JP2710618B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2710618B2
JP2710618B2 JP62271241A JP27124187A JP2710618B2 JP 2710618 B2 JP2710618 B2 JP 2710618B2 JP 62271241 A JP62271241 A JP 62271241A JP 27124187 A JP27124187 A JP 27124187A JP 2710618 B2 JP2710618 B2 JP 2710618B2
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浩行 迫
悟志 寺本
直景 岸本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、並列点灯方式の放電灯点灯装置に関するも
のである。 (背景技術) 第1図は従来例の回路図である。この回路は、放電灯
A,Bを高周波点灯させるものであり、交流電源ACを電流
回路1により整流平滑して得た直流電流をインバータ回
路2にて高周波電流に変換し、その高周波出力をバラン
サーT1を介して放電灯A,Bに印加して高周波で並列点灯
させている。ここで、予熱用のスイッチS1,S2は電源投
入時からある一定時間オンし、放電灯A,Bのフィラメン
トF1,F2,F3,F4を予熱し、その後、スイッチS1,S2を開放
することで、放電灯A,Bを始動点灯させている。この回
路において、放電灯Aが寿命末期において、フィラメン
トの断線を生じたとき、または、放電灯Aを外した場合
などにおいて、放電灯BはバランサーT1を介して点灯し
ているために、バランサーT1に生じる電圧によりインバ
ータ回路2の共振条件が崩れ、異常発振モードに陥ると
いう問題があった。そのため、放電灯Aが点灯不能とな
ったときには、放電灯Bも点灯しないようにする必要が
ある。 (発明の目的) 本発明は上述のような点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、インバータ回路の高周波
出力によりバランサーを介して2灯の放電灯を並列点灯
せしめる放電灯点灯装置において、一方の放電灯が点灯
不能となった場合には、他方の放電灯も点灯不能となる
ようにすることにある。 (発明の開示) 本発明に係る放電灯点灯装置を第2図実施例について
説明すると、入力直流電圧をスイッチング素子にて高周
波的にスイッチングして共振回路に印加することにより
高周波出力を生じせしめるインバータ回路2と、前記イ
ンバータ回路2の高周波出力をバランサーT1を介して並
列的に給電される2灯の放電灯A,Bと、放電灯A,Bの始動
時に第1の放電灯Aの第1のフィラメントF1と第2の放
電灯Bの第1のフィラメントF4を介して前記バランサー
T1の一方の巻線から予熱電流を通電させる第1の予熱回
路(スイッチS1)と、放電灯A,Bの始動時に第1の放電
灯Aの第2のフィラメントF2と第2の放電灯Bの第2の
フィラメントF3を介して前記バランサーT1の前記一方の
巻線と磁気結合された他方の巻線から予熱電流を通電さ
せる第2の予熱回路(スイッチS2)とを設けて成るもの
である。 つまり、本発明は、2灯の放電灯A,Bの予熱回路を、
たすき掛けに接続したものであり、一方の放電灯を外し
た場合、または、フィラメントF1〜F4のうち、いずれか
1つでも切れた場合には、両方の放電灯A,Bのフィラメ
ントの予熱電流が断たれて、両方の放電灯A,Bが同時に
始動点灯不能となるものである。したがって、一方の放
電灯のみがバランサーT1を介して点灯し続けることはな
く、バランサーT1に生じる電圧によりインバータ回路2
の共振条件が崩れて異常発振モードに陥るという問題は
解消できる。 以下、本発明の実施例について説明する。 実施例1 第2図は本発明の第1実施例の回路図である。本実施
例は、第1図の従来例において、予熱用のスイッチS1
放電灯AのフィラメントF1と放電灯BのフィラメントF4
に直列に接続し、予熱用スイッチS2を放電灯Bのフィラ
メントF3と、放電灯AのフィラメントF2に直列に接続し
たものである。 この回路の動作を説明すると、電源投入時にスイッチ
S1がオンされることにより、インバータ回路2からバラ
ンサーT1の一方の巻線、放電灯AのフィラメントF1、ス
イッチS1、放電灯BのフィラメントF4を介して予熱電流
が流れ、フィラメントF1,F4を予熱する。また、スイッ
チS2がオンされることにより、インバータ回路2からバ
ランサーT1の他方の巻線、放電灯BのフィラメントF3
スイッチS2、放電灯AのフィラメントF2を介して予熱電
流が流れ、フィラメントF3,F2を予熱する。そして、あ
る一定時間後にスイッチS1,S2を開放することにより、
放電灯A,Bを始動点灯させている。 ここで、例えば、放電灯Aの寿命末期において、フィ
ラメントF1が断線したとすると、電源投入後、スイッチ
S1がオンされても、フィラメントF1が断線していること
によって、フィラメントF4に流れる予熱電流の経路が断
たれる。したがって、放電灯Aが始動点灯しないのは言
うまでもないが、放電灯Bも始動点灯に至らない。ま
た、フィラメントF1に限らず、他のフィラメントF2,F3,
F4のうち、いずれのフィラメントが断線しても、他方の
放電灯のフィラメントには予熱電流が流れなくなるの
で、両方の放電灯が同時に始動点灯不能となる。また、
放電灯A又はBのうちの一方が外された場合において
も、他方の放電灯のフィラメントには予熱電流が流れな
くなるために、他方の放電灯は始動点灯しない。 実施例2 第3図は本発明の第2実施例の回路図である。本実施
例は実施例1より具体化したものであり、インバータ回
路として、自励式の直列インバータ方式を用いている。
交流電源ACをダイオードD1,D2により倍電圧整流し、コ
ンデンサC1,C2により平滑した直流電源をEとする。 直列に接続されたトランジスタQ1,Q2は直流電源Eに
対して並列に接続されており、トランジスタQ1のコレク
タにはコンデンサC4を介して負荷回路Rの一端が接続さ
れている。このコンデンサC4は後述するように2つのト
ランジスタQ1,Q2が交互にオンオフ動作した時に負荷回
路Rに供給される電圧を反転させたり、直流成分をカッ
トして負荷回路Rに供給される電圧を反転させたり、直
流成分をカットして負荷回路Rに交流成分(高周波電
力)を供給する作用をなす。また、負荷回路Rと並列に
コンデンサC5が接続され、負荷回路Rの他端にはインダ
クタンスL3が直列接続されてLC直列共振回路が構成され
ている。ここに、2つのコンデンサC4,C5はC4>>C5
関係を満たしており、コンデンサC4は共振には寄与しな
い。尚、LC直列共振回路を構成するコンデンサC5は負荷
端子間に存在する浮遊容量であっても良い。 インダクタンスL3の負荷回路Rとは反対側の端子は駆
動トランスT2の1次巻線を介してトランジスタQ1,Q2
接続点に接続され、更に、駆動トランスT2の各2次巻線
はそれぞれ抵抗R2,R3を介してトランジスタQ1,Q2のベー
ス・エミッタ間に接続されている。駆動トランスT2の各
2次巻線は、その極性を逆にして、トランジスタQ1,Q2
を交互にオンオフさせる構成としており、この駆動トラ
ンスT2及びその付属回路をもってドライバ回路を構成し
ている。 コンデンサC4の負荷回路Rとの接続点と、直流電源E
の負極端子との間には、抵抗R5とR6の直列回路によって
構成された分圧回路が接続されており、これによって電
圧検出回路部が構成されている。ここに、抵抗R5とR6
負荷回路Rに対して高インピーダンス値のものが選ばれ
ている。更に、抵抗R5とR6の接続点に抵抗R4を介してト
ランジスタQ5のベースに接続されており、トランジスタ
Q5のエミッタは別のトランジスタQ4のエミッタと共通に
接続されて直流電源Eの負極端子側に接続されている。
一方、トランジスタQ5のコレクタは抵抗R7を介して直流
電源Eの正極端子側に接続されている。そして、トラン
ジスタQ4のコレクタはトランジスタQ2のベースに接続さ
れている。トランジスタQ4,Q5及びその付属回路は発振
停止回路部を構成するものである。つまり、負荷回路R
が無負荷状態になると、コンデンサC4が抵抗R5,R6にて
直流電源Eの電圧まで充電されて、抵抗R5,R6による分
圧電圧はほぼゼロになり、トランジスタQ5がオフ、トラ
ンジスタQ4がオンとなって、トランジスタQ2のベース・
エミッタ間を短絡させるので、インバータ回路の発振は
停止するものである。 一方、直流電源Eと並列に抵抗R1とコンデンサC3を接
続してあり、コンデンサC3と抵抗R1の接続点と、トラン
ジスタQ1,Q2の接続点との間には、ダイオードD3を接続
している。このダイオードD3は図示するようにアノード
側を抵抗R1とコンデンサC3の接続点に接続している。そ
して、抵抗R1とコンデンサC3の接続点とトランジスタQ2
のベースとの間にはダイアックQ3を接続してあり、これ
らによってインバータ装置の起動回路を構成している。
ここに、抵抗R1とコンデンサC3の直列回路はダイアック
Q3のトリガ回路を構成し、ダイオードD3はダイアックQ3
がブレークオーバーした後に、直流電源Eから供給され
る電流を抵抗R1を介してトランジスタQ2に直接導くバイ
パス回路を構成している。 負荷回路RにはバランサーT1を介して並列接続された
放電灯A,Bを用いており、放電灯A,Bの予熱回路の構成に
ついては、第2図の実施例1で説明した回路構成を用い
ている。つまり、一方の放電灯Aが外された場合、他方
の放電灯Bを始動点灯に至らしめないようにしている。
したがって、本実施例の負荷回路Rにおいては、1灯点
灯状態は生じ得ないものであり、2灯点灯状態か無負荷
状態かのいずれかの状態しか生じない。このため、抵抗
R5,R6の分圧回路による簡単な無負荷検出回路にて、放
電灯の1灯外しを検出でき、インバータ回路の異常発振
をなくすために、抵抗R4,R7とトランジスタQ4,Q5よりな
る発振停止回路部にてインバータ回路を発振停止させる
ことができるものである。 つまり、本発明の構成を用いることにより、バランサ
ーT1を用いた2灯並列点灯方式において、抵抗R5,R6
よる簡単な無負荷検出回路を採用できることになる。な
お、放電灯2灯に限らず複数灯に応用することも可能で
ある。また、インバータ回路については、自励式の直列
インバータ回路に限らず、ハーフブリッジ回路やフルブ
リッジ回路、プッシュプル回路、その他の回路方式を用
いることもできる。また、予熱回路におけるスイッチ
S1,S2は他のスイッチ素子またはコンデンサを用いても
よい。 (発明の効果) 本発明は上述のように、インバータ回路の高周波出力
によりバランサーを介して2灯の放電灯を並列点灯せし
める放電灯点灯装置において、予熱回路をたすき掛けに
接続したので、一方の放電灯が点灯不能となったときに
は、他方の放電灯も点灯不能とすることができ、一方の
放電灯のみがバランサーを介して点灯し続けることはな
く、したがって、バランサーに生じる電圧によりインバ
ータ回路の共振条件が崩れて異常発振モードに陥るとい
う不都合を解消できるという効果がある。また、1灯点
灯時の照度不足の状態をなくして、放電灯の変換を促す
ことができるという効果もある。 さらに、第3図に示す回路方式においては、本発明の
構成を採用することで放電灯の無負荷検出回路の構成を
か簡略化することができるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来例の回路図、第2図は本発明の第1実施例
の回路図、第3図は本発明の第2実施例の回路図であ
る。 ACは交流電源、1は電源回路、2はインバータ回路、T1
はバランサー、A,Bは放電灯、F1〜F4はフィラメント、S
1,S2はスイッチである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−6776(JP,A) 特開 昭56−93293(JP,A) 特開 昭55−81496(JP,A) 特開 昭52−118956(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.入力直流電圧をスイッチング素子にて高周波的にス
    イッチングして共振回路に印加することにより高周波出
    力を生じせしめるインバータ回路と、前記インバータ回
    路の高周波出力をバランサーを介して並列的に給電され
    る2灯の放電灯と、放電灯の始動時に第1の放電灯の第
    1のフィラメントと第2の放電灯の第1のフィラメント
    を介して前記バランサーの一方の巻線から予熱電流を通
    電させる第1の予熱回路と、放電灯の始動時に第1の放
    電灯の第2のフィラメントと第2の放電灯の第2のフィ
    ラメントを介して前記バランサーの前記一方の巻線と磁
    気結合された他方の巻線から予熱電流を通電させる第2
    の予熱回路とを有することを特徴とする放電灯点灯装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS556776A (en) * 1978-06-30 1980-01-18 Matsushita Electric Works Ltd Device for lighting discharge lamp

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