JP3102390B2 - ストレッチフィルム包装機 - Google Patents

ストレッチフィルム包装機

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JP3102390B2
JP3102390B2 JP09274464A JP27446497A JP3102390B2 JP 3102390 B2 JP3102390 B2 JP 3102390B2 JP 09274464 A JP09274464 A JP 09274464A JP 27446497 A JP27446497 A JP 27446497A JP 3102390 B2 JP3102390 B2 JP 3102390B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスーパーマーケット
のバックヤード等で食品等の商品(被包装物)をストレ
ッチフィルムで包装する包装機に関し、詳しくは包装部
に張架されたフィルムに対して被包装物を載せて上昇す
るエレベータヘッドが該被包装物の大きさに合わせて面
積が変更される包装機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】包装部に張架したフィルムに対して被包
装物を載せたエレベータヘッドを下から突き上げて被包
装物の上面をフィルムで覆い、そのフィルムの端部を被
包装物の底面側に折り込んで包装するストレッチフィル
ム包装機は種々開発されている。そして、スーパーマー
ケット等で包装に供される被包装物の大きさとしては大
小混在するため、その被包装物の大きさに合わせて被包
装物を載せるエレベータヘッドの面積を変更するように
したものが特公平5−58967号公報として提案され
ている。
【0003】特公平5−58967号公報で提案された
ものは、フィルムに向けて被包装物を突き上げるエレベ
ータヘッドを複数に分割し、その分割したエレベータヘ
ッド同志を連結、或いは分離して被包装物の大きさに合
わせて突き上げる面積を変更し、それにより包装仕上が
りを良くするというものである。具体的には、エレベー
タヘッドの幅方向を主ヘッド(中央ヘッド)と、その左
右両側に位置する副ヘッド(左右ヘッド)とに分割し、
被包装物の大きさに対応して主ヘッドのみ、或いは主ヘ
ッドと副ヘッドを一体として昇降できるようにしてあ
る。そして、主ヘッドはカムの回転により上下動するリ
ンク機構によって昇降し、副ヘッドは主ヘッドの最降下
位置で正確に合うようにストッパーで位置規制され、そ
のストッパーで停止された状態で連結部材により主ヘッ
ドと連結、或いは切り離しが行われるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の包装機では主ヘッドはカムの形状により最降下位置の
手前附近では降下速度が緩やかになるが、該主ヘッドに
連係して降下される副ヘッドは主ヘッドに連結部材を介
して連結されているため、主ヘッドと副ヘッドを連結す
る連結部材の遊び、或いは撓みにより副ヘッドは本体側
に取り付けられたストッパーに強い衝撃を伴って当た
り、騒音,振動が激しく、機構部に損傷やガタ付きを生
じ、寿命が短くなるといった問題を有する。また、最降
下位置に近付くと単に大きく減速して非常にゆっくりと
降下したのでは包装処理スピードが大幅に低下してしま
うのでこの方法は採用できるものではない。
【0005】本発明は上記した従来の技術が有する問題
点に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、
処理速度を大きく低下させずに副ヘッドを主ヘッドに連
結して降下させても、副ヘッドがストッパーに強い衝撃
を伴って当たることのない包装機を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
本発明が講じた技術的手段は、エレベータヘッドが、駆
動部材に常時連結されて昇降する主ヘッドと、その主ヘ
ッドの左右両側に位置し連結部材で前記主ヘッドと連
結、切り離し自在とした副ヘッドで構成され、エレベー
タヘッドが最降下位置に降下した時に連結部材を動かす
ことで昇降するエレベータヘッドの面積を被包装物の大
きさに合わせて変更し、包装を行うストレッチフィルム
包装機において、エレベータヘッドが最降下位置に近づ
くと該エレベータヘッドの降下速度を大きく減速又は降
下を停止させ、次に加速又は再起動することでエレベー
タヘッドを最降下位置に到達させることを特徴とする。
【0007】主ヘッドと副ヘッドを連結、切り離し自在
に連結する連結部材の連結方式は、副ヘッドが取り付け
られた枠体に設けた係合部材を、主ヘッドを備えた枠体
に対して係脱して行う係合方式に限らず、電磁クラッチ
を利用した方式、主ヘッド又は副ヘッドの一方が他方を
把持する方式、主ヘッド又は副ヘッドの一方が他方をフ
ック等で引っ掛ける方式、主ヘッド又は副ヘッドの一方
が他方にピンを嵌合させる方式、等の何れの方式でもよ
い。又、エレベータヘッドの駆動は、カムを利用したも
のに限らず、カムを利用せずモータの出力軸の回転位置
(回転角度)でエレベータヘッドの高さを決定できるよ
うモータの回転を制御する方式等でもよい。
【0008】上記の手段によれば、副ヘッドが本体側の
ストッパーに当たる手前附近で、副ヘッドを連係降下さ
せる主ヘッドの降下速度を大きく減速又は一旦停止さ
せ、次に主ヘッドの降下速度を加速又は再起動すること
で最降下位置に到達されるため、副ヘッドは主ヘッドの
減速又は停止によりそれまでの降下に伴う慣性力がほぼ
消滅されて本体側のストッパーに当たることになる。因
って、副ヘッドがストッパーに当たる時の衝撃は減少
し、振動,騒音も低減され、機構部の損傷やガタ付きの
発生は解消される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図3はストレッチフィル
ム包装機の全体図を示し、機枠Aの側方に被包装物aを
機枠A内部に設けたエレベータBまで搬送する搬送コン
ベア1が設けられ、エレベータBの上方には包装部bが
設けられ、更に、その包装部bの側方にフィルムロール
配置部2と、その配置部2にセットされたフィルムロー
ル3から繰り出されるフィルム3’の先端を保持するフ
ィルム保持部4と、そのフィルム保持部4で保持された
フィルムの先端を挟んで所定長さ引き出すと共に、包装
部bに張架し、且つ奥行寸法の小さいものから大きいも
のまでの被包装物を幅狭い一つのフィルムロールで包装
できるようプリストレッチする搬送手段5が配置されて
おり、その搬送手段5の上方には被包装物aの上面を覆
うフィルム3’の端部を商品の底面側に折り込む左右折
込み板6,6’と後折込み板7及び後折込み板7の上方
に位置して包装済みの被包装物を排出する排出プッシャ
ー8が配置されている。更に、上記包装機の搬送コンベ
ア1の手前側(上流側)には、商品の搬送方向と直交方
向の位置を修正すると共に該被包装物aの横幅の検出も
行う位置修正装置48を備えたローラコンベア49の上
流側に、アキュームレーションコンベア50を配置した
搬送装置Cが連接して配置され、これにより被包装物が
センタリングされて包装機の搬送コンベア1に所定の間
隔をおいて供給されるようになっている。
【0010】搬送コンベア1は、複数本の帯状ベルトを
所定間隔をおいて平行に並べた第1コンベア 101と第2
コンベア 102を、一部をオーバーラップさせて構成さ
れ、前記した搬送装置から送り込まれる被包装物aが載
置される第1コンベア 101の搬送速度は第2コンベアの
搬送速度より速くし、且つエレベータB上へ被包装物a
を搬送する第2コンベア 102のベルト面上には前記第1
コンベア 101で搬入される被包装物aの前端部を受け止
めるストッパー 103が固着されている。これにより、被
包装物aの搬送はストッパー 103に被包装物aの前端部
が突き当てられた前端基準で行われる。そして、被包装
物aをエレベータB上へ搬送する第2コンベア 102の搬
送方向終端側は該エレベータBを構成する複数本のエレ
ベータヘッド間に挿入配置すると共に、第2コンベア 1
02の搬送面は上昇前のエレベータヘッド表面より上方に
位置させてある。又、上記搬送コンベア1の側方には該
搬送コンベア1の駆動で搬送される被包装物aの高さ及
び長さ(奥行寸法)を検出する寸法検出センサ51が搬
送路を挟んで対向配置されている。
【0011】被包装物aを載承するエレベータBのエレ
ベータヘッドは、中央に位置する主ヘッド部9と、該主
ヘッド部9の左右に位置する副ヘッド部10,10’と
に分割され、主ヘッド部9は機枠Aに起立固定した案内
支柱11,11’に上下昇降可能に架設した略門形の摺
動枠12に対して前後方向(被包装物aの奥行寸法方
向)に移動可能で且つ該摺動枠12と一緒に上下昇降し
得るように支持され、左右の副ヘッド部10,10’は
逆門型に形成した枠体13に取り付けて副ヘッド10,
10’を一体的に構成すると共に、その枠体13は案内
支柱11,11’と平行に起立固定した案内支柱14,
14’に上下昇降可能に架設されて主ヘッド部9と副ヘ
ッド部10,10’が上下昇降自在に支持されている。
【0012】上記主ヘッド部9は第2コンベア 102を構
成する複数本の帯状ベルトを配置できるだけの間隔をお
いて平面略フォーク状で且つ側面形状を略L字形に形成
したヘッドベース9aの上面に支持杆9bを倒伏可能に
起立取り付けて構成されており、その主ヘッド部9が摺
動枠12に対して前後水平移動可能に支持された取付台
板23に着脱自在に取り付けられ、更に取付台板23に
該主ヘッド部9を前後方向に水平移動させる移動手段が
連結されており、摺動枠12に主ヘッド部9を上下昇降
させる昇降手段が連結されている。
【0013】主ヘッド部9を前後方向に水平移動させる
移動手段は、図5及び図7に示すように機枠Aの底部
に、2本の駆動ベルト24,24’を配置し、その駆動
ベルト24,24’はステッピングモータ25の回転軸
に固着した外径の異なる大・小プーリ26,26’に巻
回し、それによって駆動ベルト24,24’の移動距離
が異なる(大は2倍になっている)ように構成され、そ
の小プーリ26’に巻回した駆動ベルト24’に、機枠
Aの側部に取り付けたガイド杆27に沿って前後方向に
移動可能に支持したL字形枠28を連結固定すると共
に、そのL字形枠28の垂直溝部28’に主ヘッド部9
を支持した取付台板23の後端に連結した連結杆29の
先端が嵌合されて構成されている。従って、モータ25
が駆動して小プーリ26’が回転され、駆動ベルト2
4’が回動されるとL字形枠28が該ベルトの走行方向
に移動され、そのL字形枠28の垂直溝部28’に嵌合
係着された連結杆29を介して主ヘッド部9が前後方向
に移動される。又、主ヘッド9を昇降駆動する駆動機構
は図2に示すようにモータで回転されるカム30の溝3
0’に、略く字形に形成され中程が軸支されて上下揺動
自在に取り付けられた腕杆31の一側に設けた軸部が嵌
合係着され、腕杆31の他側に連結された連接棒32の
他端が前記摺動枠12に直接連結されて主ヘッド部9が
昇降されるように構成されている。
【0014】又、副ヘッド部10,10’は側面形状が
略L字形をしたヘッドベース10a,10a’の上面に
支持杆10b,10b’を倒伏可能に起立取り付けて構
成されており、そのヘッドベース10aと10a’はそ
の水平片部を上下方向に重ねて一直線状に配置して前側
のヘッドベース10aが後側のヘッドベース10a’に
対して前後方向(被包装物aの奥行寸法方向)に移動調
整出来るように支持されている。そして、副ヘッド部1
0,10’は前記したように逆門形の枠体13に連結さ
れ、その枠体13は前記した移動手段の大プーリ26に
巻回された駆動ベルト24に、機枠Aの側部に取り付け
たガイド杆27に沿って前後方向に移動可能に支持した
支持板33と、その支持板33の垂直溝部33’に嵌合
した横杆34を介して連結構成されている。又、副ヘッ
ド部10,10’は上記したようにヘッドベース10a
と10a’が長手方向に移動して該ヘッドの長さを連続
的に可変出来るように構成されているため、前記移動機
構の駆動ベルト24に位置検出用のフラグ35が取り付
けられ、駆動ベルト24の側方には所定間隔をおいて検
出器36,36’が取り付けられてヘッドの伸縮可変状
態を検出し得るように構成されている。これにより、主
ヘッド部9は副ヘッド部10,10’が前後方向に拡張
縮小するとその方向に対して中間位置に移動するように
なっている。
【0015】そして、以上の如く構成した主ヘッド部9
と副ヘッド部10,10’は被包装物aの大きさに応じ
て連結、分離自在に構成されている。その連結・分離切
換え機構は、主ヘッド部9が連結された摺動枠12に2
本の係合杆15を所定の間隔をおいて水平に架設固定
し、この係合杆15と係脱する係合部材16が駆動手段
17によって駆動される伝達手段18の上端に固定され
ている。係合部材16は前記係合杆15の間隔よりやや
幅狭い棒杆で該係合杆15の間隔より長く形成されてい
る。その係合部材16を上端に固定する伝達手段18
は、棒杆の一端(下端)に係合凸部19’を形成した凸
部材19と、その棒杆の一端(上端)に前記係合凸部1
9’が嵌入係合する係合凹部20’を切り欠き形成した
凹部材20とで構成され、凸部材19の係合凸部19’
と反対側に前記係合部材16が直角(T字形)に連結さ
れている。そして、その凸部材19は棒杆の長さ方向中
程に平面形状が正方形の位置制御板21が水平に取り付
けられ、その位置制御板21より下側の棒杆部分が副ヘ
ッド部10,10’を取り付けた枠体13の底枠13a
を貫通して下方に突出され、底枠13aの上面に載置さ
れた位置制御板21は該制御板21を覆う如く底枠13
aに固定したカバー13bで挟持され、枠体13に対し
て鉛直状態で定位置回転可能に支持されている。底枠1
3aとカバー13bとの間に挟持される位置制御板21
は、図9及び図10に示すようにその周辺が棒杆に固定
された係合部材16の辺と平行となるよう設置されてお
り、その位置制御板21の周囲に凸部材19が中途半端
な角度で停止しないように調整する制御片22,22’
が相対位置にそれぞれ反対方向に回転する如くバネで付
勢されて配置されている。
【0016】上記した凸部材19と係脱する凹部材20
は、周方向が係合して一体回転すると共に、軸方向は係
合した状態で軸方向に移動し得るだけの間隔を有した上
部材20Aと下部材20Bとで構成され、上部材20A
は上端に前記凸部材19の係合凸部19’が嵌入係合す
る係合凹部20’を切り欠き形成し、下端には係合凹部
20’の形成方向と90゜位相をずらして係合凹部37
が形成されている。下部材20Bは上端に上部材20A
の係合凹部37に対して嵌入係合する係合凸部38が突
設され、その下部材20Bは機枠Aの底枠に垂下取り付
けたモータ取付枠39の内側に支持した補助枠39’に
定位置回転可能に支持し、上部材20Aは軸方向の中程
外周に鍔を突設してそれより上方を機枠Aの底枠に開設
した通孔40に挿通して底枠上方に突出させ、この鍔と
この底枠により上部材20Aの上限位置を決めると共
に、係合凹部37は前記下部材20Bの係合突部38と
係合させ、更に上部材20Aの鍔と下部材20Bとの間
にスプリング41を弾圧装着して両者は離反する方向、
即ち上部材20Aが所定ストローク弾発下動し得る付勢
機構が構成されている。尚、上部材20Aの上下方向の
移動ストロークは凹凸が噛み合わず凸部同士が当たって
も損傷しない程度の距離が確保されている。
【0017】又、凹部材20における下部材20Bには
モータ取付枠39に垂下した駆動手段17の出力軸が連
結され、その駆動手段17の作動で凹部材20が回転さ
れるようになっている。そして、前記下部材20Bの外
周には伝達手段18の回転角度を検出するフラグ43が
軸心と直角に取り付けられ、下部材20Bの軸回り周囲
には検出器44,44’が直角に配置されている。上記
フラグ43の取り付けは前記した伝達手段18の凸部材
19の上端に取り付けられた係合部材16及び該凸部材
19の下端に形成した係合凸部19’と90゜位相をず
らして配置され、駆動手段17の作動によって伝達手段
18が回転された場合のフラグ43の向き(位置)を検
出器44,44’で検出することにより、係合部材16
が主ヘッド部9を支持した摺動枠12の係合杆15に対
して係合しているか、外れているかが検出される。
【0018】更に、主ヘッド部9を支持する摺動枠12
と副ヘッド部10,10’を連結保持する枠体13には
夫々の高さ位置を検出するためのフラグ45,45’が
垂下取り付けられ、そのフラグ45,45’が下限位置
(エレベータの降下位置)に在るか否かを検出する検出
機46、46’が機枠Aの底枠に取り付けられている。
これにより、摺動枠12に取り付けられたフラグ45と
枠体13に取り付けられたフラグ45’が夫々検出器4
6,46’で検出された場合は主ヘッド部9及び副ヘッ
ド部10,10’が降下位置に位置すると判断され(図
15参照)、枠体13のフラグ45’のみが検出器4
6’で検出された場合は主ヘッド部9と副ヘッド部1
0,10’が分離され、主ヘッド部9のみが上昇されて
いると判断され(図17参照)、摺動枠12に取り付け
られたフラグ45と枠体13に取り付けられたフラグ4
5’の両方が検出器46,46’で検出されない場合は
主ヘッド部9及び副ヘッド部10,10’が連結されて
一緒に上昇位置に位置すると判断される。(図16参
照) 即ち、検出器46,46’のデータを比較することで主
ヘッド部9と副ヘッド部10,10’が連結、或いは分
離のどちらの状態にあるかが判断される。
【0019】又、副ヘッド部材10,10’を連結支持
した枠体13の下方に位置する機枠Aの底枠上面には副
ヘッド部材10,10’を最降下位置で支えるストッパ
ー47,47’が取り付けられている。そのストッパー
47,47’の上面には副ヘッド10,10’の当たり
(衝撃)を緩和する緩衝材47a,47a’が貼り付け
られている。
【0020】以上のごとき構成により、被包装物aを載
せるエレベータヘッドの幅方向の大きさ(面積)は該被
包装物aの大きさに応じて大小可変するが、その大小切
り換え、即ち主ヘッド部9と副ヘッド部10,10’の
連結/分離の切り換えは、主ヘッド部9が最降下位置に
位置する状態で駆動手段17を作動して伝達手段18を
回動することで該伝達手段18の凸部材18上端に取り
付けられた係合部材16を回転させ、主ヘッド部9を支
持した摺動枠12の係合杆15に対して直角に交差する
ように配置することで、主ヘッド部9を支持した摺動枠
12と一緒に伝達手段18が持ち上げられるが、伝達手
段18は途中で上下に分離する如く構成されているた
め、上側の凸部材19のみが摺動枠12と一緒に上昇す
ることになる。そして、上記伝達手段18の凸部材19
は副ヘッド部10,10’を連結保持した枠体13と位
置制御板21を介して係着されているため、副ヘッド部
10,10’を連結保持した枠体13も主ヘッド部9と
一緒に上昇される。(図16参照) そして、主ヘッド部9と副ヘッド部10,10’が一体
となって上昇していることは、各エレベータヘッドの高
さ位置を検出する検出器46,46’が「ON」(フラ
グ45,45’が検出器46,46’から離れる)とな
ることで検出される。
【0021】又、被包装物aの幅が小さくエレベータヘ
ッドの幅を小さくする時は、駆動手段17を作動して伝
達手段18を回転させ、それによって伝達手段18の上
端に取り付けられた係合部材16を回転し、該係合部材
16の向きを摺動枠12の係合杆15と平行にし、係合
部材16が係合杆15と係着しないようにする。それに
より、主ヘッド部9を支持した摺動枠12は係合部材1
6と外れて該摺動枠12のみが上昇され、副ヘッド部1
0,10’を連結保持した枠体13は最降下位置に置き
去りになったままとなる。(図17参照) そして、主ヘッド部9のみが上昇していること、即ち主
ヘッド部9と副ヘッド部10,10’が分離された状態
であることは、前記した検出器46が「ON」で、検出
器46’が「OFF」であることから判断される。
【0022】以上のように主ヘッド部9と副ヘッド部1
0,10’を連結/分離して被包装物aの大きさにエレ
ベータヘッドの大きさを可変するが、可変調節したエレ
ベータを降下させる時、例えば、図19に示すように主
ヘッド部9と副ヘッド部10,10’が連結された使用
状態で伝達手段18の凸部材19と凹部材20の凹凸の
向きがあっていない場合、エレベータBを降下させて夫
々対向する部材が衝突しても、伝達手段18の凹部材2
0に軸方向にストロークする機構が設けられているた
め、この部分で衝撃が吸収され、切り換え装置が損傷す
るのを防止できる。そして、エレベータを降下した際、
伝達手段18の凸部材19と凹部材20の凹凸が噛み合
わない場合でも駆動手段17を必ず噛み合う移動量であ
る180゜回転作動することで確実に噛み合わせ係合す
ることができる。又、分割した各エレベータヘッドの高
さ位置を検出する検出器46,46’の検出信号に基づ
いて駆動手段17を作動して係合部材16の向き、或い
は伝達手段18の凸部材19と凹部材20の凹凸のズレ
を修正し、適確に係合するようにすることができる。特
にリセット後のスタート時はどのような状態になってい
るか分からないので、検出器46,46’の信号と、検
出器44,44’の信号とから係合部材16の向きの不
適、或いは凹凸のズレの有無を判断し、「有」の場合に
は駆動手段17を適するように作動するとよい。
【0023】図20はエレベータを昇降させるカムの回
転角度(0゜〜360゜)とエレベータの高さ位置の関
係を示す変位図で、以下、詳細に説明する。 (a) 約45゜〜135゜は、エレベータの最降下位
置で、ヘッドの面積を広狭変更するヘッド切り換え期間
である。即ち、係合部材16を取り付けた伝達手段18
の凸部材19と,駆動手段17の出力軸に連結された凹
部材20が噛み合っているため、駆動手段17を作動す
ることで係合部材16を回転でき、主ヘッド9と副ヘッ
ド10,10’との連結、切り離しの切り換えが可能と
なる。 (b) 180゜の手前で若干上昇し、その高さ位置を
停止して維持するのは、この時点では既に被包装物aは
エレベータヘッドの所定位置に位置されている。そし
て、最降下位置は、従来の包装機に比べてより降下した
位置になっていて、しかも、被包装物aの搬入高さは従
来と変わらないので、被包装物aに対する持ち上げ開始
時の衝撃を軽減するためである。つまり、180゜での
高さが従来とエレベータヘッドの高さになっている。 (c) 270゜前後ではエレベータが最上昇位置とな
り、この位置で被包装物aの上面を覆うフィルム端部の
折り込みが行われる。 (d) 360゜(0゜でもある)付近の停止期間は、
この高さ位置では主ヘッド9と副ヘッド10,10’と
の係合部材の遊びと、降下を停止させたための慣性力に
よる副ヘッド10,10’の撓みをプラスしても、副ヘ
ッドがストッパー47,47’に当たることがなく、し
かも、ストッパー47,47’に当たる直前の高さにな
るようにしてある。ここでは副ヘッド10,10’の慣
性力を吸収できればよいので、降下を完全に停止させる
こと無く、大きく減速して非常にゆっくりと降下させて
もよい。 (e) 上記停止期間の次の再加速期間(約15゜〜2
0゜)は、副ヘッド10,10’をストッパー47,4
7’に当接させる。或いは、副ヘッドをストッパーに早
く当接させるために主ヘッド9の再降下開始を行わせる
期間である。副ヘッド10,10’の最上昇位置から降
下してきた大きな慣性力はこの時点では消滅しているた
めに、副ヘッド10,10’はストッパー47,47’
に対して静かに当接する。このため、カムの回転速度は
従来に比べて低下させる必要は全くない。
【0024】上記の装置では、副ヘッドがストッパーに
当たる高さ位置と大小切換点(最降下位置)高さとを比
較的大きく離してもストッパーに当たる際の副ヘッドの
速度は従来に比べて小さくできる。この為、支障なく連
続部材の遊び、つまり切換時点での係合杆15と係合部
材との隙間を大きく確保できるので切換動作を確実に行
うことができる。更に、副ヘッドがストッパーに当たる
際には主ヘッドの慣性力がストッパーに加わらない構
成、つまりその際主ヘッドはさらに下に進む構成なので
この際の衝撃はさらに減少している。また、副ヘッドの
ストッパーへの当接部が降下中に主ヘッドが一旦停止す
ることで撓み、ストッパーに近付いた後に離れるタイミ
ングで主ヘッドを再起動させて副ヘッドがストッパーに
当たるよう、副ヘッドの撓み振動を利用するとさらに衝
撃を減少させることができる。上記した主ヘッドと副ヘ
ッドとを連結、切り離しする連結部材は上述した実施の
形態に限られるものではなく、主ヘッドと副ヘッドを直
接連結する形態、或いは両ヘッド間に他の連結部材を介
して間接的に連結する形態等、何れでもよい。又、主ヘ
ッドを駆動する駆動機構に副ヘッドを連結、或いは切り
離し自在にすることも、間接的に連結する形態に含まれ
るものであり、本発明を適用できるものである。
【0025】
【発明の効果】本発明のストレッチフィルム包装機は請
求項1記載の構成により、被包装物の大きさに対応して
該被包装物を載承支持するエレベータヘッドの面積が広
狭変更されるが、ヘッド面積を広げる為に主ヘッドと副
ヘッドを連結した場合において、その降下を副ヘッドが
ストッパーに当たる直前に、主ヘッドの降下が一旦ほぼ
停止されることで、最上昇位置から主ヘッドと連係して
降下される副ヘッドの慣性力はほぼ消滅されてから降下
を行ってストッパーに当たることになる。その為、大幅
な包装処理スピードの低下をきたすことなく、副ヘッド
がストッパーに当たる時の衝撃は減少し、振動や騒音も
低減され、機構部に損傷やガタ付きが発生することもな
くなり、寿命を延ばすことができ、長期使用に耐え得る
包装機を提供できる。また、上記の構成により主ヘッド
と副ヘッドの連結を行う連結部材の連結精度(両ヘッド
のズレ等に関する精度)を下げても、ストッパーとの強
い衝撃を回避出来るので、連結部材自体の精度及び組み
付けの精度は比較的ラフでよく、従って安価に製作する
ことができる。更に、副ヘッドの撓みを大きくしてもス
トッパーとの強い衝撃を回避出来るので、副ヘッドの剛
性を高める必要がなくなり、その結果安価に製作できる
という利点を有する。
【0026】又、請求項2に記載の構成により、ストッ
パーとの強い衝撃を回避することができるので連結部材
の係合を遊びを大きくして係合しやすくできる。そし
て、係合による連結部材なので、安価な構成で耐久性が
高く、強い連結力を得ることができる。更に、請求項3
に記載の構成により、エレベータの昇降を安価な構成で
確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るストレッチフィルム包装機の概略
を示す縦断側面図である。
【図2】図1の縦断正面図である。
【図3】図1の搬送装置からエレベータまでの範囲を示
す一部切欠平面図である。
【図4】エレベータ部分の拡大正面図である。
【図5】同一部切欠平面図である。
【図6】図5の(6)−(6)線に沿える断面図であ
る。
【図7】図5の(7)−(7)線に沿える断面図であ
る。
【図8】中央ヘッド部と伝達手段との係合関係を示す一
部切欠正面図である。
【図9】係合部材を取り付けた凸部材と凹部材とを示す
斜視図である。
【図10】図8の(10)−(10)線に沿える断面図
で、(a)は適正状態に制御された状態を示し、(b)
は中途半端な状態を適正状態に戻す状態を示す図であ
る。
【図11】図8の(11)−(11)線に沿える断面図
である。
【図12】伝達手段の凹部材に設けた付勢機構を示す断
面図である。
【図13】凹部材の係合凹部と係合部材の向きを検出す
るフラグとの位置関係を示す説明図である。
【図14】同フラグと検出器の関係を示す図である。
【図15】(a)は中央ヘッド部と左右ヘッド部が最降
下位置に位置し、係合部材と中央ヘッド部とが係合する
状態を示す正面図、(b)は係合部材とフラグとの向き
を示す説明図である。
【図16】(a)は中央ヘッド部と左右ヘッド部が連結
されて上昇する状態を示す正面図、(b)は係合部材と
フラグとの向きを示す説明図である。
【図17】(a)は中央ヘッド部と左右ヘッド部が分離
され、中央ヘッド部のみが上昇する状態を示す正面図、
(b)は係合部材とフラグとの向きを示す説明図であ
る。
【図18】中央ヘッド部と左右ヘッド部が分離され、中
央ヘッド部が降下する際、係合部材の向きが合わずヘッ
ド部材と衝突する形態を示す概略図である。
【図19】中央ヘッド部と左右ヘッド部が連結され、そ
の連結されたエレベータヘッドが降下する際、伝達手段
の凸部材と凹部材の凹凸方向がズレている形態を示す概
略図である。
【図20】エレベータを昇降させるカムの回転角度とエ
レベータ高さの関係を示すエレベータ高さ変位図であ
る。
【符号の説明】
A…機枠 B…エレベータ 1…搬送コンベア 9…主ヘッド部 10,10’…副ヘッド部 17…駆動手
段 18…伝達手段 19…凸部材 20…凹部材 47,47’…ストッパー 30…カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 11/54

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装部に張架したストレッチフィルムに
    対してその下方から被包装物をエレベータヘッドに載せ
    て突き上げて該被包装物の上面をフィルムで覆い、フィ
    ルムの端部を被包装物の底面に折り込んで包装する包装
    機で、前記エレベータヘッドが、駆動部材に常時連結さ
    れて昇降する主ヘッドと、その主ヘッドの左右両側に位
    置し連結部材で前記主ヘッドと連結、切り離し自在とし
    た副ヘッドで構成され、エレベータヘッドが最降下位置
    に降下した時に連結部材を動かすことで昇降するエレベ
    ータヘッドの面積を被包装物の大きさに合わせて変更
    し、包装を行うストレッチフィルム包装機において、 エレベータヘッドが最降下位置に近づくと該エレベータ
    ヘッドの降下速度を大きく減速又は降下を停止させ、次
    に加速又は再起動することでエレベータヘッドを最降下
    位置に到達させることを特徴とするストレッチフィルム
    包装機。
  2. 【請求項2】 上記主ヘッドと副ヘッドとを連結、切り
    離す連結部材は、副ヘッドが取り付けられた枠体に設け
    た係合部材を、主ヘッドを備えた枠体に対して係脱して
    行うことを特徴とする請求項1記載のストレッチフィル
    ム包装機。
  3. 【請求項3】 上記エレベータヘッドの昇降は所定形状
    のカムの回転により行うことを特徴とする請求項1又は
    2記載のストレッチフィルム包装機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3039465B2 (ja) 1997-07-31 2000-05-08 株式会社寺岡精工 エレベータヘッド及びそのエレベータヘッドを使用してなる包装機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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