JP3104608B2 - マルチプロセッサシステムにおける障害復旧方法及びそのシステム - Google Patents

マルチプロセッサシステムにおける障害復旧方法及びそのシステム

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JP3104608B2
JP3104608B2 JP08008454A JP845496A JP3104608B2 JP 3104608 B2 JP3104608 B2 JP 3104608B2 JP 08008454 A JP08008454 A JP 08008454A JP 845496 A JP845496 A JP 845496A JP 3104608 B2 JP3104608 B2 JP 3104608B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチプロセッサ
システムにおける通信の障害発生時の対処技術に関し、
特に、通信の障害発生時に処理代行するプロセッサを用
いた障害復旧方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について説明する。
【0003】図3は、従来のマルチプロセッサシステム
の一実施例を示す構成図である。同図に示すように、従
来のマルチプロセッサシステムは、図示してない端末の
通信を制御する複数の通信制御モジュール33、34
と、各通信制御モジュール33、34の障害監視処理お
よび通信制御を各別に指示するシステム制御モジュール
32と、各通信制御モジュール33、34の障害回復処
理を行う障害回復モジュール31とが、一つのシステム
バス30に結合された構成をしている。ここで、モジュ
ールとは、ハードウェア上にソフトウェアの機能を実装
した一つのシステムをいう。したがって、通信制御モジ
ュールとは端末との通信の制御機能を有するシステム、
システム制御モジュールとは各通信制御モジュールの障
害監視処理及び通信制御指示をする機能を有するシステ
ム、障害回復モジュールとは各通信制御モジュールの障
害回復処理を行う機能を有するシステムをそれぞれい
う。これら3種のモジュールは同一の交換機内でシステ
ムバスによって繋がれている。
【0004】次に、障害発生時の処理手順について説明
する。
【0005】図4は、従来技術による障害回復の処理シ
ーケンスを示した図である。図4に示すように、システ
ム制御モジュール32は、通信の発生時(不定期)毎
に、通信する端末の制御を行う通信制御モジュール34
に対して通信制御指示信号21を送信する。またシステ
ム制御モジュール32は各通信制御モジュール33、3
4に対して、それぞれ障害監視通知信号24、22を一
定周期で送信する。通信制御モジュール33、34は障
害監視通知信号24、22を受信すると、障害監視応答
信号25、23をシステム制御モジュール32に返す。
通信制御指示信号21と障害監視通知信号22、24、
障害監視応答信号23、25とは直接関係しない独立し
た信号である。このようにして、システム制御モジュー
ル32による通信制御モジュール33、34の障害監視
が随時に行われる。
【0006】いま、たとえば通信制御モジュール34に
障害が発生すると、通信制御モジュール34により制御
されている端末の通信は不能となり、また、システム制
御モジュール32に障害監視応答信号23が返らなくな
る。この様な事態が発生するとシステム制御モジュール
32は通信制御モジュール34に障害が発生したとみな
し、障害から回復させるために障害回復モジュール31
に対して障害回復指示信号26を送信する。障害回復モ
ジュール31は障害となった通信制御モジュール34の
障害回復処理を自動的に行う。障害復旧後に、システム
制御モジュール32は、通信する端末を制御する通信制
御モジュール34に対して通信制御指示信号21を送信
し、端末との通信が回復する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のマ
ルチプロセッサシステムの障害復旧方法では、障害が発
生した通信制御モジュールにより制御される端末につい
ては、障害の発生から復旧するまでの間、通信が不可能
となり、端末の利用者に多大な影響を与える。
【0008】本発明の目的は、一つの通信制御モジュー
ルに障害が生じても、利用者に対する影響を最小限に押
さえ、障害の発生後の端末との通信の早急な復旧を可能
とするマルチプロセッサシステムの障害復旧方法を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、端末の通信を制御する複数の通信制御
モジュールと、各通信制御モジュールの障害監視処理お
よび通信制御を指示するシステム制御モジュールと、各
通信制御モジュールの障害回復処理を行う障害回復モジ
ュールとが、一つのシステムバスによって結合されてい
るマルチプロセッサシステムにおいて、通信制御モジュ
ールにより制御される各端末が、それぞれに複数の通信
制御モジュールに帰属して成り、前記システム制御モジ
ュールは、各通信制御モジュールの障害監視処理および
通信制御を指示する障害監視処理部と、通信制御指示部
と、及びある通信制御モジュールの障害を検出すると予
め登録の優先順位に従い、別の通信制御モジュールに通
信の代行を指示する通信代行指示部とを具有し、通信制
御モジュールの障害を検出した前記システム制御モジュ
ールは、障害となった通信制御モジュールにより通信を
制御されている端末の制御をあらかじめ端末毎に登録さ
れている優先順位に従って、別の通信制御モジュールに
代行させ、障害となった通信制御モジュールが復旧する
より前に端末との通信の早急な復旧を可能とすることを
特徴とするマルチプロセッサシステムにおける通信の障
害復旧方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例のマルチプロセ
ッサシステムの構成図である。図1のマルチプロセッサ
システムは、図示してない端末の通信を制御する通信制
御モジュール13、14と、各通信制御モジュール1
3、14に生ずる障害の監視処理、通信制御および通信
代行を指示するシステム制御モジュール12と、各通信
制御モジュール13、14の障害の回復処理を自動的に
行う障害回復モジュール11とが、一つのシステムバス
10によって結合されて構成される。本発明のシステム
制御モジュール12には、通信代行を指示する通信代行
指示部121が設けてあり、システム制御モジュール1
2が通信制御モジュールの障害を検出すると、通信代行
指示部121にて予め登録の優先順位に従い別の通信制
御モジュールに通信の代行を依頼する。各端末は図示し
てないが各通信制御モジュールに対して多重に帰属して
いる。これによって、本発明のマルチプロセッサシステ
ムでの通信の処理代行プロセッサによる障害復旧方法を
実現している。
【0012】次に、障害発生時の処理手順について説明
する。図2は、本発明の一実施例のマルチプロセッサシ
ステムの障害復旧方法を示す処理シーケンスである。
【0013】図2に示すように、システム制御モジュー
ル12は、通信の発生時(不定期)毎に、通信する端末
を制御する通信制御モジュール14に対し通信制御指示
信号21を不定期に送信し、端末の制御を行わせる。シ
ステム制御モジュール12は各通信制御モジュール1
3、14に対して、それぞれ障害監視通知信号24、2
2を一定周期で送信しており、各通信制御モジェール1
3、14は障害監視通知信号24、22を受信すると障
害監視応答信号25、23をシステム制御モジュール1
2に返信する。通信制御指示信号と障害監視通知信号、
障害監視応答信号とは直接関係しない独立した信号であ
る。
【0014】いま、通信制御モジュール14に障害の発
生があると、通信制御モジュール14により制御されて
いた端末は通信が不可能となり、システム制御モジュー
ル12からの障害監視通知信号22に対する障害監視応
答信号23が返らなくなる。応答信号がない状態が一定
時間経過後に、システム制御モジュール12は通信制御
モジュール14に障害の発生があったとして検出する。
【0015】通信制御モジュール14に障害発生のあっ
たことを検出したシステム制御モジュール12は、障害
回復モジュール11に対して障害回復指示信号26を送
信し、通信制御モジュール14の障害の回復処理を自動
的に行うことを促す。また、システム制御モジュール1
2は、通信不能となっている端末について、通信代行指
示部121に与えられた優先順位に従って、制御を代行
させる通信制御モジュール13に対して通信制御代行指
示信号27を送信して、通信制御モジュール14が制御
していた端末の制御を代行させ、端末との通信を可能と
する。
【0016】その後、通信制御モジュール14の障害が
復旧すれぱ、システム制御モジュール12は、通信制御
モジュール13が制御している代行中の通信については
そのまま通信制御モジェール13で制御を行うが、新規
に発生した通信については、端末毎の優先順位に従っ
て、システム制御モジュール12にて通信制御指示信号
28を通信制御モジュール14に送信し、通信制御モジ
ュール14に通信の制御を行わせることになる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信制御モジュールにより制御される各端末が、それぞ
れに複数の通信制御モジュールに帰属しているため、一
つの通信制御モジュールに障害が発生した場合には、あ
らかじめシステム制御モジュールがもつ優先順位に従っ
て、別の通信制御モジュールが端末の制御を代行するこ
とにしたため、障害による端末の通信が不可能となるこ
となく、また通信の障害復旧を早急に行うことが可能と
なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるマルチプロセッサシステムの一
実施例を示す構成図
【図2】本発明のマルチプロセッサシステムの障害復旧
方法の一実施例を示す処理シーケンス図
【図3】従来のマルチプロセッサシステムの一実施例を
示す構成図
【図4】従来のマルチプロセッサシステムの障害復旧方
法の一実施例を示す処理シーケンス図
【符号の説明】
10 システムバス 11 障害回復モジュール 12 システム制御モジュール 13、14 通信制御モジュール 21 通信制御指示信号 22、24 障害監視通知信号 23、25 障害監視応答信号 26 障害回復指示信号 27 通信制御代行指示信号 28 通信制御指示信号 30 システムバス 31 障害回復モジュール 32 システム制御モジュール 33、34 通信制御モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/40 H04L 29/14 H04Q 3/545

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末の通信を制御する複数の通信制御モ
    ジュールと、各通信制御モジュールの障害監視処理およ
    び通信制御を指示するシステム制御モジュールと、各通
    信制御モジュールの障害回復処理を行う障害回復モジュ
    ールとが、一つのシステムバスによって結合されている
    マルチプロセッサシステムにおいて、 通信制御モジュールにより制御される各端末が、それぞ
    れに複数の通信制御モジュールに帰属して成り、 前記システム制御モジュールは、各通信制御モジュール
    の障害監視処理および通信制御を指示する障害監視処理
    部と、通信制御指示部と、及びある通信制御モジュール
    の障害を検出すると予め登録の優先順位に従い、別の通
    信制御モジュールに通信の代行を指示する通信代行指示
    部とを具有し、 通信制御モジュールの障害を検出した前記システム制御
    モジュールは、障害となった通信制御モジュールにより
    通信を制御されている端末の制御をあらかじめ端末毎に
    登録されている優先順位に従って、別の通信制御モジュ
    ールに代行させ、障害となった通信制御モジュールが復
    旧するより前に端末との通信の早急な復旧を可能とする
    ことを特徴とするマルチプロセッサシステムにおける通
    信の障害復旧方法。
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