JP3095793B2 - 電子機器の制御装置 - Google Patents

電子機器の制御装置

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JP3095793B2 JP03017883A JP1788391A JP3095793B2 JP 3095793 B2 JP3095793 B2 JP 3095793B2 JP 03017883 A JP03017883 A JP 03017883A JP 1788391 A JP1788391 A JP 1788391A JP 3095793 B2 JP3095793 B2 JP 3095793B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器の制御装置に係
り、特に電子カメラ等の電子機器と、その周辺接続機器
とのシステム制御の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラの分野においては、スチル
ビデオカメラ(以下SVカメラと称す)等の電子カメラ
の普及が目覚ましく、撮影した画像情報を銀塩カメラの
ように現像等の処理を行うことなく、ビデオフロツピー
等の磁気記録媒体に記録可能とするとともに、撮影した
画像情報を直ちにテレビジヨンモニタ(TVモニタ)等
によつて再生することができるという特徴があり、あら
ゆる分野において普及しつつある。
【0003】この種のSVカメラの仕様としては、固定
焦点撮影レンズ、外部ファインダ、内蔵ストロボ、接写
機能等を挙げることができるが、とくに接写機能は、た
とえば書類等の紙面を撮影する際にきわめて便利であ
る。
【0004】またSVカメラは、撮影した画像情報をた
だちにテレビジヨンモニタ等のデイスプレイ等にて再生
することができるため、その便利さ、操作性の良さか
ら、従来のスライド等に代わつて各種プレゼンテーシヨ
ン等に広く用いられている。
【0005】ところで、従来のスライド等では、ポジフ
イルムを用いるため、予めポジフイルムを用いて撮影す
るか、ネガフイルムであればをポジフイルムに変換する
必要があるためスライド用のフイルムを作成するのはき
わめて面倒である。
【0006】この点、ビデオカメラを用い、電気信号に
よる画像処理を行ない、画像をモニタデイスプレイ等に
表示するようにすれば、これらの操作性の問題を解決で
きそうである。
【0007】そして静止画像をビデオフロツピ−上に記
録し、これより再生するSVカメラではこのような用途
に適用できる可能性が高い。
【0008】しかしながら、現状のSVカメラをこのよ
うな用途に適用することはできず、従来ではフイルム画
像を撮影してモニタデイスプレイに出力する装置は提案
されていたが、大掛かりな専用の装置しかなく、簡単に
SVカメラを利用してフイルム撮影を行なえるような装
置の開発が望まれる。
【0009】そこで、本出願人は、SVカメラをそのま
ま利用してネガ、ポジフイルム撮影を可能とするため、
SVカメラに結合してフイルム撮影を可能とするアダプ
タ形式のフイルム撮影装置をここに開発した。
【0010】また上述の多機能化に伴い、同時に操作性
を考慮してリモコンの使用が可能となつている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のフイ
ルムアダプタ、リモコン等の周辺機器を使用する場合に
は、各種制御情報が確実にシステムの制御を行なうため
のシステムコントロール回路に伝達されること、及びシ
ステムコントロール回路において各種データの処理に混
乱を来さないような対策を同時に施す必要がある。
【0012】通常、各種周辺機器とシステムコントロー
ル回路間のデータ処理においては、周辺機器においてス
イツチ等の状態に変化が生じたときのみ、システムコン
トロール回路へとそのステータスデータを1度送信する
ようなものが多く、そのデータがカメラ側で確実に受信
できなかつた場合には、誤動作を生じる危険があり、大
きな問題となつている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解決することを目的としてなされたもので、その特徴と
するところは、接続された周辺機器より送信されてくる
制御信号に基づいて制御可能な電子機器であつて、前記
周辺機器より送信されてくる制御情報を受信して解読し
て前記電子機器を制御する手段と、前記周辺機器よりの
制御情報が所定時間以上ないとき前記周辺機器のシステ
ムの動作を停止させる停止情報を出力する手段とを備え
たことを特徴とする電子機器の制御装置にある。
【0014】また本発明における他の特徴は、外部制御
装置を接続可能なカメラ装置であつて、前記カメラ装置
は、前記外部制御装置から供給される制御信号に基づい
て各部の動作を制御する第1の制御手段と、前記外部接
続装置からの制御信号が所定時間以上受信されないと
き、前記外部制御装置のシステムの電源をオフにする第
2の制御手段とを備えていることを特徴とするカメラ装
置にある。
【0015】また本発明における他の特徴は、電子機器
に接続され、その操作に応じて前記電子機器を制御する
電子機器の制御装置であつて、操作状態に関する制御信
号を前記電子機器において受信されるまで送信し続ける
手段と、前記制御信号が前記電子機器側にて受信される
前に前記操作状態が変化した場合には、その変化後の操
作状態に基づく制御信号を前記電子機器へと送信する手
段とからなる電子機器の制御装置にある。
【0016】
【作用】これによつて、複数の周辺接続機器を同時に制
御していても、各種データが確実にシステムコントロー
ル回路に伝達され、誤動作を生じることなく制御を行な
うことができる。
【0017】
【実施例】以下本発明における電子機器の制御装置を、
各図を参照しながら、スチルビデオカメラ、該スチルビ
デオカメラを装着することによりフイルム撮影を可能と
するフイルムアダプタ、リモコンとからなるスチルビデ
オシステムを例にして詳細に説明する。
【0018】図6および図7は、本発明におけるカメラ
とフイルム撮影アダプタ装置のシステム構成図である。
【0019】同図において、1はカメラ本体で、その前
面には撮影レンズ1aが配され、後面にはフアインダ1
b及び電源バツテリーを装着するためのバツテリー装着
部1cが設けられている。
【0020】そしてこのバツテリー装着部に、後述する
如くリモコン受光ユニツトを備えたバツテリーアタツチ
メント64が装着されることにより、外部より電源の供
給が可能となるとともに、リモコンの使用が可能とな
る。
【0021】2はカメラ本体1を上方より装着した状に
保持し、フイルム撮影を可能とするフイルム撮影アダプ
タ装置本体(以下フイルムアダプタと称す)、2a,2
bはそれぞれフイルム撮影アダプタ装置内に撮影するフ
イルムFを収納したフイルムホルダFHを挿入するため
のフイルム挿入用スリツトで、フイルムの縦横に応じ
て、互いに直交する2方向よりフイルムを挿入可能に構
成されている。
【0022】2cはフイルムアダプタ2に対してカメラ
を保持するカメラホルダ部で、上方にカメラ装着用の開
口部を有し、カメラを装着された状態では、その撮影レ
ンズ光学系1aがフイルム面に対してあらかじめ設定さ
れた一定の接写距離に正確に位置決めされるようにカメ
ラ本体を保持するものである。
【0023】またフイルム載置面上にあるフイルムを直
接外部より目視によつて確認できるよう、フイルム確認
用の開口部2dが形成されている。
【0024】また開口部2dの下方における前面には、
各操作スイツチ類が配されており、2eはレリ−ズスイ
ツチ、2fは撮影した画像を取り消すイレ−ズスイツ
チ、2gは撮影するフイルムの種類に応じてネガ・ポジ
切換を行なうためのネガポジ切換スイツチ、2hは動作
状態を表示するLED等の表示部、2iは電源スイツチ
である。
【0025】カメラ本体との電気的接続関係については
後述するが、電源スイツチ2iをONすることによつ
て、自動的にフイルム撮影モードとなり、フイルムアダ
プタ側におけるレリ−ズスイツチ2eの操作によつて撮
影領域にあるフイルム画像の記録が行なわれる。
【0026】すなわち、カメラをフイルムアダプタ2に
装着して必要な配線接続を行なうことにより、カメラ側
のレリ−ズスイツチが無効となり、カメラに直接触れる
ことなく設置安定性の高いフイルム撮影装置側のレリ−
ズスイツチでフイルム画像の撮影を行なえるため、カメ
ラぶれを生じにくく、安定な撮影を行なうことができ
る。
【0027】またイレ−ズスイツチ2fは、記録した画
像をカメラ側でただちに再生するいわゆるレツクレビユ
−動作状態において、これを操作することにより、記録
した画像を消去するものであり、操作者は撮影した画像
をただちに再生してその記録状態を確認し、これを取り
消すか、記録画像として残すかの選択を行なうことがで
きる。
【0028】3はケ−ブル3bを介して図示しない電灯
線より供給される交流(AC)電源を本システムを駆動
する直流(DC)電源に変換して供給するためのAC電
源アダプタ(あるいはDCバツテリ電源)、4はカメラ
にて撮影した画像をモニタするためのモニタデイスプレ
イ、5はカメラ1,フイルムアダプタ2,AC電源アダ
プタ3,モニタデイスプレイ4間における接続、中継、
制御を行なうための制御カプラである。
【0029】制御カプラ5は、AC電源アダプタ3と固
定ネジ5aによつて固定され、電気的には電源コネクタ
5b,3aによつて接続されてシステムの電源供給用イ
ンタフエ−スとなる。
【0030】また制御カプラ5は、フイルムアダプタ2
より引き出されたケ−ブル2jの先端のコネクタ2kと
コネクタ5cによつて接続される一方、そのカメラ制御
ケ−ブル5dをカメラ本体1と接続することにより、カ
メラ本体1及びフイルムアダプタ2への電源供給及び制
御信号の入出力、さらにカメラ本体1の撮像系あるいは
ビデオフロツピーより再生された画像信号の受信を行な
う。
【0031】このカメラ側との接続は、カメラのバツテ
リ収納部1cを用いて行なわれるようになつており、す
なわちカメラのバツテリと同一形状をなし且つバツテリ
と同一位置に電源供給用の接点(図示せず)を配すると
ともに、バツテリ収納部内に配された信号入出力用のコ
ネクタ1dと接続されるコネクタ6aを配してなるバツ
テリアタツチメント6を、バツテリ収納部1cに装着す
ることによつてカメラ側との接続が完了する。
【0032】これによつてケ−ブル5d内の電源ライン
を介して電源供給が行なわれるとともに、ケ−ブル5d
内の制御信号ライン及びコネクタ6a,1dの制御信号
端子を用いてフイルムアダプタ2側におけるレリ−ズス
イツチ2e、ネガ・ポジ切換スイツチ2g、イレ−ズス
イツチ2f、電源スイツチ2iの各操作状態に応じたカ
メラ側の制御が行なわれ、またカメラ側において撮影さ
れた画像信号を制御することが可能となり、さらにケ−
ブル5d内の画像信号ライン及びコネクタ6a,1dの
画像信号出力端子を用いてカメラ本体からの画像信号の
受信が可能となる。
【0033】またバツテリアタツチメント6には、図示
しない赤外線リモコン送信機より送信された光学制御情
報を受光して、電気信号に変換するリモコン受光ユニツ
ト6bが設けられており、バツテリアタタツチメント6
の装着により、外部より電源供給を可能とするだけでな
く、リモコンによる遠隔操作も可能となり、カメラぶれ
等を防止する上でも効果的である。
【0034】なおリモコン受光ユニツト6bより出力さ
れた制御情報信号は、カメラ本体1内にコネクタ1dを
介して伝達されるとともに、ケーブル5dを介して制御
カプラ5へと供給され、フイルムアダプタ2を制御する
ことができる。
【0035】また制御カプラ5はモニタデイスプレイ4
とケ−ブル7によつて接続され、カメラ本体より出力さ
れた画像信号をモニタデイスプレイ4へと伝送して再生
することができる。
【0036】なお5e,5f,5gは、それぞれ接続さ
れるモニタデイスプレイの種類に対応した映像出力端子
である。
【0037】次に、上述のシステムの回路構成を、図1
および図2に示すブロツク図を用いて説明する。
【0038】同図において、1はカメラ本体、2はフイ
ルムアダプタ、3はAC電源アダプタ、4はモニタデイ
スプレイの回路ブロツク、5は制御カプラ、6はリモコ
ン受光ユニツト内蔵のバツテリアタツチメントをそれぞ
れ示すものである。
【0039】カメラ本体1内において、101は制御用
システムコントロ−ル回路を構成するマイクロコンピユ
−タ(以下カメラマイコンと称す)、102は後述する
リモコン受光ユニツト内蔵のバツテリアタツチメント6
内の制御用マイクロコンピユータ(以下カプラマイコン
と称す)601よりケ−ブル5dを介してシリアル通信
される各種制御デ−タをパラレルデ−タに変換してカメ
ラマイコン101へと供給し、データ通信を行なうため
のシリアル・パラレル変換回路(SIP)、103は撮
像素子11による撮像、カメラプロセス処理、記録媒体
への画像記録、記録時におけるネガ・ポジ反転、記録媒
体上の記録画像の再生等の処理を行なう信号処理ブロツ
クで、撮像系より出力された撮像信号はカメラプロセス
を経て規格化された映像信号に変換され、不図示のビデ
オフロツピ−に記録され、あるいはこれより再生され
る。またカメラからは映像信号はY+S信号、C信号と
して出力される。
【0040】104,105はカメラマイコン101、
信号処理ブロツク103へと安定した電圧を供給するた
めのそれぞれ出力電圧の異なるレギユレ−タ、105は
装置の動作モードすなわち高速,低速動作モードに応じ
てレギユレータ103,104を切り換え、カメラマイ
コン101に供給する電源電圧を切り換えるスイツチン
グ回路、107はモニタデイスプレイ4上に各種制御情
報を表わす文字デ−タ等を表示させるためのキヤラクタ
ジエネレ−タである。
【0041】またフイルムアダプタ2内には、前述した
レリ−ズスイツチ2e、ネガ・ポジ切換スイツチ2g、
イレ−ズスイツチ2f、電源スイツチ2i、電源スイツ
チ2iに連動してON,OFFされ電源の状態すなわち
光源2lの点灯状態を制御カプラ内のカプラマイコン6
01へと供給するスイツチ2i’、蛍光灯による光源2
lがそれぞれ配されており、ケ−ブル2jによつて制御
カプラ5へと接続されている。
【0042】制御カプラ5内について見ると、電源ライ
ンVB にAC電源アダアプタ3よりDC電源が供給さ
れ、この電源ラインVB を介してフイルム撮影装置2内
の光源2lを含む各回路へと電源供給が行なわれ、また
ケ−ブル5dを介してカメラ本体1内のレギユレ−タへ
と104,105へと電源の供給が行なわれている。
【0043】またカメラ本体1よりバツテリアタツチメ
ント6、ケ−ブル5dを介して伝送されてきたY+S信
号及びC信号からなる映像信号を加算してモニタデイス
プレイ4へと出力する混合回路501が配されている。
【0044】またバツテリアタツチメント6内について
見ると、フイルムアダプタ2から受け取った各種スイツ
チの操作状態を示す信号に基づいてカメラ本体1内のカ
メラマイコン101とコネクタ1dを介して制御通信を
行なうカプラマイコン601、電源ラインVB より供給
される電圧を安定化してカプラマイコン601へと供給
するレギユレ−タ602がそれぞれ配されている。
【0045】なお、このレギユレ−タ602は、カメラ
アマイコン101からの制御信号CPUONによつて制
御されるようになつており、CPUONがLOWとなる
とレギユレ−タがイネ−ブルとなり、カプラマイコン6
01が動作を開始するように構成されている。
【0046】なおリモコン送信機より発光された赤外光
を受光して電気信号に変換し、カプラマイコン601へ
と供給する受光センサからなるリモコン受光ユニツト6
bが配されている。
【0047】またカメラマイコン101とカプラマイコ
ン601との間の接続ラインは、前述のCPUON信
号、各種デ−タ信号、クロツク(CLK)信号、BUS
Y信号、GND(グランド)である。
【0048】本発明におけるカメラシステムは、以上の
ような構成となつており、実際の使用時には、制御カプ
ラ5をAC電源アダプタ3に接続してネジ5aで固定
し、続いてケ−ブル5d、バツテリアタツチメント6を
カメラ本体に接続し、さらにフイルム撮影アダプタ装置
2とケ−ブル2jを介して接続し、制御カプラの映像出
力端子5e〜5gのいずれかとモニタデイスプレイ4と
をケ−ブル7によつて接続する。
【0049】これによつて、図1,図2および図6,図
7の接続関係となり、カメラ本体1、フイルム接続アダ
プタ装置2のそれぞれに電源が供給可能となり、かつリ
モコンが使用可能となる。
【0050】そしてフイルム撮影アダプタ装置2側の各
種操作スイツチの操作状態がバツテリアタツチメント6
内のカプラマイコン601へと伝達され、フイルム撮影
アダプタ2内の電源スイツチ2iをONすることによ
り、連動するスイツチ2i’によつてその動作状態がカ
プラマイコン601へと供給され、カプラマイコン60
1の指令によつてカメラマイコン101が制御され、以
後、フイルムアダプタ2側の操作によつてカメラマイコ
ン101が制御されるフイルム撮影モードとなる。すな
わちフイルムアダプタ2の電源のON(光源の点灯)に
応じてフイルム撮影モードとなる。
【0051】この状態では、フイルム撮影アダプタ装置
側の操作が優先され、フイルム撮影アダプタ装置側の電
源スイツチ2iをOFFにした状態では、カメラ側も記
録不能となるように制御され、フイルムアダプタ2の電
源をONにして光源2lを点灯させると、カメラによる
フイルム撮影が可能となる。
【0052】フイルムの撮影状態に応じて、フイルム撮
影アダプタ装置2のフイルム挿入用スリツト2aあるい
は2bよりフイルムあるいはフイルムホルダを挿入し、
カメラホルダ2cの開口部2dよりフイルム面を目視
し、所望のフイルムをフイルム載置面上の撮影領域へと
移動して、レリ−ズスイツチ2eを押圧することによ
り、フイルム撮影が可能となる。
【0053】なお、カメラ本体1とフイルム撮影アダプ
タ装置20とが上述のような接続関係となつている状態
では、カメラ側は自動的にフイルム撮影モ−ドとなり、
カメラ側のレリ−ズスイツチは無効となる。
【0054】またフイルム撮影アダプタ装置側のレリ−
ズスイツチ2eがONされて撮影が行なわれたとき、フ
イルム撮影アダプタ装置20のネガ・ポジ切換スイツチ
2gがポジテイブ位置に切り換えられていれば、カメラ
はそのままの画像を記録し、ネガテイブ位置に切り換え
られていれば、カメラ側信号処理ブロツク103に内蔵
したネガ・ポジ反転回路を動作してネガ・ポジ反転した
後、ビデオフロツピ−上に記録が行なわれる。
【0055】なお、記録を行なった場合、モニタデイス
プレイ4の画面には、いま記録された画像情報が再生さ
れるようになつており(いわゆるレツクレビユ−モ−
ド)、この動作状態において、フイルム撮影アダプタ装
置2側のイレ−ズスイツチ2fをONすると、その操作
に応じてカメラ側のカメラマイコン101を制御して記
録画像を消去することができるようになつている。
【0056】したがつて、操作者はいま記録した画像が
誤りであつたり、記録状態が良好でなかつた場合には、
その記録画像を直ちにビデオフロツピ−上より消去し、
再度記録を行なうことができる。
【0057】以上のように、カメラをフイルムアダプタ
2に装着することにより、自動的にフイルム撮影専用の
モ−ドに切り換わり、カメラをフイルム撮影アダプタ装
置側で制御可能となり、従来のように専用の装置にたよ
ることなく、簡単にフイルム撮影を行ないビデオフロツ
ピ−に記録、編集、モニタに表示することができる。次
に上述のシステムにおけるバツテリアタツチメント6内
のカプラマイコン601の制御動作を図3,図4に示す
フローチヤートを用いて詳述する。
【0058】同図において、カメラマイコン101がそ
のコントロール信号CPUONをLowにすることによ
り(S1)、バツテリアタツチメント6内のレギユレー
タ602がONされてリモコンセンサを含む受信回路部
に電源が供給され(S2)、カプラマイコン601が動
作を開始する。
【0059】カプラマイコンが動作を開始すると、マイ
コン内部のRAMのクリア、スタツクポインタのセツ
ト、フイルムアダプタ2の各スイツチがオフ状態のとき
のデータをメモリに格納する等の初期設定を行なう(S
3)。
【0060】次にカプラマイコン601の暴走対策とし
て通信データをセツトし(S4)、マイコン内のタイマ
をセツトする(S5)。この通信データは不図示のワイ
ヤレスリモコン送信機からの制御信号やフイルムアダプ
タ2からの各種スイツチのON,OFF制御信号がある
一定時間ないとき、長時間にわたつて制御が行なわれ
ず、システムが誤動作することのないようにカメラマイ
コン101へと通信されるものである。
【0061】S5でタイマのセツトが終了すると、カメ
ラマイコン101との間の通信線のBUSYラインの状
態を判定し(S6)、BUSYラインがHiレベルであ
つた場合には、S4でセツトした通信データをカメラマ
イコン101へと通信(S7)するとともにDATAラ
インをHiにする(S8)。そしてDATAラインがH
iになつた時点でカプラマイコン601内のタイマを再
びセツトする(S9)。
【0062】ここで、通信データ、リモコン送信機の発
光信号を受光した受光センサ6bの出力、フイルムアダ
プタのデータの各種情報の送信は、カプラマイコン60
1とカメラ本体1内のシリアル・パラレル変換器102
との間に接続されているDATAライン、CLKライ
ン、BUSYラインを用いて行ない、シリアル・パラレ
ル変換機102からのBUSYラインがHiのときに、
各データの送信が行なわれる。
【0063】また上述のS6において、BUSYライン
がLowであるとマイコン601が送信を行なうことが
できないため、DATAラインをLowにすることによ
りカメラマイコン101へとリクエストし(S26)、
タイマをカウントしてそのカウント値が所定時間以上経
過したか否かを検出し(S27,S28)、所定時間経
過するまではS6へと復帰してBUSYラインの状態を
繰り返し判別し、BUSYラインがHiにならないまま
所定時間以上カウントされた場合には、DATAライン
をHiにしてS4へと戻り(S29)、通信データを再
びセツトし、次ぎにBUSYラインがHiになつた時に
カメラ側へと送信する。
【0064】またS28で所定時間カウントする前にB
USYラインがHiになつた場合には、このループを抜
けてS7へと移行する。
【0065】すなわちカプラマイコン601は、リモコ
ン送信機からの入力、またはフイルムアダプタの各種ス
イツチの変化が行なわれなくても、一定時間毎に通信デ
ータを送信するため、カメラ本体1内のカメラマイコン
101はその通信データを受信することにより、カプラ
マイコン601が正常に動作していることを確認でき
る。
【0066】また上述のS9でタイマをセツトし、制御
が可能となつた状態において、リモコン受光部6bよ
り、図示しないリモコン送信機からの制御情報の受信の
有無を判定し(S10)、リモコン受光部より制御信号
の受信が確認された場合には、その受信した制御信号の
コードをデコードする処理を行ない(S11)、その処
理を終了した後、BUSY信号がHiであるか否かその
状態を判別し(S12)、Hiならばリモコンデータを
カメラマイコン101へと送信した(S13)後、S9
へと復帰し、タイマをセツトして次ぎのリモコン操作情
報を待つ。
【0067】リモコン受光部6bにて受信したコード
は、上記通信コマンドの送信と同様に、シリアル・パラ
レル変換機102にシリアル送信される。
【0068】またS12でBUSY信号がLowとなつ
ていた場合には、一回の通信の終了であり、DATAラ
インをLowにし(S14)、リモコン入力が終了か否
かを判定し(S15)、リモコン入力が終了していなけ
ればS12へと戻ってBUSYラインのチエツクを行な
い、通信を続ける。
【0069】またリモコン入力が終了していれば、S8
へと復帰してDATAラインをHiにし、タイマをセツ
トし、リモコン入力を待つ(S8〜S10)。 そして
カメラ本体1内のカメラマイコン101は、シリアル・
パラレル変換機102のデータを読み込み、カプラマイ
コン601からの制御情報にもとづいてカメラ本体1を
制御する。
【0070】S10において、リモコンの入力がなくリ
モコン操作が行なわれていない場合には、S16へと進
み、フイルムアダプタ2の制御シーケンスを行なう。
【0071】S16ではフイルムアダプタ2の各操作ス
イツチの状態を読み込む。そしてフイルムアダプタ2の
各操作スイツチの状態に変化があつたときに、データの
送信が行なわれる(S17)。
【0072】またこの場合、シリアル・パラアレル変換
機102の出力から、BUSYラインの状態がLowな
ら(S18)、上述のように、カメラ側にリクエストと
してDATAラインをLowにすることによつてカメラ
マイコン101へと伝達し(S21)、フイルムアダプ
タ2のデータを保持してタイマをカウントし(S2
2)、一定時間内にBUSYラインがHiになるまで送
り続ける(S23)。すなわちS23で一定時間内にB
USYラインがHiにならなかつた場合には、S8へと
戻ってDATAラインをHiにして、データ入力動作を
繰り返す。
【0073】なおS23でBUSYラインがHiになら
ないまま一定時間を経過すると、S8へと復帰して、リ
モコン受光部6b,フイルムアダプタ2のスイツチの状
態を読み込むが、スイツチ状態のデータをシリアル・パ
ラレル変換器102に送信していないため、前回のスイ
ツチ状態のデータと比較(S17)した結果が異なり、
上述のようにデータを送り続ける。
【0074】ここで前回のデータとは、シリアル・パラ
レル変換器102に送信(S19)した後、カプラマイ
コン601内のメモリに記憶されている(S20)デー
タである。
【0075】シリアル・パラレル変換器102からの出
力BUSYラインがHiになるまでにフイルムアダプタ
22のスイツチ状態が変化した場合、データを送信した
後、及び一定時間以上を経過したとき、フイルムアダプ
タ2のスイツチ状態を読み込むため(S16)、前回の
データと異なり、現在のスイツチ状態のデータが送信さ
れる。すなわちフイルムアダプタ2のスイツチの状態
は、常に最新のデータが送信される。
【0076】またバツテリアタツチメント2内のカプラ
マイコン601の通信ライン、CLKライン、DATA
ラインは通信を行なわない場合はハイインピーダンスと
する。
【0077】またS17において、新しいデータではな
いときは、タイマをカウントし、S10で予め設定され
た時間内にリモコン入力があればS11以降のフローを
再び実行し、なければS4へと復帰する。
【0078】ここで、上述のバツテリアタツチメント6
内のカプラマイコン601の動作に対するカメラ本体1
内のカメラマイコン101の制御について図5のフロー
チヤートを用いて説明する。
【0079】カメラマイコン101は、システム全体の
動作開始時とともにフローをスタートし、カメラマイコ
ン101のCPUONをLowにし(S101)、続い
てマイコンのタイマをセツトする(S102)。
【0080】その後、カプラマイコン601からのデー
タの受信を待ち(S103)、データを受信した場合に
は、種々のデータ処理を行なう(S104)とともに、
バツテリアタツチメント2内のレギユレータ602を制
御しているCPUONラインのタイマをリセツトする
(S105)。
【0081】データの受信がなければ、制御しているC
PUONのタイマのカウント動作を開始し、予めセツト
されたタイマカウント値になるまでにデータを受信すれ
ば、タイマは再びリセツトされ(S103〜105)、
データ受信のないままタイマカウント値をオーバーした
場合には、カプラマイコン601が正常に動作していな
いと判定し、カメラマイコン101はコントロール信号
CPUONをHiにし、バツテリアタツチメント6内に
レギユレータ602をオフにし、リモコン受信回路に対
する電源の供給を停止し、再びS101へと復帰し、上
述の動作を繰り返し行なう。
【0082】これにより、カプラマイコン601が初期
状態に戻り、通常動作状態に復帰し、暴走を防止するこ
とができる。
【0083】
【発明の効果】以上のように、本願のシステムによれ
ば、フイルムアダプタ等の周辺機器及びリモコン等の制
御機器等を同時に並行して用いても、これらの外部接続
機器の操作状態に変化のない場合に、カメラマイコンと
データの通信を行なうことにより、特別なハードウエア
を用いることなく、リモコン受光部ユニツトの制御を行
なうマイコンの誤動作、暴走等を防止することができ、
各制御に支障を来すことがなく円滑且つ確実に制御を行
なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成を示すブロツク図であ
る。
【図2】本発明のシステム構成を示すブロツク図であ
る。
【図3】本発明のシステムにおける外部制御機器のマイ
コンによる制御動作のフローチヤートである。
【図4】本発明のシステムにおける外部制御機器のマイ
コンによる制御動作のフローチヤートである。
【図5】本発明のシステムにおけるカメラマイコンによ
る制御動作のフローチヤートである。
【図6】本発明の一実施例におけるシステム構成図であ
る。
【図7】本発明の一実施例におけるシステム構成図であ
る。
【符号の説明】
1 カメラ 1a 撮影レンズ光学系 1b フアインダ 2 フイルム撮影アダプタ装置 2c カメラホルダ 2d フイルム目視用開口部 2e アダプタ側レリ−ズスイツチ 3 ACアダプタ 4 モニタデイスプレイ 5 制御カプラ 6 バツテリアタツチメント F フイルム

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続された周辺機器より送信されてくる
    制御信号に基づいて制御可能な電子機器であつて、前記
    周辺機器より送信されてくる制御情報を受信して解読し
    て前記電子機器を制御する手段と、前記周辺機器よりの
    制御情報が所定時間以上ないとき前記周辺機器のシステ
    ムの動作を停止させる停止情報を出力する手段とを備え
    たことを特徴とする電子機器の制御装置。
  2. 【請求項2】 外部制御装置を接続可能なカメラ装置で
    あつて、前記カメラ装置は、前記外部制御装置から供給
    される制御信号に基づいて各部の動作を制御する第1の
    制御手段と、前記外部接続装置からの制御信号が所定時
    間以上受信されないとき、前記外部制御装置のシステム
    の電源をオフにする第2の制御手段とを備えていること
    を特徴とするカメラ装置。
  3. 【請求項3】 電子機器に接続され、その操作に応じて
    前記電子機器を制御する電子機器の制御装置であつて、
    操作状態に関する制御信号を前記電子機器において受信
    されるまで送信し続ける手段と、前記制御信号が前記電
    子機器側にて受信される前に前記操作状態が変化した場
    合には、その変化後の操作状態に基づく制御信号を前記
    電子機器へと送信する手段とからなる電子機器の制御装
    置。
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