JP3096324B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP3096324B2 JP03200871A JP20087191A JP3096324B2 JP 3096324 B2 JP3096324 B2 JP 3096324B2 JP 03200871 A JP03200871 A JP 03200871A JP 20087191 A JP20087191 A JP 20087191A JP 3096324 B2 JP3096324 B2 JP 3096324B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡接眼部に内視鏡
用外付けTVカメラ装置を着脱自在に装着する内視鏡装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内の診断、観察、治療等にお
いて、広く内視鏡が用いられていて、内視鏡の検査場面
では、近点から遠点までの全領域にわたって高解像力で
観察可能であることが強く望まれている。
【0003】一般に、光学レンズの原理的限界である被
写体深度と呼ばれる指標により、被写体は、遠点から近
点まで完全合焦を維持することはできないが、許容散乱
円以内で合焦する。
【0004】内視鏡の一種であり、ファイバスコープで
はなくリレーレンズにより構成された受光伝送手段を有
する硬性内視鏡においては、ファイバスコープのファイ
バの本数に解像度が依存しないので、許容散乱円以内の
合焦を維持させることにより高解像力化が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、高解像力が期待できる従来の内視鏡用3板カメラと
の組み合わせでは、被写体深度が狭いので、硬性内視鏡
の高解像力特性を十分発揮できないのが現状である。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、内視鏡用外付けTVカメラ装置とリレーレンズ
を用いた硬性内視鏡との組み合わせにおいて、被写体深
度の広い内視鏡用外付けTVカメラ装置を着脱自在に装
着する内視鏡装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡装置は、
被写体を照明する光源装置と、前記被写体を観察する内
視鏡と、この内視鏡の接眼部に着脱自在に装着される外
付けカメラ装置とを備える内視鏡装置において、照明光
量を制御するために前記光源装置中に配設された第1の
絞り機構と、前記外付けカメラ装置に内蔵された撮像素
子への結像光学系の光路中に配設された第2の絞り機構
と、前記撮像素子によって観察画像から変換される撮像
信号を処理する撮像信号処理装置と、この撮像信号処理
装置のモードを切り換えるスイッチと、を備え、前記モ
ードは、少なくとも、前記第2の絞り機構を開放状態に
固定すると共に前記第1の絞り機構の開口を可変可能な
第1のモードと、前記第1の絞り機構によって照明光量
を固定すると共に前記第2の絞り機構の開口を可変可能
な第2のモードと、を有することを特徴とする。
【0008】
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて述べる。
【0010】図1ないし図3は本発明の一実施例に係わ
り、図1は内視鏡用外付けTVカメラ装置の構成及び作
用を説明する説明図、図2は絞り羽根の構成を示す構成
図、図3は絞り装置の絞り機構を説明する説明図であ
る。
【0011】図1に示すように、内視鏡用外付けTVカ
メラ装置1は、カメラヘッド部2と撮像信号処理装置3
とより構成されていて、このカメラヘッド部2が体腔内
に挿通され、体腔内の被写体4の像が伝送される、例え
ば、硬性内視鏡5の接眼部6に着脱自在に装着できるよ
うになっている。
【0012】前記硬性内視鏡5は、例えば、該硬性内視
鏡5先端に設けられた照明レンズ7より前記被写体4を
照射する光源装置8からの照明光を伝送するライトガイ
ド(以下、LGと略記する)9と、被写体4の像である
反射光を受光する硬性内視鏡5先端に設けられた観察窓
10と、この観察窓に入射した反射光を対物レンズ11
を会して反射光を前記接眼部6に伝送する複数枚のリレ
ーレンズ12とを備え、接眼レンズ13により接眼部6
の基端面に反射光が導光されるようになっている。
【0013】前記光源装置8は、例えば、照明光を供給
する光源ランプ14と、この光源ランプ14からの照明
光を前記LG9の基端面の集光させる集光レンズ15と
を備え、この集光レンズ15と前記LG9基端面との間
には、該LG9基端面に入射する前記光源ランプ14か
らの照明光の光量を制御するための絞り羽根16を有
し、図2に示すように、絞り羽根制御用可逆モータ17
により前記絞り羽根16を矢印のように回動することに
より、前記LG9基端面に入射する前記光源ランプ14
からの照明光の光量を制御することができるようになっ
ている。
【0014】前記硬性内視鏡5の接眼部6に装着される
前記カメラヘッド部2は、前記接眼部6基端面に導光さ
れる反射光を集光する撮像用集光レンズ18と、この撮
像用集光レンズ18により端面に集光された反射光を光
電変換する撮像素子19とを備え、前記撮像用集光レン
ズ18と前記接眼部6基端面の間には、反射光量を調整
制御する絞り装置20が設けられていて、この絞り装置
20は、例えば、図3に示すように、被写界深度を広げ
るための絞り(アイリス)機構より構成されていて、開
口部20aの開口量が制御できるようになっている。
【0015】前記撮像素子19により光電変換された撮
像信号は、前記撮像信号処理装置3内に設けられたプロ
セッサ21と積分器22に伝送され、このプロセッサ2
1は、観察モニタ23に被写体像が表示できるように撮
像信号より、映像信号、例えば、NTSC信号等を生成
するようになっている。
【0016】前記積分器22は、前記撮像素子19によ
り光電変換された撮像信号を積分し、直流信号に変換し
調光のための制御信号を生成するようになっている。こ
の積分器22の出力は、差動増幅器24の一方に入力さ
れていて、この差動増幅器24の他方の入力は、基準電
圧25に接続されている。ここで、この基準電圧25は
光量制御の目標値である。
【0017】スイッチ26、27は、連動して動作する
ようになっていて、例えば、手動により切り替えられ、
スイッチ26がSW26a側にあれば、スイッチ27は
SW27a側になり、同様に、スイッチ26がSW26
b側にあれば、スイッチ27はSW27b側になるよう
になっている。
【0018】SW26a及びSW27aが選択されてい
るときは、SW27aには所定電圧28が接続され、例
えば、この所定電圧28に基づいて前記絞り装置20の
開口部20aを強制的に開放状態に固定するとともに、
前述のように、前記差動増幅器24の出力により前記絞
り羽根制御用可逆モータ17を回動し、前記絞り羽根1
6によって照明光量を制御することにより、前記積分器
22の出力が前記基準電圧25と略等しくなるようにな
っている。このときの状態を通常モードと呼ぶ。
【0019】また、SW26b及びSW27bが選択さ
れているときは、SW26bには可変電圧29が接続さ
れ、SW27bには前記差動増幅器24の出力が接続さ
れる。この可変電圧29により絞り羽根制御用可逆モー
タ17を回動し、前記絞り羽根16によって照明光量を
制御することにより、照明光を硬性内視鏡5に用いられ
るLG9が焼け付かない範囲での最大照射光量にし、前
記差動増幅器24の出力によって前記絞り装置20の開
口部20aの開口量を調整することにより、前記積分器
22の出力が前記基準電圧25と略等しくなるようにな
っている。このときの状態を広被写体深度モード(以
下、AFモードと略記する)と呼ぶ。
【0020】尚、前記絞り装置20は、上述したような
アイリス機構に限らず、一般的なTVカメラに具備され
る絞り機構でよい。
【0021】また、前記絞り装置20は、前記撮像用集
光レンズ18と前記接眼部6基端面の間に配設するとし
たが、これに限らず、撮像素子への入射光量を制御でき
るように該撮像素子への結像光学系の光路中に配設すれ
ば良く、例えば、前記カメラヘッド部2の入射面と前記
撮像用集光レンズ18の間に配設しても良い。
【0022】このように構成された内視鏡用外付けTV
カメラ装置1の作用について説明する。
【0023】例えば、撮像信号処理装置3のスイッチ2
6、27により通常モードにする。この通常モードにお
いては、光源装置からの照明光をLG9を介して被写体
4に照射し、被写体4の反射光は複数のリレーレンズ1
2を介して接眼部6に装着されたカメラヘッド部2に伝
送される。伝送された反射光は、開放状態である開口部
20a及び撮像用集光レンズ18を介して、撮像素子1
9の端面に集光され光電変換されて撮像信号を得る。こ
の撮像信号により、プロセッサ21は映像信号を生成
し、観察モニタ23に被写体を表示する。また、撮像
信号は、積分器22にも入力され、積分器22で積分さ
れた制御信号が基準電圧25に等しくなるように差動増
幅器24により絞り羽根制御用可逆モータ17を介して
絞り羽根16を矢印のように回動することにより、LG
9基端面に入射する前記光源ランプ14からの照明光を
制御する。
【0024】また、例えば、撮像信号処理装置3のスイ
ッチ26、27により、AFモードにする。このAFモ
ードにおいては、可変電圧29により光源装置8から照
射される照明光は最大光量となっていて、この最大光量
の照明光をLG9を介して被写体4に照射し、被写体4
の反射光は複数のリレーレンズ12を介して接眼部6に
装着されたカメラヘッド部2に伝送される。伝送された
反射光は、絞り装置20及び撮像用集光レンズ18を介
して、撮像素子19の端面に集光され光電変換されて撮
像信号を得る。この撮像信号により、プロセッサ21は
映像信号を生成し、観察モニタ23に被写体像を表示す
る。また、撮像信号は、積分器22にも入力され、積分
器22で積分された制御信号が基準電圧25に等しくな
るように差動増幅器24により絞り装置20を制御す
る。
【0025】このように作用する内視鏡用外付けTVカ
メラ装置の効果について説明する。
【0026】一般的な撮像光学レンズ系では、絞り値
(f値)を大きくすれば大きくするほど被写界深度が広
くなる。すなわち、十分な明るさで、撮像光学系レンズ
に入射されるのであれば、該撮像光学系のf値を大きく
(できるだけ絞る)すれば、被写界深度が広くなる。
【0027】従って、被写体を最大光量で照射し、基準
電圧25に基づいて絞り装置20によって入射光量を絞
ることにより、近点から遠点までの全領域にわたって高
解像力である広い被写体深度を得ることができ、あたか
もオートフォーカス機能が実現したのと同一の効果が得
られる。
【0028】さらに、組み合わせられる硬性内視鏡の種
類により、常時最大光量の照明光をLGに照射すると、
LGが熱により損傷を受ける場合においても、スイッチ
26及び27により、通常モードとAFモード切り替え
ることができ、必要に応じて、近点から遠点までの全領
域にわたって高解像力である広い被写体深度を得ること
ができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
視鏡用外付けTVカメラ装置とリレーレンズを用いた硬
性内視鏡との組み合わせにおいて、近点から遠点までの
全領域にわたって高解像力である広い被写体深度を得る
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る内視鏡用外付けTVカメラ装置
の構成及び作用を説明する説明図である。
【図2】一実施例に係る絞り羽根の構成を示す構成図で
ある。
【図3】一実施例に係る絞り装置の絞り機構を説明する
説明図である。
【符号の説明】
1…内視鏡用外付けTVカメラ装置 2…カメラヘッド部 3…撮像信号処理装置 19…撮像素子 20…絞り装置 21…プロセッサ 22…積分器 24…差動増幅器 25…基準電圧 26…スイッチ 27…スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を照明する光源装置と、前記被写
    体を観察する内視鏡と、この内視鏡の接眼部に着脱自在
    に装着される外付けカメラ装置とを備える内視鏡装置に
    おいて、 照明光量を制御するために前記光源装置中に配設された
    第1の絞り機構と、 前記外付けカメラ装置に内蔵された撮像素子への結像光
    学系の光路中に配設された第2の絞り機構と、 前記撮像素子によって観察画像から変換される撮像信号
    を処理する撮像信号処理装置と、 この撮像信号処理装置のモードを切り換えるスイッチ
    と、 を備え、 前記モードは、少なくとも、前記第2の絞り機構を開放
    状態に固定すると共に前記第1の絞り機構の開口を可変
    可能な第1のモードと、前記第1の絞り機構によって照
    明光量を固定すると共に前記第2の絞り機構の開口を可
    変可能な第2のモードと、を有する ことを特徴とする内
    視鏡装置。
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