JP3096486U - 除草板ブロック - Google Patents

除草板ブロック

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JP3096486U JP2003001351U JP2003001351U JP3096486U JP 3096486 U JP3096486 U JP 3096486U JP 2003001351 U JP2003001351 U JP 2003001351U JP 2003001351 U JP2003001351 U JP 2003001351U JP 3096486 U JP3096486 U JP 3096486U
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藤 好 治 加
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工が容易で、道路、堤防などのあらゆる角
度(上向き、下向き)の傾斜面に対応可能であり、且つ
接続部からの雑草発生をさせることがない路肩および法
面の保護と雑草の繁茂を防止する除草板ブロックを提供
する。 【解決手段】 所定幅Wごとに傾斜面への本体ブロック
10と水平面の補助ブロック20を敷設に際し、隣接ブ
ロック間は重なる構造にコンクリートを形成し、さらに
その間隙にゴムパッキングシートを接着し、さらに本体
ブロック10と補助ブロック20の接合部には蝶番金属
体13、23を備え、蝶番円筒先端とその対向するブロ
ックの壁面は曲率を一致させ、ゴムパッキンを接着して
回転自在に接続可能な構造に形成されていることを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、道路、堤防などの路肩或いは法面に対してコンクリートブロックを 設置してその路肩或いは法面の傾斜部の地形形状を維持保護すると共に、その傾 斜部地面における雑草の繁茂を防止し、傾斜部の雨水・流水による浸食を防止す る除草板ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、道路、堤防などの路肩或いは法面を露出状態にしておくと、雨水、流水 による浸食が起こり、また雑草類が繁茂して見通しを悪くし、見通し及び景観を 損ねる問題があった。さらに除草の経費がかかる問題があった。
【0003】 このため、道路、堤防などの路肩或いは法面を保護する為、従来から多層にブ ロックを積み重ねる方法がとられていた。また、そのコストを低減させるため種 々のブロック設置方法が提案されていた。
【0004】 特許文献1に提案されている方法では、コストを抑える為、水平ブロック板と 傾斜ブロック板を組み合わせ、それぞれのブロックを長尺化して、施工の省力化 を図っている。
【0005】 しかしながら、水平ブロック及び傾斜ブロックのいずれも、隣りあうブロック 板間に隙間が生じることから、その隙間に雑草の種子が入り込み易い問題があっ た。また、水平ブロックと傾斜ブロックの間にはその連結構造を備えることから 、前述の隣接間隔より大きな間隙を生じてしまう問題があった。
【0006】 この連結間隙の雑草発生を防止する為には、その連結部にモルタル等の充填作 業を行わねばならず、施工コストを押し上げる問題があった。又、連結部の充填 モルタルは寒暖温度差によりひび割れを起こし易い問題があった。
【0007】
【特許文献1】 特開平7−268830号公報(第2、3、4頁、第1図)
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前述の問題点に鑑みてなされたもので、施工が容易で、道路、堤防な どのあらゆる角度(上向き、下向き)の傾斜面に対応可能であり、且つ接続部か らの雑草発生をさせることがない路肩および法面の保護と雑草の繁茂を防止する 除草板ブロックを提供する。
【0009】 このため、密接可能な隣接ブロック間の隙間構造、水平・傾斜ブロック間の回 動自在な連結構造、隙間のない水平・傾斜ブロックの対抗する壁構造の除草板ブ ロックを提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案の除草板ブロックは、法面の傾斜地面を、そ の長さ方向に沿って、所定幅W毎に配設して覆う本体ブロックと、 その本体ブロックと蝶番金属体を介して接続され、前記傾斜地面の底水平面或 いは上水平面の路肩を覆う前記所定幅Wの補助ブロックとから構成され、 前記蝶番金属体により接続される本体ブロックと補助ブロックとの対向壁面は それぞれ同一外形形状でコンクリートにより形成された除草ブロックであって、 前記本体ブロック及び補助ブロックは、それぞれの隣接ブロックと前記所定幅 Wの中で所定幅Zだけ重なるように、それらブロックの幅方向の一端側面は、下 又は上半分に高さZの突起状コンクリートで形成した突起部と、他端の壁側面は 上又は下半分に深さZの切欠き状で且つ前記突起部が挿入できるコンクリートで 形成された切欠き部とを備え、 前記本体ブロックの前記対向壁面は、そのブロックの幅方向の前記一端の壁側 面及び前記他端の壁側面から中心に向かってそれぞれ所定長Lの前記対向壁面上 に突出して固定するように、前記コンクリートに埋め込まれている金属板に接続 した中空円筒状の2個の本体側蝶番金属体を備え、 前記補助ブロックの前記対向壁面は、所定長M(M=W−2L)の中心部対向 壁面上に突出して固定するように前記コンクリートに埋め込まれている金属板に 接続した中空円筒状の補助側蝶番金属体を備え、 前記本体ブロックの前記対向壁は、さらに、前記突出固定された前記補助側蝶 番金属体の円筒外周面と同一曲面の円周面でコンクリートに形成された本体側凹 面部を備え、 前記補助ブロックの前記対向壁面は、さらに、前記突出固定された2個の前記 本体側蝶番金属体の円筒外周面と同一曲面の円周面でコンクリートに形成された 2箇所の補助側凹面部を備え、 前記本体ブロックと補助ブロックとを接続する場合において、本体側蝶番金属 体の円筒外周面と補助側凹面部とを対向させ、同時に補助側蝶番金属体の円周外 周面と本体側凹面部とを対向させた際に、本体側及び補助側の蝶番金属体の円筒 中心軸が一致するように配置される蝶番構造部及び、それら円筒に挿入する鉄筋 棒とを備えることを特徴とする。
【0011】 また、前記突起部が下半分の高さZである場合は少なくともその上部に、或い は突起部が上半分の高さZである場合は、少なくともその下部に幅Zのゴムパッ キングシートを接着剤により接着した構造を備え、 前記切欠き部が下半分の深さZである場合は少なくともその下部に、切欠き部 が上半分の深さZである場合は少なくともその上部に幅Zのゴムパッキンシート を接着した構造を備えることを特徴とする。
【0012】 また、前記突起部の高さZの1/2の線に沿ってリブを備え、更に前記切欠き 部の深さZの1/2の線に沿って、前記リブが挿入できる溝を備えることを特徴 とする。
【0013】 また、前記本体側凹面部及び補助側凹面部の円周面にゴムパッキングシートを 接着剤により接着した構造を備えることを特徴とする。
【0014】 また、前記本体ブロック側及び補助ブロック側の蝶番金属体の外周部にゴムパ ッキングシートを接着剤により接着した構造を備えることを特徴とする。
【0015】 また、前記本体ブロック及び補助ブロックは、それぞれ円筒状の水抜用孔、ブ ロックを安定させる為のアンカー鉄筋棒を挿入するアンカー用孔、及びブロック を吊り上げる為に使用する樹脂製のネジ部材をコンクリート表面に埋め込んだ吊 上げ用ナットを供えることを特徴とする。
【0016】 また、前記本体ブロックの対向壁面側の反対側の非対向壁面の両端部に、それ ぞれ、隣接するブロックを接続金属板によりボルトで接続するために金属又は樹 脂製のナットを埋め込んだブロック接続用ナット部を供えることを特徴とする。
【0017】 また、法面の傾斜地面を、その長さ方向に沿って、所定幅W毎に配設して覆う 本体ブロックと、 その本体ブロックと、所定のピッチでその両端がブロックのコンクリートに埋 め込まれたブロック間接合鉄筋体群を介して接続され、前記傾斜地面の底水平面 或いは上水平面の路肩を覆う前記所定幅Wの補助ブロックとから構成され、 前記ブロック間接合鉄筋体群により接続される本体ブロックと補助ブロックと の対向壁面はそれぞれ同一外周形状でコンクリートにより形成された除草ブロッ クであって、 前記本体ブロック及び補助ブロックはそれらのブロックの幅方向両端の壁側面 の長さ方向に沿って、それぞれモルタル充填用溝を備えることを特徴とする。
【0018】 また 前記ブロック間接合鉄筋体群により接続される本体ブロックと補助ブロ ックとのそれぞれの対向壁面は接着剤により接着したゴムパッキングシートを備 え、さらに、接合鉄筋体群の上及び下側に接着したゴムパッキングシートを備え ることを特徴とする。
【0019】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の除草板ブロックの実施の形態を図に基いて説明する。図1は、 本考案の除草板ブロックの一実施の形態を示し、(a)は除草板ブロック1の正 面図、(b)は側面図、(c)は(a)のX−X断面図、(d)はY−Y断面図 、(e)は蝶番金属体の対向壁面と反対側の壁側面図である。
【0020】 図1(a)の除草板ブロック1は、本体ブロック10と補助ブロック20から 構成され、そのブロック幅は、いずれも所定幅Wである。
【0021】 図1(e)には、配設するときの隣接ブロックとの接続部が示されている。各 ブロックの一端側にはブロックの厚さの1/2の側面に高さZの突起部11、2 1を備え、他端側には1/2の側面に深さZの切欠部12、22を備える。
【0022】 隣接ブロックとの接続面部には、ゴムパッキングシート28を予め接着剤で接 着してある。
【0023】 本体ブロック10と補助ブロック20との接続構造を詳細に説明する。本体ブ ロック10は、補助ブロック20と対向させる蝶番対向壁面上に左右両側にそれ ぞれ円筒長Lの蝶番金属体13を備える。それらの蝶番金属体13は、ブロック のコンクリートに埋め込まれた金属体13aと一体に接続され、固定されている (図2(a)参照)。
【0024】 一方、補助ブロック20は、本体ブロック10と対向させる蝶番対向壁面上の 中央部に円筒長M(M=W−2L)の蝶番金属体23を備える。蝶番金属体23 は、ブロックのコンクリートに埋め込まれた金属体13aと一体に接続され、固 定されている(図2(a)参照)。
【0025】 2個の蝶番金属体13と1個の蝶番金属体23により、それらを組み合わせた ときブロック幅Wと同一となり、本体ブロック10と補助ブロック20との接続 部の隙間が生じない。
【0026】 図1(c)及び(d)に示すように、その蝶番金属体13、23の先端は、そ れぞれ対向する蝶番対向壁面24、14の凹面部に回転自在に接触するように形 成されている。ここで、その凹面部24、14の曲面は蝶番金属体13、23の 円筒外周面の曲面と同じにされている。
【0027】 さらに、本体ブロック10と補助ブロック20間の接続間隙を密着させ、雑草 種子の進入を防ぐため、凹面部14、24にゴムパッキングシート18を予め接 着してある。
【0028】 図1(a)において、符号15、25はコンクリートブロックの水抜き孔、1 6、26はコンクリートブロックを配設面に固定するためのアンカー鉄筋を打ち 込むアンカー用孔、17、27はコンクリートブロックに埋め込まれた樹脂製ナ ットを示す。
【0029】 図2(b)に示すように、吊上げ用フック37のネジ37aを樹脂製ナット1 7、27にねじ込むことにより除草板ブロック10、20を敷設する際の吊り上 げを容易にすることができる。
【0030】 図3は、除草板ブロックの第1実施例の組立構造及び設置図を示し、(a)は 図1(a)のX−X断面図、(b)は図1(a)のY−Y断面図である。本体ブ ロック10と補助ブロック20は、蝶番金属体13、23に挿入された鉄筋棒3 3で回転自在に接続固定される。
【0031】 図3(a)は、補助ブロック20側に蝶番金属体23が配設されている部分( 図1X−X断面)を示し、図3(b)は、本体ブロック10側に蝶番金属体13 が配設されている部分(図1YY断面)を示す。
【0032】 図3(a)、(b)は、路肩に対し法面が上向きの場合を示したが、本体ブロ ック10と補助ブロック20は蝶番金属体13、23により回転自在に接続され ているため、路肩に対し法面が下向きであっても配置する事ができる。(図示せ ず)
【0033】 以上の構造により、第1実施例の除草板ブロックは、密接可能な隣接ブロック 間の隙間構造、水平・傾斜ブロック間の回動自在な連結構造、隙間のない水平・ 傾斜ブロックの対抗する壁構造を備え、雨水や、雑草種子の浸入を防止する事が できる。
【0034】 図4は、第2の実施の形態の除草板ブロックを示し、(a)は正面図、(b) は側面図、(c)は(a)のP−P断面図である。
【0035】 図4(a)に示す除草板ブロック1´は、予め本体ブロック10´と補助ブロ ック20´とが複数の接合鉄筋体40により接合されている構造とされている。
【0036】 接合鉄筋体40群は、例えば厚さ7cmのコンクリートブロックの中心に直径 1cm程度の鉄筋棒が一定間隔ピッチで埋め込まれている構造である。本体ブロ ック10´と補助ブロック20´の対向するブロック先端は数センチ(1〜4c m)離して接合鉄筋体40が埋め込まれている。
【0037】 本体ブロック10´と補助ブロック20´の対向面を少なくとも90度以下の 鋭角に形成し、本体ブロック10´と補助ブロック20´を折り曲げた場合、そ れぞれの端面がぶつからないようにしておく。
【0038】 一方、図4(b)に示すように、本体ブロック10´と補助ブロック20´の 幅方向の両側面壁部にはモルタル充填用溝19、29が形成されている。溝にモ ルタルを充填することにより接続間隙をなくする事ができる。なお、この実施の 形態では図示しないがこの溝にゴムパッキングを挿入してもよい、或いは一方を 凹形状、反対側を凸形状としてもよい。
【0039】 図5は第2の実施例の敷設状態を示し、(a)は上向き法面の場合のP−P断 面図、(b)は下向き法面の場合のP−P断面図である。
【0040】 図5(a)は、法面が路肩から上向きの場合を示し、本体ブロック10´と補 助ブロック20´との角度を180度(水平)から180度以下に曲げて敷設し た断面である。一方、図5(b)は、法面が路肩から下向きの場合を示し、前記 角度を180度以上の方向に曲げて敷設した断面である。
【0041】 本体ブロック10´と補助ブロック20´との接合部分には、予めゴムパッキ ングシート18を接着してある。或いは、ゴムパッキングシート18に代えて、 モルタルを充填して間隙を埋めてもよい。
【0042】 図6は隣接ブロックとの接続構造を示し、(a)は、第1の実施の形態の壁の 側面図、(b)は第2の実施の形態の壁の側面図、(c)は、接続用鉄板の取り 付け構造を示す断面図である。
【0043】 図6(a)において、50は、コンクリートブロック内部に埋め込んで形成し たブロック接続用ナット部を示し、ブロックの両端に設けられている。51は、 ブロック間を接続する接続用鉄板を示し、52はナットを示す。
【0044】 以上の隣接ブロックの接続構造によれば、法面の地盤変動で除草板ブロックが ずれてしまうことを防止する事ができる。又、隙間の発生を抑えることができる 。
【0045】
【考案の効果】
本考案の除草板ブロックによれば、傾斜面の本体ブロックと水平面の補助ブロ ックとの接続が容易で施工コストを削減できる。また、接続部の継ぎ目が隙間な く形成されているので雨水浸食や、雑草浸入を防止する事ができる。
【0046】 さらに、道路、堤防などのあらゆる角度(上向き、下向き)の傾斜面に対応さ せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の除草板ブロックの一実施の形態を示
し、(a)は除草板ブロック1の正面図、(b)は側面
図、(c)は(a)のX−X断面図、(d)はY−Y断
面図、(e)は蝶番金属体の対向壁面と反対側の壁側面
図である。
【図2】(a)は本考案の蝶番金属体及び鉄筋棒の斜視
図、(b)は吊上げ用ナット部の断面図である。
【図3】第1実施例の除草板ブロックの組立構造及び設
置図を示し、(a)は図1(a)のX−X断面図、
(b)は図1(a)のY−Y断面図である。
【図4】第2実施例の除草板ブロックの組立構造を示
し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は(a)
のP−P断面図である。
【図5】第2の実施例の敷設状態を示し、(a)は上向
き法面の場合のP−P断面図、(b)は下向き法面の場
合のP−P断面図である。
【図6】隣接ブロックとの接続構造を示し、(a)は、
第1の実施の形態の壁の側面図、(b)は第2の実施の
形態の壁の側面図、(c)は、接続用鉄板の取り付け構
造を示す断面図である。
【符号の説明】
1、1´ 除草板ブロック 10、10´ 本体ブロック 11 突起部 12 切欠き部 13 本体側蝶番金属体 13a 埋め込まれた金属体 14 蝶番対向壁面(本体側凹面部) 15 水抜き孔 16 アンカー用孔 17 吊上げ用ナット 18 ゴムパッキングシート 19 モルタル充填用溝 20、20´ 補助ブロック 21 突起部 22 切欠き部 23 補助側蝶番金属体 23a 埋め込まれた金属体 24 蝶番対向壁面(補助側凹面部) 25 水抜き穴 26 アンカー孔 27 吊上げ用ナット 28 ゴムパッキングシート 29 モルタル充填用溝 33 蝶番用鉄筋棒 37 吊り上げ用フック 37a ネジ 40 ブロック間接合鉄筋体(群) 50 ブロック接続用ナット部 51 接続用鉄板 L 本体側蝶番円筒長 M 補助側蝶番円筒長 W ブロックの幅 Z 突起部の長さ、切欠き部の深さ

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 法面の傾斜地面を、その長さ方向に沿っ
    て、所定幅W毎に配設して覆う本体ブロックと、 その本体ブロックと蝶番金属体を介して接続され、前記
    傾斜地面の底水平面或いは上水平面の路肩を覆う前記所
    定幅Wの補助ブロックとから構成され、 前記蝶番金属体により接続される本体ブロックと補助ブ
    ロックとの対向壁面はそれぞれ同一外形形状でコンクリ
    ートにより形成された除草ブロックであって、 前記本体ブロック及び補助ブロックは、それぞれの隣接
    ブロックと前記所定幅Wの中で所定幅Zだけ重なるよう
    に、それらブロックの幅方向の一端側面は、下又は上半
    分に高さZの突起状コンクリートで形成した突起部と、
    他端の壁側面は上又は下半分に深さZの切欠き状で且つ
    前記突起部が挿入できるコンクリートで形成された切欠
    き部とを備え、 前記本体ブロックの前記対向壁面は、そのブロックの幅
    方向の前記一端の壁側面及び前記他端の壁側面から中心
    に向かってそれぞれ所定長Lの前記対向壁面上に突出し
    て固定するように、前記コンクリートに埋め込まれてい
    る金属板に接続した中空円筒状の2個の本体側蝶番金属
    体を備え、 前記補助ブロックの前記対向壁面は、所定長M(M=W
    −2L)の中心部対向壁面上に突出して固定するように
    前記コンクリートに埋め込まれている金属板に接続した
    中空円筒状の補助側蝶番金属体を備え、 前記本体ブロックの前記対向壁は、さらに、前記突出固
    定された前記補助側蝶番金属体の円筒外周面と同一曲面
    の円周面でコンクリートに形成された本体側凹面部を備
    え、 前記補助ブロックの前記対向壁面は、さらに、前記突出
    固定された2個の前記本体側蝶番金属体の円筒外周面と
    同一曲面の円周面でコンクリートに形成された2箇所の
    補助側凹面部を備え、 前記本体ブロックと補助ブロックとを接続する場合にお
    いて、本体側蝶番金属体の円筒外周面と補助側凹面部と
    を対向させ、同時に補助側蝶番金属体の円周外周面と本
    体側凹面部とを対向させた際に、本体側及び補助側の蝶
    番金属体の円筒中心軸が一致するように配置される蝶番
    構造部及び、それら円筒に挿入する鉄筋棒とを備えるこ
    とを特徴とする除草板ブロック。
  2. 【請求項2】 前記突起部が下半分の高さZである場合
    は少なくともその上部に、或いは突起部が上半分の高さ
    Zである場合は、少なくともその下部に幅Zのゴムパッ
    キングシートを接着剤により接着した構造を備え、 前記切欠き部が下半分の深さZである場合は少なくとも
    その下部に、切欠き部が上半分の深さZである場合は少
    なくともその上部に幅Zのゴムパッキンシートを接着し
    た構造を備えることを特徴とする請求項1記載の除草板
    ブロック。
  3. 【請求項3】 前記突起部の高さZの1/2の線に沿っ
    てリブを備え、更に前記切欠き部の深さZの1/2の線
    に沿って、前記リブが挿入できる溝を備えることを特徴
    とする請求項2記載の除草板ブロック。
  4. 【請求項4】 前記本体側凹面部及び補助側凹面部の円
    周面にゴムパッキングシートを接着剤により接着した構
    造を備えることを特徴とする請求項1記載の除草板ブロ
    ック。
  5. 【請求項5】 前記本体ブロック側及び補助ブロック側
    の蝶番金属体の外周部にゴムパッキングシートを接着剤
    により接着した構造を備えることを特徴とする請求項1
    記載の除草板ブロック。
  6. 【請求項6】 前記本体ブロック及び補助ブロックは、
    それぞれ円筒状の水抜用孔、ブロックを安定させる為の
    アンカー鉄筋棒を挿入するアンカー用孔、及びブロック
    を吊り上げる為に使用する樹脂製のネジ部材をコンクリ
    ート表面に埋め込んだ吊上げ用ナットを備えることを特
    徴とする請求項1記載の除草板ブロック。
  7. 【請求項7】 前記本体ブロックの対向壁面側の反対側
    の非対向壁面の両端部に、それぞれ、隣接するブロック
    を接続金属板によりボルトで接続するために金属又は樹
    脂製のナットを埋め込んだブロック接続用ナット部を供
    えることを特徴とする請求項1記載の除草板ブロック。
  8. 【請求項8】 法面の傾斜地面を、その長さ方向に沿っ
    て、所定幅W毎に配設して覆う本体ブロックと、 その本体ブロックと、所定のピッチでその両端がブロッ
    クのコンクリートに埋め込まれたブロック間接合鉄筋体
    群を介して接続され、前記傾斜地面の底水平面或いは上
    水平面の路肩を覆う前記所定幅Wの補助ブロックとから
    構成され、 前記ブロック間接合鉄筋体群により接続される本体ブロ
    ックと補助ブロックとの対向壁面はそれぞれ同一外周形
    状でコンクリートにより形成された除草ブロックであっ
    て、 前記本体ブロック及び補助ブロックはそれらのブロック
    の幅方向両端の壁側面の長さ方向に沿って、それぞれモ
    ルタル充填用溝を備えることを特徴とする除草板ブロッ
    ク。
  9. 【請求項9】 前記ブロック間接合鉄筋体群により接続
    される本体ブロックと補助ブロックとのそれぞれの対向
    壁面は接着剤により接着したゴムパッキングシートを備
    え、さらに、接合鉄筋体群の上及び下側に接着したゴム
    パッキングシートを供えることを特徴とする請求項8記
    載の除草板ブロック。
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JP2016200003A (ja) * 2016-09-08 2016-12-01 治平 兼子 擁壁ブロック、擁壁および擁壁の構築方法、ならびに人工島
JP7551084B2 (ja) 2020-12-07 2024-09-17 株式会社赤羽コンクリート 擁壁コーナーブロックおよびコーナー擁壁形成方法

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