JP3097940B2 - 電子写真感光体及びそれを有する電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体及びそれを有する電子写真装置

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JP3097940B2
JP3097940B2 JP05145456A JP14545693A JP3097940B2 JP 3097940 B2 JP3097940 B2 JP 3097940B2 JP 05145456 A JP05145456 A JP 05145456A JP 14545693 A JP14545693 A JP 14545693A JP 3097940 B2 JP3097940 B2 JP 3097940B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真感光体に関し、
特に耐久性、耐摩耗性、電位安定性並びに表面の滑り性
に優れた電子写真感光体に関する。
【0002】また、本発明は上記電子写真感光体を有す
る電子写真装置である。
【0003】
【従来の技術】電子写真感光体は、その像形成プロセス
において帯電、露光、現像、転写、クリーニング及び除
電の繰り返し工程を採る。帯電及び露光により形成され
た静電潜像は、粒子状の粉体であるトナーにより現像さ
れる。感光体は、この現像の際、紙などの転写材または
紙粉、更にはトナーと接触し物理的ストレスを受ける。
更に、現像されたトナーは転写プロセスにおいて紙など
の転写材に転写されるが、100%のトナーが転写され
るのではなく、一部が感光体上に残される。この残存す
るトナーを除去しないと繰り返しプロセスにおいて汚れ
等のない高品位な画像は得られない。そのため、残存ト
ナーのクリーニングが必要となる。クリーニングプロセ
スとしては、ファーブラシ、磁気ブラシ、ブレードなど
を用いたものが代表的であるがクリーニング精度及び装
置構成の合理化などの点からブレードクリーニングが選
択されるのが一般的である。ブレード状樹脂板が直接感
光体に接することによりトナークリーニングされる該方
法は、精度の高い一方で、感光体への機械的負荷を上昇
させ、その結果「削れ量増加」、「傷の発生」、及びブ
レードが反転してしまう通称「ブレードめくれ」により
発生するクリーニング不良や装置の停止などの問題が生
じる。このような機械的なストレスに対し感光体表面に
潤滑性及び離型性を付与する技術が検討されている。
【0004】具体的には、特開昭52−117134、
同53−107841、同54−26740、同54−
27434、同54−86340、同54−14314
2、同54−143148、同56−9345、同56
−126838、同57−14845、同57−747
48、同57−35863、同57−76553、同5
8−44444、同58−70229、同58−102
949、同58−163958、同59−19704
2、同62−272281、同63−30850、同6
3−56658、同63−58352、同63−584
50、同63−61255、同63−61256、同6
3−65449、同63−65450、同63−654
51、同63−73267、同63−221355、同
63−249152、同63−311356などで提案
されるものである。潤滑剤としては、四フッ化エチレン
樹脂、三フッ化エチレン樹脂、六フッ化エチレンプロピ
レン樹脂、フッ化ビニル樹脂、フッ化ビニリデン樹脂、
及びこれらの共重合樹脂などのフッ素含有樹脂が好適で
ある。従来、これらの潤滑剤を適当なバインダー樹脂及
び感光材料と共にサンドミルやボールミルで分散した後
に感光体の表面に塗布し、成膜する。これらの方法で得
られる表面層を付与した電子写真感光体の欠点として
は、感光体表面に求められる滑り性及び耐摩耗性を満足
させる必要性から多量の潤滑剤を分散させると、これに
より感度低下や残留電位上昇、また分散凝集物により塗
膜欠陥を生じ著しく、画像品位を落とすなどと言った問
題を生じた。逆に潤滑材の添加量を減少させると摩擦抵
抗の上昇からブレードめくれの発生や耐摩耗性の優位性
を保てなくなるなど滑り性、耐摩耗性、そして電子写真
特性の三要素を優れた性能で成立させることが困難であ
ることが挙げられる。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、表面滑り性、耐摩耗
性、及び画像品位を含めた電子写真特性の各々を高い次
元で満足し、繰り返し使用後も高品位な画像を保つ電子
写真感光体を提供することであり、潤滑剤を含有した表
面層を有す電子写真感光体に関する。
【0006】また、本発明の目的は、上記電子写真感光
体を有する電子写真装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、第1の本発明
は、導電性支持体上に感光層を有する電子写真感光体に
おいて、該感光体の表面層がフッ素樹脂粉体を含有し、
該フッ素樹脂粉体が溶剤と共に高圧状態に昇圧され、該
高圧の液衝突により粉砕及び分散されたものであること
を特徴とする電子写真感光体である。
【0008】また、第の本発明は、導電性支持体上に
感光層を有する電子写真感光体において、該感光体の保
護層がフッ素樹脂粉体を含有し、該フッ素樹脂粉体がバ
インダー樹脂及び溶剤と共に高圧状態に昇圧され、該高
圧の液衝突により粉砕及び分散されたものであることを
特徴とする電子写真感光体である。
【0009】更に、本発明は、これらの電子写真感光体
を有することを特徴とする電子写真装置である。
【0010】本発明における微細な流路に流体を圧送
し、該微細な流路での高圧の液衝突により被分散物を粉
砕及び分散させる手段としては、高圧ポンプとこれに配
管により接続された複数の小径のオリフィスを有す治具
と該オリフィスより液が吐出される際に液同志が衝突す
べく加工された治具により構成され、本発明で言うとこ
ろの高圧とは、前記高圧ポンプの吐出量、吐出圧とオリ
フィス系及び長さ、更には被分散物の粘度よりおおむね
決定され、単位面積あたりの荷重で表せば50〜140
0kg/cm2を好適とする。このような装置の模式的
な例を図3に示す。図3を用いて装置の簡単な説明をす
れば、非分散物投入容器31より投入された被分散物
は、高圧ポンプ32の吸入〜吐出工程中に配管に充填さ
れる。高圧ポンプは、油圧シリンダーを用いたものやプ
ランジャーポンプなどが利用される。被分散物は、ポン
プの圧縮工程で液衝突治具34に圧送され1個〜数個の
オリフィス37(直径50μm〜2mm、長さ2〜10
mm)を有する治具中の移動により高圧状態での液衝突
が行われる。試料受け容器35に受けられた試料は、必
要であれば更に非分散物投入容器31に投入され所望の
物性まで繰り返し工程を採ることも可能である。更に、
熱交換システムにより配管中の液温コントロールをする
ことも可能である。なお、図中33は高圧配管、36は
圧力計、38は3方バルブである。
【0011】本発明で用いられるフッ素樹脂粉体として
は、四フッ化エチレン樹脂、三フッエチレン樹脂、六フ
ッ化エチレンプロピレン樹脂、フッ化ビニル樹脂、フッ
化ビニリデン樹脂、及びこれらの共重合樹脂などが好適
である。これらフッ素樹脂粉体は、通常の電子写真感光
体製造工程においては、溶剤と共に分散時、または分散
後に適当なバインダー樹脂と混合することが一般的であ
る。このようなバインダー樹脂としては、ビスフェノー
ルA骨格のポリカーボネート樹脂、ビスフェノールZ骨
格のポリカーボネート、その他のポリカーボネート樹
脂、更にはアクリル樹脂、スチレン樹脂、アクリル−ス
チレン共重合樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹
脂、ポリアリレート樹脂、ポリサルフォン樹脂などを、
単独で用いても複数の樹脂を用いてもよい。
【0012】また、本発明の感光体の表面層(保護層を
設けた場合は保護層が表面層となる)には、感光材料の
添加や、潤滑剤を分散させるための分散助剤や界面活性
剤、さらに増感剤や酸化防止剤などの添加剤の添加も可
能である。
【0013】本発明の感光体は、その表面に潤滑である
ところのフッ素樹脂粉体を有効な量まで、凝集等のない
均一な分散状態で含有することが可能で、従って適正な
表面すべり性、潤滑性及び耐摩耗性を有することができ
る。
【0014】次に、本発明における電子写真感光体の構
成を示す。支持体としては、鉄、銅、金、銀、アルミニ
ウム、亜鉛、鉛、錫、チタン、ニッケルなどの金属や合
金、あるいはこれら金属類の酸化物、カーボン、導電性
ポリマー成形品などが使用可能である。また、紙、プラ
スチック、セラミック等の非導電材料に導電性塗料、蒸
着等の導電処理を施して用いられる場合もある。支持体
の形状は、円筒状、円柱状などのドラム形状や、シート
状及びベルト状のものとがある。支持体と感光層の間に
更に導電層を設けたり、感光層と支持体または導電層と
の密着性や電気特性を改善する目的で中間層を設けるこ
ともできる。中間層は、カゼイン、ポリビニルアルコー
ル、ニトロセルロース、ポリビニルブチラール、ポリエ
ステル、ポリウレタン、ゼラチン、ポリアミド(ナイロ
ン6、ナイロン66、ナイロン610、共重合ナイロ
ン、アルコキシメチル化ナイロン)、酸化アルミニウム
などによって形成できる。中間層の膜厚は、0.1〜1
0μm、好ましくは0.3〜3.0μmが適当である。
本発明は、電荷発生材料を含む電荷発生層と電荷輸送材
料を含む電荷輸送層とを積層した積層感光体や、電荷発
生材料と電荷輸送材料とが単一層に含まれた単層感光
体、また、これら積層及び単層感光体のうち表面層とし
て保護層を持つ感光体に用いることができる。電荷発生
材料としては、フタロシアニン顔料、多環キノン顔料、
トリスアゾ顔料、ジスアゾ顔料、アゾ顔料、ペリレン顔
料、インジゴ顔料、キナクリドン顔料、アズレニウム塩
染料、スクワリウム染料、シアニン染料、ピリリウム染
料、チオピリリウム染料、キサンテン染料、トリフェニ
ルメタン染料、スチリル染料、セレン、セレン−テルル
合金、アモルファスシリコン、硫化カドミウムなどが挙
げられる。顔料及び染料系の電荷発生材料はバインダー
樹脂中に分散して塗料として用いられるのが一般的であ
るが、このようなバインダー樹脂としては、ポリビニル
ブチラール、ポリビニルベンザール、ポリアリレート、
ポリカーボネート、ポリエステル、ポリエステル、ポリ
ウレタン、フェノキシ樹脂、アクリル樹脂、セルロース
系樹脂などが好ましい。
【0015】電荷輸送材料の例としては、ピレン化合
物、N−アルキルカルバゾール化合物、ヒドラゾン化合
物、N,Nジアルキルアニリン化合物、ジフェニルアミ
ン化合物、トリフェニルアミン化合物、トリフェニルメ
タン化合物、ピラゾリン化合物、スチリル化合物、スチ
ルベン化合物、ポリニトロ化合物、ポリシアノ化合物な
どが挙げられる。これら電荷輸送材料は、バインダー樹
脂中に溶解させ塗料として用いられるのが一般的である
が、バインダー樹脂としては、ポリカーボネート、ポリ
エステル、ポリウレタン、ポリサルホン、ポリアミド、
ポリアリレート、ポリアクリルアミド、ポリビニルブチ
ラール、フェノキシ樹脂、アクリル樹脂、アクリロニト
リル樹脂、メタクリル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ
樹脂、アルキド樹脂などが挙げられる。これら電荷発生
材料、電荷輸送材料は、電荷発生層、電荷輸送層として
積層感光体の形態としてもよく、混合して単層感光体の
形態も採れ、最も表面となる層に本発明を適用できる。
また、積層及び単層感光体の表面に保護層等の表面層を
設ける場合も本発明が適用できる。
【0016】図1に本発明の電子写真感光体を用いた転
写式電子写真装置の概略構成例を示した。
【0017】図において、1は像担持体としての本発明
のドラム型感光体であり軸1aを中心に矢印方向に所定
の周速度で回転駆動される。該感光体1はその回転過程
で帯電手段2によりその周面に正または負の所定電位の
均一帯電を受け、次いで露光部3にて不図示の像露光手
段により光像露光L(スリット露光・レーザービーム走
査露光など)を受ける。これにより感光体周面に露光像
に対応した静電潜像が順次形成されていく。
【0018】その静電潜像はついで現像手段4でトナー
現像されそのトナー現像像が転写手段5により不図示の
給紙部から感光体1と転写手段5との間に感光体1の回
転と同期取り出されて給紙された転写材Pの面に順次転
写されていく。
【0019】その静電潜像はついで現像手段4でトナー
現像されそのトナー現像像が転写手段5により不図示の
給紙部から感光体1と転写手段5との間に感光体1の回
転と同期取り出されて給紙された転写材Pの面に順次転
写されていく。
【0020】像転写を受けた転写材Pは感光体面から分
離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けて複写
物(コピー)として機外へプリントアウトされる。
【0021】像転写後の感光体1の表面はクリーニング
手段6にて転写残りトナーの除去を受けて清浄面化さ
れ、更に前露光手段7により除電処理されて繰り返して
像形成に使用される。
【0022】感光体1の均一帯電手段2としてはコロナ
帯電装置が一般に広く使用されている。また転写装置5
もコロナ転写手段が一般に広く使用されている。電子写
真装置として、上述の感光体や現像手段、クリーニング
手段などの構成要素のうち、複数のものを装置ユニット
として一体に結合して構成し、このユニットを装置本体
に対して着脱自在に構成しても良い。例えば、感光体1
とクリーニング手段6とを一体化してひとつの装置ユニ
ットとし、装置本体のレールなどの案内手段を用いて着
脱自在の構成にしても良い。このとき、上記の装置ユニ
ットの方に帯電手段および/または現像手段を伴って構
成しても良い。
【0023】光像露光Lは、電子写真装置を複写機やプ
リンターとして使用する場合には、原稿からの反射光や
透過光、あるいは原稿を読取り信号化し、この信号に基
いてレーザームービを走査したり、LEDアレイを駆動
したり、または液晶シャッターアレイを駆動することな
どにより行われる。
【0024】本発明の電子写真装置をファクシミリのプ
リンターとして使用する場合には、光像露光Lは受信デ
ータをプリントするための露光になる。図2はこの場合
の1例をブロック図で示したものである。
【0025】コントローラ11は画像読取部10とプリ
ンター19を制御する。コントローラ11の全体はCP
U17により制御されている。画像読取部10からの読
取データは、送信回路13を通して相手局に送信され
る。相手局から受けたデータは受信回路12を通してプ
リンター19に送られる。画像メモリ16には所定の画
像データが記憶される。プリンタコントローラ18はプ
リンター19を制御している。14は電話である。
【0026】回線15から受信された画像情報(回線を
介して接続されたリモート端末からの画像情報)は、受
信回路12で復調された後、CPU17で復号処理が行
われ、順次画像メモリ16に格納される。そして、少な
くとも1ページの画像情報がメモリ16に格納される
と、そのページの画像記録を行なう。CPU17は、メ
モリ16より1ページの画像情報を読み出し、プリンタ
コントローラ18に復号化された1ページの画像情報を
送出する。プリンタコントローラ18は、CPU17か
らの1ページの画像情報を受け取るとそのページの画像
情報記録を行なうべく、プリンター19を制御する。
【0027】尚、CPU17は、プリンター19による
記録中に、次のページの受信を行なっている。
【0028】以上の様にして、画像の受信と記録が行な
われる。
【0029】本発明の電子写真感光体は電子写真複写機
に利用するのみならず、レーザービームプリンター、C
RTプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター、
レーザー製版など電子写真応用分野にも広く用いること
ができる。
【0030】
【実施例】次に、本発明を実施例を用いてさらに詳しく
説明する。
【0031】以下、第1の本発明の実施例を挙げる。 (実施例1) テトラフルオロエチレン樹脂粉体(商品名:ルブロンL
−2、ダイキン工業製)10重量部とクシ型フッ素グラ
フトポリマー型界面活性剤(商品名:アロンGF30
0、東亜合成化学製)固形分として0.4重量部をモノ
クロロベンゼン60重量部に混合、撹拌した後、図3に
示した装置で分散処理を実施した。分散時の処理圧力
は、600kg/cm2となるようポンプストロークで
調整した。
【0032】吐出口より得られた液を再度投入し合計5
回までの高圧処理がされた被分散物をそれぞれ得た。高
圧処理回数に対するテトラフルオロエチレン樹脂粉体の
粒度分布を堀場製作所製粒度分布計(商品名:CAPA
500)で測定した結果を表1に示す。
【0033】(比較例1) 実施例1において使用した高圧処理に代わって通常のガ
ラスビーズを用いたサンドミル装置を用いた以外は、実
施例1と全く同様な処理を実施した。なおサンドミル装
置のディスク回転数は500,1000及び2000r
pmとし、処理時間はそれぞれの回転数において30,
60及び120分とした。これら各条件で得られた分散
液に実施例1と同様な粒度分布測定を実施し、結果を表
1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】(実施例2) ポリアミド(商品名:CM−8000、東レ製)10重
量部、メタノール100重量部及びブタノール80重量
部を混合溶解した後、外径30mm、肉厚0.8mm及
び長さ357.5mmのアルミニウムシリンダー上に浸
漬塗布し、乾燥後膜厚0.50μmの中間層を設けた。
【0036】次に下記ジスアゾ顔料18重量部、
【0037】
【化1】
【0038】下記ポリビニル(p−フルオロ)ベンザー
ル樹脂
【0039】
【化2】
【0040】(重量平均分子量(1.6±0.3)×1
5、ベンザール化度80〜70)10重量部、及びシ
クロヘキサノン800重量部をガラスビーズを用いたサ
ンドミル装置で分散し、電荷発生層塗料を得た。この塗
料を前記中間層上に浸漬塗布し乾燥後付着量200mg
/m2の電荷発生層を得た。
【0041】次に、実施例1で得られたテトラフルオロ
エチレン樹脂粉体分散液(高圧処理2回品)70重量部
にビスフェノールZタイプポリカーボネート樹脂(粘度
による分子量22000、商品名:ユーピロンZ20
0、三菱瓦斯化学製)50重量部をモノクロロベンゼン
120重量部とジクロロメタン50重量部と共に加え、
溶解させ、この溶解液に下記構造式で示される化合物5
0重量部
【0042】
【化3】
【0043】を溶解させ電荷輸送層塗料とし、前記電荷
発生層上に浸漬塗布し、乾燥後膜厚25μmの電荷輸送
層を設けた。このようにして得られた感光体を実施感光
体(a)とした。
【0044】(比較例2) 実施例2においてテトラフルオロエチレン樹脂粉体分散
液を比較例1で示した中で2000rpm×120mi
nの条件の分散液を用いた以外は、実施例2と全く同様
な感光体を作成し比較感光体(a)とした。
【0045】このようにして得られた実施感光体
(a)、及び比較感光体(a)についてキヤノン製PP
Cコピー機(NP−6030)を用いて行った。評価方
法を以下に示し、評価結果を表2に示す。
【0046】『電位』は、暗部電位−650Vとした場
合の0.9Lux・secの像露光照射した際の電位、
及び強露光後の残留電位を初期と連続実焼きコピー4万
枚後に測定したものである。
【0047】『感光体欠陥』は、感光体表面の目視観察
によるテトラフルオロエチレン樹脂粉体の凝集物の感光
体への付着を意味する。
【0048】『耐久削れ性』では連続実焼きコピー4万
枚後の感光体削れ量を示した。
【0049】『画像評価』では同じく連続コピー時の初
期及び4万枚後の画像品位を示す。
【0050】
【表2】
【0051】(実施例3) 電荷発生層までは実施例2と全く同様な試料を準備し
た。次に、実施例1で示したテトラフルオロエチレン樹
脂粉体分散液をそれぞれ35部、70部及び105部に
ビスフェノールZタイプポリカーボネート樹脂(粘度に
よる分子量22000、商品名:ユーピロンZ200、
三菱瓦斯化学製)50重量部をモノクロロベンゼン12
0重量部とジクロロメタン50重量部と共に加え、溶解
させ、この溶解液に下記構造式で示される化合物50
部、
【0052】
【化4】
【0053】を溶解させ電荷輸送層塗料として電荷発生
層上に浸漬塗布し、乾燥後膜厚25μmの電荷輸送層を
設けた。このようにして得られた感光体を実施感光体
(b),(c),(d)とした。
【0054】このようにして得られた実施感光体
(b),(c),(d)について実施例2で示した方法
と全く同様な評価を行なった。結果を表3に示す。
【0055】
【表3】
【0056】以下、第2の本発明の実施例を挙げる。
【0057】(実施例4) <フッ素系グラフトポリマーの合成> フッ素系グラフトポリマーの合成は、特開昭58−16
4656号公報に開示されているチオグリコール酸を連
鎖移動剤とし、グリシジルメタクリレートにて末端二重
結合を導入するマクロマー合成法をベースにして実施し
た。
【0058】このマクロマーが非フッ素系セグメントの
場合には、フッ素系重合性単量体と共重合を行ない、ま
たマクロマーがフッ素系セグメントの場合には、非フッ
素系重合性単量体と共重合を行ない、フッ素系グラフト
ポリマーを合成した。 (i)フッ素系グラフトポリマー (a)末端メタクリレート型メチルメタクリレートマク
ロマーの合成 撹拌後、遷流冷却器、滴下ロート、温度計およびガス吹
込口を取り付けたガラスフラスコにメチルメタクリレー
ト(以下、MMAと略記する)を10部とアセトン(1
7.5%)−トルエン混合溶剤90部を仕込み、N2
入後、還流下に重合開始剤としてアゾビスイソブチロニ
トリル(以下、AIBNと略記する)0.5部と連鎖移
動剤としてチオグリコール酸0.35部を加えて重合を
開始させた。その後、5時間の間にMMA90部を連続
的に滴下し、またチオグリコール酸2.9部をトルエン
10部に溶解して、30分毎、9回に分けて追加、同様
にAIBN 1.5部を1時間毎、4回に分けて追加
し、重合を行なった。
【0059】さらにその後、2時間還流して重合を終了
し、下記構造式(I)のポリマー溶液を得た。
【0060】反応温度は77〜87℃であった。反応液
の一部をn−ヘキサンにて再沈、乾燥して酸価を測定し
たところ、0.350mg等量/gであった。
【0061】構造式(I)
【0062】
【化5】
【0063】次に上記反応液からアセトンの一部を留去
した後、触媒としてトリエチルアミン0.5%、重合開
始剤としてハイドロキノンモノメチルエーテル250p
pmを添加し、酸価に対して1.2倍モルのグリシジル
メタクリレートを加え、還流下(約110℃)に12時
間反応させた。酸価の減少から求めた反応率は96%で
あった。
【0064】反応液を10倍量のn−ヘキサン中に投
入、再沈させた後、80℃で減圧乾燥して、下記構造式
(II)のマクロモノマー85部を得た。ゲルパーミエー
ションクロマトグラフ(以下、GPCと略称する)によ
るポリスチレン換算分子量は、2780(数平均)およ
び6350(重量平均)であった。
【0065】構造式(II)
【0066】
【化6】
【0067】(b)フルオロアルキルアクリレート
(幹)/メチルメタクリレート(枝)−グラフトポリマ
ーの合成 (a)と同様の装置に上記構造式(II)のマクロマー7
0部と下記構造式(III)のフルオロアルキルアクリレー
ト30部、トリフルオロトルエン(C65CF3)30
0部、AIBNを0.35部を仕込み、N2導入、還流
下(100℃)に、5時間反応させた。
【0068】構造式(III)
【0069】
【化7】
【0070】この反応液を10倍量のメタノール中に投
入、再沈させ、80℃減圧乾燥してグラフトポリマー6
5部を得た。
【0071】このものはGPCにより単一のピークを示
し、ポリスチレン換算分子量は18500(数平均)お
よび29400(重量平均)であった。
【0072】また内部標準物質としてトリフルオロトル
エンを加えて、CDCl2溶媒にて、’H−NMRスペ
クトルを測定し、トリフルオロトルエンのHと、ポリマ
ー中のMMA単位中の−O−CH3のHとのピーク面積
比から、グラフトポリマー中のMMA単位の含有量を求
めたところ60%であった。残り40%をフルオロアル
キルアクリレートとした。
【0073】かくしてフッ素系セグメントの含有量が4
0%のフッ素系グラフトポリマーを得た。
【0074】テトラフルオロエチレン樹脂粉体(商品
名:ルブロンL−2、ダイキン工業製)10重量部と
実施例で得られたクシ型フッ素グラフトポリマー型界面
活性剤固形分として0.4重量部をモノクロロベンゼン
60重量部に混合、撹拌した後、図3に示した装置で分
散処理を実施した。分散時の処理圧力は、600kg/
cm2となるようポンプストロークで調整した。
【0075】吐出口より得られた液を再度投入し合計5
回までの高圧処理がされた被分散物をそれぞれ得た。高
圧処理回数に対するテトラフルオロエチレン樹脂粉体の
粒度分布を堀場製作所製粒度分布計(商品名:CAPA
500)で測定した結果を表に示す。
【0076】(比較例) 実施例において使用した高圧処理に代わって通常のガ
ラスビーズを用いたサンドミル装置を用いた以外は、実
施例と全く同様な処理を実施した。なおサンドミル装
置のディスク回転数は1000及び2000rpmと
し、処理時間はそれぞれ回転数において60,120及
び180分とした。これらの条件で得られた分散液を実
施例と同様な粒度分布測定を実施し、結果を表に示
す。
【0077】
【表4】
【0078】(実施例) 10%の酸化アンチモンを含有する酸化スズで被覆した
導電性酸化チタン粉体50重量部、フェノール樹脂25
重量部、メチルセロソルブ20重量部、メタノール5重
量部及びシリコーンオイル(ポリジメチルシロキサンポ
リオキシアルキレン共重合体、数平均分子量3000
0)0.002重量部をφ1mmガラスビーズを用いた
サンドミル装置で2時間分散して導電層塗料を調製し
た。アルミシリンダー(φ80×360)上に上記塗料
をディッピング塗工し、140℃で30分間乾燥させ膜
厚20μmの導電層を形成した。
【0079】次に、メトキシメチル化ナイロン樹脂(数
平均分子量32000)30重量部及びアルコール可溶
性共重合ナイロン樹脂(数平均分子量29000)10
重量部をメタノール260重量部及びブタノール40重
量部の混合溶媒中に溶解した液を上記導電層上にディッ
ピング塗工機で塗布し、乾燥後の膜厚が1μmの下引層
を設けた。
【0080】次に、下記構造式のジスアゾ顔料
【0081】
【化8】
【0082】4重量部、ベンザール樹脂2重量部及びテ
トラヒドロフラン40重量部をφ1mmガラスビーズを
用いたサンドミル装置で60時間分散した後、シクロヘ
キサン/テトラヒドロフラン混合溶媒で希釈し、電荷発
生層用塗料を得た。この塗料を上記下引層上にディッピ
ング塗工し、乾燥後の膜厚が0.1μmの電荷発生層を
設けた。
【0083】次に、下記構造式
【0084】
【化9】
【0085】の電荷輸送材料10重量部及びポリカーボ
ネート樹脂(数平均分子量25000)10重量部をジ
クロルメタン20重量部及びモノクロルベンゼン40重
量部の混合溶媒中に溶解し、この液を前記電荷発生層上
にディッピング塗工し、120℃で60分間乾燥させ膜
厚20μmの電荷輸送層を形成した。
【0086】次に、実施例で得られたテトラフルオロ
エチレン樹脂粉体分散液(高圧処理2回品)14重量
部、電荷輸送層で用いた電荷輸送材料4重量部、ポリカ
ーボネート樹脂(ビスフェノールZ型:数平均分子量4
0000)4重量部、モノクロベンゼン250重量部及
びジクロルメタン250重量部を混合、溶解し表面保護
層塗料とした。この塗料を霧化塗布し、120℃で60
分間乾燥して5.0μmの保護層を形成した。
【0087】(比較例) 実施例においてテトラフルオロエチレン樹脂粉体分散
液を比較例で示した1000rpm×180minの
分散液を用いた以外は実施例と同様な感光体を作成し
た。
【0088】このようにして得られた感光体をデジタル
カラー複写機(キヤノン製、CLC−500)に搭載し
てマクベス濃度0.25のハーフトーン画像を出した。
明視距離(肉眼より30cm)で画像を実施例と比較
すると、比較例ではハーフトーンが不均一でなめらか
さがなくざらついた印象を受けた。
【0089】更に、ドラム上でのトナー画像を観察した
ところ、実施例においてドットに対してトナー像が忠
実に再現されているが、比較例においてはトナーの付
着が不十分なドット像が見うけられた。
【0090】(実施例) 実施例において、テトラフルオロエチレン樹脂粉体分
散液を8重量部、22重量部及び36重量部とし、それ
ぞれ霧化塗布した。
【0091】このようにして得られた感光体をCLC−
500にそれぞれ搭載し、マクベス濃度0.20のハー
フトーン画像を出した。その結果、明視距離にて画像を
見たところ、いずれの感光体でも、ざらつきのない均一
なハーフトーンが得られた。また、ドラム上でのトナー
画像においてもいずれもトナー像が忠実に再現されてい
た。
【0092】
【発明の効果】以上、実施例が示すように第1の本発明
及び第の本発明によれば、感光体に求められる電子写
真特性を満足した上で従来得がたかった表面滑り性や耐
摩耗性に関し著しい改善がなされ、高耐久でかつ耐久後
も高品位な画像特性を有する電子写真感光体の提供が可
能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転写式電子写真装置の概略構成図であ
る。
【図2】電子写真装置をプリンターとして使用したファ
クシミリのブロック図である。
【図3】本発明で用いる高圧で液衝突させるための装置
の一例の概略構成図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植松 弘規 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 池末 龍哉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 酒匂 春海 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 樫村 昇 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 雨宮 昇司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 ▲吉▼村 公博 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 山上 雅昭 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−369655(JP,A) 特開 平5−188614(JP,A) 特開 平6−75393(JP,A) 特開 平5−241357(JP,A) 特開 昭56−58530(JP,A) 特開 平4−337362(JP,A) 特開 平4−372955(JP,A) 特開 平7−191473(JP,A) 特開 昭63−221355(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 5/00

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に感光層を有する電子写
    真感光体において、該感光体の表面層がフッ素樹脂粉体
    を含有し、該フッ素樹脂粉体が溶剤と共に高圧状態に昇
    圧され、該高圧の液衝突により粉砕及び分散されたもの
    であることを特徴とする電子写真感光体。
  2. 【請求項2】 前記昇圧、粉砕及び分散が、前記フッ素
    樹脂粉体及び溶剤を微細な流路に圧送し、該微細な流路
    での高圧の液衝突により行なわれる請求項1記載の電子
    写真感光体。
  3. 【請求項3】 前記昇圧、粉砕及び分散が、前記フッ素
    樹脂粉体及び溶剤を微細な流路に圧送し、該流路の吐出
    口直後の障害壁への液衝突により行なわれる請求項1記
    載の電子写真感光体。
  4. 【請求項4】 前記感光体の表面層が電荷輸送層である
    請求項1記載の電子写真感光体。
  5. 【請求項5】 前記感光体の表面層が電荷発生層である
    請求項1記載の電子写真感光体。
  6. 【請求項6】 前記感光体の帯電特性がマイナス電荷帯
    電である請求項4記載の電子写真感光体。
  7. 【請求項7】 前記感光体の帯電特性がプラス電荷帯電
    である請求項4記載の電子写真感光体。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7記載の電子写真感光体
    を有することを特徴とする電子写真装置。
  9. 【請求項9】 導電性支持体上に感光層を有する電子写
    真感光体において、該感光体の保護層がフッ素樹脂粉体
    を含有し、該フッ素樹脂粉体がバインダー樹脂及び溶剤
    と共に高圧状態に昇圧され、該高圧の液衝突により粉砕
    及び分散されたものであることを特徴とする電子写真感
    光体。
  10. 【請求項10】 前記昇圧、粉砕及び分散が、前記フッ
    素樹脂粉体、バインダー樹脂及び溶剤を微細な流路に圧
    送し、該微細な流路での高圧の液衝突により行なわれる
    請求項記載の電子写真感光体。
  11. 【請求項11】 前記昇圧、粉砕及び分散が、前記フッ
    素樹脂粉体、バインダー樹脂及び溶剤を微細な流路に圧
    送し、該流路の吐出口直後の障害壁への液衝突により行
    なわれる請求項記載の電子写真感光体。
  12. 【請求項12】 前記保護層が更に電荷輸送材料を含有
    する請求項記載の電子写真感光体。
  13. 【請求項13】 前記保護層が、バインダー樹脂及びフ
    ッ素樹脂粉体を含有する溶剤の霧化塗布により形成され
    たものである請求項記載の電子写真感光体。
  14. 【請求項14】 請求項ないし13記載の電子写真感
    光体を有することを特徴とする電子写真装置。
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