JP3094016U - 抜け落ちにくいボルトジョイントシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 ボルト等のジョイント部に引っ掛かり部を設
ける事で抜け落ちによる紛失を防ぎ又、脱着時の手間を
も少なくする。 【解決手段】 先端の突起部３を差し込み引っ掛かり部
２と合せて奥まで挿入するとジョイントネジ部がほぼ一
直線で合い，強く押えつけなくても締めることができ
る。又，締んでネジ山部が抜けた時は突起部３が引っ掛
かり落すことなく再度締めることで使用できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は簡易に取付け・取り外しは出来るが、抜け落ちしにくいジョイントシ ステムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のボルトジョイントは緩んで外れると抜け落ち紛失の恐れも有る為、緩まな い様強く締め込んだり又、緩んでも外れて抜け落ち無い様ネジ山部を締めつけの 必要以上に長目にする為締めこみ時もはずすのにも手間が掛かっていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ボルトが緩みはずれた場合もそのままでは、抜け落ちにくい突起形状を有する為 必要以上に強く締める事も無く緩めるのもし易い 又、ネジ山の長さも必要程度 でよく成る為締め込むのもはずすのにも手間が少なく済む、そして抜け落ちによ る紛失等防ぐ事が出来る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

ボルトを引き抜く時ネジ山部（１）をほどく方向に回転させはずれた状態で次に 、引っ掛かり（２）の形状に突起部（３）の形状に合わせて引き抜く 又、締め 込む時は逆の動作にて行える構造のものである。 引っ掛かり部のシステムは丸型に限らぬ形状、ネジ山、くぼみ等でもよく 又 、二重、三重にでも考える事が出来る。

【０００５】

【作用】

ボルトのネジ山部が緩み抜けた時、その先部分に有る突起（３）部分が引っ掛か り部（２）にそのままでは図（２）の状態で引っ掛かり抜け落ち無い様に成る。

【０００６】

【実施例】 以下は、本考案の実施例についての説明です。 釣道具に玉網が有る 水辺で使用する物であるから使用中に抜けると紛失する事 が多い。この玉網の網枠と棒状の柄の接合部分はボルトを締め込んで使用する物 で、これを通常締め付ける場合網枠部に重心が有る為差し込み部を押し付けなが らジョイント部を合わし柄の棒状部を手で回して抜け落ち無い様強く締め付けま す。依って、緩める時手が濡れていたりすると滑って緩めにくい事も有ります。 しかし、本案のボルトジョイントで実施した場合 まず、先端の突起部（３）を 差し込み引っ掛かり部（２）と合わせて奥まで挿入するとジョイントネジ部がほ ぼ一直線で合い、強く押さえ付けなくても締める事が出来る 又、緩んでネジ山 部が抜けた時は突起部（３）が引っ掛かり落とす事無く再度締める事で使用でき る為必ずしも強く締める必要も無く使用する事もできる。

【０００７】

【考案の効果】

本考案の効果についての説明 実施例の場合緩んだだけでは抜け落ち無い為、強く締める必要も無く取り付け、 取り外し作業共手早く行なう事が出来る。これにより、平常時はもちろん緊急避 難時又、釣りの試合の時等短時間で行えるので抜け落ちの心配が少ないので精神 的効果も有ると思われる。 この考案は特に取り付け、取り外しを繰り返す時 又、抜け落ちると困る場所、 危険な場所等への活用に効果が考えられる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本案の締めつけた時の断面図

【図２】本案の緩んだ時の断面図

【図３】本案の抜いた時の斜視図（ネジ山形状）

【図４】本案の抜いた時の斜視図（ネジ山以外の形状）

【符号の説明】

（１）はネジ山部 （２）は引っ掛かり部 （３）は突起部

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【手続補正書】

【提出日】平成１４年１２月５日（２００２．１２．
５）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項 ２

【補正方法】変更

【補正内容】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 引っ掛かり部を設けたジョイントシステ
   ム
2. 【請求項２】 引っ掛かりをネジ山及び、その他の形状
   をした請求項１のジョイントシステム