JP3104724U - 引き戸の戸当たり構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】引き戸を強く閉めても大きな衝撃音を緩和することができ、しかも使用中に戸当たりクッションを構成する弾性体のへたりを防止するとともに、取り付け部分に多大の負荷がかかって破損したり脱落したりしやすいという問題も解消できる引き戸の戸当たり構造を提供することを目的とする。
【解決手段】引き戸用縦枠の引き戸当接部に、取り付けられた引き戸の厚みより幅の広い凹溝を形成し、さらに凹溝内に設けた収納溝もしくは収納孔内に、戸当たりクッションの基部を取り付けるとともに、戸当たりクッションを収納溝もしくは収納孔から突き出させて、消音するようにしたことを特徴とする引き戸の戸当たり構造。
【選択図】 図5

Description

この考案は、引き戸を閉める際の衝撃音を和らげ、あるいは商オンするようにした引き戸の戸当たり構造に関する。
従来の引き戸用縦枠は平坦な部材を使用し、上下の引き戸用横枠に形成された溝内を引き戸が摺動移動するようになっている。そして、引き戸を完全に閉めた場合には、引き戸が引き戸用縦枠に当接して室内の明かりが漏れない構造となっている。
しかしながら、引き戸を強く閉めると引き戸が引き戸用縦枠に衝突して、大きな衝撃音が発生するという問題があった。そのため、引き戸を強く閉めても大きな衝撃音を緩和できる引き戸の戸当たり構造が特開平09−060415号公報(特許文献1という)に示されている。すなわち、引き戸用縦枠に戸当たりクッションを取り付けたものである。
特開平09−060415号公報
しかしながら、引き戸を強く閉めると引き戸が引き戸用縦枠に衝突して大きな衝撃音が発生するという問題は、上記従来技術を用いた場合ある程度軽減されるものの、戸当たりクッションが引き戸の衝撃力を100%受ける構造であるため、使用中に戸当たりクッションを構成する弾性体がへたりやすく、またその取り付け部分に多大の負荷がかかって破損したり脱落したりしやすいという問題があった。
この考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、引き戸を強く閉めても大きな衝撃音を緩和することができ、しかも使用中に戸当たりクッションを構成する弾性体のへたりを防止するとともに、取り付け部分に多大の負荷がかかって破損したり脱落したりしやすいという問題も解消できる引き戸の戸当たり構造を提供することを目的とする。
すなわちこの考案の引き戸の戸当たり構造は、引き戸用縦枠の引き戸当接部に、取り付けられた引き戸の厚みより幅の広い凹溝を形成し、さらに凹溝内に設けた収納溝もしくは収納孔内に、戸当たりクッションの基部を取り付けるとともに、戸当たりクッションを収納溝もしくは収納孔から突き出させて、消音するようにしたことを特徴とするものである。
この考案の引き戸の戸当たり構造において、前記戸当たりクッションは、前記収納溝もしくは収納孔内に接着剤もしくは両面粘着テープを介して取り付けてなることをも特徴とするものである。
さらにこの考案の引き戸の戸当たり構造において、前記戸当たりクッションは、シート状弾性体、U字ないしV字形弾性体から選ばれてなることをも特徴としている。
この考案の引き戸の戸当たり構造は、引き戸用縦枠に引き戸の厚みより幅の広い凹溝を形成しているので、引き戸を閉めた場合には、引き戸の端部がこの凹溝内に嵌入する。そして、凹溝に設けた収納溝もしくは収納孔内に、戸当たりクッションの基部を取り付けるとともに、戸当たりクッションを収納溝もしくは収納孔から突き出させて、消音するようにしているので、引き戸を強く閉めた場合の衝撃音が大幅に緩和される。
また、この考案の引き戸の戸当たり構造によれば、使用中に戸当たりクッションを構成する弾性体のへたりを防止することができるとともに、取り付け部分に多大の負荷がかかって破損したり脱落したりしやすいという問題も解消できるようになった。
以下、添付した図面を参照しつつ、この考案を具体化した実施の形態について詳細に説明する。
図1はこの考案の1実施例に係る引き戸の戸当たり構造の概略説明図で、引き戸が開いている状態を示す側面図、図2は閉じた状態を示す側面図、図3は引き戸用縦枠の内面図、図4は引き戸が開いている状態を示す縦断面図、図5はその横断面図、図6は引き戸が閉じた状態を示す縦断面図、図7はその横断面図、図8(a)はこの考案の他の実施例を示す引き戸が開いた状態の横断面図、(b)は引き戸が閉じた状態を示す横断面図である。
図1ないし図7に示すように、この考案の実施例に係る引き戸の戸当たり構造10は、引き戸11が当接する引き戸用縦枠12に凹溝13を形成し、さらに凹溝13内に設けた収納溝もしくは収納孔14内に、戸当たりクッション15の基部16を取り付けるとともに、戸当たりクッション15の先端部分17を収納溝もしくは収納孔14から突き出させ、そのクッション作用により消音するようにしたものである。
前記凹溝 13の幅Wは、引き戸11の厚みTの1.1〜1.5倍程度となって、凹溝 13の深さは、3〜1.5mm程度となっている。また、凹溝 13内には収納溝もしくは収納孔14が凹溝 13の幅Wの1/2〜1/1の幅で設けられ、その内部には戸当たりクッション15が取り付けられている。収納溝もしくは収納孔14が収納孔である場合、図3の点線で示したように適当ピッチで2個以上形成してもよく、それぞれに戸当たりクッション15を取り付ける。
前記戸当たりクッション15は、弾性体(例えばゴム、発泡プラスチック材料、軟質塩化ビニール、皮革等)からなっており、なおかつU字ないしV字形をなしていて、その一方の側の基部16を収納溝もしくは収納孔14内に取り付けるとともに、他方の側の先端部分17を成している。このU字ないしV字形構造からなる弾性体の構造が、引き戸11を所定の弾性をもって受け止め、無理なく消音するのである。
前記引き戸の戸当たり構造10において、前記戸当たりクッション15は、前記収納溝もしくは収納孔14内に接着剤もしくは両面粘着テープ18を介して取り付けることが可能である。もちろん、ビス止めや弾性を利用した側面凹部への圧入、その他の手段で固定してもよい。
この引き戸の戸当たり構造10においては、図1および図4、図5の開いた状態から、引き戸11を閉じる方向にスライドさせた場合、引き戸用縦枠12に設けた凹溝13内に引き戸11の端部が嵌入し、前記収納溝もしくは収納孔14の前面から突き出ている戸当たりクッション15の先端部分17に当接する。その後、戸当たりクッション15の弾性による反発力を受けながら所定の位置まで閉じられて、引き戸用縦枠12に当たることなく停止して、図2および図6、図7の閉じた状態となる。そして、激しく引き戸11を閉めた場合にも、引き戸11の端部が戸当たりクッション15に受け止められてその衝撃が大幅に緩和され、確実に消音される。
前記実施例においては、戸当たりクッションをU字ないしV字形構造からなる弾性体の構造としたが、図8(a)および(b)に示す引き戸の戸当たり構造20のように、戸当たりクッションをシート状弾性体構造とすることもできる。この実施例でも、(a)の引き戸21が引き戸用縦枠22に設けた凹溝23内に引き戸21の端部が嵌入し、前記収納溝もしくは収納孔24の前面から突き出ている戸当たりクッション25の先端部分27に当接する。その後、戸当たりクッション25の弾性による反発力を受けながら所定の位置まで閉じられて、引き戸用縦枠22に当たることなく停止して、(b)の閉じた状態となる。そして、激しく引き戸21を閉めた場合にも、引き戸21の端部が戸当たりクッション25に受け止められてその衝撃が大幅に緩和され、確実に消音される。
なお前記において、戸当たりクッション25の基部26は収納溝もしくは収納孔24内に収納保持され、先端部分27は収納溝もしくは収納孔24から突き出ている。28は接着剤もしくは両面粘着テープである。
この考案の引き戸の戸当たり構造は、一般の住宅内における引き戸のみならず、各種の建築物や家具、厨房機器、あるいはその他の引き戸を利用する開口部に適宜利用することができる。もちろん、引き戸が開閉する側の引き戸用縦枠のみならず、引き戸の反対側の引き戸用縦枠にも同様の引き戸の戸当たり構造を採用することができる。
この考案の1実施例に係る引き戸の戸当たり構造の概略説明図で、引き戸が開いている状態を示す側面図である。 閉じた状態を示す側面図である。 引き戸用縦枠の内面図である。 引き戸が開いている状態を示す縦断面図である。 その横断面図である。 引き戸が閉じた状態を示す縦断面図である。 その横断面図である。 (a)はこの考案の他の実施例を示す引き戸が開いた状態の横断面図、(b)は引き戸が閉じた状態を示す横断面図である。
符号の説明
10 引き戸の戸当たり構造
11 引き戸
12 引き戸用縦枠
13 凹溝
14 収納溝もしくは収納孔
15 戸当たりクッション
16 基部
17 先端部分
18 接着剤もしくは両面粘着テープ
20 引き戸の戸当たり構造
21 引き戸
22 引き戸用縦枠
23 凹溝
24 収納溝もしくは収納孔
25 戸当たりクッション
26 基部
27 先端部分

Claims (3)

  1. 引き戸用縦枠の引き戸当接部に、取り付けられた引き戸の厚みより幅の広い凹溝を形成し、さらに凹溝内に設けた収納溝もしくは収納孔内に、戸当たりクッションの基部を取り付けるとともに、戸当たりクッションを収納溝もしくは収納孔から突き出させて、消音するようにしたことを特徴とする引き戸の戸当たり構造。
  2. 前記戸当たりクッションは、前記収納溝もしくは収納孔内に接着剤もしくは両面粘着テープを介して取り付けてなる請求項1に記載の引き戸の戸当たり構造。
  3. 前記戸当たりクッションは、シート状弾性体、U字ないしV字形弾性体から選ばれてなる請求項1または2に記載の引き戸の戸当たり構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170246707A1 (en) * 2016-02-25 2017-08-31 Rolls-Royce Plc Friction welding

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