JP2770352B2 - ウィンドウパルス位相制御回路 - Google Patents
ウィンドウパルス位相制御回路Info
- Publication number
- JP2770352B2 JP2770352B2 JP63274753A JP27475388A JP2770352B2 JP 2770352 B2 JP2770352 B2 JP 2770352B2 JP 63274753 A JP63274753 A JP 63274753A JP 27475388 A JP27475388 A JP 27475388A JP 2770352 B2 JP2770352 B2 JP 2770352B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- window
- control circuit
- circuit
- window pulse
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタル通信のウィンドウパルス位相制
御方式に利用する。
御方式に利用する。
本発明はウィンドウパルス位相制御方式において、 入力断検出信号を一たん発生させてから復帰した後に
所定時間にわたりウィンドウパルスをマスクしてトリガ
パルスに基づいてリセットを行いウィンドウパルスの中
央にトリガパルスを設定することにより、 運用中にジッタワンダによってトリガパルスがウィン
ドウパルス内から外れてウィンドウパルスのパルス発生
器がリセットされることがないようにしたものである。
所定時間にわたりウィンドウパルスをマスクしてトリガ
パルスに基づいてリセットを行いウィンドウパルスの中
央にトリガパルスを設定することにより、 運用中にジッタワンダによってトリガパルスがウィン
ドウパルス内から外れてウィンドウパルスのパルス発生
器がリセットされることがないようにしたものである。
第5図は従来例のウィンドウパルス位相制御回路のブ
ロック構成図である。第6図は従来例のウィンドウ位相
制御回路のトリガパルスとウィンドウパルスとの位相関
係を示すタイミング図である。第6図において、斜線部
分はジッタワンダによるトリガパルスの位相変動範囲を
示す。また点線部分は位相変動によりウィンドウパルス
とトリガパルスとの不一致が起こる範囲を示す。
ロック構成図である。第6図は従来例のウィンドウ位相
制御回路のトリガパルスとウィンドウパルスとの位相関
係を示すタイミング図である。第6図において、斜線部
分はジッタワンダによるトリガパルスの位相変動範囲を
示す。また点線部分は位相変動によりウィンドウパルス
とトリガパルスとの不一致が起こる範囲を示す。
従来、ウィンドウパルス位相制御回路は、第5図に示
すように書込クロックを入力とするパルス発生器1によ
って作られるトリガパルスと、読出クロックを入力とす
るパルス発生器2によって作られるウィンドウパルスと
の不一致をリセット制御回路3によって判定し、一致し
た場合にはリセット制御回路3の出力により、パルス発
生器2をリセットし、トリガパルスをウィンドウパルス
の真中になる位相に強制的にロックする方式となってい
た。
すように書込クロックを入力とするパルス発生器1によ
って作られるトリガパルスと、読出クロックを入力とす
るパルス発生器2によって作られるウィンドウパルスと
の不一致をリセット制御回路3によって判定し、一致し
た場合にはリセット制御回路3の出力により、パルス発
生器2をリセットし、トリガパルスをウィンドウパルス
の真中になる位相に強制的にロックする方式となってい
た。
しかし、このような従来例のウィンドウパルス位相制
御回路では、読出クロック入力断復帰時でのパルス発生
器1からトリガパルスとパルス発生器2からのウィンド
ウパルスとの位相は二つのパルスが重ならない範囲で不
定である。したがって、トリガパルスとウィンドウパル
スとが、第6図(a)および第6図(b)に示すような
位相にある場合に、運用中にジッタワンダによってトリ
ガパルスがウィンドウパルス内から外れて、リセットが
かかることがある欠点があった。
御回路では、読出クロック入力断復帰時でのパルス発生
器1からトリガパルスとパルス発生器2からのウィンド
ウパルスとの位相は二つのパルスが重ならない範囲で不
定である。したがって、トリガパルスとウィンドウパル
スとが、第6図(a)および第6図(b)に示すような
位相にある場合に、運用中にジッタワンダによってトリ
ガパルスがウィンドウパルス内から外れて、リセットが
かかることがある欠点があった。
本発明は上記の欠点を解決するもので、運用中にジッ
タワンダによってトリガパルスがウィンドウパルス内か
ら外れてウィンドウパルスのパルス発生器がリセットさ
れることがないウィンドウパルス位相制御回路を提供す
ることを目的とする。
タワンダによってトリガパルスがウィンドウパルス内か
ら外れてウィンドウパルスのパルス発生器がリセットさ
れることがないウィンドウパルス位相制御回路を提供す
ることを目的とする。
本発明は、書込クロック信号を入力してトリガパルス
を発生する第一の発生回路と、読出クロック信号を入力
してウィンドウパルスを発生する第二の発生回路と、上
記トリガパルスおよび上記ウィンドウパルスに基づいて
両パルスが一致するときにリセット信号をこの第二の発
生回路に与えるリセット制御回路とを備えたウィンドウ
パルス位相制御回路において、上記書込クロック信号の
入力断を検出する検出回路と、この検出回路の検出出力
に基づき前記書込クロック信号の入力断が復帰した後所
定の時間にわたりパルスを出力するパルス発生回路と、
このパルス発生回路の出力により上記ウィンドウパルス
をマスクするマスク回路とを備え、上記リセット制御回
路は、上記パルス発生回路のパルスが出力されている間
は上記トリガパルスが入力されたときにリセット信号を
出力する回路手段を備えたことを特徴とする。
を発生する第一の発生回路と、読出クロック信号を入力
してウィンドウパルスを発生する第二の発生回路と、上
記トリガパルスおよび上記ウィンドウパルスに基づいて
両パルスが一致するときにリセット信号をこの第二の発
生回路に与えるリセット制御回路とを備えたウィンドウ
パルス位相制御回路において、上記書込クロック信号の
入力断を検出する検出回路と、この検出回路の検出出力
に基づき前記書込クロック信号の入力断が復帰した後所
定の時間にわたりパルスを出力するパルス発生回路と、
このパルス発生回路の出力により上記ウィンドウパルス
をマスクするマスク回路とを備え、上記リセット制御回
路は、上記パルス発生回路のパルスが出力されている間
は上記トリガパルスが入力されたときにリセット信号を
出力する回路手段を備えたことを特徴とする。
検出回路は、書込クロック信号の入力断を検出する。
パルス発生回路は、この検出回路の検出出力が発生して
入力断が復帰した後に所定の時間にわたりパルスを発生
し、このパルスに基づいてマスク回路はウィンドウパル
スのリセット制御回路への入力をマスクする。以上の動
作により運用中にジッタワンダによってトリガパルスが
ウィンドウパルス内から外れてウィンドウパルスのパル
ス発生器がリセットされることを防止できる。
パルス発生回路は、この検出回路の検出出力が発生して
入力断が復帰した後に所定の時間にわたりパルスを発生
し、このパルスに基づいてマスク回路はウィンドウパル
スのリセット制御回路への入力をマスクする。以上の動
作により運用中にジッタワンダによってトリガパルスが
ウィンドウパルス内から外れてウィンドウパルスのパル
ス発生器がリセットされることを防止できる。
本発明の実施例について図面を参照して説明する。第
1図は本発明第一実施例ウィンドウパルス位相制御回路
のブロック構成図である。第1図において、ウィンドウ
パルス位相制御回路は、書込クロック信号11を入力して
トリガパルスを発生する第一の発生回路としてパルス発
生回路1と、読出クロック信号12を入力してウィンドウ
パルスを発生する第二の発生回路としてパルス発生回路
2と、上記トリガパルスおよび上記ウィンドウパルスに
基づいてリセット信号をこのパルス発生回路2に与える
リセット制御回路3とを備える。
1図は本発明第一実施例ウィンドウパルス位相制御回路
のブロック構成図である。第1図において、ウィンドウ
パルス位相制御回路は、書込クロック信号11を入力して
トリガパルスを発生する第一の発生回路としてパルス発
生回路1と、読出クロック信号12を入力してウィンドウ
パルスを発生する第二の発生回路としてパルス発生回路
2と、上記トリガパルスおよび上記ウィンドウパルスに
基づいてリセット信号をこのパルス発生回路2に与える
リセット制御回路3とを備える。
ここで本発明の特徴とするところは、書込クロック信
号11の入力断を検出する検出回路4と、検出回路4の検
出出力を一たん発生させてから復帰した後に所定の時間
にわたりパルスを発生するモノマルチ5と、このモノマ
ルチ5の出力パルスにより上記ウィンドウパルスをマス
クするマスク回路6およびリセット制御回路3とを備え
たことにある。
号11の入力断を検出する検出回路4と、検出回路4の検
出出力を一たん発生させてから復帰した後に所定の時間
にわたりパルスを発生するモノマルチ5と、このモノマ
ルチ5の出力パルスにより上記ウィンドウパルスをマス
クするマスク回路6およびリセット制御回路3とを備え
たことにある。
第2図は本発明第二実施例ウィンドウ位相制御回路の
ブロック構成図である。第2図において、マスク回路6
としてモノマルチ5の出力信号とパルス発生器2の出力
信号ウィンドウパルスとの論理和をリセット制御回路3
に与えるオアゲート7およびリセット制御回路3として
マスク回路6の出力信号とパルス発生器1の出力信号ト
リガパルスとの論理積をリセット信号してパルス発生器
2に与えるアンドゲート8を備える。
ブロック構成図である。第2図において、マスク回路6
としてモノマルチ5の出力信号とパルス発生器2の出力
信号ウィンドウパルスとの論理和をリセット制御回路3
に与えるオアゲート7およびリセット制御回路3として
マスク回路6の出力信号とパルス発生器1の出力信号ト
リガパルスとの論理積をリセット信号してパルス発生器
2に与えるアンドゲート8を備える。
このような構成のウィンドウパルス位相制御回路の動
作について説明する。
作について説明する。
第3図は本発明のウィンドウパルス位相制御回路の通
常動作状態のタイムチャートである。第3図において、
斜線部分はジッタワンダによるトリガパルスの位相変動
範囲を示す。
常動作状態のタイムチャートである。第3図において、
斜線部分はジッタワンダによるトリガパルスの位相変動
範囲を示す。
第2図および第3図において、パルス発生器1で作っ
たトリガパルスとパルス発生器2で作ったウィンドウパ
ルスの一致をアンドゲート8で判定すると、パルス発生
器2がリセットされ、ウィンドウパルスの位相がパルス
発生器1のトリガパルスによって決まる位相に強制的に
ロックされる。
たトリガパルスとパルス発生器2で作ったウィンドウパ
ルスの一致をアンドゲート8で判定すると、パルス発生
器2がリセットされ、ウィンドウパルスの位相がパルス
発生器1のトリガパルスによって決まる位相に強制的に
ロックされる。
第4図は本発明のウィンドウパルス位相制御回路のク
ロック入力断復帰状態でのタイムチャートである。第2
図および第4図において、クロック入力断から復帰する
と、検出回路4の出力によりモノマルチ5からウィンド
ウパルスを禁止するパルスが出力される。モノマルチ5
の出力が「1」のとき、パルス発生器1のトリガパルス
により、パルス発生器2がリセットされ、ウィンドウパ
ルスの位相がパルス発生器1のトリガパルスで決まる位
相に強制的にロックされる。したがって、クロック入力
断復帰時に、トリガパルスがウィンドウパルスの真中に
くるような位相に設定することができる。
ロック入力断復帰状態でのタイムチャートである。第2
図および第4図において、クロック入力断から復帰する
と、検出回路4の出力によりモノマルチ5からウィンド
ウパルスを禁止するパルスが出力される。モノマルチ5
の出力が「1」のとき、パルス発生器1のトリガパルス
により、パルス発生器2がリセットされ、ウィンドウパ
ルスの位相がパルス発生器1のトリガパルスで決まる位
相に強制的にロックされる。したがって、クロック入力
断復帰時に、トリガパルスがウィンドウパルスの真中に
くるような位相に設定することができる。
以上説明したように、本発明は、ウィンドウの真中に
トリガパルスを設定でき、運用中のジッタワンダによる
リセットを防止できる優れた効果がある。
トリガパルスを設定でき、運用中のジッタワンダによる
リセットを防止できる優れた効果がある。
第1図は本発明第一実施例ウィンドウパルス位相制御回
路のブロック構成図。 第2図は本発明第二実施例ウィンドウパルス位相制御回
路のブロック構成図。 第3図は本発明のウィンドウパルス位相制御回路の通常
動作状態のタイムチャート。 第4図は本発明のウィンドウパルス位相制御回路の入力
断復帰状態のタイムチャート。 第5図は従来例のウィンドウパルス位相制御回路のブロ
ック構成図。 第6図は従来例のウィンドウパルス位相制御回路のトリ
ガパルスとウィンドウパルスとの位相関係を示すタイム
チャート。 1、2……パルス発生器、3……リセット制御回路、4
……検出回路、5……モノマルチ、6……マスク回路、
7……オアゲート、8……アンドゲート、11……書込ク
ロック信号、12……読出クロック信号。
路のブロック構成図。 第2図は本発明第二実施例ウィンドウパルス位相制御回
路のブロック構成図。 第3図は本発明のウィンドウパルス位相制御回路の通常
動作状態のタイムチャート。 第4図は本発明のウィンドウパルス位相制御回路の入力
断復帰状態のタイムチャート。 第5図は従来例のウィンドウパルス位相制御回路のブロ
ック構成図。 第6図は従来例のウィンドウパルス位相制御回路のトリ
ガパルスとウィンドウパルスとの位相関係を示すタイム
チャート。 1、2……パルス発生器、3……リセット制御回路、4
……検出回路、5……モノマルチ、6……マスク回路、
7……オアゲート、8……アンドゲート、11……書込ク
ロック信号、12……読出クロック信号。
Claims (1)
- 【請求項1】書込クロック信号を入力してトリガパルス
を発生する第一の発生回路と、 読出クロック信号を入力してウィンドウパルスを発生す
る第二の発生回路と、 上記トリガパルスおよび上記ウィンドウパルスに基づい
て両パルスが一致するときにリセット信号をこの第二の
発生回路に与えるリセット制御回路と を備えたウィンドウパルス位相制御回路において、 上記書込クロック信号の入力断を検出する検出回路と、 この検出回路の検出出力に基づき前記書込クロック信号
の入力断が復帰した後所定の時間にわたりパルスを出力
するパルス発生回路と、 このパルス発生回路の出力により上記ウィンドウパルス
をマスクするマスク回路と を備え、 上記リセット制御回路は、上記パルス発生回路のパルス
が出力されている間は上記トリガパルスが入力されたと
きにリセット信号を出力する回路手段を備えた ことを特徴とするウィンドウパルス位相制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63274753A JP2770352B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | ウィンドウパルス位相制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63274753A JP2770352B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | ウィンドウパルス位相制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02121430A JPH02121430A (ja) | 1990-05-09 |
JP2770352B2 true JP2770352B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=17546105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63274753A Expired - Lifetime JP2770352B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | ウィンドウパルス位相制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2770352B2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP63274753A patent/JP2770352B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02121430A (ja) | 1990-05-09 |
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