JP3106571B2 - 冗長系クロック切り戻し方式 - Google Patents
冗長系クロック切り戻し方式Info
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- JP3106571B2 JP3106571B2 JP03200157A JP20015791A JP3106571B2 JP 3106571 B2 JP3106571 B2 JP 3106571B2 JP 03200157 A JP03200157 A JP 03200157A JP 20015791 A JP20015791 A JP 20015791A JP 3106571 B2 JP3106571 B2 JP 3106571B2
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- Japan
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- circuit
- reference phase
- pulse
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロックの切り戻し方式
に関し、特に、冗長系を構成し、位相同期発振器を有す
るクロック生成方式に関する。
に関し、特に、冗長系を構成し、位相同期発振器を有す
るクロック生成方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の位相同期発振器を2重化したクロ
ックの切り戻し方式は、図3に示すように、第1切り戻
し信号S0 が制御部に入力されると、制御部の論理ゲー
トを通り、タイムリーに選択回路に第2切り戻し信号S
1を出力し、予備系から現用系に切り戻していた。
ックの切り戻し方式は、図3に示すように、第1切り戻
し信号S0 が制御部に入力されると、制御部の論理ゲー
トを通り、タイムリーに選択回路に第2切り戻し信号S
1を出力し、予備系から現用系に切り戻していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の位相同期発振器
を2重化したクロックの切り戻し方式では、現用系と予
備系の機能が正常であるにもかかわらず、予備系から現
用系への切り戻しの際、瞬断が発生し、また、その瞬断
の状態は、切り戻し信号が制御部に入力されるタイミン
グに依存しているという問題点があった。
を2重化したクロックの切り戻し方式では、現用系と予
備系の機能が正常であるにもかかわらず、予備系から現
用系への切り戻しの際、瞬断が発生し、また、その瞬断
の状態は、切り戻し信号が制御部に入力されるタイミン
グに依存しているという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、瞬断の発生をなくし、切
り戻しの状態を常に同じにすることにある。
り戻しの状態を常に同じにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、基準位相入力が加えられパルス及び基準
位相出力を出力する予備系と、基準位相入力が加えられ
パルス及び基準位相出力を出力する現用系と、第1切り
戻し信号が加えられ、予備系の基準位相出力が加えられ
ることにより制御信号を出力し、現用系の基準位相出力
が加えられることにより第2切り戻し信号を出力するタ
イミング回路と、予備系から出力されたパルスと制御信
号が加えられ一定の期間保持された予備系からのパルス
を出力する保持回路と、現用系から出力されたパルスと
保持回路から出力された一定の期間保持されたパルスを
選択回路に加え第2切り戻し信号を選択回路に加えるこ
とにより選択回路の出力を予備系から現用系に切り戻す
ようにしたものである。
に、本発明は、基準位相入力が加えられパルス及び基準
位相出力を出力する予備系と、基準位相入力が加えられ
パルス及び基準位相出力を出力する現用系と、第1切り
戻し信号が加えられ、予備系の基準位相出力が加えられ
ることにより制御信号を出力し、現用系の基準位相出力
が加えられることにより第2切り戻し信号を出力するタ
イミング回路と、予備系から出力されたパルスと制御信
号が加えられ一定の期間保持された予備系からのパルス
を出力する保持回路と、現用系から出力されたパルスと
保持回路から出力された一定の期間保持されたパルスを
選択回路に加え第2切り戻し信号を選択回路に加えるこ
とにより選択回路の出力を予備系から現用系に切り戻す
ようにしたものである。
【0006】その際、予備系を位相ロック発振器と基準
位相検出回路で構成し、現用系を位相ロック発振器と基
準位相検出回路と遅延回路で構成したものである。
位相検出回路で構成し、現用系を位相ロック発振器と基
準位相検出回路と遅延回路で構成したものである。
【0007】
【実施例】次に、本発明について、図面を参照して説明
する。
する。
【0008】図1は本発明の一実施例を示す図である。
図1において、予備系5は、位相ロック発振器6と基準
位相検出回路7とから構成されている。また、現用系1
は、位相ロック発振器2と基準位相検出回路3と遅延回
路4とから構成されている。
図1において、予備系5は、位相ロック発振器6と基準
位相検出回路7とから構成されている。また、現用系1
は、位相ロック発振器2と基準位相検出回路3と遅延回
路4とから構成されている。
【0009】予備系5の位相ロック発振器6の入力端に
基準位相入力が加えられると、基準位相検出回路7の出
力端に予備系の基準位相出力が現れる。現用系1の位相
ロック発振器2の入力端に基準位相入力が加えられる
と、遅延回路4の出力端に現用系の基準位相出力が現れ
る。現用系の基準位相出力は、遅延回路4により、予備
系の基準位相出力よりも遅れる。
基準位相入力が加えられると、基準位相検出回路7の出
力端に予備系の基準位相出力が現れる。現用系1の位相
ロック発振器2の入力端に基準位相入力が加えられる
と、遅延回路4の出力端に現用系の基準位相出力が現れ
る。現用系の基準位相出力は、遅延回路4により、予備
系の基準位相出力よりも遅れる。
【0010】予備系の基準位相出力は、タイミング回路
8に入力され、第1切り戻し信号S0 がタイミング回路
8に入力されているので、タイミング回路8から制御信
号Aが出力される。保持回路9には、位相ロック発振器
6からの出力が加えられているので、保持回路9に信号
Aが加えられることにより、保持回路9から一定の期間
保持されたパルスが出力される。
8に入力され、第1切り戻し信号S0 がタイミング回路
8に入力されているので、タイミング回路8から制御信
号Aが出力される。保持回路9には、位相ロック発振器
6からの出力が加えられているので、保持回路9に信号
Aが加えられることにより、保持回路9から一定の期間
保持されたパルスが出力される。
【0011】現用系の基準位相出力は、タイミング回路
8に入力され、第1切り戻し信号S0 がタイミング回路
8に入力されているので、タイミング回路8から第2切
り戻し信号S1 が出力される。
8に入力され、第1切り戻し信号S0 がタイミング回路
8に入力されているので、タイミング回路8から第2切
り戻し信号S1 が出力される。
【0012】選択回路10には、保持回路9から出力さ
れた一定の期間保持されたパルスと、位相ロック発振器
2から出力されたパルスが加えられており、その結果、
保持回路9から出力されたパルスが、選択回路10から
出力されているが、第2切り戻し信号S1 が選択回路1
0に加えられることにより、位相ロック発振器2からの
出力が、選択回路10から出力される。すなわち、第2
切り戻し信号S1 を選択回路10に加えることにより、
予備系から現用系へと出力を切り戻すことができる。
れた一定の期間保持されたパルスと、位相ロック発振器
2から出力されたパルスが加えられており、その結果、
保持回路9から出力されたパルスが、選択回路10から
出力されているが、第2切り戻し信号S1 が選択回路1
0に加えられることにより、位相ロック発振器2からの
出力が、選択回路10から出力される。すなわち、第2
切り戻し信号S1 を選択回路10に加えることにより、
予備系から現用系へと出力を切り戻すことができる。
【0013】以上の動作をタイムチャートで示すと、図
2のようになる。
2のようになる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、位相ロ
ック発振器6から出力されたパルスと制御信号Aを保持
回路9に加えることにより、位相ロック発振器6から出
力されたパルスを、制御信号Aを加えたときから一定の
期間保持し、一定の期間保持されたパルスを保持回路9
から出力し、このパルスと位相ロック発振器2から出力
されたパルスを選択回路10に加え、保持回路9から出
力されたパルスのうち、パルスを一定時間保持している
期間に、第2切り戻し信号S1を選択回路10に加えた
ので、予備系から現用系に切り戻す際、瞬断が発生しな
いという効果が得られる。
ック発振器6から出力されたパルスと制御信号Aを保持
回路9に加えることにより、位相ロック発振器6から出
力されたパルスを、制御信号Aを加えたときから一定の
期間保持し、一定の期間保持されたパルスを保持回路9
から出力し、このパルスと位相ロック発振器2から出力
されたパルスを選択回路10に加え、保持回路9から出
力されたパルスのうち、パルスを一定時間保持している
期間に、第2切り戻し信号S1を選択回路10に加えた
ので、予備系から現用系に切り戻す際、瞬断が発生しな
いという効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】本発明の一実施例のタイムチャートを示す図で
ある。
ある。
【図3】従来のクロック切り戻し方式を示す図である。
1 現用系 2,6 位相ロック発振器 3,7 基準位相検出回路 4 遅延回路 5 予備系 8 タイミング回路 9 保持回路 10 選択回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−65540(JP,A) 特開 平4−51716(JP,A) 特開 昭63−73411(JP,A) 特開 平4−148403(JP,A) 特開 平3−288916(JP,A) 特開 平3−126114(JP,A) 特開 平1−189220(JP,A) 特開 平3−224311(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03L 7/00 G06F 1/04 303 H03K 5/00
Claims (2)
- 【請求項1】基準位相入力が加えられパルス及び基準位
相出力を出力する予備系と、基準位相入力が加えられパ
ルス及び基準位相出力を出力する現用系と、第1切り戻
し信号が加えられ、予備系の基準位相出力が加えられる
ことにより制御信号を出力し、現用系の基準位相出力が
加えられることにより第2切り戻し信号を出力するタイ
ミング回路と、予備系から出力されたパルスと制御信号
が加えられ一定の期間保持された予備系からのパルスを
出力する保持回路と、現用系から出力されたパルスと保
持回路から出力された一定の期間保持されたパルスを選
択回路に加え第2切り戻し信号を選択回路に加えること
により選択回路の出力を予備系から現用系に切り戻すこ
とを特徴とする冗長系クロック切り戻し方式。 - 【請求項2】予備系が位相ロック発振器と基準位相検出
回路とから構成され、現用系が位相ロック発振器と基準
位相検出回路と遅延回路とから構成されている請求項1
記載の冗長系クロック切り戻し方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03200157A JP3106571B2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 冗長系クロック切り戻し方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03200157A JP3106571B2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 冗長系クロック切り戻し方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548445A JPH0548445A (ja) | 1993-02-26 |
JP3106571B2 true JP3106571B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=16419741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03200157A Expired - Fee Related JP3106571B2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 冗長系クロック切り戻し方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3106571B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040083870A (ko) * | 2003-03-25 | 2004-10-06 | 유티스타콤코리아 유한회사 | 클럭 보드 이중화 방법 |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP03200157A patent/JP3106571B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0548445A (ja) | 1993-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |