JP7217889B2 - 縁カバー - Google Patents
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Description
これらのケーブル口にも、このケーブル口の縁により挿通させた電源ケーブルが損傷するのを防止するため、電気コードの通し具を設置するのが好ましい。
縁カバー1は、ケーブル口71から支柱の内部に挿入される配線コード等が、その穴の縁に直接接触して傷付くのを防ぐことができるように、ケーブル口71の縁を被覆する金属製の保護部材である。
なお、図1において、支柱70は、縁カバー1の説明に必要なケーブル口71が設けられた一部のみを表している。
また、支柱70の長軸方向をY軸方向、ケーブル口71の中心軸方向をZ軸方向、Z軸方向とY軸方向に直交する方向をX軸方向として説明するが、これらは相対的な位置関係を示すものである。
支柱70は、図1に示すように、筒状に形成され、支柱70が設置される設置面に差し込まれる固定部と、上方に灯具を取り付けるための取付部と、内部にケーブルを収容する収容空間と、を備える。
また、支柱70は、固定部側にケーブルを外部から収容空間に引き込むための引き込み口と、取付部側に電源ケーブルを収容空間から外部に引き出すための引き出し口と、を有する。この引き込み口と引き出し口がケーブル口71に該当する。
次に、縁カバー1について、各構成要素について説明する。
縁カバー1は、図1に示すように、支柱70の内周面と当接する第一フランジ部10と、一端が第一フランジ部10と繋がる本体筒部20と、本体筒部20の他端に形成されたフランジ形成部30と、を有する。
第一フランジ部10は、図2に示すように、本体筒部20のZ方向の奥側の一端から外側に伸びて、環状に形成されている。
第一フランジ部10は、図3及び図4に示すように、支柱70と対向する面が、支柱70の内周面の曲面に沿った曲面状に形成されている。つまり、図3に示すように、平面視で第一フランジ部10と本体筒部20の他端側の端との間の距離が、中央に向かって漸次短くなるように円弧状に形成されている。第一フランジ部10の曲率は、支柱70の内周面の曲率と略等しいことが好ましい。
本体筒部20は、外周面の直径が、内周面74の内径よりも小さくなるように形成されている。
本体筒部20は、Z軸方向の幅が、内周面74のZ軸方向の幅と等しいか、僅かに大きくなるように形成されている。
フランジ形成部30は、後述する縁カバー1を支柱70のケーブル口71に固定する工程において、第二フランジ部30Bに形成される。
第二フランジ部30Bは、支柱70と対向する面が、支柱70の外周面の曲面に沿った曲面状に形成される。これにより、第二フランジ部30Bと支柱70の間に隙間ができるのを抑えることができる。
縁カバー1は、支柱70と同じ金属材料で構成されていてもよく、異なる金属材料で形成されていてもよい。
次に、縁カバー1の製造方法について説明する。
縁カバー1の製造方法は、第一製造工程と、第二製造工程と、を有する。まず、第一製造工程について説明し、次に第二製造工程について説明する。
第一製造工程は、筒状の前駆部材1Aの一端に、第一フランジ部10Aを形成させる工程である。第一フランジ部10Aは、後述する第二製造工程により、第一フランジ部10に形成される。
先ず、作業者は、ケーブル口71のZ軸方向の幅や、縁カバー1の第一フランジ部10の幅や、フランジ形成部30から形成された第二フランジ部30Bの幅が、所望の寸法になるように、前駆部材1Aを用意する。その前駆部材1Aの孔に芯金を入れて、フレア加工により、前駆部材1Aの一端側の端を外側に押し広げて、第一フランジ部10Aを形成させる。本工程のフレア加工は、作業者がポンチなどの工具を用いて手作業で行うことができ、動力を用いた工具で行うこともできる。
第二製造工程は、図5及び図6に示すように、第一フランジ部10Aを加工して第一フランジ部10を形成させる工程である。
本工程は、プレス機50を用いることにより、好適に行うことができる。
次に、縁カバー1のケーブル口71への取り付け工程について説明する。
まず作業者は、図7に示すように、支柱70の内側から、本体筒部20をケーブル口71に挿入する。
そして、本体筒部20の孔に、芯金を挿入して縁カバー1の位置を固定して、フランジ形成部30の周縁をフレア加工やカーリング加工などの変形加工を行うことにより、図8に示すように、縁カバー1を支柱70に固定する。本工程のフレア加工やカーリング加工は、作業者がポンチなどの工具を用いて手作業で行うことができ、動力を用いた工具を用いることもできる。
次に、縁カバー1により奏する効果について説明する。
本体筒部20の一端から外側に伸びる第一フランジ部10を有し、第一フランジ部10は、支柱70と対向する面が、支柱70の内周面の曲面に沿った曲面状に形成されている。これにより、縁カバー1を取り付けるときに、第一フランジ部10を支柱70の内周面に当接させることができ、縁カバー1を取り付ける作業を容易に行うことができる。
また、作業者以外の第三者による縁カバー1へのいたずらを防ぐことができ、美観を維持させることができる。
縁カバーが合成樹脂により形成されている場合には、フランジ形成部は、加熱処理された後に、折り曲げられて、第二フランジ部を形成する。
10 第一フランジ部
20 本体筒部
30 フランジ形成部
70 支柱
Claims (6)
- 筒状の支柱のケーブル口に固定される縁カバーの取付方法であって、
前記縁カバーは、
前記ケーブル口に挿入される本体筒部と、
前記本体筒部の一端から外側に伸びる第一フランジ部と、
前記本体筒部の他端に位置するフランジ形成部とを備え、
前記本体筒部が前記ケーブル口に挿入されたとき、
前記第一フランジ部の前記支柱の内周面と対向する面を、前記内周面の曲面に沿った曲面状に形成して当該支柱の内周面に当接させ、
前記フランジ形成部は、前記本体筒部が前記ケーブル口に挿入された後に、前記支柱の外周面と対向する面を、前記外周面の曲面に沿った曲面状の第二フランジ部に形成することを特徴とする縁カバーの取付方法。 - 前記本体筒部、前記第一フランジ部、及び前記フランジ形成部は、金属材料又は合成樹脂材料により構成されている請求項1に記載の縁カバーの取付方法。
- 前記フランジ形成部は、前記本体筒部が前記ケーブル口に挿入し、フレア加工又はカーリング加工の変形加工により第二フランジ部に形成する請求項2に記載の縁カバーの取付方法。
- 前記金属材料は、ステンレス鋼、又はアルミニウム、ニッケル、銅、チタン合金の何れか若しくはその合金である請求項2又は3に記載の縁カバーの取付方法。
- 請求項1~4の何れかに記載の縁カバーの取付方法に用いる縁カバーは、前記ケーブル口に挿入される本体筒部と、前記本体筒部の一端から外側に伸びる第一フランジ部と、前記本体筒部の他端に位置して第二フランジ部に形成されるフランジ形成部とを備える縁カバー。
- 請求項5の縁カバーが前記第一フランジ部と第二フランジ部により前記ケーブル口に固定されている支柱。
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