JP2806913B2 - 出力信号切替回路 - Google Patents

出力信号切替回路

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JP2806913B2
JP2806913B2 JP8311201A JP31120196A JP2806913B2 JP 2806913 B2 JP2806913 B2 JP 2806913B2 JP 8311201 A JP8311201 A JP 8311201A JP 31120196 A JP31120196 A JP 31120196A JP 2806913 B2 JP2806913 B2 JP 2806913B2
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直樹 桑島
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埼玉日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は出力信号切替回路、
さらに詳しくはクロック信号出力回路等でその出力を現
用装置のクロック信号から同じクロック信号を出力する
予備装置のクロック信号へ切り替える場合に使用される
出力信号切替回路に関する。
【0002】
【従来の技術】クロック信号を出力する現用装置の他に
同じクロック信号を出力する予備装置を備え、現用装置
に不都合が生じた場合、予備装置の出力へ自動的に切り
替え、切り替えた出力クロック信号でそのまま動作を継
続させる装置は各種存在するが、この切り替えを行う出
力信号切替回路には、従来では一般的にRS.FF(Res
et Set Flip-Flop) が用いられている。
【0003】図4は従来のRS.FFを用いたこの種の
出力信号切替回路を説明するための図であり、図におい
て、40は出力信号切替回路を示し、1および2はNA
ND回路、cは現用切替信号、dは予備切替信号、eは
現用出力制御信号、fは予備出力制御信号である。現用
から予備に切り替える切替信号cが、HレベルからLレ
ベルに変化すると、NAND1の出力であるeがLレベ
ルからHレベルに変化し、このeの変化により、現用ク
ロック信号の出力をON/OFFする出力制御回路(図
4では図示せず)が現用クロック信号の出力をOFFさ
せると共に、NAND2の出力であるfがLレベルとな
り、このfの変化により予備クロック信号の出力をON
/OFFする出力制御回路(図4では図示せず)が予備
クロック信号の出力をONする構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の出
力信号切替回路では、現用切替信号cが変化して現用側
のクロックが停止した後に予備側のクロックの出力が開
始されるが、回路を構成する素子の動作遅延により予備
側のクロック出力開始までに一定の時間がかかり、出力
クロック信号に乱れが発生する。図5は従来の出力信号
切替回路で動作させた場合の問題点を示す波形図であ
り、図4と同一符号は同一信号を示し、aは現用クロッ
ク信号、bは予備クロック信号、gは出力クロック信号
を示すが、図5に示すようなタイミングの場合、出力ク
ロックgにはに示すように瞬断が生じ、また出力クロ
ックをプルアップしている場合には出力クロックgに
のようにパルス状のノイズが発生するという問題点があ
った。
【0005】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、簡単な構成で切替時の瞬断を除去し
ノイズの発生を防止できる出力信号切替回路を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の出力信号切替回
路は、出力クロック(g) を現在使用している現用クロッ
ク信号(a) からこの現用クロック信号(a) と同一クロッ
クの予備クロック信号(b) に切り替え、または予備クロ
ック信号(b) から現用クロック信号(a) に戻す場合、現
用クロック信号(a) の出力のON/OFFを制御する第
1の出力制御回路(8) と予備クロック信号(b) の出力の
ON/OFFを制御する第2の出力制御回路(9) とに、
それぞれ切替信号(c) ,(d) の論理レベルを変更してそ
れぞれ制御信号(e) ,(f) を送出して行う出力信号切替
回路において、前記切替信号(C) が一方の入力端子に入
力される第1のNAND回路(1) 、前記第1のNAND
回路(1) の出力(f’)がその一方の入力端子に入力さ
れ、他方の入力端子には前記切替信号(d) が入力され、
その出力(e’)が前記第1のNAND回路(1) の他方の
入力端子に入力される第2のNAND回路(2) 、前記出
力(e’)に接続され、前記切替信号(c) がLレベルの時
にこの出力(e’)を遅延させ、Hレベルの時は遅延させ
ずに前記制御信号(e)とする第1の遅延回路(3) 、前
記出力(f’)に接続され、前記切替信号(d) がLレベル
の時にこの出力(f’)を遅延させ、Hレベルの時は遅延
させずに前記制御信号(f) とする第2の遅延回路(4) を
備え、回路素子の動作遅延により生じる一方のクロック
信号のOFFから他方のクロック信号のONまでの時間
以上の時間(T) を前記第1の遅延回路(3) および前記第
2の遅延回路(4) の遅延時間としたことを特徴とする。
【0007】また、前記現用クロック信号(a) を発生さ
せる第1のクロック信号発生回路(5) と前記第1の出力
制御回路(8) と、前記予備クロック信号(b) を発生させ
る第2のクロック信号発生回路(6) とクロック同期回路
(7) と前記第2の出力制御回路(9) とを更に備えて、ク
ロック信号出力回路が構成される出力信号切替回路であ
ることを特徴とする。
【0008】本発明の出力信号切替回路は上述のような
構成とすることにより、現用側の切替信号を予備側に伝
え、予備側の出力をクロックさせ、これにより発生する
予備側の切替信号を現用側に伝え、現用側の出力クロッ
ク制御信号とする。この出力クロック制御信号は、さら
に現用側の切替信号がアクティブのあいだ遅延回路を経
由して遅延制御され、遅延後の出力クロック制御信号に
より現用側の出力クロックが停止する。これにより確実
に予備側のクロックが出力された後に、現用側のクロッ
クを停止することができ、切替時に出力クロックにヒゲ
等のノイズが乗ることを防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明の出力信号切替回路の一
実施形態を示すブロック図、図2はこの出力信号切替回
路を用いたクロック信号出力回路を示すブロック図、図
3は図1,図2に示す回路の各信号波形を示す図であ
る。図において、10は出力信号切替回路を示し、1は
第1のNAND回路、2は第2のNAND回路、3は第
1の遅延回路、4は第2の遅延回路である。また図2の
クロック信号出力回路において、5は現用装置としての
第1のクロック信号発生回路、6は予備装置としての第
2のクロック信号発生回路、7は第1のクロック信号発
生回路5から出力されるクロック信号と第2のクロック
信号発生回路6から出力されるクロック信号の同期を取
るクロック同期回路、8は現用クロック信号の出力をO
N/OFFする第1の出力制御回路、9は予備クロック
信号の出力をON/OFFする第2の出力制御回路、a
は現用クロック信号、bは予備クロック信号、cは現用
切替信号、dは予備切替信号、eは現用出力制御信号、
fは予備出力制御信号、gは出力クロックである。
【0010】次に動作について説明する。平常時には出
力クロックgには、現用装置であるクロック信号発生回
路5からの現用クロック信号aが出力されている。ここ
で現用から予備に切り替える切替信号cが、Hレベルか
らLレベルに変化した場合、NAND回路1の出力f’
がHレベルとなる。このNAND回路1の出力f’は、
NAND回路2の一方の入力と第2の遅延回路4への入
力となる。
【0011】この第2の遅延回路4は予備切替信号dに
よって制御されており、予備切替信号dがLレベルの時
にアクティブとなり、入力信号f’と出力信号fとの間
に所定の遅延時間(T)が生じるように構成されている
が(この遅延時間Tは回路素子の動作により生じる遅延
時間以上の時間を設定しておく)、現用から予備に切り
替える場合には、予備切替信号はHレベルを保持したま
まなので遅延回路4は入力信号f’を遅延させることな
く、そのまま出力信号fとして出力する。
【0012】またこのとき、信号f’が入力されたNA
ND回路2の出力e’はHレベルからLレベルとなり、
この出力信号e’はNAND回路1の一方の入力となる
と共に、第1の遅延回路3への入力となる。第1の遅延
回路3は現用切替信号cの論理によって制御されてお
り、現用切替信号cのLレベルでアクティブとなり、入
力信号e’と出力信号eとの間に所定の遅延時間(T)
が生じるように構成されており、現用から予備に切り替
える場合には、現用切替信号cがLレベルに変化するた
め、遅延回路3がアクティブとなり、入力信号e’が
(T)時間遅延されて出力信号eとして出力される。
【0013】そして信号eは現用出力制御信号として第
1の出力制御回路8を動作させて現用クロック信号aの
出力をOFFし、信号fは予備出力制御信号として第2
の出力制御回路9を動作させて予備クロック信号bの出
力をONするので、上述の遅延時間(T)を、この回路
を構成する素子の遅延時間より長くしておけば、出力ク
ロックgには切替時に瞬断のないクロックが出力される
ことになる。なお、出力クロック(g) を予備クロック信
号(b) から現用クロック信号(a) に戻す場合には、現用
切替信号cの論理をHレベル,予備切替信号dの論理を
Lレベルとすれば同様に実施できることは言うまでもな
い。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明の出力信号切
替回路は、簡単な構成で現用クロック信号と予備クロッ
ク信号との切替時の瞬断状態を無くすことができ、出力
クロックにノイズが乗る等の現象を防止でき、このクロ
ックで稼働させている装置やシステムに切替時の不具合
が発生する恐れを防止できる。また出力クロックをプル
アップしている場合に切替時にパルス状のノイズが発生
する恐れを防止できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の出力信号切替回路の一実施形態を示す
ブロック図である。
【図2】本実施形態の出力信号切替回路を用いたクロッ
ク信号出力回路を示すブロック図である。
【図3】図1,図2に示す回路の各信号波形を示す図で
ある。
【図4】従来のこの種の出力信号切替回路の一例を示す
ブロック図である。
【図5】従来の出力信号切替回路の問題点示す波形図で
ある。
【符号の説明】
1 第1のNAND回路 2 第2のNAND回路 3 第1の遅延回路 4 第2の遅延回路 5 第1のクロック信号発生回路 6 第2のクロック信号発生回路 7 クロック同期回路 8 第1の出力制御回路 9 第2の出力制御回路 10 出力信号切替回路 a 現用クロック信号 b 予備クロック信号 c 現用切替信号 d 予備切替信号 e 現用出力制御信号 f 予備出力制御信号 g 出力クロック

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力クロック(g) を現在使用している現
    用クロック信号(a)からこの現用クロック信号(a) と同
    一クロックの予備クロック信号(b) に切り替え、または
    予備クロック信号(b) から現用クロック信号(a) に戻す
    場合、現用クロック信号(a) の出力のON/OFFを制
    御する第1の出力制御回路(8) と予備クロック信号(b)
    の出力のON/OFFを制御する第2の出力制御回路
    (9) とに、それぞれ切替信号(c) ,(d) の論理レベルを
    変更してそれぞれ制御信号(e) ,(f) を送出して行う出
    力信号切替回路において、 前記切替信号(C) が一方の入力端子に入力される第1の
    NAND回路(1) 、 前記第1のNAND回路(1) の出力(f’)がその一方の
    入力端子に入力され、他方の入力端子には前記切替信号
    (d) が入力され、その出力(e’)が前記第1のNAND
    回路(1) の他方の入力端子に入力される第2のNAND
    回路(2) 、 前記出力(e’)に接続され、前記切替信号(c) がLレベ
    ルの時にこの出力(e’)を遅延させ、Hレベルの時は遅
    延させずに前記制御信号(e)とする第1の遅延回路
    (3) 、 前記出力(f’)に接続され、前記切替信号(d) がLレベ
    ルの時にこの出力(f’)を遅延させ、Hレベルの時は遅
    延させずに前記制御信号(f) とする第2の遅延回路(4)
    を備え、 回路素子の動作遅延により生じる一方のクロック信号の
    OFFから他方のクロック信号のONまでの時間以上の
    時間(T) を前記第1の遅延回路(3) および前記第2の遅
    延回路(4) の遅延時間としたことを特徴とする出力信号
    切替回路。
  2. 【請求項2】 前記現用クロック信号(a) を発生させる
    第1のクロック信号発生回路(5) と前記第1の出力制御
    回路(8) と、前記予備クロック信号(b) を発生させる第
    2のクロック信号発生回路(6) とクロック同期回路(7)
    と前記第2の出力制御回路(9) とを更に備えて、クロッ
    ク信号出力回路が構成されることを特徴とする請求項第
    1項記載のクロック信号出力回路。
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