JP3368321B2 - 配線用ボックス - Google Patents

配線用ボックス

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁孔に取付けら
れ、内部に配線器具等を収容する配線用ボックスに関す
るもので、特に、二以上の円透孔の一部を重合し、連接
してなる壁孔に取付けられる配線用ボックスに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、壁材に形成した壁孔に、壁表から
挿入して壁材に取付ける配線用ボックスとして、実公昭
58−2115号公報に掲載の技術がある。係る配線用
ボックスは方形箱状に形成されて壁孔内に嵌め込まれ、
内部に配線器具等を収容するとともに、開口に配線器具
取付枠や化粧カバー等が取付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記配線用ボ
ックスは方形箱状に形成されているから、壁孔内に嵌め
込むためには前記配線用ボックスの外形に対応した方形
の壁孔を穿設しなければならない。ところが、方形に穿
設するには鋸やカッター等を使用して行なわなければな
らないため、作業が極めて面倒であった。
【0004】ところで、壁材に一つの円透孔からなる壁
孔を形成し、これに配線用ボックスを取付ける技術が実
公昭46−16203号公報に開示されている。この実
公昭46−16203号公報に掲載の配線用ボックス1
は外形が円透孔からなる壁孔に対応して円形状に形成さ
れているので、前記壁孔に取付けることができる。
【0005】しかし、一つの円透孔だけで壁孔を形成し
た場合は、複数の配線器具を種々の配置として設置する
ことができない。即ち、配線器具取付枠や化粧プレート
からはみ出ない大きさの一つの円透孔では複数個の配線
器具は入らない。例えば、2個の配線器具を上下に取付
けたい場合に、1個の円透孔では2個分の配線器具を壁
孔内に取付けることができない。したがって、配線器具
の2個分を取付けできるようにするためには壁孔は必要
以上に大きな円透孔を形成しなければならないこととな
る。ところが、このようにすると、図6に示すように、
前記配線用ボックス1や壁材11に設けた壁孔12と、
2個の配線器具23を取付けた配線器具取付枠21や化
粧プレートとの外形状の相違によって、配線用ボックス
1及び壁孔12側には斜線で示すはみ出し部分24が生
じて見栄えが悪くなる。そこで、これを防止しようとす
ると、配線器具取付枠21や化粧プレートは必要以上に
大きなものとなってしまう。
【0006】したがって、このように複数個の配線器具
23を取付ける場合には、図4に示すような、壁材11
に複数個の円透孔を連接した壁孔12を形成するととも
に、配線用ボックス1を上下方向に細長とした形状とす
ることが必要となる。しかし、このような、複数個の円
透孔を連接した壁孔12では連接箇所に突出部13が形
成されるため、配線用ボックス1の側壁がこれと干渉し
て取付けることができない。
【0007】そこで、本発明は、複数の配線器具を任意
の位置に配置した取付けを可能とすべくホルソー等の穿
孔具を使用して形成された壁孔にも取付けできる配線用
ボックスの提供を課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
配線用ボックスは、二以上の円透孔の一部が重合して連
接してなる壁孔に壁表から取付けられる配線用ボックス
であって、二以上の円の一部が重合する形状と対応する
外形状に形成された周壁部を有する外壁部と、前記周壁
部の開口の側部に側方に突設されて壁孔の周縁に当接す
る当接部と、前記円透孔の連接箇所における前記壁孔周
縁に形成された突出部との干渉を防止して、前記外壁部
の前記壁孔への挿入を可能とすべく、前記外壁部に厚み
方向に連続して形成された干渉防止部と、前記周壁部に
奥行側に向けて取付けられ、開口側から螺着作業ができ
る螺子と、前記螺子の先端部に螺着され、前記螺子の回
転によって前記当接部の平面と平行する方向に一定角度
上下回動するとともに前記当接部側に螺進して前記当接
部とで壁材を挟持する挟持片と、前記周壁部に前記螺子
と平行して形成され、前記挟持片が一定角度を超えて回
動するのを阻止して前記挟持片を前記当接部側に螺進せ
しめる回動防止部とを備えたものである。
【0009】請求項2の発明にかかる配線用ボックス
は、請求項1に記載の干渉防止部が、円透孔の円に沿っ
て内部側に窪んで形成されたものである。
【0010】請求項3の発明にかかる配線用ボックス
は、請求項1に記載の干渉防止部が、外壁部の一部を除
去してなるものである。
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1乃至
図5に基づいて説明する。図において、配線用ボックス
1は一般断面が二つの円の一部を重合して連接しただる
ま形状の中空柱状の周壁部2と一側の開口を閉塞する底
壁部3とで外壁部をなし、周壁部2の他側に開口4を有
する箱体に形成されたものである。なお、前記底壁部3
は必ずしも要するものではない。前記周壁部2の開口4
の左右両側部には壁材11の表面と当接して配線用ボッ
クス1を取付けるための一対の当接部5が側方に突設さ
れている。また、前記底壁部3には罫書き孔3bが二つ
の円中心にそれぞれ穿設されている。但し、この罫書き
孔3bは壁材11に穿孔する際の穿孔中心を罫書くため
の孔であるから、他の手段で穿孔中心が求められれば、
格別設ける必要はない。更に、前記周壁部2の内側上下
位置には配線器具取付枠21を取付けるための一対の取
付部6が一体に設けられている。
【0013】そして、前記周壁部2は二つの円の接合部
に円に沿って内部側に窪んだ左右一対の干渉防止部2a
が厚み方向に連続して形成されており、同じく、底壁部
3にも内部側に窪んだ干渉防止部3aが形成されてい
る。
【0014】また、前記周壁部2の上下各2箇所には開
口4側から螺着作業ができる螺子7が奥行側に向けて取
付けられており、その先端部には当接部5の平面と平行
する方向に一定角度上下回動する挟持片8が螺着されて
いる。更に、周壁部2には前記挟持片8が一定角度を超
えて回動するのを阻止するための回動防止部2cが前記
螺子7と平行して形成されている。即ち、螺子7を回転
したときに、挟持片8がそれに追随して回動するのを前
記回動防止部2cによって阻止し、挟持片8が当接部5
側に螺進して壁材11を挟持するようになっている。
【0015】一方、前記壁材11には二つの円の一部を
重合して連接しただるま形に形成された壁孔12が穿設
されている。前記壁孔12をこのような二つの円を連接
した形状に形成したのは、周知のホルソー等の穿孔具を
使用して簡単に壁材11に配線用ボックス1を取付ける
ための壁孔12を形成するためである。前記壁孔12は
このように二つの円の一部を単に重合して形成したにす
ぎないものであるから、自ずとその重合部には内部側に
突出する突出部13が形成されている。したがって、壁
材11に壁孔12がこのようなだるま形状に形成されて
いるから、前記配線用ボックス1の外壁部を構成する周
壁部2及び底壁部3はいずれも前記壁孔12の形状に対
応して壁内に挿入できる形状に形成されたものとなって
いる。即ち、挿入時に壁孔12の突出部13との干渉を
防止するための逃がしとなる干渉防止部2aの形状も前
記突出部13の形状に対応したものとなっている。
【0016】前記配線器具取付枠21は前記配線用ボッ
クス1を壁材11の壁孔12に取付けた後に配線用ボッ
クス1の開口4に取付けられるものであり、上下一対の
ねじ孔22に図示しない取付ねじが挿通された後、配線
用ボックス1の取付部6に螺着されることによって配線
用ボックス1に取付けられる。前記配線器具取付枠21
の中央部の開口には配線器具23が壁表に臨んで上下に
2個並設されており、配線器具取付枠21を配線用ボッ
クス1に取付けた後は配線器具23の本体部分は配線用
ボックス1内に収容される。更に、配線器具取付枠21
の前面には化粧プレート25が取付けられるようになっ
ている。
【0017】次に、このように構成された本実施例にお
ける配線用ボックスの壁材への取付けについて説明す
る。まず、壁材11に壁孔12を形成するには、壁孔1
2を穿設したい位置に配線用ボックス1の底壁部3を当
接し、罫書き孔3bを通して壁材11の表面に穿孔中心
を2個罫書く。次に、罫書いた穿孔中心に周知のホルソ
ー等の穿孔具の穿孔中心を位置決めし、円透孔を2個穿
設すると、二つの円の一部が重合して連接しただるま形
の壁孔12が簡単に形成される。
【0018】このようにして、壁孔12を設けた後は、
予め挟持片8を前面側から見て左側に倒し、外壁部3か
ら外側に突出しない状態にしておいてから、配線用ボッ
クス1を壁表から前記壁孔12に向けてそのまま壁面に
対して直角方向に挿入する。このとき、配線用ボックス
1の周壁部2及び底壁部3には壁孔12の突出部13と
の干渉を防止すべく干渉防止部2a及び干渉防止部3a
による凹部が内部側に向けて形成されているため、何ら
挿入の妨げとならず、円滑に壁孔12内に挿入すること
ができる。
【0019】そして、配線用ボックス1を壁孔12内に
挿入した後は、壁表から螺子7を回転させる。すると、
挟持片8は螺子7の回転に追随して右側に起上がって外
壁部3の外周面から突出し、更に、回動防止部2cに当
接してそれ以上の回動を阻止された状態、即ち、図1の
二点鎖線で示す状態となった後、螺子7の螺合に伴って
回動防止部2cでそれ以上の回動を阻止しつつ当接部5
側に螺進させる。そして、挟持片8を壁裏に圧接させ
て、当接部5と挟持片8の平面部とで壁材11に挟持固
定する。ここで、壁孔12への配線用ボックス1の取付
けを当接部5と挟持片8とによって壁材11を挟持、固
定するものとしていることによって、壁材11が石膏ボ
ードなどの軟質でもろい材質で形成されている場合に
も、安定して、かつ、簡単に取付けることができる。
【0020】これによって、配線用ボックス1の壁材1
1への取付けは完了する。なお、挟持片8は上下2個ず
つ計4個設けているが、配線用ボックス1を壁材11に
安定して固定できれば、例えば、上下各1個ずつとして
もよく、その個数は限定されない。
【0021】ところで、配線用ボックス1の取付けにお
いては、挟持片8を使用して壁材11を挟持固定するも
のでなく、当接部5を壁材の表面に当接した状態でねじ
孔5aに取付ねじを挿通し、壁材11に螺着して配線用
ボックス1を取付けるようにしてもよく、要するに、取
付方法は限定されるものではない。
【0022】配線用ボックス1を取付けた後は、配線器
具23を取付けた配線器具取付枠21のねじ孔22に取
付ねじを挿通し、配線用ボックス1の取付部6に螺着し
て配線器具取付枠21を配線用ボックス1に取付け、更
にその上面から化粧プレート25を取付けて配線用ボッ
クス1の開口4を覆う。
【0023】このように、本実施例の配線用ボックス
は、二つの円透孔の一部を重合して連接してなる壁孔1
2の突出部13との干渉を防止する干渉防止部2a及び
干渉防止部3aが周壁部2及び底壁部3からなる外壁部
に形成されたものである。
【0024】したがって、重合部に突出部13を有する
壁孔12であっても、何ら配線用ボックス1の挿入の妨
げとはならず、円滑に配線用ボックス1を取付けること
ができる。逆に言えば、これらの干渉防止部を有する配
線用ボックス1によって、壁孔12を二つの円透孔の一
部を重合して連接した形状に形成することが可能であ
る。その結果、配線用ボックス1と対応する壁孔12を
周知のホルソー等の穿孔具を使用して円透孔を穿設する
ことによって簡単に形成することができるとともに、方
形状の配線器具取付枠21を配線用ボックス1の開口4
に取付けることができる。
【0025】次に、本発明の別の実施例を図2に基づい
て説明する。図において、配線用ボックス1は一般断面
が二つの円の一部を重合、連接して小判形状に形成され
た周壁部2とその周壁部の一側開口を閉塞する底壁部3
とで外壁部をなしたものである。前記周壁部2の開口4
の左右両側部には壁材11の表面と当接する一対の当接
部5が側方に突設されている。更に、前記周壁部2の内
側上下位置には前述の実施例と同様の方形状の配線器具
取付枠21を取付けるための一対の取付部6が一体に設
けられている。
【0026】そして、前記周壁部2には二つの円の連接
部に干渉防止部となる左右一対の切欠開口2bが形成さ
れ、底壁部3には内部側に窪んだ干渉防止部3aが形成
されている。
【0027】即ち、このように構成されたこの実施例の
配線用ボックスは、図1に示した配線用ボックス1に対
して、周壁部2に切欠開口2bが形成されたものであ
る。
【0028】したがって、切欠開口2bが形成されてい
ることによって壁孔12内への配線用ボックス1の挿入
に何ら支障とならないとともに、特に、配線用ボックス
1内と壁裏の空間とが連通しているので、この切欠開口
2bを通して配線用ボックス1内の配線を壁裏に引出
し、或いは、壁裏から配線用ボックス1内に配線するこ
とができる。また、切欠開口2が形成されていることに
よって、図1の配線用ボックス1のような干渉防止部2
aが内部に突出していないため、配線用ボックス1の内
部が広い。
【0029】次に、図2に示す配線用ボックスの変形例
を図3に示す。図において、周壁部2には左右一対の切
欠開口2bが形成されているとともに、底壁部3には前
記周壁部2の切欠開口2bに連接して壁孔12の突出部
13の突出量以上の奥行きまで切欠形成されたコ字状の
切欠開口3cが左右に一対形成されている。
【0030】この変形例の場合には、底壁部3の切欠開
口3cが形成されていることにより、図2の配線用ボッ
クス1に比べて、壁孔12内への挿入が一層容易であ
り、底壁部3側からも配線等の引出しを行なうことがで
きる。
【0031】ところで、上記各実施例は、二つの円透孔
の一部を重合、連接してなる壁孔12について適用する
ものを示しているが、本発明を実施する場合には、これ
に限られず、例えば、図4に示すように、三つの円透孔
の一部を上下方向に重合し、連接してなる壁孔12、或
いは、図5に示すように、縦横に計4つの円透孔を重
合、連接してなる壁孔12など、円透孔を任意に重合、
連接した壁孔についても、壁孔12の形状、突出部13
の突出状態に対応して配線用ボックス1の周壁部2に干
渉防止部2aを形成することにより、上記各実施例と同
様に適用でき、同様の効果を得ることができる。なお、
図5に示す配線用ボックス1の場合は、その開口4に取
付けられる配線器具取付枠は正方形に近い形状となる。
【0032】また、上記各実施例の周壁部2、底壁部3
に設けた干渉防止部は、これらの形状、形態に限定され
るものではなく、挿入時に壁孔12の突出部13との干
渉を防止できれば、いかなる形状のものであっても構わ
ない。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る配線用ボ
ックスは、二以上の円透孔の一部が重合して連接してな
る壁孔に壁表から取付けられる配線用ボックスであっ
て、二以上の円の一部が重合する形状と対応する外形状
に形成された周壁部を有する外壁部と、前記周壁部の開
口の側部に側方に突設されて壁孔の周縁に当接する当接
部と、前記円透孔の連接箇所における前記壁孔周縁に形
成された突出部との干渉を防止して、前記外壁部の前記
壁孔への挿入を可能とすべく、前記外壁部に厚み方向に
連続して形成された干渉防止部と、前記周壁部に奥行側
に向けて取付けられ、開口側から螺着作業ができる螺子
と、前記螺子の先端部に螺着され、前記螺子の回転によ
って前記当接部の平面と平行する方向に一定角度上下回
動するとともに前記当接部側に螺進して前記当接部とで
壁材を挟持する挟持片と、前記周壁部に前記螺子と平行
して形成され、前記挟持片が一定角度を超えて回動する
のを阻止して前記挟持片を前記当接部側に螺進せしめる
回動防止部とを備えたものである。したがって、複数の
配線器具を任意の位置に配置して設置すべく、二以上の
円透孔の一部を重合して連接した形状の壁孔を周知のホ
ルソー等の穿孔具を使用して簡単に形成することができ
るとともに、かかる壁孔に対応して配線用ボックスを円
滑に取付けることができる。また、当接部とで壁材を挟
持する挟持片を備えているので、軟質でもろい材質で形
成され、取付ねじ等で螺着固定が困難な石膏ボードなど
からなる壁材にも安定して、かつ、簡単に配線用ボック
スを取付けることができる。
【0034】請求項2に係る配線用ボックスは、請求項
1に記載の干渉防止部が、円透孔の円に沿って内部側に
窪んで形成されたものである。したがって、請求項1と
同様の効果を奏する。
【0035】請求項3に係る配線用ボックスは、請求項
1に記載の干渉防止部が外壁部の一部を除去してなるも
のである。したがって、特に、配線用ボックス内と壁裏
空間との間が連通し、配線用ボックス内から壁裏への配
線の引出し、或いは、壁裏から配線用ボックス内への配
線を行なうことができるとともに、配線用ボックスの内
部空間を大きくとれる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の配線用ボックスを示す斜視図
である。
【図2】本発明の別の実施例の配線用ボックスを示す斜
視図である。
【図3】図2の配線用ボックスの変形例を示す斜視図で
ある。
【図4】図1と別の壁孔を示す正面図である。
【図5】図1の壁孔と別の壁孔に適用される配線用ボッ
クスを示す斜視図である。
【図6】従来の配線用ボックス及び壁孔と配線器具取付
枠との取付関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 配線用ボックス 2 周壁部 2a、3a 干渉防止部 2b、3c 切欠開口 3 底壁部 5 当接部 8 挟持片 11 壁材 12 壁孔 13 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/12 H01R 13/74 H02G 3/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二以上の円透孔の一部が重合して連接し
    てなる壁孔に壁表から取付けられる配線用ボックスであ
    って、 二以上の円の一部が重合する形状と対応する外形状に形
    成された周壁部を有する外壁部と、前記周壁部の開口の側部に側方に突設されて壁孔の周縁
    に当接する当接部と、 前記円透孔の連接箇所における前記壁孔周縁に形成され
    た突出部との干渉を防止して、前記外壁部の前記壁孔へ
    の挿入を可能とすべく、前記外壁部に厚み方向に連続し
    形成された干渉防止部と、前記周壁部に奥行側に向けて取付けられ、開口側から螺
    着作業ができる螺子と、 前記螺子の先端部に螺着され、前記螺子の回転によって
    前記当接部の平面と平行する方向に一定角度上下回動す
    るとともに前記当接部側に螺進して前記当接部とで壁材
    を挟持する挟持片と、 前記周壁部に前記螺子と平行して形成され、前記挟持片
    が一定角度を超えて回動するのを阻止して前記挟持片を
    前記当接部側に螺進せしめる回動防止部と を備えたこと
    を特徴とする配線用ボックス。
  2. 【請求項2】 前記干渉防止部は、円透孔の円に沿って
    内部側に窪んで形成されたことを特徴とする請求項1に
    記載の配線用ボックス。
  3. 【請求項3】 前記干渉防止部は、前記外壁部の一部を
    除去してなることを特徴とする請求項1に記載の配線用
    ボックス。
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