JP3102683B2 - 伸縮性ジョイント構造 - Google Patents

伸縮性ジョイント構造

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JP3102683B2
JP3102683B2 JP11237497A JP11237497A JP3102683B2 JP 3102683 B2 JP3102683 B2 JP 3102683B2 JP 11237497 A JP11237497 A JP 11237497A JP 11237497 A JP11237497 A JP 11237497A JP 3102683 B2 JP3102683 B2 JP 3102683B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、隙間をあけて設置
される一対の橋梁どうしの遊間部に介装して伸縮性ジョ
イントを形成可能な間隙介装材を設けた伸縮性ジョイン
ト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、橋梁端部間の隙間を跨ぐ状態に間
隙介装材を設置することで、橋梁端部間の伸縮継ぎ手部
で、その伸縮(主に、温度変化に伴う橋梁の伸縮によっ
て生じる隙間の伸縮)による歪みが路面舗装材料の局部
に集中して作用するのを防止しようとしていた。つま
り、伸縮継ぎ手部の隙間の狭い範囲に生じる前記伸縮
を、前記間隙介装材を介して路面舗装材料に伝えること
によって、広範囲に分散させ、路面舗装材料の局部に伸
縮歪みが集中して舗装が盛り上がったり、クラックが入
ったりするのを緩和し、伸縮ジョイントを健全に維持す
る機能を発揮させようとしていた。
【0003】従来、この種の伸縮性ジョイント構造とし
ては、前記遊間部で対向する両橋梁にわたる状態に設置
可能な蛇腹状の伸縮性板部材を設け、前記板部材の上下
にスライド用平板を設けたものがあり(特開平6−28
0215公報参照)、橋梁端部間の隙間を跨ぐ状態に下
のスライド用平板を配置しその上に前記蛇腹状の伸縮性
板部材を配置し、更にその上に上のスライド用平板を配
置すると共に、前記上のスライド用平板の上に路面舗装
を施し、舗装継ぎ目のない状態に構成してあるものであ
った。即ち、前記蛇腹状板部材で、前記遊間部での前記
両橋梁の遠近方向に沿った移動に追従し、橋梁端部間の
狭い隙間の伸縮を、蛇腹状板部材の両端部から、前記上
のスライド用平板の上の路面舗装材料に伝達することに
よって、広いスパンに分散させようとするものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の伸縮性
ジョイント構造によれば、橋梁どうしの遠近動作によっ
て前記間隙介装材は伸縮して追従するものの、上側スラ
イド用平板そのものは伸縮しない。更には、路面舗装材
料と上側スライド用平板との間には摩擦力が作用してい
るから、前記遠近動作による伸縮力は、上側スライド用
平板上の路面舗装材料の両端部分に集中して作用するこ
とになり、その歪み(橋梁どうしが近接する場合には、
路面舗装材料が盛り上がり、橋梁どうしが離間する場合
には、路面舗装材料にクラックが生じる)も、路面舗装
材料の両端部分に生じやすくなる。即ち、前記路面舗装
材料への歪みの分散は均一になり難い危険性があり、依
然として、前記歪みが路面舗装材料の局部(特に、蛇腹
状板部材との接触部近傍)に集中し易いと言う問題があ
る。
【0005】従って、本発明の目的は、上記問題点を解
消し、橋梁どうしの遠近動作に伴って生じる路面舗装材
料の歪みが局部に集中するのを緩和し、より高度に伸縮
性ジョイントの健全維持を図ることが可能な伸縮性ジョ
イント構造を提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕 請求項1の発明の特徴構成は、図に例示するごとく、
隙間9をあけて設置される一対の橋梁2どうしの遊間部
4に介装可能で、且つ、前記遊間部4の深さ方向に沿っ
て作用する外力による実質的な変形を阻止する変形阻止
機能を備え、前記遊間部4での前記両橋梁2の遠近方向
に沿って全体的にほぼ均一、又は、均一に伸縮自在な伸
縮機能を備え、前記遊間部4での前記両橋梁2の遠近動
作に対して弾性復元力を作用させる弾性復元機能とを備
えている間隙介装材1を、前記遊間部4に介装し、前記
一対の橋梁2、及び、前記間隙介装材1の上に路面舗装
材料Rを設け、前記間隙介装材1の下部に、水平方向に
セン断変形可能であって垂直方向の圧縮変形が実質的に
生じないセン断弾性体11を設けてあるところにある。
【0007】請求項2の発明の特徴構成は、図2に例示
するごとく、前記間隙介装材1は、橋梁端部間の隙間9
の幅寸法より大きな幅寸法に設定してあると共に、橋梁
上の路面舗装材料Rの下に配置可能に構成してあるとこ
ろにある。
【0008】請求項3の発明の特徴構成は、図2に例示
するごとく、前記間隙介装材1を、その上面が、前記路
面舗装材料Rの下面と面一、又は、それより以下に位置
するように設置してあるところにある。
【0009】請求項4の発明の特徴構成は、図3・5に
例示するごとく、前記間隙介装材1は、前記両橋梁2の
遠近方向に弾性変形自在な板バネ材を、その板幅方向が
上下方向に沿う状態に配置すると共に、前記板バネ材の
伸縮空間に、ゴム状弾性体23を充填配置して構成した
複合体であり、前記板バネ材が、前記変形阻止機能と前
記伸縮機能と前記弾性復元機能とを備え、前記ゴム状弾
性体23が、前記伸縮機能と前記弾性復元機能とを備え
ているところにある。
【0010】請求項5の発明の特徴構成は、前記板バネ
材は金属バネであり、前記ゴム状弾性体はポリウレタン
エラストマーを主構成材料とするものであるところにあ
る。
【0011】
【0012】請求項の発明の特徴構成は、図6に例示
するごとく、前記両橋梁2の遠近方向に沿った前記間隙
介装材1の伸縮動作に対して、上方に位置する前記路面
舗装材料Rを追従させることが可能な追従促進手段14
を、前記間隙介装材1の上面に設けてあるところにあ
る。
【0013】
【0014】
【0015】尚、上述のように、図面との対照を便利に
するために符号を記したが、該記入により本発明は添付
図面の構成に限定されるものではない。
【0016】〔作用及び効果〕 請求項1の発明の特徴構成によれば、まず、前記間隙介
装材は、前記変形阻止機能・伸縮機能・弾性復元機能を
有しているから、前記遊間部の深さ方向に沿って作用す
る外力(例えば、通行車両の輪荷重)による実質的な上
下方向の変形を阻止した状態で路面舗装材料を安定的に
支持することが可能となると共に、前記遊間部での前記
両橋梁の遠近動作に伴ってその動作方向に沿って前記
隙介装材が全体的にほぼ均一、又は、均一に伸縮して追
従することができることに加えて、前記遊間部での前記
両橋梁の遠近動作に対して弾性復元力を作用させること
が可能となる。従って、橋梁端部間の隙間の幅寸法より
大きな幅寸法に設定された間隙介装材設置対象部に間隙
介装材を設置した場合は、前記隙間で生じる伸縮を、
隙介装材と接している範囲の路面舗装材料に対して全体
的に広く分散させ易くなり、路面舗装材料の局部に伸縮
歪みが集中するのを緩和することが可能となる。更に
は、両橋梁の遠近動作に対する間隙介装材の弾性復元力
は、両橋梁の遠近動作を抑制する抗力となり、制振作用
を発揮することが可能となる。そして、その結果とし
て、路面舗装材料が盛り上がったり、クラックが入った
りするのを緩和して、伸縮ジョイントの健全性の維持を
図りながら、橋梁に対する制振作用を発揮し、通行車両
からの振動や、地震に伴う橋梁遠近方向に沿った揺れ等
を低減させることが可能となる。また、前記間隙介装材
の下部に、水平方向にセン断変形可能であって垂直方向
の圧縮変形が実質的に生じないセン断弾性体を設けてあ
るから、前記遊間部の深さ方向に沿って作用する外力
(例えば、通行車両の輪荷重)による実質的な変形を阻
止した状態で前記間隙介装材及びその上に設置された路
面舗装材料を安定的に支持することが可能となる。そし
て、橋梁端部間の隙間に生じる伸縮を、セン断弾性体の
伸縮作用(水平)方向のセン断変形によって上部の間隙
介装材へ全体的な伸縮として伝えることが可能となり、
前記間隙介装材のスムースな弾性変形を助け、路面舗装
材料の局部に伸縮歪みが集中するのをより緩和し易くす
ることが可能となる。 そして、その結果として、路面舗
装材料が盛り上がったり、クラックが入ったりするのを
緩和して、伸縮ジョイントの健全性の維持を図ることが
可能となる。尚、ここで言う圧縮変形が実質的に生じな
いとは、現実的使用状況において路面に亀裂が生じるよ
うな変形を生じないことを指す。
【0017】請求項2の発明の特徴構成によれば、路面
舗装材料の下の位置に前記橋梁端部間の隙間寸法より大
きな寸法に設定された間隙介装材設置対象部(遊間部)
間隙介装材を設置してあることによって、上述のとお
り、路面舗装材料の局部に伸縮歪みが集中するのを緩和
し易くなり、橋梁に対する制振作用を発揮することも可
能となる。そして、その結果、伸縮ジョイントの健全性
の維持を図り易くなり、且つ、通行車両からの振動や、
地震に伴う橋梁遠近方向に沿った揺れ等を低減させ易く
なる。
【0018】請求項3の発明の特徴構成によれば、請求
項1及び請求項2の発明による作用効果に加えて、当該
伸縮性ジョイント部以外の路面舗装厚みと同一、又は、
それ以上の路面舗装厚みを、当該伸縮性ジョイント部の
路面舗装部に確保することが可能となるから、路面舗装
材料を剥がして新たにやり直す等のメンテナンス作業時
に、不用意に間隙介装材を損傷させることを防止しやす
く、更には、間隙介装材設置部分についても他の区間と
同様に、走行切削作業車を使用した能率のよいメンテナ
ンス作業を実施することが可能となる。また、新たな舗
装作業についても、間隙介装材設置部分のみを特別な手
法で実施する必要がなく、一連の舗装作業の効率を向上
させることができる。
【0019】請求項4の発明の特徴構成によれば、請求
項1〜請求項3の発明による作用効果に加えて、板バネ
材やゴム状弾性体の弾性や強度を変更することによっ
て、要求される伸縮性や変形阻止性や弾性復元性を備え
間隙介装材を、容易に形成することが可能となり、物
性要求に対する応答性を向上させることができる。しか
も、それは、間隙介装材の外形寸法を変更せずに実施す
ることも可能であるから、寸法の統一化を図り、橋梁に
対する当該間隙介装材の組み付け設計性を向上させるこ
とができる。更には、前記ゴム状弾性体で板バネ材間を
埋めてあることによって、板バネ材の腐食防止を前記ゴ
ム状弾性体で図ることができるとともに、板バネ材間に
路面舗装材や他の雑物が侵入するのを防止して複合体と
してのスムースな弾性変形を叶えることができる。
【0020】請求項5の発明の特徴構成によれば、請求
項4の発明による作用効果に加えて、次のような作用効
果がある。ポリウレタンエラストマーはポアソン比が小
さく、圧縮歪みによる圧縮方向と垂直方向への膨らむ変
形が少ないため、間隙介装材の伸縮に伴って路面舗装材
料を上下させることが少なく、当該間隙介装材の材料と
して使用することが好適である。また、金属バネは、市
場流通性が高い材料であるから、入手しやすく、いかな
る地域でも容易に形成することが可能で、ローコストで
の生産が可能となる。因みに、ここにいうポリウレタン
エラストマーはいわゆるソリッドタイプとマイクロセル
ラータイプを含む概念であり、特にマイクロセルラータ
イプのエラストマーはその気泡が圧縮変形を吸収するた
め、本発明への使用が好ましいものである。また、主構
成材とは、他の構成成分としてプライマー層を有した
り、添加剤や充填材を含むことを許容する意味である。
【0021】
【0022】請求項の発明の特徴構成によれば、請求
1〜5の内の何れかの発明による作用効果に加えて、
前記追従促進手段によって、間隙介装材の伸縮動作に、
路面舗装材料を追従させることが可能となるから、前記
伸縮機能(全体的にほぼ均一に、又は、均一に伸縮する
機能)を備えた前記間隙介装材と同様に、路面舗装材料
をも、全体的にほぼ均一に、又は、均一に伸縮させるこ
とが可能となり、路面舗装材料の局部に歪みが集中する
のを防止し易くなる利点がある。
【0023】
【0024】
【0025】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0026】図1に本発明の間隙介装材の一例である複
合圧縮弾性体1、及び、その複合圧縮弾性体1を設置し
てある埋設型伸縮性ジョイント構造の位置を点線による
円で囲んだA・A’として示す。
【0027】図2においてその構造を例示する。複合圧
縮弾性体1は道路用橋梁(橋梁2の一例)2Aの桁を構
成する鋼材3とその上に設けられた床版5の上に設置さ
れ、さらにその上に舗装材層7が設けられている。さら
に詳しくは、前記床版5の端部に形成した座繰り部5a
に、端部がはまる状態に設置してある。また、複合圧縮
弾性体1の上面は、前記床版5の上面と面一、又は、そ
れより下方に位置するように設置してある。図2におけ
る両座繰り部5aの縦壁間を遊間部4という。また、複
合圧縮弾性体1は、鋼材3と床版5より構成される橋桁
端部の隙間9の上部に前記隙間9を中心として左右同じ
長さとなるように配設されることが好ましい。因みに、
前記舗装材層7は、アスファルト合材(路面舗装材料の
一例)Rによって構成してある。
【0028】前記複合圧縮弾性体1について詳しく説明
すると、前記遊間部4で対向する両橋梁2Aにわたる状
態に設置可能な複合圧縮弾性本体(介装材本体に相当)
1Aを設けて構成してある。前記複合圧縮弾性本体1A
は、前記遊間部4での前記両橋梁2Aの遠近方向に沿っ
て全体的に伸縮自在な伸縮手段6と、前記遊間部4の深
さ方向に沿って作用する外力、即ち、この実施形態によ
れば路面荷重による実質的な変形を阻止する変形阻止手
段8と、前記遊間部4での前記両橋梁2Aの遠近動作に
対して弾性復元力を作用させる弾性復元手段10とを備
えて構成してある。
【0029】図3に、複合圧縮弾性体1の一例を示す。
金属バネ(板バネ材の一例)35は、中央部に貫通孔3
6を有した矩形の金属板を湾曲させて形成し、前記金属
部材の複数個を湾曲が交互になるように支持軸37を前
記貫通孔36に挿通し、両端部に抑え部材39を使用
し、金属バネを好ましくは前記支持軸の末端に形成され
たネジを使用してこのネジに係合するナット41により
固定し、全体として金属バネが構成される。前記金属バ
ネ部材は、その湾曲方向をそろえて上述のように固定さ
れ、ここの金属バネの湾曲が大きくなったり小さくなっ
たりすることにより橋梁の伸縮歪みが吸収され、湾曲し
ていない方向は荷重による変形を実質的に生じない。
【0030】例においては支持軸は1本であるが複数で
あっても良い。また、後に説明するポリウレタンエラス
トマーとの複合時に金型内において整列させることがで
きれば支軸はなくてもかまわない(図3c参照)。支軸
を使用する場合、その断面形状はパイプ状、四辺形、半
円、L字状、等であってもよい。
【0031】このようにして得られた金属バネをポリウ
レタンエラストマー(ゴム状弾性体23の一例)と複合
して本発明の複合圧縮弾性体とする。金属バネとポリウ
レタンエラストマーの複合化は、例えば、以下のように
して行う。
【0032】所定の金型、好ましくはキャビティーが直
方体であって、そのサイズは前記金属バネがほぼぴった
り収容されるものであることが好ましい。金属バネをこ
の金型に収容し、例えばキャスティングタイプのポリウ
レタンエラストマーの液を流し込み、加熱硬化させると
所定の複合圧縮弾性体を製造することができる。熱可塑
性のポリウレタン樹脂を使用する場合は金属バネを収容
した金型内に射出成形機により溶融した樹脂を射出する
ことにより複合化することが可能である。これらの複合
化に際しては、金属バネをあらかじめサンドブラスト、
プライマー等により処理しておくと樹脂と金属が確実に
接着し、好ましい。
【0033】前記金属板を湾曲させた金属バネ部材は、
湾曲方向を水平方向に合わせて使用することが好まし
い。支持軸方向を路面の伸縮方向に合わせると、複合圧
縮弾性体は上述のように橋梁端部の隙間の最大値に合わ
せて設置されるため圧縮歪みしか与えられず、その圧縮
歪みは金属バネ部材の湾曲を小さくすることにより吸収
される。さらに金属バネ部材の湾曲方向が水平に設置さ
れると路面からの垂直方向の荷重によっては金属バネ部
材は変形しないので、路面に凹凸を発生することが少な
い。本実施形態においては、前記伸縮手段6は、前記金
属バネ35・前記ゴム状弾性体23によって構成してあ
り、前記変形阻止手段8は、前記金属バネ35によって
構成してあり、前記弾性復元手段10は、前記金属バネ
35・前記ゴム状弾性体23によって構成してある。
【0034】本実施形態の複合圧縮弾性体に使用するゴ
ム状弾性体として好ましい材料であるポリウレタンエラ
ストマー材料としては、ポリエーテルタイプ、ポリエス
テルタイプ、ポリカーボネートタイプ等のポリウレタン
があり、いずれも使用可能である。また、熱可塑性タイ
プ、キャスティングタイプ(熱硬化タイプ)のいずれも
使用できる。特にポアソン比が小さいこと、加水分解に
よる劣化が小さいこと、複合圧縮弾性体の成形が容易で
あること等を考慮すると、キャスティングタイプのポリ
エーテルポリウレタンの使用が好ましい。また、かかる
ポリウレタンは、硬化剤の一部として水を使用し、ポリ
ウレタン自体を発泡させてもよく、発泡によりポアソン
比をさらに低下させることができる。
【0035】前述のポリウレタンは硬度がJIS−A硬
度計により25℃にて測定した値が70〜95であるこ
とが好ましい。70以下の場合には、柔らかすぎて路面
の荷重により変形し、結果的に路面に凹凸やクラックが
生じやすくなる。また、95以上では硬すぎて複合圧縮
弾性体の弾性率が高くなりすぎる。ここに使用するポリ
ウレタンエラストマーは密度が0.3〜1.2であり、
好ましくは発泡体であって0.4〜0.9である。発泡
体の圧縮弾性率は2〜7MN/m程度であることが好ま
しい。
【0036】複合圧縮弾性体には、他の構成材料を使用
することが可能であるが、かかる材料としては、各種の
充填材、消泡剤や整泡剤、硬化触媒、耐侯剤、可塑剤等
が例示できる。また、前記複合圧縮弾性体は、ジョイン
ト部全体に渡って一体物である必要はなく、幾つかのブ
ロックの組み合わせとして施工しても良い。複合圧縮弾
性体は最も気温が低く、鋼材と床版が収縮して空隙が最
も大きくなった場合に複合弾性圧縮体が隙間なく設置さ
れるように形状を設定する。このように設計すると気温
が上昇するとこの弾性体は圧縮されるだけであり、舗装
材層の下層に空隙を生じることがないので路面にクラッ
クは発生せず、轍堀れも生じない。気温が設計値以下に
低下しても、そのような条件にまで気温が低下すること
は稀であり、しかもそれにより生じる複合圧縮弾性体の
設置端部の空隙は従来技術と比較しても問題ないほどに
小さいので、路面にクラックが発生するには至らない。
【0037】また、当該複合圧縮弾性体1は、図4に示
すように、その下側に、複合セン断弾性体(セン断弾性
体の一実施形態)11を配置した構造に設置されること
もある。その構造を説明すると、前述と同様に、鋼材3
の上に床版5が設けられ、その上層に一対の複合セン断
弾性体11が設けられ、さらにその上に複合圧縮弾性体
1の層が設置されている。最上層には図2の場合と同様
舗装材層7が設けられる。複合セン断弾性体11は、床
版端部隙間9上部に設けられ、上側に使用される複合セ
ン断弾性体11Aと、下側に敷設される複合セン断弾性
体11Bとを備えて構成してある。
【0038】前記複合セン断弾性体に使用される金属板
は十分な剛性を有していれば特に限定されるものではな
いが、コスト的には鋼板を使用することが好ましい。ま
た、ゴム状弾性体の材料としては、天然ゴムのほか、ポ
リクロロプレン、ポリイソプレン、ポリブタジエン、S
BR等の合成ゴムを一般に使用される充填剤やプロセス
オイル等を添加してコンパウンド化したものが使用可能
である。また前述の複合圧縮弾性体同様にキャスティン
グタイプのポリウレタンを使用することも可能である。
鋼板はサンドブラスト処理、プライマー処理等を行った
後使用することが好ましく、一般的には未加硫ゴムコン
パウンドと鋼板を積層した後、金型内にて加圧下に加熱
により加硫接着することにより製造される。この複合セ
ン断弾性体に使用されるゴム状弾性体は、硬度(JIS
−A)が30〜60の範囲であることが好ましい。30
以下では柔らかすぎて縦剛性が十分でなく、60以上で
は硬すぎてセン断弾性率が高くなりすぎる。なお、前記
複合セン断弾性体は、縦剛性が50〜70の範囲、また
横剛性は30〜60の範囲であることが、路面の凹凸の
発生防止、橋梁の伸縮変形の吸収の観点より好ましい。
【0039】複合セン断弾性体は金属板とゴム状弾性体
とが積層されているため、垂直方向の剛性(縦剛性)が
高く、路面よりの荷重による圧縮変形はごくわずかであ
るが、上下の金属板が左右反対側に移動するセン断方向
の剛性(横剛性)は低く、従って橋梁の伸縮に伴って、
隙間9が伸縮してもセン断変形し、舗装が施される上面
には歪みが生じない。
【0040】床版上に好適に使用される複合セン断弾性
体11Bは、複合圧縮弾性体と床版の相対的な移動を吸
収し、垂直方向の荷重による変形をしないものであれば
よい。なお、複合セン断弾性体11A、11Bは別体に
形成されていても、連続して一体に形成されていても良
い。
【0041】図4に例示された構造において、それぞれ
の弾性体1・11A・11Bどうしは、単に積層させる
構成をとったり、他の層、例えばゴムアスファルトシー
ト層、接着層などを介在させて積層する構成をとっても
良い。また、この例示構造においては、下側に敷設され
る複合セン断弾性体11Bは、床版5に対して接着によ
って固定してある。尚、床版5への固定は、接着に替え
て(又は、接着と併用して)、複合セン断弾性体11B
の凹凸上面の凹部にてボルト固定する方法をとることも
可能である。
【0042】〔別実施形態〕以下に他の実施の形態を説
明する。
【0043】〈1〉 前記橋梁は、先の実施形態で説明
した道路用橋梁に限るものではなく、例えば、鉄道橋
や、他の用途に用いられる橋梁であってもよく、又、構
成材料は、金属やコンクリートの他、木材や石材であっ
てもよい。また、離間をあけて設置される一対の橋梁と
は、先の実施形態で説明したようにスパン間に架けわた
される橋桁形式の橋梁どうしに限るものではなく、例え
ば、橋の端部において、一方はスパン間に架けわたされ
た橋桁形式の橋梁で、他方は、橋台からなる橋梁であっ
てもよく、それらを総称して一対の橋梁という(図1の
記号A’参照)。 〈2〉 前記弾性復元手段は、先の実施形態で説明した
金属バネとゴム状弾性体とから構成してあるものに限る
ものではなく、例えば、ゴム状弾性体を省略して、金属
バネのみで構成することが可能である。また、金属バネ
の形状は、先の実施形態で説明した矩形の鋼板を湾曲さ
せたものを連続して重ね合わせたものに限るものではな
く、連続した帯状の鋼板をジグザグ形状や図5に示した
ようなU字と逆U字を連続した形状であってもよい。更
には、図6・7に示すように、金属バネの伸縮を阻害し
ない状態で上端縁部の空間を塞ぐ蓋部(雑物侵入阻止カ
バー部の一例)13を設ければ、金属バネそのものの強
化と共に、前記路面舗装材料からの荷重を受け止めやす
くなり、且つ、前記ゴム状弾性体を省略する使用形態を
とっても、路面舗装材料やその他の雑物が金属バネの伸
縮空間に入り込むのを防止することが可能となる。この
場合、金属バネは、前記弾性復元手段・変形阻止手段・
伸縮手段を兼ね備えた構成となる。そして、前記蓋部1
3の上面に、前記両橋梁の遠近方向に沿った前記介装材
本体の伸縮動作に対して、上に位置する路面舗装材料を
追従させることが可能な複数の突起(追従促進手段の一
例))14を設けてあれば、前記突起による路面舗装材
料のグリップ性が向上し、路面舗装材料と介装材本体と
のズレ防止を図りやすくなり、介装材本体の伸縮動作に
路面舗装材料が追従して、伸縮歪みが路面舗装材料の全
体に分散され、局部的な歪み集中を防止し易くなる。こ
こに言う、突起は、前記追従促進手段の一例であって、
追従促進手段は、突起に替えて、例えば、雑物侵入阻止
カバー部の一部を切り起こして形成したり、雑物侵入阻
止カバー部の上面を凹凸加工して形成することも可能で
ある。即ち、追従促進手段は、要するに、前記両橋梁の
遠近方向に沿った前記介装材本体の伸縮動作に対して、
上に位置する路面舗装材料を追従させることが可能な構
成であればよく、それを総称して追従促進手段という。 〈3〉 また、金属バネに替えて、合成樹脂製や、補強
繊維入りの合成樹脂製の板バネ、又は、他の形式のバネ
を用いることも可能である。 〈4〉 更には、板バネについては、図8・9に示すよ
うに、波形や突状形状の膨出部35aを設けることによ
って補強効果を高めることが可能となる一方、板バネ材
の厚みを薄くしても所定の強度を確保することが可能と
なる。 〈5〉 また、間隙介装材は、上述の各実施形態の他、
図10に示すように、複数の金属板部材15をジグザグ
状にヒンジ接続し、各金属板部材15で囲まれた空間内
に、コイルスプリング16と、ゴム状弾性体23を設け
た構成としてもよい。この場合、伸縮手段は、金属板部
材15・ゴム状弾性体23で構成され、変形阻止手段
は、金属板部材15によって構成され、弾性復元手段
は、コイルスプリング16・ゴム状弾性体23で構成さ
れる。そして、前記ゴム状弾性体23を省略した構成を
とることも可能で、その場合は、伸縮手段は、金属板部
材15で構成され、変形阻止手段は、金属板部材15に
よって構成され、弾性復元手段は、コイルスプリング1
6で構成される。要するに、間隙介装材は、前記伸縮機
能・変形阻止機能・弾性復元機能を有するように形成し
てあればよい。 〈6〉 また、図11に示すように、前記間隙介装材1
と舗装材層7との間に、間隙介装材1と舗装材層7との
接着性を強化できるシート体18を接着状態に介在させ
ておけば、間隙介装材1の伸縮に対して舗装材層7をよ
り追従させ易くなり、舗装材層の浮き上がりや剥離、及
び、クラック発生等を防止することが可能となる。ま
た、そのシート体18として、ポリエステル不織布にゴ
ムアスファルトを含浸させた積層体を用いれば、上述の
効果に加えて、防水効果も期待することが可能となる。 〈7〉 また、間隙介装材1の上面に、伸縮を分散させ
るような状態に繊維材を混在させてあってもよい。 〈8〉 前記伸縮性ジョイント構造において、前記路面
舗装材料は、先の実施形態で説明したようにアスファル
ト合材のみで構成するものに限らず、例えば、図12に
示すように、前記間隙介装材1上、及び、その近傍に位
置する路面舗装を、公知の弾性舗装とすることも可能
で、この構成を採用すれば、より伸縮性ジョイントの健
全維持を図りやすくなる。 〈9〉 前記間隙介装材の前記遊間部への設置は、一番
目の方法としては、予め、間隙介装材の寸法より広い寸
法に遊間部を形成しておき、間隙介装材を設置した後、
遊間部内の隙間に充填材(例えば、コンクリートやモル
タル)を充填して固定する方法があり、二番目の方法と
しては、間隙介装材の両端部を、橋梁にボルト固定して
取り付ける方法がある。また、三番目の方法としては、
図13に示すように、前記間隙介装材1を、縮めた状態
で前記遊間部4へ配置したのち、その縮め力を解除して
間隙介装材1を伸長させ、間隙介装材1の両端部が両橋
梁2の対向部に押し当たる状態に設置する方法をとるこ
とができる。この場合、前記間隙介装材1を縮めるため
の構成は、図に示すボルトナットに限るものではなく、
例えば、ボルトに替えて、一端部に拡径頭部を備え他端
部にピン挿入部を備えた金属棒状体を設け、ナットに替
えて、前記金属棒状体のピン挿入部に抜き差し自在なピ
ン部材を設けて構成してあったり、又は、外部機構とし
ての、ジャッキを使用するものであってもよい。因に、
この設置方法によれば、間隙介装材の設置時期を、両橋
梁間の隙間が最大となっている時期(日本においては冬
期)に限ることなく、例えば、前記隙間が最小となって
いる時期(日本においては夏期)に設置することも可能
となり、施工の自由性を向上させることが可能となる。
図13に示す、間隙介装材1は、基本構造は、図3に示
した間隙介装材1と同様であるが、縮め力解除のための
構成を追加してある。即ち、ナット41を設置してある
方の抑え部材39に、ナット操作用の開口部39aを設
け、前記開口部39aに取り付けるための蓋部材39b
を設けて構成してある。従って、予め、図13(イ)に
示すように、支持軸37とナット41によって間隙介装
材1を縮めた状態にしておき、図13(ロ)に示すよう
に、橋梁2どうしの遊間部4に間隙介装材1を配置した
後、ナット41を緩めて外すことによって、間隙介装材
1の弾性復元力が作用して、両端部が遊間部4の対向部
に押し当たる状態に設置することができる。そして、図
13(ハ)に示すように、前記開口部39aに蓋部材3
9bを設置した後、その上に、路面舗装材料Rを施工す
ることによって、伸縮性ジョイントが形成される。 〈10〉 セン断弾性体は、先に説明した複合セン断弾
性体の形態に限るものではなく、例えば、上側に使用さ
れる複合セン断弾性体11Aと、下側に敷設される複合
セン断弾性体11Bとの構成に替えて、一体構成の複合
セン断弾性体であってもよい。また、金属板とゴム状弾
性体との組合せによる構成の他、例えば、複数分割構成
の金属板群を、複数積層させて相互にスライド自在に構
成することも可能で、更には、金属板に替えて合成樹脂
板で構成することも可能である。要するに、水平方向に
セン断変形可能であって垂直方向の圧縮変形が実質的に
生じないものであればよく、それらを総称して、セン断
弾性体という。
【図面の簡単な説明】
【図1】埋設型伸縮性ジョイント構造を使用する橋梁の
場所を示すモデル図
【図2】複合圧縮弾性体を敷設した埋設型伸縮性ジョイ
ント構造の断面図
【図3】a.複合圧縮弾性体に使用する金属バネの例を
示した斜視図 b.複合圧縮弾性体の構造の例を示した上面視断面図 c.複合圧縮弾性体の構造の例を示した上面視断面図
【図4】別の埋設型伸縮性ジョイント構造を示す断面図
【図5】a.別実施形態の複合圧縮弾性体の構造の例を
示した上面視断面図 b.別実施形態の複合圧縮弾性体の構造の例を示した上
面視断面図
【図6】別実施形態の金属バネを示す斜視図
【図7】別実施形態の金属バネを示す斜視図
【図8】別実施形態の金属バネを示す斜視図
【図9】別実施形態の金属バネを示す斜視図
【図10】別実施形態の間隙介装部材を示す一部切欠斜
視図
【図11】別実施形態の間隙介装部材を示す断面図
【図12】別実施形態の伸縮性ジョイント構造を示す断
面図
【図13】別実施形態の間隙介装部材の設置方法を示す
断面図
【符号の説明】
1A 介装材本体 2 橋梁 4 遊間部 6 伸縮手段 8 変形阻止手段 9 隙間 10 弾性復元手段 11 セン断弾性体 23 ゴム状弾性体 R 路面舗装材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北野 憲良 大阪府大阪市港区福崎2丁目1番30号 日本橋梁株式会社 大阪本社内 (72)発明者 夏目 直一 兵庫県伊丹市鴻池字村西34番地 東海バ ネ工業株式会社内 (72)発明者 仲村 聡史 東京都足立区西新井栄町1‐18‐1 日 清紡績株式会社 東京工場内 審査官 川島 陵司 (56)参考文献 特開 昭63−219710(JP,A) 特開 平6−280215(JP,A) 実開 平3−115111(JP,U) 特公 昭48−6097(JP,B1) 特公 昭57−52444(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01C 11/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隙間をあけて設置される一対の橋梁どう
    しの遊間部に介装可能で、且つ、前記遊間部の深さ方向
    に沿って作用する外力による実質的な変形を阻止する変
    形阻止機能を備え、前記遊間部での前記両橋梁の遠近方
    向に沿って全体的にほぼ均一、又は、均一に伸縮自在な
    伸縮機能を備え、前記遊間部での前記両橋梁の遠近動作
    に対して弾性復元力を作用させる弾性復元機能とを備え
    ている間隙介装材を、前記遊間部に介装し、前記一対の
    橋梁、及び、前記間隙介装材の上に路面舗装材料を設
    け、前記間隙介装材の下部に、水平方向にセン断変形可
    能であって垂直方向の圧縮変形が実質的に生じないセン
    断弾性体を設けてある伸縮性ジョイント構造。
  2. 【請求項2】 前記間隙介装材は、橋梁端部間の隙間の
    幅寸法より大きな幅寸法に設定してあると共に、橋梁上
    の路面舗装材料の下に配置可能に構成してある請求項1
    に記載の伸縮性ジョイント構造
  3. 【請求項3】 前記間隙介装材は、その上面が、前記路
    面舗装材料の下面と面一、又は、それより以下に位置す
    るように設置してある請求項1又は2に記載の伸縮性ジ
    ョイント構造
  4. 【請求項4】 前記間隙介装材は、前記両橋梁の遠近方
    向に弾性変形自在な板バネ材を、その板幅方向が上下方
    向に沿う状態に配置すると共に、前記板バネ材の伸縮空
    間に、ゴム状弾性体を充填配置して構成した複合体であ
    り、前記板バネ材が、前記変形阻止機能と前記伸縮機能
    と前記弾性復元機能とを備え、前記ゴム状弾性体が、前
    記伸縮機能と前記弾性復元機能とを備えている請求項1
    〜3の何れかに記載の伸縮性ジョイント構造
  5. 【請求項5】 前記板バネ材は金属バネであり、前記ゴ
    ム状弾性体はポリウレタンエラストマーを主構成材料と
    するものである請求項4に記載の伸縮性ジョイント構
  6. 【請求項6】 前記両橋梁の遠近方向に沿った前記間隙
    介装材の伸縮動作に対して、上方に位置する前記路面舗
    装材料を追従させることが可能な追従促進手段を、前記
    間隙介装材の上面に設けてある請求項1〜5の何れか
    記載の伸縮性ジョイント構造
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