V1<V2<V3の関係になる。
【0028】 図7は判定回路606の動作を説明するた
めの図である。判定回路606では、出力電圧(V1〜
V3)値が図7に示すように判定電圧VR1,VR2間
の場合に、ボーレート(Abps,Bbps,Cbp
s)に対応した設定信号Stをセレクタ604に出力す
る。セレクタ604は、この設定信号Stごとに対応し
て、ビット同期部602のボーレート表示信号(1〜
3)をセレクタ604が選択して信号処理607に送出
する。
めの図である。判定回路606では、出力電圧(V1〜
V3)値が図7に示すように判定電圧VR1,VR2間
の場合に、ボーレート(Abps,Bbps,Cbp
s)に対応した設定信号Stをセレクタ604に出力す
る。セレクタ604は、この設定信号Stごとに対応し
て、ビット同期部602のボーレート表示信号(1〜
3)をセレクタ604が選択して信号処理607に送出
する。
【0029】 信号処理607は、セレクタ604からの
ボーレート表示信号(1〜3)に対応した動作に設定し
て、その処理を行う。すなわち、受信した選択呼出番号
(信号)と予めROM19に記憶している選択呼出番号
との照合、報知部18の起動及びLPF14のカットオ
フ周波数に設定する切り替えを制御する。
ボーレート表示信号(1〜3)に対応した動作に設定し
て、その処理を行う。すなわち、受信した選択呼出番号
(信号)と予めROM19に記憶している選択呼出番号
との照合、報知部18の起動及びLPF14のカットオ
フ周波数に設定する切り替えを制御する。
【0030】 図4に示すLPF14では、切替回路21
からの切替信号(SW1〜SW3)に対応するPOCS
AG方式におけるボーレート(Abps,Bbps,C
bps)に整合するように、そのカットオフ周波数に帯
域を設定する。すなわち、ここでは、コンデンサC1を
トランジスタスイッチング回路TR1が切替信号SW1
でオン(導通)になって接地し、抵抗器Rとの組み合わ
せによるボーレート512bpsのカットオフ周波数に
設定される。
からの切替信号(SW1〜SW3)に対応するPOCS
AG方式におけるボーレート(Abps,Bbps,C
bps)に整合するように、そのカットオフ周波数に帯
域を設定する。すなわち、ここでは、コンデンサC1を
トランジスタスイッチング回路TR1が切替信号SW1
でオン(導通)になって接地し、抵抗器Rとの組み合わ
せによるボーレート512bpsのカットオフ周波数に
設定される。
【0031】 同様にしてコンデンサC2をトランジスタ
スイッチング回路TR2が切替信号SW2でオン(導
通)になって接地し、抵抗器Rとの値によってボーレー
ト1200bpsのカットオフ周波数に設定する。ま
た、コンデンサC3をトランジスタスイッチング回路T
R3が切替信号SW3でオン(導通)になって接地し
て、ボーレート2400bpsのカットオフ周波数に設
定する。
スイッチング回路TR2が切替信号SW2でオン(導
通)になって接地し、抵抗器Rとの値によってボーレー
ト1200bpsのカットオフ周波数に設定する。ま
た、コンデンサC3をトランジスタスイッチング回路T
R3が切替信号SW3でオン(導通)になって接地し
て、ボーレート2400bpsのカットオフ周波数に設
定する。
【0032】 次に、第2実施形態について説明する。こ
の第2実施形態は図1に示す第1実施形態に対してボー
レート検出方法が異なっている。図8は第2実施形態に
おけるデコーダ16aの構成を示すブロック図である。
デコーダ16aは、復調信号Sdを送信側が設定した一
つのボーレート(Abps,Bbps,Cbps)に対
応する図9に示す出力電圧V(V1〜V3)を送出する
周波数弁別器703を有している。更に、周波数弁別器
703からの出力電圧(V1〜V3)を判定電圧VR1
0,VR20と比較して、送信側が設定した一つのボー
レート(Abps,Bbps,Cbps)に対応した設
定信号Stを出力する比較器705,706を有してい
る。
の第2実施形態は図1に示す第1実施形態に対してボー
レート検出方法が異なっている。図8は第2実施形態に
おけるデコーダ16aの構成を示すブロック図である。
デコーダ16aは、復調信号Sdを送信側が設定した一
つのボーレート(Abps,Bbps,Cbps)に対
応する図9に示す出力電圧V(V1〜V3)を送出する
周波数弁別器703を有している。更に、周波数弁別器
703からの出力電圧(V1〜V3)を判定電圧VR1
0,VR20と比較して、送信側が設定した一つのボー
レート(Abps,Bbps,Cbps)に対応した設
定信号Stを出力する比較器705,706を有してい
る。
【0033】 また、デコーダ16aには第1実施形態と
同様に動作する基準信号発生器701、ビット同期部7
02、セレクタ704及び信号処理部707が設けられ
ている。
同様に動作する基準信号発生器701、ビット同期部7
02、セレクタ704及び信号処理部707が設けられ
ている。
【0034】 次に、この第2実施形態のデコーダ16a
の動作について説明する。図9はデコーダ16aの動作
における出力電圧を説明するための図であり、図10
は、送信側が設定した一つのボーレート(Abps,B
bps,Cbps)の判定動作を説明するための図であ
る。復調信号Sdが周波数弁別器703に入力される
と、ここで復調信号Sdは電圧に変換され、送信側が設
定した一つのボーレート(Abps,Bbps,Cbp
s)に対応する図9に示す出力電圧V(V1〜V3)が
得られる。
の動作について説明する。図9はデコーダ16aの動作
における出力電圧を説明するための図であり、図10
は、送信側が設定した一つのボーレート(Abps,B
bps,Cbps)の判定動作を説明するための図であ
る。復調信号Sdが周波数弁別器703に入力される
と、ここで復調信号Sdは電圧に変換され、送信側が設
定した一つのボーレート(Abps,Bbps,Cbp
s)に対応する図9に示す出力電圧V(V1〜V3)が
得られる。
【0035】 この周波数弁別器703からの出力電圧V
(1〜V3)が二つの比較器705,706に入力され
る。比較器705,706には図10に示すように二種
の判定電圧VR10,VR20が設定されている。この
判定電圧VR10,VR20と周波数弁別器703から
の出力電圧V(V1〜V3)とを比較して、送信側が設
定した一つのボーレート(Abps,Bbps,Cbp
s)に対応した設定信号Stをセレクタ704に出力す
る。これ以降のセレクタ704及び信号処理部707の
動作は、図2に示した第1実施形態のデコーダ16の場
合と同様である。なお、基準信号発生器701及びビッ
ト同期部702の動作も、図2に示した第1実施形態の
デコーダ16と同様である。更に、このデコーダ16a
以外の無線選択呼出の受信動作は、図1をもって説明し
た受信動作と同様である。
(1〜V3)が二つの比較器705,706に入力され
る。比較器705,706には図10に示すように二種
の判定電圧VR10,VR20が設定されている。この
判定電圧VR10,VR20と周波数弁別器703から
の出力電圧V(V1〜V3)とを比較して、送信側が設
定した一つのボーレート(Abps,Bbps,Cbp
s)に対応した設定信号Stをセレクタ704に出力す
る。これ以降のセレクタ704及び信号処理部707の
動作は、図2に示した第1実施形態のデコーダ16の場
合と同様である。なお、基準信号発生器701及びビッ
ト同期部702の動作も、図2に示した第1実施形態の
デコーダ16と同様である。更に、このデコーダ16a
以外の無線選択呼出の受信動作は、図1をもって説明し
た受信動作と同様である。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の無線選択呼出受信装置によれば、複数種の伝送速度の
いずれかで送信される一斉呼び出し電波を受信し、この
受信した伝送速度に選択呼び出し動作を自動設定してい
る。
の無線選択呼出受信装置によれば、複数種の伝送速度の
いずれかで送信される一斉呼び出し電波を受信し、この
受信した伝送速度に選択呼び出し動作を自動設定してい
る。
【0037】 この結果、サービスエリア又はネットワー
ク管理会社ごと異なる複数種の伝送速度から自動選択で
きるようになり、この伝送速度ごとに設定した無線選択
呼出受信装置を製造する必要がなくなって、生産性が向
上する。更に、サービスエリア又は同一のサービスエリ
アにおけるネットワーク管理会社を変更した際に、それ
ぞに対応した伝送速度への設定し直しが不要になって、
使用の利便性が向上する。
ク管理会社ごと異なる複数種の伝送速度から自動選択で
きるようになり、この伝送速度ごとに設定した無線選択
呼出受信装置を製造する必要がなくなって、生産性が向
上する。更に、サービスエリア又は同一のサービスエリ
アにおけるネットワーク管理会社を変更した際に、それ
ぞに対応した伝送速度への設定し直しが不要になって、
使用の利便性が向上する。
【0038】 また、請求項2記載の無線選択呼出受信装
置は、復調信号を送信側が設定した伝送速度に対応する
出力電圧に周波数弁別(生成)して出力し、更に、ここ
からの出力電圧を判定電圧と比較して、送信側が設定し
た伝送速度に対応する設定信号を出力している。この結
果、例えば、その構成がデジタル信号処理よりも簡素化
できるようになる。
置は、復調信号を送信側が設定した伝送速度に対応する
出力電圧に周波数弁別(生成)して出力し、更に、ここ
からの出力電圧を判定電圧と比較して、送信側が設定し
た伝送速度に対応する設定信号を出力している。この結
果、例えば、その構成がデジタル信号処理よりも簡素化
できるようになる。
【図1】本発明の無線選択呼出受信装置の第1実施形態
における全体構成を示すブロック図である。
における全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のデコーダの詳細な構成を示すブロック
図である。
図である。
【図3】図2中の位相比較部の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】図1中のLPFの詳細な構成を示すブロック図
である。
である。
【図5】(a)〜(c)は、第1実施形態にあってデコ
ーダの動作を説明するための図である。
ーダの動作を説明するための図である。
【図6】第1実施形態にあって位相比較部の動作を説明
するための図である。
するための図である。
【図7】第1実施形態にあって判定回路の動作を説明す
るための図である。
るための図である。
【図8】第2実施形態におけるデコーダの構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図9】第2実施形態におけるデコーダの動作における
出力電圧を説明するための図である。
出力電圧を説明するための図である。
【図10】(a),(b)は、第2実施形態にあって、
送信側が設定した一つのボーレートの判定動作を説明す
るための図である。
送信側が設定した一つのボーレートの判定動作を説明す
るための図である。
【図11】従来のデコーダの構成を示すブロック図であ
る。
る。
12 無線部 13 復調部 14 LPF 16,16a デコーダ 18 報知部 21 切替回路 601,701 基準信号発生器 602,702 ビット同期部 603,801 位相比較部 606 判定回路 604,704 セレクタ 607,707 信号処理部 703 周波数弁別器 705,706 比較器 802 チャージポンプ 803 ループフィルタ TR1,TR2,TR3 トランジスタスイッチング回
路
路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/04 - 7/38
Claims (5)
- 【請求項1】 複数種の伝送速度のいずれかで送信され
る一斉呼び出し電波を受信して復調信号を出力する受信
処理手段と、この受信処理手段が出力する復調信号を受
信しこの受信した伝送速度で動作するように自動設定
し、かつ、受信した選択呼出番号と予め記憶している選
択呼出番号とが一致した際に呼び出し動作を行うための
自動呼出動作設定手段とを備えた無線選択呼出受信装置
において、前記受信処理手段及び自動呼出動作設定手段が、 一斉呼び出し電波を受信した受信信号を増幅し、かつ、
中間周波信号に変換して出力する無線部と、前記無線部
からの中間周波信号を復調する復調部 及び、前記復調部からの復調べースバンド信号が入力され、か
つ、切替信号によって複数種の伝送速度に対応したカッ
トオフ周波数に設定されるローパスフィルタと、前記ロ
ーパスフィルタからのべースバンド信号をデジタル信号
に変換する波形成形部と、受信報知を行うための報知部
と、前記波形成形部からのデジタルべースバンド信号が
入力され、かつ、受信した選択呼出番号と予め記憶して
いる選択呼出番号との照合、前記報知部の起動及びロー
パスフィルタのカットオフ周波数の切り替えを行う切替
信号を送出するデコーダと、自己無線選択呼出受信装置
固有の選択呼出番号を予め記憶した記憶部とを有し、 さらに、前記デコーダが、 基準となるクロック信号を発生する基準信号発生器と、 複数種の伝送速度のそれぞれに対応したボーレート表示
信号を出力するビット同期部と、 復調信号と前記ビット同期部からのボーレート表示信号
との位相比較を行って今回受信した伝送速度に対応する
出力電圧を送出する位相比較部と、 前記位相比較部からの出力電圧をデジタル信号に変換す
るA/Dコンバータと、 前記A/Dコンバータからのデジタル信号化した出力電
圧を予め設定した判定 電圧と比較して今回受信した伝送
速度に対応した設定信号を出力する判定回路と、 前記判定回路からの伝送速度に対応した設定信号に応じ
て前記ビット同期部のボーレート表示信号を選択して出
力するセレクタと、 前記セレクタからのボーレート表示信号に基づいて、受
信した選択呼出番号と予め記憶している選択呼出番号と
の照合、報知部の起動及びローパスフィルタのカットオ
フ周波数の切り替えを行う切替信号を送出する信号処理
部と、 を備えることを特徴とする無線選択呼出受信装置。 - 【請求項2】 複数種の伝送速度のいずれかで送信され
る一斉呼び出し電波を受信して復調信号を出力する受信
処理手段と、この受信処理手段が出力する復調信号を受
信しこの受信した伝送速度で動作するように自動設定
し、かつ、受信した選択呼出番号と予め記憶している選
択呼出番号とが一致した際に呼び出し動作を行うための
自動呼出動作設定手段とを備えた無線選択呼出受信装置
において、前記受信処理手段及び自動呼出動作設定手段が、 一斉呼び出し電波を受信した受信信号を増幅し、かつ、
中間周波信号に変換して出力する無線部と、前記無線部
からの中間周波信号を復調する復調部 及び、前記復調部からの復調べースバンド信号が入力され、か
つ、切替信号によって複数種の伝送速度に対応したカッ
トオフ周波数に設定されるローパスフィルタと、前記ロ
ーパスフィルタからのべースバンド信号をデジタル信号
に変換する波形成形部と、受信報知を行うための報知部
と、前記波形成形部からのデジタルべースバンド信号が
入力され、かつ、受信した選択呼出番号と予め記憶して
いる選択呼出番号との照合、前記報知部の起動及びロー
パスフィルタのカットオフ周波数の切り替えを行う切替
信号を送出するデコーダと、自己無線選択呼出受信装置
固有の選択呼出番号を予め記憶した記憶部とを有し、 さらに、 前記デコーダが、 復調信号を送信側が設定した伝送速度に対応した出力電
圧として送出する周波数弁別器と、 前記周波数弁別器からの出力電圧を判定電圧と比較し
て、送信側が設定した伝送速度に対応する設定信号を出
力する比較器と、 前記比較器からの伝送速度に対応した設定信号に応じて
前記ビット同期部のボーレート表示信号を選択して出力
するセレクタと、 前記セレクタからのボーレート表示信号に基づいて、受
信した選択呼出番号と予め記憶している選択呼出番号と
の照合、報知部の起動及びローパスフィルタのカットオ
フ周波数を切り替えるための切替信号を送出する信号処
理部と、 を備えることを特徴とする無線選択呼出受信装置。 - 【請求項3】 前記位相比較部として、 復調信号とボーレート表示信号との位相比較を行った伝
送速度に対応する出力電圧を送出する位相比較器と、 前記相比較器からの今回の伝送速度に対応する出力電圧
を保持して送出するチャージポンプと、 前記チャージポンプからの出力電圧におけるノイズ成分
を除去して出力するループフィルタと、 を備えることを特徴とする請求項1記載の無線選択呼出
受信装置。 - 【請求項4】 前記ローパスフィルタとして、 抵抗器との組み合わせによって第1の伝送速度に対応す
る第1のカットオフ周波数に設定するためのコンデンサ
を、切替信号に基づいて接地する第1のトランジスタス
イッチング回路と、 前記抵抗器との組み合わせによって第2の伝送速度に対
応する第2のカットオフ周波数に設定するためのコンデ
ンサを、切替信号に基づいて接地する第2のトランジス
タスイッチング回路と、 前記抵抗器との組み合わせによって第3の伝送速度に対
応する第3のカットオフ周波数に設定するためのコンデ
ンサを、切替信号に基づいて接地する第3のトランジス
タスイッチング回路と、 を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の無線選
択呼出受信装置。 - 【請求項5】 前記請求項1〜4のいずれかに記載の装
置をPOCSAG方式に適用することを特徴とする無線
選択呼出受信装置。
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