JP4311746B2 - ボックス型側溝 - Google Patents
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そのため、元もとの県道や市道等の道路幅が狭いため側溝ラインを官民境界ぎりぎりに敷設する必要がある場合には、偏心座板によるボルト締着方式を採用できないことがある。
相連通した切欠部6,6内に連結部材10を嵌め入れ、連結部材10の前後端部の貫通孔11より前記ナット型インサート5にボルト12を螺合させて、前後に隣接する側溝本体1,1を相連結し、切欠部6,6にセメントモルタルまたはコンクリート13を充填して埋め合わせ、蓋版2を側溝本体1に接合するものである。
蓋掛け部4は外側に隆起部を残して側壁版3の内側に段差状に形成されている。蓋掛け部4の前後端部に各1個埋設されたナット型インサート5には、アンカー筋(図示していない)が溶接されている。
連結部材10の貫通孔11,11に通したボルト12,12を前記ナット型インサート5,5に螺合して締付けることによって、前後に隣接する側溝本体1,1は分離しないように強固に連結される。この連結作業の終了後、切欠部6,6の空所にはセメントモルタルやコンクリート材料13が蓋版2の上面に揃うように充填される。
前記雄型係合部8と雌型係合部9の相互係合と、連結部材10を介したボルト接合による側溝本体1,1の連結が強固になされるので、本実施例では、側溝本体1は図7に示したように基礎ぐり層28と敷き均し砂層29の上に載置されており、現場打設コンクリートは省かれている。
この実施例では、前記係止突起26と係止受孔27が相係合することによって、上下方向、前後方向及び左右方向へのズレ止め効果が増大する。
この実施例では、前記係止突起26と係止受孔27が相係合することによって、上下方向、前後方向及び左右方向へのズレ止め効果が増大する。
もう一つの変更点として、連結部材10を金属板から金属角パイプに置き換えてある。連結部材10を角パイプ材で構成することによって連結部材10のせん断強度や上下方向あるいは左右水平方向への曲げ強度が増大するため、前後に隣接する側溝本体1,1の連結を更に強固に行なうことができる。
偏心座板37の貫通孔25に通されたボルト12は、ベース板21の前記長孔状の貫通孔24と連結部材10の前記長孔状の貫通孔11を通ってナット型インサート5に螺合されている。偏心座板37の周面は前記2個のストッパー22,23に当接している。別のボルト12は、ベース板24の丸孔状の貫通孔36と連結部材10の丸孔状の貫通孔11を通ってナット型インサート5に螺合されている。このようなダブルストッパー型の偏心座板の接合方式を採用しているため、左右方向の側方変位にも強い継手構造が得られる。
なお、蓋版2としては、上面が平坦に形成されたフラット型の蓋版に限定されず、片側が隆起したL型の蓋版にも適用できる。また、偏心材板を利用した連結方式としては上記ダブルストッパーのものに限定されず、シングルストッパー方式のものも使用できる。
以上の実施例において、雄型係合部8と雌型係合部9をいずれもアングル金属板で構成してあり、前後に隣接する側溝本体1,1の接合に当たっては金属同士の接触となるため、接合時にコンクリート部の破損や欠落を発生することがなく、安全に接合作業を遂行することができる。
2 蓋版
3 側壁版
4 蓋掛け部
5 ナット型インサート
6 切欠部
7 底壁版
8 雄型係合部
9 雌型係合部
10 連結部材
11 貫通孔
12 ボルト
13 モルタル
Claims (1)
- 蓋版2の長さを側溝本体1の長さと同等に形成し、側溝本体1の左右側壁版3の上端部内側面に形成した蓋掛け部4の前後端部にナット型インサート5を埋設し、蓋版3の前後左右の四隅に蓋掛け部4の前後端部が現われる幅の切欠部6を形成し、互いに係合することによって前後に隣接する側溝本体1,1間の上下方向及び左右方向への相対変位を抑止する雄型接合部8と雌型接合部9を、側溝本体1の底壁版7の前後端部に設け、
相連通した切欠部6,6内に連結部材10を嵌め入れ、連結部材10の前後端部の貫通孔11より前記ナット型インサート5にボルト12を螺合させて、前後に隣接する側溝本体1,1を相連結し、切欠部6,6にセメントモルタルまたはコンクリート13を充填して埋め合わせ、蓋版2を側溝本体1に接合するようにした断面ボックス型側溝の継手構造。
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JP2006030232A JP4311746B2 (ja) | 2006-02-07 | 2006-02-07 | ボックス型側溝 |
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JP2006030232A JP4311746B2 (ja) | 2006-02-07 | 2006-02-07 | ボックス型側溝 |
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JP2007211432A JP2007211432A (ja) | 2007-08-23 |
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ID=38490115
Family Applications (1)
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KR100939380B1 (ko) | 2009-06-26 | 2010-01-29 | 주식회사 한국종합기술 | 단지 설계에 적합한 조립식 프리캐스트 콘크리트 암거 및 이를 이용한 시공방법 |
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