JP3097796B2 - 差動歯車装置 - Google Patents
差動歯車装置Info
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- differential gear
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
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- F16H48/28—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、差動装置ケーシング内
に回転可能に支承された差動装置支持体と、該差動装置
支持体内で円筒状孔内に回転可能に保持された互いに同
軸的な2つの車軸歯車と、前記差動装置支持体内で軸平
行の配置で軸なしで孔内に支承された複数の差動歯車と
を有しており、しかも前記差動歯車の一方が車軸歯車の
一方と、かつ差動歯車の他方が車軸歯車の他方と噛み合
っており、かつ互いにそれぞれ少なくとも、差動歯車の
それぞれ他方部分と噛み合っている形式の差動歯車装置
に関する。
に回転可能に支承された差動装置支持体と、該差動装置
支持体内で円筒状孔内に回転可能に保持された互いに同
軸的な2つの車軸歯車と、前記差動装置支持体内で軸平
行の配置で軸なしで孔内に支承された複数の差動歯車と
を有しており、しかも前記差動歯車の一方が車軸歯車の
一方と、かつ差動歯車の他方が車軸歯車の他方と噛み合
っており、かつ互いにそれぞれ少なくとも、差動歯車の
それぞれ他方部分と噛み合っている形式の差動歯車装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】差動歯車をその歯先でケーシング孔内に
支承している前述の形式の差動歯車装置は、差動歯車に
おける半径方向成分を有する引張り合力により差動歯車
に生じる摩擦力に基づき自縛作用を有している。差動歯
車を周方向で均一に分配する際に、車軸歯車は大体にお
いて両差動歯車の間に心決めされて保持され、その結
果、差動歯車の歯先においてその円筒状の孔に対して全
方向で周方向遊びが生じ、従って端面側の摩擦比を気に
しない場合に所望の摩擦力は差動歯車の歯先においての
み生ぜしめられる。
支承している前述の形式の差動歯車装置は、差動歯車に
おける半径方向成分を有する引張り合力により差動歯車
に生じる摩擦力に基づき自縛作用を有している。差動歯
車を周方向で均一に分配する際に、車軸歯車は大体にお
いて両差動歯車の間に心決めされて保持され、その結
果、差動歯車の歯先においてその円筒状の孔に対して全
方向で周方向遊びが生じ、従って端面側の摩擦比を気に
しない場合に所望の摩擦力は差動歯車の歯先においての
み生ぜしめられる。
【0003】さらに、重要な半径方向合力を車軸歯車に
おける引張力の結果として生じるために、また差動歯車
装置の係止作用を車軸歯車の歯先と差動装置支持体にお
ける車軸歯車の円筒状孔との間の摩擦によって生ぜしめ
るために、差動歯車を周面にわたって不均一に分配する
ことが既に提案されている。このような差動歯車装置の
運転において、差動装置の差動運動が行われているよう
な作動状態、即ち要するに差動歯車と車軸歯車とが差動
装置筐中の孔内で回転しているということが、知られて
いなかった騒音発生の原因であることが判った。
おける引張力の結果として生じるために、また差動歯車
装置の係止作用を車軸歯車の歯先と差動装置支持体にお
ける車軸歯車の円筒状孔との間の摩擦によって生ぜしめ
るために、差動歯車を周面にわたって不均一に分配する
ことが既に提案されている。このような差動歯車装置の
運転において、差動装置の差動運動が行われているよう
な作動状態、即ち要するに差動歯車と車軸歯車とが差動
装置筐中の孔内で回転しているということが、知られて
いなかった騒音発生の原因であることが判った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前述
の運転状態、すなわち差動運動に際して騒音を発生する
ような運転状態を取り除く手段を提供することにある。
の運転状態、すなわち差動運動に際して騒音を発生する
ような運転状態を取り除く手段を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに講じた本発明の第1の手段は、少なくとも、差動歯
車のための孔が差動歯車装置の自縛作用を損失させずに
騒音を回避することのできる溝を備えており、場合によ
っては、車軸歯車のための孔も差動歯車装置の自縛作用
を損失させずに騒音を回避することのできる溝を備えて
いることにある。前述の課題を解決するために講じた本
発明の別の手段は、少なくとも、差動歯車の歯先が、場
合によっては車軸歯車の歯先が差動歯車装置の自縛作用
を損失させずに騒音を回避することのできる溝を備えて
いることにある。このような溝の作用形式も以下に詳し
く説明する。これらの溝の形状及び延びのために、種々
の実施態様が使用されうる。差動歯車が直歯を有してい
ると、軸方向に延びる溝の場合に、溝の分配角度を歯の
ピッチとずらす必要がある。螺旋状に形成された歯(ね
じれ歯)の場合には、このような条件は無くなる。別の
実施態様は、螺旋状に延びる溝にあり、これらの溝は、
これらの溝が同時に互いに異なる向きで設けられている
場合に交差することもできる。溝がほぼ歯先の幅の大き
さを有していると有利である。
めに講じた本発明の第1の手段は、少なくとも、差動歯
車のための孔が差動歯車装置の自縛作用を損失させずに
騒音を回避することのできる溝を備えており、場合によ
っては、車軸歯車のための孔も差動歯車装置の自縛作用
を損失させずに騒音を回避することのできる溝を備えて
いることにある。前述の課題を解決するために講じた本
発明の別の手段は、少なくとも、差動歯車の歯先が、場
合によっては車軸歯車の歯先が差動歯車装置の自縛作用
を損失させずに騒音を回避することのできる溝を備えて
いることにある。このような溝の作用形式も以下に詳し
く説明する。これらの溝の形状及び延びのために、種々
の実施態様が使用されうる。差動歯車が直歯を有してい
ると、軸方向に延びる溝の場合に、溝の分配角度を歯の
ピッチとずらす必要がある。螺旋状に形成された歯(ね
じれ歯)の場合には、このような条件は無くなる。別の
実施態様は、螺旋状に延びる溝にあり、これらの溝は、
これらの溝が同時に互いに異なる向きで設けられている
場合に交差することもできる。溝がほぼ歯先の幅の大き
さを有していると有利である。
【0006】本発明による別の構成では、少なくとも、
差動歯車のための孔の表面が縦溝又は縦凹部を備えてい
る。この場合に適応される方法に相応して、これによっ
て生ぜしめられた溝はほぼ螺旋状であり、かつ反対向き
になり、従ってこれらの溝は同様に交差する。適当な構
成によって車軸歯車の歯先とその車軸歯車の孔との間の
摩擦も、差動装置内で補償運動する際に生じるような使
用例のために、本発明による特徴を車軸歯車のための
孔、もしくは車軸歯車の歯先にも適応することは別の構
成により有意義かつ効果的である。前記の全ての構成で
は本発明による溝又は縦溝を改善する、前記の騒音を回
避する潤滑条件を生ぜしめることが前提である。しか
し、この場合、差動装置の自縛作用の損失はほとんど確
認されない。
差動歯車のための孔の表面が縦溝又は縦凹部を備えてい
る。この場合に適応される方法に相応して、これによっ
て生ぜしめられた溝はほぼ螺旋状であり、かつ反対向き
になり、従ってこれらの溝は同様に交差する。適当な構
成によって車軸歯車の歯先とその車軸歯車の孔との間の
摩擦も、差動装置内で補償運動する際に生じるような使
用例のために、本発明による特徴を車軸歯車のための
孔、もしくは車軸歯車の歯先にも適応することは別の構
成により有意義かつ効果的である。前記の全ての構成で
は本発明による溝又は縦溝を改善する、前記の騒音を回
避する潤滑条件を生ぜしめることが前提である。しか
し、この場合、差動装置の自縛作用の損失はほとんど確
認されない。
【0007】
【実施例】図1には、軸受取付け部2を有する差動装置
支持体1が示されており、前記軸受取付け部2にころが
り軸受3が嵌められている。ころがり軸受によって差動
装置支持体1は、図示されていない差動装置ケーシング
内に回転可能に支承されることができる。第2の支承手
段は後述する。ころがり軸受の軸方向の反対側におい
て、差動装置支持体1内に内歯4が設けられており、こ
の内歯に駆動側の管軸が係合することができる。第2の
支承はここで言及した図示されていない駆動軸を介して
直接行なうことができる。
支持体1が示されており、前記軸受取付け部2にころが
り軸受3が嵌められている。ころがり軸受によって差動
装置支持体1は、図示されていない差動装置ケーシング
内に回転可能に支承されることができる。第2の支承手
段は後述する。ころがり軸受の軸方向の反対側におい
て、差動装置支持体1内に内歯4が設けられており、こ
の内歯に駆動側の管軸が係合することができる。第2の
支承はここで言及した図示されていない駆動軸を介して
直接行なうことができる。
【0008】差動装置支持体1には、互いに異なる直径
の2つの同軸的な孔5,6が設けられており、該孔内に
は互いに軸線を同じくする2つの車軸歯車7,8がそれ
らの孔内に半径方向の遊びを有して回転可能に支承され
ている。前記の車軸歯車は、破線で示されていてかつ差
動装置支持体1からつき出している車軸9,10と相対
回転不能に結合されている。両方の車軸歯車7,8の間
に、差動装置支持体内に嵌め込まれた衝接円板15が位
置している。差動装置支持体1内にはさらに2グループ
の孔11,12が設けられており、該孔は少なくとも対
を成して貫通する。これらの孔は、互いに異なるピッチ
円上に位置する。孔11,12は、図1のA−B断面
(車軸歯車は除いてある。)である図2ならびに要部拡
大図である図3から判るように、互いに交差していて、
かつ孔の交差部分の円周部は開放されて両方の孔は連通
している。このような形状の孔は縷々ポケットと称せら
れるが、本願の明細書の記載では孔という呼称に統一す
る。これらの孔11,12内には自分の歯先で滑動する
軸なしの差動歯車13,14が支承されている。孔1
1,12はそれぞれ孔5,6を貫通しており、従って、
差動歯車13は車軸歯車7と、差動歯車14は車軸歯車
8とそれぞれ噛み合う。差動歯車13,14は、互いに
異なる軸方向長さを有している。差動歯車13,14の
対向する噛み合い部は、軸方向で見て小さな車軸歯車7
の範囲内に位置する。
の2つの同軸的な孔5,6が設けられており、該孔内に
は互いに軸線を同じくする2つの車軸歯車7,8がそれ
らの孔内に半径方向の遊びを有して回転可能に支承され
ている。前記の車軸歯車は、破線で示されていてかつ差
動装置支持体1からつき出している車軸9,10と相対
回転不能に結合されている。両方の車軸歯車7,8の間
に、差動装置支持体内に嵌め込まれた衝接円板15が位
置している。差動装置支持体1内にはさらに2グループ
の孔11,12が設けられており、該孔は少なくとも対
を成して貫通する。これらの孔は、互いに異なるピッチ
円上に位置する。孔11,12は、図1のA−B断面
(車軸歯車は除いてある。)である図2ならびに要部拡
大図である図3から判るように、互いに交差していて、
かつ孔の交差部分の円周部は開放されて両方の孔は連通
している。このような形状の孔は縷々ポケットと称せら
れるが、本願の明細書の記載では孔という呼称に統一す
る。これらの孔11,12内には自分の歯先で滑動する
軸なしの差動歯車13,14が支承されている。孔1
1,12はそれぞれ孔5,6を貫通しており、従って、
差動歯車13は車軸歯車7と、差動歯車14は車軸歯車
8とそれぞれ噛み合う。差動歯車13,14は、互いに
異なる軸方向長さを有している。差動歯車13,14の
対向する噛み合い部は、軸方向で見て小さな車軸歯車7
の範囲内に位置する。
【0009】図2において、差動歯車13,14が周方
向で均一に分配されていることが判り、この場合、図示
の実施例では4対の差動歯車が設けられている。本発明
により、小さなピッチ円上に位置する孔11がそれぞれ
1つの縦溝16を、又大きなピッチ円上に位置する孔1
2がそれぞれ3つの縦溝17を有している。3つの縦溝
17は、周方向で互いに不均一な角度で分配されてい
る。
向で均一に分配されていることが判り、この場合、図示
の実施例では4対の差動歯車が設けられている。本発明
により、小さなピッチ円上に位置する孔11がそれぞれ
1つの縦溝16を、又大きなピッチ円上に位置する孔1
2がそれぞれ3つの縦溝17を有している。3つの縦溝
17は、周方向で互いに不均一な角度で分配されてい
る。
【0010】図3は拡大して示した図であって、所定の
孔11,12内の1対の差動歯車13,14を示してい
る。ここでも縦溝16,17を明らかに認めることがで
きる。横断面において、前記縦溝は円弧状に形成されて
おり、この場合、縦溝の底幅は差動歯車13,14の歯
先の幅にほぼ相応する。
孔11,12内の1対の差動歯車13,14を示してい
る。ここでも縦溝16,17を明らかに認めることがで
きる。横断面において、前記縦溝は円弧状に形成されて
おり、この場合、縦溝の底幅は差動歯車13,14の歯
先の幅にほぼ相応する。
【0011】図4は図3に対応する図であるが、図4に
は孔11,12に設けた縦溝ではなく、歯車の歯先に溝
が形成されている場合を示している。即ち車軸歯車7,
8の歯先には夫々溝71,81が形成されており、又差
動歯車13,14の歯先には夫々溝131,141が形
成されている。
は孔11,12に設けた縦溝ではなく、歯車の歯先に溝
が形成されている場合を示している。即ち車軸歯車7,
8の歯先には夫々溝71,81が形成されており、又差
動歯車13,14の歯先には夫々溝131,141が形
成されている。
【0012】本発明による差動歯車装置の好適な実施態
様を以下に記載する。 1.溝が軸平行に延びていることを特徴とする請求項1
又は2記載の差動歯車装置。 2.溝が螺旋状に延びていることを特徴とする請求項1
又は2記載の差動歯車装置。3.逆向きの螺旋状の溝が交差していることを特徴とす
る請求項1又は2記載の差動歯車装置。 4.車軸歯車(7,8)のための孔(5,6)の表面
が、差動歯車のための孔と合致して構成されていること
を特徴とする請求項1又は2記載の差動歯車装置。
様を以下に記載する。 1.溝が軸平行に延びていることを特徴とする請求項1
又は2記載の差動歯車装置。 2.溝が螺旋状に延びていることを特徴とする請求項1
又は2記載の差動歯車装置。3.逆向きの螺旋状の溝が交差していることを特徴とす
る請求項1又は2記載の差動歯車装置。 4.車軸歯車(7,8)のための孔(5,6)の表面
が、差動歯車のための孔と合致して構成されていること
を特徴とする請求項1又は2記載の差動歯車装置。
【0013】
【発明の効果】
本発明の差動歯車装置は前記の如き構成
であって、軸なしの差動歯車を有する孔か、又は歯車の
歯先に差動歯車装置の自縛作用を損失させずに騒音を回
避することのできる溝を形成するという簡単な構成で騒
音を除去するという著大な効果を奏する差動装置を得た
ものである。
であって、軸なしの差動歯車を有する孔か、又は歯車の
歯先に差動歯車装置の自縛作用を損失させずに騒音を回
避することのできる溝を形成するという簡単な構成で騒
音を除去するという著大な効果を奏する差動装置を得た
ものである。
【0014】
【図1】本発明による差動歯車装置の縦断面図である。
【図2】本発明による差動歯車装置の図1によるA−B
線に沿った断面を、車軸歯車を除いて示す図である。
線に沿った断面を、車軸歯車を除いて示す図である。
【図3】図2の拡大詳細図である。
【図4】歯車の歯先に溝をつけた実施例を示す図。
1 差動ケーシング 2 軸受取付け部 3 ころがり軸受 4 内歯 5,6 孔 7,8 車軸歯車 9,10 車軸 11,12 孔 13,14 差動歯車 15 衝接円板 16,17 縦溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アードリアーン・シュルーデック ドイツ連邦共和国 ザンクト・アウグス ティーン 1、ヴィスマレル・シュトラ ーセ 42 (56)参考文献 特開 平3−37455(JP,A) 実開 昭63−56354(JP,U) 実開 昭58−116847(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 48/20
Claims (2)
- 【請求項1】 差動装置ケーシング内に回転可能に支承
された差動装置支持体(1)と、前記差動装置支持体内
で円筒状の孔(5,6)内に回転可能に保持された互い
に同軸の2つの車軸歯車(7,8)と、前記差動装置支
持体内で軸平行の配置で、孔(11,12)内に軸なし
で支承された複数の差動歯車(13,14)とを有して
おり、しかも前記差動歯車の一方が前記車軸歯車の一方
と、かつ前記差動歯車の他方が前記車軸歯車の他方と噛
み合っており、かつ前記差動歯車の一方と前記差動歯車
の他方と噛み合っている形式の差動歯車装置において、前記 差動歯車の(13,14)の歯先が前記差動歯車装
置の自縛作用を損失させずに騒音を回避することのでき
る溝を(131,141)を備えていることを特徴とす
る差動歯車装置。 - 【請求項2】 差動装置ケーシング内に回転可能に支承
された差動装置支持体(1)と、前記差動装置支持体内
で円筒状の孔(5,6)内に回転可能に保持された互い
に同軸の2つの車軸歯車(7,8)と、前記差動装置支
持体内で軸平行の配置で孔(11,12)内に軸なしで
支承された複数の差動歯車(13,14)とを有してお
り、しかも前記差動歯車の一方が前記車軸歯車の一方
と、かつ前記差動歯車の他方が前記車軸歯車の他方と噛
み合っており、かつ前記差動歯車の一方と前記差動歯車
の他方と噛み合っている形式の差動歯車装置において、前記 差動歯車(13,14)を支承している前記孔(1
1,12)が前記差動歯車装置の自縛作用を損失させず
に騒音を回避することのできる縦溝(16,17)を備
えていることを特徴とする差動歯車装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE42-23-374-7 | 1992-07-16 | ||
DE4223374A DE4223374C2 (de) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | Differentialgetriebe |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0658379A JPH0658379A (ja) | 1994-03-01 |
JP3097796B2 true JP3097796B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=6463329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05170977A Expired - Fee Related JP3097796B2 (ja) | 1992-07-16 | 1993-06-18 | 差動歯車装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5507703A (ja) |
JP (1) | JP3097796B2 (ja) |
DE (1) | DE4223374C2 (ja) |
FR (1) | FR2694357B1 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0798051A (ja) * | 1993-04-28 | 1995-04-11 | Tochigi Fuji Ind Co Ltd | デファレンシャル装置 |
US5415601A (en) * | 1993-06-10 | 1995-05-16 | Zexel-Gleason Usa, Inc. | Parallel-axis differential with restrained center washer |
DE19506068C1 (de) * | 1995-02-22 | 1996-04-11 | Gkn Viscodrive Gmbh | Differentialgetriebe mit Sperrwirkung |
GB2299140B (en) * | 1995-03-16 | 1997-08-13 | Tochigi Fuji Sangyo Kk | Differential apparatus |
US5728025A (en) * | 1995-04-18 | 1998-03-17 | Tochigi Fuji Sangyo Kabushiki Kaisha | Differential apparatus |
US5655987A (en) * | 1995-06-20 | 1997-08-12 | Zexel Torsen Inc. | Roll-formed differential gear |
JP3830992B2 (ja) * | 1995-09-13 | 2006-10-11 | Gkn ドライブライン トルクテクノロジー株式会社 | デファレンシャル装置 |
JPH0979350A (ja) * | 1995-09-19 | 1997-03-25 | Tochigi Fuji Ind Co Ltd | デファレンシャル装置 |
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