JP3221866U - 法面用コンクリートパネルの連結構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 重量のあるコンクリートパネルを斜めに敷設するときに、安定してかつ簡易に取り付けることができ、動物や人の歩行を考慮した法面用コンクリートパネルの連結構造を提供する。【解決手段】 コンクリート製の法面用パネル2を下端側にストッパ5aを有する連結具5を介して敷設するか、また、コンクリート製の法面用パネル2の左右を止める段差部5bを有する連結具5を介して斜めに敷設することにより、敷設に際してボルトや金具を使用せずに敷設することができる。また、前記連結部5の凸状の上面5dと法面用パネル2の上面(平坦部)2bが面一になる。【選択図】 図2
Description
本考案は、河川の土手、路肩や農地の畦畔と排水溝との間などの傾斜面に配される法面用コンクリートパネルの連結構造に関する。
従来、河川の土手、路肩や農地の畦畔と排水溝との間などの傾斜面に配される法面用コンクリートパネルが配置され、土砂崩れや草刈りの軽減などを図るものが知られている。
特許文献1は、「(課題)施工が容易で、道路、堤防などのあらゆる角度(上向き、下向き)の傾斜面に対応可能であり、且つ接続部からの雑草発生をさせることがない路肩および法面の保護と雑草の繁茂を防止する除草板ブロックを提供する。(解決手段) 所定幅Wごとに傾斜面への本体ブロック10と水平面の補助ブロック20を敷設に際し、隣接ブロック間は重なる構造にコンクリートを形成し、さらにその間隙にゴムパッキングシートを接着し、さらに本体ブロック10と補助ブロック20の接合部には蝶番金属体13、23を備え、蝶番円筒先端とその対向するブロックの壁面は曲率を一致させ、ゴムパッキンを接着して回転自在に接続可能な構造に形成されていることを特徴とする。」ものが開示されている。
特許文献2は、「(課題)現場打ちコンクリートの使用量及びその打設や固化に要する作業負担や工期を低減し、より速やかに法面の保護構造を構築することができる法面を覆う法覆壁の下辺を支持する法留基礎構造及び当該構造を構築するのに用いる法留基礎ブロックを提供する。(解決手段)法留基礎ブロックは、角筒状の枠ブロック1aと、当該枠ブロックの上面開口を閉鎖する蓋ブロック5aとの対からなる。ブロックの上面は、法面側が法面の傾斜に合わせた傾斜面とされ、反法面側が水平面とされる。構築される法留基礎構造は、複数の枠ブロックが法面の下辺に沿って1列に配置され、それらの上面開口が蓋ブロックで閉鎖され、各枠ブロックと蓋ブロックとの間に形成される内部空間には、土砂、石、コンクリート塊、現場打ちコンクリートなどの無機質の充填材が充填される。」ものが開示されている。
特許文献1は、「(課題)施工が容易で、道路、堤防などのあらゆる角度(上向き、下向き)の傾斜面に対応可能であり、且つ接続部からの雑草発生をさせることがない路肩および法面の保護と雑草の繁茂を防止する除草板ブロックを提供する。(解決手段) 所定幅Wごとに傾斜面への本体ブロック10と水平面の補助ブロック20を敷設に際し、隣接ブロック間は重なる構造にコンクリートを形成し、さらにその間隙にゴムパッキングシートを接着し、さらに本体ブロック10と補助ブロック20の接合部には蝶番金属体13、23を備え、蝶番円筒先端とその対向するブロックの壁面は曲率を一致させ、ゴムパッキンを接着して回転自在に接続可能な構造に形成されていることを特徴とする。」ものが開示されている。
特許文献2は、「(課題)現場打ちコンクリートの使用量及びその打設や固化に要する作業負担や工期を低減し、より速やかに法面の保護構造を構築することができる法面を覆う法覆壁の下辺を支持する法留基礎構造及び当該構造を構築するのに用いる法留基礎ブロックを提供する。(解決手段)法留基礎ブロックは、角筒状の枠ブロック1aと、当該枠ブロックの上面開口を閉鎖する蓋ブロック5aとの対からなる。ブロックの上面は、法面側が法面の傾斜に合わせた傾斜面とされ、反法面側が水平面とされる。構築される法留基礎構造は、複数の枠ブロックが法面の下辺に沿って1列に配置され、それらの上面開口が蓋ブロックで閉鎖され、各枠ブロックと蓋ブロックとの間に形成される内部空間には、土砂、石、コンクリート塊、現場打ちコンクリートなどの無機質の充填材が充填される。」ものが開示されている。
しかしながら、従来の法面用コンクリートパネルを連結する場合、傾斜部と平坦部を有する連結具を使用したり、隣接ブロック間は重なる構造に形成したり、ゴムパッキンを接着したりするなど構造が複雑になったりしていた(特許文献1、2)。また、法面パネルの重心を考慮した安定性が求められるにもかかわらず、法面パネルの重心などの施工の安全性を考慮した連結構造はほとんどないのが実情である。
また、農地の畦畔や川べりで敷設するときは、小動物(カエルやヘビ等)や犬など動物が行き来することができる構造にする必要性が求められたり(河川管理者などの行政からの要請)、人の歩行を安全にすることも求められることがある。
すなわち、法面パネルと、これを連結する連結具との間に、段差があったり、動物の行き来や人の歩行の安全を妨げるものがあると、これらの要請を達成することができない。
また、農地の畦畔や川べりで敷設するときは、小動物(カエルやヘビ等)や犬など動物が行き来することができる構造にする必要性が求められたり(河川管理者などの行政からの要請)、人の歩行を安全にすることも求められることがある。
すなわち、法面パネルと、これを連結する連結具との間に、段差があったり、動物の行き来や人の歩行の安全を妨げるものがあると、これらの要請を達成することができない。
そこで本考案の目的は、重量のあるコンクリートパネルを斜めに敷設するときに、安定してかつ簡易に取り付けることができ、動物や人の歩行を考慮した法面用コンクリートパネルの連結構造を提供することにある。
本考案は、上記課題を解決するために、河川の土手、路肩や農地の畦畔と排水溝との間などの傾斜面に配される法面用パネルにおいて、コンクリート製の法面用パネルを下端側にストッパを有する連結具を介して敷設することを特徴とする。
また、河川の土手、路肩や農地の畦畔と排水溝との間などの傾斜面に配される法面用パネルにおいて、コンクリート製の法面用パネルの左右を止める段差部を有する連結具を介して斜めに敷設することを特徴とする。
本考案によれば、コンクリート製の法面用パネルを下端側にストッパを有する連結具を介してコンクリートパネルを斜めに連結することができ、パネルの敷設に際してボルトや金具を使用することなく、安定してかつ簡易に取り付けることができる。
また、河川の土手、路肩や農地の畦畔と排水溝との間などの傾斜面に配される法面用パネルにおいて、コンクリート製の法面用パネルの左右を止める段差部を有する連結具を介して斜めに敷設することを特徴とする。
本考案によれば、コンクリート製の法面用パネルを下端側にストッパを有する連結具を介してコンクリートパネルを斜めに連結することができ、パネルの敷設に際してボルトや金具を使用することなく、安定してかつ簡易に取り付けることができる。
本考案としては、前記連結具が断面凸状のコンクリート製の連結具であり、前記コンクリート製の法面用パネルが前記連結具に載置されると、前記連結部の凸状の上面と法面用パネルの上面が面一になることを特徴とする。
本考案によれば、法面用コンクリートパネルと連結具の高さとが面一になって、連結具があたかも存在しないような連結にすることができる。したがって、動物の行き来や人の歩行に邪魔になるようなことがなく、動物や人の歩行の安全が図られる。
本考案としては、前記突出部を有する法面用パネルと、平坦面のみのコンクリート製の法面用パネルとを組み合わせて連結されることを特徴とする。
本考案によれば、動物の行き来や人の歩行に邪魔になるようなことがなく、動物や人の歩行の安全が図られる。
本考案によれば、法面用コンクリートパネルと連結具の高さとが面一になって、連結具があたかも存在しないような連結にすることができる。したがって、動物の行き来や人の歩行に邪魔になるようなことがなく、動物や人の歩行の安全が図られる。
本考案としては、前記突出部を有する法面用パネルと、平坦面のみのコンクリート製の法面用パネルとを組み合わせて連結されることを特徴とする。
本考案によれば、動物の行き来や人の歩行に邪魔になるようなことがなく、動物や人の歩行の安全が図られる。
本考案としては、法面に対して斜めに配された前記連結具と連結具の間に前記法面用パネルが斜めに一枚ずつ積み上げられることを特徴とする。
本考案によれば、連結具と連結具の間に一枚ずる法面パネルが積み上げられので、重量のあるコンクリート製の法面用パネルを安定して敷設することができる。
本考案によれば、連結具と連結具の間に一枚ずる法面パネルが積み上げられので、重量のあるコンクリート製の法面用パネルを安定して敷設することができる。
本考案としては、前記コンクリート製の法面用パネルに重心がかかる突出部が形成され、前記突出部が滑り止め部材としての役割を兼用するものであり、前記突出部を下方側ににして敷設することを特徴とする。
本考案によれば、法面用パネルに重心がかかる突出部が形成され、前記突出部が滑り止め部材としての役割を兼用するものであり、前記突出部を下方側にして敷設することを特徴とする。
本考案としては、前記法面用パネルは前記連結具の凸状の段差部に対応する底部を備えた断面逆凸状を呈することを特徴とする。
本考案によれば、前記法面用パネルが逆凸状であり連結具の凸状の段差部に対応することから、底部側も面一になり、安定した連結ができるようになる。
本考案としては、畦畔と排水溝との間などの傾斜上の平場にコンクリート製の犬走りが配されて、この犬走の上に前記法面用コンクリート製の法面用パネルが前記連結具を介して連結されることが好ましい。
本考案によれば、コンクリート製の犬走りの上に前記法面用コンクリート製の法面用パネルが前記連結具を介して連結されることで、安定した敷設が可能になる。
本考案によれば、法面用パネルに重心がかかる突出部が形成され、前記突出部が滑り止め部材としての役割を兼用するものであり、前記突出部を下方側にして敷設することを特徴とする。
本考案としては、前記法面用パネルは前記連結具の凸状の段差部に対応する底部を備えた断面逆凸状を呈することを特徴とする。
本考案によれば、前記法面用パネルが逆凸状であり連結具の凸状の段差部に対応することから、底部側も面一になり、安定した連結ができるようになる。
本考案としては、畦畔と排水溝との間などの傾斜上の平場にコンクリート製の犬走りが配されて、この犬走の上に前記法面用コンクリート製の法面用パネルが前記連結具を介して連結されることが好ましい。
本考案によれば、コンクリート製の犬走りの上に前記法面用コンクリート製の法面用パネルが前記連結具を介して連結されることで、安定した敷設が可能になる。
本考案によれば、コンクリート製の法面用パネルを斜めに敷設するときに、ボルトや金具を使用せずに、安定かつ簡易に連結することができる。また、法面用コンクリートパネルと連結具の高さとが面一になるので、動物の行き来や人の歩行に邪魔になるようなことがなく、動物や人の歩行の安全が図られるのみならず、安定した敷設姿勢になる。
以下、本考案を実施するための一形態について図面を引用しながら説明する。
図1は、本考案の第1の実施形態の法面用コンクリートパネルの連結構造を示す斜視図である。
本実施の形態は、農地の畦畔と排水溝との間などの傾斜面に配される法面用パネル2であり、下端側にストッパ5aを有する連結具5を介してコンクリートパネル2を斜めに敷設する。連結具5もコンクリート製であり、逆T字状の連結具である。
本実施の形態は、河川の土手、路肩や、農地の畦畔と排水溝(水路)10との間の傾斜上に設けられる平場11(犬走りと称呼されるが、監視員等の歩行路ともなる。)に敷設するためのコンクリート製のパネルである(図3)。
この法面用パネル2は、矩形状を呈するもので、連結具5と連結具5の間に一枚ずつ斜めに積み上げられて使用されるもので、この敷設に際してはボルトや金具は使用されていないものである。
法面用パネル2は、その重心がかかる下方側に突出部2aが形成され、前記突出部2aが滑り止め部材としての役割を兼用する。また、前記突出部2aとは反対側には、R面(テーパ)2cが形成されて、角部の欠けを防止するが、このR面2cは、犬走りや他の部材の接触による反対側の部材の損傷を防止したり、接触度合いを良好にする役割を有する。
本実施の形態の法面用パネル2は、断面でL字状の突出部2aを有するものであるが、平坦な面の身を有するコンクリート製の法面用パネルと組み合わせて敷設される(図7(a)(b))。また、法面用パネル2としては、ストッパ5aを有する連結部5との対応関係を図り、犬走り11との接触を安定して図るために下端部(突出部)12aを設けても良い(図1、図7(a))。
法面用パネル2としては、さらに底面部2dを設けて、断面凸状の連結具5に対応する形状のコンクリートパネル2としても良く、この場合の敷設姿勢はより安定することになる(図6(b))。
図1は、本考案の第1の実施形態の法面用コンクリートパネルの連結構造を示す斜視図である。
本実施の形態は、農地の畦畔と排水溝との間などの傾斜面に配される法面用パネル2であり、下端側にストッパ5aを有する連結具5を介してコンクリートパネル2を斜めに敷設する。連結具5もコンクリート製であり、逆T字状の連結具である。
本実施の形態は、河川の土手、路肩や、農地の畦畔と排水溝(水路)10との間の傾斜上に設けられる平場11(犬走りと称呼されるが、監視員等の歩行路ともなる。)に敷設するためのコンクリート製のパネルである(図3)。
この法面用パネル2は、矩形状を呈するもので、連結具5と連結具5の間に一枚ずつ斜めに積み上げられて使用されるもので、この敷設に際してはボルトや金具は使用されていないものである。
法面用パネル2は、その重心がかかる下方側に突出部2aが形成され、前記突出部2aが滑り止め部材としての役割を兼用する。また、前記突出部2aとは反対側には、R面(テーパ)2cが形成されて、角部の欠けを防止するが、このR面2cは、犬走りや他の部材の接触による反対側の部材の損傷を防止したり、接触度合いを良好にする役割を有する。
本実施の形態の法面用パネル2は、断面でL字状の突出部2aを有するものであるが、平坦な面の身を有するコンクリート製の法面用パネルと組み合わせて敷設される(図7(a)(b))。また、法面用パネル2としては、ストッパ5aを有する連結部5との対応関係を図り、犬走り11との接触を安定して図るために下端部(突出部)12aを設けても良い(図1、図7(a))。
法面用パネル2としては、さらに底面部2dを設けて、断面凸状の連結具5に対応する形状のコンクリートパネル2としても良く、この場合の敷設姿勢はより安定することになる(図6(b))。
連結具5は、法面用パネル2(12)を連結するためのものであり、この連結具と連結具の間に一枚の法面用パネル2(12)が斜めに積み上げられる。左右の連結具5の間に一枚ずつ斜めに積みあげられるれるので、位置ずれが生じ難く安定して、かつ簡易に取り付けられている。
下方側には、コンクリート製の法面用パネル2を止めるストッパ5aを下端側に有する。本実施の形態の連結具5は、ストッパ5a,5aを左右に有する断面で逆T字形状を呈するもので、左右の片方のみストッパ5aを有するものでも良い(図6(b))。
下方側には、コンクリート製の法面用パネル2を止めるストッパ5aを下端側に有する。本実施の形態の連結具5は、ストッパ5a,5aを左右に有する断面で逆T字形状を呈するもので、左右の片方のみストッパ5aを有するものでも良い(図6(b))。
また、連結具5は、ボルトや金具を通す穴5cが形成されており、この穴5cにボルトや金具を差し込んで斜めに取り付けられる。コンクリート製の法面用パネル2が前記断面凸状の連結具の左右の段差部5bに載置されると、前記連結具5の凸状の上面5bと法面用パネルの上面(平坦部)2bが面一になる。本実施の形態の連結具5は、断面凸形状を対するものであり、左右の段差部5bに法面パネル2の左右を載置することができる(図5(b)のA―A)。また、法面用パネル2に連結具5の凸状の段差部5bに対応した底部2dを設けて、連結具の底部と面一にして安定性を高めても良い(図5(b)のB―B)。
したがって、第1の実施の形態を実際に使用する場合には、連結具5を法面に対して取り付ける(図3)。ボルトを通す穴5cにボルトや金具を差し込んで斜めに固定する。そして、連結具5と連結具5との間に一枚ずつ法面用パネル2を積み上げて敷設される。
ここで、コンクリート製の法面用パネル2の敷設において突出部2aを下方側にして取り付けて敷設すると、下方側に重心がかかるので、斜めの敷設姿勢として安定する。また、前記突出部2aが滑り止め部材としての役割を兼用であり、また、階段ステップとして利用したりすることができる。
また、前記突出部2aを有する法面用パネル2と、平坦面のみのコンクリート製の法面用パネル12とを組み合わせて連結されると、動物の行き来や人の歩行に邪魔になるようなことがなく、動物や人の歩行の安全が図られる。
また、前記突出部5aを有する法面用パネル2と平坦部のみの法面用パネル12との組み合わせでも、突出部5aの位置が異なるパネルとの組み合わせにより、動物の行き来ができるようにしたり(図7中符号Fで示す)、人が歩行の際に躓かないようにするメリットがある。
ここで、コンクリート製の法面用パネル2の敷設において突出部2aを下方側にして取り付けて敷設すると、下方側に重心がかかるので、斜めの敷設姿勢として安定する。また、前記突出部2aが滑り止め部材としての役割を兼用であり、また、階段ステップとして利用したりすることができる。
また、前記突出部2aを有する法面用パネル2と、平坦面のみのコンクリート製の法面用パネル12とを組み合わせて連結されると、動物の行き来や人の歩行に邪魔になるようなことがなく、動物や人の歩行の安全が図られる。
また、前記突出部5aを有する法面用パネル2と平坦部のみの法面用パネル12との組み合わせでも、突出部5aの位置が異なるパネルとの組み合わせにより、動物の行き来ができるようにしたり(図7中符号Fで示す)、人が歩行の際に躓かないようにするメリットがある。
以上、本実施の形態においては、コンクリート製の法面用パネルとコンクリート製の連結具を例に説明したが、本発明は鉄筋コンクリート製の法面用パネルとコンクリート製の連結具にも適用可能である。
1 法面用コンクリート製の連結構造、
2 法面用パネル、
2a 突出部(滑り止め部材)、2b 平坦部、2d 下端部、
5 連結具、
5a ストッパ、5b 段差部、 5c 穴、5d 上端部、
10 排水溝、
11 犬走り、
12 平坦な法面パネル(平坦部のみの法面用パネル)、12a 下端部、
A−A線 上面側の面一、
B−B線 下面側の面一、
2 法面用パネル、
2a 突出部(滑り止め部材)、2b 平坦部、2d 下端部、
5 連結具、
5a ストッパ、5b 段差部、 5c 穴、5d 上端部、
10 排水溝、
11 犬走り、
12 平坦な法面パネル(平坦部のみの法面用パネル)、12a 下端部、
A−A線 上面側の面一、
B−B線 下面側の面一、
Claims (7)
- 河川の土手、路肩や農地の畦畔と排水溝との間などの傾斜面に配される法面用パネルにおいて、コンクリート製の法面用パネルを止めるストッパを下端側に有する連結具を介して斜めに敷設することを特徴とする法面用コンクリートパネルの連結構造。
- 河川の土手、路肩や農地の畦畔と排水溝との間などの傾斜面に配される法面用パネルにおいて、コンクリート製の法面用パネルの左右を止める段差部を有する連結具を介して斜めに敷設することを特徴とする法面用コンクリートパネルの連結構造。
- 前記連結具が断面凸状のコンクリート製の連結具であり、前記コンクリート製の法面用パネルが前記連結具に載置されると、前記連結部の凸状の上面と法面用パネルの上面が面一になることを特徴とする請求項1又は2記載の法面用コンクリートパネルの連結構造。
- 法面に対して斜めに配された前記連結具と連結具の間に前記法面用パネルが斜めに一枚ずつ積み上げられることを特徴とする請求項1又は2記載の法面用コンクリートパネルの連結構造。
- 前記コンクリート製の法面用パネルに重心がかかる突出部が形成され、前記突出部が滑り止め部材としての役割を兼用することを特徴とする請求項1又は2記載の法面用コンクリートパネルの連結構造。
- 前記突出部を有する法面用パネルと平坦面のみのコンクリート製の法面用パネルとを組み合わせて連結されることを特徴とする請求項1又は2記載の法面用コンクリートパネルの連結構造。
- 前記法面用パネルは前記連結具の凸状の段差部に対応する底部を備えた断面逆凸状を呈することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項記載の法面用コンクリートパネルの連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000188U JP3221866U (ja) | 2019-01-23 | 2019-01-23 | 法面用コンクリートパネルの連結構造 |
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JP2019000188U JP3221866U (ja) | 2019-01-23 | 2019-01-23 | 法面用コンクリートパネルの連結構造 |
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