JP3106037B2 - 加熱調理器及び調理皿用取手 - Google Patents

加熱調理器及び調理皿用取手

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JP3106037B2
JP3106037B2 JP05162003A JP16200393A JP3106037B2 JP 3106037 B2 JP3106037 B2 JP 3106037B2 JP 05162003 A JP05162003 A JP 05162003A JP 16200393 A JP16200393 A JP 16200393A JP 3106037 B2 JP3106037 B2 JP 3106037B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱調理室に出し入れ
自在にセットされる上段用調理皿及び下段用調理皿を備
えた加熱調理器、並びにそれら上段用調理皿及び下段用
調理皿を保持するための調理皿用取手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、加熱調理器、例えばオーブン
機能付きの電子レンジにおいては、加熱調理室に上段用
調理皿及び下段用調理皿を上下2段にセットすると共
に、それら各調理皿上に被調理物を載置した状態で、加
熱調理室に熱風を供給することによって被調理物を加熱
調理する構成としたものがある。
【0003】上記上段用調理皿及び下段用調理皿を使用
する場合、これら各調理皿は、調理皿用取手により保持
して加熱調理室に対して出し入れするようにしている。
このとき、各調理皿の外周部上端部にはフランジ部を形
成していて、調理皿用取手の係合部をそのフランジ部に
係合させることにより保持するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来構
成においては、上段用調理皿のフランジ部と下段用調理
皿のフランジ部との形態は同じであり、調理皿用取手に
より上段用調理皿を持った場合における調理皿用取手の
水平面に対する取手角度と、下段用調理皿を持った場合
における調理皿用取手の取手角度とは同じになってい
た。このため、例えば、上段用調理皿を取り扱う際に取
り扱いやすい取手角度となるように設定した場合には、
下段用調理皿を取り扱う際に取り扱いにくい取手角度と
なってしまうものであり、上段用及び下段用調理皿の両
方を取り扱いやすい取手角度とすることはできないもの
であった。
【0005】そこで、本発明の目的は、上段用調理皿及
び下段用調理皿を調理皿用取手で持ったときにそれぞれ
に適した取手角度にでき、上段用調理皿及び下段用調理
皿の両方を取り扱いやすくすることができる加熱調理器
及び調理皿用取手を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、加熱
調理室及び加熱手段を有した本体と、それぞれ皿本体の
外周部上端部にフランジ部を有し、前記加熱調理室に出
し入れ自在にセットされる上段用調理皿及び下段用調理
皿とを備えた加熱調理器において、前記上段用調理皿の
フランジ部と下段用調理皿のフランジ部との形態を異な
らせ、上段用調理皿及び下段用調理皿を保持するための
調理皿用取手の係合部を上段用調理皿のフランジ部に係
合させたときの調理皿用取手の水平面に対する取手角度
αと、調理皿用取手の係合部を下段用調理皿のフランジ
部に係合させたときの調理皿用取手の水平面に対する取
手角度βとの関係が、α<βとなるように設定したこと
を特徴とするものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の加熱調理器
において、下段用調理皿は加熱調理室底部の回転部と係
合する係合部を有し、上段用調理皿はその底部に前記回
転部とは係合しない非係合部を有する構成としたところ
に特徴を有する。
【0008】請求項3の発明は、加熱調理器に用いられ
る上段用調理皿及び下段用調理皿を保持するための調理
皿用取手において、柄の先端部に係合部を備え、この係
合部は、上段用調理皿及び下段用調理皿の皿本体に係合
する下支持部と、上段用調理皿及び下段用調理皿のフラ
ンジ部に係合する上支持部とを有し、かつこの上支持部
は、前部に下面が開放した第1の係合凹部を有すると共
に、奥部にこの第1の係合凹部に連なり第1の係合凹部
よりも深い第2の係合凹部を有し、第1の係合凹部は上
段用調理皿のフランジ部と係合し、第2の係合凹部は上
段用調理皿のフランジ部よりも幅が狭くかつ高さの高い
フランジ部を有する下段用調理皿と係合する構成とした
ことを特徴とするものである。
【0009】請求項4の発明は、加熱調理室及び加熱手
段を有した本体と、それぞれ皿本体の外周部上端部にフ
ランジ部を有し、前記加熱調理室に出し入れ自在にセッ
トされる上段用調理皿及び下段用調理皿と、これら上段
用調理皿及び下段用調理皿を保持するための調理皿用取
手とを備えた加熱調理器において、前記上段用調理皿の
フランジ部を、下段用調理皿のフランジ部に対して幅広
でかつ高さが低くなるように設定し、前記調理皿用取手
は柄の先端部に係合部を備え、この係合部は、上段用調
理皿及び下段用調理皿の皿本体に係合する下支持部と、
上段用調理皿及び下段用調理皿のフランジ部に係合する
上支持部とを有し、かつこの上支持部は、前部に下面が
開放した第1の係合凹部を有すると共に、奥部にこの第
1の係合凹部に連なり第1の係合凹部よりも深い第2の
係合凹部を有する構成とし、調理皿用取手の第1の係合
凹部は上段用調理皿のフランジ部と係合し、第2の係合
凹部は下段用調理皿のフランジ部と係合する構成とした
ことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、上段用調理皿のフラ
ンジ部と下段用調理皿のフランジ部との形態を異なら
せ、調理皿用取手により上段用調理皿を持ったときの取
手角度αと下段用調理皿を持ったときの取手角度βとの
関係がα<βとなるように設定することにより、上段用
調理皿を持つときには上段用調理皿を取り扱うのに適し
た取手角度になると共に、下段用調理皿を持つときには
下段用調理皿を取り扱うのに適した取手角度になり、ど
ちらの調理皿も取り扱いやすくなる。
【0011】請求項2の発明によれば、下段用調理皿は
係合部を回転部と係合させることにより加熱調理室底部
にセットすることができるが、上段用調理皿の非係合部
は回転部とは係合しないので、上段用調理皿を加熱調理
室の底部へセットすることはできない。従って、上段用
調理皿及び下段用調理皿は、加熱調理室において常に決
められた位置にセットされることになるから、調理皿用
取手によりそれら上段用調理皿及び下段用調理皿を持っ
たときに取手角度が上段用と下段用とが逆になることが
ない。
【0012】請求項3の発明によれば、調理皿用取手に
おいて、上支持部における第1の係合部は、上段用調理
皿のフランジ部とは係合するが下段用調理皿のフランジ
部とは係合できず、また、第2の係合凹部は、それとは
逆に、下段用調理皿のフランジ部とは係合するが上段用
調理皿のフランジ部とは係合できない。従って、上段用
調理皿を持つときには常に第1の係合凹部が係合し、ま
た、下段用調理皿を持つときには常に第2の係合凹部が
係合するようになるので、上段用調理皿を持つときには
上段用調理皿を取り扱うのに適した取手角度にできると
共に、下段用調理皿を持つときには下段用調理皿を取り
扱うのに適した取手角度にできるようになる。
【0013】請求項4の発明によれば、請求項3と同様
に、調理皿用取手で上段用調理皿を持つときには上段用
調理皿を取り扱うのに適した取手角度にできると共に、
下段用調理皿を持つときには下段用調理皿を取り扱うの
に適した取手角度にできるようになる。
【0014】
【実施例】以下、本発明をオーブン機能付きの電子レン
ジに適用した一実施例につき図面を参照して説明する。
まず図2ないし図4において、加熱調理器である電子レ
ンジの本体1の内部には内ケース2を配設していて、こ
の内ケース2の内部を加熱調理室3として構成し、ま
た、内ケース2の隣に機械室4を形成している。本体1
の前面部には、加熱調理室3の前面開口部を開閉する扉
5が回動可能に設けられていると共に、機械室4の前面
に位置させて操作パネル6が設けられている。
【0015】上記内ケース2の下面側には、加熱手段の
一つである下平面ヒータ7及び断熱材8が設けられてい
ると共に、モータ9が設けられていて、そのモータ9の
回転軸9aの先端部が内ケース2の底部を貫通して加熱
調理室3内に突出している。また、内ケース2の上部に
は、これも加熱手段の一つであるランプヒータ10が設
けられていると共にランプ11が設けられており、これ
らの上方には断熱材12が設けられている。
【0016】内ケース2の後部壁2aには、図5に示す
ように、中央部に吸入口13が、また、周囲部の複数箇
所に吐出口14がそれぞれパンチング孔により形成され
ている。そして、後部壁2aの後方には、これも加熱手
段の一つである熱風供給装置15が設けられている。こ
の熱風供給装置15は、熱風用ヒータ16と、熱風用モ
ータ17と、この熱風用モータ17により回転駆動され
る熱風用ファン18と、断熱材19と、ケーシングカバ
ー20とから構成されていて、加熱調理室3内の空気を
吸入口13からケーシングカバー20内に吸い込んで熱
風化し、その熱風を各吐出口14から加熱調理室3内に
吐出する構成となっている。なお、熱風用モータ17の
回転軸17aには、熱風用モータ17を冷却するための
自冷ファン21を設けている。
【0017】また、上記機械室4には、これも加熱手段
の一つであるマグネトロン22やトランス23等の電装
品、及びこれらの電装品を冷却するためファン装置24
等を配設している。
【0018】さて、図2において、加熱調理室3内にお
ける前記モータ9の回転軸9aには回転部を構成する回
転網25が着脱可能に取り付けられ、この回転網25上
に下段用調理皿26が出し入れ自在にセットされ、さら
にこの下段用調理皿26上に上段用調理皿27が出し入
れ自在にセットされるようになっている。
【0019】上記下段用調理皿26は、図1(B)にも
示すように、底部28aの外周部に立ち上がり壁28b
を一体に有した円形の浅底容器状をなす皿本体28と、
この皿本体28の外周部である立ち上がり壁28bの上
端部に一体に設けられたフランジ部29と、皿本体28
の外底部における外周部の例えば3箇所に設けられた凸
部からなる係合部30(図2参照)とを有した構成とな
っていて、各係合部30を上記回転網25の外周部に係
合させた状態で該回転網25上に載置されるようになっ
ている。
【0020】また、上段用調理皿27は、図1(A)に
も示すように、底部31aの外周部に立ち上がり壁31
bを一体に有した円形の浅底容器状をなす皿本体31
と、この皿本体31の外周部である立ち上がり壁31b
の上端部に一体に設けられたフランジ部32と、皿本体
31の外底部に折り畳み可能に設けられた例えば3本の
脚33(図2参照)とを有した構成となっていて、各脚
33を介して下段用調理皿26上に載置されるようにな
っている。ここで、脚33は、回転網25と係合しない
非係合部を構成する。
【0021】ここで、下段用調理皿26のフランジ部2
9と上段用調理皿27のフランジ部32とは形態を異な
らせている。すなわち、上段用調理皿27のフランジ部
32の幅寸法D1は下段用調理皿26のフランジ部29
の幅寸法D2よりも大きくなるように設定され(D1>
D2)、また、フランジ部32の底部31aからの高さ
寸法H1は、フランジ部29の底部28aからの高さ寸
法H2よりも小さくなるように設定されている(H1<
H2)。
【0022】次に、これら上段用調理皿27及び下段用
調理皿26を保持するための調理皿用取手34につい
て、図1、図6及び図7を参照して説明する。調理皿用
取手34は、柄35の先端部に係合部36を有してい
る。この係合部36は、偏平なV字状をなすように折曲
された下支持部37と、この下支持部37の両側部に上
方に向けて突設された上支持部38、38とを有してい
る。そして、各上支持部38には、前部に下面側が開放
した第1の係合凹部39が形成され、奥部にこの第1の
係合凹部39に連なり該第1の係合凹部39よりも深い
第2の係合凹部40が形成されている。
【0023】ここで、第1の係合凹部39は、上段用調
理皿27のフランジ部32と係合できる幅と高さに設定
され、また、第2の係合凹部40は、下段用調理皿26
のフランジ部29と係合できる幅と高さに設定されてい
る。なお、下支持部37には補強用の凹部41が形成さ
れていると共に、上面の中央部に「上」という文字42
が表示されている。
【0024】しかして、この調理皿用取手34により上
段用調理皿27を持つ場合には、図1(A)に示すよう
に、下支持部37を皿本体31の底部31aに係合させ
ると共に、上支持部38の第1の係合凹部39をフラン
ジ部32に係合させる。また、調理皿用取手34により
下段用調理皿26を持つ場合には、図1(B)に示すよ
うに、下支持部37を皿本体28の底部28aに係合さ
せると共に、上支持部38の第2の係合凹部40をフラ
ンジ部29に係合させる。
【0025】ここで、調理皿用取手34により上段用調
理皿27を水平状態に保持した状態において、調理皿用
取手34の水平面Oに対する取手角度α、すなわち柄3
5の水平面Oに対する取手角度αは約15度となるよう
に設定され、また、調理皿用取手34により下段用調理
皿26を水平状態に保持した状態において、調理皿用取
手34の水平面Oに対する取手角度β、すなわち柄35
の水平面Oに対する取手角度βは約30度となるように
設定されており、取手角度αとβの関係は、α<βとな
るように設定されている。
【0026】上記構成において、上段用調理皿27及び
下段用調理皿26を用いてオーブン調理を行う場合に
は、モータ9の回転軸9aに回転網25を装着した後、
被調理物(図示せず)を載せた下段用調理皿26を回転
網25上にセットする。このとき、下段用調理皿26
は、各係合部30が回転網25の外周部に係合すること
により位置決めされる。また、被調理物(図示せず)を
載せた上段用調理皿27を下段用調理皿26上にセット
する。このとき、上段用調理皿27は、各脚33の下端
部が下段用調理皿26における立ち上がり壁28bの内
面に当接することにより位置決めされる。
【0027】この場合、上段用調理皿27の脚33を折
り畳んだ状態で、上段用調理皿27を回転網25上にセ
ットしようとしても、脚33が邪魔になってセットする
ことができないから、下段用調理皿26及び上段用調理
皿27をセットする位置を間違えることはない。
【0028】下段用調理皿26及び上段用調理皿27を
セットしたら、扉5を閉め、操作パネル6のスイッチ操
作を行う。この操作に基づき、モータ9により回転網2
5を介して下段用調理皿26及び上段用調理皿27が回
転されると共に、加熱手段の一つである例えば熱風供給
装置15が駆動される。熱風供給装置15が駆動される
と、加熱調理室3内の空気が吸入口13からケーシング
カバー20内に吸い込まれて熱風化され、その熱風が各
吐出口14から加熱調理室3内に吐出されることにより
被調理物が加熱調理される。
【0029】調理が終了したら、扉5を開けて、調理皿
用取手34により上段用調理皿27を保持して加熱調理
室3から外部へ取り出し、また、調理皿用取手34によ
り下段用調理皿26を保持して加熱調理室3から外部へ
取り出す。
【0030】ここで、調理皿用取手34により上段用調
理皿27を持つときには、上段用調理皿27のフランジ
部32は第1の係合凹部39には係合するが、第2の係
合凹部40には係合しないから、必ず図1(A)の状態
となり、従って取手角度は上段用調理皿27を取り扱う
のに適した角度αとなる。また、調理皿用取手34によ
り下段用調理皿26を持つときには、下段用調理皿26
のフランジ部29は、第1の係合凹部39を通過してそ
こと連なった第2の係合凹部40にはすべりこんで係合
するが、第1の係合凹部39には係合しないから、必ず
図1(B)の状態となり、従って取手角度は下段用調理
皿26を取り扱うのに適した角度βとなる。
【0031】このように、調理皿用取手34により上段
用調理皿27及び下段用調理皿26を持つときには、そ
れぞれに適した取手角度α、βとなっているから、それ
ら上段用調理皿27及び下段用調理皿26を取り扱いや
すく、しかも、手がヒータにより熱せられた加熱調理室
3上部縁の高温部分に近づきにくく安全である。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の加熱調理器によれば、上
段用調理皿のフランジ部と下段用調理皿のフランジ部と
の形態を異ならせ、調理用取手により上段用調理皿を持
ったときの取手角度αと下段用調理皿を持ったときの取
手角度βとの関係がα<βとなるように設定することに
より、上段用調理皿を持つときには上段用調理皿を取り
扱うのに適した取手角度になると共に、下段用調理皿を
持つときには下段用調理皿を取り扱うのに適した取手角
度になり、どちらの調理皿も取り扱いやすくすることが
できる。
【0033】請求項2記載の加熱調理器によれば、下段
用調理皿は係合部を回転部と係合させることにより加熱
調理室底部にセットすることができるが、上段用調理皿
の非係合部は回転部とは係合しないので、上段用調理皿
を加熱調理室の底部へセットすることはできない。従っ
て、上段用調理皿及び下段用調理皿は、加熱調理室にお
いて常に決められた位置にセットされることになるか
ら、調理皿用取手によりそれら上段用調理皿及び下段用
調理皿を持ったときに取手角度が上段用と下段用とが逆
になることがない。。
【0034】請求項3記載の調理皿用取手によれば、上
支持部における第1の係合部は、上段用調理皿のフラン
ジ部とは係合するが下段用調理皿のフランジ部とは係合
できず、また、第2の係合凹部は、それとは逆に、下段
用調理皿のフランジ部とは係合するが上段用調理皿のフ
ランジ部とは係合できない。従って、上段用調理皿を持
つときには常に第1の係合凹部が係合し、また、下段用
調理皿を持つときには常に第2の係合凹部が係合するよ
うになるので、それら上段用調理皿及び下段用調理皿を
持ったときに取手角度が上段用と下段用とが逆になるこ
とがない。
【0035】請求項4記載の加熱調理器によれば、請求
項3と同様に、調理皿用取手により上段用調理皿及び下
段用調理皿を持ったときに取手角度が上段用と下段用と
が逆になることがなく、どちらの調理皿も取り扱いやす
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、(A)は上段
用調理皿を持った状態の要部の縦断側面図、(B)は下
段用調理皿を持った状態の要部の縦断側面図
【図2】上段用調理皿及び下段用調理皿を加熱調理室に
セットした状態の縦断側面図
【図3】機械室部分を示す破断側面図
【図4】一部を破断して示す平面図
【図5】内ケースの後部壁部分の正面図
【図6】調理皿用取手の側面図
【図7】調理皿用取手の平面図
【符号の説明】
1は本体、3は加熱調理室、7は下平面ヒータ(加熱手
段)、10はランプヒータ(加熱手段)、15は熱風供
給装置(加熱手段)、22はマグネトロン(加熱手
段)、25は回転網(回転部)、26は下段用調理皿、
27は上段用調理皿、28は皿本体、29はフランジ
部、30は係合部、31は皿本体、32はフランジ部、
33は脚(非係合部)、34は調理皿用取手、35は
柄、36は係合部、37は下支持部、38は上支持部、
39は第1の係合凹部、40は第2の係合凹部である。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱調理室及び加熱手段を有した本体
    と、 それぞれ皿本体の外周部上端部にフランジ部を有し、前
    記加熱調理室に出し入れ自在にセットされる上段用調理
    皿及び下段用調理皿とを備えた加熱調理器において、 前記上段用調理皿のフランジ部と下段用調理皿のフラン
    ジ部との形態を異ならせ、 上段用調理皿及び下段用調理皿を保持するための調理皿
    用取手の係合部を上段用調理皿のフランジ部に係合させ
    たときの調理皿用取手の水平面に対する取手角度αと、
    調理皿用取手の係合部を下段用調理皿のフランジ部に係
    合させたときの調理皿用取手の水平面に対する取手角度
    βとの関係が、α<βとなるように設定したことを特徴
    とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 下段用調理皿は加熱調理室底部の回転部
    と係合する係合部を有し、上段用調理皿はその底部に前
    記回転部とは係合しない非係合部を有することを特徴と
    する請求項1記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 加熱調理器に用いられる上段用調理皿及
    び下段用調理皿を保持するための調理皿用取手におい
    て、 柄の先端部に係合部を備え、この係合部は、上段用調理
    皿及び下段用調理皿の皿本体に係合する下支持部と、上
    段用調理皿及び下段用調理皿のフランジ部に係合する上
    支持部とを有し、かつこの上支持部は、前部に下面が開
    放した第1の係合凹部を有すると共に、奥部にこの第1
    の係合凹部に連なり第1の係合凹部よりも深い第2の係
    合凹部を有し、 第1の係合凹部は上段用調理皿のフランジ部と係合し、
    第2の係合凹部は上段用調理皿のフランジ部よりも幅が
    狭くかつ高さの高いフランジ部を有する下段用調理皿と
    係合する構成であることを特徴とする調理皿用取手。
  4. 【請求項4】 加熱調理室及び加熱手段を有した本体
    と、 それぞれ皿本体の外周部上端部にフランジ部を有し、前
    記加熱調理室に出し入れ自在にセットされる上段用調理
    皿及び下段用調理皿と、 これら上段用調理皿及び下段用調理皿を保持するための
    調理皿用取手とを備えた加熱調理器において、 前記上段用調理皿のフランジ部を、下段用調理皿のフラ
    ンジ部に対して幅広でかつ高さが低くなるように設定
    し、 前記調理皿用取手は柄の先端部に係合部を備え、この係
    合部は、上段用調理皿及び下段用調理皿の皿本体に係合
    する下支持部と、上段用調理皿及び下段用調理皿のフラ
    ンジ部に係合する上支持部とを有し、かつこの上支持部
    は、前部に下面が開放した第1の係合凹部を有すると共
    に、奥部にこの第1の係合凹部に連なり第1の係合凹部
    よりも深い第2の係合凹部を有する構成とし、 調理皿用取手の第1の係合凹部は上段用調理皿のフラン
    ジ部と係合し、第2の係合凹部は下段用調理皿のフラン
    ジ部と係合することを特徴とする加熱調理器。
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