JP3105968U - 塗膜転写具 - Google Patents

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晴彦 多田
一行 今泉
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Abstract

【課題】塗膜転写具の構成によって不使用時に転写ヘッドの容器内部への収納が簡易に行なえると共に、使用時に簡易に転写ヘッドを容器より水平に露呈させることができる塗膜転写具を提供する。
【解決手段】本考案の塗膜転写具は中空体3と後端部に鉤状突起9を有した塗膜転写用カートリッジ及び中空体3と塗膜転写用カートリッジを繋ぐ螺状突起付き回動栓2より構成され、螺状突起付き回動栓2を回動することでその運動が塗膜転写用カートリッジに進退運動として伝播するから、該塗膜転写用カートリッジの転写部1が中空体3より水平確実に収納、露呈させることができる。
【選択図】図4

Description

この考案は塗膜転写具に関し、特に基材テープに塗膜を備えた転写テープを繰出す繰出し部と、前記塗膜を被転写体に圧転写する転写ヘッドと、転写後の基材テープを巻き取る巻取り部を有する自動巻取り式の塗膜転写機能を備えた塗膜転写用カートリッジで、該塗膜転写用カートリッジ後端側には鉤状突起が形成されており、前記鉤状突起を係りとして、中空体内部における螺状突条付き回動栓の回動運動を該塗膜転写用カートリッジの水平運動へと伝播し、転写ヘッド部が収納及び突出する塗膜転写具に関する。
従来の塗膜転写具は、テープ繰出し部としての繰出しロール、転写部としての転写ヘッド、巻取り部としての巻取りロールを備え、自動巻取り可能に構成されており、例えば、特開昭61−057370号に開示されたものがある。転写部は、体幹部からの圧力を受けるとその先端に位置している転写テープの転写層を事由の如何を問わず、転写する。このため未使用時には、誤転写を防止するため、転写ヘッドを保護するようなカバーやキャップが必要となる。
従来、転写ヘッドを保護するためのキャップは、例えば、特開2000−247095号に開示された転写具のキャップでは、キャップの弾性変形を利用して転写ヘッドの保護及び使用時の露呈すると同時に紛失を防止することが記載されている。また、特開2002−127681号に開示された転写具は、ケース本体にキャップをアームで連結することで転写ヘッドの保護及び露呈そしてキャップの紛失防止を行なうことが記載されている。しかしながらキャップまたカバーという部品の省略ではなく、構成の一部として存在している。これは部品増加に伴うコスト高の面での問題を解決しているとは言い難い。
さらに、特開2003−326892号に開示された塗膜転写具は、使用時に使用者が把持する把持部と送り出し軸部、巻き取り軸部、転写部を備えた移動体で構成され、把持部本体を回動させることで移動体が螺状の回動運動あるいは水平運動により転写部が露呈するようになっている。従って、キャップまたはカバーが本体ケースの一部として構成されるため、実質キャップまたはカバーという専用部品としての省略をしており、紛失の防止を行なっている。
特開昭61−057370号 特開2000−247095号 特開2002−127681号 特開2003−326892号
前記第4の従来例では、前記第2及び第3の従来例に見られる課題を解消したものとしてみられるが、操作部(固定体)と共に転写ヘッドがつれ回りし、転写面(転写ヘッドの天地)を見誤る恐れがあること、本体部が使用時の回動動作により遠心方向への大きな機械的な衝撃を受け、転写テープを痛める(内部の構成体への誤転写)ことの可能性、本体部の他、新たに構造的に複雑な移動体としての部品が新たに必要になること、移動体が回動するため把持体は必ず円筒状でなければならない。使用状態である転写ヘッド露呈時に本体部と把持部が同軸上に重なり実質把持面に段差が生じ、段差面が円周方向の遊びによって微動するため転写時に違和感などの課題がある。
本考案は、前記従来例群の塗膜転写具に見られる課題を解決するためになされたものでありかつ、簡易に転写ヘッドを保護できる塗膜転写具を提供することを目的としている。
上記課題の解決、上記目的の達成を行なうために、本考案の塗膜転写具は、基材テープに塗膜を備えた転写テープを繰出す繰出し部と、前記塗膜を被転写体に押圧して圧転写する転写ヘッドと、転写後の基材テープを巻き取る巻取り部を有する自動巻取り式の塗膜転写具を備えた塗膜転写用カートリッジで、該塗膜転写用カートリッジ後端部の端面には鉤状突起を有しており、該塗膜転写用カートリッジが内包できる中空部を有した中空体および螺状突起付き回動栓とから構成され、該中空体内に該塗膜転写用カートリッジが螺状突起付き回動栓により、該塗膜転写用カートリッジは鉤状突起と回動栓の鉤状溝に、該中空体は螺状溝と回動栓の螺状突起と遊嵌して、連結収納可能となるように構成されている。
塗膜転写用カートリッジは、後端部にて鉤状構造で螺状突起付き回動栓と遊嵌して連結して、中空体へ挿入可能であり、該中空体内部の案内溝により案内されて、収納される。
前記中空体の後端部内側には螺上溝があり、収納された塗膜転写用カートリッジと連結した螺状突起付き回動栓はその螺状突起で螺合し、螺状突起付き回動栓後端部へ使用者が回転運動を与えることで該中空体内を塗膜転写用カートリッジが進退する。
螺状突起付き回動栓は、中央から2つに分割することが可能であり、前記塗膜転写カートリッジ後端部の鉤状突起を挟み込むことができるよう構成されている。鉤状突起は遊嵌であるため、螺状突起付き回動栓が中空体と連結及び進退するために生じる螺状運動のうち回転運動の成分は、該塗膜転写カートリッジには回転運動としては伝動ぜず、螺状運動のうち水平運動の成分のみが該塗膜転写カートリッジに進退運動として伝動する。
中空体前端部には転写部が突出するのに十分なサイズの穴が設けてあり、前記螺状運動による塗膜転写カートリッジの前進移動によって転写部が中空体前端部より露呈するが、該中空体後端内部の螺状溝の長さ方向への深さにより前進移動距離が規制され、それ以上転写部が露呈することはなく、同時に中空体内部と該塗膜転写用カートリッジ外層部が接し、転写操作に備えた中空体と塗膜転写用カートリッジが嵌合なく、堅固な結びつきが成される。
さらに、前記転写部が露呈した塗膜転写用カートリッジは、螺状突起付き回動栓を別一方向へ回転させた場合、該塗膜転写用カートリッジは、鉤状構造により一緒に後退移動し、中空体内部に転写部が収納される。さらに螺状突起付き回動栓を同方向へ回転させた場合、螺状突起付き回動栓と中空体の螺合は開放され、中空体後端部より塗膜転写用カートリッジと螺状突起付き回動栓が取り外し可能となるよう構成されている。
また、塗膜転写用カートリッジに搭載される基材テープに塗膜を備えた転写テープは、修正塗膜、蛍光塗膜、接着用粘着塗膜、修飾塗膜、暗記能率増進用塗膜といった塗膜のうち1種類以上含む。
本考案では、螺状突起付き回動栓の回転運動を利用して塗膜転写用カートリッジの中空体内を無為に回転することなく安定な水平進退運動での移動を可能な構成とし、該中空体からの転写部の露呈、収納が簡易に行なえる効果と従来転写部を保護していたキャップあるいはカバーが不要になり、キャップあるいはカバーの紛失やコストを抑えるといった効果がある。
以下に、この考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本考案の塗膜転写具の外観図である。図2に示した断面図に示したように、この考案の塗膜転写具は、先端側の転写部1と後端側の回動できる栓部2そして、塗膜転写用カートリッジとで構成されている。また図6で全体を示している該塗膜転写用カートリッジは、図3で示しているところの巻き取りロール5と巻き出しロール6、連動ロール8、さらに転写部1、そして鉤状突起9で、構成される。巻き出しロール6には、片面に塗膜を備えた転写テープ10が巻き回してあり、転写部1を経して、該転写テープ10は、これを巻き取る機能をもつ巻き取りロール5に回収される。このとき、巻き出された巻き出しロール6は連動ロール8にその回転運動を伝達させ、巻き取りロール5へ続けて回転運動を伝播させる。この回転力に従い、巻き取りロール6に巻き回してある転写テープ10は、巻取りロール16に自動巻取りされるものである。
図3は転写部1の使用時における本考案の塗膜転写具の断面図、また図4は転写部1の収納時における本考案の塗膜転写具の断面図を表わしている。図5に示した螺状突起付き回動栓のツマミ部14を回動することによって15の螺上突起形状が図4の11の螺上溝の案内に沿って螺状突起付き回動栓2が摺動し、鉤構造で直結している塗膜転写用カートリッジも同時に摺動せられ、図3の状態と図4の状態を相互に変形できる。
前記図6の塗膜転写用カートリッジのケースとなる中空体3と図5の螺状突起付き回動栓は、該塗膜転写用カートリッジ内に収納される転写テープ10が視認できるような透明、或は半透明な樹脂で形成されるのが望ましいが、不透明な樹脂や一部紙等の材質で形成してもよく、その材質を特に限定する必要はない。
転写使用時には、転写部1に転写圧力が加わり中空体3内部にある塗膜転写用カートリッジは、螺状突起付き回動栓側へと押し出される反作用力が生じるが、螺状構造で螺状突起付き回動栓2と中空体3が堅固に案内されているため、該塗膜転写用カートリッジが中空体3後端部より抜け出ることがない。
前記塗膜転写用カートリッジ内の基材テープに塗膜を備えた転写テープ10は、塗膜として修正塗膜、蛍光塗膜、接着用粘着塗膜、装飾用塗膜、或は暗記能率増進用塗膜のうちいずれかに選択することができる。
また、前記塗膜転写用カートリッジ内の基材テープに塗膜を備えた転写テープ10の転写テープ幅は、転写部1の構造によって一義的に決定されるものである。
実施例1の塗膜転写具の外観正面図 図1に示す実施例1のA−A断面図 図2のB−B断面に相当する図1の断面図 図1の塗膜転写用カートリッジが中空体3へ収納した場合の図3に相当する断面図 螺状突起付き回動栓 図2のB−B断面に相当する塗膜転写用カートリッジの断面図 従来の塗膜転写具の一例で蓋板を取り外してその内部の状態を示す正面図
符号の説明
1.転写部
2.螺状突起付き回動栓
3.中空体
4.巻取り軸部
5.巻き取りロール
6.巻き出しロール
7.巻き出し軸部
8.連動ロール
9.鉤状突起
10.転写テープ
11.連動ロール
12.螺状溝
13.鉤状溝
14.回動ツマミ部
15.螺状突起

Claims (4)

  1. 基材テープに塗膜を施した転写テープを繰出す繰出し部と、前記転写テープの塗膜部を被転写体に押圧して圧転写する転写ヘッドと、転写後の基材テープを巻き取る巻取り部を有する自動巻取り式であり、かつその後端部に鉤状突起を有した塗膜転写用カートリッジと、前記塗膜転写用カートリッジの構造を内包して保護し、使用者が把持する中空体と、塗膜転写用カートリッジの鉤状突起を挟包する前記螺状突条付き回動栓を備え、前記螺状突条付き回動栓により該塗膜転写カートリッジが該中空体内部で進退するように構成されることを特徴とする塗膜転写具。
  2. 螺状突条付き回動栓を回動し塗膜転写用カートリッジが中空体内部で移動せられしとき、該塗膜転写用カートリッジは前記中空体内を水平に進退することを特徴とする請求項1記載の塗膜転写具。
  3. 中空体に対して塗膜転写用カートリッジが前記螺状突条付き回動栓を回動することで、該中空体内を移動せしとき、前記塗膜転写用カートリッジが前記中空体内の案内突条と、前記塗膜転写用カートリッジの案内凹溝と遊嵌していることを特徴とする請求項1又は2記載の塗膜転写具。
  4. 中空体に対して塗膜転写用カートリッジが前記螺状突条回動栓を回動することで、該中空体内を所有の位置まで移動せしとき、螺状突条回動栓が中空体に緩嵌することを特徴とする請求項1又は2又は3記載の塗膜転写具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009522140A (ja) * 2006-01-04 2009-06-11 ソシエテ ビック カバーを有するテープディスペンサ
JP2011000763A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Fujicopian Co Ltd 塗膜転写具
JP2012223986A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Union Chemicar Co Ltd 塗膜転写具

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