JP3105376U - 膜剥離機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 板材表面に接合された離型膜を剥ぎ取る膜剥離機の提供。
【解決手段】 輸送装置、膜剥離装置、バキューム装置で組成され、輸送装置が板材を輸送する複数の輸送ロールと挟持ロールで組成され、膜剥離装置は移動可能に設置された対称な接着テープロールを具え、接着テープロールの表面に板材表面の離型膜を剥離し並びに切断する接着テープが掛けられ、バキューム装置は続けて減圧でき並びに膜剥離機の剥離した離型膜を吸い取る吸い取り室が対称設置され、急速に膜を剥離し離型膜を回収する機能を達成する。
【選択図】 図1

Description

本考案は一種の膜剥離機に係り、特に板材表面に接合された離型膜を剥ぎ取るのに使用され、輸送装置、膜剥離装置及びバキューム装置を利用して、離型膜を簡単に板材表面より剥離し、並びに剥離後の離型膜を吸い取って収集し、急速な離型膜の剥離と回収の機能を達成する膜剥離機に関する。
西暦1929年に米国で偏光板が発明され、それはほとんどが顕微鏡、パイロットレンズ、サングラス等軍事及び科学用途に運用されたが、1937年以降、偏光板は大量生産されるようになり、並びに自動化設備により製造され、且つ大量に商品化されるようになった。現在、液晶ディスプレイの使用範囲はデスクトップ型モニタから大型ディスプレイ、さらには携帯型末端機等各種のサイズの領域に及び、液晶パネルは高輝度、低電力消耗、高精細等の特性が要求され、これにより偏光板は左右の液晶パネルの輝度の鍵である。偏光板は前半の製造過程完成後に、偏光板表面を保護し並びに衝突や積み重ねで発生する傷やパッド痕を減らすため、表面に離型膜が接合される。ゆえに偏光板に後半の加工或いは処理を行なう時には、先ず偏光板表面の離型膜を剥離しなければ後半の加工或いは処理を行なえない。且つ加工時の灰塵や不純物の表面への付着を防止するため加工はクリーンルームで行なわれる。
更に、一般の大型ガラス素材或いは大型板材、例えば鋼板、アルミ板等の板材はその表面に一層の離型膜が接合され、これらの板材表面の離型膜はいずれも膜剥離装置により剥離する必要がある。図7は周知の膜剥離装置の側面図であり、図示されるように、周知の膜剥離装置には接着ロールセットAと水平移動可能な剥離ロールBを具え、該ロールセットAには接着テープロールA1と収集ロールA2が設けられ、接着テープロールA1には接着テープA11が掛けられ、且つ接着テープA11はガイドロール、剥離ロールBを経由し収集ロールA2に収集される。膜剥離装置が運転する時、まず、剥離ロールBが水平に移動して偏光板Cの前端に至り、且つ剥離ロールBは下降して接着テープA11を板材C表面の離型膜C1に接着させた後、更に剥離ロールBは上昇しもとの位置に戻る。この時、収集ロールA2が回転して接着テープA11を回収し並びに剥離ロールBを駆動し、剥離膜C1が接着テープA11の接着力により板材Cより剥離され、並びに接着テープA11が収集ロールA2に回収され、こうして膜剥離動作を完成する。このような周知の膜剥離装置には以下のように多くの欠点がある。
1.連続した接着テープA11を利用して板材Cの離型膜C11を剥離するため、接着テープA11の使用量が非常に大きく且つ浪費を形成し、コストアップをもたらす。また接着テープA11の使用量が大きく常時接着テープA11を交換しなければならないため、灰塵や粉塵が空気中に散らばりやすくなり、板材Cの歩留りの低下をもたらす。
2.板材Cのサイズ改変時に膜剥離装置中の各部品に関して距離の調整を行なわねばならず、且つ接着テープA11が掛けられる部品が多いため、調整が容易でなく時間がかかる。
3.膜剥離後の離型膜C1が上方の収集ロールA2に収集され、収集ロールA2の収集量が多くなるほど交換が容易でなくなり交換できなくなる欠点がある。
上述の周知の膜剥離装置の欠点を鑑み、本考案者は図8の側面図に示されるような別の偏光板用の膜剥離装置を提供している。それは、接着テープ手段aと膜剥離手段bで組成され、使用時には該接着テープ手段aに設けられた挟持装置a3が上向きに移動し、並びに接着テープa11を挟持した後、挟持装置a3がもとの位置に回復し並びに接着テープa11を下向きに引き出し、更に切断装置a2で接着テープa11を切断し、プラットフォームb1が板材c部分へと移動し、並びに接着テープa11の両端がガイドロールa4によりプラットフォームb1の上方及び下方において折り曲げられ、プラットフォームb1上に挟まれた接着テープa11が板材c1の表面の離型膜c1に接着され、更にプラットフォームb1の位置が調整されて離型膜c1の前端が板材cより剥離され、プラットフォームb1はこの時後退し、これにより離型膜c1が完全に板材cより剥離されて剥離動作が完成する。このような周知の板材の膜剥離装置は使用時に、膜剥離手段bのプラットフォームb1が左端から右端に移動するため行程が長く動作が緩慢となり膜剥離速度が遅く、且つ膜剥離完成後に、プラットフォームb1が右端より左端に移動した後にさらに離型膜c1を別側に伝送しなければならず、このため時間を浪費した。
本考案の主要な目的は、一種の膜剥離機を提供することにあり、それは膜剥離装置とバキューム装置を利用し、離型膜前端を膜剥離装置で剥離した後に、さらにバキューム装置で剥離後の離型膜を吸い取り回収し、快速な膜剥離と離型膜回収の機能を達成するようにしたものとする。
請求項1の考案は、輸送装置、膜剥離装置、バキューム装置で組成され、
該輸送装置が板材を輸送する複数の輸送ロールと挟持ロールで組成され、
該膜剥離装置には移動可能に接着テープロールが対称に設置され、且つ接着テープロールの表面に板材表面の離型膜を剥離し並びに切断する接着テープが掛けられ、
該バキューム装置は続けて減圧でき並びに膜剥離機の剥離した離型膜を吸い取る吸い取り室が対称設置されていることを特徴とする、膜剥離機としている。
請求項2の考案は、請求項1記載の膜剥離機において、輸送装置の輸送ロールが平行に等距離に設置され、並びに膜剥離装置に最も接近する両側に上下の相互に対応する挟持ロールが設けられたことを特徴とする、膜剥離機としている。
請求項3の考案は、請求項1記載の膜剥離機において、膜剥離装置は上下に対称に設置されて上下移動可能とされ、且つ接着テープロールは複数組が設けられたことを特徴とする、膜剥離機としている。
請求項4の考案は、請求項1記載の膜剥離機において、バキューム装置の一側にイオン風装置が設置されたことを特徴とする、膜剥離機としている。
請求項5の考案は、請求項1記載の膜剥離機において、バキューム装置にバキュームモータと吸い取り室の離型膜を平らに整えて収集する収集装置が設けられたことを特徴とする、膜剥離機としている。
本考案の膜剥離機は膜剥離装置とバキューム装置を利用し、離型膜前端を膜剥離装置で剥離した後に、さらにバキューム装置で剥離後の離型膜を吸い取り回収し、快速な膜剥離と離型膜回収の機能を達成する。
図1は本考案の立体外観図である。図示されるように、本考案は輸送装置1、膜剥離装置2及びバキューム装置3で組成されている。
該輸送装置1は板材4を輸送する複数の輸送ロール11と挟持ロール12で組成され、且つ輸送ロール11は平行に等距離に設置され、挟持ロール12は上下に対称に設置される。
該膜剥離装置2は上下に対称に設置されて移動可能な接着テープロール21を具え、且つ接着テープロール21の表面には板材4表面の離型膜41を剥離し引き裂き可能な接着テープ22が掛けられ、且つ膜剥離装置2は上下に移動可能で、接着テープロール21は複数組が設けられている。
該バキューム装置3は持続的にバキューム可能で並びに膜剥離装置2が剥離した離型膜41を吸い取る吸い取り室31が対称に設置され、並びにバキューム装置3の一側にはイオン風装置5が設置されている。
図2、3、4、5は本考案の動作表示図(一)、(二)、(三)、(四)である。本考案は使用時に、板材4が輸送ロール11で輸送されて上下に対称な膜剥離装置2の間に進入し、且つ挟持ロール12が膜剥離装置2に向けて移動し(図2参照)、接着テープロール21が板材4表面に当接し、接着テープロール21の表面に掛けられた接着テープ22が板材4の上下表面の離型膜41を剥離する。このとき、上下の対応する膜剥離装置2がそれぞれ上下方向に移動し、離型膜41の前端が複数の接着テープ22の表面に接着され並びに上下方向に剥離され、挟持ロール12が剥離された離型膜41の前端に当接する(図3)。膜剥離装置2が続けて上下方向に移動する時、離型膜41は輸送装置1の挟持ロール12の圧迫を受けて離型膜41前端の接着テープロール21に接着された部分を引き裂く(図4参照)。このとき、バキューム装置3が既に引き裂かれ並びに反り上がった離型膜41の前端部分に移動し、離型膜41を急速にバキューム装置3の吸い取り室31内に吸入する(図5)。これにより板材4の膜剥離動作が完成する。
さらに図6は本考案のバキューム装置に接続された回収装置の立体図である。図示されるように、バキューム装置3の末端にはバキュームモータ6と吸い取り室31内の離型膜41を平らに整える収集装置7が接続されている。収集装置7は吸い取り室31内部に収集された離型膜41をプレスロールセット71で平らに押して収集装置7内の収集箱72内部に収集し、廃材をコンパクトに回収する機能を達成する。
また、本考案の上述の板材4は使用者の必要及び用途の違いにより、ガラス、ディスプレイパネル、アクリル、鉄板或いは鋼板等、透明、半透明、不透明の材料とされ、且つ表面の被膜もまた保護膜、フィルム或いは離型膜とされる。ゆえに本考案の適用範囲は広く、生産効率を高めることができる。
以上は本考案の好ましい実施例の説明であって、本考案の実施範囲を限定するものではなく、以上の説明及び図面に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考案の請求範囲に属するものとする。
総合すると、本考案の上述の膜剥離機は、使用時に、予期された機能と目的を達成し、優れた実用性を有している。
立体外観図である。 本考案の動作表示図(一)である。 本考案の動作表示図(二)である。 本考案の動作表示図(三)である。 本考案の動作表示図(四)である。 本考案のバキューム装置に接続された回収装置の立体図である。 周知の膜剥離装置の側面図である。 別の周知の偏光板膜剥離装置の側面図である。
符号の説明
1 輸送装置
11 輸送ロール 12 挟持ロール
2 膜剥離装置
21 接着テープロール 22 接着テープ
3 バキューム装置
31 吸い取り室
4 板材
41 離型膜
5 イオン風装置
6 バキュームモータ
7 収集装置
71 プレスロールセット 72 収集箱
A 接着テープロールセット
A1 接着テープロール A2 収集ロール
A11 接着テープ A3 ガイドロール
B 膜剥離ロール
C 板材
C1 離型膜
a 接着テープ手段
a1 接着テープロール a3 挟持装置
a11 接着テープ a4 ガイドロール
a2 切断装置
b 膜剥離手段
b1 プラットフォーム
c 板材
c1 離型膜

Claims (5)

  1. 輸送装置、膜剥離装置、バキューム装置で組成され、
    該輸送装置が板材を輸送する複数の輸送ロールと挟持ロールで組成され、
    該膜剥離装置には移動可能に接着テープロールが対称に設置され、且つ接着テープロールの表面に板材表面の離型膜を剥離し並びに切断する接着テープが掛けられ、
    該バキューム装置は続けて減圧でき並びに膜剥離機の剥離した離型膜を吸い取る吸い取り室が対称設置されていることを特徴とする、膜剥離機。
  2. 請求項1記載の膜剥離機において、輸送装置の輸送ロールが平行に等距離に設置され、並びに膜剥離装置に最も接近する両側に上下の相互に対応する挟持ロールが設けられたことを特徴とする、膜剥離機。
  3. 請求項1記載の膜剥離機において、膜剥離装置は上下に対称に設置されて上下移動可能とされ、且つ接着テープロールは複数組が設けられたことを特徴とする、膜剥離機。
  4. 請求項1記載の膜剥離機において、バキューム装置の一側にイオン風装置が設置されたことを特徴とする、膜剥離機。
  5. 請求項1記載の膜剥離機において、バキューム装置にバキュームモータと吸い取り室の離型膜を平らに整えて収集する収集装置が設けられたことを特徴とする、膜剥離機。
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CN110757939A (zh) * 2019-10-31 2020-02-07 宁波三星智能电气有限公司 一种撕膜装置
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