JP3096844U - ベッド兼用ソファーの肘掛フレーム構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】単一方向回転ギアの使用量を減少し、製造コストを節減するとともに、確実に肘掛を構成することのできるベッド兼用ソファーの肘掛フレーム構造部を提供する。
【課題手段】一端に連結部501が一体に形成され、他端が背もたれフレームに回動自在に連結する第1支持桿50と、一端が該第1支持桿の連結部に回動自在に連結し、他端が座部フレームに回動自在に連結する第2支持桿51とによってなり、該第1支持桿の連結部を下方に折り曲げ、かつ両側面に貫通孔504を穿設し、第2支持桿の該連結部に連結する一端は上面が適宜な角度の円弧線を描く面取り部511が形成し、かつ該面取り部に連なる下方は垂直線状端縁部512とし、さらに両側面にはそれぞれ貫通孔513を穿設し、該面取り部が形成された一端を該第1支持桿の一端の連結部内に嵌挿し、それぞれの貫通孔の位置を合わせて回動軸を挿通させて第1支持桿と回動自在に連結する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ベッド兼用ソファーのフレーム構造に関し、特に肘掛となるフレーム構造部に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のベッド兼用ソファーのフレーム構造を図1に開示する。該フレーム構造の内、肘掛部フレーム構造(1)は、支持桿(10)(11)と、単一方向回転ギア(2)とによって構成され、支持桿(10)は一端が単一方向回転ギア(2)を介して座部フレーム(3)に連結し、他端は、背もたれフレーム(4)から延伸する連結板(40)をリベットなどで回動自在に連結する。
【0003】
以上の構造による肘掛部フレーム構造(1)は、図2に開示するように背もたれフレーム(4)を起こして背もたれとなる状態にすると、支持桿(10)と支持桿(11)は、単一方向回転ギア(2)と支持桿(10)と支持桿(11)との連結部、及び支持桿(11)と背もたれフレーム(4)との連結部をそれぞれ支点として所定の角度に曲がり、肘掛の形状を呈する。肘掛部フレーム構造(1)が肘掛の形状を呈する場合、支持桿(10)は単一方向回転ギア(2)の作用によって、回転方向に対して位置決めを行うため、逆方向に屈折することはない。
【0004】
但し、上述の構造においては、フレーム構造全体での単一方向回転ギアの使用量が増加し、相対的に製造コストが高くなる。しかも、ベッド兼用ソファーの体積が増大し、肘掛の数も増えた場合、製造コストは更に高くなる。
【0005】
この考案は、単一方向回転ギアの使用量を減少し、製造コストを節減するとともに、確実に肘掛を構成することのできるベッド兼用ソファーの肘掛フレーム構造部を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案者は従来の技術に見られる欠点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、断面が方形を呈する中空の管材である桿体であって、一端に連結部が一体に形成され、他端が背もたれフレームに回動自在に連結する第1支持桿と、一端が該第1支持桿の連結部に回動自在に連結し、他端が座部フレームに回動自在に連結する第2支持桿とによってなり、該第1支持桿の連結部を下方に折り曲げ、かつ両側面に貫通孔を穿設し、第2支持桿の該連結部に連結する一端は上面が適宜な角度の円弧線を描く面取り部が形成し、かつ該面取り部に連なる下方は垂直線状端縁部とし、さらに両側面にはそれぞれ貫通孔を穿設し、該面取り部が形成された一端を該第1支持桿の一端の連結部内に嵌挿し、それぞれの貫通孔の位置を合わせて回動軸を挿通させて第1支持桿と回動自在に連結する構造によって本考案の課題を解決できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本考案を完成させた。
【0007】
以下、この考案について具体的に説明する。
請求項1に記載するベッド兼用ソファーの肘掛フレーム構造は、断面が方形を呈する中空の管材である桿体であって、一端に連結部が一体に形成され、他端が背もたれフレームに回動自在に連結する第1支持桿と、
一端が該第1支持桿の連結部に回動自在に連結し、他端が座部フレームに回動自在に連結する第2支持桿とによって構成されるベッド兼用ソファーの肘掛フレーム構造であって、
該第1支持桿の連結部は、該桿体部の一端において両側面と上面が延伸して断面がコの字状を呈し、該桿体部の端面に沿って切欠溝を形成し、切欠溝から折り曲げて接合部を溶着して固定するとともに、該連結部の両側面の適宜な位置には管通孔を穿設し、
該第2支持桿は、第1支持桿の連結部に連結する一端は上面が適宜な角度の円弧線を描く面取り部が形成され、かつ該面取り部に連なる下方は垂直線状端縁部とし、さらに両側面にはそれぞれ貫通孔を穿設し、該面取り部が形成された一端を該第1支持桿の一端の連結部内に嵌挿し、それぞれの貫通孔の位置を合わせて回動軸を挿通させて第1支持桿と回動自在に連結する。
【0008】
【考案の実施の形態】
この考案は、ベッド兼用ソファーのフレーム構造において肘掛となるフレーム構造部を提供するものであって、一端が背もたれフレームに回動自在に連結し、他端に連結部を形成した第1支持桿と、一端が該第1支持桿の連結部に回動自在に連結し、他端が座部フレームに回動自在に連結する第2支持桿とによって構成される。
かかるベッド兼用ソファーの肘掛フレーム構造の特徴を詳述するために、具体的な実施例を挙げて以下に説明する。
【0009】
【実施例】
図3、4にこの考案によるベッド兼用ソファーの肘掛フレーム構造部を開示する。図面によれば、肘掛フレーム構造部は第1支持桿(50)と、第2支持桿(51)とによって構成される。第1支持桿(50)は、図4に開示するように断面が方形を呈する中空の管材である桿体部(502)と、該桿体部(502)の一端に一体に形成する連結部(501)とによってなる。
【0010】
該第1支持桿(50)は、該桿体部(502)の一端において両側面と上面が延伸し、断面がコの字状を呈する連結部(501)を形成し、延伸する両側面には、桿体部(502)の端面に沿った垂直線(506)と、該垂直線(506)に対して該桿体部(502)の上面で交差する斜線(505)に沿って底辺から切り欠いた適度な角度の切欠溝(503)を形成し、さらに該連結部(501)を第1支持桿(50)の桿体部(502)の方向、即ち下方に折り曲げて該垂直線(506)と斜線(505)とを接合させ、接合部を溶着して固定する。また、該連結部(501)の両側面の適宜な位置には管通孔(504)を穿設する。さらに第1支持桿(50)の他端の両側面には貫通孔(507)をそれぞれ穿設する。
【0011】
第2支持桿(51)は。図5に開示するように第1支持桿(50)と同様に断面が方形を呈する管体であるが、直径が第1支持桿(50)に比してやや狭く形成され、第1支持桿(50)に連結する一端は上面が適宜な角度の円弧線を描く面取り部(511)を形成する。該面取り部(511)に連なる下方は垂直線状端縁部(512)とする。また第2支持桿(51)の第1支持桿(50)に連結する一端の両側面にはそれぞれ貫通孔(513)を穿設する。第2支持桿(51)の他端両側面にもそれぞれ貫通孔(514)を穿設する。
【0012】
第1支持桿(50)と第2支持桿(51)とを連結する場合は、第2支持桿(51)の面取り部(511)が形成された一端を第1支持桿(50)の一端の連結部(501)内に嵌挿し、それぞれの貫通孔(504)(513)の位置を合わせ、かつリベット(6)を挿通させて回動自在に連結する。また第2支持桿(51)の他端は座部フレーム(7)から延伸する連結板(70)を介してリベットで座部フレーム(7)と回動自在に連結する。第1支持桿(50)の他端は背もたれフレーム(8)から延伸する連結板(80)を介してリベットで背もたれフレーム(8)と回動自在に連結する。
【0013】
図6、7に開示するように、背もたれフレーム(8)を上方に起こし背もたれの状態にすると第1支持桿(50)と第2支持桿(51)は背もたれフレーム(8)の動作に連動して、座部フレーム(7)と第2支持桿(51)との連結部、第1支持桿(50)と第2支持桿(51)との連結部、及び第1支持桿(50)と背もたれフレーム(8)との連結部をそれぞれ支点として屈折し、肘掛の状態を形成する。
【0014】
図7に開示するように、第1支持桿(50)の連結部(501)は、第2支持桿(51)の連結端を被覆するため、第1支持桿(50)と第2支持桿(51)とが連結した状態において、水平状態から一方向のみに向かって屈折し、第2支持桿(51)が垂直になるが、逆方向には屈折しない。さらに、第1支持桿(50)と第2支持桿(51)とが水平状態にある場合、第1支持桿(50)の桿体部(502)の端面と、第2支持桿(51)の連結端の垂直線状端縁部(512)とが当接し、第2支持桿(51)が下方に屈折することを確実に防ぎ、位置決めされる。さらに、第2支持桿(51)が水平状態から垂直状態になる動作は、第2支持桿(51)の連結端に形成された面取り部(511)の作用によって円滑に行うことができる。即ち、かかる構造は、従来の構造における単一方向回転ギアと同様の効果を達成することができる。
【0015】
以上はこの考案の好ましい実施例であって、この考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この考案の精神の下においてなされ、かつこの考案に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの考案の実用新案登録請求の範囲に属するものとする。
【考案の効果】
この考案によるベッド兼用ソファーの肘掛フレーム構造は、簡易な構造で従来の構造における単一方向回転ギアを使用することなく同様に支持桿連結部の屈折方向を制限し、かつ位置決めする効果を達成することができる。よって、製造コストを節減する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のベッド兼用ソファーのフレーム構造を表わす斜視図である。
【図2】図1に開示するベッド兼用ソファーのフレーム構造であって、ソファーとして使用する状態を表わす斜視図である。
【図3】この考案によるベッド兼用ソファーのフレーム構造を表わす斜視図である。
【図4】この考案における第1支持桿の連結部の構造を表わす説明図である。
【図5】この考案における第1支持桿と第2支持桿の連結を表わす説明図である。
【図6】図3に開示するベッド兼用ソファーのフレーム構造であって、ソファーとして使用する状態を表わす斜視図である。
【図7】図3に開示するベッド兼用ソファーのフレーム構造の動作を表わす説明図である。
【符号の説明】
1      肘掛部フレーム構造
10     支持桿
11     支持桿
2      単一方向回転ギア
3      座部フレーム
4      背もたれフレーム
40     連結板
50     第1支持桿
501    連結部
502    桿体部
503    切欠溝
504    貫通孔
505    斜線
506    垂直線
507    貫通孔
51     第2支持桿
511    面取り部
512    垂直線状端縁部
513    貫通孔
514    貫通孔
6      リベット
7      座部フレーム
70     連結板
8      背もたれフレーム
80     連結板

Claims (1)

  1. 断面が方形を呈する中空の管材である桿体であって、一端に連結部が一体に形成され、他端が背もたれフレームに回動自在に連結する第1支持桿と、
    一端が該第1支持桿の連結部に回動自在に連結し、他端が座部フレームに回動自在に連結する第2支持桿とによって構成されるベッド兼用ソファーの肘掛フレーム構造であって、
    該第1支持桿の連結部は、該桿体部の一端において両側面と上面が延伸して断面がコの字状を呈し、該桿体部の端面に沿って切欠溝を形成し、切欠溝から折り曲げて接合部を溶着して固定するとともに、該連結部の両側面の適宜な位置には管通孔を穿設し、
    該第2支持桿は、第1支持桿の連結部に連結する一端は上面が適宜な角度の円弧線を描く面取り部が形成され、かつ該面取り部に連なる下方は垂直線状端縁部とし、さらに両側面にはそれぞれ貫通孔を穿設し、該面取り部が形成された一端を該第1支持桿の一端の連結部内に嵌挿し、それぞれの貫通孔の位置を合わせて回動軸を挿通させて第1支持桿と回動自在に連結することを特徴とするベッド兼用ソファーの肘掛フレーム構造。
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