JP2001200966A - フランジ継手 - Google Patents

フランジ継手

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JP2001200966A
JP2001200966A JP2000007654A JP2000007654A JP2001200966A JP 2001200966 A JP2001200966 A JP 2001200966A JP 2000007654 A JP2000007654 A JP 2000007654A JP 2000007654 A JP2000007654 A JP 2000007654A JP 2001200966 A JP2001200966 A JP 2001200966A
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flange
lock plate
head
bolt
nut
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JP2000007654A
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Tadaaki Sakai
忠明 酒井
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Niigata Engineering Co Ltd
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Niigata Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭隘な個所においてもナットを僅かに緩める
のみで連結ボルトを取り外すことができ、よってフラン
ジの着脱が極めて容易になるとともに、規格品の配管フ
ランジに使用することができて経済性に優れるフランジ
継手を提供する。 【解決手段】 対向するフランジ21a、21bの孔部
22に挿通される連結ボルト23と、この連結ボルト2
3の頭部24側とフランジ21aとの間に介装されるロ
ックプレート25と、連結ボルト23の先端部に螺合さ
れるナット26とを備え、かつ連結ボルト23は、頭部
24がフランジの孔部22を挿通可能な寸法に形成され
るとともに、頭部の基端部に外形寸法が頭部よりも小さ
な部分を有する係止部27が形成され、ロックプレート
25は、周縁部に開口することにより、隣接する少なく
とも2本の連結ボルト23の係止部27が挿脱自在とな
る開口部28が形成されるとともに、開口部28の周縁
部分において頭部24とフランジ21aとの間に介在す
るように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の化学・機械
設備において、流体等を移送するための管同士を着脱自
在に連結する際等に用いられるフランジ継手に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、各種の化学プラント等の
配管においては、定期的に配管内部の清掃を行ったり、
あるいは長期の運転によって腐食や損傷等を受けた部分
の管を局部的に交換する便宜のために、当該配管を所定
の管長ごとに分割し、互いのフランジ同士をフランジ継
手によって連結する構成が採用されている。図6は、一
般的なこの種のフランジ継手を示すもので、パッキン2
を介して対向配置された管1のフランジ1aの一方の貫
通孔1b側からボルト3を挿通させ、他方側から座金4
を介してナット5を螺合させ、締め付けるものである。
【0003】このようなフランジ継手においては、管1
の内部を清掃する場合のようにフランジ1a同士の連結
を解く際には、ボルト3の頭部およびナット5の両者に
スパナを掛けて、これらを相対的に回転させることによ
りナット5をボルト3から取り外し、次いでボルト3を
フランジ1aの貫通孔1bから抜き出す方法が採られる
ことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記フラン
ジ継手にあっては、ボルト3およびナット5をフランジ
1aから取り外す際に、先ずナット5をボルト3から完
全に外してしまう必要があるため、ボルト3の本数が多
いフランジ1aや、あるいは狭隘な個所に位置するフラ
ンジ1aに対しては、当該作業に多くの手間を要すると
ともに、取り外したナット5を紛失し易いという問題点
があった。加えて、ボルト3に付いても、少なくとも一
方のフランジ1aの孔部1bからは抜き出す必要がある
ために、ボルト3の頭部近傍に障害物がある場合には、
当該障害物とボルト3とが干渉して作業が困難を極める
という問題点もあった。
【0005】そこで、このような課題を解決可能とする
従来のフランジ継手として、例えば実開平2−7111
9号公報に見られるようなフランジ継手が提案されてい
る。このフランジ継手は、図7に示すように、ボルト1
0およびナット11によって連結される一対のフランジ
12a、12bに、外径側に開放する複数の凹部13を
形成し、一方のフランジ12aの外側面における外周部
近傍に鍔部14を突設するとともに、隣接する複数の凹
部13に対応するボルト10を、それぞれ共通の当て板
15の孔部15aに挿通し、この当て板15の外方から
座金16を介してナット11を締めつけることにより、
当て板15を鍔部14で受け止め可能に支持したもので
ある。
【0006】上記従来のフランジ継手によれば、当て板
15が鍔部14から外れるまでナット11をボルト10
に対して緩めることにより、ナット11をボルト10か
ら完全に外すことなく当該ボルト10および当て板15
とともに凹部13から取り外すことができ、かつナット
11が少し緩んだ程度では、鍔部14に支持された当て
板15によってボルト10およびナット11が凹部13
から脱落することを防止することができるという利点が
ある。
【0007】しかしながら、上記従来のフランジ継手に
あっては、フランジ12a、12bとして、特別に凹部
13や鍔部14を加工したものを使用する必要があるた
めに、一般的なJIS、ANSI、JPI等の規格品を
使用することができず、よってコストが高騰化して経済
性に劣るという問題点があった。また、フランジ12
a、12bに、外周側に開放する凹部13を形成してい
るので、ボルト10が凹部13に沿って傾斜した状態で
ナット11が締めつけられる虞があり、この結果、経時
的に振動を受けるなどしてボルト10が水平に戻ること
により、ナット11が緩んだ状態となってフランジ12
a、12b間の気密性が損なわれる虞があった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、狭隘な個所においてもナットを僅かに緩めるのみで
連結ボルトをフランジから取り外すことができ、よって
フランジの着脱が極めて容易になるとともに、さらに規
格品の配管フランジに使用することができて経済性に優
れるフランジ継手を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明を、便宜上本実施の形態の符号を付して説明すると、
請求項1に記載の本発明に係るフランジ継手は、対向す
る一対のフランジ21a、21bの孔部22に挿通され
る連結ボルト23と、この連結ボルト23の頭部24側
と一方の上記フランジ21aとの間に介在するロックプ
レート25と、他方の上記フランジ21bから突出する
上記連結ボルト23の先端部に螺合されるナット26と
を備えてなり、かつ上記連結ボルト23は、頭部25が
フランジ21a、21bの孔部22を挿通可能な寸法に
形成されるとともに、頭部25の基端部に外形寸法が当
該頭部24よりも小さな部分を有する係止部27が形成
され、上記ロックプレート25は、その周縁部に、隣接
する少なくとも2本の連結ボルト23の係止部27に嵌
合する開口部28が形成されるとともに、上記開口部2
8の周縁部分28aが頭部24とフランジ21aとの間
に介在自由に形成されていることを特徴とするものであ
る。ここで、本発明に係るフランジ継手によって連結さ
れるフランジ21a、21bとは、管の端部に一体的に
設けられたフランジのほか、当該フランジに当接されて
管の端部を塞ぐ、所謂閉止フランジ(閉止板)を含む。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、上記連結ボルト23の係止部2
7と、上記開口部28の該係止部27と嵌合する周縁部
分28aとは、当該連結ボルト23の回転が阻止される
ように、直線部分を有する形状に形成されていることを
特徴とするものである。さらに、請求項3に記載の発明
は、請求項1または2に記載の発明において、ロックプ
レート25は、各々の上記係止部27が嵌合する複数の
上記開口部28が形成され、かつ当該開口部28は、各
々上記頭部24の外径よりも幅狭に形成されていること
を特徴とするものである。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
ないし3のいずれかに記載の発明において、上記ロック
プレート25には、その外面から突出する凸部29が形
成されていることを特徴とするものである。さらに、請
求項5に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに
記載の発明において、上記ロックプレート25には、そ
の外面に指先を引っ掛けることが可能な穴30が形成さ
れていることを特徴とするものである。
【0012】請求項1〜5のいずれかに記載のフランジ
継手において、フランジにおける管の連結を解く場合に
は、一枚のロックプレートと係合しているボルトのナッ
トを、それぞれ当該ボルトに対して僅かに緩めることに
より、ボルトの頭部とフランジとの間に介装されている
ロックプレートの拘束が解かれる。そこで、このロック
プレートをフランジの外周方向に取り外すことにより、
ボルトの頭部の拘束が解かれ、かつ当該ボルトの頭部
は、フランジの孔部を挿通可能な寸法に形成されている
ために、各ボルトとナットとを一体的に一方のフランジ
側から他方のフランジ側に向けて抜き出すことができ
る。
【0013】また、上記フランジ同士を連結する場合に
は、上記操作と逆に、予めナットを螺合させたボルト
を、その頭部から対向するフランジの孔部に挿通し、係
止部を上記一方のフランジから延出させる。そして、一
枚のロックプレートに形成された開口部に対応する全て
のボルトを挿通した後に、上記一方のフランジの外周面
に沿ってロックプレートを移動させて、開口部をボルト
の係合部に嵌合させることにより、ロックプレートを、
ボルトの係止部の外周において頭部とフランジとの間に
介在させる。次いで、ナットを僅かに締め付けることに
より、フランジ同士の連結が完了する。
【0014】このように、請求項1〜5のいずれかに記
載のフランジ継手によれば、狭隘な個所においてもナッ
トを僅かに緩めるのみで連結ボルトをフランジから取り
外すことができ、よってフランジの着脱が極めて容易に
なる。加えて、フランジの着脱時に、ボルトとナットと
を一体に取り扱うことができるため、ナットを紛失して
しまうといった虞が無い。しかも、JIS、JPI、A
NSI等の規格品の配管フランジにそのまま使用するこ
とができるために、図7に示した従来のフランジ継手と
比較して経済性にも優れる。
【0015】ここで、請求項2に記載の発明のように、
連結ボルトの係止部と、上記開口部の該係止部と嵌合す
る周縁部分とを、当該連結ボルトの回転が阻止されるよ
うに、直線部分を有する形状に形成すれば、ナットにの
みスパナを掛けて回転させることにより、ボルトに対し
て当該ナットを締めつけ、あるいは緩めることが可能に
なる。さらに、上記ロックプレートには、2本以上のボ
ルトに対して一の共通の開口部を形成してもよいが、請
求項3に記載の発明のように、各々の上記係止部が嵌合
する複数の開口部を形成し、かつ各開口部をボルトの頭
部の外径よりも幅狭に形成しすれば、ロックプレートを
各ボルトの頭部によって強固にフランジ面に固定するこ
とができる。
【0016】また、請求項4に記載の発明のように、上
記ロックプレートに、その外面から突出する凸部を形成
すれば、上記凸部に指を掛けて上記一方のフランジの外
周面に沿って引き出すことにより、ロックプレートを取
り外すことが可能になる。ちなみに、上記凸部を、ロッ
クプレートの外周部を外面側に屈曲することにより形成
すれば、加工が容易となって好適である。さらに、請求
項5に記載の発明のように、上記ロックプレートに、そ
の外面に指先が引っ掛けられる穴を形成すれば、上記穴
に指を掛けて上記一方のフランジの外周面に沿って引き
出すことにより、ロックプレートを取り外すことが可能
になる。ちなみに、上記穴は、板面に指先が引っ掛けら
れる程度の凹状に形成された窪みや、当該板面間を貫通
する孔でもよく、ロックプレートをプレス形成すれば、
加工が容易となって好適である。このように、請求項2
〜5に記載の発明によれば、狭隘な個所に設けられたフ
ランジに対しても、その着脱作業が一層容易になる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、本発明に係るフラ
ンジ継手の一実施形態を示すものである。図1〜図4に
示すように、このフランジ継手は、パッキン20を間に
挟んで対向する一対の管のフランジ21a、21bの孔
部22に挿通される連結ボルト23と、この連結ボルト
23の頭部24側と一方のフランジ21aとの間に介装
されるロックプレート25と、他方のフランジ21bか
ら突出する連結ボルト23の先端部に螺合されるナット
26とから構成されたものである。
【0018】ここで、連結ボルト23の頭部24は、外
形寸法がフランジ21a、21bの孔部22の内径より
も僅かに小さい本体部分23aと等しい寸法に形成され
ており、この頭部24の基端部に、係止部27が形成さ
れている。この係止部27は、図3に示すように、本体
部分23aの直径から一定の寸法を隔てた平行線27a
より外周側が欠落した直線部分を有する形状に形成され
ている。ちなみに、上記係止部27は、頭部24の基端
部に位置する本体部分23aを、外周側から切削または
鍛造することによって形成されている。
【0019】また、前記ロックプレート25は、隣接す
る2本のボルト23に跨るような略円弧状に形成された
板状部材であり、その両端部には、ボルト23側の周縁
部に開口する開口部28が形成されている。この開口部
28は、側縁28a間の幅寸法が上記係止部27におけ
る平行線27aよりも僅かに大きい直線部分を有する形
状に形成されており、その内周縁28bは、係止部27
の長手方向の外周とほぼ一致する円弧状に形成されてい
る。さらに、このロックプレート25の外周縁の中央に
は、外面側に折り曲げられた屈曲部(凸部)29が形成
されている。なお、このロックプレート25は、プレス
加工によって形成されている。
【0020】以上の構成からなるフランジ継手におい
て、図2に示す状態から、フランジ21a、21bにお
ける管の連結を解く場合には、先ずロックプレート25
と係合している2本のボルト23のナット26にスパナ
を掛けて、それぞれボルト23に対して一回転程度緩め
る。この際に、ボルト23は、係止部27が開口部28
に挿通されたロックプレート25によってその回転が阻
止されるために、ナット26のみにスパナを掛けて回転
させればよい。
【0021】これにより、ボルト23の頭部24によっ
てフランジ21aとの間に締め付けられていたロックプ
レート25の拘束が解かれる。そこで、このロックプレ
ート25の屈曲部29に指を掛けて、これをフランジ2
1aの外周面に沿って引き出すことにより、ボルト23
の頭部24とフランジ21aとの間から取り外す。この
結果、ボルト23の頭部24の拘束が解かれる。ここ
で、ボルト23の頭部24は、本体部分23aと同径に
形成されているため、フランジ21a、21bの孔部2
2を挿通可能であり、よって各ボルト23とナット26
とを一体的にフランジ21b側に抜き出す。これによ
り、フランジ21a、21bの連結が完全に解かれる。
【0022】他方、フランジ21a、21b同士を連結
する場合には、上記操作と逆に、予めナット26を螺合
させたボルト23を、その頭部24から対向するフラン
ジ21a、21bの孔部22に挿通し、係止部27をフ
ランジ21aから延出させる。そして、ロックプレート
25に形成された開口部28に対応する2本のボルト2
3を挿通した後に、フランジ21aの外周面に沿ってロ
ックプレート25を移動させて、その開口部28にボル
ト23の係合部27を嵌合させることにより、ボルト2
3の頭部24とフランジ21aとの間に介在させる。そ
して、ナット26をフランジ21bの外周面に当接する
まで締め付けることにより、フランジ21a、21bの
連結が完了する。
【0023】このように、上記構成からなるフランジ継
手によれば、2本のボルト23に臨むロックプレート2
5の両端部に、各々の係止部27が挿脱自在に嵌合する
開口部28を形成し、かつ係止部27および開口部28
を、係止部27の回転が阻止される直線部分を有する形
状に形成しているので、ナット26にのみスパナを掛け
て僅かに回転させるのみでロックプレート25を取り外
すことができる。加えて、ボルト23の頭部24を、フ
ランジ21a、21bの孔部22を挿通可能となるよう
に形成しているので、各ボルト23とナット26とを一
体的にフランジ21b側に抜き出し、あるいは挿入する
ことができる。この結果、狭隘な個所においてもフラン
ジ21a、21bの着脱を極めて容易に行うことができ
る。加えて、フランジ21a、21bの着脱時に、ボル
ト23とナット26とを一体に取り扱うことができるた
め、ナット26を紛失してしまうといった虞が無い。し
かも、JIS、JPI、ANSI等の規格品の配管フラ
ンジにそのまま使用することができるために経済性にも
優れる。
【0024】なお、前記実施の形態においては、本発明
に係るフランジ継手を、一対のフランジ21a、21b
を連結する場合に適用した場合についてのみ説明した
が、これに限るものではなく、例えば管の端部におい
て、当該管のフランジと、これを塞ぐ閉止フランジとの
連結にも同様に適用することができる。
【0025】また、図4に示したように、ロックプレー
ト25の外周縁の中央を外面側に折り曲げることにより
凸部となる屈曲部29を形成したが、ロックプレート2
5を屈曲することなく、ロックプレートの外面の適当な
位置に、指を掛けるために好適な形状の凸部を、別途接
合あるいは貼着することによって一体に形成してもよ
い。さらには、上記屈曲部29に代えて、図5の如くロ
ックプレート25の外面の中央に指先が引っ掛かる穴3
0を設けるようにしてもよい。この場合、上記穴は、凹
状に形成された窪みや、板面を貫通する孔でもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜5のい
ずれかに記載のフランジ継手によれば、狭隘な個所にお
いてもナットを僅かに緩めるのみで連結ボルトをフラン
ジから取り外すことができ、よってフランジの着脱が極
めて容易になるとともに、各種規格品の配管フランジに
そのまま使用することができるために、経済性にも優れ
る。
【0027】また、特に請求項2に記載の発明によれ
ば、ナットにのみスパナを掛けて回転させることによ
り、ボルトに対して当該ナットを締めつけ、あるいは緩
めることが可能になり、さらに請求項3に記載の発明に
よれば、ロックプレートを各ボルトの頭部によって強固
にフランジ面に固定することができる。また、請求項4
または5に記載の発明によれば、ロックプレートに形成
した凸部や穴に指を掛けて外周側に引き出すことによ
り、容易にロックプレートを取り外すことが可能になる
ため、上述したフランジの着脱作業が一層容易になると
いった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフランジ継手の一実施形態を示す側面
図である。
【図2】図1のII−II線視断面図である。
【図3】図2のIII−III線視断面図である。
【図4】図1のロックプレートを示す斜視図である。
【図5】他の実施形態におけるロックプレートを示す斜
視図である。
【図6】一般的なフランジ継手を示す断面図である。
【図7】従来のフランジ継手を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
21a、21b フランジ 22 孔部 23 ボルト 24 頭部 25 ロックプレート 26 ナット 27 係止部 28 開口部 29 屈曲部(凸部) 30 穴

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する一対のフランジの孔部に挿通さ
    れる連結ボルトと、この連結ボルトの頭部側と一方の上
    記フランジとの間に介在するロックプレートと、他方の
    上記フランジから突出する上記連結ボルトの先端部に螺
    合されるナットとを備えてなり、 かつ上記連結ボルトは、上記頭部が上記フランジの孔部
    を挿通可能な寸法に形成されるとともに、上記頭部の基
    端部に外形寸法が当該頭部よりも小さな部分を有する係
    止部が形成され、上記ロックプレートは、その周縁部
    に、隣接する少なくとも2本の上記連結ボルトの係止部
    に嵌合する開口部が形成されるとともに、上記開口部の
    周縁部分が上記頭部と上記フランジとの間に介在自由に
    形成されていることを特徴とするフランジ継手。
  2. 【請求項2】 上記連結ボルトの係止部と、上記開口部
    の該係止部と嵌合する周縁部分とは、当該連結ボルトの
    回転が阻止されるように、直線部分を有する形状に形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載のフランジ
    継手。
  3. 【請求項3】 上記ロックプレートは、各々の上記係止
    部が嵌合する複数の上記開口部が形成され、かつ当該開
    口部は、各々上記頭部の外径よりも幅狭に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のフランジ
    継手。
  4. 【請求項4】 上記ロックプレートには、その外面から
    突出する凸部が形成されていることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかに記載のフランジ継手。
  5. 【請求項5】 上記ロックプレートには、その外面に指
    先を引っ掛けることが可能な穴が形成されていることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のフラン
    ジ継手。
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