JP3098426B2 - 連鋳引抜開始制御方法 - Google Patents
連鋳引抜開始制御方法Info
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- JP3098426B2 JP3098426B2 JP08147360A JP14736096A JP3098426B2 JP 3098426 B2 JP3098426 B2 JP 3098426B2 JP 08147360 A JP08147360 A JP 08147360A JP 14736096 A JP14736096 A JP 14736096A JP 3098426 B2 JP3098426 B2 JP 3098426B2
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- Japan
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- molten metal
- continuous casting
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼の連続鋳造にお
ける、連鋳引抜開始制御方法に関する。
ける、連鋳引抜開始制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、連続鋳造機の鋳込み開始時はオ
ートスタート制御と呼ばれる連鋳引抜開始制御方法が行
われている。これは、連続鋳造装置の鋳込み開始に当た
って、先ずダミーバーを鋳型内にセットし、その上方に
溶鋼を注湯し、渦流センサー等の湯面レベル検知器で湯
面の上昇を検出し、湯面がある一定の湯面レベルに到達
したことを検知すると、自動的に鋳片引抜を開始させ、
ついである加速パターンに従って目標鋳込速度まで増速
させる自動速度制御である。目標鋳込み速度に到達した
後は、メニスカスのレベルを一定に保つ定常操業レベル
のレベル制御が行われる。
ートスタート制御と呼ばれる連鋳引抜開始制御方法が行
われている。これは、連続鋳造装置の鋳込み開始に当た
って、先ずダミーバーを鋳型内にセットし、その上方に
溶鋼を注湯し、渦流センサー等の湯面レベル検知器で湯
面の上昇を検出し、湯面がある一定の湯面レベルに到達
したことを検知すると、自動的に鋳片引抜を開始させ、
ついである加速パターンに従って目標鋳込速度まで増速
させる自動速度制御である。目標鋳込み速度に到達した
後は、メニスカスのレベルを一定に保つ定常操業レベル
のレベル制御が行われる。
【0003】従来、湯面変動測定方法として、特開平2
−137655号公報には、浸漬ノズルの短辺側左右に
配設され、鋳型長辺方向に往復移動する一対のセンサー
により鋳型内の溶鋼湯面レベルを連続的に測定し、湯面
プロフィールを求める溶鋼湯面変動の測定方法が開示さ
れている。
−137655号公報には、浸漬ノズルの短辺側左右に
配設され、鋳型長辺方向に往復移動する一対のセンサー
により鋳型内の溶鋼湯面レベルを連続的に測定し、湯面
プロフィールを求める溶鋼湯面変動の測定方法が開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】鋼の連鋳引抜開始制御
において、渦流センサー等の湯面レベル検知器を使用す
るオートスタート制御方法では、鋳型内にイマージョン
ノズルを介してタンディッシュ内の溶鋼が注入される際
に生じる溶鋼スプラッシュを、実際の湯面レベルと誤っ
て検知し、ある一定の湯面レベルに達していないのにも
かかわらず、鋳込みを開始するという誤動作を生ずる場
合があった。このような誤動作現象は、溶鋼とダミーバ
ーの凝固不完全なため、溶鋼洩れ等の操業トラブル等に
つながるという問題があった。
において、渦流センサー等の湯面レベル検知器を使用す
るオートスタート制御方法では、鋳型内にイマージョン
ノズルを介してタンディッシュ内の溶鋼が注入される際
に生じる溶鋼スプラッシュを、実際の湯面レベルと誤っ
て検知し、ある一定の湯面レベルに達していないのにも
かかわらず、鋳込みを開始するという誤動作を生ずる場
合があった。このような誤動作現象は、溶鋼とダミーバ
ーの凝固不完全なため、溶鋼洩れ等の操業トラブル等に
つながるという問題があった。
【0005】本発明は、前記問題点を解決した、連鋳引
抜開始制御の技術を提供することを目的とする。
抜開始制御の技術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するためになされたもので、連続鋳造装置の湯面レベ
ル検知による鋳片の引抜開始及び引抜速度の自動増速の
制御(オートスタート制御)において、鋳型内注入時に
生じる溶鋼スプラッシュにより湯面レベル検知器がスプ
ラッシュと実際の湯面レベルとを誤検知することを防止
したものである。
決するためになされたもので、連続鋳造装置の湯面レベ
ル検知による鋳片の引抜開始及び引抜速度の自動増速の
制御(オートスタート制御)において、鋳型内注入時に
生じる溶鋼スプラッシュにより湯面レベル検知器がスプ
ラッシュと実際の湯面レベルとを誤検知することを防止
したものである。
【0007】すなわち本発明は、連続鋳造装置の湯面レ
ベルを検知して自動的に引抜を開始する方法において、
予測湯溜め時間経過前に、引抜開始湯面レベルより高い
湯面レベルを所定時間未満に亘って検知した際は、引抜
開始湯面レベルを検出しなかったことにすることを特徴
とする連鋳引抜開始制御方法である。また、連続鋳造装
置の湯面レベルを検知して自動的に引抜を開始する方法
において、予測湯溜め時間経過前に、引抜開始湯面レベ
ルより高い湯面レベルを所定時間以上に亘って検知した
際は、引抜開始を留保することを特徴とする連鋳引抜開
始制御方法である。
ベルを検知して自動的に引抜を開始する方法において、
予測湯溜め時間経過前に、引抜開始湯面レベルより高い
湯面レベルを所定時間未満に亘って検知した際は、引抜
開始湯面レベルを検出しなかったことにすることを特徴
とする連鋳引抜開始制御方法である。また、連続鋳造装
置の湯面レベルを検知して自動的に引抜を開始する方法
において、予測湯溜め時間経過前に、引抜開始湯面レベ
ルより高い湯面レベルを所定時間以上に亘って検知した
際は、引抜開始を留保することを特徴とする連鋳引抜開
始制御方法である。
【0008】ここで、予測湯溜め時間とは、鋳型の大き
さ、溶湯の供給速度に応じて予測される湯面制御開始ま
での湯面レベル上昇(湯溜め)のための注湯時間を言
う。
さ、溶湯の供給速度に応じて予測される湯面制御開始ま
での湯面レベル上昇(湯溜め)のための注湯時間を言
う。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明によれば、タンディッシュ
から鋳型内に溶鋼を注入開始後、注入開始からある一定
の時間(A秒)内に、鋳片引抜開始する湯面レベル(湯
面レベル検知器からCmm)より高い湯面レベルを設定
時間(B秒)以上に亘って検知した際は、実際にCmm
以上の湯面レベルを検知したことにする。Cmm以上の
湯面レベルを検知した時間がB秒未満のときは誤検知と
判定してCmm以上の湯面レベルを検知しなかったこと
にする。注入開始からA秒経過して初めて、Cmm以上
の湯面レベルを検知したら自動で引抜を開始する。以上
により、溶鋼スプラッシュを湯面として誤検知して自動
で鋳片引抜開始することがなくなる。つまり、溶鋼スプ
ラッシュによる湯面レベル検知器の誤検知防止ができる
ようになる。
から鋳型内に溶鋼を注入開始後、注入開始からある一定
の時間(A秒)内に、鋳片引抜開始する湯面レベル(湯
面レベル検知器からCmm)より高い湯面レベルを設定
時間(B秒)以上に亘って検知した際は、実際にCmm
以上の湯面レベルを検知したことにする。Cmm以上の
湯面レベルを検知した時間がB秒未満のときは誤検知と
判定してCmm以上の湯面レベルを検知しなかったこと
にする。注入開始からA秒経過して初めて、Cmm以上
の湯面レベルを検知したら自動で引抜を開始する。以上
により、溶鋼スプラッシュを湯面として誤検知して自動
で鋳片引抜開始することがなくなる。つまり、溶鋼スプ
ラッシュによる湯面レベル検知器の誤検知防止ができる
ようになる。
【0010】なお、上記A秒の値は、タンディッシュに
溶鋼を注入開始してからCmmの湯面レベルに達するま
での時間で、湯面上昇速度によって決まるものである。
また、Bの値は短すぎると少しの溶鋼スプラッシュで湯
面レベルを検知してしまうので短すぎるのはよくなく、
鋳型内の溶鋼注入速度により決まるものである。
溶鋼を注入開始してからCmmの湯面レベルに達するま
での時間で、湯面上昇速度によって決まるものである。
また、Bの値は短すぎると少しの溶鋼スプラッシュで湯
面レベルを検知してしまうので短すぎるのはよくなく、
鋳型内の溶鋼注入速度により決まるものである。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示す説明図であ
る。図1(a)は鋳型の断面図、図1(b)は横軸に時
間を、縦軸に鋳型内湯面レベルを取り、湯面レベル検知
器の検出値の推移(曲線11)を取ったタイムチャート
である。鋳型1内にイマージョンノズル2から溶鋼が供
給され、湯面レベル検知器3は湯面4の高さを測定す
る。図1(b)は注湯開始後の湯面レベルの検出値の推
移(曲線11)を示すもので、鋳型の正常湯面高さC
(mm)に達するまでA秒を要することを示している。
このA秒は、本発明における予測湯面検出時間に相当す
るものである。図1(b)では湯面上昇途中でスプラッ
シュ等による誤検出(曲線12)があり、その継続時間
がB秒未満であったことを示している。このとき、連続
鋳造装置は鋳片引抜を開始しない。A秒経過後、高さC
mmに達すると引抜開始する(B秒以上継続する必要は
ない)。
る。図1(a)は鋳型の断面図、図1(b)は横軸に時
間を、縦軸に鋳型内湯面レベルを取り、湯面レベル検知
器の検出値の推移(曲線11)を取ったタイムチャート
である。鋳型1内にイマージョンノズル2から溶鋼が供
給され、湯面レベル検知器3は湯面4の高さを測定す
る。図1(b)は注湯開始後の湯面レベルの検出値の推
移(曲線11)を示すもので、鋳型の正常湯面高さC
(mm)に達するまでA秒を要することを示している。
このA秒は、本発明における予測湯面検出時間に相当す
るものである。図1(b)では湯面上昇途中でスプラッ
シュ等による誤検出(曲線12)があり、その継続時間
がB秒未満であったことを示している。このとき、連続
鋳造装置は鋳片引抜を開始しない。A秒経過後、高さC
mmに達すると引抜開始する(B秒以上継続する必要は
ない)。
【0012】このように、タンディッシュから鋳型内に
溶鋼を注入開始後、A秒経過する前に溶鋼スプラッシュ
により湯面レベルがCmm以上になり、Cmm以上にな
った後のCmm以上の継続時間がB秒未満であれば引抜
開始の湯面レベルを検知したことにせず、A秒経過後に
湯面レベルがCmmになった後に引抜開始するようにし
たので、溶鋼スプラッシュによる湯面レベル検知器の誤
検知による引抜開始を防止できることとなった。
溶鋼を注入開始後、A秒経過する前に溶鋼スプラッシュ
により湯面レベルがCmm以上になり、Cmm以上にな
った後のCmm以上の継続時間がB秒未満であれば引抜
開始の湯面レベルを検知したことにせず、A秒経過後に
湯面レベルがCmmになった後に引抜開始するようにし
たので、溶鋼スプラッシュによる湯面レベル検知器の誤
検知による引抜開始を防止できることとなった。
【0013】図2も本発明の実施例を示す説明図で、図
2(a)、図2(b)は図1(a)、図1(b)と同様
の表示である。タンディッシュから鋳型内に溶鋼を注入
開始後、A秒経過する前に、溶鋼スプラッシュにより湯
面レベル検出値(曲線13)が曲線14で示すように、
Cmm以上になり、Cmm以上の時間が、B秒以上であ
ったので、引抜開始の湯面レベルを検知したことにし、
ブザー等の何らかの手段で、この現象が生じたことを知
らせ引抜開始を留保させる。それから、引抜開始の湯面
レベルに到達したことを確認後ボタンを押す等の何らか
の手段で保留を解除しオートスタート制御を開始させる
ようにした。この場合も溶鋼スプラッシュによる湯面レ
ベル検知器の誤検知を防止できる。なお、A秒のタイマ
ーのタイムアップとB秒のタイマーのタイムアップが同
時の場合は、自動で引抜開始するようにした。
2(a)、図2(b)は図1(a)、図1(b)と同様
の表示である。タンディッシュから鋳型内に溶鋼を注入
開始後、A秒経過する前に、溶鋼スプラッシュにより湯
面レベル検出値(曲線13)が曲線14で示すように、
Cmm以上になり、Cmm以上の時間が、B秒以上であ
ったので、引抜開始の湯面レベルを検知したことにし、
ブザー等の何らかの手段で、この現象が生じたことを知
らせ引抜開始を留保させる。それから、引抜開始の湯面
レベルに到達したことを確認後ボタンを押す等の何らか
の手段で保留を解除しオートスタート制御を開始させる
ようにした。この場合も溶鋼スプラッシュによる湯面レ
ベル検知器の誤検知を防止できる。なお、A秒のタイマ
ーのタイムアップとB秒のタイマーのタイムアップが同
時の場合は、自動で引抜開始するようにした。
【0014】図3は、通常の自動引抜開始を示した説明
図で、図3(a)、図3(b)は図1(a)、図1
(b)と同様に表示してあり、図3では湯面レベル検出
器の検出値(曲線15)が、A秒経過後、初めてCmm
の湯面レベルを検知しており、B秒の経過を待つことな
く、従来通り自動で引抜開始するようにしたことを示し
たものである。
図で、図3(a)、図3(b)は図1(a)、図1
(b)と同様に表示してあり、図3では湯面レベル検出
器の検出値(曲線15)が、A秒経過後、初めてCmm
の湯面レベルを検知しており、B秒の経過を待つことな
く、従来通り自動で引抜開始するようにしたことを示し
たものである。
【0015】
【実施例】基準寸法が、幅1000mm、厚さ260m
mのスラブを連続鋳造する連続鋳造装置において、鋳型
のイマージョンノズル吐出口近傍に溶鋼が到達したと
き、連鋳引抜開始制御装置を作動開始することとし、注
湯速度及び鋳型の寸法から、溶湯が引き抜き開始レベ
ル、すなわち鋳型上端から125mmの位置に到達する
予測湯面検出時間(A秒)は10秒と見積もられた。湯
面レベル検知器の誤検出継続時間の制限時間(B秒)を
2秒に設定した。なお、メニスカスのレベルは、鋳型上
端から90mmであり、定常操業では、この湯面レベル
が一定になるようにレベル制御する。
mのスラブを連続鋳造する連続鋳造装置において、鋳型
のイマージョンノズル吐出口近傍に溶鋼が到達したと
き、連鋳引抜開始制御装置を作動開始することとし、注
湯速度及び鋳型の寸法から、溶湯が引き抜き開始レベ
ル、すなわち鋳型上端から125mmの位置に到達する
予測湯面検出時間(A秒)は10秒と見積もられた。湯
面レベル検知器の誤検出継続時間の制限時間(B秒)を
2秒に設定した。なお、メニスカスのレベルは、鋳型上
端から90mmであり、定常操業では、この湯面レベル
が一定になるようにレベル制御する。
【0016】本実施例により、連鋳引抜開始制御におい
て、湯面レベル検出器の誤検出による誤動作を防止する
ことができ、ブレークアウト等のトラブルを著しく減少
させることができた。
て、湯面レベル検出器の誤検出による誤動作を防止する
ことができ、ブレークアウト等のトラブルを著しく減少
させることができた。
【0017】
【発明の効果】本発明は、溶鋼スプラッシュによる湯面
レベル検知器の誤検知を防止するようにしたから、湯だ
めの時間が少ないのに溶鋼スプラッシュによる誤検知に
基づいて通常よりもかなり早く引抜開始することはなく
なった。従って、シール洩れ等の操業トラブルが防止さ
れるようになった。また、通常より早く引抜開始した時
は、手動で引抜速度を制御し、自動制御でないので自動
加速しないようになるが、引抜開始の湯面レベルを通常
よりも早く検知しても自動で引抜開始しないようにし、
手動で引抜開始し、自動で加速できるようにしたから、
オペレータの操作ミス等によるトラブルを防止できると
いう効果もある。
レベル検知器の誤検知を防止するようにしたから、湯だ
めの時間が少ないのに溶鋼スプラッシュによる誤検知に
基づいて通常よりもかなり早く引抜開始することはなく
なった。従って、シール洩れ等の操業トラブルが防止さ
れるようになった。また、通常より早く引抜開始した時
は、手動で引抜速度を制御し、自動制御でないので自動
加速しないようになるが、引抜開始の湯面レベルを通常
よりも早く検知しても自動で引抜開始しないようにし、
手動で引抜開始し、自動で加速できるようにしたから、
オペレータの操作ミス等によるトラブルを防止できると
いう効果もある。
【図1】本発明の溶鋼スプラッシュにより湯面レベル誤
検知を実施し、自動で引抜開始した例を示す説明図であ
る。
検知を実施し、自動で引抜開始した例を示す説明図であ
る。
【図2】本発明の溶鋼スプラッシュにより湯面レベル誤
検知し、手動で引抜開始した例を示す説明図である。
検知し、手動で引抜開始した例を示す説明図である。
【図3】従来の自動で引抜開始した例を示す説明図であ
る。
る。
1 鋳型 2 イマージョンノズル 3 湯面レベル検知器 4 湯面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−174214(JP,A) 特開 平5−329605(JP,A) 特開 平5−329604(JP,A) 特開 平8−294754(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 11/16 104 B22D 11/08 B22D 11/18
Claims (2)
- 【請求項1】 連続鋳造装置の湯面レベルを検知して自
動的に引抜を開始する方法において、予測湯溜め時間経
過前に、引抜開始湯面レベルより高い湯面レベルを所定
時間未満に亘って検知した際は、引抜開始湯面レベルを
検出しなかったことにし、予測湯溜め時間経過以降に引
抜関始湯面レベルより高い湯面レベルを検出してから引
き抜きを開始することを特徴とする連鋳引抜開始制御方
法。 - 【請求項2】 連続鋳造装置の湯面レベルを検知して自
動的に引抜を開始する方法において、予測湯溜め時間経
過前に、引抜開始湯面レベルより高い湯面レベルを所定
時間以上に亘って検知した際は、引抜開始を留保するこ
とを特徴とする連鋳引抜開始制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08147360A JP3098426B2 (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 連鋳引抜開始制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08147360A JP3098426B2 (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 連鋳引抜開始制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09327754A JPH09327754A (ja) | 1997-12-22 |
JP3098426B2 true JP3098426B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=15428448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08147360A Expired - Fee Related JP3098426B2 (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 連鋳引抜開始制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098426B2 (ja) |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP08147360A patent/JP3098426B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09327754A (ja) | 1997-12-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000801 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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