JP2008023871A - 塗膜転写具及び該塗膜転写具用カートリッジ - Google Patents
塗膜転写具及び該塗膜転写具用カートリッジ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008023871A JP2008023871A JP2006199593A JP2006199593A JP2008023871A JP 2008023871 A JP2008023871 A JP 2008023871A JP 2006199593 A JP2006199593 A JP 2006199593A JP 2006199593 A JP2006199593 A JP 2006199593A JP 2008023871 A JP2008023871 A JP 2008023871A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating film
- transfer
- transfer tool
- end side
- film transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
Abstract
【課題】
塗膜のいわゆる糸引きが生じても、次回転写時に確実に転写を行える塗膜転写具を提供する。
【解決手段】
塗膜転写具2は、支持板30及び転写機構50を備える。すなわち、支持板30は、支持板上部32、これから垂直下方(図4においては奥側)に伸びる支持板壁部34、及び支持板壁部34から支持板上部32に平行に、供給リール42から遠ざかる方向に伸びる支持板下部36からなり、転写機構50は、支持板上部32と支持板下部36の間において、その一端側において支持され、他端側に紙に押圧されるローラー56を備えた支持部材53を有する。少なくともその支持部材53の他端側が非作用時に位置する初期位置から一方向へ変位可能に構成され、さらに、転写機構50は、支持部材53の一方向への変位を所定の位置で制限するストッパー58と、変位した他端側をテープ68に沿って初期位置へ戻す方向に作用する圧縮62コイルばねとを設ける。
【選択図】図4
塗膜のいわゆる糸引きが生じても、次回転写時に確実に転写を行える塗膜転写具を提供する。
【解決手段】
塗膜転写具2は、支持板30及び転写機構50を備える。すなわち、支持板30は、支持板上部32、これから垂直下方(図4においては奥側)に伸びる支持板壁部34、及び支持板壁部34から支持板上部32に平行に、供給リール42から遠ざかる方向に伸びる支持板下部36からなり、転写機構50は、支持板上部32と支持板下部36の間において、その一端側において支持され、他端側に紙に押圧されるローラー56を備えた支持部材53を有する。少なくともその支持部材53の他端側が非作用時に位置する初期位置から一方向へ変位可能に構成され、さらに、転写機構50は、支持部材53の一方向への変位を所定の位置で制限するストッパー58と、変位した他端側をテープ68に沿って初期位置へ戻す方向に作用する圧縮62コイルばねとを設ける。
【選択図】図4
Description
本発明は塗膜転写具及びその交換用のカートリッジに関する。
従来から、テープ上に塗布された粘着性の塗膜や修正用の塗膜を転写するための塗膜転写具が使用されている。これらの塗膜転写具において、例えば特開2003-054190に示されるように、供給リールから繰り出されたテープは、ケースに固定されたローラー等の転写部材を経由して、巻取りリールに巻き取られるよう設計されている。テープを介して転写部材を例えば紙の紙面等の被転写体に押しあて、塗膜転写具を所定の方向に引くことにより、テープは供給リールから繰り出され、テープに塗布された塗膜は被転写体に転写される。
特開2003-054190号公報
このような従来の塗膜転写具、特に粘着性の塗膜を転写する場合においては、糸引きという問題が生じていた。糸引きとは、転写後に転写部材と被転写体が離れる際、塗膜が紙面上に転写された部分とテープ上の未使用部分との境界では切断されず、未使用部分の塗膜が余分にテープから剥がされた状態で切断される現象をいう。この糸引き現象により、次に使用する時に転写部材と被転写体との接触部に位置するテープ部分から塗膜がなくなってしまう。この結果、テープと被転写体との間で生じる摩擦抵抗が弱まり、塗膜を転写する際にテープが空滑りしまい、供給リールからのテープの繰り出しが困難となる。
本願発明は上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、糸引き現象により、被転写体との接触面に位置するテープ上から塗膜が剥がれた場合であっても、次に塗膜を転写する際に塗膜が存在する部分で転写を開始でき、テープが空滑りせず、確実に塗膜の転写が行える塗膜転写具及び塗膜転写具用カートリッジを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本願発明においては以下の構成を採用した。すなわち本願発明は、供給リールと、巻取りリールと、転写機構とを備え、その転写機構が、一端側において支持され、他端側に被転写体に押圧される転写部材を備えた支持部材を有する塗膜転写具に係るものであるが、少なくともその支持部材の他端側が、非作用時に位置する初期位置から一方向へ変位可能に構成されている。そしてその塗膜転写具には、支持部材の他端側のその一方向への変位を所定の位置で制限するストッパーと、変位した他端側を初期位置へ戻す方向に作用する付勢手段とを設けた。
上記課題を解決するために、本願の他の発明に係る、供給リールと、巻取りリールと、転写機構とを備え、その転写機構が、一端側において支持され、他端側に被転写体に押圧される転写部が形成された転写部材を備えた塗膜転写具において、少なくともその転写部材の転写部が、非作用時に位置する初期位置から一方向へ変位可能に構成されている。そして、その塗膜転写具には、転写部の一方向への変位を所定の位置で制限するストッパーと、変位した転写部を初期位置へ戻す方向に作用する付勢手段を設けた。
上記課題を解決するために本願の他の発明は、支持板と、該支持板に取付けられた供給リールと巻取りリールと転写機構とを備え、塗膜転写具のケース内に収納可能な塗膜転写具用カートリッジを提供し、その転写機構は、一端側において支持され、他端側に被転写体に押圧される転写部材を備えた支持部材を有し、少なくともその支持部材の他端側が、非作用時に位置する初期位置から一方向へ変位可能に構成されている。そしてそのカートリッジには、その支持部材の他端側の一方向への変位を所定の位置で制限するストッパーと、変位した他端側を初期位置へ戻す方向に作用する付勢手段を設けた。
上記課題を解決するために本願のさらに他の発明は、支持板と、この支持板に取付けられた供給リールと、巻取りリールと、転写機構とを備え、塗膜転写具のケース内に収納可能な塗膜転写具用カートリッジを提供し、その転写機構は、一端側において支持され、他端側に被転写体に押圧される転写部が形成された転写部材を備え、少なくともその転写部材の転写部が、非作用時に位置する初期位置から一方向へ変位可能に構成されている。そしてそのカートリッジには、その転写部材の転写部の一方向への変位を所定の位置で制限するストッパーと、変位した転写部を初期位置へ戻す方向に作用する付勢手段を設けた。
上記のとおり、転写時においては転写部材を支持する支持部材の転写部材を支持する側の端部、或いは転写部材の転写部が初期位置から一方向へ変位し、転写が終了すると初期位置に戻るので、転写部材或いは転写部がテープに沿って、テープ上の塗膜が使用されていない側へ移動する。したがって、たとえ糸引き現象が起きたとしても、転写具或いは転写部が、塗膜が存在する部分でテープに接触した状態で次の転写を開始するので、確実に塗膜の転写を行うことができ、塗膜の存在しないテープ部分が被転写物に接触し、スリップして塗膜転写が行えないという現象は生じない。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に基づく塗膜転写具2の分解斜視図である。図に示されるように、塗膜転写具2は、蓋体6及びケース下体8からなるケース4、及びケース4に収納可能なカートリッジ28を備える。カートリッジ28は、テープ68の供給リール42、巻取りリール44、後に詳述する転写機構50を支持板30に一体的に取付けたもので、この供給リール42上のテープ68を使い切ったときにはこのカートリッジ28を新しいカートリッジと交換して使用するものである。
図2は、蓋体6を外し、供給リール42、巻取りリール44等が取付けられる支持板上部32を切り取った状態の正面図である。ケース下体8には、供給軸10、中間軸14、巻取り軸12が図示の通り立設され、供給軸10には供給歯車16がその筒部22において、巻取り軸12には巻取り歯車18がその筒部24において、中間軸14には中間歯車20がその中心孔26において、それぞれ回転可能に取付けられている。これらの歯車は互いに噛合して、供給歯車16の回転が巻取り歯車18に伝わるようになっている。
図1に示すように、カートリッジ28の支持板30には切り欠き部38、40が形成され、この切り欠き部38、40にそれぞれ、供給リール42、巻取りリール44がそれぞれのつば部46、48において回転可能に取付けられている。この供給リール42の内側にはリールホルダー45が嵌っており(図2)、両部材間ではスリップが可能となっている。そして、このリールホルダー45は供給歯車16の筒部22に一体回転可能に嵌合する。他方、巻取りリール44は、巻取り歯車18の筒部24に一体回転可能に嵌合する。したがって、カートリッジ28は、供給リール42がリールホルダー45を介して筒部22に、巻取りリール44が筒部24にそれぞれ嵌合するように、ケース下体8に収納される。
次いで蓋体6を取付けてカートリッジ28が外れないようにして使用する。この時、後述する転写機構50の少なくとも転写部材であるローラー56が、少なくとも部分的にケース4の開口5の外側に位置し、このローラー56を紙面に押し当てることが可能になっている。そして、テープ68を介してローラー56を被転写体である紙に押し当て塗膜転写具2を所定の方向に引くことにより、テープ68は供給リール42から矢印Bの方向へ繰り出される。この際、前記構成により、供給リール42の回転がリールホルダー45を介して供給歯車16に伝達され、供給歯車16もテープ68の繰り出し方向に回転する。さらに、この回転が中間歯車20を通じて巻取り歯車18に伝えられ、巻取りリール44がテープ68を巻取る方向に回転することとなる。
次に図3及び4を併せて参照しながら、転写機構50について説明する。図3は、図2の矢印C方向から見たカートリッジ28の転写機構50を示す。図4は、転写機構50の転写時における、図3におけるA−A線断面図である。
本実施の形態における転写機構50は、図2において供給リール42の左斜め下方の位置に設けられる。すなわち、供給リール42の僅かに左斜め下方の位置で、支持板上部32からこれに対して垂直下方(図3において左向き)へ伸びる支持板壁部34が支持板上部32と一体に形成されている。さらに、この支持板壁部34の先端から支持板上部32と平行に、供給リール42から遠ざかる方向に伸びる支持板下部36が支持板壁部34と一体に形成されている。
支持板上部32と支持板下部36との間において、軸52が支持板壁部34の手前側でこれに平行に伸び、その両端部が支持板上部32と支持板下部36にそれぞれ固定されている。この軸52には、断面「コ」の字状の支持部材53がその2本のアーム54の根元部分で回転可能に支持されている。
支持部材53のアーム54の先端において、2つのアーム54に挟まれるように転写部材であるローラー56がローラー軸57により回転可能に支持されている。
支持部材53は、アーム54の根元部分にある軸52の下方において、支持部材53の連結部55からアーム54と同じ方向に伸びる板状のばね当接部64を備えている。このばね当接部64には、支持板壁部34から支持板30の先端方向へ伸びるばね固定部66に固定される圧縮コイルばね62の端部が当接している。これにより、支持部材53は図4において軸52回りに反時計方向に付勢され、支持板上部32及び支持板下部36において、支持部材53の下方でそれぞれが対向するように設けられる下方ストッパー61に当接して位置決めされている。
支持部材53に圧縮コイルばね62に抗する力が作用すると、支持部材53は時計方向に回転するが、その回転は支持板30に固定された上方ストッパー58により制限される。この上方ストッパー58は円柱状の棒であり、支持部材53の上方に位置し、その両端は支持板上部32と支持板下部36それぞれに固定されている。
次に、図4、5及び6を参照して、転写機構50の動作について説明をする。なお、図5及び6は、図4同様、転写機構50のA−A線断面図である。
図4は、塗膜転写具2に対し力がかけられていない転写開始時における転写機構50を示している。この場合、支持部材53にコイルばね62の力が作用して、支持部材53は下方ストッパー61に当たって位置決めされている。この状態から、図5に示すように塗膜転写具2に対し力がかけられ、塗膜転写具2が矢印Dの方向に引きずられることにより、紙70に塗膜が転写される。
この際、支持部材53には圧縮コイルばね62の力に抗する力が紙面側から作用することとなり、支持部材53は軸52回りに時計方向に回転し、上方ストッパー58に当たって位置決めされる。図5において、転写が終了し、未だ塗膜転写具2に力が作用しているときにおけるテープ68と紙70との接点位置をPとする。
図6は、この状態から塗膜転写具2を紙70から離した状態を示している。この時ローラー56が紙70から離れるので、支持部材53に紙面側から作用していた力はなくなり、支持部材53は圧縮コイルばね62の力により反時計方向に回転し、下方ストッパー61に当たる。一方、テープ68は繰り出されないので、支持部材53が移動する距離に対応して、ローラー56とテープ68との接点位置が、テープ68の繰り出し方向の逆向きに相対的に移動する。すなわち、図6に示すように、ローラー56とテープ68との接点位置が、先の転写終了時のPよりもテープ68の繰り出し方向逆向きに位置Qへ移動することとなる。したがって、たとえ転写が終了して塗膜転写具2を紙から離した場合に生じる糸引き現象によりテープ68の未使用部分の塗膜が余分に剥がれてしまっても、次に転写する際にローラー56とテープ68の接点位置すなわちテープ68と紙70との接点位置Qにおけるテープ68上では塗膜が塗布された状態が維持されることとなる。この結果、次に転写する際にもローラー56の空滑りが生じることはなく、確実に転写を行える。
図7は、第2の実施の形態に基づく転写機構50bのA−A線断面図である。第1の実施の形態と同じ部材には同じ番号を付して説明する。本実施形態においては、本発明の弾性体に板ばね63を適用し、その一端をばね固定部66に固定し、他端をばね当接部64に当接することにより、第1の実施形態同様の効果を発揮する。
なお、弾性体に圧縮コイルばね62、板ばね63等のばね部材を適用した場合、支持部材53がばね部材により下方向に力を受けるため、ローラー56の紙70への追従性が増し、転写の失敗が少なくなるという効果がある。
図8は、本発明の第3の実施の形態に基づく転写機構50cのA−A断面図である。本実施形態においては、アーム状の支持部材53bは弾性を有する材料、例えばプラスチック等を用いて作られており、その支持部材53bは一端部において支持板壁部34に固定、例えば一体成形されている。支持部材53bは第1の実施の形態での支持部材53のアーム54と同様に平行に2本形成されており、それらの先端部にローラー56が回転可能に取り付けられている。支持部材53bはその長手方向で少なくとも部分的に図の紙面と平行な面内で弾性変形可能な程度に薄肉に形成されている。
塗膜転写具2に力がかからない状態においては、支持部材53bが図示の初期位置に位置している。そして、転写時に力が作用すると支持部材53bが撓み、ローラー56が図中上方へ変位し、上方ストッパー58に当たることにより位置決めされる。
本実施の形態においては、弾性変形可能なアーム状の支持部材53bを用い、その一端側で回動不能に支持し、他端側にローラー56を取り付けたので、変位位置から初期位置へ戻るのにコイルばね62等の弾性体を別個使用する必要がない。また、ばねの固定部66や当接部64を設ける必要がなく、また、支持部材53bは支持板30に一体成形できるので、部品点数を減らし低コスト化が可能となる。
尚、上記各実施の形態においては、転写部材と支持部材53とは別個の部材としたが、修正用塗膜の転写具で広く使用されている、先端に転写部を備えた板状の転写部材を用い、その一端側(根元側)を回動可能にあるいは回動不能に支持する構成も採用可能である。回動可能とした場合は、第1の実施の形態と同様にばね等の付勢手段及び下側のストッパーが必要となる。
2 塗膜転写具
30支持板
32支持板上部
34支持板壁部
36支持板下部
50転写機構
53支持部材
56ローラー
58上方ストッパー
60、61下方ストッパー
62圧縮コイルばね
64ばね当接部
66ばね固定部
68テープ
70紙
30支持板
32支持板上部
34支持板壁部
36支持板下部
50転写機構
53支持部材
56ローラー
58上方ストッパー
60、61下方ストッパー
62圧縮コイルばね
64ばね当接部
66ばね固定部
68テープ
70紙
Claims (18)
- 供給リールと、巻取りリールと、転写機構とを備え、前記転写機構は、一端側において支持され、他端側に被転写体に押圧される転写部材を備えた支持部材を有する塗膜転写具において、少なくとも前記支持部材の前記他端側が、非作用時に位置する初期位置から一方向へ変位可能に構成され、前記塗膜転写具は、前記他端側の前記一方向への変位を所定の位置で制限するストッパーと、前記変位した他端側を前記初期位置へ戻す方向に作用する付勢手段を備えることを特徴とする塗膜転写具。
- 請求項1記載の塗膜転写具において、前記支持部材は前記一端側において回動可能に支持され、前記塗膜転写具は、前記支持部材の前記一端側が前記初期位置から前記一方向とは反対側へ変位するのを阻止するストッパーを備えていることを特徴とする、塗膜転写具。
- 請求項1または2記載の塗膜転写具において、前記付勢手段はばねであることを特徴とする、塗膜転写具。
- 請求項1記載の塗膜転写具において、前記支持部材は前記一端側に置いて回動不能に支持され、前記支持部材は少なくとも部分的に弾性変形可能に形成されていることを特徴とする、塗膜転写具。
- 請求項1乃至4のいずれか1に記載の塗膜転写具において、前記転写部材は回転可能に支持されたローラーであることを特徴とする、塗膜転写具。
- 供給リールと、巻取りリールと、転写機構とを備え、前記転写機構は、一端側において支持され、他端側に被転写体に押圧される転写部が形成された転写部材を備えた塗膜転写具において、少なくとも前記転写部材の前記転写部が、非作用時に位置する初期位置から一方向へ変位可能に構成され、前記塗膜転写具は、前記転写部の前記一方向への変位を所定の位置で制限するストッパーと、前記変位した転写部を前記初期位置へ戻す方向に作用する付勢手段を備えることを特徴とする、塗膜転写具。
- 請求項6記載の塗膜転写具において、前記転写部材は前記一端側において回動可能に支持され、前記塗膜転写具は、前記転写部材の前記転写部が前記初期位置から前記一方向とは反対側へ変位するのを阻止するストッパーを備えていることを特徴とする、塗膜転写具。
- 請求項6または7記載の塗膜転写具において、前記付勢手段はばねであることを特徴とする、塗膜転写具。
- 請求項6記載の塗膜転写具において、前記転写部材は前記一端側に置いて回動不能に支持され、前記支持部材は少なくとも部分的に弾性変形可能に形成されていることを特徴とする、塗膜転写具。
- 支持板と、該支持板に取付けられた供給リールと巻取りリールと転写機構とを備え、塗膜転写具のケース内に収納可能な塗膜転写具用カートリッジにおいて、前記転写機構は、一端側において支持され、他端側に被転写体に押圧される転写部材を備えた支持部材を有し、少なくとも前記支持部材の前記他端側が、非作用時に位置する初期位置から一方向へ変位可能に構成され、前記カートリッジは、前記他端側の前記一方向への変位を所定の位置で制限するストッパーと、前記変位した他端側を前記初期位置へ戻す方向に作用する付勢手段を備えることを特徴とする塗膜転写具用カートリッジ。
- 請求項10記載の塗膜転写具用カートリッジにおいて、前記支持部材は前記一端側において回動可能に支持され、前記カートリッジは、前記支持部材の前記一端側が前記初期位置から前記一方向とは反対側へ変位するのを阻止するストッパーを備えていることを特徴とする、塗膜転写具用カートリッジ。
- 請求項10または11記載の塗膜転写具用カートリッジにおいて、前記付勢手段はばねであることを特徴とする、塗膜転写具用カートリッジ。
- 請求項10記載の塗膜転写具用カートリッジにおいて、前記支持部材は前記一端側に置いて回動不能に支持され、前記支持部材は少なくとも部分的に弾性変形可能に形成されていることを特徴とする、塗膜転写具用カートリッジ。
- 請求項10乃至13のいずれか1に記載の塗膜転写具用カートリッジにおいて、前記転写部材は回転可能に支持されたローラーであることを特徴とする、塗膜転写具用カートリッジ。
- 支持板と、該支持板に取付けられた供給リールと巻取りリールと転写機構とを備え、塗膜転写具のケース内に収納可能な塗膜転写具用カートリッジにおいて、前記転写機構は、一端側において支持され、他端側に被転写体に押圧される転写部が形成された転写部材を備え、少なくとも前記転写部材の前記転写部が、非作用時に位置する初期位置から一方向へ変位可能に構成され、前記カートリッジは、前記転写部の前記一方向への変位を所定の位置で制限するストッパーと、前記変位した転写部を前記初期位置へ戻す方向に作用する付勢手段を備えることを特徴とする、塗膜転写具用カートリッジ。
- 請求項15記載の塗膜転写具用カートリッジにおいて、前記転写部材は前記一端側において回動可能に支持され、前記カートリッジは、前記転写部材の前記転写部が前記初期位置から前記一方向とは反対側へ変位するのを阻止するストッパーを備えていることを特徴とする、塗膜転写具用カートリッジ。
- 請求項15または16記載の塗膜転写具用カートリッジにおいて、前記付勢手段はばねであることを特徴とする、塗膜転写具用カートリッジ。
- 請求項15記載の塗膜転写具用カートリッジにおいて、前記転写部材は前記一端側において回動不能に支持され、前記支持部材は少なくとも部分的に弾性変形可能に形成されていることを特徴とする、塗膜転写具用カートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006199593A JP2008023871A (ja) | 2006-07-21 | 2006-07-21 | 塗膜転写具及び該塗膜転写具用カートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006199593A JP2008023871A (ja) | 2006-07-21 | 2006-07-21 | 塗膜転写具及び該塗膜転写具用カートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008023871A true JP2008023871A (ja) | 2008-02-07 |
Family
ID=39114999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006199593A Pending JP2008023871A (ja) | 2006-07-21 | 2006-07-21 | 塗膜転写具及び該塗膜転写具用カートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008023871A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011136450A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Nichiban Co Ltd | 塗膜転写具 |
US8397784B2 (en) | 2010-08-31 | 2013-03-19 | Sanford, L.P. | Correction tape dispenser with variable clutch mechanism |
US8578999B2 (en) | 2010-12-29 | 2013-11-12 | Sanford, L.P. | Variable clutch mechanism and correction tape dispenser with variable clutch mechanism |
US8746313B2 (en) | 2010-12-29 | 2014-06-10 | Sanford, L.P. | Correction tape re-tensioning mechanism and correction tape dispenser comprising same |
US8746316B2 (en) | 2011-12-30 | 2014-06-10 | Sanford, L.P. | Variable clutch mechanism and correction tape dispenser with variable clutch mechanism |
-
2006
- 2006-07-21 JP JP2006199593A patent/JP2008023871A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011136450A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Nichiban Co Ltd | 塗膜転写具 |
US8397784B2 (en) | 2010-08-31 | 2013-03-19 | Sanford, L.P. | Correction tape dispenser with variable clutch mechanism |
US8578999B2 (en) | 2010-12-29 | 2013-11-12 | Sanford, L.P. | Variable clutch mechanism and correction tape dispenser with variable clutch mechanism |
US8746313B2 (en) | 2010-12-29 | 2014-06-10 | Sanford, L.P. | Correction tape re-tensioning mechanism and correction tape dispenser comprising same |
US8746316B2 (en) | 2011-12-30 | 2014-06-10 | Sanford, L.P. | Variable clutch mechanism and correction tape dispenser with variable clutch mechanism |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4929477B2 (ja) | 転写具 | |
EP1982844B1 (en) | Coating transfer tool | |
JP4763577B2 (ja) | ロール紙支持機構及びプリンタ | |
JP4899101B2 (ja) | 転写具 | |
JP4972787B2 (ja) | 転写具 | |
JP2008023871A (ja) | 塗膜転写具及び該塗膜転写具用カートリッジ | |
JP4568796B2 (ja) | 塗膜転写具 | |
US20170247792A1 (en) | Coating film transfer tool | |
TWI434770B (zh) | 塗佈膜轉印器(2) | |
JP5747143B2 (ja) | 転写具 | |
CN109203794B (zh) | 涂膜转印具 | |
TWI460084B (zh) | 塗膜轉印器 | |
JP5853318B2 (ja) | 転写具 | |
JP2008279719A (ja) | 塗膜転写具 | |
JP2007314274A (ja) | 給紙カセット | |
WO2014042206A1 (ja) | 転写具及び転写具のリフィル | |
CN109414951B (zh) | 横拉型涂膜转印具 | |
JP2007190866A (ja) | 塗膜転写具 | |
KR20110093736A (ko) | 코팅 필름 전사 도구 | |
JP5515077B2 (ja) | 転写具 | |
JP2009154382A (ja) | 塗膜転写装置 | |
JP2008307815A (ja) | 転写具 | |
JP4701390B2 (ja) | インクリボンセット | |
JP2006315791A (ja) | ロール紙ホルダ | |
JP4367221B2 (ja) | 転写具 |