JP3104710B2 - ノックアウト装置 - Google Patents

ノックアウト装置

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JP3104710B2
JP3104710B2 JP9723491A JP9723491A JP3104710B2 JP 3104710 B2 JP3104710 B2 JP 3104710B2 JP 9723491 A JP9723491 A JP 9723491A JP 9723491 A JP9723491 A JP 9723491A JP 3104710 B2 JP3104710 B2 JP 3104710B2
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清次 柴崎
伸博 原
哲也 萩野
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、選択的にノックアウト
孔を開口可能としたノックアウト装置に関する。
【0003】
【従来の技術】例えば照明器具では、電気工事等の際
に、器具本体にノックアウト孔を開口させて電線を通し
たり、器具取付用の孔として利用するノックアウト装置
が設けられている。
【0004】このノックアウト装置は、器具本体の金属
製の基板に一部の連結部を残して円形や小判形等のノッ
クアウト片を打抜き突出させ、この打抜きによって形成
されるノックアウト孔の外部に連結部を介してノックア
ウト片を支持し、ノックアウト孔を外部から覆ってい
る。
【0005】そして、ノックアウト孔の利用時に、ノッ
クアウト片をドライバー等で叩いたり指で押して、ノッ
クアウト片を連結部から切り離し、ノックアウト孔を開
口させるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、器具本体を
製造するには、基板にプレス加工機でノックアウト加工
を施した後、パネルベンダー等で箱枠状等に曲げ加工す
る。この曲げ加工を行うとき、パネルベンダーの押え型
の挟持箇所にノックアウト加工部分があると、そのノッ
クアウト片をノックアウト孔内に押し戻してしまう。
【0007】しかし、ノックアウト孔内に押し戻された
ノックアウト片を外すのは、非常に大きな力を必要と
し、容易でない。これは、ノックアウト片の打抜きによ
って、ノックアウト片およびノックアウト孔の縁部が伸
び変形し、特に連結部の周辺部が伸び変形するため、ノ
ックアウト片がノックアウト孔内に押し戻されるときに
は、ノックアウト片の周縁およびノックアウト孔の内縁
を歪ませながら無理に圧入することになり、強固に嵌り
込むためである。
【0008】また、ノックアウト片の内側にドライバー
等を引っ掛ける引掛孔を設け、この引掛孔にドライバー
等の先端を引っ掛けて外せるようにした構造もあるが、
この場合でも、ノックアウト片の周縁部は強固に嵌り込
んでいるため、依然として外しにくい。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、ノックアウト片がノックアウト孔内に押し戻さ
れても、ノックアウト片を容易に外すことができるノッ
クアウト装置を提供することを目的とするものである。
【0010】〔発明の構成〕
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属製の基板
から連結部を介してノックアウト片を打抜き、ノックア
ウト孔を形成したノックアウト装置において、前記ノッ
クアウト片の外縁部とノックアウト孔の内縁部との間で
かつ前記連結部に対向した周縁域に、溝孔を開口形成し
たものである。
【0012】
【作用】本発明では、基板から連結部を残してノックア
ウト片を打抜くと、ノックアウト片は連結部を介してノ
ックアウト孔の外部に支持され、ノックアウト孔を覆っ
ている。
【0013】ノックアウト加工を施した基板の加工時に
おいて、ノックアウト片がノックアウト孔内に押し戻さ
れた場合には、連結部の立上幅に略対応する幅分だけ連
結部に対向する方向にノックアウト片が移動してノック
アウト孔に入り込む。このとき、連結部に対向した周縁
域に溝孔が開口形成されているため、ノックアウト片の
外縁部とノックアウト孔の内縁部とが強固に嵌り込むの
が防止できる。したがって、ノックアウト孔を開口させ
て利用するときには、ノックアウト片がノックアウト孔
内に入り込んだ状態においても、ノックアウト片をドラ
イバー等や指で押すことにより、ノックアウト片を容易
に外すことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0015】図6は照明器具の器具本体1を示し、この
器具本体1は、金属製の基板2を曲げ加工して箱枠状に
組立てており、上面および端面に複数のノックアウト装
置3が設けられている。なお、4,5,6は電源用ノッ
クアウト装置、7,8は取付用ノックアウト装置であ
る。
【0016】図1ないし図3に示すように、ノックアウ
ト装置3は、基板2に、連結部11を介して略円形のノッ
クアウト片12が打抜き形成され、このノックアウト片12
の打抜きによってノックアウト孔13が形成されている。
連結部11は、A寸法の立上幅でノックアウト片12をノッ
クアウト孔13の外部に支持している。
【0017】ノックアウト片12の外縁部とノックアウト
孔13の内縁部との間で、連結部11に対向した円周の半周
よりやや広い角度θの領域に、溝孔14が開口形成されて
いる。
【0018】ノックアウト片12およびノックアウト孔13
の径R1、溝孔14の内径R2 、溝孔14の外径R3 は、R2
<R1 <R3 の寸法関係にある。例えば、ノックアウト
片12の直径を20mmとした場合、溝孔14の幅(R3 −R
2 )は1mm、ノックアウト孔13と溝孔14との段部15の幅
(R3 −R1 )は0.15mm程度とする。
【0019】次に、本実施例の作用を説明する。
【0020】基板2にノックアウト加工するには、例え
ばNCTターレットパンチングプレスで、まず、溝孔14
を打抜き加工し、続いて、連結部11を残してノックアウ
ト片12を打抜き加工する。
【0021】このノックアウト片12を打抜き加工する
際、ノックアウト孔12の径R1 より溝孔14の外径R3 を
大きくしているため、溝孔14を打抜き加工するノックア
ウトポンチとノックアウト孔12を打抜き加工するノック
アウトポンチとの中心軸にずれが生じていても、溝孔14
の内縁部を削り取ることがない。すなわち、ノックアウ
ト孔12と溝孔14の外径とが同じであると、ノックアウト
片12を打抜き加工する際に、ノックアウトポンチの中心
軸のずれにより溝孔14の内縁部を削り取るため、溝孔14
の内縁部にひげ状の突起が突出し、施工作業時に作業者
の指を負傷させたり、電源線の被覆を破損させることに
なり、これを防止することができる。
【0022】また、器具本体を製造するには、パネルベ
ンダー等で箱枠状等に曲げ加工する。この曲げ加工を行
う際、パネルベンダーの押え型の挟持箇所にノックアウ
ト加工部分があると、そのノックアウト片12をノックア
ウト孔13内に押し戻すことになる。
【0023】このノックアウト片12がノックアウト孔13
に押し戻された状態を図4に示す。この状態では、連結
部11の立上幅Aに略対応する幅A´だけ連結部11に対向
する方向にノックアウト片12が移動してノックアウト孔
13内に入り込んでいる。このとき、連結部11に対向した
円周の半周よりやや広い角度θの領域に溝孔14が開口形
成されているため、ノックアウト片12の外縁部とノック
アウト孔13の内縁部とが強固に嵌り込むようなことはな
い。
【0024】したがって、ノックアウト孔13を開口させ
て利用するときには、図1に示すノックアウト片12がノ
ックアウト孔13の外部に突出している状態あるいは図4
に示すノックアウト片12がノックアウト孔13内に入り込
んだ状態のいずれにおいても、ノックアウト片12をドラ
イバー等や指で押すことにより、ノックアウト片13を連
結部11から容易に切り離すことができる。
【0025】なお、図4に示すノックアウト片12がノッ
クアウト孔13内に入り込んだ状態では、ノックアウト孔
13の各段部15の付近において、ノックアウト片12とノッ
クアウト孔13の縁部に打抜き加工によって生じるバリ等
が点接触する接触部分16ができ、この接触部分16による
適度な保持力でノックアウト片12を保持することができ
る。また、接触部分16は軽く点接触しているだけである
ので、ノックアウト片12を外すときには、容易に離反さ
せることができる。
【0026】また、図5に示すように、ノックアウト片
12およびノックアウト孔13の形状が小判形の場合におい
ても、連結部11に対向した円周の略半周域に溝孔14を開
口形成することにより、同様の作用効果が得られる。
【0027】また、ノックアウト片12およびノックアウ
ト孔13の形状が四角形の場合も同様である。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、ノックアウト片の外縁
部とノックアウト孔の内縁部との間でかつ連結部に対向
した周縁域に溝孔を開口形成したため、ノックアウト加
工を施した基板の加工時において、ノックアウト片がノ
ックアウト孔内に押し戻された場合に、連結部の立上幅
に略対応する幅分だけ連結部に対向する方向にノックア
ウト片が移動してノックアウト孔に入り込んでも、ノッ
クアウト片の外縁部とノックアウト孔の内縁部とが強固
に嵌り込むのを防止することができる。したがって、ノ
ックアウト孔を開口させて利用するときには、ノックア
ウト片がノックアウト孔内に入り込んだ状態において
も、ノックアウト片をドライバー等や指で押すことによ
り、ノックアウト片を容易に外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のノックアウト装置の一実施例を示す正
面図である。
【図2】断面図である。
【図3】一部の断面図である。
【図4】ノックアウト片がノックアウト孔に入った状態
の正面図である。
【図5】ノックアウト装置の他の形状を示す正面図であ
る。
【図6】ノックアウト装置を適用した電気器具の斜視図
である。
【符号の説明】
2 基板 12 ノックアウト片 13 ノックアウト孔 14 溝孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−206122(JP,A) 実開 昭61−157370(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 7/00 F21S 4/00 F21S 8/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の基板から連結部を介してノック
    アウト片を打抜き、ノックアウト孔を形成したノックア
    ウト装置において、前記ノックアウト片の外縁部とノッ
    クアウト孔の内縁部との間でかつ前記連結部に対向した
    周縁域に、溝孔を開口形成したことを特徴とするノック
    アウト装置。
JP9723491A 1991-04-26 1991-04-26 ノックアウト装置 Expired - Fee Related JP3104710B2 (ja)

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JPH04328205A JPH04328205A (ja) 1992-11-17
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109548329A (zh) * 2018-11-02 2019-03-29 杭州西力智能科技股份有限公司 一种带敲落孔的塑料壳体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109548329A (zh) * 2018-11-02 2019-03-29 杭州西力智能科技股份有限公司 一种带敲落孔的塑料壳体

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JPH04328205A (ja) 1992-11-17

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