JP3106563B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
- Publication number
- JP3106563B2 JP3106563B2 JP03184186A JP18418691A JP3106563B2 JP 3106563 B2 JP3106563 B2 JP 3106563B2 JP 03184186 A JP03184186 A JP 03184186A JP 18418691 A JP18418691 A JP 18418691A JP 3106563 B2 JP3106563 B2 JP 3106563B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- discharge lamp
- output
- timer
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Inverter Devices (AREA)
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自励式インバータによ
って放電灯を点灯する放電灯点灯装置に関し、特に放電
灯の装着状態を検出できる機能を備えた放電灯点灯装置
に関する。
って放電灯を点灯する放電灯点灯装置に関し、特に放電
灯の装着状態を検出できる機能を備えた放電灯点灯装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光灯などの放電灯を点灯するための放
電灯点灯装置には、出力トランジスタを直列に接続した
ハーフブリッジ回路からなる自励式インバータを備え、
この自励式インバータの出力が供給される共振回路に放
電灯の負荷を接続したものが知られている。この放電灯
点灯装置では、共振回路内の可飽和カレントトランスの
各二次側ベース巻線が、出力トランジスタのベースにそ
れぞれ接続されており、起動回路によって一方の出力ト
ランジスタがオンされることで、可飽和カレントトラン
スの各ベース巻線からベース電流が供給されて、出力ト
ランジスタが自励的に交互にオン・オフを繰り返し、放
電灯が高周波点灯される。また制御回路において、飽和
カレントトランスの二次側制御巻線のインピーダンスを
変えることで放電灯の点灯出力を制御できるようになっ
ている。このような放電灯点灯装置では、放電灯が外れ
た場合の対処として、起動回路のみを停止するか、制御
回路によって共振回路の発振を停止させていた。
電灯点灯装置には、出力トランジスタを直列に接続した
ハーフブリッジ回路からなる自励式インバータを備え、
この自励式インバータの出力が供給される共振回路に放
電灯の負荷を接続したものが知られている。この放電灯
点灯装置では、共振回路内の可飽和カレントトランスの
各二次側ベース巻線が、出力トランジスタのベースにそ
れぞれ接続されており、起動回路によって一方の出力ト
ランジスタがオンされることで、可飽和カレントトラン
スの各ベース巻線からベース電流が供給されて、出力ト
ランジスタが自励的に交互にオン・オフを繰り返し、放
電灯が高周波点灯される。また制御回路において、飽和
カレントトランスの二次側制御巻線のインピーダンスを
変えることで放電灯の点灯出力を制御できるようになっ
ている。このような放電灯点灯装置では、放電灯が外れ
た場合の対処として、起動回路のみを停止するか、制御
回路によって共振回路の発振を停止させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電源が投入さ
れたまま、放電灯が外れたような場合、特に自励式の点
灯装置では、制御回路により発振を停止させようとする
と大きなエネルギを要するため、大容量の制御素子など
を用いる必要がある。一方、起動回路を停止させること
は比較的容易であるが、発振は継続するため、高い出力
電圧が発生することとなり非常に危険である。さらに、
この状態で放電灯を接続すると、タイマ回路はすでに点
灯モードとなっているため、不点あるいはコールドスタ
ートとなってしまう。
れたまま、放電灯が外れたような場合、特に自励式の点
灯装置では、制御回路により発振を停止させようとする
と大きなエネルギを要するため、大容量の制御素子など
を用いる必要がある。一方、起動回路を停止させること
は比較的容易であるが、発振は継続するため、高い出力
電圧が発生することとなり非常に危険である。さらに、
この状態で放電灯を接続すると、タイマ回路はすでに点
灯モードとなっているため、不点あるいはコールドスタ
ートとなってしまう。
【0004】本発明は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、電源が投
入されたまま放電灯が外されても安全であり、再装着時
は十分にフィラメントを余熱してから始動できる放電灯
点灯装置を提供することを目的とする。
課題を解決するために提案されたものであり、電源が投
入されたまま放電灯が外されても安全であり、再装着時
は十分にフィラメントを余熱してから始動できる放電灯
点灯装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、自励式インバータを構成するスイッチング
トランジスタに直流電源を接続し、このスイッチングト
ランジスタに起動回路を接続し、この自励式インバータ
の出力端子に接続される共振回路内に少なくとも放電灯
の負荷とカレントトランスとを直列に接続し、このカレ
ントトランスの二次側ベース巻線からスイッチングトラ
ンジスタにベース電流を供給し、始動時にはタイマ回路
を動作させて、このタイマ期間だけ放電灯を予熱したあ
とに、上記起動回路によってスイッチングトランジスタ
に起動をかけ、スイッチングトランジスタを自励的にオ
ン・オフさせて放電灯を高周波点灯するとともに、出力
制御回路によって放電灯の点灯出力を制御できる放電灯
点灯装置において、放電灯の装着状態を検出する装着状
態検出回路と、上記起動回路の動作を停止させる動作停
止回路と、上記制御回路に点灯出力を下げる制御信号を
入力する制御信号入力回路と、上記タイマ回路をリセッ
トするリセット回路とを有し、上記装着状態検出回路に
より放電灯の未装着状態が検出されたときに、上記動作
停止回路により上記起動回路の動作を停止させるととも
に、上記制御信号入力回路から点灯出力を下げる制御信
号を上記出力制御回路に入力し、さらに上記リセット回
路によって上記タイマ回路をリセットする構成である。
なお、自励式インバータはスイッチングトランジスタを
直列接続したハーフブリッジの構成でもよいし、一つの
スイッチングトランジスタによる構成でもよい。
に本発明は、自励式インバータを構成するスイッチング
トランジスタに直流電源を接続し、このスイッチングト
ランジスタに起動回路を接続し、この自励式インバータ
の出力端子に接続される共振回路内に少なくとも放電灯
の負荷とカレントトランスとを直列に接続し、このカレ
ントトランスの二次側ベース巻線からスイッチングトラ
ンジスタにベース電流を供給し、始動時にはタイマ回路
を動作させて、このタイマ期間だけ放電灯を予熱したあ
とに、上記起動回路によってスイッチングトランジスタ
に起動をかけ、スイッチングトランジスタを自励的にオ
ン・オフさせて放電灯を高周波点灯するとともに、出力
制御回路によって放電灯の点灯出力を制御できる放電灯
点灯装置において、放電灯の装着状態を検出する装着状
態検出回路と、上記起動回路の動作を停止させる動作停
止回路と、上記制御回路に点灯出力を下げる制御信号を
入力する制御信号入力回路と、上記タイマ回路をリセッ
トするリセット回路とを有し、上記装着状態検出回路に
より放電灯の未装着状態が検出されたときに、上記動作
停止回路により上記起動回路の動作を停止させるととも
に、上記制御信号入力回路から点灯出力を下げる制御信
号を上記出力制御回路に入力し、さらに上記リセット回
路によって上記タイマ回路をリセットする構成である。
なお、自励式インバータはスイッチングトランジスタを
直列接続したハーフブリッジの構成でもよいし、一つの
スイッチングトランジスタによる構成でもよい。
【0006】
【作用】上述した構成によれば、点灯中に放電灯が外さ
れた場合は、装着状態検出回路によって放電灯の未装着
状態が検出され、出力制御回路に点灯出力を下げる制御
信号が入力されることで、インバータは出力を下げる。
同時に、起動回路が動作を停止し、タイマ回路がリセッ
トされる。このとき放電灯が装着されると、タイマ回路
がリセットされているため、放電灯はタイマ回路で決め
られる期間、予熱されたあとに点灯される。また電源の
投入時に放電灯が未装着状態にあると、起動回路が動作
しないので、インバータは発振しない。
れた場合は、装着状態検出回路によって放電灯の未装着
状態が検出され、出力制御回路に点灯出力を下げる制御
信号が入力されることで、インバータは出力を下げる。
同時に、起動回路が動作を停止し、タイマ回路がリセッ
トされる。このとき放電灯が装着されると、タイマ回路
がリセットされているため、放電灯はタイマ回路で決め
られる期間、予熱されたあとに点灯される。また電源の
投入時に放電灯が未装着状態にあると、起動回路が動作
しないので、インバータは発振しない。
【0007】
【実施例】以下、本発明による放電灯点灯装置の具体的
な実施例を図面に基づき詳細に説明する。図1の回路図
に、この放電灯点灯装置の一実施例を示す。この図で、
商用交流電源(AC電源)1をダイオードブリッジ2に
よって整流し、平滑コンデンサ3によって平滑して得た
直流電源のプラス側は、自励式インバータを構成するハ
ーフブリッジのスイッチング出力トランジスタ4のコレ
クタに接続される。このトランジスタ4のエミッタは、
スイッチング出力トランジスタ5のコレクタに接続さ
れ、このトランジスタ5のエミッタは直流電源のマイナ
ス側に接続される。これらトランジスタ4,5のコレク
タとエミッタ間には、コレクタ側をカソードとする逆導
通用のダイオード6,7がそれぞれ接続される。これら
出力トランジスタ4,5のベースには、起動回路8が接
続されるドライブ回路9からドライブ電流が供給され
る。このドライブ回路9は、後述する可飽和カレントト
ランス10の二次側ベース巻線を接続したドライブトラ
ンジスタなどから構成される。起動回路8は、入力直流
電源間に接続した抵抗11とコンデンサ12の直列回路
と、これら抵抗11とコンデンサ12の接続点から一方
の出力トランジスタのベース側に接続した双方向ダイオ
ード13から構成される。ドライブ回路9には、出力制
御回路14から制御信号が供給される。ハーフブリッジ
の出力端である出力トランジスタ4のエミッタと出力ト
ランジスタ5のコレクタの接続点は、可飽和カレントト
ランス10と限流用のインダクタ15の直列回路を介し
て放電灯16の一方のフィラメント16aの一端に接続
され、このフィラメント16aの他端はコンデンサ17
を介して他方のフィラメント16bの一端に接続され
る。このフィラメント16bの他端は、直流電源のマイ
ナス側に接続される。各フィラメント16a,16bの
両端には、コンデンサ18,19が接続される。
な実施例を図面に基づき詳細に説明する。図1の回路図
に、この放電灯点灯装置の一実施例を示す。この図で、
商用交流電源(AC電源)1をダイオードブリッジ2に
よって整流し、平滑コンデンサ3によって平滑して得た
直流電源のプラス側は、自励式インバータを構成するハ
ーフブリッジのスイッチング出力トランジスタ4のコレ
クタに接続される。このトランジスタ4のエミッタは、
スイッチング出力トランジスタ5のコレクタに接続さ
れ、このトランジスタ5のエミッタは直流電源のマイナ
ス側に接続される。これらトランジスタ4,5のコレク
タとエミッタ間には、コレクタ側をカソードとする逆導
通用のダイオード6,7がそれぞれ接続される。これら
出力トランジスタ4,5のベースには、起動回路8が接
続されるドライブ回路9からドライブ電流が供給され
る。このドライブ回路9は、後述する可飽和カレントト
ランス10の二次側ベース巻線を接続したドライブトラ
ンジスタなどから構成される。起動回路8は、入力直流
電源間に接続した抵抗11とコンデンサ12の直列回路
と、これら抵抗11とコンデンサ12の接続点から一方
の出力トランジスタのベース側に接続した双方向ダイオ
ード13から構成される。ドライブ回路9には、出力制
御回路14から制御信号が供給される。ハーフブリッジ
の出力端である出力トランジスタ4のエミッタと出力ト
ランジスタ5のコレクタの接続点は、可飽和カレントト
ランス10と限流用のインダクタ15の直列回路を介し
て放電灯16の一方のフィラメント16aの一端に接続
され、このフィラメント16aの他端はコンデンサ17
を介して他方のフィラメント16bの一端に接続され
る。このフィラメント16bの他端は、直流電源のマイ
ナス側に接続される。各フィラメント16a,16bの
両端には、コンデンサ18,19が接続される。
【0008】またフィラメント16bの一端は、入力直
流電源間に接続される抵抗20,21の直列回路の接続
点に接続され、これら抵抗20,21の接続点は抵抗2
2を介してトランジスタ23のベースに接続される。こ
のトランジスタ23のエミッタは、直流電源のマイナス
側に接続される。ここで、抵抗20,21,22は放電
灯装着状態検出回路24を構成する。起動回路8の抵抗
11とコンデンサ12の接続点は、トランジスタ23側
を順方向とするダイオード25を介してトランジスタ2
3のコレクタに接続される。また出力制御回路14の制
御入力端子C.INは、トランジスタ23側を順方向とする
ダイオード26を介してトランジスタ23のコレクタに
接続される。この制御入力端子C.INと直流電源のマイナ
ス側間には、トランジスタ27と抵抗28の直列回路が
接続され、直流電源Vccが抵抗29を介して加えられる
抵抗30とコンデンサ31からなるタイマ回路32が、
このトランジスタ27のベースに接続される。またこの
タイマ回路32は、トランジスタ23側を順方向とする
ダイオード33を介してトランジスタ23のコレクタに
接続される。ここで、ダイオード25とトランジスタ2
3は起動回路8の動作を停止させる動作停止回路を構成
し、ダイオード26とトランジスタ23は出力制御回路
14に出力を下げる制御信号を入力する制御信号入力回
路を構成し、ダイオード33とトランジスタ23はタイ
マ回路32をリセットするリセット回路を構成してい
る。
流電源間に接続される抵抗20,21の直列回路の接続
点に接続され、これら抵抗20,21の接続点は抵抗2
2を介してトランジスタ23のベースに接続される。こ
のトランジスタ23のエミッタは、直流電源のマイナス
側に接続される。ここで、抵抗20,21,22は放電
灯装着状態検出回路24を構成する。起動回路8の抵抗
11とコンデンサ12の接続点は、トランジスタ23側
を順方向とするダイオード25を介してトランジスタ2
3のコレクタに接続される。また出力制御回路14の制
御入力端子C.INは、トランジスタ23側を順方向とする
ダイオード26を介してトランジスタ23のコレクタに
接続される。この制御入力端子C.INと直流電源のマイナ
ス側間には、トランジスタ27と抵抗28の直列回路が
接続され、直流電源Vccが抵抗29を介して加えられる
抵抗30とコンデンサ31からなるタイマ回路32が、
このトランジスタ27のベースに接続される。またこの
タイマ回路32は、トランジスタ23側を順方向とする
ダイオード33を介してトランジスタ23のコレクタに
接続される。ここで、ダイオード25とトランジスタ2
3は起動回路8の動作を停止させる動作停止回路を構成
し、ダイオード26とトランジスタ23は出力制御回路
14に出力を下げる制御信号を入力する制御信号入力回
路を構成し、ダイオード33とトランジスタ23はタイ
マ回路32をリセットするリセット回路を構成してい
る。
【0009】このように構成される放電灯点灯回路で
は、放電灯16が装着されている場合、装着状態検出回
路24の抵抗20,21の接続点がフィラメント16b
を介して直流電源のマイナス側に接続された状態となる
ので、トランジスタ23がオフ状態となり、起動回路8
が動作する。またこのときタイマ回路32が動作して、
タイマ回路32で設定される期間、トランジスタ27が
オフ状態となり、制御入力端子C.INに予熱制御信号が入
力されて、放電灯16は予熱後に、自励式インバータの
出力により高周波点灯される。点灯中に放電灯16が外
されると、装着状態検出回路24で放電灯16の未装着
状態が検出され、トランジスタ23がオンすることで、
制御入力端子C.INが接地レベルとなり、出力制御回路1
4の動作でインバータは出力を下げる。またトランジス
タ23のオンによってタイマ回路32がリセットされる
とともに、起動回路8の動作が停止される。このとき、
放電灯16が装着されれば、トランジスタ23がオフす
るので、タイマ回路32の動作により放電灯16は予熱
後に点灯される。電源の投入時に放電灯16が装着され
ていなければ、起動回路8は動作しないので、インバー
タは発振しない。したがって、安全性が高く、消費電力
も非常に少ない。なお、他励式のインバータでは発振が
停止している間でも、制御回路が電力を消費している
が、自励式では発振が止まっている間、制御回路14や
タイマ回路32での電力消費は非常に少ない。
は、放電灯16が装着されている場合、装着状態検出回
路24の抵抗20,21の接続点がフィラメント16b
を介して直流電源のマイナス側に接続された状態となる
ので、トランジスタ23がオフ状態となり、起動回路8
が動作する。またこのときタイマ回路32が動作して、
タイマ回路32で設定される期間、トランジスタ27が
オフ状態となり、制御入力端子C.INに予熱制御信号が入
力されて、放電灯16は予熱後に、自励式インバータの
出力により高周波点灯される。点灯中に放電灯16が外
されると、装着状態検出回路24で放電灯16の未装着
状態が検出され、トランジスタ23がオンすることで、
制御入力端子C.INが接地レベルとなり、出力制御回路1
4の動作でインバータは出力を下げる。またトランジス
タ23のオンによってタイマ回路32がリセットされる
とともに、起動回路8の動作が停止される。このとき、
放電灯16が装着されれば、トランジスタ23がオフす
るので、タイマ回路32の動作により放電灯16は予熱
後に点灯される。電源の投入時に放電灯16が装着され
ていなければ、起動回路8は動作しないので、インバー
タは発振しない。したがって、安全性が高く、消費電力
も非常に少ない。なお、他励式のインバータでは発振が
停止している間でも、制御回路が電力を消費している
が、自励式では発振が止まっている間、制御回路14や
タイマ回路32での電力消費は非常に少ない。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
源投入状態で放電灯が外された場合、点灯出力を下げる
ように動作するため、安全である。また再装着時は、予
熱用のタイマ回路がリセットされていることで、十分に
フィラメントが予熱されてから始動されるため、放電灯
は確実に点灯される。また電源を投入するときに放電灯
が外れている場合は、起動回路が動作しないため、イン
バータは発振せず、出力側に高電圧が発生しないので安
全性に優れている。
源投入状態で放電灯が外された場合、点灯出力を下げる
ように動作するため、安全である。また再装着時は、予
熱用のタイマ回路がリセットされていることで、十分に
フィラメントが予熱されてから始動されるため、放電灯
は確実に点灯される。また電源を投入するときに放電灯
が外れている場合は、起動回路が動作しないため、イン
バータは発振せず、出力側に高電圧が発生しないので安
全性に優れている。
【図1】本発明による放電灯点灯回路の一実施例を示す
回路図である。
回路図である。
1 商用交流電源 2 ダイオードブリッジ 3 平滑コンデンサ 4,5 スイッチング出力トランジスタ 8 起動回路 9 ドライブ回路 10 可飽和カレントトランス 14 出力制御回路 16 放電灯 16a,16b フィラメント 23 装着状態検出出力によって動作するトランジスタ 24 放電灯装着状態検出回路 25,26,33 逆流阻止用のダイオード 27 予熱制御用のトランジスタ 32 タイマ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−184295(JP,A) 特開 昭62−163293(JP,A) 特開 昭62−200687(JP,A) 特開 昭62−200689(JP,A) 特開 平1−217892(JP,A) 特開 平1−286298(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 41/24
Claims (2)
- 【請求項1】 自励式インバータを構成するスイッチン
グトランジスタに直流電源を接続し、このスイッチング
トランジスタに起動回路を接続し、この自励式インバー
タの出力端子に接続される共振回路内に少なくとも放電
灯の負荷とカレントトランスとを直列に接続し、このカ
レントトランスの二次側ベース巻線からスイッチングト
ランジスタにベース電流を供給し、始動時にはタイマ回
路を動作させて、このタイマ期間だけ放電灯を予熱した
あとに、上記起動回路によってスイッチングトランジス
タに起動をかけ、スイッチングトランジスタを自励的に
オン・オフさせて放電灯を高周波点灯するとともに、出
力制御回路によって放電灯の点灯出力を制御できる放電
灯点灯装置において、 放電灯の装着状態を検出する装着状態検出回路と、上記
起動回路の動作を停止させる動作停止回路と、上記制御
回路に点灯出力を下げる制御信号を入力する制御信号入
力回路と、上記タイマ回路をリセットするリセット回路
とを有し、上記装着状態検出回路により放電灯の未装着
状態が検出されたときに、上記動作停止回路により上記
起動回路の動作を停止させるとともに、上記制御信号入
力回路から点灯出力を下げる制御信号を上記出力制御回
路に入力し、さらに上記リセット回路によって上記タイ
マ回路をリセットすることを特徴とする放電灯点灯装
置。 - 【請求項2】 自励式インバータを構成するスイッチン
グトランジスタの直列回路からなるハーフブリッジの両
端に直流電源を接続し、このハーフブリッジの一方のス
イッチングトランジスタに起動回路を接続し、この自励
式インバータの出力端子に接続される共振回路内に少な
くとも放電灯の負荷とカレントトランスとを直列に接続
し、このカレントトランスの二次側ベース巻線からハー
フブリッジの各スイッチングトランジスタにベース電流
を供給し、始動時にはタイマ回路を動作させて、このタ
イマ期間だけ放電灯を予熱したあとに、上記起動回路に
よって一方のスイッチングトランジスタに起動をかけ、
各スイッチングトランジスタを自励的に交互にオン・オ
フさせて放電灯を高周波点灯するとともに、出力制御回
路によって放電灯の点灯出力を制御できる放電灯点灯装
置において、 放電灯の装着状態を検出する装着状態検出回路と、上記
起動回路の動作を停止させる動作停止回路と、上記制御
回路に点灯出力を下げる制御信号を入力する制御信号入
力回路と、上記タイマ回路をリセットするリセット回路
とを有し、上記装着状態検出回路により放電灯の未装着
状態が検出されたときに、上記動作停止回路により上記
起動回路の動作を停止させるとともに、上記制御信号入
力回路から点灯出力を下げる制御信号を上記出力制御回
路に入力し、さらに上記リセット回路によって上記タイ
マ回路をリセットすることを特徴とする放電灯点灯装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03184186A JP3106563B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03184186A JP3106563B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 放電灯点灯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0513186A JPH0513186A (ja) | 1993-01-22 |
JP3106563B2 true JP3106563B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=16148867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03184186A Expired - Fee Related JP3106563B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3106563B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4252117B2 (ja) | 1997-05-16 | 2009-04-08 | 株式会社デンソー | 放電灯装置 |
US6127788A (en) | 1997-05-15 | 2000-10-03 | Denso Corporation | High voltage discharge lamp device |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP03184186A patent/JP3106563B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0513186A (ja) | 1993-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0219705B2 (ja) | ||
JP3106563B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JP3532710B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JPH0479119B2 (ja) | ||
US4928037A (en) | Protected discharge lamp lighting system | |
JPH11135289A (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JPH0282499A (ja) | インバータ装置およびこのインバータ装置を用いた照明装置 | |
JPS6210000B2 (ja) | ||
JP2885962B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JP2506966B2 (ja) | 放電ランプ点灯装置 | |
KR19980024273A (ko) | 방전등 점등장치 | |
JP2754576B2 (ja) | 放電ランプ点灯装置 | |
JP2561077Y2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JP2643961B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
KR0121603Y1 (ko) | 인버터 스탠드의 과전압제어회로 | |
JP3738635B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
KR19980069084A (ko) | 롱 라이트 컨버터 시스템 | |
JPH033669A (ja) | 電源装置 | |
JP2560603Y2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JPH01251593A (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JPH0374090A (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JPH10106769A (ja) | 冷陰極蛍光管点灯装置 | |
JP2710618B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JPH03143271A (ja) | インバータ装置 | |
JPH04292896A (ja) | 放電灯点灯回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000808 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |