JP3106504U - ベランダ等のコーナー部に配設する曲面面木 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ベランダ、バルコニー、屋根等における床部と立ち上がり部に防水マットを貼って防水加工をする際、コーナー部に空気が残らないように防水マットを貼ることができると共に作業能率を大幅に向上させることができるようにする。
【解決手段】 曲面面木1の斜面部1cを内側に湾曲した円弧状の曲面とし、この曲面面木1をベランダにおける床部2と立ち上がり部3とのコーナー部に配設する。
【選択図】図2

Description

本考案はベランダ、バルコニー、屋根等における床部と立ち上がり部とのコーナー部に配設する曲面面木に関するものである。
建物にベランダ、バルコニー等を構築するときには、建物内への水分の浸入を防止するために防水工事を施す。
そして、防水構造とするための処理作業は、従来は次のようにして行っていた。
(1)ベランダにおける床部と立ち上がり部との直交するコーナー部に、斜面部が傾斜した面木を配設する。
(2)床部の上面と立ち上がり部の内側面にプライマーを塗布する。
(3)上記プライマーの上に樹脂を塗布して、繊維強化プラスチックからなる防水マットをベランダに密着して貼る。
(4)防水マットの上に更に樹脂を塗布して硬化させる。
上記の処理作業において、防水マットを貼る工程において問題があった。即ち、防水マットを貼るときには、防水マットが全体的に床部と立ち上がり部に隙間なく密着することが望ましい。
しかし、図3に示すように、防水マット103をローラーSで押しつけながら貼って行く過程において、図示のように従来の面木100の斜面部100aは平坦であるため、面木100の斜面部100aの下端部と上端部の位置で、防水マット103と床部101及び立ち上がり部102との間に隙間Sができてしまう。
このように隙間Sができると、防水マット103と床部101及び立ち上がり部102との間に空気が残ることになり、樹脂が硬化した後で間隙Sの部分を踏むと空気が圧縮されて潰れて横に広がり、防水マット103が剥がれやすくなる。
そのため、防水マット103を連続して貼らずに、面木100の上端部と下端部で区切って貼っていた。しかし、これでも間隙Sは生じていた。
したがって、隙間Sを極力少なくするために、普通に用いられるローラー(直径約5cm)よりも小径のローラー(直径約1cm)を使用して上部から押圧しなければならない。そして、このような作業を行なっても間隙Sから完全に空気を除去することはできなかった。また、小径のローラーを使用しなければならないことから作業能率が悪く、無駄な労力と時間を要していた。
本考案は上記の点に鑑みなされたものであって、防水マットが全体的に床部及び立ち上がり部に隙間なく密着するように施工することができると共に、普通に用いられるローラーだけで施工できるようにして、作業能率を大幅に向上させることができる曲面面木を提供するものである。
本考案の要旨とするところは、水平部と立ち上がり部および斜面部からなり、上記斜面部を内側に湾曲した曲面としたことを特徴とするベランダ等のコーナー部に配設する曲面面木にある。
本考案は上記の如き構成であり、長尺の斜面部を内側に湾曲した、すなわち内側に窪んだ曲面としたものであるから、防水マットを全体的に床部及び立ち上がり部に隙間なく密着するように施工することができる。そのため、従来の如く防水マットと床部及び立ち上がり部との間に間隙ができず、また空気も残らない。したがって、施工後において防水マットが剥がれやすいという問題点を完全に解消することができるのである。
また、防水マットを押しつけるローラーは普通に用いられる大きな直径のものを使用することで、防水マットを区切らずに連続して、かつ完全な施工ができるため、作業能率が大幅に向上し、労力と時間の無駄を省くことができるのである。
本考案を実施するための最良の形態は、斜面部を内側に湾曲した曲面とすることにあり、防水マットをローラーで押しつけながら貼る際に、曲面面木の斜面部の下端部と上端部の位置において、防水マットと床部及び立ち上がり部との間に隙間が生じない。したがって防水マットと床部及び立ち上がりとの間に空気が残ることがないのである。また、従来のように小径のローラーでなく、普通に用いられる大径のローラーでも施工できるため作業能率が大幅に向上するのである。
以下、本考案の実施例について説明する。
図1は本考案の曲面面木の斜視図、図2は本考案の作用を説明するための施工状態の拡大断面図である。
図中、符号1は合成樹脂製の曲面面木である。また、この曲面面木1は、その水平部1aの幅W1を2cm、立ち上がり部1bの幅W2を2cmとし、全長Lを2mとしている。そしてこの曲面面木1は、その斜面部1cを全長にわたり内側に湾曲させた円弧状の曲面としている。
上記曲面面木1の材質は合成樹脂に限らず他の材質でも良く、幅Wや全長Lも任意に決定できる。さたに斜面部1cをどの程度深く湾曲させるかは、必要に応じて決定できる。
施工に際しては、上記曲面面木1を従来と同様にベランダの床部2とこれから垂直に立ち上がる立ち上がり部3とのコーナー部に配設する。また、4は繊維強化プラスチックからなる防水マット、5は該防水マット4を押しつけながら貼るためのローラーである。
なお、ベランダを防水構造とするための処理作業自体は上記に説明した従来方法と同様であるから、詳細な説明は省略する。
本実施例によると、曲面面木1の斜面部1cが内側に湾曲した円弧状の曲面となっているから、該斜面部1cの上端部は立ち上がり部3の内側面に対して、また下端部は床部2の上面に対して角度が殆ど零に近くなるようにゆるやかな角度で接している。
これにより、防水マット4をローラー5で押しつけながら貼る際に、曲面面木1の斜面部1cの上端部位置の防水マット4と立ち上がり部3との間、及び下端部位置の防水マット4と床部2との間に隙間が生じない。
したがって防水マット4は、立ち上がり部3から斜面部1c、床部2へと連続的に貼ることができる。そのため、防水マット4と床部2及び立ち上がり部3との間に空気が残ることがない。また、従来のような小径のローラーでなく、普通に用いられる大径のローラーでも施工できることから、作業能率が大幅に向上するのである。
また、上記の実施例ではベランダでの施工を説明したが、これに限らず、バルコニー、屋根など防水加工を必要とする他の場所でも施工可能である。
本考案の曲面面木の斜視図である。 本考案の作用を説明するための施工状態の拡大断面図である。 従来の面木の施工状態を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 曲面面木
1a 曲面面木の水平部
1b 曲面面木の立ち上がり部
1c 曲面面木の斜面部
2 ベランダの床部
3 ベランダの立ち上がり部
4 防水マット
5 ローラー

Claims (1)

  1. 水平部と立ち上がり部および斜面部からなり、上記斜面部を内側に湾曲した曲面としたことを特徴とするベランダ等のコーナー部に配設する曲面面木。
JP2004004064U 2004-07-09 2004-07-09 ベランダ等のコーナー部に配設する曲面面木 Expired - Lifetime JP3106504U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108104386A (zh) * 2018-02-08 2018-06-01 贵州建工集团第二建筑工程有限责任公司 一种屋面泛水施工工具及其施工方法
CN113482177A (zh) * 2021-07-21 2021-10-08 济南观唐装饰设计有限公司 一种厨卫挡水槽施工工艺
CN113482285A (zh) * 2021-07-21 2021-10-08 济南观唐装饰设计有限公司 一种防水地面阴角处抹弧施工工艺

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