JP3096044B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

Info

Publication number
JP3096044B2
JP3096044B2 JP02105369A JP10536990A JP3096044B2 JP 3096044 B2 JP3096044 B2 JP 3096044B2 JP 02105369 A JP02105369 A JP 02105369A JP 10536990 A JP10536990 A JP 10536990A JP 3096044 B2 JP3096044 B2 JP 3096044B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
command
image density
image forming
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP02105369A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH044160A (ja
Inventor
浩明 小田部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP02105369A priority Critical patent/JP3096044B2/ja
Publication of JPH044160A publication Critical patent/JPH044160A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3096044B2 publication Critical patent/JP3096044B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color, Gradation (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コンピユータ端末等として使用される画
像密度(記録密度)の変更が可能な各種プリンタやデジ
タル複写機などの画像記録装置に関する。
〔従来の技術〕
レーザプリンタのような画像記録装置においては、外
部からの画像密度変更指示に従つて画像密度(記録密
度)を切り換える画像密度切換手段を備えたものがあ
る。
しかし、このような画像記録装置において画像形成中
に画像密度の切り換えを行なうと、当然のことながらポ
リゴンミラーの回転数が変更されて画像が乱れたものと
なつてしまうので、画像密度の切り換えを行なう場合に
は、一旦画像形成動作を終了した後に行なうようにして
いたため、スループツトを著しく低下させることになつ
ていた。
そこで、このような問題を解決するため、例えば特開
平1−285349号公報に見られるように、画像形成中また
は外部からの記録開始指令の受信中に記録密度(画像密
度)切換指令を検知した時にはその記録密度切換指令を
保持し、画像形成終了後で且つ記録開始指令の受信中で
ない時に、その保持した記録密度切換指令に従つて記録
密度の切換制御を行なうようにした画像記録装置が提案
されている。
ところが、このような機能を備えた画像形成装置、例
えばレーザプリンタは第8図に示すように、コンピユー
タやワードプロセツサ等のホストシステム(外部装置)
60からのデータ(プリント開始命令及び画像密度変更命
令等のコマンドや文字データ等)を処理する画像情報処
理装置61と、各画像形成プロセス機器を駆動してペーパ
に文字等をプリントさせるシーケンスコントローラ62と
によつて構成された制御部を備えているが、画像情報処
理装置61から出力される複数の信号はそれぞれ独立の信
号線を通してシーケンスコントローラ62へ送られるよう
になつているため、、シーケンスコントローラ62が、画
像密度切換信号DPISELとプリント開始信号PRINTの検知
処理の時間差により、誤つた画像密度に切り換えてしま
う可能性があつた。
つまり、画像密度切換信号が変化した後にプリント開
始信号がアクテイブとなつた場合、まず画像密度の変更
を行なつた後にプリント開始を行なわなければならない
が、それぞれの信号を検知するシーケンスによつては、
画像密度の変更に先立つてプリントを開始してしまうこ
とがある。
例えば、第9図(イ)〜(ハ)に示すような信号検知
シーケンスの場合、(イ)に示すDPI(画像密度)信号
チエツクからプリント開始信号チエツクの処理に移行す
る際に通る区間Aで、画像密度切換信号DPISEL及びプリ
ント開始信号PRINTが第10図(イ)の破線Aで囲んだ部
分に示すように変化した場合がこれに当たる。
また、全く別のケースも考えられる。第9図(イ)に
示すプリント開始信号チエツクからメインルーチンへリ
ターンする際に通る区間Bで、画像密度切換信号DPISEL
及びプリント開始信号PRINTが第10図(ロ)の破線Bで
囲んだ部分に示すように変化した場合がその例となる。
また、画像記録中には、次のプリントに関するプリン
ト命令や画像密度変更命令等の処理は行なわれないた
め、この間にそれぞれの信号を発生あるいは変化させる
と、その信号の発生(変化)順がわからなくなる。
そのため、従来は画像密度変更命令とプリント開始命
令は、それを出力するホストシステム等の外部装置側
で、特定の時間にある程度の時間差をつけて発生あるい
は変化させるようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述のように外部装置側で各命令の発
生タイミングを管理することは、その外部装置の負担が
大きくなつて処理速度の低下を招き、特に画像書込デー
タを作成する外部装置ではそのデータ作成処理に時間が
かかるので、上述のようなタイミング管理の負担増がプ
リント速度に大きな影響を及ぼすことになる。
このようなプリント速度の低下に加えて、画像密度の
変更ミスを起こす可能性が大きいという問題もあつた。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、上
述の問題を解決して、プリント速度を低下させることな
く、任意のタイミングで画像密度をミスなく変更するこ
とができるようにし、画像品質の安定を図ることを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を達成するため、第1図に機能
ブロツク図で示すように、画像密度の変更が可能な画像
形成部Aと、外部装置からの画像密度変更命令及び画像
形成開始命令を含む各種の命令を発生順に格納して保持
する命令保持手段Bと、該手段に保持された命令を格納
順に読み出す命令読出手段Cと、該手段によつて読み出
された画像形成開始命令に基づいて画像形成部Aに1枚
毎の画像形成開始を指示する画像形成開始指示手段D
と、命令読出手段Cによつて読み出された画像密度変更
命令に基づいて画像形成部Aに画像密度変更を指示する
画像密度変更指示手段Eとを有する画像記録装置におい
て、 画像密度変更指示手段Eによる画像密度の変更を禁止
枚数がある間は禁止する画像密度変更禁止手段Fと、画
像形成部Aによる1枚毎の画像形成開始時に画像密度変
更禁止手段Fの禁止枚数を加算する禁止枚数加算手段G
と、画像形成部Aによる1枚毎の画像形成終了時に画像
密度変更禁止手段Fの禁止枚数を減算する禁止枚数減算
手段Hとを設けたものである。
〔作 用〕
このように構成された画像記録装置によれば、画像形
成部Aによる1枚の画像形成が開始される毎に、禁止枚
数加算手段Gが画像密度変更禁止手段Fの禁止枚数を加
算し、1枚の画像形成が終了する毎に禁止枚数減算手段
Hがその禁止枚数を減算するので、画像形成中は必ず画
像密度変更禁止手段Fの禁止枚数が1枚以上になつてお
り、画像密度変更指示手段Eによる画像密度の変更を禁
止し、画像形成が終了した時にそれが解除され、画像密
度の変更が可能になる。
したがつて、外部装置から何時画像密度変更命令と画
像形成開始命令が発生されても、画像形成中に画像密度
を変更したり、画像密度の変更ミスを起したりすること
はない。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて具体的
に説明する。
第2図はこの発明の一実施例であるレーザプリンタの
機構部を示す概略構成図である。
このレーザプリンタは、それぞれ複数の用紙をまとめ
て収納できる上下2段の給紙カセツト1,2を着脱可能に
備え、上部に第1排紙トレイ3,後部に第2排紙トレイ4
を設けている。
2個の排紙トレイ3,4のうち、通常は第1排紙トレイ
3が選択されるが、封筒や葉書などのカールしやすい紙
を使用する場合など、特別な場合に第2排紙トレイ4が
選択される。なお、この2個の排紙トレイへの排紙は、
切換爪5によつて切換可能である。
さらに、このレーザプリンタ内には、プリンタエンジ
ンの画像形成部を構成する感光体ドラム6,帯電チヤージ
ヤ7,レーザ書込ユニツト8,現像ユニツト9,転写チヤージ
ヤ10,定着器11,クリーニングユニツト12と、2個の給紙
ローラ13,14及びレジストローラ15等による給紙部と、
搬送ベルト16と、排紙ローラ17を含む複数の搬送ローラ
とペーパガイド板からなる排紙用搬送部18とを備えてい
る。
なお、このレーザプリンタ内には、後述する画像処理
コントローラ及びシーケンスコントローラの各基板も装
着されている。
第3図は、レーザ書込ユニツト8の構成を示す斜視図
である。
同図において、半導体レーザ22より射出された光ビー
ムは、コリメートレンズ23により平行光束とされ、スリ
ツトが形成されたアパーチヤ24により整形される。
そのアパーチヤ24により整形された平行光束は、レン
ズ25を通つてポリゴンミラー26上に集光され、ポリゴン
ミラー26の回転によつて偏向走査され、さらにFθレン
ズ27を通つたレーザビームLBが、反射ミラー28,シリン
ドリカルレンズ29を介して感光体ドラム6上に所定ビー
ム径でスポツト状に結像される。
なお、30はフオトトランジスタ等の同期検知センサで
あり、感光体ドラム6上を走査する直前のレーザビーム
LBをミラー31及びレンズ32を介して入射して検知する。
第4図は、このレーザプリンタの制御部の構成を示す
ブロツク回路図である。
このレーザプリンタの制御部は、画像処理コントロー
ラ40,シーケンスコントローラ41,及びポリゴンモータ制
御回路42等によつて構成されている。
画像処理コントローラ40、コンピユータ,ワードプロ
セツサ等のホストシステム60から送られてくる画像デー
タをレーザ変調用データWDATAや後述する給紙選択コマ
ンド,排紙選択コマンド,給紙開始コマンド等に変換
し、それらが1ページ分揃うと、その各コマンドを含む
各種のコマンドをシリアル通信路を通して順次所定のタ
イミングでシーケンスコントローラ41へ送出すると共
に、1ページ分のレーザ変調用データWDATAも順次所定
のタイミングでシーケンスコントローラ41へ送出する。
また、操作パネル44からの指示信号を入力してそれに
応じた処理を行なつたり、このプリンタの状態を示すデ
ータ等の各種の表示用データを操作パネル44に出力す
る。
シーケンスコントローラ41は、シーケンスコントロー
ル用マイコン45,240DPI用クロツク発生回路46,300DPI用
クロツク発生回路47,光書込信号発生回路48,及びインバ
ータ49等からなり、画像処理コントローラ40からの各コ
マンドによりプリント動作をコントロールする。
シーケンスコントロール用マイコン45は、CPU,ROM,RA
M,カウンタ,I/O等からなるマイクロコンピユータであ
り、これらによつてシリアル通信路を通じて送られてく
る各コマンドを順次処理するが、この処理のうちこの発
明に係わる処理については追つて詳細に説明する。
240DPI用クロツク発生回路46は、シーケンスコントロ
ール用マイコン45からの画像密度切換信号DPISELをその
まま入力し、その信号がハイレベル“H"の時に240DPI用
のクロツク信号を発生し、画像クロツク信号として光書
込信号発生回路48へ出力する。
300DPI用クロツク発生回路46は、画像密度切換信号DP
ISELをインバータ49で反転した信号を入力し、その信号
がハイレベル“H"の時に300DPI用のクロツク信号を発生
する。
光書込信号発生回路48は、画像処理コントローラ40か
ら送られてくるレーザ変調用データWDATAを画像クロツ
ク信号に同期させてビデオ信号VIDEOとして出力する。
ポリゴンモータ制御回路42は、発振回路50,分周器51,
及びポリゴンモータ駆動回路(以下単に「駆動回路」と
いう)52からなり、分周器51は発振回路50からの周波数
信号を画像密度切換信号DPISELに応じて分周し、240DPI
あるいは300DPIに対応する2種類の基準クロツク信号の
うちのいずれかを出力する。
駆動回路52は、分周器51からの基準クロツク信号に応
じた回転数で第3図に示したポリゴンミラー26を回転さ
せるポリゴンモータ53を駆動する。
また、この駆動回路52はポリゴンモータ53が基準クロ
ツク信号に応じた正常回転数に達すると、それを示す信
号PMLOKをシーケンスコントロール用マイコン45へ出力
する。シーケンスコントロール用マイコン45は、信号PM
LOKにより画像密度の切り換えが完了したことを検知す
る。
次に、画像処理コントローラ40からシーケンスコント
ロール用マイコン45へ送出されるこの発明に係わるコマ
ンドについて説明する。
プリントスタートコマンドには、給紙開始コマンドと
印字開始コマンドとがある。
印字開始コマンドは、画像形成(帯電,露光,現像,
転写,定着)の開始を指示するものであり、ASCIIコー
ド‘VT'が割り当てられている。
給紙開始コマンドは、選択された給紙カセツトから用
紙を給送開始させて第2図に示したレジストローラ15
(画像先端同期合わせ機構)までの搬送を指示するもの
であり、ASCIIコード‘P'が割り当てられている。
給紙選択コマンドは、給紙カセツト(給紙経路)1,2
のいずれかの選択を指示するものであり、ASCIIコード
‘I'が割り当てられている。
排紙選択コマンドは、排紙トレイ(排紙経路)3,4の
いずれかの選択を指示するものであり、ASCIIコード
‘O'が割り当てられている。
給紙開始コマンド及びその他の各選択コマンドは、そ
れぞれ2バイト(byte)で構成され、1バイト目は選択
内容(以下「アーギユメント」という)を示し、その最
上位ビツト(MSB)は“1"となつている。また、2バイ
ト目は命令の種類(以下「オペランド」という)を示
し、その最上位ビツト(MSB)は“0"で、ASCIIコードの
40hex〜5Ahexまでが定義可能となつている。
ここで、シーケンスコントロール用マイコン45は、画
像処理コントローラ40から給紙選択コマンド又は排紙選
択コマンドを受信すると、それに対する応答として受け
取つたアーギユメントの最上位ビツトを“0"とした値を
返送する。
但し、これはコマンド及びアーギユメントによる指示
が適当なものであり、有効となつた場合である。もし、
コマンド又はアーギユメントが定義外であつた場合に
は、コマンドの受付拒否を意味するコードを返送する。
また、FFコマンドを受信した時には、受信応答として
ペーパID番号を返送する。このID番号は、返送された後
カウントアップされる。
以下に、上述した給紙選択コマンド,排紙選択コマン
ド,及び給紙開始コマンドの構成を示す。
1)給紙経路指定コマンド オペランド:ASCII‘I'(49hex) アーギユメント: 81hex 上給紙選択 82hex 下給紙選択 2)排紙経路指定コマンド オペランド:ASCII‘O'(4Fhex) アーギユメント: 81hex 上排紙選択 82hex 下排紙選択 3)給紙開始コマンド オペランド:ASCII‘P'(50hex) アーギユメント: 81hex 240DPI選択 82hex 300DPI選択 次に、このように構成されたこの実施例の作用につい
て、第5図以降のフローチヤートも参照して具体的に説
明する。
第5図は、シーケンスコントロール用マイコン45によ
るコマンド受信処理を示すフローチヤートである。
このルーチンは、シーケンスコントロール用マイコン
45が画像処理コントローラ40からデータ(コマンド)を
受信すると、メインルーチンから抜けてスタートし、ま
ずステツプ1でその受信データが80hex未満のコードか
否かを判断し、80hex未満のコードでなければ、すなわ
ち80hex以上のコード(アーギユメント)ならば、ステ
ツプ2でアーギユメント受信フラグ(AGFLAG)がセツト
されているか否かを判断する。
そして、アーギユメント受信フラグがセツトされてい
なければ(AGFLAG=0)、ステツプ3で受信データすな
わちアーギユメントをアーギュメントレジスタ(AGRE
G)へセーブし、ステツプ4でアーギユメント受信フラ
グをセツトした後メインルーチンへリターンする。
また、ステツプ2でアーギユメント受信フラグがセツ
トされていれば(AGFLAG=1)、ステツプ5で画像処理
コントローラ40へエラーコードを返送し、ステツプ6で
アーギユメント受信フラグをリセツトした後メインルー
チンへリターンする。
一方、ステツプ1で受信データが80hex未満のコード
の場合は、ステツプ7でその受信データが40hex〜50Ahe
xのコードか否かを判断して、40hex〜5Ahexのコードで
あれば、ステツプ8でアーギユメント受信フラグがセツ
トされているか否かを判断する。
そして、アーギユメント受信フラグがセツトされてい
れば、ステツプ9でアーギユメントレジスタからデータ
(アーギユメント)を取り出して受信バツフアへストア
し、ステツプ10でそのデータに続いて受信されたデータ
(40hex〜5Ahexのコード、すなわちオペランド)も受信
バツフアへストアする。
その後、ステツプ11でコマンド受信カウンタC_INPUT
をインクリメント(+1)して、ステツ12で画像処理コ
ントローラ40へコマンド受理コードを送出し、ステツプ
6でアーギユメント受信フラグをリセツトした後メイン
ルーチンへリターンする。
ステツプ8において、アーギユメント受信フラグがセ
ツトされていなければステツプ5へ進み、画像処理コン
トローラ40へエラーコードを返送して、ステツプ6でア
ーギユメント受信フラグをリセツトした後メインルーチ
ンへリターンする。
一方、ステツプ7で受信データが40hex〜5Ahex以外の
コードの場合は、ステツプ13へ進んでアーギユメント受
信フラグがセツトされているか否かを判断し、セツトさ
れていればステツプ5へ進み、セツトされていなければ
ステツプ10へ進んでそれぞれ上述の処理を行なう。
なお、受信バツフアへのデータ(1バイト分)格納ア
ドレスは、シーケンスコントロール用マイコン45内のRA
M上に設けられているポインタ領域に確保された格納ア
ドレスポインタIN_PTRによつて指示される。
この格納アドレスポインタIN_PTR内の値は、受信バツ
フアへのデータ格納毎にシーケンスコントロール用マイ
コン45によつて「1」加算され、それによつて次の格納
アドレスを指示することができる。
また、シーケンスコントロール用マイコン45は、コマ
ンドの受信処理と共に受信バツフアに格納されているコ
マンドの実行処理も行なうが、この処理コマンドが格納
されているアドレスは、ポインタ領域に確保された取出
アドレスポインタOUT_PTRによつて指示される。
この取出アドレスポインタOUT_PTRの値は、受信バツ
フアからのデータ取り出し毎にシーケンスコントロール
用マイコン45によつて「1」加算され、それによつて次
の取出アドレスを指示することができる。
第6図は、シーケンスコントロール用マイコン45によ
るコマンド実行処理を示すフローチヤートである。
このルーチンはメインルーチンによつてコールされる
とスタートし、まず受信バツフアが空か否かを判断し
て、空ならばそのままメインルーチンへリターンし、空
でなければそこから1バイト分のデータを取り出した
後、それがアーギユメントか否かを判断する。
そして、アーギユメントでなければそのまま、アーギ
ユメントならば受信バツフアからもう1バイト分のデー
タを取り出した後、そのデータが給紙開始コマンド(2
バイト)か否かを判断し、給紙開始コマンドならば給紙
開始コマンド処理(詳細は第7図に示す)を行なつた
後、コマンド受信カウンタC_INPUTをデイクリメント
(−1)してメインルーチンへリターンする。
受信バツフアから取り出したデータが給紙開始コマン
ドではなく、印字開始コマンド(1バイト)の場合は、
印字開始コマンド処理、すなわち画像書込許可カウンタ
及び取出アドレスポインタOUT_PTRを順次インクリメン
ト(+1)し、さらにコマンド受信カウンタC_INPUTを
デイクリメント(−1)してメインルーチンへリターン
する。
給紙選択コマンド(2バイト)の場合は、給紙選択コ
マンド処理、すなわちその1バイト目の最上位ビツト
(NSB)を“0"にして給紙選択レジスタIN_SELにセツト
すると共に、取出アドレスポインタOUT_PTRをインクリ
メント(+2)し、さらにコマンド受信カウンタC_INPU
Tをデイクリメント(−1)してメインルーチンへリタ
ーンする。
排紙選択コマンド(2バイト)の場合は、排紙選択コ
マンド処理、すなわちその1バイト目の最上位ビツト
(NSB)を“0"にして排紙選択レジスタOUT_SELにセツト
すると共に、取出アドレスポインタOUT_PTRをインクリ
メント(+2)し、さらにコマンド受信カウンタC_INPU
Tをデイクリメント(−1)してメインルーチンへリタ
ーンする。
第7図は、第6図の給紙開始コマンド処理のサブルー
チンを示すフローチヤートである。
まず、受信バツフアから取り出した2バイト分のデー
タのうち、1バイト目のアーギユメントによる画像密度
指定(CREG1)と現在の画像密度設定状態(CURDPI)と
を比較して両者が一致するか否かを判断し、一致すれば
画像密度変更禁止カウンタをインクリメント(+1)し
て給紙動作をスタートさせた後、取出アドレスポインタ
OUT_PTRをインクリメント(+2)してメインルーチン
へリターンする。
一方、上記の画像密度指定と現在の画像密度設定状態
とが一致しなければ、次に画像密度変更禁止カウンタが
「0」か否かを判断し、「0」でなければそのままメイ
ンルーチンへリターンし、「0」ならば次に画像密度
(CREG1)が82hexのコード(300DPIを選択するためのコ
ード)か否かを判断する。
そして、82hexのコードならば第4図に示した画像密
度切換信号DPISELをローレベル(low)“L"にし、82hex
のコードでなければすなわち81hexのコードならば画像
密度切換信号DPISELをハイレベル(high)“H"にした
後、画像密度変更禁止カウンタをインクリメント(+
1)し、以後上述の処理を行なう。
なお、その画像密度変更禁止カウンタは、図示しない
他のルーチンの処理において、1ページ分の画像の書き
込みが終了した時点で、カウント値が「0」でなければ
デイクリメント(−1)されるようになつている。
ここで、このレーザプリンタのプリント動作を第2図
を参照して簡単に説明する。
シーケンスコントロール用マイコン45によるプリント
シーケンスは、ソフトウエアカウンタのカウント値に基
づいて所定のタイミングで行なわれる。
そして、第7図のルーチンで給紙動作をスタートさせ
ると、給紙トレイ1,2のうち給紙選択レジスタIN_SEL内
のデータによつて選択された給紙トレイから、所定のタ
イミングで給紙ローラ13又は14のいずれかによつて転写
部材としてペーパを給送し、レジストローラ15につき当
てた状態で一時停止させる。
一方、感光体ドラム6が矢印方向に回転し、画像書込
許可カウンタのカウント値が「0」でなければ、所定の
タイミングで第3図に示したレーザ書込ユニツト8の半
導体レーザ22より射出されるレーザビームの光量設定が
行なわれた後、帯電チヤージヤ8によつて帯電された表
面に、レーザ書込ユニツト8によつて画像データ(ビデ
オ信号)に応じて変調されたレーザビームを感光体ドラ
ム6の軸方向に主走査しながら照射して露光し、その表
面に潜像を形成する。
なお、この画像書き込みが行なわれると画像書込許可
カウンタをデイクリメント(−1)し、さらに1ページ
分の画像書き込みが終了した時点で画像密度変更禁止カ
ウンタが「0」でなければデクリメント(−1)する。
その後、感光体ドラム6上に形成された潜像を現像ユ
ニツト9からのトナーによつて現像し、レジストローラ
15によつて所定のタイミングで画像転写部に給送される
ペーパに転写チヤージヤ6によつて転写する。
画像が転写されたペーパを感光体ドラム6から剥離
し、搬送ベルト16によつて定着器11へ搬送して加熱定着
した後、排紙トレイ3,4のうち排紙選択レジスタOUT_SEL
内のデータによつて選択された排紙トレイへの排紙を行
なうようにセツトされた切換爪43の状態に応じて、第2
排紙トレイ4あるいは排紙用搬送部18を介して第1排紙
トレイに排出する。
以上、この発明をレーザプリンタに適用した実施例に
ついて説明したが、この発明はLEDプリンタ,液晶シヤ
ツタプリンタ等の他の光プリンタには勿論、デジタル複
写機やフアクシミリ装置等の画像形成装置にも広く適用
し得るものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、外部装置側
では画像密度変更命令と画像形成開始の発生あるいは送
信タイミングを管理する必要がないので、それだけ負担
が軽減するから画像書込データ作成等の処理速度が速ま
り、プリント速度を速めることができる。
しかも、任意のタイミングで画像密度の変更をミスな
く確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による画像記録装置の基本的な構成を
示す機能ブロツク図、 第2図はこの発明の一実施例であるレーザプリンタの機
構部を示す概略構成図、 第3図は同じくそのレーザ書込ユニツトの構成を示す斜
視図、 第4図は第2図のレーザプリンタの制御部の構成を示す
ブロツク回路図、 第5図乃至第7図は第4図のシーケンスコントロール用
マイコンによる各種処理を示すフロー図、 第8図は従来のレーザプリンタの説明に供するブロツク
図、 第9図は同じくそのシーケンスコントローラによる信号
検知シーケンスのフロー図、 第10図は同じくその各信号の変化と画像密度の切り換え
状態を示すタイミングチヤートである。 1,2……給紙カセツト、3,4……排紙トレイ 6……感光体ドラム、8……レーザ書込ユニツト 22……半導体レーザ、26……ポリゴンミラー 40……画像処理コントローラ 41……シーケンスコントローラ 42……ポリゴンモータ制御回路 45……シーケンスコントロール用マイコン 46……240DPI用クロツク発生回路 47……300DPI用クロツク発生回路 48……光書込信号発生回路、50……発振回路 51……分周器、52……ポリゴンモータ駆動回路 53……ポリゴンモータ、60……ホストシステム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像密度の変更が可能な画像形成部と、外
    部装置からの画像密度変更命令及び画像形成開始命令を
    含む各種の命令を発生順に格納して保持する命令保持手
    段と、該手段に保持された命令を格納順に読み出す命令
    読出手段と、該手段によつて読み出された画像形成開始
    命令に基づいて前記画像形成部に1枚毎の画像形成開始
    を指示する画像形成開始指示手段と、前記命令読出手段
    によつて読み出された画像密度変更命令に基づいて前記
    画像形成部に画像密度変更を指示する画像密度変更指示
    手段とを有する画像記録装置において、 前記画像密度変更指示手段による画像密度の変更を禁止
    枚数がある間は禁止する画像密度変更禁止手段と、 前記画像形成部による1枚毎の画像形成開始時に前記画
    像密度変更禁止手段の禁止枚数を加算する禁止枚数加算
    手段と、 前記画像形成部による1枚毎の画像形成終了時に前記画
    像密度変更禁止手段の禁止枚数を減算する禁止枚数減算
    手段とを設けたことを特徴とする画像記録装置。
JP02105369A 1990-04-23 1990-04-23 画像記録装置 Expired - Lifetime JP3096044B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02105369A JP3096044B2 (ja) 1990-04-23 1990-04-23 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02105369A JP3096044B2 (ja) 1990-04-23 1990-04-23 画像記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH044160A JPH044160A (ja) 1992-01-08
JP3096044B2 true JP3096044B2 (ja) 2000-10-10

Family

ID=14405799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02105369A Expired - Lifetime JP3096044B2 (ja) 1990-04-23 1990-04-23 画像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3096044B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101727483B1 (ko) * 2016-07-28 2017-04-17 이영숙 애완동물용 먹이 배출장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101727483B1 (ko) * 2016-07-28 2017-04-17 이영숙 애완동물용 먹이 배출장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH044160A (ja) 1992-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1256851B1 (en) Image forming apparatus capable of determining type of recording sheet to prevent sheet jam
JP3294315B2 (ja) 画像形成装置
US5096180A (en) Image recording apparatus with the ability to determine if enough expendable supplies are available to carry out a recording job
US6285843B1 (en) Image forming method and apparatus having suspension of image forming process and display capabilities
JP2001013830A (ja) 画像形成装置
JP2001249530A (ja) 画像形成装置
JPH11296046A (ja) 印刷制御装置および印刷制御装置の印刷処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP3096044B2 (ja) 画像記録装置
JPH10254304A (ja) 画像形成装置
JP2941101B2 (ja) 画像形成装置
JP2989241B2 (ja) 画像記録装置の画像密度変更方式
US5406606A (en) Counter
JP3685966B2 (ja) 画像形成装置
JPH0467178A (ja) 画像記録装置
JPH02150869A (ja) 画像形成装置
US6304734B1 (en) Image forming apparatus for copying stored image data
JP3961154B2 (ja) 画像形成装置
JP2004155522A (ja) 画像形成装置
US5083142A (en) Sequence controller
JP2000194239A (ja) 画像形成装置
JP2000147965A (ja) 画像形成装置
EP0106337A2 (en) Laser recording apparatus
JP2021040251A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の画面制御方法
JP2024008498A (ja) 画像検査装置、画像形成システム、及びプログラム
JP3131787B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080804

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080804

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 10