JP4578391B2 - 信号強度検出回路 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信用の集積回路(以下「IC」という。)等に内蔵される受信側の信号強度検出回路(Received Signal Strength Indicator、以下「RSSI回路」という。)に関するものである。
従来、無線通信用ICに内蔵されるRSSI回路に関する技術としては、例えば、次のような文献に記載されるものがあった。
IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUITS VOL. 35,No. 10,OCTOBER 2000 pp. 1474 - 1480 "A 2-V 10.7-MHz CMOS Limiting Amplifire/RSSI" 特開2000−151318号公報
図4は、非特許文献1の1475頁の図1に記載された従来の無線受信回路を示す構成図、及び、図5は、同頁の図2に記載された無線受信回路内のRSSI回路を示す構成図である。
図4に示す無線受信回路では、無線周波数信号(以下「RF信号」という。)がアンテナ1で受信されて帯域制限フィルタ2で帯域制限され、低雑音の増幅器(以下「アンプ」という。)3で増幅された後、帯域制限フィルタ4−1で帯域制限される。帯域制限された受信信号は、局部発振器5の出力信号とミクサ6で混合されて、例えば10.7MHzの中間周波数信号(以下「IF信号」という。)が取り出され、チャネル選択フィルタ4−2でチャネル選択される。チャネル選択されたIF信号は、信号を一定の振幅制限内で増幅する振幅制限アンプ10によって所望の信号レベルになるように増幅され、復調回路8で復調され、ベースバンド信号処理回路9で所定の処理が行われてベースバンドデータDAが出力される。
又、図4におけるRSSI回路20は、振幅制限アンプ10の信号を利用して受信強度を検出する回路で、このRSSI回路20の検出信号により、低雑音アンプ3のゲイン(利得)が調整されて受信強度が一定値に維持されると共に、ベースバンド信号処理回路9にて所定の処理に利用される。
ここで、RSSI回路20の動作を説明するため、振幅制限アンプ10とRSSI回路20の箇所(図4中の破線部)を抜き出し詳細に示したものが図5となる。以下、この図5を用いて動作を説明する。
図5は、回路全体として疑似ログ(log)アンプとして動作する回路であり、振幅制限アンプ10及びRSSI回路20により構成されている。振幅制限アンプ10では、各々同一のゲインを持った複数段(例えば、7段)のアンプ11−1〜11−7が直列接続され、最終段のアンプ11−7の出力信号の高周波成分がフィルタ12で除去されてオフセット減算器13へ帰還される。この帰還信号が、オフセット減算器13で入力IF信号から減算されてこの入力IF信号のオフセット分が除去され、初段のアンプ11−1に入力される。そして、各段のアンプ11−1〜11−7で順次増幅され、最終段のアンプ11−7の出力信号が差動アンプ14により差動増幅され、IF信号が出力される。
RSSI回路20は、入力IF信号と振幅制限アンプ10内の各段のアンプ11−1〜11−7の出力波形とをそれぞれ振幅検波する複数(例えば、8個)のディテクタ(検波器)21−1〜21−8と、これらのディテクタ21−1〜21−8の出力信号を加算する加算手段22(例えば、ディテクタ21−1〜21−8が電流出力のためにこれらのディテクタ出力を単純結線することによりアナログ加算を実現)と、この加算手段22の出力信号を積分するための抵抗23a及びキャパシタ23bからなるローパスフィルタ(以下「LPF」という。)23とにより構成されている。LPF23は、加算手段22の出力信号がIF周波数の成分を有した脈流であるため、その平滑化のために設けられており、そのカットオフ周波数は一般的にIF周波数に比べ十分低い値になるように、抵抗23aとキャパシタ23bとにより設定されている。
特許文献1には、無線携帯端末における周辺レベル検出装置の技術が記載されている。この周辺レベル検出装置では、RF信号を受信してこのRF信号に起因する受信信号を出力すると共に周辺レベル信号を出力する受信部と、RF信号入力に同期しているか否かを判定する同期判定部と、受信部からの周辺レベル信号を受けるLPFからなる時定数可変型周辺レベル検出部とを備えている。そして、周辺レベル検出部が、同期判定部でRF入力に同期していないと判定されると、LPFからなる周辺レベル検出部の時定数を、同期判定部でRF信号入力に同期していると判定された場合の周辺レベル検出部の時定数よりも大きくする。このように、無線携帯端末が、受信RF信号に位相同期していない場合、RSSI時定数を位相同期している時のそれよりも大きく切り替えることにより、サンプルタイミングのずれによる測定誤差を小さくして、移動局の位相同期状態によらずRSSI値検出を安定に行えて、精度を向上させることを可能にしている。
しかしながら、従来のRSSI回路20では、次の(a)〜(d)のような課題があった。
(a) 周波数変調(例えば、周波数シフトキーイング(FSK))された変調信号を受信する無線通信用ICに、従来の図5の構成のRSSI回路20を採用した場合には、その受信系回路内に配置された帯域制限フィルタ2,4−1やチャネル選択フィルタ4−2の中心周波数の「ずれ」や「ばらつき」、或いは、通過帯域内の周波数特性の影響や受信系全系の周波数特性の影響によって、ベースバンドデータDAの変化に応じてIF信号レベルが変動してしまい、これによって信号強度変化とは無関係にRSSI回路20のRSSI出力レベルが変動してしまうと言う問題点があった。
(b) 前記(a)の問題点を回避するためには、変調速度を考慮してLPF23のカットオフ周波数をより低く設定する必要があるが、複数の変調速度に対応した無線通信用ICであれば、低い変調速度に合わせたカットオフ周波数に設定しなければならず、高い変調速度の信号受信時にはRSSI出力の応答が遅れてしまうと言う問題点が発生する。
(c) LPF23に使われている抵抗23aとキャパシタ23bは、通常IC内部に形成されたポリシリコン抵抗や拡散抵抗と、メタル配線を使った並行平板キャパシタやMOSキャパシタとを利用しているため、不用意に低い力ットオフ周波数(大きな抵抗値と容量値)に設定することは広いチップ面積を必要とすることになり、チップコストの増加をもたらしてしまうと言う問題点があった。
(d) 前記(a)〜(c)の問題点を解決するために、特許文献1に記載された周辺レベル検出部におけるLPFの時定数を可変にする技術を利用することが考えられる。しかし、非特許文献1及び特許文献1の技術は、変調速度の異なる信号を取り扱うものではないことから、複数の変調信号を取り扱うような場合には、好適なLPFの時定数を設定することが難しく、前記の問題点を解決出来なかった。
本発明は、このような従来の課題を解決し、RSSI回路を実現し、ひいては高性能な無線通信用IC等を提供することを目的とする。
本発明の信号強度検出回路は、RF信号を複数の増幅段により増幅して出力する振幅制限アンプと、前記各増幅段の出力信号をそれぞれ検波する複数のディテクタと、前記複数のディテクタの出力信号を加算する加算手段と、変調速度に応じて切り替えられる複数の時定数を有し、前記切り替えられた時定数により前記加算手段の出力信号を積分するLPFとを備えている。
請求項1〜3に係る発明によれば、外部から設定された変調速度(或いは変調周波数)に対応して、選択信号に連動してLPFの時定数を切り替えることが可能になる。そのため、それぞれの時定数を変調速度に応じた最適な値に設定しておけば、安定且つ応答性の良いRSSI出力が得られ、これにより高性能な無線通信用IC等を提供することが可能となる。
請求項4、5に係る発明によれば、データ保持手段のプリセット値によって変調速度毎に任意の抵抗及びキャパシタの組み合わせを選択できるため、各々の変調速度において最適な値の時定数を設定することが可能になる。これにより、安定且つ応答性の良いRSSI出力が得られ、高性能な無線通信用IC等を提供することが可能となる。
RSSI回路は、IF信号を複数の増幅段により増幅して出力する振幅制限アンプと、前記各増幅段の出力信号をそれぞれ検波する複数のディテクタと、前記複数のディテクタの出力信号を加算する加算手段と、変調速度(或いは変調周波数)に応じて切り替えられる複数の時定数を有し、前記切り替えられた時定数により前記加算手段の出力信号を積分するLPFとを備えている。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1のRSSI回路を示す構成図であり、従来の図5中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このRSSI回路は、無線通信用ICに内蔵され、従来の図5に示すものと同様の振幅制限アンプ10と、RSSI部30とにより構成されている。
振幅制限アンプ10では、従来の図5に示されているように、各々同一のゲインを持った複数段(例えば、7段)のアンプ11−1〜11−7が直列接続され、最終段のアンプ11−7の出力信号の高周波成分がフィルタ12で除去されてオフセット減算器13へ帰還される。この帰還信号が、オフセット減算器13で入力IF信号から減算されてこの入力IF信号のオフセット分が除去され、初段のアンプ11−1に入力される。そして、各段のアンプ11−1〜11−7で順次増幅され、最終段のアンプ11−7の出力信号が差動アンプ14により差動増幅され、IF信号が出力されるようになっている。
RSSI部30は、従来と同様に入力IF信号と振幅制限アンプ10内の各段のアンプ11−1〜11−7の出力波形とをそれぞれ振幅検波する複数(例えば、8個)のディテクタ21−1〜21−8と、これらのディテクタ21−1〜21−8の出力信号を加算する加算手段22(例えば、ディテクタ出力を単純結線することによりアナログ加算を実現)と、LPF制御用のコントロール回路40と、このコントロール回路40により時定数が設定され、加算手段22の出力信号を積分するための従来のものとは異なる時定数可変型LPF50とにより構成されている。
コントロール回路40は、n種類の変調速度(即ち、変調周波数)の設定可能な無線通信用ICの外部から設定される変調速度(変調周波数)に対応して、LPF50へ出力するための時定数設定用の選択信号S1〜Snのいずれか1つをイネーブル(例えば、電源電圧レベルの信号、つまり、ハイ(“H”)レベルの信号)にするための回路である。
LPF50は、加算手段22の出力信号がIF周波数の成分を有した脈流であるため、その平滑化のために設けられており、加算手段22とグランドGNDとの間に接続された抵抗51と、この抵抗51に対してそれぞれ並列に接続されたキャパシタ52−1〜52−n及びスイッチ手段(例えば、Nチャネル型MOSトランジスタ、以下「NMOS」という。)53−1〜53−nからなる複数(n)の直列回路とにより構成されている。各NMOS53−1〜53−nは、このゲート端子に与えられる各選択信号S1〜Snのイネーブル(“H”レベルの信号)によってオン状態になるトランジスタである。キャパシタ52−1〜52−nは、それぞれ異なる容量値を有するものである。
(実施例1の動作)
振幅制限アンプ10の動作は、従来の図5と同様に、最終段のアンプ11−7の出力信号の高周波成分がフィルタ12で除去されてオフセット減算器13へ帰還され、この帰還信号がオフセット減算器13で入力IF信号から減算されてこの入力IF信号のオフセット分が除去され、初段のアンプ11−1に入力される。そして、各段のアンプ11−1〜11−7で順次増幅され、最終段のアンプ11−7の出力信号が差動アンプ14により差動増幅され、IF信号が出力される。
入力IF信号と振幅制限アンプ10内の各段のアンプ11−1〜11−7の出力波形とは、これらに対応する各ディテクタ21−1〜21−8により振幅が検波され、これらのディテクタ21−1〜21−8の出力電流が加算手段22により加算される。加算された電流は、LPF50で平滑され、RSSI電流として出力される。
LPF50では、コントロール回路40から出力される選択信号S1〜Snの1つがイネーブル(“H”レベルの信号)になることで、これに対応したNMOS(例えば、53−1)がオンし、抵抗51及びキャパシタ52−1の積で決まる時定数により、加算手段22により加算された電流が平滑されることになる。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、IC外部から設定された変調速度(変調周波数)に対応して、コントロール回路40から出力される選択信号S1〜Snのいずれかをイネーブル(“H”レベルの信号)とすることでLPF50の時定数を切り替えることが可能になる。そのため、選択されるキャパシタと抵抗51とによるそれぞれの時定数を変調速度(変調周波数)に応じた最適な値に設定しておけば、安定且つ応答性の良いRSSI出力が得られ、これにより高性能な無線通信用IC等を提供することが可能となる。
(実施例2の構成)
図2は、本発明の実施例2のRSSI回路の要部を示す構成図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例2のRSSI部30Aでは、時定数可変型LPF50の時定数を設定するための実施例1のコントロール回路40に代えて、コントロール回路41、これにより制御されるデータ保持手段(例えば、レジスタ群)42及びセレクタ43が設けられている。
コントロール回路41は、m種類の変調速度(即ち、変調周波数)の設定可能な無線通信用ICの外部から設定される変調速度(変調周波数)に対応して、レジスタ群42をアクセス制御すると共に、このレジスタ群42の出力側に接続されたセレクタ43を切り替えるための変調速度選択信号S42を出力する回路である。レジスタ群42は、m個のレジスタ42−1〜42−mを有している。
各レジスタ42−1〜42−mは、NMOS53−1〜53−nの数に対応してnビット(bits)のフリップフロップ(FF)によりそれぞれ構成され、変調速度毎に最適なデータS41が事前にコントロール回路41によってプリセットされる。
セレクタ43は、コントロール回路41からの変調速度選択信号S42により切り替えられ、各nビットのレジスタ42−1〜42−mの出力信号の1つを選択して、NMOS53−1〜53−nの1つをオン状態にするための回路である。例えば、レジスタ42−1が選択される変調速度選択信号S42がコントロール回路41から出力されると、そのレジスタ42−1のn本の出力信号は、セレクタ43を経由してそのまま選択信号 S1〜Snの形でNMOS53−1〜53−nのゲート端子へ出力される。
なお、変調速度選択信号S42としては、m種類の変調速度が表現できる形であれば、デコードされた信号、或いは、変調速度と1対1のm本の信号等のいずれであっても良い。その他の構成は、実施例1と同様である。
(実施例2の動作)
実施例1と同様に、ディテクタ21−1〜21−8の出力電流が加算手段22により加算され、この加算された電流が、LPF50で平滑されてRSSI電流として出力される。
無線通信用ICの外部から設定される変調速度(変調周波数)に対応して、コントロール回路41から変調速度選択信号S42が出力され、セレクタ43が切り替えられる。すると、各nビットのレジスタ42−1〜42−mの出力信号の1つ(例えば、レジスタ42−1の出力信号)がセレクタ43で選択され、このセレクタ43から出力される選択信号S1がイネーブル(“H”)になり、NMOS53−1がオン状態になる。これにより、抵抗51及びキャパシタ52−1の積で決まる時定数により、加算手段22により加算された電流が平滑されることになる。
(実施例2の効果)
本実施例2によれば、次の(1)〜(4)のような効果がある。
(1) 例えば、キャパシタ52−1〜52−nの容量値C1〜Cnを、
Cn=2*Cn-1 (但し、n>2)
の式を満足するような設定にしておくことにより、選択信号S1〜Snの組み合わせによって容量値C1〜Cnを最小値(C1)から最大値(2*Cn−C1)までC1刻みで変更できることになる。一方、選択信号S1〜Snの組み合わせは、コントロール回路41によりレジスタ群42に書き込まれたデータS41を読み出すことによって制御される。そのため、IC外部から入力される変調速度毎に最適な容量値C1〜Cnになるような設定を予めレジスタ群42にプリセットしておくことによって、コントロール回路41から出力される変調速度選択信号S42に連動してLPF50の時定数を切り替えることが可能になる。
即ち、レジスタ42−1〜42−mのプリセット値によって変調速度毎に任意のキャパシタ52−1〜52−nの組み合わせを選択できるため、各々の変調速度において最適な値の容量値(積分時定数)を設定することが可能になる。
(2) レジスタ42−1〜42−mのデータの内容をIC内部の他の制御信号やIC外部からの制御信号等の手段により書き替えることで、IC製造後にも必要に応じて時定数を調整するが可能になる。これにより、RSSI部30A内のLPF50の時定数を変調速度に応じた最適な値に設定できるため、安定且つ応答性の良いRSSI出力が得られ、高性能な無線通信用IC等を提供することが可能となる。
(実施例3の構成)
図3は、本発明の実施例3のRSSI回路の要部を示す構成図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例3のRSSI部30Bでは、図1の容量値を変えるLPF50に代えて、抵抗値を変えるLPF50Bを設けている。このLPF50Bは、加算手段22とグランドGNDとの間に直列に接続されたn個の抵抗51−1〜51−nと、この各抵抗51−1〜51−nにそれぞれ並列に接続されたn個のNMOS53−1〜53−nと、加算手段22とグランドGNDとの間に接続されたキャパシタ52とにより構成されている。各NMOS53−1〜53−nは、この各ゲート端子に与えられるコントロール回路40からの選択信号S1〜Snによりオン/オフ動作する。その他の構成は、実施例1と同様である。
(実施例3の動作・効果)
本実施例3によれば、IC外部から設定された変調速度(変調周波数)に対応して、コントロール回路40から出力される選択信号S1〜SnによりNMOS53−1〜53−nがオンしてこのNMOSが短絡され、LPF50B内の抵抗51−1〜51−nの合成抵抗値が変化するので、時定数を切り替えることが可能になり、実施例1と同様の効果が得られる。又、ICでは、各抵抗51−1〜51−nの形成面積に比べてキャパシタ52の形成面積が大きくなるが、本実施例3では、キャパシタ52が1個であるため、図1の回路に比べて回路形成面積を縮小出来る。
なお、本発明は、実施例1〜3に限定されず、種々の変形や利用形態が可能である。この変形や利用形態としては、例えば、次の(i)〜(iv)のようなものがある。
(i) LPF50,50Bの時定数を切り替える方法としては、キャパシタと抵抗を同時に切り替える等の他の構成にしても良い。又、図2において、レジスタ群42にプリセットされた複数の組み合わせのデータを、信号強度検出時に変更可能とする手段を設けても良い。
(ii) LPF50,50Bの時定数を切り替えるためのスイッチ手段としては、Pチャネル型MOSトランジスタ、バイポーラトランジスタ等の他のスイッチ素子を用いても良い。
(iii) RSSI部30,30A,30Bを図示以外の構成に変更したり、振幅制限アンプ10を図示以外の構成に変更したり、或いは振幅制限アンプ10を他の回路に置き換える等の変形も可能である。
(iv) 実施例2のように、複数のキャパシタを組み合わせて選択可能とする場合には、複数のキャパシタを同じ容量値のものとし、選択信号による選択により並列に接続されるキャパシタの個数によってLPFを構成するキャパシタとしての容量を変えるようにすることも出来る。
本発明の実施例1のRSSI回路を示す構成図である。 本発明の実施例2のRSSI回路の要部を示す構成図である。 本発明の実施例3のRSSI回路の要部を示す構成図である。 従来の無線受信回路を示す構成図である。 図4のRSSI回路を示す構成図である。
符号の説明
10 振幅制限アンプ
21−1〜21−8 ディテクタ
22 加算手段
30,30A,30B RSSI部
40,41 コントロール回路
42 レジスタ群
43 セレクタ
50,50B LPF
51,51−1〜51−n 抵抗
52,52−1〜52−n キャパシタ
53−1〜53−n NMOS

Claims (5)

  1. 無線周波数信号を複数の増幅段により増幅して出力する振幅制限増幅器と、
    前記各増幅段の出力信号をそれぞれ検波する複数のディテクタと、
    前記複数のディテクタの出力信号を加算する加算手段と、
    変調速度に応じて切り替えられる複数の時定数を有し、前記切り替えられた時定数により前記加算手段の出力信号を積分するローパスフィルタと、
    を備えたことを特徴とする信号強度検出回路。
  2. 前記ローパスフィルタは、
    抵抗とキャパシタの複数の組み合わせで構成され、前記複数の組み合わせが、前記変調速度に応じて切り替えられることを特徴とする請求項1記載の信号強度検出回路。
  3. 前記ローパスフィルタは、
    1つ又は複数の抵抗と1つ又は複数のキャパシタとの複数の組み合わせで構成され、前記複数の組み合わせが、前記変調速度に応じた選択信号により切り替えられることを特徴とする請求項1記載の信号強度検出回路。
  4. 前記複数の組み合わせのデータは、予めデータ保持手段にプリセットされ、前記変調速度に応じた前記選択信号により、前記プリセットされた前記複数の組み合わせのデータが選択されて前記時定数が切り替えられることを特徴とする請求項2又は3記載の信号強度検出回路。
  5. 前記データ保持手段にプリセットされた前記複数の組み合わせのデータを、信号強度検出時に変更可能とする手段を有することを特徴とする請求項4記載の信号強度検出回路。
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